JP7233021B2 - 解凍保冷庫 - Google Patents
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Description
この種の解凍保冷庫では、本体内の解凍庫の左右に、本体の左右の第1・第2側壁のほぼ全面にわたって第1ダクトと第2ダクトとがそれぞれ設けられており、解凍庫の天井側に、第1・第2ダクトの上端どうしを連通接続する天井ダクトが設けられている。第1ダクトは、本体の一方の第1側壁と、多数の吸気孔が全面的に設けられて解凍庫に臨む第1内側壁との間に形成されており、第1ダクトの内部が、中央に開口を有する中仕切りによって、内側の第1吸気路と、天井ダクトに通じる外側の第2吸気路とに仕切られている。
そこで、本発明の目的は、従来技術が有する問題を解消し、庫内スペースを効率よく活用できる解凍保冷庫を提供することにある。
この発明によれば、十分な風量と庫内スペースの確保を両立できる。
この発明によれば、冷却ユニットと循環ユニットと解凍庫とを本体の内部に横並びに備えたため、ダクトの距離が短くなり十分な風量を確保できると共に、庫内スペースを有効に活用できる。
この発明によれば、解凍庫内の空気が循環ユニットの下部から吸い込まれ、循環ユニットの上部から吐き出されるため、解凍庫内を効率よく温調できる。
この発明によれば、冷却ユニット内のレイアウトが好適となり、冷却ユニットを縦長のボックスにすることができる。
この発明によれば、循環ユニットの下部から吸い込まれた空気が冷却ユニットの蒸発器ボックス内の蒸発器に至るまでの到達距離を短くすることができ、十分な風量を確保でき、庫内スペースを有効に活用できる。
この発明によれば、第2仕切り板より下部の室を通った空気が、上部の室内に至りここで整流されてファンの吸い込み部に吸い込まれるため、十分な風量を確保でき、庫内スペースを有効に活用できる。
第1仕切り板21の下部の空間は空気が流通するダクト23となっている。ダクト23の壁面のうち、解凍保冷室2に対向する壁面23Aと解凍保冷室2の前扉4に対向する壁面23Bには吸い込みグリル24が設けられている。ダクト23は、第1仕切り板21の近傍に設けられた第1循環開口26を介して蒸発器ボックス13の室13A内に連通している。
蒸発器14は、下部室40に配置されている。
第2仕切り板31には第2循環開口32が形成され、第2循環開口32を介して下部室40と上部室41とが連通する。蒸発器14は、解凍前の冷凍品や解凍後の食材を保冷するために、ダクト23を介して送られる解凍保冷室2の空気を解凍に適した温度とすると共に、解凍保冷室2の空気を冷却する機能も有している。
蒸発器14は除霜の必要があり、蒸発器14の下側にはドレンパン33が配置される。ドレンパン33にはドレンホース34が接続され、ドレンホース34は解凍保冷庫1の底板を貫通し外部に導出されている。
ファン35の吐き出し部35Bは、循環ユニット5の壁面に形成された吐き出し開口37を通じて解凍保冷室2に連通する。ファン35は、蒸発器ボックス13を経た空気を解凍保冷室2に循環する。
吸い込みグリル24からダクト23に至り、第1循環開口26から蒸発器ボックス13の下部室40に至り、下部室40から第2循環開口32を経て上部室41に至り、ファン35を経て解凍保冷室2に循環する経路が、解凍保冷室2から解凍保冷室2までの循環経路50である。循環経路50は板金製の板材を繋ぎ合わせてダクト形式により形成されている。
図4において、矢印Yは、空気の循環する様子を示す。空気の循環はファン35の運転により開始される。解凍保冷室2の棚3の上には解凍前の冷凍品や解凍後の食材などが載置される。圧縮機11が運転され、ファン35が運転されると、蒸発器14により温調された空気が、ファン35から解凍保冷室2の上部に向けてほぼ水平に吹き出される。この温調された空気により棚3の上に載置された解凍前の冷凍品が解凍され、あるいは解凍後の食材であれば保冷される。
そのため、従来の解凍保冷庫のように、本体内の解凍庫の左右に第1ダクトと第2ダクトとをそれぞれ設ける必要がなく、解凍保冷室2の収納スペースを広くできる。したがって、庫内スペースを効率よく活用できる。ファン35が冷却ユニット10の蒸発器14に近い位置に配置されるため、長いダクトを用いて解凍庫に空気を循環させるものに比べて、十分な風量を確保できる。
そのため、解凍保冷室2内の空気の循環が循環ユニット5の下部から吸い込まれ、循環ユニット5の上部から吐き出される循環となるため、解凍保冷室2内を効率よく温調できる。
そのため、冷却ユニット10内のレイアウトが好適となり、冷却ユニット10を縦長のコンパクトなボックスにすることができる。
そのため、循環ユニット5の下部から吸い込まれた空気が冷却ユニット10の蒸発器ボックス13内の蒸発器14に至るまでの到達距離を短くすることができ、十分な風量を確保することができ、庫内スペースを有効に活用できる。
そのため、第2仕切り板31より下部の下部室40を通った空気が、上部の上部室41内に至りここで整流されてファン35の吸い込み部35Bに吸い込まれるため、十分な風量を確保することができ、庫内スペースを有効に活用できる。
本発明の解凍保冷庫はこの構成を備えることにより、解凍保冷庫の内部に風を循環させるための風の流れを規定(制限)する、あるいは風路を誘導するために必要な部材であるダクトを壁部の吸入口が形成された一部と第1仕切り板とで形成することができる。解凍保冷庫2には、ダクトをこの1箇所のみ設置するだけで解凍および/または保冷のために必要な空気循環の風路を形成させることができるため、庫内スペースを広く確保することができる。
ただし、任意の一面を本実施形態の上面または下面にした場合、任意の一面、対向面、他の面、対向面の順に流れる風路が形成されればよいが、本実施形態で用いた棚3の配置では棚3や棚3に載置される物品が風路を遮断する場合もあるため、この場合は風路を確保できる構成にする必要がある。
したがって、一般的に多く用いられている、棚面が水平のものへの応用としては、第1の面を側面とする構成が適しているといえる。
この構成を有することにより、解凍保冷室内を循環する空気が循環し終えてから冷却ユニットを経て再度循環し始めるまでの風路を短く設定することができるため、解凍保冷庫1を小型化することができる。
本発明の解凍保冷庫はこの構成を備えることにより、ファンと仕切り板とダクトとを一方向に並べて配置することができ、ファンの幅(厚み)の分をダクトのスペースとして活用できるため、簡単な構成で解凍保冷庫の省スペース化を実現することができる。
2 解凍保冷室
3 棚
4 前扉
5 循環ユニット
10 冷却ユニット
11 圧縮機
12 凝縮器
13 蒸発器ボックス
14 蒸発器
21 第1仕切り板
23 ダクト
24 吸い込みグリル
31 第2仕切り板
35 ファン
35A 吸い込み部
35B 吐き出し部
Claims (8)
- 冷却ユニットと循環ユニットと解凍保冷室と前扉とを備え、
前記冷却ユニットは冷凍サイクルを構成する圧縮機と凝縮器とを備えると共に、蒸発器を有する蒸発器ボックスを備え、
前記循環ユニットは前記解凍保冷室の空気を前記蒸発器ボックス内に循環するダクトを備えると共に、前記蒸発器ボックスを経た空気を前記解凍保冷室に送風するためのファンを備え、
前記解凍保冷室は、前記前扉を閉じた状態において、直方体に囲まれた内部空間を形成し、
前記ダクトは、前記解凍保冷室の内部空間に面する内部空間側壁面と、前記解凍保冷室の前扉と対向する前壁面と、前記解凍保冷室の底面と対向する底部と、を備え、
前記底部は、前記解凍保冷室の底面付近に設けられ、
前記ファンが前記冷却ユニットにて熱交換された空気を前記解凍保冷室へ送風するための吐き出し部と前記ダクトの内部空間側壁面とが設けられた一側壁面が、前記解凍保冷室の内部空間を挟んで前記解凍保冷室の他側壁面と対向して設けられ、
前記ダクトと前記解凍保冷室の底面との間には空隙が設けられ、
前記ダクトは、前記内部空間側壁面および前記底部より前記解凍保冷室の空気を流入可能であることを特徴とする解凍保冷庫。 - 前記ダクトはさらに、前記前壁面より前記解凍保冷室の空気を流入可能であることを特徴とする請求項1に記載の解凍保冷庫。
- 前記解凍保冷室には棚が配置され、前記棚の棚面は前記解凍保冷室の底面に対して水平であることを特徴とする請求項1又は2に記載の解凍保冷庫。
- 前記冷却ユニットと前記循環ユニットと前記解凍保冷室とを本体の内部に横並びに一体に備えたことを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の解凍保冷庫。
- 前記循環ユニット内を第1仕切り板により上下に仕切り、前記ダクトを前記第1仕切り板の下部の空間に配置し、前記ファンを前記第1仕切り板の上部の空間に配置したことを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の解凍保冷庫。
- 前記冷却ユニットの上部に前記蒸発器ボックスを配置したことを特徴とする請求項1乃至5の何れかに記載の解凍保冷庫。
- 前記蒸発器ボックス内を第2仕切り板により上下に仕切り、前記蒸発器を前記第2仕切り板により仕切られた下部室に配置したことを特徴とする請求項1乃至6の何れかに記載の解凍保冷庫。
- 前記ファンの吸い込み部を前記第2仕切り板により仕切られた上部室に臨ませたことを特徴とする請求項7に記載の解凍保冷庫。
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