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JP7227841B2 - 防水コネクタ - Google Patents

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JP7227841B2
JP7227841B2 JP2019086914A JP2019086914A JP7227841B2 JP 7227841 B2 JP7227841 B2 JP 7227841B2 JP 2019086914 A JP2019086914 A JP 2019086914A JP 2019086914 A JP2019086914 A JP 2019086914A JP 7227841 B2 JP7227841 B2 JP 7227841B2
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Description

本発明は、配線・配管材を接続するための、防水性を備えた防水コネクタに関するものである。
例えば、ケーブルグランド、ケーブルクランプ、ケーブルブッシング、防水グロメット又はボックスコネクタ等の通称で、ケーブルを差込む孔部からの水分の浸入を防止しながらケーブルを固定する防水コネクタが知られている。一般的に、このような防水コネクタは、軸方向に沿って一端側から他端側にケーブルを挿通させる挿通口を有し、ナット、本体及びナットと本体の間に介装される所定のパッキンを備えている。このような防水コネクタは、本体にナットを締め付けることで、ケーブルの外形に沿うようにパッキンを圧縮し弾性変形させることによりケーブルの外面にパッキンの内周面を密着させて、防水機能を果たす構成を備えている。
具体的には、特許文献1に開示される「防水グロメット」と称される防水コネクタを挙げることができる。例えば、図1乃至図4に示されるように、当該防水グロメットは、内面に螺設した雌ねじ部を有するケーブル締め付け用ナットと、外面に雄ねじ部を設けたグロメット本体と、を備え、ケーブル締め付け用ナットとグロメット本体との間に、グロメット本体の先端側に設けられた縮径部(緊縮部)の内側に内装されるゴムパッキンを介装する構成を備えている。
特開2001-268767号公報
しかしながら、特許文献1に記載の防水グロメットでは、ケーブルの外周面に沿って、ゴムパッキンの内周面との隙間を通過する水分の浸入を防止するものの、縮径部又はグロメット本体の内面に沿って、ゴムパッキンとの微小な隙間を通過する水分の浸入に対しては、対策余地が残されているという問題があった。
特許文献1に記載の防水グロメットの他、一般的な従来構成の防水コネクタとして、パッキンと、外装したパッキンを緊縮するように締め付け可能な緊縮部と、を有する所定の防水部を、本体とナット体との間に介装するものを挙げることができる。このような防水コネクタは、本体にナットを締め付け、防水部のパッキンを弾性変形させることによって防水機能を果たす。従来構成の防水コネクタでは、緊縮部内にゴムパッキンを傾斜姿勢で外装してしまい、その傾斜姿勢のままでナット体を締め付けてゴムパッキンを圧縮してしまう場合があった。すると、ケーブル類の外周面に面圧力を局所的に及ぼし、傾斜姿勢に起因する隙間が取り残され、防水グロメットの内部への水分浸入が一層懸念される虞があった。
本発明は、上記従来構成の防水コネクタにおいて、本体とパッキンとが接触する隙間から浸入する水分をも防水することで、防水性能向上を図る防水コネクタを提供することを課題とする。
本発明の防止コネクタは、一端外面に雄ねじ部が形成され、配線・配管材が軸方向に挿通される筒状の本体と、
前記雄ねじ部に螺合される雌ねじ部が設けられた筒部と、前記筒部の一端側に設けられた筒状をなす底部と、他端側から一端側に向けて漸次縮径するように、前記底部の内面に設けられたすぼまり傾斜面と、を有するナット体と、
軸方向に貫通する中空部を有し、他端部が前記本体の一端側から内部に内挿される円筒状のパッキンと、
軸方向に貫通し、前記パッキンの一端部を外装し、前記ナット体内に収容されるパッキン緊縮部材と、
を備え、
前記本体の一端側の内部には、内挿された前記他端部の他端側端面と面接し、他端側への進入を阻止する面接部が設けられ、
前記本体の一端側には、前記パッキン緊縮部材の他端部が軸方向他端側に移動することを規制する移動規制部が形成され、
前記パッキン緊縮部材の一端側には、前記本体から露出するパッキンの一端側端面に掛けられる掛け爪が設けられ、
前記本体に前記ナット体を締め付けるときに、前記パッキン緊縮部材の掛け爪が前記パッキンの一端側端面に掛けられ、前記パッキンの他端側端面が前記本体の面接部に面接した際、前記パッキン緊縮部材の他端部と前記本体の移動規制部との間に隙間が形成されることを要旨とする。
本体へのナット体の螺入を進めるに従って、ナット体内に収容されるパッキン緊縮部材に他端側を向く軸方向の外力が作用すると、パッキンの一端側端面は、パッキン緊縮部材の掛け爪の内面によって他端側に向けて押し込まれ、パッキンは、押込長に応じて他端側に変位するように弾性変形できる。即ち、パッキンとその一端部を外装するパッキン緊縮部材の掛け爪とを一体に、軸方向に沿って他端側に変位できる。
本発明によれば、本体に前記ナット体を締め付けるときに、パッキン緊縮部材の他端部は、本体の移動規制部に対して隙間を設けて配置しており、軸方向他端側への移動が妨げられない状態にある。パッキンとパッキン緊縮部材との一体的な他端側への上記変位は、パッキンを他端側に向けて押し込む押し込みしろを残し、且つ、パッキン緊縮部材の他端部を他端側に向けて移動させる移動しろがあれば、維持される。
パッキンの一端側端面の軸方向位置を他端側に変位できる間は、パッキン緊縮部材がナット体のすぼまり傾斜面に接触する一端部外縁の軸方向位置も、軸方向に移動する。パッキンは、パッキン緊縮部材の一端部外縁を介して径方向に緊縮されるよりも、軸方向に沿って弾性変形し易い状態にあり、パッキンが及ぼす軸方向に押し付ける面接圧力が、径方向に押し付ける締め付け圧力よりも優先的に作用する。
パッキンの他端側端面は、本体の面接部に対向しており、面接部より他端側に移動できない。従って、パッキンの一端側端面が他端側に変位するとともに、パッキンは圧縮されるように弾性変形し、軸方向に沿って掛け爪の内面及び面接部に面接圧力を大きく加える。パッキンが、径方向より先に、軸方向の面接圧力が大きくなるように優先的に挙動することで、他端側端面と面接部とが面接する間の水密性を一層確実に維持できる。従って、本体の面接部を通過する水分の浸入を効果的に防止でき、防水コネクタの防水性能を向上できる。
本発明の防水コネクタは、ケーブルなどの配線や配管材とパッキンとが接触する隙間から浸入する水分を防水する機能に加え、本体とパッキンとが接触する隙間から浸入する水分をも防水することで、防水コネクタの防水性能向上を図ることができる。
本実施形態の防水コネクタを示す分解斜視図である。 本実施形態の防水コネクタの縦断面図である。 ナット体を締め付ける途中を説明する図2のX部分の拡大図である。 ナット体を締め付け終えたときを説明する図2のX部分の拡大図である。 パッキン緊縮部材の一端部外縁の配置の変遷を説明する図である。 本実施形態に係るパッキンの変形例を示す斜視図である。 本実施形態に係るナット体の変形例を説明する模式図である。 本実施形態の防水コネクタの取り付け例を説明する斜視図である。
(防水コネクタ)
以下、本実施形態の防水コネクタKについて図1~図4を参照して具体的に説明する。本実施形態の防水コネクタKは、図1,2に示すように、一端側A1の差込口201から他端側A2に向けて、接続ボックスBの外側OUTから内側INに配線・配管材200を軸方向Aに挿通するための貫通孔を備える略筒状をなす。
防水コネクタKは、一端外面11に雄ねじ部111が形成される筒状の本体1と、他端側222に雌ねじ部211が設けられ且つ雌ねじ部211より一端側A1の一端内面223にすぼまり傾斜面23を有するナット体2と、他端部32が本体1の内部12に内挿されるパッキン3と、パッキン3の一端部31を外装するパッキン緊縮部材4と、を備えている。防水コネクタKは、軸心Cを中心に相互に螺着されるナット体2と本体1との間に、パッキン3と上記パッキン緊縮部材4とを一体化した防水部材WP(図6参照)を介装するものである。
即ち、ナット体2、パッキン緊縮部材4、パッキン3及び本体1は、軸方向Aに沿って一端側A1から他端側A2に向けて略同軸上に配置されている。なお、図1及び図2で示す符号Oは、Oリングであり、Nは、接続ボックスBの内側INから防水コネクタKを固定するための固定用ナットである。
(本体)
本体1は、軸方向Aに配線・配管材200を挿通するための本体貫通孔14を有し、接続ボックスBの内側INに配線・配管材200を導入し収容するための筒状体をなす。本体1は、防水コネクタKを接続ボックスBに取り付けた状態において、内側INに収容される他端側A2に、小外径の被収容筒部を、被収容筒部の一端側A1に、接続ボックスの外面に当接させる六角筒状の大形取付部を、大形取付部の一端側A1に、中外径の挿入筒部を備える。
本体1の挿入筒部は、接続ボックスBの外側OUTに配置し配線・配管材200を内部に導入するための筒部であって、その一端外面11には、接続ボックスの外側からナット体2を締め付けるための雄ねじ部111が設けられている。雄ねじ部111は、本体1の挿入筒部の軸方向A略全長に亘って螺刻されている。
また、本体1の一端側A1の内面には、パッキン3の他端部32を内挿するための円柱状の空間である内部12が設けられている。内部12には、一端側A1の内周面122と、内周面122より小径の内径を有する段差状の面接部121が設けられている。面接部121は、円環状の段差面であり、内部12に内挿されるパッキン3の他端部32が面接部121より奥方の他端側A2に進入することを、段差面に当接させて阻止する機能を備える。面接部121の内径は、当該機能を果たすために適する大きさを備えるほか、本体貫通孔14とほぼ同径をなす。
また、本体1の一端側A1には、本体1の最も一端側A1の端面に、移動規制部13が設けられている。移動規制部13は、内部12を形成する挿入筒部の開口端面であり、パッキン緊縮部材4の他端部42が軸方向Aに沿って他端側A2に移動することを規制する機能を果たす。具体的には、移動規制部13は、他端部42の開口端面42aに対して、軸方向Aに対向配置する。当該移動規制部13から面接部121に至るまでの内部12の深さは、パッキン3の軸方向Aに沿った全長の2/5程を有しており、他端部32の軸方向長に対応している。
(ナット体)
ナット体2は、六角筒状の筒部21の一端側A1に、先端をすぼめながら膨出する底部22を設け、底部22に、配線・配管材200のケーブル差込口201を設けた外形状を有する。
ナット体2の他端側の内面212であって、即ち筒部21の内面には、雄ねじ部111と螺合する雌ねじ部211が設けられている。雌ねじ部211は、螺設される軸方向長が、他端内面212の軸方向全長に対応するように形成されている。他端内面212の軸方向長は、概ねパッキン3の軸方向全長、螺刻される雌ねじ部211の軸方向長に対応して形成されている。
また、他端内面212を一端側に延ばすように設けられる一端内面223であって、即ち底部22の内面には、軸方向Aに沿って他端側A2から一端側A1に向けて漸次縮径するように傾斜するすぼまり傾斜面23が形成されている。図2に示すように、すぼまり傾斜面23の傾斜角度α1は、ナット体2及び本体1が螺合回転する軸心Cに対して、他端側A2から見て、約45度を有する。すぼまり傾斜面23は、パッキン3を外装したパッキン緊縮部材4を底部22ないし筒部21内に収容し、それらの一端側A1と軸方向Aに対向配置する。すぼまり傾斜面23は、本体1の雄ねじ部111にナット体2の雌ねじ部211の螺入を進め、すぼまり傾斜面23を面接部121に近接させるに従い、パッキン緊縮部材4の一端部外縁43を押し付けるために設けられるものである。
(パッキン)
パッキン3は、軸方向Aに貫通する中空部33を有し、外径に比して高さやや低めのストレートな略円筒形をなす。中空部33は、配線・配管材200を挿通し、内周面33aをその外周面200aに密着させるための部位である。パッキン3の全長は、上述したとおり、筒部21の他端内面212の軸方向長にほぼ等しく形成されている。パッキン3は、主に、一端側A1をパッキン緊縮部材4に内装され、他端側A2を内部12に収容して用いられる。よって、パッキン3は、一端部31の外周面31c、一端側端面31a、他端部32の外周面32c及び他端側端面32aが、それぞれ、パッキン緊縮部材4の緊縮周壁部44の内面44a、掛け爪41の内面41a、本体1の内部12の内周面122及び面接部121に接触するように介装される。
このため、パッキン3の一端部31及び他端部32の外径は、一端部31にパッキン緊縮部材4を被せたり、他端部32を本体1の内部12に収容したりする際に、支障なく挿入するために適した大きさに形成されている。また、中空部33の内径は、挿通すべき配線・配管材200の外形に応じて形成されればよいが、本実施形態では、本体貫通孔14の内径よりやや小さい程度に形成されている。
本実施形態に係るパッキンは、ゴム状弾性を発現するように成形されていれば特に限定されないが、架橋ゴム、熱硬化性又は熱可塑性の合成樹脂系エラストマー等の材料を用いて成形できる。本実施形態では、防水機能を果たすために耐水性を備える観点から、パッキン3のゴム材料として、極性を有さず経済性にも優れる材料が好適に用いられる。
なお、本実施形態の防水コネクタでは、パッキンがゴム状弾性を発現する材料で形成されていることを除き、他の材料は、基本的に、構造部材として一定の剛性を有する公知の所定材料で形成される。所定材料としては、個々の構造部材に適した強度を示せば特に限定されないが、例えば、合成樹脂、金属等を挙げることができる。
(パッキン緊縮部材)
パッキン緊縮部材4は、パッキン3と一体的に弾性変形して、防水部材WPとして機能する部材であり、パッキン3の一端側A1に被せ、図4に示すように、パッキン3の一端部31を径方向Rに沿って内方R1に向けて緊縮するために用いられる。
パッキン緊縮部材4は、全体的には略筒状の外形状をなし、他端側A2に開口し且つ軸方向Aに短手幅を有するリング状の他端部42を備えている。パッキン緊縮部材4は、他端部42の開口部からパッキン3を挿入し、パッキン3の軸方向Aに沿った全長の3/5程の一端部31を外装する部材である。
また、パッキン緊縮部材4は、基端となる他端部42から一端側が軸方向Aに沿って一端部外縁43に向けて漸次径方向Rにすぼまり変形可能な緊縮周壁部44と、一端部外縁43から径方向内方R1に屈折し且つパッキン3の一端側端面31aに掛かる掛け爪41と、を備える。具体的には、緊縮周壁部44は、他端部42に、他端部42から一端側A1に延びる櫛歯44bを、スリット44cを介して周方向に沿って多数周設して形成されている。掛け爪41は、多数の櫛歯44bの一端部を径方向内方R1に屈折し、屈折部である一端部外縁43からパッキン3の一端側端面31aに僅かに掛かるまで、延ばすように形成されている。
パッキン緊縮部材4は、パッキン3の一端部31を外装した状態でパッキンの外周面31cを径方向内方R1に押さえ付け、配線・配管材200に内周面33aを密着させ、防水部材WPとして挙動させるものである。防水部材WPは、パッキン3の他端部32が本体1の内部12に収容された状態で、パッキン3の一端部31が、外周面31cを包囲する緊縮周壁部44(櫛歯44b及びスリット44c)に軽く接触するように、ナット体2と本体1の間に介装される。また、防水部材WPは、緊縮周壁部44が雌ねじ部211に対して径方向Rに対向するように、ナット体2の内部に配置、収容される。従って、パッキン緊縮部材4の一端側A1に配置する一端部外縁43は、軸方向Aに対向してすぼまり傾斜面23に近接しており、本体1とナット体2の螺合を進めるに従って、両者が軸方向Aに当接可能に形成される。
また、図2に示すとおり、パッキン緊縮部材4及びパッキン3は、一端側端面31aに掛け爪41を掛けた状態において、パッキン緊縮部材4内に収容されるパッキン3の軸方向長Leの方が、パッキン緊縮部材4の他端部42から露出するパッキン3の軸方向長Lpよりも長くなるように、本体1ナット体2間に介装されている。
また、パッキン緊縮部材4の他端部42は、開口端面42aが本体1の移動規制部13に軸方向Aに相対向するように配置されている。この結果、開口端面42aと移動規制部13との間には隙間Gが設けられ、隙間Gからパッキン3の外面が僅かに露出している。他端部42から露出するパッキン3の軸方向長Lpは、内部12に収容される他端部32のほぼ全長に対応しており、隙間Gは、軸方向長Lpのうち、他端部42と移動規制部13の間からパッキン3の外面が露出する露出長に対応する。
(防水コネクタの使用方法)
上述した防水コネクタを接続ボックスに組み付けて用いるために、まず、本体1にナット体2を締め付けるための配置を整え、パッキン3を弾性変形させる外力を加える前の「ナットを本体に締め付けるとき」に適した配置を準備する。
具体的には、防水部材WPの他端部32を本体1の一端側から内部12に挿入する。そして、防水部材WPの一端側A1に臨むパッキン緊縮部材4及びパッキン3の一端部を、底部22及び筒部21の内部に収容するように、ナット体2の開口部を覆い被せる。パッキン緊縮部材4の一端部外縁43に軽くすぼまり傾斜面23が接触する手応えを得るまで、本体1の雄ねじ部111に対してナット体2の雌ねじ部211を螺合させる。
ナット体の締め付けを開始する前(「ナットを本体に締め付けるとき」)の防水コネクタKの各部材の配置は、図2に示すとおりである。防水部材WPは、他端側A2において、他端部32が内部12に収容され、一端側A1において、一端部31を外装するパッキン緊縮部材がすぼまり傾斜面23に当接するように、ナット体2と本体1の間に介装される。即ち、防水部材WPは、他端側A2では、パッキン3の他端部32の外周面32cが内周面122に径方向に対向ないし接触し、しかも、他端側端面32aが面接部121に軸方向Aに対向ないし接触するように配置されており、一端側A1では、一端側端面31aが掛け爪41の内面41aに軸方向Aに接触し、しかも、外周面31cが緊縮周壁部44の内面44a(櫛歯44bの内面)に径方向に対向ないし接触するように配置されている。
また、パッキン緊縮部材4の他端部42は、本体1の一端側の端面である移動規制部13に、軸方向Aに対向するように配置されている。他端部42と移動規制部13との間には、軸方向Aに隙間Gが介在し、隙間Gからパッキン3の外面が露出している。
このように、本体1へのナット体2の締め付けを開始するときに、パッキン3の一端部31に掛け爪41が掛かり、一端側端面31aは、掛け爪41の内面41aに接触している。雄ねじ部111への雌ねじ部211の螺入を進めると、本体1の面接部121とナット体2のすぼまり傾斜面23間の軸方向A距離が徐々に縮まる。更に、すぼまり傾斜面23が一端部外縁43を他端側A2に押さえ付ける外力が増すと、一端部外縁43及び掛け爪41の内面41aを介して、一端側端面31aが他端側A2に向けて押し込まれ、他端側A2に変位する。他方、パッキン3の他端部32は、他端側端面32aが面接部121に接触するため、基本的には面接部121より他端側A2に変位しない。
図3及び図5に示すように、パッキン緊縮部材4の一端部外縁43の軸方向位置Axは、最初のAからAに至るまでは、軸方向Aに沿って平行に移動する。一端部外縁43が他端側A2に軸方向Aに沿って平行変位するので、この間は、一端部外縁43の径方向位置Rxは、最初のRのまま維持される(R≒R)。もしくは、僅かに縮径も始まる。一端部外縁43の軸方向位置Axの平行移動は、パッキン緊縮部材4の他端部42が本体1の移動規制部13に当接しなければ、維持され得る。一端部外縁43が平行移動する間、パッキン3は、軸方向Aに圧縮されるように他端側A2に押し込まれ、軸方向Aに押圧する面接圧力を作用させるように弾性変形する。
図5には、「ナットを本体に締め付けるとき(Ax=A)」のパッキン3(A)を点線で、軸方向位置AxがAのときのパッキン3(A)を実線で示し、各位置に配置するときのすぼまり傾斜面23,23及びパッキン緊縮部材4の配置を、同様に点線及び実線で示した。図示のとおり、パッキン3(A)は、全長が縮まるように軸方向Aに潰れ、他端側端面32aを接触部位(面接部121)に一層密着させるように弾性変形する。パッキン3(A)は、径方向Rに対向する緊縮周壁部44の内面44aに対して接触圧を及ぼすが、一方で、軸方向Aに対向する面接部121や掛け爪41の内面41aに対しては、面接圧力Paを集中的に加える。
からAに至るまでの軸方向Aの変位長は、隙間Gの大きさに対応する。このように、まず、他端側端面32aが面接部121に一層密着するような面接圧力Paを優先的に作用させ、パッキン3と本体1との水密を確実に担保したうえで、次に、パッキン3を径方向Rに沿って弾性変形させることができる。
なお、隙間Gは、軸方向Aの面接圧力が優先的に作用するために適した大きさを有することが好ましい。隙間が大き過ぎると、他端部42と移動規制部13との間にパッキンを噛み込んだり、小さ過ぎると、面接圧力が不充分になったりする虞がある。本実施形態では、隙間Gは、パッキン3の軸方向Aの全長に対して、1/20よりも少し大きい程度に設けられている。
他端部42の開口端面42aが移動規制部13に当接するまでに至ると、即ち、パッキン緊縮部材4の一端部外縁43の軸方向位置AxがAからAに至ると、剛性を有する部材同士が当接するため、以降は、一端部外縁43は、軸方向Aに沿って平行移動できなくなる。よって、更にナット体2を締め付け、すぼまり傾斜面23が軸方向Aに他端側A2に移動することによって、一端部外縁43は、径方向Rにも移動し易い状態になっている。
図5に、一端部外縁43の軸方向位置AxがAに至った後に、更に、ナット体2を締め付けたときのパッキン3(A)を2点鎖線で示し、そのときのすぼまり傾斜面23及びパッキン緊縮部材4の配置を、同様に2点鎖線で示した。図示のとおり、更にナット体2を締め付けると、すぼまり傾斜面23が軸方向Aの他端側A2に相対移動し、パッキン緊縮部材4の緊縮周壁部44は、一端部31を径方向内方R1に倒し込み、パッキン3(A)は、内周面33aが接触する配線配管材200の一部の外周面200aに密着するように弾性変形する。
具体的には、一端側A1に漸次縮径する傾斜面を有するすぼまり傾斜面23が他端側A2に移動し、すぼまり傾斜面23に接する一端部外縁43は、すぼまり傾斜面23の一端側A1の斜面形状に従い、漸次縮径するように追従移動する。従って、一端部外縁43の径方向位置Rxも、漸次縮径するようにRから径方向内方R1のRまで移動する。一端部外縁43を介してパッキン緊縮部材4の掛け爪41及び櫛歯44b(緊縮周壁部44)も、櫛歯44bを介して一端部31も、一体的に径方向内方R1に変位する。一端部31が径方向内方R1に変位すると、つまりパッキン緊縮部材4によって径方向Rに緊縮されると、パッキン3は、外周面31cによって櫛歯44bの内面44aを押圧したり、中空部33の内周面33aによって接触する配線・配管材200の外周面200aを押圧したりする面圧を作用する。
このように、パッキンの内周面と配線・配管材の外周面とが接触する間の水密性を一層確実に維持できる。従って、防水コネクタKは、配線・配管材の外周面に沿って本体内部に浸入する水分を効果的に防水でき、防水性能を向上できる。
ここで、本体1へのナット体2の締め付けを開始するときに、パッキン3の一端部31が緊縮周壁部44に接する軸方向Aに沿った長さは、他端部32が本体1の内部12に収容される長さよりも、2倍強程度大きく形成されている。緊縮周壁部44に接触する一端部31の軸方向長Leが長ければ、櫛歯44bの軸方向の長さを長くできて、内側への縮径量を大きくすることができる。また、配線・配管材200の外周面200aを押圧する接触面圧を及ぼす範囲を、軸方向Aに沿って(即ち、配線・配管材の長手方向に沿って)長く担保することができる。従って、防水コネクタKは、配線・配管材の外周面に沿って本体内部に浸入する水分を効果的に防水することで、防水性能を一層向上できる。
図8に示すとおり、本実施形態の防水コネクタKは、例えば、配線200の接続ボックスBに組み付けて用いられる。図示のとおり、防水部材WPの他端部32を本体1の内部12に内挿した(図示せず)防水コネクタの部分組立体(本体1,パッキン3及びパッキン緊縮部材4の組立体)を、接続ボックスBの貫通孔Bに挿入する。配線200をナット体2及び当該部分組立体の貫通孔に挿通し、上述したとおり、一端側A1から本体1に対してナット体2を締め付ける。このように接続ボックスBに取り付けた防水コネクタは、配線200の外周面に沿って一端側A1から他端側A2の接続ボックスB内に浸入する水分を遮断すると共に、パッキン3と本体1の隙間(特に、他端側端面32aと面接部121との隙間)を通過して、接続ボックスBの内部に浸入する水分を遮断することができる。
以上、詳述したとおり、本発明の防水コネクタKは、一端外面11に雄ねじ部111が形成された筒状の本体1と、雄ねじ部111に螺合される雌ねじ部211が設けられた筒部21と、筒部21の一端側A1に設けられた筒状をなす底部22と、他端側A2から一端側A1に向けて漸次縮径するように、底部22の内面に設けられるすぼまり傾斜面23と、を有するナット体2と、軸方向Aに貫通する中空部33を有し、他端部32が本体1の内部12に一端側A1から内挿される円筒状のパッキン3と、パッキン3の一端部31を外装し、ナット体2内に収容されるパッキン緊縮部材4と、を備え、本体1の一端側A1の内部12には、内挿された他端部32の他端側端面32aと面接し、他端側A2への進入を阻止する面接部121が設けられ、本体1の一端側A1には、パッキン緊縮部材4の他端部42が軸方向A他端側A2に移動することを規制する移動規制部13が形成され、パッキン緊縮部材4の一端側A1には、本体1から露出するパッキン3の一端側端面31aに掛けられる掛け爪41が設けられ、本体1にナット体2を締め付けるときに、パッキン緊縮部材4の掛け爪41がパッキン3の一端側端面31aに掛けられ、パッキン3の他端側端面32aが本体1の面接部121に面接した際、パッキン緊縮部材4の他端部42と前記本体1の移動規制部13との間に隙間Gが形成されている。
上述のとおり、本防水コネクタKは、本体1にナット体2を締め付けるときに、パッキン緊縮部材4の他端部42が、本体1の移動規制部13に対して軸方向Aに沿って隙間Gを設けて配置する構成を備えている。従って、パッキン3とパッキン緊縮部材4との一体的な他端側A2への変位は、パッキン3を他端側A2に向けて押し込む押し込みしろとしての隙間Gが残っていれば、且つ、パッキン緊縮部材4の他端部42の移動が軸方向Aの他端側A2に規制されなければ、維持され得る。
上述のとおり、パッキン3が、軸方向Aに優先的に面接圧力が大きくなるように挙動することで、他端側端面32aと面接部121とが面接する間の水密性を一層確実に維持できる。従って、本体1の面接部121を通過する水分の浸入を効果的に防止でき、防水コネクタの防水性能を向上できる。
また、雄ねじ部111への雌ねじ部211の螺入を開始するときに、予想外にパッキン3の挿入姿勢が径方向歪みを有していても、径方向Rに圧縮するよりも先に軸方向Aにパッキン3を圧縮することで、予想外の径方向歪みを矯正できる。従って、防水コネクタKは、応力集中を回避してパッキンを均一に弾性変形できたり、歪みが残ることに起因する隙間を塞いだり、耐久性能及び防水性能を向上できる。
なお、防水部材WPのうちパッキン3について、上記実施形態では、パッキン3の外形状が円筒形であり、中空部33の空間が真円柱状である例を示したが、他の例であってもよい。例えば図6に示すように、パッキン30は、中空部330が長円柱状の空間を有する外形状のものであっても構わない。中空部330の空間が長円柱状であれば、パッキン30の周壁部を部分的に径方向Rに肉厚に形成できる点で、耐久性の観点から好ましい。
また、上記実施形態では、本体1に設けた移動規制部13は、パッキン緊縮部材4の開口端面42aとの当接によって、一端部外縁43の軸方向Aの平行移動を規制する例を挙げたが、他の態様であってもよい。当該平行変位を規制する態様は、必ずしも移動規制部13と開口端面42aとが当接する態様に限定されない。例えば、両者間に他部材が介在する態様や、両者間にパッキン3の一部を挟むような態様であってもよい。
また、本発明の防水コネクタKは、上記構成に加えて、パッキン3の一端側端面31aにパッキン緊縮部材4の掛け爪41を掛けた状態において、パッキン緊縮部材4内に収容されるパッキン3の軸方向長Leの方が、パッキン緊縮部材4の他端部42から露出するパッキン3の軸方向長Lpよりも長く形成されている。
従って、櫛歯44bの軸方向の長さを長くできて、内側への縮径量を大きくすることができる。また、配線・配管材200を押圧する接触面圧を及ぼす範囲を、軸方向Aに沿って長く担保し、防水性能を一層向上できる。
また、本発明の防水コネクタKは、上記構成に加えて、すぼまり傾斜面23の傾斜角度は、本体の軸心Cに対して、他端側A2から見て45度より大きく形成されていればよい。
図7に簡略に示すように、本実施形態では、すぼまり傾斜面23の傾斜角度α1が、45°の例を示したが、45°より大きい傾斜角度α2であってもよい(α1=45°,45°<α2<90°)。すぼまり傾斜面23は、斜面と垂直方向に、パッキン緊縮部材4の一端部外縁43を押さえる外力を働かせる。傾斜角度α1(=45°)のときの外力F1、傾斜角度α2>45°のときの外力F2、及び、両者の大きさが等しいとする。外力F1と外力F2を軸方向Aに分解した外力成分の大きさは、傾斜角度α2のときの方が大きくなる。つまり、傾斜角度α2のときの方が、一端部外縁43を一層確実にAからAまで優先的に軸方向Aに平行変位させることができる(図5参照)。従って、防水コネクタKは、パッキン3と本体1との間の防水性能を一層確実に維持できる。
1:本体 111:雄ねじ部
12:内部 121:面接部
13:移動規制部 2:ナット体
211:雌ねじ部 23:すぼまり傾斜面
3,300:パッキン 31:一端部
31a:一端側端面 32:他端部
32a:他端側端面 33,330:中空部
33a、330a:内周面 4:パッキン緊縮部材
41:掛け爪 41a:内面
42:他端部 43:一端部外縁
44:緊縮周壁部 A:軸方向
A1:一端側 A2:他端側
C:軸心 G:隙間
α1,α2:傾斜角度

Claims (4)

  1. 一端外面に雄ねじ部が形成され、配線・配管材が軸方向に挿通される筒状の本体と、
    前記雄ねじ部に螺合される雌ねじ部が設けられた筒部と、前記筒部の一端側に設けられた筒状をなす底部と、他端側から一端側に向けて漸次縮径するように、前記底部の内面に設けられたすぼまり傾斜面と、を有するナット体と、
    軸方向に貫通する中空部を有し、他端部が前記本体の一端側から内部に内挿される円筒状のパッキンと、
    軸方向に貫通し、前記パッキンの一端部を外装し、前記ナット体内に収容されるパッキン緊縮部材と、
    を備え、
    前記本体の一端側の内部には、内挿された前記パッキンの前記他端部の他端側端面と面接し、他端側への進入を阻止する面接部が設けられ、
    前記本体の一端側には、前記パッキン緊縮部材の他端部が前記軸方向に沿って他端側に移動することを規制する移動規制部が形成され、
    前記パッキン緊縮部材の一端側には、前記本体から露出する前記パッキンの一端側端面に掛けられる掛け爪が設けられ、
    前記本体に前記ナット体を締め付けるときに、前記パッキン緊縮部材の前記掛け爪が前記パッキンの前記一端側端面に掛けられ、前記パッキンの前記他端側端面が前記本体の前記面接部に面接した際、前記パッキン緊縮部材の前記他端部と前記本体の前記移動規制部との間に隙間が形成される防水コネクタ。
  2. 前記パッキンの前記一端側端面に前記パッキン緊縮部材の前記掛け爪を掛けた状態において、前記パッキン緊縮部材内に収容される前記パッキンの前記軸方向の長さの方が、前記パッキン緊縮部材の前記他端部から露出する前記パッキンの前記軸方向の長さよりも長い請求項1に記載の防水コネクタ。
  3. 前記すぼまり傾斜面の傾斜角度は、前記本体の軸心に対して他端側から見て45度より大きい請求項1又は2に記載の防水コネクタ。
  4. 前記ナット体を締め付けた際に、前記パッキン緊縮部材は、前記配線・配管材に対する前記パッキンの圧接が完了する前に、前記他端部が前記移動規制部に当接するよう移動する請求項1乃至3のいずれかに記載の防水コネクタ。

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