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JP7240083B2 - サーボ弁制御装置 - Google Patents

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JP7240083B2
JP7240083B2 JP2017054167A JP2017054167A JP7240083B2 JP 7240083 B2 JP7240083 B2 JP 7240083B2 JP 2017054167 A JP2017054167 A JP 2017054167A JP 2017054167 A JP2017054167 A JP 2017054167A JP 7240083 B2 JP7240083 B2 JP 7240083B2
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Description

本発明は、サーボ弁制御装置に関する。
サーボ弁制御装置は、たとえば、アクチュエータへ作動油を供給するサーボ弁を制御して、アクチュエータを狙い通りに伸縮させる。他方、サーボ弁は、アクチュエータの伸側室と圧側室との各々に接続される制御ポートを備え、選択したポートへサーボ弁が指示する流量を供給するようになっている。
このようなサーボ弁は、制御ポートを切換える際に遮断したり、非常に流量が少なくなる状況となり、このような状況では弁体の位置に対する流量の特性が非線形の特性となってしまって、弁体位置の変化に対する流量変化が大きくなる。
したがって、単一のサーボ弁を利用したシステムでは、制御ポートが切換えられるアクチュエータの伸縮の切換わり時において、アクチュエータの伸縮加速度波形にスパイク状の大きな歪が生じるため、精度が求められる機器には不向きとなる。
この問題を解決するため、小流量の特性に優れる小容量サーボ弁と大流量の特性に優れる大容量サーボ弁の二つの流量特性の異なるサーボ弁を制御するサーボ弁制御装置が開発されている。このようなサーボ弁制御装置では、たとえば、目標流量が小容量サーボ弁で制御可能な範囲であれば小容量サーボ弁のみで流量制御を行い、目標流量が大容量サーボ弁で制御可能な範囲であれば大容量サーボ弁のみで流量制御を行うものがある(たとえば、特許文献1参照)。
また、他のサーボ弁制御装置では、大容量サーボ弁に制御ポートの切換時にオーバーラップして閉じきりとなるサーボ弁を利用し、目標流量が小容量サーボ弁で制御可能な範囲では大容量サーボ弁を閉じきって小容量サーボ弁で流量制御行うものがある(たとえば、特許文献2参照)。
特開平5-52202号公報 特開平9-291905号公報
このように、サーボ弁制御装置は、アクチュエータを高速で動作させたい場合には大容量サーボ弁を選択し、アクチュエータを高精度変位させたい場合には小容量サーボ弁を選択する。小容量サーボ弁における制御ポート切換時や小流量を通過させる場合の弁体の位置の変化に対する流量変化は、大容量サーボ弁のそれよりも小さいので、加速度波形における歪を小さく改善できるのであるが、いまだ歪は残ってしまう。
そこで、本発明は、アクチュエータの加速度波形の歪を抑制できるサーボ弁制御装置の提供を目的としている。
上記した目的を達成するため、本発明のサーボ弁制御装置は、同じ流量特性又は同じ容量を有する第一サーボ弁と第二サーボ弁とを制御するサーボ弁制御装置であって、流量が合成される第一サーボ弁と第二サーボ弁とが等しい流量を出力する制御指令に対し、第一オフセット値を加えた値に基づいて第一サーボ弁への第一指令値を求め、第二オフセット値を加えた値に基づいて第二サーボ弁へ与える第二指令値を求めて、第一サーボ弁と第二サーボ弁とを制御する。このようにサーボ弁制御装置が構成されると、第一サーボ弁と第二サーボ弁の合計流量を確保しつつも、アクチュエータの伸縮時における加速度波形における歪を抑制できる。
また、サーボ弁制御装置は、第一サーボ弁と前記第二サーボ弁を閉弁させないように前記第一指令値と前記第二指令値を求めるようにしてもよい。このようにサーボ弁制御装置が構成されると、第一サーボ弁と第二サーボ弁が非線形な特性となる状況に到らずに済むので、アクチュエータの伸縮時における加速度波形における歪を効果的に抑制できる。
さらに、サーボ弁制御装置は、第一指令値と第二指令値との両方が同時に0クロスしないように制御指令に対してオフセットしつつ、第一サーボ弁が閉弁する際に第二サーボ弁に第一サーボ弁が出力すべき流量を肩代わりさせて出力させるように第二指令値を求め、第二サーボ弁が閉弁する際に第一サーボ弁に第二サーボ弁が出力すべき流量を肩代わりさせて出力させるように第一指令値を求めるように構成されてもよい。このようにサーボ弁制御装置が構成されると、第一サーボ弁と第二サーボ弁の一方が非線形の特性となる状況になっても、合計流量に与える影響が軽微となって、合計流量を制御指令が指示する通りに確保しつつ、アクチュエータの伸縮時における加速度波形における歪を効果的に抑制できる。
また、サーボ弁制御装置は、目標指令をuとし、第一指令値をu1とし、第二指令値をu2とし、第一オフセット値をvos1とし、第二オフセット値をvos2とし、以下の式(1)を用いて前記第一指令値を求め、以下の式(2)を用いて前記第二指令値を求めてもよい。
Figure 0007240083000001
Figure 0007240083000002
このようにサーボ弁制御装置が構成されると、第一サーボ弁と第二サーボ弁の一方が非線形の特性となる状況になっても、合計流量に与える影響が軽微となって、合計流量を制御指令が指示する通りに確保しつつ、アクチュエータの伸縮時における加速度波形における歪を効果的に抑制できる。
さらに、サーボ弁制御装置は、目標指令をuとし、第一指令値をu1とし、第二指令値をu2とし、第一オフセット値をvos1とし、第二オフセット値をvos2とし、以下の式(3)を用いて前記第一指令値を求め、以下の式(4)を用いて前記第二指令値を求めてもよい。
Figure 0007240083000003
Figure 0007240083000004
このようにサーボ弁制御装置が構成されると、第一サーボ弁と第二サーボ弁の一方が非線形の特性となる状況になっても、合計流量に与える影響が軽微となって、合計流量を制御指令が指示する通りに確保しつつ、アクチュエータの伸縮時における加速度波形における歪を効果的に抑制できる。
そしてさらに、サーボ弁制御装置は、第一サーボ弁と第二サーボ弁とから流量の供給を受けて伸縮駆動するアクチュエータの変位、速度或いは加速度の一つをフィードバックして、制御指令を求めるようにしてもよい。このようにサーボ弁制御装置が構成されると、第一オフセット値と第二オフセット値の数値を実機の第一サーボ弁と第二サーボ弁毎に高精度にチューニングせずとも、アクチュエータの出力が目標出力に追従するようになる。よって、チューニング作業が容易となるとともに、アクチュエータを狙い通りに制御可能となる。
本発明のサーボ弁制御装置によれば、アクチュエータの加速度波形の歪を抑制できる。
一実施の形態における制御装置における制御ブロック図である。 一実施の形態における制御装置が適用されるアクチュエータの構成図である。 制御指令を示した図である。 制御指令に対する第一指令値および第二指令値を示した図である。 第一指令値および第二指令値を求めるための関数F(x)の一例を示した図である。 第一指令値および第二指令値を求めるための関数F(x)の他例を示した図である。
以下、図に示した実施の形態に基づき、本発明を説明する。図1および図2に示すように、一実施の形態におけるサーボ弁制御装置1は、第一サーボ弁2および第二サーボ弁3を制御してアクチュエータAへ供給する流量を調節し、アクチュエータAを伸縮制御する。
サーボ弁制御装置1は、図1に示すように、アクチュエータAに対する目標変位XとアクチュエータAの出力としてのストロークの変位Xとの偏差eから第一サーボ弁2および第二サーボ弁3へ与える第一指令値u1および第二指令値u2を求め、アクチュエータAを目標変位X通りに伸縮させるよう制御する。
他方、サーボ弁制御装置1によって制御されるアクチュエータAは、図2に示すように、シリンダ11と、シリンダ11内に移動自在に挿入されるとともにシリンダ11内を伸側室R1と圧側室R2とに区画するピストン12と、シリンダ11内に移動自在に挿入されるとともにピストン12に連結されるピストンロッド13と、ポンプ14と、タンク15と、伸側室R1と圧側室R2をポンプ14とタンク15に通じて、伸側室R1と圧側室R2とへ選択的にサーボ弁制御装置1が指示する流量の圧油を供給する第一サーボ弁2および第二サーボ弁3とを備えており、直動型のシリンダ装置として構成されている。なお、伸側室R1と圧側室R2およびタンク15には、本例では、作動流体として作動油が充填されている。
第一サーボ弁2および第二サーボ弁3は、本例では、構造も流量特性も同一の同容量の4ポート3位置のサーボ弁であって、供給ポートpがポンプ14に、排出ポートtがタンク15に、制御ポートaがアクチュエータAの伸側室R1に、制御ポートbがアクチュエータAの圧側室R2にそれぞれ連通されている。そして、第一サーボ弁2および第二サーボ弁3は、伸側室R1をポンプ14へ連通するとともに圧側室R2をタンク15へ連通する伸側供給ポジションと、伸側室R1をタンク15へ連通するとともに圧側室R2をポンプ14へ連通する圧側供給ポジションと、伸側室R1と圧側室R2をポンプ14とタンク15の双方への連通を阻止する遮断ポジションとを備えソレノイドで切換駆動する電磁弁とされている。また、第一サーボ弁2および第二サーボ弁3は、伸側供給ポジションと圧側供給ポジションとのそれぞれで通過流量の調整が可能とされている。よって、第一サーボ弁2および第二サーボ弁3を通過した流量は、合成されてアクチュエータAに供給され、その合成された流量を第一サーボ弁2および第二サーボ弁3によって調節できるようになっている。
そして、第一サーボ弁2および第二サーボ弁3は、ソレノイドに与えられる電流量に応じて、伸側供給ポジション、圧側供給ポジションおよび遮断ポジションに切換わる。具体的には、第一サーボ弁2および第二サーボ弁3は、非通電時、つまり、供給電流が0の場合に遮断ポジションを採り、供給電流が順方向で与えられる場合に伸側供給ポジションを採り、供給電流が逆方向で与えられる場合に圧側供給ポジションを採る。よって、サーボ弁制御装置1が求める第一指令値u1および第二指令値u2が指示する電流が供給されると、電流に応じて前述の各ポジションに切換わる。また、ポンプ14は、本例では、サーボ弁制御装置1によって、一定回転数で駆動されており、第一サーボ弁2および第二サーボ弁3による圧油を供給する室の選択と流量調整により、アクチュエータAのストロークの変位が制御される。
本例では、サーボ弁制御装置1は、本例では、振動試験機に適用されて、図外の試験体に予め決められた振幅で加振するために、アクチュエータAのストロークにおける変位XをフィードバックしてアクチュエータAを制御する。このように、本例では、アクチュエータAの変位Xをフィードバックして制御するので、目標指令を目標変位Xとし、アクチュエータAの出力をストローク変位Xとしている。
本例のサーボ弁制御装置1は、変位Xをフィードバックするので、アクチュエータAのストローク変位Xを検知する変位検知部5と制御部6を備えている。変位検知部5は、本例ではストロークセンサとされていて、アクチュエータAに内蔵されている。なお、変位検知部5には、磁歪式等、種々のストロークセンサを利用できる。変位検知部5は、検知したアクチュエータAのストローク変位Xを制御部6へ入力する。
制御部6は、図示しない上位の装置から繰り返し入力される目標変位Xと変位Xとに基づいて、第一サーボ弁2および第二サーボ弁3を駆動するための第一指令値u1および第二指令値u2を生成する。具体的には、制御部6は、図1に示すように、目標変位Xとストローク変位Xとの偏差eを求める偏差演算部61と、偏差演算部61が求めた偏差eをPID補償して制御指令uを求める補償部62と、制御指令から第一指令値u1および第二指令値u2とを求める指令値演算部63と、第一指令値u1を受けて第一サーボ弁2を駆動する第一サーボ弁駆動部64と、第二指令値u2を受けて第二サーボ弁3を駆動する第二サーボ弁駆動部65とを備えている。
偏差演算部61は、目標変位Xと変位Xとの偏差eを求めて補償部62へ入力する。補償部62は、本例では偏差eを比例積分微分補償して制御指令uを求めて指令値演算部63に入力する。つまり、補償部62は、PID補償するPID補償器とされているが、PI補償器とされてもよい。このように、制御部6は、変位Xをフィードバックして、アクチュエータAを制御するようになっている。
第一指令値u1および第二指令値u2は、制御指令uをオフセットして求める指令であって、第一サーボ弁2および第二サーボ弁3へ与える電流を指示する指令である。また、第一サーボ弁2および第二サーボ弁3の流量とアクチュエータAの伸縮方向を指示する指令となる。
なお、第一指令値u1および第二指令値u2が0の場合には、第一サーボ弁駆動部64と第二サーボ弁駆動部65は、それぞれ、第一サーボ弁2および第二サーボ弁3を遮断ポジションとする。また、第一指令値u1および第二指令値u2が正の値の場合、第一サーボ弁駆動部64と第二サーボ弁駆動部65は、それぞれ、第一サーボ弁2および第二サーボ弁3を伸側供給ポジションとする。また、第一指令値u1および第二指令値u2が負の値の場合、第一サーボ弁駆動部64と第二サーボ弁駆動部65は、それぞれ、第一サーボ弁2および第二サーボ弁3を圧側供給ポジションとする。また、第一指令値u1と第二指令値u2の符号を除いた数値の大きさは、第一サーボ弁2および第二サーボ弁3の流量を指示しており、第一指令値u1と第二指令値u2の前記数値が大きければ大きい程、第一サーボ弁駆動部64と第二サーボ弁駆動部65は、第一サーボ弁2および第二サーボ弁3の流量を大きくする。
戻って、第一サーボ弁2および第二サーボ弁3は、同じ流量特性を備えているので、補償部62は、第一サーボ弁2および第二サーボ弁3の各々へ等しい流量をアクチュエータAの伸側室R1と圧側室R2のうち選択される室へ供給する制御指令uを生成する。よって、第一指令値u1と第二指令値u2の代わりに、制御指令uをそのままそれぞれ第一サーボ弁駆動部64と第二サーボ弁駆動部65へ入力して第一サーボ弁2と第二サーボ弁3を駆動すると、第一サーボ弁2と第二サーボ弁3は、等しい流量を選択される室へ供給する。つまり、制御指令uは、アクチュエータAの変位Xを目標変位Xとするのに必要な流量の1/2をそれぞれ第一サーボ弁2と第二サーボ弁3へ指示する指令となっている。このように制御指令uを生成すれば、第一サーボ弁2と第二サーボ弁3の合計流量は、アクチュエータAの変位Xを目標変位Xとするのに必要な流量に一致する。
たとえば、図3に示すように、制御指令uが0を中心として振幅する指令(図3中の実線)である場合、この制御指令uを直接に第一サーボ弁2および第二サーボ弁3へ与えて駆動すると、第一サーボ弁2および第二サーボ弁3は、遮断ポジションを跨いで伸側供給ポジションと圧側供給ポジションとを行き来するように切換わる。第一サーボ弁2および第二サーボ弁3は、制御指令uが指示する流量を等しく出力するから、合計流量は、制御指令uが指示する流量の2倍となる。したがって、第一サーボ弁2および第二サーボ弁3の合計流量に相当する制御指令としては、図3中の破線で示す波形となる。制御指令uは、0を跨いで振幅するので、このまま、第一サーボ弁2および第二サーボ弁3へ与えると遮断ポジションを採らざるを得ない。
そこで、指令値演算部63は、制御指令uに第一オフセット値vos1を加算して第一指令値u1と求め、制御指令uに第二オフセット値vos2を加算して第二指令値u2と求める。そして、指令値演算部63は、求めた第一指令値u1を第一サーボ弁駆動部64へ入力し、第二指令値u2を第二サーボ弁駆動部66へ入力する。本例では、第一指令値u1と第二指令値u2とが0を跨がないように第一オフセット値vos1を正の値に、第二オフセット値vos2を負の値に設定してある。具体的には、第一オフセット値vos1と第二オフセット値vos2は、数値を同じにして符号のみ異なる値(絶対値は同じ値)に設定されていて、その数値は制御指令uの最大振幅の1/2より大きな値に設定されている。よって、図4に示すように、実線で示した制御指令uに対して、第一指令値u1は破線で示すように図4中上方の正方向へ第一オフセット値vos1だけ0クロスしないようにオフセットされる。また、実線で示した制御指令uに対して、第二指令値u2は一点鎖線で示すように図4中下方の負方向へ第二オフセット値vos2だけ0クロスしないようにオフセットされる。このように第一指令値u1を求めて第一サーボ弁2へ与え、第二指令値u2を求めて第二サーボ弁3へ与えると、第一サーボ弁2も第二サーボ弁3も遮断ポジションを採らず、アクチュエータAへ供給される合計流量は、制御指令uが指示する流量の2倍の流量に等しくなる。よって、合計流量は、第一サーボ弁2と第二サーボ弁3へ直接に制御指令uを与えた場合に等しくなるものの、第一サーボ弁2と第二サーボ弁3は遮断ポジションを採らず、流量が非常に少なくなるような流量が非線形な特性となる状況に到らずに済む。このように、本発明のサーボ弁制御装置1によれば、第一サーボ弁2と第二サーボ弁3の合計流量を制御指令uが指示する通りに確保しつつも、第一サーボ弁2も第二サーボ弁3も流量特性が非線形な特性とならない。よって、本発明のサーボ弁制御装置1によれば、アクチュエータAの伸縮時における加速度波形における歪を効果的に抑制できる。
また、第一サーボ弁2と第二サーボ弁3同じ容量のサーボ弁を利用できるので、小容量と大容量のサーボ弁を利用する場合に比較して、大流量の上限を大きくでき、小流量から大流量までの流量調整幅が従来のものに比較して大きくなる。よって、本発明のサーボ弁制御装置1によれば、第一サーボ弁2と第二サーボ弁3を効率よく利用でき、アクチュエータAの伸縮変位を高精度に制御したい場合だけでなく、より高応答の制御が可能となる。なお、本発明のサーボ弁制御装置1は、第一サーボ弁2と第二サーボ弁3が異なる容量のサーボ弁であってもアクチュエータAの伸縮時における加速度波形における歪を抑制できる効果を発揮できる。
なお、第一サーボ弁2と第二サーボ弁3の合計流量を制御指令uが指示する2倍の流量となるようにでき、第一指令値u1と第二指令値u2が0クロスしないように制御指令uからオフセットできればよい。この条件を満たすように第一オフセット値vos1と第二オフセット値vos2の数値を設定すればよいので、第一オフセット値vos1と第二オフセット値vos2の数値は、必ずしも同一でなくとも良い。
また、本例のサーボ弁制御装置1は、アクチュエータAの変位Xをフィードバックして制御しているので、第一オフセット値vos1と第二オフセット値vos2の数値を実機の第一サーボ弁2と第二サーボ弁3毎に高精度にチューニングせずとも、アクチュエータAの出力である変位Xが目標である目標変位Xに追従するようになる。よって、チューニング作業が容易となるとともに、アクチュエータAを狙い通りに制御可能となる。なお、アクチュエータAのストロークにおける加速度或いは速度をフィードバックしてもよく、その場合には、目標指令をフィードバックする状態量に対応させて目標加速度或いは目標速度とすればよい。
理想的には、前述したように、第一サーボ弁2と第二サーボ弁3における流量が非線形な特性となる状況とならないように、第一指令値u1と第二指令値u2を得ればよい。しかしながら、制御指令uの振幅が大きくなると、第一指令値u1と第二指令値u2が0クロスしないように設定すると、第一指令値u1と第二指令値u2が第一サーボ弁2と第二サーボ弁3の最大流量を超える流量を指示する指令となる場合がある。つまり、制御指令uの振幅が大きくなると、第一指令値u1と第二指令値u2を0クロスさせざるを得ず、第一サーボ弁2と第二サーボ弁3の流量が非線形の特性とならないようにできない場合がある。
そこで、第一指令値u1と第二指令値u2のいずれか一方が0クロスして対応する第一サーボ弁2と第二サーボ弁3の一方の流量特性が非線形になってしまうような状況となる場合、第一サーボ弁2と第二サーボ弁3のその一方の流量を他方に肩代わりさせて出力させるようにする。また、第一指令値u1と第二指令値u2については、両方が同時に0クロスしないように制御指令uに対してオフセットする。
たとえば、第一サーボ弁2の流量が非線形の特性になる場合、第一サーボ弁2の流量を非常に小さくするようにし、第一サーボ弁2の流量を小さくした分を非線形特性の状況にない第二サーボ弁3の流量で補填する。第二サーボ弁3の流量が非線形の特性になる場合、逆に、第二サーボ弁3の流量を非常に小さくするようにし、第二サーボ弁3の流量を小さくした分を非線形特性の状況にない第一サーボ弁2の流量で補填する。このように、第一指令値u1と第二指令値u2を制御指令uに対してオフセットしつつ、第一サーボ弁2と第二サーボ弁3のうち一方が非線形特性となる場合、非線形特性の状況にない他方で流量を肩代わりするように第一指令値u1と第二指令値u2を生成する。
具体的には、第一指令値u1と第二指令値u2の一方が0クロスする際に、その一方の値を非常に小さくし、一方の値を小さくした分を他方の値に転嫁すればよい。そこで、先程では、制御指令uを第一オフセット値vos1でオフセットして得た値をそのまま第一指令値u1とし、制御指令uを第二オフセット値vos2でオフセットして得た値をそのまま第二指令値u2としていたが、制御指令uを第一オフセット値vos1でオフセットして得た値を暫定第一指令値u1’とし、制御指令uを第二オフセット値vos2でオフセットして得た値を暫定第二指令値u2’とする。
暫定第二指令値u2’が0クロスする場合、暫定第二指令値u2’が0クロスする前後で、暫定第二指令値u2’を0或いは0近傍の値となるように小さくするように補正する。補正によって第二サーボ弁3の流量が少なくなる分を第一サーボ弁2で負担するため、暫定第一指令値u1’と、暫定第二指令値u2’から補正後の暫定第二指令値u2”を差し引きした差分とを加えた値を第一指令値u1とする。
他方、暫定第一指令値u1’が0クロスする場合、暫定第一指令値u1’が0クロスする前後で、暫定第一指令値u1’を0或いは0近傍の値となるように小さくするように補正する。補正によって第一サーボ弁2の流量が少なくなる分を第二サーボ弁3で負担するため、暫定第二指令値u2’と、暫定第一指令値u1’から補正後の暫定第一指令値u1”を差し引きした差分とを加えた値を第二指令値u2とする。
ここで、暫定第一指令値u1’と暫定第二指令値u2’の補正の演算について、本例では、シグモイド関数を利用するようにしている。シグモイド関数は、y=1/{1+exp(-x)}で表現され、パラメータのxが∞になると1に収束し、パラメータのxが-∞になると0に収束する。このシグモイド関数を利用し、F(x)=2/{1+exp(-x)}-1という関数を考えると、図5に示すように、パラメータのxが値0を採るとF(0)=0となり、xが-∞になるとF(-∞)=-1に、xが∞になるとF(∞)=1にそれぞれ収束する。
この関数F(x)のパラメータxに制御指令uに第一オフセット値vos1を加算した値、つまり、u+vos1を代入することを考える。u+vos1の値は、前述の暫定第一指令値u1’に他ならない。関数F(u+vos1)は、パラメータのu+vos1が値0を採るとF(0)=0となり、u+vos1が-∞になるとF(-∞)=-1に、u+vos1が∞になるとF(∞)=1にそれぞれ収束する。よって、関数F(u+vos1)の絶対値|F(u+vos1)|は、暫定第一指令値u1’が0近傍の値を採ると、0に急激に近づく関数となる。よって、この絶対値|F(u+vos1)|をゲインとして考え、暫定第一指令値u1’に絶対値|F(u+vos1)|を乗じれば、暫定第一指令値u1’が0近傍の値を採ると暫定第一指令値u1’を非常に小さくする補正を実行できる。
この関数F(x)のパラメータxに制御指令uに第二オフセット値vos2を加算した値を代入し、同様に、暫定第二指令値u2’に絶対値|F(u+vos2)|を乗じれば、暫定第二指令値u2’が0近傍の値を採ると暫定第二指令値u2’を非常に小さくする前述の補正を実行できる。
前述したように、暫定第二指令値u2’を補正して小さくした分を第一指令値u1で補填する必要があるから、先程の関数を利用して、第一指令値u1は、以下の式(5)を演算すればよい。
Figure 0007240083000005
また、暫定第一指令値u1’を補正して小さくした分を第二指令値u2で補填する必要があるから、先程の関数を利用して、第二指令値u2は、以下の式(6)を演算すればよい。
Figure 0007240083000006
このように、式(5)、式(6)を用いて第一指令値u1と第二指令値u2を求めるようにすれば、第一サーボ弁2および第二サーボ弁3の一方の流量特性が非線形特性となる状況なると、その弁の流量をごく少量或いは0として、代わりに流量特性がリニアな特性となる状況の第一サーボ弁2および第二サーボ弁3の他方で一方の弁の流量を肩代わりできる。すると、第一サーボ弁2と第二サーボ弁3の一方が非線形の特性となる状況になっても、合計流量に与える影響が軽微となる。
よって、このように第一サーボ弁2と第二サーボ弁3の一方が非線形の特性となる状況になっても、本例のサーボ弁制御装置1によれば、第一サーボ弁2と第二サーボ弁3の合計流量を制御指令uが指示する通りに確保しつつ、アクチュエータAの伸縮時における加速度波形における歪を効果的に抑制できる。
また、暫定第一指令値u1’および暫定第二指令値u2’に乗じるゲインを得るための関数F(x)は、以下の式(7)としてもよい。
Figure 0007240083000007
式(7)に示した関数F(x)は、図6中の実線で示すように、xの値が変化すると、原点を通り-1から1へ値を変化させる。そして、係数αを大きくすればするほど、図6中破線で示すように、xの変化に対して-1から0への変化率、0から1への変化率が大きくなる。また、定数βを大きくすると、図6中の一点鎖線で示すように関数F(x)が0の値を採る幅を調整できる。定数βの調整でこの式(7)の値の絶対値が0となる幅を設定でき、係数αを非常に大きくすれば、図7に示したような値の変化を見せる。
よって、この式(7)に示した関数F(x)のパラメータに前述のようにu+vos1とu+vos2を代入した値の絶対値をゲインとして、それぞれ暫定第一指令値u1’と暫定第二指令値u2’へ乗じる。すると、前述と同様に、暫定第一指令値u1’が0近傍の値を採ると暫定第一指令値u1’を非常に小さくする補正と、暫定第二指令値u2’が0近傍の値を採ると暫定第二指令値u2’を非常に小さくする補正とを実行でき、暫定第一指令値u1’と暫定第二指令値u2’に不感帯域を設けるような効果が得られる。
式(7)を利用する場合、前述したように、暫定第二指令値u2’を補正して小さくした分を第一指令値u1で補填する必要があるから、先程の関数を利用して、第一指令値u1は、以下の式(8)を演算すればよい。
Figure 0007240083000008
また、式(7)を利用する場合、暫定第一指令値u1’を補正して小さくした分を第二指令値u2で補填する必要があるから、先程の関数を利用して、第二指令値u2は、以下の式(9)を演算すればよい。
Figure 0007240083000009
このように、式(8)、式(9)を用いて第一サーボ弁2および第二サーボ弁3の一方の流量特性が非線形特性となる状況なると、第一サーボその弁の流量をごく少量或いは0として、代わりに流量特性がリニアな特性となる状況の第一サーボ弁2および第二サーボ弁3の他方で一方の弁の流量を肩代わりできる。
すると、第一サーボ弁2と第二サーボ弁3の一方が非線形の特性となる状況になっても、合計流量に与える影響が軽微となる。
よって、このように第一サーボ弁2と第二サーボ弁3の一方が非線形の特性となる状況になっても、本例のサーボ弁制御装置1によれば、第一サーボ弁2と第二サーボ弁3の合計流量を制御指令uが指示する通りに確保しつつ、アクチュエータAの伸縮時における加速度波形における歪を効果的に抑制できる。
また、式(8)、式(9)を用いて第一指令値u1と第二指令値u2を求めるようにすれば、定数βの設定で第一指令値u1と第二指令値u2に任意に不感帯域を設定でき、係数αの設定で暫定第一指令値u1’と暫定第二指令値u2’に対する補正後の暫定第一指令値u1’と暫定第二指令値u2’の変化量を設定できる。さらに、係数αを大きくするとシステムの応答が速くなり制御性が向上し、係数αを小さくすれば前述の変化量が小さくなるのでシステムが安定化する。よって、係数αの設定によって、システムの制御性と安定性のチューニングが可能となる。なお、係数αを大きくすると第一指令値u1或いは第二指令値u2が急峻に変化するため、アクチュエータAが発揮する推力が急変により振動が発生する場合がある。このような場合には、アクチュエータAの加速度をフィードバックするようにすれば、このようなアクチュエータAの振動の発生を抑制できる。なお、加速度をフィードバックする際に、ネガティブフィードバックするとサーボ弁2,3の周波数特性において指令値の位相が90度以上遅れてしまい、制御が発散する場合があるので、その場合には、ポジティブフィードバックとして対応すればよい。
以上、本発明の好ましい実施の形態を詳細に説明したが、特許請求の範囲から逸脱しない限り、改造、変形、及び変更が可能である。
1・・・サーボ弁制御装置、2・・・第一サーボ弁、3・・・第二サーボ弁、A・・・アクチュエータ

Claims (5)

  1. 同じ流量特性又は同じ容量を有する第一サーボ弁と第二サーボ弁とを制御するサーボ弁制御装置であって、
    流量が合成される前記第一サーボ弁と前記第二サーボ弁とが等しい流量を出力する制御指令に対し、第一オフセット値を加えた値に基づいて前記第一サーボ弁を閉弁させないように前記第一サーボ弁への第一指令値を求め、第二オフセット値を加えた値に基づいて前記第二サーボ弁を閉弁させないように前記第二サーボ弁へ与える第二指令値を求めて、前記第一サーボ弁と前記第二サーボ弁とを制御する
    ことを特徴とするサーボ弁制御装置。
  2. 同じ流量特性又は同じ容量を有する第一サーボ弁と第二サーボ弁とを制御するサーボ弁制御装置であって、
    流量が合成される前記第一サーボ弁と前記第二サーボ弁とが等しい流量を出力する制御指令に対し、第一オフセット値を加えた値に基づいて前記第一サーボ弁への第一指令値を求め、第二オフセット値を加えた値に基づいて前記第二サーボ弁へ与える第二指令値を求め
    前記第一指令値と前記第二指令値との両方が同時に0クロスしないように前記制御指令に対してオフセットしつつ、
    前記第一サーボ弁が閉弁する際に前記第二サーボ弁に前記第一サーボ弁が出力すべき流量を肩代わりさせて出力させるように前記第二指令値を求め、
    前記第二サーボ弁が閉弁する際に前記第一サーボ弁に前記第二サーボ弁が出力すべき流量を肩代わりさせて出力させるように前記第一指令値を求めて、
    前記第一サーボ弁と前記第二サーボ弁とを制御する
    ことを特徴とするサーボ弁制御装置。
  3. 前記目標指令をuとし、前記第一指令値をu1とし、前記第二指令値をu2とし、前記第一オフセット値をvos1とし、前記第二オフセット値をvos2とし、以下の式(10)を用いて前記第一指令値を求め、以下の式(11)を用いて前記第二指令値を求める
    ことを特徴とする請求項2に記載のサーボ弁制御装置。
    Figure 0007240083000010
    Figure 0007240083000011
  4. 前記目標指令をuとし、前記第一指令値をu1とし、前記第二指令値をu2とし、前記第一オフセット値をvos1とし、前記第二オフセット値をvos2とし、以下の式(12)を用いて前記第一指令値を求め、以下の式(13)を用いて前記第二指令値を求める
    ことを特徴とする請求項2に記載のサーボ弁制御装置。
    Figure 0007240083000012
    Figure 0007240083000013
  5. 前記第一サーボ弁と前記第二サーボ弁とから流量の供給を受けて伸縮駆動するアクチュエータの変位、速度或いは加速度の一つをフィードバックして、前記制御指令を求める
    ことを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載のサーボ弁制御装置。
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