JP7200636B2 - 伝送装置、時刻伝送システム、および、遅延測定方法 - Google Patents
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Description
しかし、高性能であるGNSSレシーバの台数を増やすと、その分コストも高くなってしまう。また、悪天候により衛星からの信号を受信できない時間帯は、時刻の精度が悪化してしまう。
これにより、時刻基準となるGNSSアンテナの受信地点および設置数を集約でき、集約したGNSSレシーバ(GM)へ監視機能を具備することでGNSS受信の信頼性を向上することができる。また、パケットネットワークの経路二重化により、信頼性も向上できる。さらに、GMはPTPパケットを主信号に重畳することで、経済的かつ高精度に時刻情報を伝達することができる。
時刻伝送システムは、PTPに対応したPTPノードであるGMノード82と、BC(Boundary Clock)ノード83,84と、OC(Ordinary Clock)ノード85とがネットワークで接続されて構成される。
以下、時刻同期を直接行うPTPノード間で、時刻情報を提供する側をマスタノード91(図6)とし、マスタノード91から時刻情報を受ける被同期装置の側をスレーブノード92(図6)とする。以下、時刻情報の伝搬の順序を図5の太線矢印で記載する。太線矢印の矢印元側が上り側であり、太線矢印の矢印先側が下り側である。つまり、GMノード82→BCノード83→BCノード84→OCノード85の順に正確な時刻情報が下りに伝搬される。
BCノード83は、マスタノード91であるGMノード82から時刻情報を受けるスレーブノード92であり、その後にBCノード84に時刻情報を提供するマスタノード91として機能する。
BCノード84は、BCノード83から時刻情報を受けるスレーブノード92であり、その後にOCノード85に時刻情報を提供するマスタノード91として機能する。
OCノード85は、BCノード84から時刻情報を受けるスレーブノード92であり、その後にエンド端末86に時刻情報を提供する。
なお、BCノード83,84とOCノード85との呼び方の違いは、他PTPノードへの接続ポートがBCノード83,84には複数本存在し、OCノード85には1本だけ存在することによる。
時刻情報(タイムスタンプ)を付与したPTPパケットは、マスタノード91~スレーブノード92間で送受信される。PTPパケットとして、下りのSyncメッセージ(S11)と、下りのFollow-upメッセージ(S12)と、上りのDelay_Requestメッセージ(S13)と、下りのDelay_Responseメッセージ(S14)とが順番に送受信される。
発時刻t1は、Syncメッセージ(S11)がマスタノード91から送信された時刻である。なお、Syncメッセージの発時刻t1をSyncメッセージそのものに含ませることは困難であるので、Syncメッセージの発時刻t1は後続のFollow-upメッセージにて、スレーブノード92に通知される。
着時刻t2は、Syncメッセージがスレーブノード92に到着した時刻である。
発時刻t3は、Delay_Requestメッセージがスレーブノード92から送信された時刻である。
着時刻t4は、Delay_Requestメッセージがマスタノード91に到着した時刻である。着時刻t4は、Delay_Requestメッセージに対するDelay_Responseメッセージに含めて、スレーブノード92に通知される。
これにより、スレーブノード92は、4つのタイムスタンプ(発時刻t1~着時刻t4)をすべて把握できる。
・下り遅延Dmsは、マスタノード91→スレーブノード92の下り方向のSyncメッセージの伝搬遅延である。マスタノード91側の時計に対するスレーブノード92側の時計のずれをオフセット値とすると、下り遅延Dms=(着時刻t2-オフセット値)-発時刻t1で求まる。
・上り遅延Dsmは、スレーブノード92→マスタノード91の上り方向のDelay_Requestメッセージの伝搬遅延である。上り遅延Dsm=着時刻t4-(発時刻t3-オフセット値)で求まる。
下り遅延Dms=上り遅延Dsmと仮定すると、スレーブノード92は、以下の数式1でオフセット値を求める。
オフセット値=((着時刻t2-発時刻t1)-(着時刻t4-発時刻t3))/2 …(数式1)
そして、スレーブノード92は、求めたオフセット値で自身の時計の時刻を修正することで、マスタノード91の時計とスレーブノード92の時計とが同期(時刻一致)される。
(a)伝送経路途中の装置内遅延として、例えば、パケット処理によるバッファリングやフレーム処理による変動遅延。
(b)伝送路の温度変動。
(c)二芯双方向通信の場合、ファイバ長の長さの差(5ns/m)がある場合。
(d)一芯双方向通信の場合では上り下りで異なる波長を利用する場合にも、波長分散による遅延差が発生する。例えば、1500ns/1300ns波長でシングルモードファイバ80kmを伝送する場合、その遅延差130nsとなり、PTPによる時刻同期誤差は130/2=65nsとなる。
伝送装置の装置内遅延が0である理想的な状況でのPTPパケットの伝送(S11,S13)を破線矢印で示し、その破線矢印に対して伝送装置の装置内遅延が存在する実際のPTPパケットの伝送(S11b,S13b)を太実線矢印で示す。
なお、S12,S14bのメッセージも実際には伝送装置の装置内遅延が存在する。しかし、S12,S14bのメッセージについては、PTPノードの発時刻も着時刻も時刻同期の計算には使用されないので、図7では装置内遅延が0であるとした。
Syncメッセージ(S11b)は、マスタノード91からスレーブノード92に向かう第1SW93aに送信される。第1SW93aは、Syncメッセージの受信時から送信時までに装置内遅延L11を発生させる。第2SW93bも、Syncメッセージの受信時から送信時までに装置内遅延L12を発生させる。よって、Syncメッセージの実際の着時刻t2bは、理想的な着時刻t2よりも2台の装置内遅延分だけ遅れてしまう。
Delay_Requestメッセージ(S13b)は、スレーブノード92からマスタノード91に向かう第2SW93bに送信される。第2SW93bは、Delay_Requestメッセージの受信時から送信時までに装置内遅延L32を発生させる。第1SW93aも、Delay_Requestメッセージの受信時から送信時までに装置内遅延L31を発生させる。よって、Delay_Requestメッセージの実際の着時刻t4bは、理想的な着時刻t4よりも2台の装置内遅延分だけ遅れてしまう。Delay_Responseメッセージ(S14b)は、実際の着時刻t4bをスレーブノード92に通知する。
オフセット値=((着時刻t2-発時刻t1)-(着時刻t4-発時刻t3))/2+(上り遅延Dsm-下り遅延Dms)/2 …(数式2)
しかし、数式2の第2項の下り遅延Dmsや、上り遅延Dsmは固定値とは限らず、時間的な変動がある場合も多い。時間的な変動として、例えば、同じ第2SW93bという装置でも、装置内遅延L12と装置内遅延L32とが大きく異なる。この要因は、通信の方向のちがいや、処理時点での負荷量の差などである。
つまり、PTPパケットの端点であるマスタノード91およびスレーブノード92それぞれのタイムスタンプ情報だけからオフセット値を求める単純なPTPの仕様では、伝送装置の装置内遅延などのリンク非対称性により、時刻同期精度が不安定になってしまう。
本発明は、時刻同期装置であるマスタノードとスレーブノードとの間で伝送装置を経由して時刻同期用パケットを送受信し、その送受信の時刻情報をもとに前記時刻同期装置の時刻を同期する時刻伝送システムに用いられる前記伝送装置であって、
前記マスタノードから送信されて自装置に入力された第1の時刻同期用パケットが自装置から出力されるまでの装置内遅延と、前記スレーブノードから送信されて自装置に入力された第2の時刻同期用パケットが自装置から出力されるまでの装置内遅延とを測定する遅延計算部と、
前記第1の時刻同期用パケットの装置内遅延を前記第1の時刻同期用パケットに後続するパケットに付与し、その付与したパケットを前記スレーブノードに向けて出力するとともに、前記第2の時刻同期用パケットの装置内遅延を前記第2の時刻同期用パケットに後続するパケットに付与し、その付与したパケットを前記マスタノードに向けて出力する遅延情報書込部と、を有することを特徴とする。
前記パルス生成部が、前記第1の時刻同期用パケットが自装置に入力されるタイミングと、前記第1の時刻同期用パケットが自装置から出力されるタイミングと、前記第2の時刻同期用パケットが自装置に入力されるタイミングと、前記第2の時刻同期用パケットが自装置から出力されるタイミングとでそれぞれパルス信号を生成して前記遅延計算部に通知し、
前記遅延計算部が、同じ前記時刻同期用パケットについての入力されるタイミングのパルス信号と、出力されるタイミングのパルス信号との通知時刻差により前記装置内遅延を測定することを特徴とする。
前記時刻同期装置が、
時刻を同期する相手である他の前記時刻同期装置から送信された前記時刻同期用パケットと、その前記時刻同期用パケットの伝送経路上の各前記伝送装置により測定された前記装置内遅延が付与されたパケットとをそれぞれ受信すると、
前記時刻同期用パケットの着時刻から各前記伝送装置の前記装置内遅延分を減算することで、前記時刻同期用パケットの着時刻を前記装置内遅延が発生しない補正着時刻へと補正し、その補正着時刻を用いて前記時刻同期装置の時計のずれであるオフセット値を計算することを特徴とする。
図7では、マスタノード91→第1SW93a→第2SW93b→スレーブノード92の伝送経路順にPTPパケットが下っていく構成を示した。図1では、マスタノード(時刻同期装置)1→第1SW3a→第2SW3b→スレーブノード(時刻同期装置)2の伝送経路順にPTPパケットが下っていく構成を示す。なお、第1SW3a、第2SW3bなどの伝送装置をSW(伝送装置)3とする。また、前記の伝送経路のケーブル長は上り下りで同一と仮定する。
(1)各SW3が、入出力の信号検出タイミングから自装置の装置内遅延を測定する処理(S111,S121,S113,S123)
(2)各SW3が、測定した装置内遅延を後続のパケットに付与する処理(S112,S122,S114,S124)
(3)各PTPノードが、装置内遅延をもとに着時刻を補正する処理(S131,S141)
以下、図1の処理の詳細を説明する。
マスタノード1は、Follow-upメッセージをスレーブノード2に向けて送信する(S12x)。第1SW3aは、測定した装置内遅延L11をFollow-upメッセージに付与する(S112)。第2SW3bは、測定した装置内遅延L12をFollow-upメッセージに付与する(S122)。
スレーブノード2は、Follow-upメッセージで通知された各SW3の装置内遅延をもとに、計算式「着時刻t2=着時刻t2b-(装置内遅延L11+装置内遅延L12)」により、着時刻t2bを着時刻t2に補正する(S131)。
スレーブノード2は、遅延情報格納パケットをマスタノード1に向けて送信する(S132)。第2SW3bは、測定した装置内遅延L32を遅延情報格納パケットに付与する(S124)。第1SW3aは、測定した装置内遅延L31を遅延情報格納パケットに付与する(S114)。
なお、各装置内遅延が付与される遅延情報格納パケットは、スレーブノード2が作成したパケットを用いてもよいし、各SW3が自身で新たに作成した遅延情報格納パケットを用いてもよい。
マスタノード1は、遅延情報格納パケットで通知された各SW3の装置内遅延をもとに、計算式「着時刻t4=着時刻t4b-(装置内遅延L31+装置内遅延L32)」により、着時刻t4bを着時刻t4に補正する(S141)。そして、マスタノード1は、Delay_Responseメッセージで補正後の着時刻t4をスレーブノード2に通知する(S14x)。
オフセット値=((着時刻t2-発時刻t1)-(着時刻t4-発時刻t3))/2 …(数式1)
これにより、スレーブノード2は、伝送装置の装置内遅延が補正で取り除かれたタイムスタンプ情報を用いることで、リンク非対称性の影響を低減した高精度な時刻同期を実行できる。
伝送装置は、CPU(Central Processing Unit)と、メモリと、ハードディスク、不揮発メモリ、SSD(solid state drive)などで例示される記憶手段(記憶部)と、ネットワークインタフェースとを有するコンピュータとして構成される。
このコンピュータは、CPUが、メモリ上に読み込んだプログラム(アプリケーションや、その略のアプリとも呼ばれる)を実行することにより、各処理部により構成される制御部(制御手段)を動作させる。
具体的には、SW3は、パルス生成部10と、OXC(Optical Cross Connect)20と、AMP(Amplifier)21,25と、DEMUX(demultiplexer)22と、TRPN(Transponder)23と、MUX(multiplexer)24と、装置内時刻保持部31と、遅延計算部32と、遅延情報書込部33とを有する。
・ポート51からTRPN23にPTPパケットが入力されるタイミング。
・TRPN23からポート51にPTPパケットが出力されるタイミング。
・ポート53からAMP21にPTPパケットが入力されるタイミング。
・AMP25からポート52にPTPパケットが出力されるタイミング。つまり、Egress側が光出力の伝送装置においても装置内遅延を求めることができる。
遅延情報書込部33は、遅延計算部32で算出された装置内遅延を、PTPパケットの出力先である後続側に通知する。この通知処理では、後続のPTPパケットに装置内遅延を付与してもよいし、新たに自装置で生成した遅延情報格納パケットに装置内遅延を付与してもよい。
信号分岐部11は、伝送経路から信号を分岐させる。
O/E変換部12は、信号分岐部11が分岐させた光信号を電気信号に変換する。
PTP読取タイミング生成部13は、O/E変換部12が変換した電気信号からPTPパケットであることを認識し、パルス信号を生成して遅延計算部32に通知する。
S201として、マスタノード1およびスレーブノード2は、相手のPTPノードに向けてPTPパケット(図1ではS11bのSyncメッセージ、S13bのDelay_Requestメッセージ)を送信する。
S202として、PTPパケットの経路上の各SW3は、パルス信号によるPTPパケットの装置内遅延を測定する。
S203として、PTPパケットの経路上の各SW3は、S202で測定した装置内遅延を後続のパケットに付与する。
S204として、S201での相手のPTPノードは、後続のパケットに付与された装置内遅延を用いて、先着のPTPパケットの着時刻を補正する(図1ではS131,S141)。
S205として、スレーブノード2は、S204で補正されたPTPパケットの着時刻から数式1によりオフセット値を計算し、そのオフセット値で時刻同期する(図1ではS133)。これにより、スレーブノード2は、高精度に時刻同期を行うことができる。
また、本実施形態においては、一般的なコンピュータのハードウェア資源を、SW3の各手段として動作させるプログラムによって実現することができる。そして、このプログラムは、通信回線を介して配布したり、CD-ROM等の記録媒体に記録して配布したりすることも可能である。
2 スレーブノード(時刻同期装置)
3 SW(伝送装置)
10 パルス生成部
11 信号分岐部
12 O/E変換部
13 PTP読取タイミング生成部
20 OXC
21 AMP
22 DEMUX
23 TRPN
24 MUX
25 AMP
31 装置内時刻保持部
32 遅延計算部
33 遅延情報書込部
Claims (4)
- 時刻同期装置であるマスタノードとスレーブノードとの間で伝送装置を経由して時刻同期用パケットを送受信し、その送受信の時刻情報をもとに前記時刻同期装置の時刻を同期する時刻伝送システムに用いられる前記伝送装置であって、
前記マスタノードから送信されて自装置に入力された第1の時刻同期用パケットが自装置から出力されるまでの装置内遅延と、前記スレーブノードから送信されて自装置に入力された第2の時刻同期用パケットが自装置から出力されるまでの装置内遅延とを測定する遅延計算部と、
前記第1の時刻同期用パケットの装置内遅延を前記第1の時刻同期用パケットに後続するパケットに付与し、その付与したパケットを前記スレーブノードに向けて出力するとともに、前記第2の時刻同期用パケットの装置内遅延を前記第2の時刻同期用パケットに後続するパケットに付与し、その付与したパケットを前記マスタノードに向けて出力する遅延情報書込部と、を有することを特徴とする
伝送装置。 - 前記伝送装置は、さらに、パルス生成部を有しており、
前記パルス生成部は、前記第1の時刻同期用パケットが自装置に入力されるタイミングと、前記第1の時刻同期用パケットが自装置から出力されるタイミングと、前記第2の時刻同期用パケットが自装置に入力されるタイミングと、前記第2の時刻同期用パケットが自装置から出力されるタイミングとでそれぞれパルス信号を生成して前記遅延計算部に通知し、
前記遅延計算部は、同じ前記時刻同期用パケットについての入力されるタイミングのパルス信号と、出力されるタイミングのパルス信号との通知時刻差により前記装置内遅延を測定することを特徴とする
請求項1に記載の伝送装置。 - 請求項1または請求項2に記載の伝送装置と、前記時刻同期装置とを含めて構成される前記時刻伝送システムであって、
前記時刻同期装置は、
時刻を同期する相手である他の前記時刻同期装置から送信された前記時刻同期用パケットと、その前記時刻同期用パケットの伝送経路上の各前記伝送装置により測定された前記装置内遅延が付与されたパケットとをそれぞれ受信すると、
前記時刻同期用パケットの着時刻から各前記伝送装置の前記装置内遅延分を減算することで、前記時刻同期用パケットの着時刻を前記装置内遅延が発生しない補正着時刻へと補正し、その補正着時刻を用いて前記時刻同期装置の時計のずれであるオフセット値を計算することを特徴とする
時刻伝送システム。 - 時刻同期装置であるマスタノードとスレーブノードとの間で伝送装置を経由して時刻同期用パケットを送受信し、その送受信の時刻情報をもとに前記時刻同期装置の時刻を同期する時刻伝送システムに用いられる前記伝送装置が実行する遅延測定方法であって、
前記伝送装置は、遅延計算部と、遅延情報書込部と、を有しており、
前記遅延計算部は、前記マスタノードから送信されて自装置に入力された第1の時刻同期用パケットが自装置から出力されるまでの装置内遅延と、前記スレーブノードから送信されて自装置に入力された第2の時刻同期用パケットが自装置から出力されるまでの装置内遅延とを測定し、
前記遅延情報書込部は、前記第1の時刻同期用パケットの装置内遅延を前記第1の時刻同期用パケットに後続するパケットに付与し、その付与したパケットを前記スレーブノードに向けて出力するとともに、前記第2の時刻同期用パケットの装置内遅延を前記第2の時刻同期用パケットに後続するパケットに付与し、その付与したパケットを前記マスタノードに向けて出力することを特徴とする
遅延測定方法。
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