JP7174215B2 - 発光装置の製造方法及び発光装置 - Google Patents
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複数の発光素子が配置された基板を準備し、
第1面及び第1面の反対側に位置する第2面を有する第1透光層と、前記第1面側に配置された蛍光体層とを有し、前記第2面側に前記発光素子の平面形状よりも大きな開口部形状を備える凹部を有する透光性部材を複数準備し、
前記透光性部材の凹部内に、接合部材を介して前記発光素子を配置し、
前記透光性部材の外側面の少なくとも一部を被覆する光反射性部材を形成し、
前記基板又は前記光反射性部材を切断して複数の発光装置を得ることを含む。
発光素子と、
第1面及び第1面の反対側に位置する第2面を有する第1透光層と、前記第1面側に配置された蛍光体層とを有し、前記第2面側に前記発光素子の上面及び側面を被覆する凹部を有する透光性部材と、
前記発光素子と前記透光性部材との間に位置する接合部材と、
前記透光性部材の外側面の少なくとも一部を被覆する光反射性部材と、を有する。
実施形態1の発光装置10の製造方法は、図1A~1Fに示すように、複数の発光素子1が配置された基板2を準備し(図1A)、第1面3a及び第1面3aの反対側に位置する第2面3bを有する第1透光層3と、第1面3a側に配置された蛍光体層4とを有し、第2面3b側に発光素子1の平面形状よりも大きな開口部形状を備える凹部5aを有する透光性部材5を複数準備し(図1B、C)、透光性部材5の凹部5a内に、接合部材6を介して発光素子1を配置し(図1D)、透光性部材5の外側面の少なくとも一部を被覆する光反射性部材7を形成し(図1E)、基板2および光反射性部材7を切断して複数の発光装置10を得る(図1F)ことを含む。
まず、図1Aに示すように、基板2を準備する。基板2は、例えば、表面に正負の端子が配置された実装基板を用いることができる。
基板2は、例えば、樹脂フィルム、金属板、セラミック板等の単体又は複合体等によって形成されたものを用いることができる。基板2は剛性のものであってもよいし、可撓性を有するものであってもよい。
半導体積層体は、第1半導体層(例えば、n型半導体層)、発光層、第2半導体層(例えば、p型半導体層)がこの順に積層され、同一面側(例えば、第2半導体層側の面)に、第1半導体層に電気的に接続される第1電極と、第2半導体層に電気的に接続される第2電極との双方を有する。これにより、発光素子1を後述する基板2に対向させて接合するフリップチップ実装を行うことができる。半導体積層体は、通常、成長基板上に積層されるが、発光素子1としては、成長基板を有するものでもよいし、有しないものでもよい。第1半導体層、発光層及び第2半導体層の種類、材料は特に限定されるものではなく、例えば、III-V族化合物半導体、II-VI族化合物半導体等、種々の半導体が挙げられる。具体的には、InXAlYGa1-X-YN(0≦X、0≦Y、X+Y≦1)等の窒化物系の半導体材料が挙げられる。各層の膜厚及び層構造は、当該分野で公知のものを利用することができる。
半導体積層体は、平面視における形状は特に限定されるものではなく、四角形又はこれに近似する形状が好ましい。半導体積層体の平面視における大きさは、発光素子1の平面視における大きさによって適宜調整することができる。例えば、発光素子1が平面視において長方形の場合は、発光素子1の長手方向の長さは200μm~1500μmであり、短手方向の長さは50μm~400μmであり、厚みは80μm~200μmが挙げられる。
発光素子1は、その大きさ、形状、発光波長等適宜選択することができる。複数の発光素子1は、それぞれの大きさ、形状、発光波長等が異なっていてもよいが、同じであることが好ましい。
例えば、発光素子1同士のX方向又はY方向の間隔は10μm~1000μmとすることができ、例えば、200μm~800μmとすることが好ましい。
次に、複数の透光性部材5を準備する。複数の透光性部材5は、図1Bおよび図1Cに示すように、板状の透光性部材5の集合体を準備し、個片化することで準備することができ、また、予め個片化された複数の透光性部材5を準備することもできる。第1実施形態では、板状の透光性部材5の集合体を準備し、個片化することで複数の透光性部材5を準備する方法について主に説明する。透光性部材5の集合体は、少なくとも第1透光層3と蛍光体層4との積層構造を有する。蛍光体層4は、第1透光層3の一の面(以下、第1面3aということがある)に積層されている。
第1透光層3は、後述する発光素子1から出射される光を透過させ得るものであればよく、例えば、その光を60%以上、70%又は80%以上透過させるものが好ましい。
第1透光層3は、透光性の樹脂、ガラス等により形成することができる。樹脂としては、例えば、シリコーン樹脂、シリコーン変性樹脂、エポキシ樹脂、フェノール樹脂、ポリカーボネート樹脂、アクリル樹脂、TPX樹脂、ポリノルボルネン樹脂又はこれらの樹脂を1種以上含むハイブリッド樹脂等が挙げられる。なかでもシリコーン樹脂又はエポキシ樹脂が好ましく、特に耐光性、耐熱性に優れるシリコーン樹脂がより好ましい。
第1透光層3の厚みは、例えば、5μm~80μm程度である。
蛍光体としては、当該分野で公知のものが挙げられる。例えば、セリウムで賦活されたイットリウム・アルミニウム・ガーネット(YAG)系蛍光体、セリウムで賦活されたルテチウム・アルミニウム・ガーネット(LAG)系蛍光体、ユウロピウム及び/又はクロムで賦活された窒素含有アルミノ珪酸カルシウム(CaO-Al2O3-SiO2)系蛍光体、ユウロピウムで賦活されたシリケート((Sr,Ba)2SiO4)系蛍光体、βサイアロン蛍光体、KSF系蛍光体(K2SiF6:Mn)、量子ドット蛍光体等と呼ばれる半導体の微粒子などが挙げられる。これにより、可視波長の一次光及び二次光の混色光(例えば白色系)を出射する発光装置、紫外光の一次光に励起されて可視波長の二次光を出射する発光装置とすることができる。発光装置が液晶ディスプレイのバックライト等に用いられる場合、発光素子1から発せられた青色光によって励起され、赤色発光する蛍光体(例えばKSF系蛍光体)と、緑色発光する蛍光体(例えばβサイアロン蛍光体)とを用いることが好ましい。これにより、発光装置を用いたディスプレイの色再現範囲を広げることができる。
蛍光体の形状は、破砕状、球状、中空及び多孔質等のいずれでもよい。
蛍光体が透光性樹脂等に含有される場合は、例えば、蛍光体の平均粒径(メジアン径)は、0.08μm~10μm程度が挙げられる。蛍光体は、蛍光体層4の重量に対して10重量%~60重量%含有されていることが好ましい。
蛍光体層4の厚みは、所望の色度を実現しつつ、光束低下を抑制する観点から、80μm~200μm程度であることが好ましい。
透光性部材5の集合体は、複数の発光素子1を被覆し得る程度の大きさ、つまり、複数の発光素子1の合計平面積よりも大きければよい。例えば、平面視において、20cm×10cm、3cm×3cm又は9cm×6cm等の大きさが挙げられる。
また、凹部5aの開口部形状は、発光素子の外縁と相似又は相似に近似する形状とすることが好ましい。
発光素子1の側面に位置する凹部5aの厚み(図1C中のT)は、2μm以上であればよく、2μm~40μmが挙げられる。
発光素子1の側面に位置する凹部5aの厚みTは、厚みが厚いほど発光素子1の側面から出射される光をより透光性部材5に導くことが出来るため、発光効率の高い発光装置を製造することができる。
凹部5aの内面、蛍光体層4の表面を含む透光性部材5の表面は、平坦であってもよいし、凹凸が存在していてもよい。
第2透光層8は、発光素子1から出射される光を透過させ得るものであればよく、その光を60%以上、70%又は80%以上透過させるものが好ましい。第2透光層8は、例えば、透光性の樹脂、ガラス等により形成することができる。透光性の樹脂は、前述した第1透光層3と同じものを使用できる。
第2透光層8を有することにより、発光面を外部環境より保護することが出来る。
透光性部材5における凹部5aは、これらの方法によりシート状、フィルム状又は板状に形成する過程の途中又は過程の後に、形成することができる。例えば、図4Aに示すように、第1透光層3及び蛍光体層4を積層した後、図4Bに示すように、所望の凹部5aの開口形状に相当する凸部9aを備えた金型9を、第1透光層3の表面に押圧することにより、図4Cに示すように、凹部5aを形成することができる。この場合、例えば、第1透光層3は、半硬化の状態で押圧し、その後硬化させることで凹部5aを形成してもよい。
複数の凹部5aを有する透光性部材5の集合体は、凹部5a間で切断されることにより、1つの発光素子に適用する1つの透光性部材5を同時に複数個を製造することができる。これによって、製造工程を簡略化することができる。
図1Dに示すように、透光性部材5の凹部5a内に、発光素子1の発光面が収まるように、接合部材6を介して発光素子1を配置する。
例えば、透光性部材5は、図6に示すように、その上面側から吸着装置12で吸引するために、凹部5aの底面3Bを下側から突き上げ針11で突き上げて、発光素子1上に配置する。そのために、凹部5aの底面3Bには、突き上げ針11の突き上げに起因する凹み13が形成されることがある。この凹み13は、接合部材6の透光性部材5への接触面積の増大をもたらすために、透光性部材5の発光素子1へのより強固な密着性を確保することができる。
特に、接合部材6が、凹部5a内に位置する発光素子1の側面に配置するとともに、凹部5aから露出する発光素子1の側面に配置するために、例えば、蛍光体層4側から、発光素子1に圧力をかけることが好ましい。この場合の圧力は、例えば、0.1Pa~数Paが挙げられる。さらに、圧力をかけた後、接合部材6を硬化させるために、接合部材6に熱又は光等を加えることがより好ましい。これにより、発光素子1と透光性部材5とを、強固に、かつ適所に固定することができる。熱を加える場合は、例えば、300℃以下が好ましく、100℃~250℃がより好ましい。光を加える場合は、例えば、10mJ/cm2~1000mJ/cm2とすることができる。
接合部材6が適度に発光素子1の側面に回りこむことで、例えば、接合部材6に拡散剤を含有させることで、発光素子1から発せられる光を接合部材6の内部において均一化させることができる。これによって、発光装置10から出射される光のムラを低減することができる。さらに、凹部5aが、接合部材6の隣接する透光性部材5及び/又は発光素子1への付着を効果的に防止することができるため、接合部材6の厳密な量の管理が不要となるとともに、透光性部材5の発光素子1への適所の配置が可能となる。これにより、透光性部材5を発光素子1へ配置した後に、配置のズレ等を調整する工程を省略することができ、製造工程を簡略化することができる。
図1Eに示すように、透光性部材5の外側面の少なくとも一部を被覆する光反射性部材7を形成する。光反射性部材7は、発光素子1の側面に配置された接合部材6の表面、接合部材6から露出している場合には発光素子1の側面をさらに被覆することが好ましい。ここでの被覆は、光反射性部材7と、接合部材6の表面又は発光素子1の側面とが接触していることが好ましい。さらに、光反射性部材7は、発光素子1の下面に形成されることが好ましい。例えば、光反射性部材7は、発光素子1の電極の側面、及び、発光素子1と基板2との間の一部において形成されていることが好ましく、発光素子1と基板2との間の全部においても形成されていることがより好ましい。これにより、発光素子1から出射された光を、光反射性部材7によって効率的に反射させることができ、出射された光の略全てを蛍光体層4に入射させることが可能となる。また、光反射性部材7が透光性部材5の側面を被覆することにより、複数の発光装置10が短い間隔で隣接して配置された場合においても、見切り性が良好である発光装置を製造することができる。見切り性が良いとは、発光領域と非発光領域とのコントラスト差が大きいことを指す。
光反射性部材7は、各発光素子1の発光面に接合された透光性部材5の上面と面一となるように形成することが好ましい。これによって、発光面からの光の取り出し阻害を回避することができる。
透光性部材5の上面を光反射性部材7で埋設する場合、図3Bに示すように、蛍光体層4の第1透光層3と反対側に位置する第2透光層を備えることが好ましい。つまり、蛍光体層4と、第1透光層3Yと、第2透光層8の3層構造を有する透光性部材5Yを用いて、発光素子の発光面に遠い側に第2透光層8を配置することが好ましい。これにより、光反射性部材7とともに透光性部材5の一部まで除去することとなっても、透光性部材5における蛍光体量を変動させることを防止することができ、安定した光変換を確保することができる。
図1Fに示すように、基板2及び光反射性部材7を切断する。これによって、発光装置10を製造することができる。また、光反射性部材7が発光素子1ごとに分離して形成されている場合には、基板2のみを切断してもよい。
切断は、各発光素子1間で、発光素子1毎に行ってもよいし、複数の発光素子1毎に行ってもよい。後者により、複数の発光素子1を有する発光装置20を製造することができる。
この切断は、ダイシング、トムソン加工、超音波加工、レーザ加工等の方法を利用することができる。
切断は、隣接する透光性部材5の間で、隣接する透光性部材5間の間隔に相当する光反射性部材7を除去するように行ってもよい。なお、隣接する透光性部材5の間で、透光性部材5の側面を光反射性部材7が被覆するように、透光性部材5間の間隔よりも小さい幅で光反射性部材7を除去するように行うことが好ましい。透光性部材5の側面を光反射性部材7が被覆することにより、透光性部材5の側面からの光漏れを防止して、見切り性のある発光装置10を得ることができる。
発光素子1と、第1面3a及び第1面3aの反対側に位置する第2面3bを有する第1透光層3と、第1面3a側に配置された蛍光体層4とを有し、第2面3b側に発光素子1の上面及び側面を被覆する凹部5aを有する透光性部材5と、発光素子1と透光性部材5との間に位置する接合部材6と、透光性部材5の外側面の少なくとも一部を被覆する光反射性部材7と、を有する。
透光性部材5は、第1透光層3と蛍光体層4からなり、第1透光層3は、第1面3a及び第1面3aの反対側に位置する第2面3bを有し、第1面3a側に蛍光体層4を有する。さらに、第2面3b側には、発光素子1の上面及び側面を被覆する凹部5aを有する。透光性部材5の凹部5aは、凹部5aの下面と発光素子1の発光面が、接合部材6を介して配置されている。
凹部5aの開口部形状は、発光素子1の平面形状よりも大きく、発光素子1の平面形状と相似形状が好ましい。
また、凹部5aは、発光素子1の側面の少なくとも一部を覆っていればよく、さらに略全部を覆っているほうが好ましい。凹部5aが、発光素子1の側面の略全部を覆うことにより、発光素子1の側面から出射する光をより透光性部材5に導くことができ、発光効率の高い発光装置とすることができる。
なお、図2Aに示すように、接合部材6は、発光素子1の側面のうち、凹部5aが発光素子1の側方に配置していない側面に配置することができる。この場合、接合部材6は、透光性部材5の第2面3bから発光素子1の側面に向かい、側面側に凹の曲面を有していることが好ましい。
また、透光性部材5に凹部5aを備えた発光装置10は、接合部材6の厳密な量を管理する必要がなく、適所に適切な形状で配置させることができる。
実施形態1の発光装置10の変形例として、図7に示すように、1つの発光装置20内に、例えば、4つの発光素子1と、4つの透光性部材5とがそれぞれ配置されている。また、発光素子1と透光性部材5との間に位置する接合部材6は、各透光性部材5の外側面の少なくとも一部を一体的に、さらに、複数の発光素子1の側面をも一体的に被覆する光反射性部材7とを有する。このような発光装置20も、発光装置10と同様の効果を有する。
また、このような発光装置20では、隣接する発光素子1及び透光性部材5の間に光反射性部材7が配置しているために、それらが近接して配置されていても、発光領域と非発光領域とのコントラストが高い、良好な見切り性を確保することができる。
実施形態2の発光装置30の製造方法は、光反射性部材7を形成する工程の後であって、複数の発光装置30を得る工程の前に基板2を除去する工程を含む。実施形態2で用いる基板2は、例えば、発光素子1を等間隔に配列するためにのみ用いる支持基板を用いることができる。
基板2は、このような支持基板として、耐熱性の粘着シート等を用いることができ、また透光性の基板を用いることができる。透光性の基板としては、透明樹脂のシート又はガラスのシート等の透光シートを用いることができる。
なお、光反射性部材7を形成する工程までは、実施形態2の製造方法は実施形態1の製造方法と略同じである。
(切断)
実施形態1の発光装置の製造方法と同様に、光反射性部材7が形成された中間体を準備する。そしてその後、発光素子1間において、基板2を一部もしくは全部が残るように光反射部材7を切断する。つまり、基板2が完全に切断されないことで、複数の発光装置30は基板2で繋がっている状態になる。
(基板2を除去する工程)
次に、基板2を中間体より除去し、複数の発光装置30を得る。切断工程において、基板2を一部もしくは全部が残るように切断することで、基板2を容易に除去でき、一度の除去で多くの発光装置30を得ることができ、製造工程の簡略化ができる。
実施形態2の製造方法で製造された発光装置30は、図2Bに示すように、実施形態1で製造された発光装置10と基板2を有しない点で異なる。基板2を有しないことで、より薄型の発光装置とすることができる。
2 基板
3、3X、3Y 第1透光層
3a 第1面
3b 第2面
3B 底面
4 蛍光体層
5、5X、5Y 透光性部材
5a 凹部
6 接合部材
7 光反射性部材
8 第2透光層
9 金型
9a 凸部
10、20 発光装置
11 突き上げ針
12 吸着装置
13 凹み
Claims (13)
- 複数の発光素子が配置された基板を準備し、
第1面及び前記第1面の反対側に位置する第2面を有する第1透光層と、前記第1面側に配置された蛍光体層とを有し、前記第2面側に前記発光素子の平面形状よりも大きな開口部形状を備える複数の凹部を有する透光性部材を準備し、
複数の前記凹部を有する前記透光性部材を前記凹部間で切断し、複数の透光性部材を得、
前記透光性部材の前記凹部内のそれぞれに、接合部材を介して前記発光素子を配置し、
複数の前記透光性部材それぞれの外側面の少なくとも一部を被覆する光反射性部材を形成し、
前記基板又は前記光反射性部材を切断して複数の発光装置を得る発光装置の製造方法。 - 前記透光性部材を準備する工程において、
前記凹部の開口部形状を、前記発光素子の平面形状の相似形状となるように前記凹部を設ける請求項1に記載の発光装置の製造方法。 - 前記凹部の深さは、前記発光素子の高さよりも低い請求項1又は2に記載の発光装置の製造方法。
- 前記透光性部材は、前記蛍光体層の前記第1透光層と反対側に位置する第2透光層をさらに備える請求項1~3のいずれか1つに記載の発光装置の製造方法。
- 前記光反射性部材を形成する工程は、
前記光反射性部材で、前記透光性部材の上面を被覆する工程と、
前記透光性部材の上面を被覆する前記光反射性部材を除去し、前記透光性部材を露出させる工程と、を含む請求項1~4のいずれか1つに記載の発光装置の製造方法。 - 前記接合部材を介して発光素子を配置する工程は、
前記複数の発光素子のそれぞれの上面に前記接合部材を配置する工程を含む請求項1~5のいずれか1つに記載の発光装置の製造方法。 - 前記接合部材を介して発光素子を配置する工程は、
前記凹部内に前記接合部材を配置する工程を含む請求項1~6のいずれか1つに記載の発光装置の製造方法。 - 前記接合部材は、前記発光素子の側面の一部を被覆する請求項1~7のいずれか1つに記載の発光装置の製造方法。
- 発光素子と、
第1面及び前記第1面の反対側に位置する第2面を有する第1透光層と、前記第1面側に配置された蛍光体層とを有し、前記第2面側に前記発光素子の上面及び側面の一部のみを被覆する凹部を有する透光性部材と、
前記発光素子と前記透光性部材との間に位置し、前記発光素子の側面のうち、前記凹部が前記発光素子の側方に配置していない側面において、前記凹部周辺の前記第2面側から前記凹部が前記発光素子の側方に配置していない前記側面に向かって、前記側面側に凹の曲面を有する接合部材と、
前記透光性部材の外側面の少なくとも一部を被覆する光反射性部材と、を有する発光装置。 - 前記接合部材は、前記発光素子の側面の一部を被覆している請求項9に記載の発光装置。
- 前記透光性部材は、前記凹部の下面に、さらに凹みを有する請求項9又は10に記載の発光装置。
- 前記透光性部材は、前記蛍光体層の前記第1透光層と反対側に位置する第2透光層をさらに備える請求項9~11のいずれか1つに記載の発光装置。
- 前記発光装置は、前記発光素子が配置される基板をさらに備える請求項9~12のいずれか1つに記載の発光装置。
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