JP7165943B2 - π電子共役単位とカルバゾール基を有する化合物 - Google Patents
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Description
[1] 1つ以上のベンゼン環を含み、下記1)及び/又は2)を満足するπ電子共役単位(A)のベンゼン環に2つ以上のカルバゾール基が結合しており、該カルバゾール基の全てが、3位及び6位にCF3基を有していることを特徴とする化合物。
1)ハメットの置換基定数σparaが正となる置換基(E)が前記π電子共役単位(A)に結合している。
2)前記π電子共役単位(A)が前記ベンゼン環に加えて更に芳香族炭化水素環又は芳香族性複素環を有し、-CO-、-SO2-、又は-CF2-が前記ベンゼン環と前記芳香族炭化水素環又は芳香族性複素環とを連結している。
[2] [1]に記載の化合物の2つ以上が、一方の化合物のカルバゾール基と他方の化合物のカルバゾール基との間で直接結合された連結構造を有する化合物。
[3] 前記π電子共役単位(A)が、下記式(A1)~(A14)のいずれかである[1]または[2]に記載の化合物。下記式中、環Aはベンゼン環を示し、環Bはベンゼン環又は6員の芳香族性複素環を示し、環Cは5員の芳香族性複素環を示す。Dはホウ素原子、窒素原子又はP(=O)を示す。R4は単結合、-CH2-、または-O-を示す。環A又は環Bで表される1つ又は2つ以上のベンゼン環に、3位及び6位にCF3基を有するカルバゾール基(以下、3,6-CF3-カルバゾール基という)が結合しており、環A、環B、及び環Cの少なくとも1つに前記置換基(E)が結合している。環A、環B、及び環Cには脂肪族炭化水素基が結合していてもよい。
[4] 前記ハメットの置換基定数σparaが正となる置換基(E)は、-CNまたは-CF3である[1]~[3]のいずれかに記載の化合物。
[5] [1]~[4]のいずれかに記載の化合物を含む発光層を基板上に有することを特徴とする有機発光素子。
[6] 有機エレクトロルミネッセンス素子である[5]に記載の有機発光素子。
1)ハメットの置換基定数σparaが正となる置換基(E)(以下、単に電子吸引性基(E)という場合がある)が前記π電子共役単位(A)に結合している。
2)前記π電子共役単位(A)が前記ベンゼン環に加えて更に芳香族炭化水素環又は芳香族性複素環を有し、-CO-、-SO2-、又は-CF2-が前記ベンゼン環と前記芳香族炭化水素環又は芳香族性複素環とを連結している。
上記π電子共役単位(A)に、ハメットの置換基定数σparaが正となる置換基(E)が結合することによって、本発明の化合物を、例えば、有機発光素子などの発光層を構成する材料として用いたときに、発光効率を高めると共に、光安定性を向上できる。
σpara=logKX-logKH
上記π電子共役単位(A)が、ベンゼン環に加えて更に芳香族炭化水素環又は芳香族性複素環を有する。そして、上記ベンゼン環と上記芳香族炭化水素環又は芳香族性複素環は、-CO-、-SO2-、又は-CF2-によって連結されている。-CO-、-SO2-、および-CF2-は、電子吸引性を示し、上記ベンゼン環と上記芳香族炭化水素環又は芳香族性複素環を、-CO-、-SO2-、又は-CF2-によって連結し、分子内の共役を広げることによって、本発明の化合物を、例えば、有機発光素子などの発光層の材料として用いたときに、発光効率が高くなると共に、光安定性が向上する。
上記芳香族炭化水素環は、単環であってもよく、縮合環であってもよく、例えば、ベンゼン環、ナフタレン環、アントラセン環、フェナントレン環、フルオレン環等が挙げられ、ベンゼン環が好ましい。
上記芳香族性複素環は、単環であってもよく、縮合環であってもよく、例えば、下記式で表される含窒素芳香族性複素環、含硫黄芳香族性複素環、含酸素芳香族性複素環等が挙げられ、これらは2つ以上のヘテロ原子を環構成原子として有していてもよく、該2つ以上のヘテロ原子は同一であってもよく異なっていてもよい。
Dはホウ素原子、窒素原子又はP(=O)を示す。
R4は単結合、-CH2-、または-O-を示す。
環A又は環Bで表される1つ又は2つ以上のベンゼン環に、3位及び6位にCF3基を有するカルバゾール基(3,6-CF3-カルバゾール基)が結合しており、環A、環B、及び環Cの少なくとも1つに前記電子吸引性基(E)が結合している。
環A、環B、及び環Cには炭素数1~10の脂肪族炭化水素基が結合していてもよい。]
上記ベンゼン環が単環としてのベンゼン環である場合の単位としては、例えば、下記式(B1)~(B10)に示す単位が挙げられる。
R1は-CO-、-SO2-、又は-CF2-を示し、R2は、単結合、-CH2-、-CO-、-SO2-、又は-CF2-を示す。
環A又は環Bで表される1つ又は2つ以上のベンゼン環に、3位及び6位にCF3基を有するカルバゾール基(3,6-CF3-カルバゾール基)が結合しており、環A又は環Bの少なくとも1つに前記電子吸引性基(E)が結合している。
環A及び環Bには炭素数1~10の脂肪族炭化水素基が結合していてもよい。]
上記ベンゼン環が縮環構造の一部である場合の単位としては、例えば、下記式(C1)~(C14)に示す単位が挙げられる。但し、縮環中の2つ以上のベンゼン環が-CO-、-SO2-、又は-CF2-で連結している構造を有する単位を除く。
R3は炭素数1~10の脂肪族炭化水素基を示す。
環A又は環Bで表される1つ又は2つ以上のベンゼン環に、3位及び6位にCF3基を有するカルバゾール基(3,6-CF3-カルバゾール基)が結合しており、環A、環B、及び環Cの少なくとも1つに前記電子吸引性基(E)が結合している。
環A、環B、及び環Cには脂肪族炭化水素基が結合していてもよい。]
本発明の化合物は新規化合物である。
本発明の化合物は、有機発光素子の発光材料として用いたときに、発光効率を高めると共に、光安定性を向上できる。また、本発明の化合物は、上記のカルバゾール基におけるCF3基の置換位置が3位及び6位であることにより、カルバゾール基がCF3基で置換されていないベンゼン誘導体と同等の高い励起状態の安定性を有する。このため、本発明の化合物を発光層の発光材料に用いた有機発光素子は、極めて高い耐候性(耐光性)を有し、屋外で使用した場合でも良好な光安定性を維持できる。
本発明の有機EL素子は、基板に支持されていることが好ましい。基板の種類は特に制限されず、従来から有機EL素子に慣用されているものであればよく、例えば、ガラス、透明プラスチック、石英、シリコンなどからなるものを用いることができる。
有機EL素子における陽極としては、仕事関数の大きい(例えば、4eV以上)金属、合金、電気伝導性化合物およびこれらの混合物を電極材料とするものを好ましく用いることができる。
有機EL素子における陰極としては、仕事関数の小さい(例えば、4eV以下)金属(電子注入性金属と称することがある。)、合金、電気伝導性化合物およびこれらの混合物を電極材料とするものを用いることができる。
発光層は、陽極および陰極のそれぞれから注入された正孔および電子が再結合することにより励起子が生成した後、発光する層である。
注入層とは、駆動電圧低下や発光輝度向上のために電極と有機層間に必要に応じて設けられる層である。
阻止層は、発光層中に存在する電荷(電子もしくは正孔)および/または励起子が発光層外へ拡散することを阻止できる層である。
電子阻止層とは、広い意味では正孔を輸送する機能を有する。電子阻止層は正孔を輸送しつつ、電子が正孔輸送層へ到達することを阻止する役割があり、これにより発光層中で電子と正孔が再結合する確率を向上させることができる。電子阻止層の材料については後述する。
正孔阻止層とは、広い意味では電子を輸送する機能を有する。正孔阻止層は電子を輸送しつつ、正孔が電子輸送層へ到達することを阻止する役割があり、これにより発光層中で電子と正孔が再結合する確率を向上させることができる。正孔阻止層の材料としては、後述する電子輸送層の材料を必要に応じて用いることができる。
励起子阻止層とは、発光層内で正孔と電子が再結合することにより生じた励起子が電荷輸送層に拡散することを阻止するための層であり、本層の挿入により励起子を効率的に発光層内に閉じ込めることが可能となり、素子の発光効率を向上させることができる。
正孔輸送層は、正孔を輸送する機能を有する正孔輸送材料からなり、正孔輸送層は単層または複数層設けることができる。
電子輸送層とは、電子を輸送する機能を有する電子輸送材料からなり、電子輸送層は単層または複数層設けることができる。
200mLナスフラスコに、水素化ナトリウム(60質量%、336mg)を入れ、ヘキサンで洗浄した。次に、テトラヒドロフラン(70mL)、3,6-ジトリフルオロメチルカルバゾール(2.12g)を加え、室温で1時間撹拌した後、テトラフルオロイソフタロニトリル(308mg)を加え、さらに室温で13時間撹拌した。次に、水(50mL)を加え、析出物をろ取した。ろ取物を、シリカゲルカラムクロマトグラフィーに供して精製し、下記式で示される化合物1(2.0g、収率94%)を得た。化合物1のDMSO-d6溶液の1H-NMRスペクトルを図2に示す。
200mLナスフラスコに、水素化ナトリウム(60質量%、336mg)を入れ、ヘキサンで洗浄した。次に、テトラヒドロフラン(70mL)、3,6-ジトリフルオロメチルカルバゾール(2.12g)を加え、室温で1時間撹拌した後、テトラフルオロテレフタロニトリル(308mg)を加え、さらに室温で18時間撹拌した。次に、水(50mL)を加え、析出物をろ取した。ろ取物を、シリカゲルカラムクロマトグラフィーに供して精製し、下記式で示される化合物2(2.0g、収率94%)を得た。化合物2の重アセトン溶液の1H-NMRスペクトルを図3に示す。
200mLナスフラスコに、炭酸セシウム(2.45g)、3,6-ジトリフルオロメチルカルバゾール(1.52g)、パーフルオロ-p-キシレン(286mg)、DMSO(40mL)を入れ、室温で12時間撹拌した。次に、水(20mL)を加え、析出物をろ取した。ろ取物を、シリカゲルカラムクロマトグラフィーに供して精製し、下記式で示される化合物3(1.16g、収率82%)を得た。化合物3の重アセトン溶液の1H-NMRスペクトルを図4に示す。
200mLナスフラスコに、水素化ナトリウム(60質量%、240mg)を入れ、ヘキサンで洗浄した。次に、テトラヒドロフラン(40mL)、3,6-ジトリフルオロメチルカルバゾール(1.52g)を加え、室温で1時間撹拌した後、ペンタフルオロベンゾニトリル(174mg)を加え、さらに室温で22時間撹拌した。次に、水(50mL)を加え、析出物をろ取した。ろ取物を、シリカゲルカラムクロマトグラフィーに供して精製し、下記式で示される化合物4(950mg、収率66%)を得た。化合物4のアセトン-d6溶液の1H-NMRスペクトルを図5に示す。
50mLナスフラスコに、水素化ナトリウム(60質量%、96mg)を入れ、ヘキサンで洗浄した。次に、テトラヒドロフラン(16mL)、3,6-ジトリフルオロメチルカルバゾール(606mg)を加え、室温で1時間撹拌した後、2,3,5,6-テトラフルオロベンゾニトリル(70mg)を加え、さらに室温で17時間撹拌した。次に、水(10mL)、クロロホルム(3mL)を加え、析出物をろ取した。ろ取物を、シリカゲルカラムクロマトグラフィーに供して精製し、下記式で示される化合物5(350mg、収率67%)を得た。化合物5のアセトン-d6溶液の1H-NMRスペクトルを図6に示す。
50mLナスフラスコに、水素化ナトリウム(60質量%、96mg)を入れ、ヘキサンで洗浄した。次に、テトラヒドロフラン(10mL)、3,6-ジトリフルオロメチルカルバゾール(606mg)を加え、室温で1時間撹拌した後、4,5-ジフルオロフタロニトリル(148mg)を加え、さらに室温で38時間撹拌した。次に、水(10mL)を加え、析出物をろ取した。ろ取物を、シリカゲルカラムクロマトグラフィーに供して精製し、下記式で示される化合物6(600mg、収率91%)を得た。化合物6のDMSO-d6溶液の1H-NMRスペクトルを図7に示す。
比較化合物1として下記式に示されるRが水素原子の化合物、比較化合物2として下記式に示されるRがt-Buの化合物、比較化合物3として下記式に示されるRがCNの化合物、をそれぞれ製造した。詳細には、3,6-ジトリフルオロメチルカルバゾールの代わりに、比較化合物1ではカルバゾールを用い、比較化合物2では3,6-ビス(t-ブチル)カルバゾールを用い、比較化合物3では3,6-ジシアノカルバゾールを用いる以外は、上記化合物1と同じ条件で比較化合物1~3を製造した。
比較化合物4として、下記式で示される化合物を製造した。詳細には、3,6-ジトリフルオロメチルカルバゾールの代わりに、カルバゾールを用いる以外は、上記化合物2と同じ条件で比較化合物4を製造した。
比較化合物5として、下記式で示される化合物を製造した。詳細には、3,6-ジトリフルオロメチルカルバゾールの代わりにカルバゾールを用い、テトラフルオロテレフタロニトリルの代わりにパーフルオロパラキシレンを用いる以外は、上記化合物3と同じ条件で比較化合物5を製造した。
比較化合物6として、下記式で示される化合物を製造した。詳細には、3,6-ジトリフルオロメチルカルバゾールの代わりに、カルバゾールを用いる以外は、上記化合物4と同じ条件で比較化合物6を製造した。
比較化合物7として、下記式で示される化合物を製造した。詳細には、3,6-ジトリフルオロメチルカルバゾールの代わりに、カルバゾールを用いる以外は、上記化合物5と同じ条件で比較化合物7を製造した。
比較化合物8として、下記式で示される化合物を製造した。詳細には、3,6-ジトリフルオロメチルカルバゾールの代わりに、カルバゾールを用いる以外は、上記化合物6と同じ条件で比較化合物8を製造した。
Ar雰囲気のグローブボックス中で、化合物1のトルエン溶液および化合物1のアセトン溶液を調製し、溶媒効果を評価した。濃度は、いずれも10-5mol/Lとした。
化合物1の代わりに化合物2を用いること以外は、実施例1と同様にして、化合物2のトルエン溶液、化合物2の薄膜(単独膜)を有する有機EL素子、化合物2とPPTとの薄膜(ドープ膜)を有する有機EL素子、および化合物2の薄膜を有する封止素子を製造した。ドープ膜における化合物2の濃度は、10質量%、25質量%、50質量%とした。なお、化合物2は、アセトンに不溶であった。
化合物1の代わりに化合物3を用いること以外は、実施例1と同様にして、化合物3のトルエン溶液、化合物3のアセトン溶液、化合物3の薄膜(単独膜)を有する有機EL素子、および化合物3とPPTとの薄膜(ドープ膜)を有する有機EL素子、を製造した。ドープ膜における化合物3の濃度は10質量%のみとした。なお、化合物3の薄膜を有する封止素子は製造せず、光安定性については評価しなかった。
化合物1の代わりに化合物4を用いること以外は、実施例1と同様にして、化合物4のトルエン溶液、化合物4の薄膜(単独膜)を有する有機EL素子、化合物4とPPTとの薄膜(ドープ膜)を有する有機EL素子、および化合物4の薄膜を有する封止素子を製造した。ドープ膜における化合物4の濃度は10質量%のみとした。なお、化合物4については、発光効率(PLQY)は評価しなかった。また、化合物4のアセトン溶液は製造しなかった。
化合物1の代わりに化合物5を用いること以外は、実施例1と同様にして、化合物5のトルエン溶液、化合物5の薄膜(単独膜)を有する有機EL素子、化合物5とPPTとの薄膜(ドープ膜)を有する有機EL素子、および化合物5の薄膜を有する封止素子を製造した。ドープ膜における化合物5の濃度は10質量%のみとした。なお、化合物5については、発光効率(PLQY)は評価しなかった。また、化合物5のアセトン溶液は製造しなかった。
化合物1の代わりに化合物6を用いること以外は、実施例1と同様にして、化合物6の薄膜(単独膜)を有する有機EL素子、化合物6とPPTとの薄膜(ドープ膜)を有する有機EL素子、および化合物6の薄膜を有する封止素子を製造した。ドープ膜における化合物6の濃度は10質量%のみとした。なお、化合物6については、発光効率(PLQY)は評価しなかった。また、化合物6のトルエン溶液、および化合物6のアセトン溶液は製造しなかった。
化合物1の代わりに比較化合物1または2を用いること以外は、実施例1と同様にして、比較化合物1または2のトルエン溶液、比較化合物1または2のアセトン溶液、比較化合物1または2の薄膜(単独膜)を有する有機EL素子、比較化合物1または2とPPTとの薄膜(ドープ膜)を有する有機EL素子、および比較化合物1または2の薄膜を有する封止素子を製造した。ドープ膜における比較化合物1の濃度は、5質量%、10質量%、25質量%、50質量%とした。ドープ膜における比較化合物2の濃度は、10質量%、50質量%とした。
化合物1の代わりに比較化合物3を用いること以外は、実施例1と同様にして、比較化合物3の薄膜(単独膜)を有する有機EL素子、比較化合物3とPPTとの薄膜(ドープ膜)を有する有機EL素子、および比較化合物3の薄膜を有する封止素子を製造した。ドープ膜における比較化合物3の濃度は、5質量%、10質量%、25質量%、50質量%とした。なお、比較化合物3については、比較化合物3のトルエン溶液、比較化合物3のアセトン溶液は製造せず、溶媒効果は評価しなかった。
化合物1の代わりに比較化合物4を用いること以外は、実施例1と同様にして、比較化合物4のトルエン溶液、比較化合物4の薄膜(単独膜)を有する有機EL素子、比較化合物4とPPTとの薄膜(ドープ膜)を有する有機EL素子、および比較化合物4の薄膜を有する封止素子を製造した。ドープ膜における比較化合物4の濃度は、5質量%、10質量%、25質量%、50質量%とした。なお、比較化合物4は、アセトンに不溶であった。
化合物1の代わりに比較化合物5を用いること以外は、実施例1と同様にして、比較化合物5のトルエン溶液、比較化合物5のアセトン溶液、比較化合物5の薄膜(単独膜)を有する有機EL素子、および比較化合物5とPPTとの薄膜(ドープ膜)を有する有機EL素子、を製造した。ドープ膜における比較化合物5の濃度は、5質量%、10質量%、25質量%、50質量%とした。なお、比較化合物5の薄膜を有する封止素子は製造せず、光安定性は評価しなかった。
化合物1の代わりに比較化合物6を用いること以外は、実施例1と同様にして、比較化合物6のトルエン溶液、化合物6の薄膜(単独膜)を有する有機EL素子、比較化合物6とPPTとの薄膜(ドープ膜)を有する有機EL素子、および比較化合物6の薄膜を有する封止素子を製造した。ドープ膜における比較化合物6の濃度は10質量%のみとした。なお、比較化合物6のアセトン溶液は製造しなかった。
化合物1の代わりに比較化合物7を用いること以外は、実施例1と同様にして、比較化合物7のトルエン溶液、化合物6の薄膜(単独膜)を有する有機EL素子、比較化合物7とPPTとの薄膜(ドープ膜)を有する有機EL素子、および比較化合物7の薄膜を有する封止素子を製造した。ドープ膜における比較化合物7の濃度は10質量%のみとした。なお、比較化合物7のアセトン溶液は製造しなかった。
化合物1の代わりに比較化合物8を用いること以外は、実施例1と同様にして、比較化合物8とPPTとの薄膜(ドープ膜)を有する有機EL素子、および比較化合物8の薄膜を有する封止素子を製造した。ドープ膜における比較化合物8の濃度は10質量%のみとした。なお、比較化合物8については、発光効率(PLQY)は評価しなかった。また、比較化合物8のトルエン溶液、比較化合物8のアセトン溶液、および比較化合物8の薄膜(単独膜)を有する有機EL素子は製造しなかった。
各実施例および各比較例で得られたトルエン溶液、アセトン溶液、単独膜およびドープ膜に、励起光を照射し、発光スペクトルを測定し、励起光による発光極大波長(λmax)を求めた。また、フォトルミネッセンス量子収率(以下、PL量子収率またはPLQYと表記することがある)を求めた。
得られた封止素子に、大気下で300~400nmのキセノン光を連続照射し、発光強度の経時変化を測定した。キセノン光の照射を開始した直後における発光強度を1としたとき、発光強度が0.3に減衰するまでの時間(減衰時間)を上記表1に示す。
2 陽極
3 正孔注入層
4 正孔輸送層
5 発光層
6 電子輸送層
7 陰極
Claims (4)
- 下記1)及び/又は2)を満足するベンゼン環に2つ以上のカルバゾール基が結合しており、該カルバゾール基の全てが、3位及び6位にCF3基を有している化合物の2つ以上が、一方の化合物のカルバゾール基と他方の化合物のカルバゾール基との間で直接結合された連結構造を有することを特徴とする化合物。
[但し、下記1)を満足するベンゼン環に2つのカルバゾール基が結合しているときは、前記ベンゼン環にハメットの置換基定数σparaが正となる置換基(E)が2つ結合している。]
1)ハメットの置換基定数σparaが正となる置換基(E)が前記ベンゼン環に結合しており、
前記ハメットの置換基定数σparaが正となる置換基(E)が、フッ素原子、アシル基、アシルオキシ基、アルコキシカルボニル基、アリールオキシカルボニル基、シアノ基、ホスフィンオキシド基、スルホニル基、パーフルオロアルキル基、アミド基、アルコキシ基、ピリジル基、ピリミジル基、またはトリアジル基のいずれかである。
2)前記ベンゼン環に加えて更に芳香族炭化水素環又は芳香族性複素環を有し、-CO-、-SO2-、又は-CF2-が前記ベンゼン環と前記芳香族炭化水素環又は芳香族性複素環とを連結している。 - 前記ハメットの置換基定数σparaが正となる置換基(E)は、-CNまたは-CF3である請求項1に記載の化合物。
- 請求項1または2に記載の化合物を含む発光層を基板上に有することを特徴とする有機発光素子。
- 有機エレクトロルミネッセンス素子である請求項3に記載の有機発光素子。
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