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JP7191205B2 - 電気掃除機 - Google Patents

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JP7191205B2
JP7191205B2 JP2021510605A JP2021510605A JP7191205B2 JP 7191205 B2 JP7191205 B2 JP 7191205B2 JP 2021510605 A JP2021510605 A JP 2021510605A JP 2021510605 A JP2021510605 A JP 2021510605A JP 7191205 B2 JP7191205 B2 JP 7191205B2
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    • A47L9/00Details or accessories of suction cleaners, e.g. mechanical means for controlling the suction or for effecting pulsating action; Storing devices specially adapted to suction cleaners or parts thereof; Carrying-vehicles specially adapted for suction cleaners
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    • H02P25/16Arrangements or methods for the control of AC motors characterised by the kind of AC motor or by structural details characterised by the circuit arrangement or by the kind of wiring
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Description

本発明は、モータを有する電気掃除機に関する。
一般に、塵埃を検出する塵埃検出手段を有する電気掃除機が用いられている。例えば、塵埃の大きさに応じて吸引力を変えることができる電気掃除機が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2003-135342号公報
従来の技術では、電気掃除機の吸引力、具体的には、モータの回転速度を低速と高速との間で変化させた場合、モータの回転速度によってはモータの効率が低下する。その結果、電気掃除機の効率が低下するという問題がある。
本発明の目的は、電気掃除機の効率の低下を抑制することである。
本発明の一態様に係る電気掃除機は、
気流を発生させるファンと、
2以上のコイルを有し、前記ファンを回転させるブラシレスモータと、
塵埃を検出する塵埃検出部と、
前記塵埃を集める集塵部と、
2以上のスイッチを有し、前記2以上のコイルに接続されており、前記2以上のコイルの結線状態を切り替える結線切替部と、
前記結線切替部に接続されたインバータと、
前記塵埃検出部によって得られた検出結果に応じて前記結線切替部を制御する制御部と
を備え
前記検出結果が第1の閾値未満のとき、前記制御部は、前記2以上のコイルが直列に接続されるように前記結線切替部を制御し、
前記2以上のコイルは、第1のコイル、第2のコイル、第3のコイル、及び第4のコイルを含み、
前記検出結果が前記第1の閾値以上且つ第2の閾値未満のとき、前記制御部は、前記第1のコイルと前記第2のコイルとが直列に接続され、前記第3のコイルと前記第4のコイルとが直列に接続され、且つ直列に接続された前記第1のコイル及び前記第2のコイルと直列に接続された前記第3のコイル及び前記第4のコイルとが並列に接続されるように、前記結線切替部を制御し、
前記検出結果が前記第2の閾値以上のとき、前記制御部は、前記2以上のコイルが並列に接続されるように前記結線切替部を制御し、
前記検出結果が前記第1の閾値未満のとき、前記ブラシレスモータの回転速度は第1の回転速度以下であり、
前記検出結果が前記第1の閾値以上且つ前記第2の閾値未満のとき、前記ブラシレスモータの回転速度は、前記第1の回転速度より大きく且つ第2の回転速度以下であり、
前記検出結果が前記第2の閾値以上のとき、前記ブラシレスモータの回転速度は、前記第2の回転速度より大きく且つ第3の回転速度以下である
本発明の他の態様に係る電気掃除機は、
気流を発生させるファンと、
2以上のコイルを有し、前記ファンを回転させるブラシレスモータと、
塵埃を検出する塵埃検出部と、
前記塵埃を集める集塵部と、
2以上のスイッチを有し、前記2以上のコイルに接続されており、前記2以上のコイルの結線状態を切り替える結線切替部と、
前記結線切替部に接続されたインバータと、
前記塵埃検出部によって得られた検出結果に応じて前記結線切替部を制御する制御部と
を備え、
前記検出結果が第1の閾値未満のとき、前記制御部は、前記2以上のコイルが直列に接続されるように前記結線切替部を制御し、
前記2以上のコイルは、第1のコイル、第2のコイル、第3のコイル、及び第4のコイルを含み、
前記検出結果が前記第1の閾値以上且つ第2の閾値未満のとき、前記制御部は、前記第1のコイルと前記第2のコイルとが並列に接続され、前記第3のコイルと前記第4のコイルとが並列に接続され、且つ並列に接続された前記第1のコイル及び前記第2のコイルと並列に接続された前記第3のコイル及び前記第4のコイルとが直列に接続されるように、前記結線切替部を制御し、
前記検出結果が前記第2の閾値以上のとき、前記制御部は、前記2以上のコイルが並列に接続されるように前記結線切替部を制御し、
前記検出結果が前記第1の閾値未満のとき、前記ブラシレスモータの回転速度は第1の回転速度以下であり、
前記検出結果が前記第1の閾値以上且つ前記第2の閾値未満のとき、前記ブラシレスモータの回転速度は、前記第1の回転速度より大きく且つ第2の回転速度以下であり、
前記検出結果が前記第2の閾値以上のとき、前記ブラシレスモータの回転速度は、前記第2の回転速度より大きく且つ第3の回転速度以下である。
本発明によれば、電気掃除機の効率の低下を抑制することができる。
本発明の実施の形態に係る電気掃除機の構成を概略的に示す図である。 電気掃除機における制御系の構成を概略的に示すブロック図である。 モータの構造を概略的に示す平面図である。 正巻コイルの一例及び逆巻コイルの一例を示す図である。 AからDは、コイルの結線パターンの例を示す図である。 電気掃除機における制御系の構成の一例を示す図である。 電気掃除機の自動モードにおける制御部の動作の一例を示すフローチャートである。 塵埃検出値とファンモータの回転速度との関係を示すグラフである。 塵埃検出値と電気掃除機の総合効率との関係を示すグラフである。
図1は、本発明の実施の形態に係る電気掃除機1の構成を概略的に示す図である。図1において、矢印A1は、電気掃除機1における気流の向き、すなわち、吸引方向を示す。
図2は、電気掃除機1における制御系の構成を概略的に示すブロック図である。
電気掃除機1は、本体10と、パイプ20と、吸口体30、塵埃検出部40とを有する。電気掃除機1は、吸口体30を有していなくてもよい。吸口体30は、パイプ20と一体化されていてもよい。電気掃除機1は、例えば、コードレス電気掃除機である。
本体10は、ファンモータ11と、結線切替部12と、集塵部13と、インバータ14と、制御部15と、電源装置16と、ハンドル17と、フレーム18と、ダクト19とを有する。
パイプ20は、本体10と吸口体30との間に設けられている。これにより、パイプ20は、本体10(具体的には、本体10のダクト19)と吸口体30とを接続している。図1に示される例では、パイプ20は、本体10のダクト19及び吸口体30に固定されている。パイプ20は着脱可能である。ただし、パイプ20は、本体10と一体化されていてもよい。
電気掃除機1は、パイプ20及び吸口体30を有していなくてもよい。この場合、塵埃は、ダクト19から本体10内に吸引される。
パイプ20は、2つの開口、すなわち第1の開口20a及び第2の開口20bを持っている。パイプ20は、吸口体30及び本体10に連通している。具体的には、パイプ20は、本体10のダクト19に連通している。パイプ20は、例えば、直線的に延在している円筒である。パイプ20は、本体10と一体化されていてもよく、パイプ20の形状は必ずしも円筒形状に限定されない。
吸口体30は、吸入口30aを持っている。吸口体30は、パイプ20に連通している。
図1に示されるように、吸口体30は、関節30bを有してもよい。この場合、パイプ20は、関節30bに連結される。関節30bは、パイプ20に対する吸口体30の角度を変更可能にする。言い換えると、パイプ20は、関節30bを中心として回転可能である。
ファンモータ11は、気流を発生させるファン11aと、ファン11aを回転させるモータ11bとを有する。ファンモータ11が駆動すると、ファンモータ11は気流を発生させる。
ファン11aは、例えば、少なくとも1つの羽根を有する。ファン11aは気流を発生させる。具体的には、ファン11aが回転すると、気流が発生する。例えば、ファン11aは、モータ11bのロータ(例えば、ロータのシャフト)に連結されている。したがって、モータ11bが駆動すると、ファン11aが回転する。
モータ11bは、2以上のコイル111を有する(後述する図3)。各コイル111の両端は、結線切替部12に接続されている。
モータ11bは、例えば、ブラシレスDCモータなどのブラシレスモータである。一般に、ファンモータのモータがブラシ付きモータ(整流子モータとも称する)である場合、コイルの結線を切り替えるときに発生するブラシによる雑音を防止するためのコンデンサが必要である。これに対して、ファンモータ11のモータ11bがブラシレスモータである場合、ブラシによる雑音が発生しないので、コンデンサ無しでも雑音の発生を防止することができる。
結線切替部12は、モータ11bに隣接している。結線切替部12は、モータ11bのコイル111に接続されている。結線切替部12は、コイル111の結線状態を切り替える。結線切替部12は、できるだけファンモータ11(具体的には、モータ11b)の近くに配置されていることが望ましい。これにより、ファンモータ11と結線切替部12と間のノイズを低減することができ、ファンモータ11の誤動作を防止することができる。
集塵部13は、ファンモータ11に隣接している。集塵部13は、ダクト19に固定されている。集塵部13は、ダクト19及びファンモータ11に連通している。集塵部13は、ファンモータ11を通してフレーム18の排気口18aに連通している。集塵部13は、フレーム18に固定されていてもよい。
集塵部13は、例えば、容器である。集塵部13は、塵埃を集める。集塵部13は、気流が旋回することを可能にする旋回構造を持つ。電気掃除機1(具体的には、ファンモータ11)が駆動している間、気流が集塵部13内で旋回する。これにより、塵埃が気流から分離される。その結果、塵埃は、集塵部13に蓄積される。すなわち、本実施の形態では、電気掃除機1は、サイクロン式掃除機である。
ただし、電気掃除機1は、サイクロン式掃除機に限定されない。例えば、集塵部13は、紙パックでもよい。
インバータ14は、結線切替部12に接続されている。インバータ14は、結線切替部12に電力を供給する。具体的には、インバータ14は、電源装置16からの直流電圧を交流電圧に変換し、結線切替部12を通してモータ11bのコイル111に交流電圧を印加する。これにより、ファンモータ11(具体的には、モータ11b)が駆動する。
制御部15は、結線切替部12、インバータ14、及び電源装置16を制御する。
制御部15は、例えば、中央処理装置(CPU)及びメモリを有する。中央処理装置は、例えば、メモリに格納されたプログラムを実行する。この場合、制御部15の機能は、ソフトウェア、ファームウェア、又はソフトウェアとファームウェアとの組み合わせにより実現される。ソフトウェア及びファームウェアはプログラムとしてメモリに格納することができる。これにより、制御部15の機能を実現するためのプログラムは、コンピュータによって実行される。メモリは、コンピュータで読み取り可能な記録媒体であり、例えば、Random Access Memory(RAM)、Read Only Memory(ROM)などの揮発性メモリ、不揮発性メモリ、又は揮発性メモリと不揮発性メモリとの組み合わせである。
制御部15は、単一回路又は複合回路などの専用のハードウェアとしての処理回路で構成されてもよい。この場合、制御部15の機能は、その処理回路で実現される。
電源装置16は、インバータ14に電力を供給する。図1に示される例では、電源装置16は、直流電圧を生成するバッテリーである。この場合、バッテリーである電源装置16からインバータ14に直流電圧が印加される。例えば、電源装置16は、20Vの直流電圧をインバータ14に印加する。
電源装置16が2次電池である場合、電気掃除機1は、充電式電気掃除機(コードレス電気掃除機とも称する)である。
ただし、電気掃除機1は、電源装置16の代わりにコンバータを有してもよい。この場合、コンバータは、交流電源からの交流電圧を直流電圧に変換し、変換された直流電圧をインバータ14に印加する。電気掃除機1は、電源装置16に加えてこのコンバータを有してもよい。
ハンドル17は、フレーム18に連結されている。電気掃除機1のユーザーは、ハンドル17を握り、電気掃除機1を動かすことができる。
ハンドル17は、操作部17aを有する。操作部17aは、例えば、操作スイッチ、自動モードスイッチ、強運転スイッチ、弱運転スイッチなどのスイッチを含む。操作スイッチは、例えば、電気掃除機1のオンオフを切り替えるためのスイッチである。自動モードスイッチは、例えば、塵埃検出部40の検出結果に応じて電気掃除機1の吸引力(具体的には、ファンモータ11の回転速度)を自動的に切り替えるためのスイッチである。強運転スイッチは、例えば、電気掃除機1の吸引力(具体的には、ファンモータ11の回転速度)を上げるためのスイッチである。弱運転スイッチは、例えば、電気掃除機1の吸引力(具体的には、ファンモータ11の回転速度)を下げるためのスイッチである。
図1に示される例では、フレーム18は、ハンドル17及びダクト19に連結されている。フレーム18は、排気口18aを持っている。図1に示される例では、ファンモータ11、インバータ14、制御部15、及び電源装置16は、フレーム18に固定されている。結線切替部12は、フレーム18に固定されていてもよい。フレーム18は、本体10の構成要素を覆うハウジングでもよい。
ダクト19は、パイプ20及び集塵部13に連結されている。ダクト19は、パイプ20及び集塵部13に連通している。ダクト19は、例えば、直線的に延在している円筒である。ダクト19及びパイプ20は、直線的に配列されている。ダクト19は、集塵部13と一体化されていてもよく、ダクト19の形状は必ずしも円筒形状に限定されない。
塵埃検出部40は、電気掃除機1内に吸引された塵埃を検出する。図1に示される例では、塵埃検出部40は、パイプ20からの塵埃を検出する。例えば、塵埃検出部40は、ダクト19内を通過する塵埃を検出する。塵埃検出部40は、例えば、塵埃からの反射光を検出する光検出器である。ただし、塵埃検出部40は、光検出器に限定されない。
図1に示される例では、塵埃検出部40は、ダクト19に固定されている。塵埃検出部40は、集塵部13に対して吸引方向における上流側に配置されている。ただし、塵埃検出部40は、吸口体30、パイプ20、又は本体10に固定されていてもよい。塵埃検出部40が本体10に固定されている場合、塵埃検出部40は、例えば、集塵部13に固定することができる。
図1に示される例では、吸引方向において、集塵部13、ファンモータ11、結線切替部12、インバータ14、制御部15、及び電源装置16は、この順に配置されている。ただし、電気掃除機1の構成要素の配置は、図1に示される例に限定されない。
〈モータ11bの構造〉
モータ11bの構造について具体的に説明する。
図3は、モータ11bの構造を概略的に示す平面図である。
モータ11bは、2以上のコイル111と、ステータ鉄心112と、ロータ113とを有する。図3に示される例では、モータ11bは単相モータであるが、2相以上のモータでもよい。
ステータ鉄心112は、円環状のヨーク112aと、4つのティース112bを有する。各ティース112bは、ヨーク112aからロータ113の回転中心に向けて突出している。
ロータ113は、ステータ鉄心112の内側に回転可能に配置されている。ロータ113は、少なくとも1つの永久磁石113aを有する。永久磁石113aは、例えば、希土類磁石又はフェライト磁石である。図3に示される「N」及び「S」は、ロータ113における磁極、すなわち、N極及びS極を示す。
本実施の形態では、コイル111は、コイルC1(第1のコイルとも称する)、コイルC2(第2のコイルとも称する)、コイルC3(第3のコイルとも称する)、及びコイルC4(第4のコイルとも称する)を含む。コイルC1,C2,C3,及びC4の各々を「各コイル111」とも称する。コイルC1,C2,C3,及びC4は、ステータ鉄心112に取り付けられている。
コイルC1及びC3は、正巻コイルであり、コイルC2及びC4は、逆巻コイルである。ステータ鉄心112の周方向において、コイルC1,C2,C3,及びC4は、この順に配列されている。すなわち、ステータ鉄心112の周方向において、正巻コイル及び逆巻コイルは交互に配列されている。各コイル111を形成する巻線の両端は、直接又は間接的に結線切替部12に接続されている。
図4は、正巻コイルの一例及び逆巻コイルの一例を示す図である。
正巻コイルは、ロータ113の回転中心から見ると、右回りに各ティース112bに巻かれている。逆巻コイルは、ロータ113の回転中心から見ると、左回りに各ティース112bに巻かれている。各コイル111の両端は、巻き始め部111a及び巻き終わり部111bである。各コイル111は、巻き始め部111aから巻き終わり部111bにかけて各ティース112bに巻かれている。
図5Aから図5Dは、コイル111の結線パターンの例を示す図である。
図5Aは、4並列結線の例を示す図である。4並列結線は、4つのコイル111、すなわち、コイルC1からC4が並列に接続されている結線パターンである。
図5Bは、2直列2並列結線の例を示す図である。図5Bに示される2直列2並列結線は、一組のコイル111(図5Bでは、コイルC1及びC2)ともう一組のコイル111(図5Bでは、コイルC3及びC4)とが並列に接続されており、且つ各組のコイル111のうちの2つのコイル111が直列に接続されている結線パターンである。図5Bに示される例では、コイルC1及びC2が直列に接続されており、コイルC3及びC4が直列に接続されている。
図5Cは、2直列2並列結線の他の例を示す図である。図5Cに示される2直列2並列結線は、一組のコイル111(図5Cでは、コイルC1及びC2)ともう一組のコイル111(図5Cでは、コイルC3及びC4)とが直列に接続されており、且つ各組のコイル111のうちの2つのコイル111が並列に接続されている結線パターンである。図5Cに示される例では、コイルC1及びC2が並列に接続されており、コイルC3及びC4が並列に接続されている。
図5Dは、4直列結線の例を示す図である。4直列結線は、4つのコイル111、すなわち、コイルC1からC4が直列に接続されている結線パターンである。
図5Aから図5Dに示されるように、電気掃除機1(具体的には、モータ11b)は、複数の、コイル111の結線パターン(本実施の形態では、4つの結線パターン)を持っている。したがって、電気掃除機1(具体的には、モータ11b)は、複数の結線パターンのうちの1つで駆動する。
モータ11bの駆動時において、4つのコイル111によって形成されるN極及びS極が周方向において交互に形成されれば、コイル111の結線パターンは、図5Aから図5Dに示される結線パターン及び図4に示されるコイルの巻き方に限定されない。
図6は、電気掃除機1における制御系の構成の一例を示す図である。
図6に示される例では、インバータ14は、4つのスイッチング素子S1,S2,S3,及びS4と、4つのダイオードD1,D2,D3,及びD4とを有する。スイッチング素子S1及びダイオードD1は並列に接続されており、スイッチング素子S2及びダイオードD2は並列に接続されており、スイッチング素子S3及びダイオードD3は並列に接続されており、スイッチング素子S4及びダイオードD4は並列に接続されている。
図6に示される例では、インバータ14は、単相インバータである。単相インバータは、3相インバータに比べてスイッチング回数を減らすことができ、高速回転時のスイッチングロスを減らすことができる。高速回転時では電気周波数が上がり、スイッチング回数が増えるため、特に高速回転時では単相インバータを用いる利点が得られる。
図6に示される例では、結線切替部12は、2以上のスイッチK1を有する。ただし、結線切替部12は、コイル111の結線状態を切り替えることができる少なくとも1つのスイッチK1を持っていればよい。各スイッチK1は、例えば、リレーである。
制御部15は、塵埃検出部40によって得られた検出結果、具体的には、塵埃検出値Dvに応じて、塵埃検出部40の検出結果に対応する切替制御信号Sg2を結線切替部12に向けて送信し、結線切替部12のスイッチK1及びK2を制御する。すなわち、制御部15は、塵埃検出部40によって得られた検出結果に応じて結線切替部12を制御し、コイル111の結線状態を制御する。
結線切替部12は、受信した切替制御信号Sg2に従ってコイル111の結線状態を切り替える。ただし、コイル111の結線状態が、切替制御信号Sg2が示す結線状態と同じである場合、結線切替部12は、コイル111の結線状態を維持する。
制御部15は、塵埃検出部40の検出結果に対応するスイッチング制御信号Sg3をインバータ14に向けて送信し、スイッチング素子S1,S2,S3,及びS4のオンオフを制御する。すなわち、制御部15は、塵埃検出部40の検出結果に応じてインバータ14の動作を制御し、ファンモータ11の回転速度(具体的には、モータ11bの回転速度)を制御する。すなわち、制御部15は、塵埃検出部40の検出結果に応じて電気掃除機1の吸引力を制御する。
インバータ14は、受信したスイッチング制御信号Sg3に従ってスイッチング素子S1,S2,S3,及びS4をオンオフし、各コイル111への電流を制御する。
〈電気掃除機1の動作〉
電気掃除機1の動作の一例について説明する。
操作部17aの操作スイッチがオンになると、運転指示信号Sg1が操作部17aから制御部15に入る。制御部15は運転指示信号Sg1を受信すると、電源装置16からインバータ14に電力が出力されるように電源装置16を制御する。さらに、制御部15はインバータ14を制御し、インバータ14がスイッチング動作を行い、ファンモータ11が駆動する。
ファンモータ11が駆動すると、電気掃除機1内に気流が発生する。これにより、塵埃が吸口体30の吸入口30aから電気掃除機1内に入る。塵埃は、パイプ20及びダクト19を通り、集塵部13に入る。塵埃は、集塵部13に蓄積される。気流は、さらにファンモータ11を通り、フレーム18の排気口18aから電気掃除機1の外へ排出される。
例えば、操作部17aの自動モードスイッチがオンになると、自動モードに対応する運転指示信号Sg1が操作部17aから制御部15に入り、電気掃除機1の運転モードは、通常モードから自動モードに移行する。自動モードでは、塵埃検出部40の検出結果に基づいて電気掃除機1の吸引力(具体的には、ファンモータ11の回転速度)が自動的に切り替わる。
図7は、電気掃除機1の自動モードにおける制御部15の動作の一例を示すフローチャートである。
図8は、塵埃検出値Dvとファンモータ11の回転速度との関係を示すグラフである。図8において、閾値Sd4は、閾値Sd2よりも大きい。回転速度N2,N4,及びN6の関係は、N6=2×N4=4×N2である。
閾値Sd2を「第1の閾値」とも称し、閾値Sd4を「第2の閾値」とも称する。回転速度N2を「第1の回転速度」とも称し、回転速度N4を「第2の回転速度」とも称し、回転速度N6を「第3の回転速度」とも称する。
電気掃除機1の駆動中、塵埃検出部40は、ダクト19内を通過する塵埃を検出する。塵埃検出部40によって検出された塵埃検出値Dvは、制御部15に入力される。塵埃検出部40によって得られた塵埃検出値Dvを「検出結果」とも称する。すなわち、塵埃検出部40は、検出結果を制御部15に向けて出力する。
塵埃検出値Dvは、例えば、塵埃検出部40によって検出された、単位時間当たりの塵埃の量である。塵埃検出値Dvは、塵埃の大きさでもよい。塵埃検出値Dvは、塵埃検出部40によって検出された、単位体積当たりの塵埃密度でもよい。
ステップST1では、制御部15は、塵埃検出値Dvを受信する。
ステップST2では、制御部15は、塵埃検出値Dvが閾値Sd2未満であるか判定する。
塵埃検出値Dvが閾値Sd2未満のとき(ステップST1においてYes)、制御部15は、コイル111が直列に接続されるように結線切替部12を制御する(ステップST3)。例えば、制御部15は、コイル111の結線状態が4直列結線になるように結線切替部12を制御する(ステップST3)。この場合、制御部15は、4直列結線に対応する切替制御信号Sg2を結線切替部12に送信する。結線切替部12は、4直列結線に対応する切替制御信号Sg2に従ってコイル111の結線状態を切り替える。
ステップST3では、コイル111の結線状態は、4直列結線である。この場合、ファンモータ11の回転速度Nr(具体的には、モータ11bの回転速度)は、N2以下である。すなわち、コイル111の結線状態が4直列結線であるとき、ファンモータ11は、回転速度N2以下で駆動する。回転速度N2は、例えば、25000rpmである。
ただし、コイル111の結線状態の切り替えが不要である場合、結線切替部12は、コイル111の結線状態を切り替えない。
塵埃検出値Dvが閾値Sd2以上の場合(ステップST1においてNo)、制御部15は、塵埃検出値Dvが閾値Sd4未満であるか判定する(ステップST4)。塵埃検出値Dvが閾値Sd2以上且つ閾値Sd4未満のとき(ステップST4においてYes)、制御部15は、コイルC1とコイルC2とが直列に接続され、コイルC3とコイルC4とが直列に接続され、且つ直列に接続されたコイルC1及びコイルC2と直列に接続されたコイルC3及びコイルC4とが並列に接続されるように、結線切替部12を制御する(ステップST5)。塵埃検出値Dvが閾値Sd2以上且つ閾値Sd4未満のとき(ステップST4においてYes)、制御部15は、コイルC1とコイルC2とが並列に接続され、コイルC3とコイルC4とが並列に接続され、且つ並列に接続されたコイルC1及びコイルC2と並列に接続されたコイルC3及びコイルC4とが直列に接続されるように、結線切替部12を制御してもよい(ステップST5)。
例えば、制御部15は、コイル111の結線状態が2直列2並列結線になるように結線切替部12を制御する(ステップST5)。この場合、制御部15は、2直列2並列結線に対応する切替制御信号Sg2を結線切替部12に送信する。結線切替部12は、2直列2並列結線に対応する切替制御信号Sg2に従ってコイル111の結線状態を切り替える。
ステップST5では、コイル111の結線状態は、2直列2並列結線である。この場合、ファンモータ11の回転速度Nr(具体的には、モータ11bの回転速度)は、N2より大きく且つN4以下である。すなわち、コイル111の結線状態が2直列2並列結線であるとき、ファンモータ11は、N2<Nr≦N4で駆動する。回転速度N4は、例えば、50000rpmである。
塵埃検出値Dvが閾値Sd4以上のとき(ステップST4においてNo)、制御部15は、コイル111が並列に接続されるように結線切替部12を制御する(ステップST6)。例えば、制御部15は、コイル111の結線状態が4並列結線になるように結線切替部12を制御する(ステップST6)。例えば、制御部15は、4並列結線に対応する切替制御信号Sg2を結線切替部12に送信する。結線切替部12は、4並列結線に対応する切替制御信号Sg2に従ってコイル111の結線状態を切り替える。
ステップST6では、コイル111の結線状態は、4並列結線である。この場合、ファンモータ11の回転速度Nrは、N4より大きく且つN6以下である。すなわち、コイル111の結線状態が4並列結線であるとき、ファンモータ11は、N4<Nr≦N6で駆動する。塵埃検出値Dvが閾値Sd6のとき、回転速度N6でファンモータ11が駆動する。回転速度N6は、例えば、100000rpmである。本実施の形態では、塵埃検出値Dvが閾値Sd6のとき、ファンモータ11の回転速度Nrは最大である。塵埃検出値Dvが閾値Sd6よりも大きい場合でも、ファンモータ11は、回転速度N6で駆動する。
本実施の形態では、ファンモータ11の最大回転速度は100000rpmである。ただし、ファンモータ11の最大回転速度は100000rpmよりも大きくてもよい。
本実施の形態では、塵埃検出値Dvが大きいほど、ファンモータ11(具体的には、モータ11b)の回転速度が高い。言い換えると、塵埃検出値Dvが大きいほど、電気掃除機1の吸引力が大きい。
図7に示される例は、自動モードにおける制御部15の動作の一例である。ただし、自動モード以外の動作モードにおいて、図7に示される制御部15の動作が実行されてもよい。例えば、塵埃の量に応じて電気掃除機1のユーザーがコイル111の結線状態を切り替えてもよい。
〈電気掃除機1の利点〉
実施の形態1に係る電気掃除機1の利点を説明する。
図9は、塵埃検出値Dvと電気掃除機1の総合効率との関係を示すグラフである。図9において、横軸は塵埃検出値Dvを示し、縦軸は電気掃除機1の総合効率を示す。電気掃除機1の総合効率とは、インバータ14の効率及びモータ11bの効率を含む電気掃除機1の効率である。図9における横軸の値は、図8に示される横軸の値に対応する。図9において、塵埃検出値は、値Sd1から値Sd6に向けて増加する。
図9に示されるように、各結線状態において、電気掃除機1は、総合効率のピーク値を持つ。例えば、4直列結線では、塵埃検出値Dvが値Sd1のとき、電気掃除機1の総合効率が最大になる。同様に、2直列2並列結線では、塵埃検出値Dvが値Sd3のとき、電気掃除機1の総合効率が最大になり、4並列結線では、塵埃検出値Dvが値Sd5のとき、電気掃除機1の総合効率が最大になる。
すなわち、図9に示されるように、電気掃除機1では、塵埃検出値Dvに応じて電気掃除機1の総合効率が変化する。言い換えると、電気掃除機1は、塵埃検出値Dvに対応する複数の総合効率のピーク値(図9では、3つのピーク値)を持つ。
本実施の形態では、塵埃検出値Dvが閾値Sd2未満のとき、電気掃除機1は、4直列結線で駆動する。コイル111が4直列結線であるときのファンモータ11(具体的には、モータ11b)の駆動中に生じる誘起電圧は、コイル111が2直列2並列結線であるときのファンモータ11(具体的には、モータ11b)の駆動中に生じる誘起電圧及びコイル111が4並列結線であるときのファンモータ11(具体的には、モータ11b)の駆動中に生じる誘起電圧の両方よりも大きい。したがって、塵埃検出値Dvが閾値Sd2未満のとき、低速回転での電気掃除機1の総合効率を上げることができる。
塵埃検出値Dvが閾値Sd2以上且つ閾値Sd4未満のとき、電気掃除機1は、2直列2並列結線で駆動する。コイル111が2直列2並列結線であるときのファンモータ11(具体的には、モータ11b)の駆動中に生じる誘起電圧は、コイル111が4直列結線であるときのファンモータ11(具体的には、モータ11b)の駆動中に生じる誘起電圧よりも小さく、コイル111が4並列結線であるときのファンモータ11(具体的には、モータ11b)の駆動中に生じる誘起電圧よりも大きい。したがって、塵埃検出値Dvが閾値Sd2以上且つ閾値Sd4未満のとき、中速回転での電気掃除機1の総合効率を上げることができる。
塵埃検出値Dvが閾値Sd4より大きいとき、電気掃除機1は、4並列結線で駆動する。コイル111が4並列結線であるときのファンモータ11(具体的には、モータ11b)の駆動中に生じる誘起電圧は、コイル111が4直列結線であるときのファンモータ11(具体的には、モータ11b)の駆動中に生じる誘起電圧及びコイル111が2直列2並列結線であるときのファンモータ11(具体的には、モータ11b)の駆動中に生じる誘起電圧の両方よりも小さい。したがって、塵埃検出値Dvが閾値Sd4より大きいとき、高速回転での電気掃除機1の総合効率を上げることができる。
以上に説明したように、制御部15は、塵埃検出値Dvが大きくなるにつれてコイル111の結線状態を切り替える。これにより、制御部15は、塵埃検出値Dvが大きくなるにつれてファンモータ11の回転速度を段階的に又は連続的に上げる。同様に、制御部15は、塵埃検出値Dvが小さくなるにつれてコイル111の結線状態を切り替える。これにより、制御部15は、塵埃検出値Dvが小さくなるにつれてファンモータ11の回転速度を段階的に又は連続的に下げる。すなわち、制御部15は、塵埃検出値Dvに応じて、コイル111の結線状態を最適な結線状態に切り替える。
これにより、制御部15は、塵埃検出値Dvに応じてコイル111の結線状態を制御するので、塵埃検出値Dvが変化した場合でも電気掃除機1の効率(具体的には、電気掃除機1の総合効率)を適切に維持することができ、電気掃除機1の効率の低下を抑制することができる。
言い換えると、塵埃検出値Dvに応じてファンモータ11(具体的には、モータ11b)の回転速度が変化した場合でも、ファンモータ11(具体的には、モータ11b)の回転速度に応じて電気掃除機1の効率(具体的には、電気掃除機1の総合効率)を適切に維持することができ、電気掃除機1の効率の低下を抑制することができる。言い換えると、ファンモータ11(具体的には、モータ11b)の回転速度が変化した場合でも、制御部15がコイル111の結線状態を適切に制御するので、電気掃除機1の効率(具体的には、電気掃除機1の総合効率)を適切に維持することができ、電気掃除機1の効率の低下を抑制することができる。
その結果、例えば、電源装置16がバッテリーであるとき、バッテリーの余計な消費を抑制することができ、電気掃除機1の運転時間を長くすることができる。
1 電気掃除機、 10 本体、 11 ファンモータ、 11a ファン、 11b モータ、 12 結線切替部、 13 集塵部、 14 インバータ、 15 制御部、 16 電源装置、 17 ハンドル、 18 フレーム、 19 ダクト、 20 パイプ、 30 吸口体、 40 塵埃検出部。

Claims (5)

  1. 気流を発生させるファンと、
    2以上のコイルを有し、前記ファンを回転させるブラシレスモータと、
    塵埃を検出する塵埃検出部と、
    前記塵埃を集める集塵部と、
    2以上のスイッチを有し、前記2以上のコイルに接続されており、前記2以上のコイルの結線状態を切り替える結線切替部と、
    前記結線切替部に接続されたインバータと、
    前記塵埃検出部によって得られた検出結果に応じて前記結線切替部を制御する制御部と
    を備え
    前記検出結果が第1の閾値未満のとき、前記制御部は、前記2以上のコイルが直列に接続されるように前記結線切替部を制御し、
    前記2以上のコイルは、第1のコイル、第2のコイル、第3のコイル、及び第4のコイルを含み、
    前記検出結果が前記第1の閾値以上且つ第2の閾値未満のとき、前記制御部は、前記第1のコイルと前記第2のコイルとが直列に接続され、前記第3のコイルと前記第4のコイルとが直列に接続され、且つ直列に接続された前記第1のコイル及び前記第2のコイルと直列に接続された前記第3のコイル及び前記第4のコイルとが並列に接続されるように、前記結線切替部を制御し、
    前記検出結果が前記第2の閾値以上のとき、前記制御部は、前記2以上のコイルが並列に接続されるように前記結線切替部を制御し、
    前記検出結果が前記第1の閾値未満のとき、前記ブラシレスモータの回転速度は第1の回転速度以下であり、
    前記検出結果が前記第1の閾値以上且つ前記第2の閾値未満のとき、前記ブラシレスモータの回転速度は、前記第1の回転速度より大きく且つ第2の回転速度以下であり、
    前記検出結果が前記第2の閾値以上のとき、前記ブラシレスモータの回転速度は、前記第2の回転速度より大きく且つ第3の回転速度以下である
    電気掃除機。
  2. 気流を発生させるファンと、
    2以上のコイルを有し、前記ファンを回転させるブラシレスモータと、
    塵埃を検出する塵埃検出部と、
    前記塵埃を集める集塵部と、
    2以上のスイッチを有し、前記2以上のコイルに接続されており、前記2以上のコイルの結線状態を切り替える結線切替部と、
    前記結線切替部に接続されたインバータと、
    前記塵埃検出部によって得られた検出結果に応じて前記結線切替部を制御する制御部と
    を備え、
    前記検出結果が第1の閾値未満のとき、前記制御部は、前記2以上のコイルが直列に接続されるように前記結線切替部を制御し、
    前記2以上のコイルは、第1のコイル、第2のコイル、第3のコイル、及び第4のコイルを含み、
    前記検出結果が前記第1の閾値以上且つ第2の閾値未満のとき、前記制御部は、前記第1のコイルと前記第2のコイルとが並列に接続され、前記第3のコイルと前記第4のコイルとが並列に接続され、且つ並列に接続された前記第1のコイル及び前記第2のコイルと並列に接続された前記第3のコイル及び前記第4のコイルとが直列に接続されるように、前記結線切替部を制御し、
    前記検出結果が前記第2の閾値以上のとき、前記制御部は、前記2以上のコイルが並列に接続されるように前記結線切替部を制御し、
    前記検出結果が前記第1の閾値未満のとき、前記ブラシレスモータの回転速度は第1の回転速度以下であり、
    前記検出結果が前記第1の閾値以上且つ前記第2の閾値未満のとき、前記ブラシレスモータの回転速度は、前記第1の回転速度より大きく且つ第2の回転速度以下であり、
    前記検出結果が前記第2の閾値以上のとき、前記ブラシレスモータの回転速度は、前記第2の回転速度より大きく且つ第3の回転速度以下である
    電気掃除機。
  3. 前記制御部は、前記塵埃検出部の前記検出結果に応じて前記電気掃除機の吸引力を制御する請求項1又は2に記載の電気掃除機。
  4. 前記電気掃除機は、前記検出結果に対応する複数の総合効率のピーク値を持つ請求項1からのいずれか1項に記載の電気掃除機。
  5. 前記結線切替部は、前記ブラシレスモータに隣接している請求項1からのいずれか1項に記載の電気掃除機。
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