JP7144955B2 - スチレン系樹脂組成物および発泡性スチレン系樹脂粒子の製造方法 - Google Patents
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Description
Q/N ≦ 8.0×10-6×D3
(上記式において、Qは二軸押出機押出量(kg/hr)、Nはスクリュ回転数(rpm)を示し、かつ、Dは二軸押出機バレル内径(mm)を示す。)
本発明に係るスチレン系樹脂組成物の製法において、上記二軸押出機の比エネルギーを0.10kWh/kg以上とすることが好ましい。
前記二軸押出機のQ/Nを以下の式の範囲とする、
Q/N ≦ 8.0×10-6×D3
(上記式において、Qは二軸押出機押出量(kg/hr)、Nはスクリュ回転数(rpm)、Dは二軸押出機バレル内径(mm)を示す。)
発泡性スチレン系樹脂粒子の製造方法(以下、「第一の本発明に係る発泡性スチレン系樹脂粒子の製造方法」と称する。)に関する。
Q/N ≦ 8.0×10-6×D3
(上記式において、Qは二軸押出機押出量(kg/hr)、Nはスクリュ回転数(rpm)、Dは二軸押出機バレル内径(mm)を示す。)
発泡性スチレン系樹脂粒子の製造方法(以下、「第二の本発明に係る発泡性スチレン系樹脂粒子の製造方法」と称する。)に関する。
本発明で用いられるスチレン系樹脂は、スチレン単独重合体(スチレンホモポリマー)のみならず、本発明に係る効果を損なわない範囲で、スチレンと、スチレンと共重合可能な他の単量体又はその誘導体とが共重合されているものであっても良い。ただし、後述する臭素化スチレン・ブタジエン共重合体は除く。
本発明においては、輻射伝熱抑制剤として、炭素をスチレン系樹脂に添加することにより、高い断熱性を有するスチレン系樹脂発泡成形体が得られる。ここでいう輻射伝熱抑制剤とは、近赤外又は赤外領域の光を反射、散乱又は吸収する特性を有する物質をいう。
本発明においては、スチレン系樹脂組成物にさらに発泡剤を含ませて発泡性スチレン系樹脂組成物にしてもよい(「スチレン系樹脂組成物」は、一実施形態として発泡性スチレン系樹脂組成物を含むものとする)。発泡性スチレン系樹脂組成物は、後述の発泡性スチレン系樹脂粒子や型内発泡成形体に成形したり、押出発泡体に成形したりすることができる。本発明で用いられる発泡剤は、特に限定されないが、発泡性と製品ライフのバランスが良く、実際に使用する際に高倍率化しやすい観点から、炭素数3~6の炭化水素が望ましく、更に望ましくは炭素数4~5の炭化水素である。発泡剤の炭素数が3以上であると揮発性が低くなり、発泡性スチレン系樹脂粒子にした場合に発泡剤が逸散しにくくなるため、実際に使用する際に発泡工程で発泡剤が十分に残り、十分な発泡力を得ることが可能となり、高倍率化が容易となるため好ましい。また、炭素数が6以下であると、発泡剤の沸点が高すぎないため、予備発泡時の加熱で十分な発泡力を得やすく、高発泡化が易しい傾向となる。炭素数3~6の炭化水素としては、例えばプロパン、ノルマルブタン、イソブタン、ノルマルペンタン、イソペンタン、ネオペンタン、シクロペンタン、ノルマルヘキサン、又はシクロヘキサン等の炭化水素が挙げられる。これらは1種を単独で使用してもよく、2種以上を組み合わせて使用してもよい。尚、高倍率化の容易性と製品ライフのバランスから、発泡剤として、イソブタン、ノルマルブタン、イソペンタンおよびノルマルペンタンからなる群より選択される少なくとも1種を含有することが特に好ましい。
本発明のスチレン系樹脂組成物には難燃剤を含有してもよい。本発明で用いられる難燃剤としては、特に限定されず、従来からスチレン系樹脂発泡成形体に用いられる難燃剤をいずれも使用できるが、その中でも、難燃性付与効果が高い臭素系難燃剤が望ましい。本発明で用いられる臭素系難燃剤としては、例えば、2,2-ビス[4-(2,3-ジブロモ-2-メチルプロポキシ)-3,5-ジブロモフェニル]プロパン(別名:テトラブロモビスフェノールA-ビス(2,3-ジブロモ-2-メチルプロピルエーテル))、又は2,2-ビス[4-(2,3-ジブロモプロポキシ)-3,5-ジブロモフェニル]プロパン(別名:テトラブロモビスフェノールA-ビス(2,3-ジブロモプロピルエーテル))等の臭素化ビスフェノール系化合物、テトラブロモシクロオクタン、トリス(2,3-ジブロモプロピル)イソシアヌレート、臭素化スチレン・ブタジエンブロック共重合体、臭素化ランダムスチレン・ブタジエン共重合体、又は臭素化スチレン・ブタジエングラフト共重合体等の臭素化ブタジエン・ビニル芳香族炭化水素共重合体(例えば、特表2009-516019号公報に開示されている)等が挙げられる。これら臭素系難燃剤は1種を単独で使用してもよく、2種以上を組み合わせて使用してもよい。
本発明においては、さらに、熱安定剤を併用することによって、製造工程における臭素系難燃剤の分解による難燃性の悪化及びスチレン系樹脂の劣化を抑制することができる。本発明における熱安定剤は、用いられるスチレン系樹脂の種類、発泡剤の種類及び含有量、炭素の種類及び含有量、難燃剤の種類及び含有量等に応じて、適宜組み合わせて用いることができる。
本発明においては、ラジカル発生剤をさらに含有することにより、臭素系難燃剤と併用することによって、高い難燃性能を発現することができる。
本発明に係るスチレン系樹脂組成物は、本発明の効果を損なわない範囲で、必要に応じて、加工助剤、耐光性安定剤、造核剤、発泡助剤、帯電防止剤、及び顔料等の着色剤よりなる群から選ばれる1種以上のその他添加剤を含有していてもよい。
本発明のスチレン系樹脂組成物および発泡性スチレン系樹脂組成物の製造方法(以下、単に「本発明のスチレン系樹脂組成物の製法」と称することがある。)は、スチレン系樹脂及び炭素を二軸押出機に供給し、溶融混練する溶融混練工程において、二軸押出機におけるQ/Nを以下の式を満たす範囲に制御することを特徴とする。
Q/N ≦ 8.0×10-6×D3
(上記式において、Qは二軸押出機押出量(kg/hr)、Nはスクリュ回転数(rpm)、Dは二軸押出機バレル内径(mm)を示す。)
本発明における、スチレン系樹脂および炭素を二軸押出機に供給する形態は、特に限定されないが、本発明の実効性が高い点から、粉状の炭素をスチレン系樹脂と二軸押出機に供給して溶融混練することが好ましい。即ち、本発明は、炭素とスチレン系樹脂とを予め混練して作製されたマスターバッチを使用するような、事前の炭素とスチレン系樹脂との混練工程を要することなく、炭素とスチレン系樹脂を直接、二軸押出機に供給し溶融混練しスチレン系樹脂組成物を得ることにより、製造コストに優れ、かつ断熱性能に優れたスチレン系樹脂発泡成形体を与えうるスチレン系樹脂組成物の製造方法を提供することができる。前記二軸押出機におけるQ/Nを上記特定範囲に確保することにより、スチレン系樹脂中の炭素の分散状態が良好となり、引いては高い断熱性能を有する高発泡可能なスチレン系樹脂発泡成形体を低コストで得ることができることを見出した。
前記スチレン系樹脂組成物の製造工程におけるポリスチレン系樹脂と炭素との二軸押出機における溶融混練工程の各条件について説明する。
二軸押出機におけるQ/Nは発泡剤の有無に関わらず8.0×10-6×D3以下である。Q/Nが低いほど炭素の分散状態が優れる傾向にあり、結果として高い断熱性能を有するスチレン系樹脂発泡成形体を与えうるポリスチレン系樹脂組成物を得ることができる。8.0×10-6×D3を超えると、炭素のポリスチレン系樹脂中における分散が不十分となり、断熱性能が悪化する傾向にある。高い断熱性能を確保するために、好ましい範囲としては、6.5×10-6×D3以下である。
二軸押出機における比エネルギーは発泡剤の有無に関わらず0.10kWh/kg以上であることが好ましく、より好ましくは0.13kWh/kg以上である。比エネルギーが高いほど炭素の分散状態が優れる傾向にあり、結果として高い断熱性能を有するスチレン系樹脂発泡成形体を与えうるポリスチレン系樹脂組成物を得やすくなる。0.10kWh/kg未満であると、Q/Nの効果が低減される場合がある。一方、スチレン系樹脂の分解防止の観点から0.30kWh/kg以下であることが好ましい。
本発明に係る発泡性スチレン系樹脂粒子の製造方法としては、以下の2つの方法が挙げられる。
本発明に係る発泡性スチレン系樹脂粒子の製造方法における、二軸押出機先端の樹脂温度については、難燃剤の分解、及び溶融物の切断時に影響を及ぼす可能性があることから、二軸押出機先端において160℃以上210℃未満であることが好ましく、更に好ましくは、160℃以上190℃未満である。二軸押出機先端における樹脂温度が210℃を超えると難燃剤の分解の恐れがあり、結果として発泡性粒子用スチレン系樹脂組成物の劣化を誘発し、難燃性能の低下に繋がる恐れがある。
第1及び第2の発泡性スチレン系樹脂粒子の製造方法におけるスチレン系樹脂粒子の造粒工程の条件について説明する。
本発明においては、スチレン系樹脂組成物および発泡性スチレン系樹脂粒子中の炭素の分散状態が、二軸押出機でのQ/Nによって制御可能であり、炭素の分散状態を良好とすることによって、発泡成形体にした場合に高い断熱性能が発現できることを見出した。
本発明において、炭素の分散状態は、レーザー回折散乱法により測定した単位溶液濃度あたりのレーザー散乱強度によって評価可能である。 本発明のレーザー散乱強度は、以下のようにして求められる。まず、スチレン系樹脂組成物または発泡性スチレン系樹脂粒子を含有しないトルエン溶液に波長632.8nmのHe-Neレーザー光を照射した際の透過光の強度Lbと、スチレン系樹脂組成物または発泡性スチレン系樹脂粒子を所定重量含有したトルエン溶液に波長632.8nmのHe-Neレーザー光を照射した際の透過光の強度Lsとから、レーザー散乱強度Ob(%)を次の式から求める。
次に、求めたレーザー散乱強度Obからスチレン系樹脂組成物または発泡性スチレン系樹脂粒子の単位溶液濃度あたりのレーザー散乱強度を求める。そして、求めた単位溶液濃度あたりのレーザー散乱強度を所定重量のスチレン系樹脂組成物または発泡性スチレン系樹脂粒子の炭素の含有量(重量%)で割って算出されるレーザー散乱強度が、炭素単位溶液濃度あたりのレーザー散乱強度である。
本発明に係るスチレン系樹脂組成物は、マスターバッチとして発泡性スチレン系樹脂粒子の原料として使用されてもよいし、発泡剤を含有する発泡性スチレン系樹脂組成物として、発泡性スチレン系樹脂粒子やスチレン系樹脂発泡成形体に成形されてもよい。また、本発明に係る発泡性スチレン系樹脂粒子は、予備発泡されたのち型内発泡成形体に使用されうる。
本発明に係るスチレン系樹脂組成物および発泡性スチレン系樹脂粒子を用いて成形される発泡成形体は、面美麗性に優れるとともに、高発泡倍率及び高独立気泡率であり、低熱伝導率であり、熱伝導率の経時的な上昇が顕著に抑制され、かつ、断熱性が長期的に高い。従って、例えば、建築用断熱材、食品容器箱、保冷箱、緩衝材、農水産箱、浴室用断熱材及び貯湯タンク断熱材のような各種用途に好適である。
一般的に熱伝導率の測定平均温度が大きい方が熱伝導率の値は大きくなることが知られており、断熱性を比較するためには測定平均温度を定める必要がある。本明細書では発泡プラスチック保温材の規格であるJIS A9511:2006Rで定められた23℃を基準に採用している。また、長期間後において発泡剤が空気に置き換わった場合の熱伝導率を評価するために、スチレン系樹脂発泡成形体から熱伝導率測定サンプルを切り出し、当該サンプルを50℃温度下で30日間静置し、さらに23℃の温度下にて24時間静置した後、熱伝導率を測定した。
発泡性スチレン系樹脂粒子又はスチレン系樹脂発泡成形体それぞれ約10mgをサンプルとした。このサンプルを、熱分析システム:EXSTAR6000を備えた熱重量測定装置(エスアイアイ・ナノテクノロジー(株)製、TG/DTA 220U)を用いて、下記I~IIIを連続で実施し、IIIにおける重量減少量を炭素重量とし、試験片重量に対するパーセントで表した。
I. 200mL/分の窒素気流下で40℃から600℃まで20℃/分で昇温した後600℃で10分保持、
II. 200mL/分の窒素気流下で600℃から400℃まで10℃/分で降温した後400℃で5分保持、
III.200mL/分の空気気流下で400℃から800℃まで20℃/分で昇温した後800℃で15分保持。
(1)試料溶液調整条件
(a)測定対象が、発泡性スチレン系樹脂粒子及びスチレン系樹脂発泡成形体の場合
発泡性スチレン系樹脂粒子及びスチレン系樹脂発泡成形体(サンプル)それぞれ500mgを、0.1%(w/w)スパン80トルエン溶液20mLに溶解・分散させて試料溶液を調製した。
炭素20mg及びスチレン系樹脂(PSジャパン(株)製、680)480mgを0.1%(w/w)スパン80トルエン溶液20mLに溶解・分散させて試料溶液を調製した。
次いで、超音波洗浄器にて、前記試料溶液に以下の条件で超音波を照射し、炭素の凝集を緩和させた。
使用装置 :アズワン株式会社製 超音波洗浄器 型番USM
発振周波数:42kHz
照射時間 :10分
温度 :室温。
測定装置 :マルバーン社製 レーザー回折式粒度分布測定装置 マスターサイザー3000
光源 :632.8nm赤色He-Neレーザー及び470nm青色LED
分散ユニット:湿式分散ユニット Hydro MV
以下の設定で分析を実施し、ISO13320:2009,JIS Z8825-1に準拠したMie理論に基づくレーザー回折・散乱法による測定・解析により、体積分布を求め、サンプル中の炭素のD50粒径を算出した。
粒子の種類 :非球形
炭素屈折率 :2.42
炭素吸収率 :1.0
分散媒体 :0.1%(w/w)スパン80トルエン溶液
分散媒体の屈折率 :1.49
分散ユニット中の攪拌数:2500rpm
解析モデル :汎用、単一モードを維持
測定温度 :室温。
0.1%(w/w)スパン80トルエン溶液120mLを分散ユニットに注入し、2500rpmで攪拌し、安定化させた。測定セルに試料溶液サンプルが存在せず、分散媒体のみの状態で632.8nm赤色He-Neレーザー光を照射した際の中央検出器で測定された光の強度を透過光の強度Lbとした。次いで、超音波処理した試料溶液を2mL採取し、分散ユニットに追加した。試料溶液を追加して1分後の632.8nm赤色He-Neレーザー光を照射した際の中央検出器で測定された光の強度を透過光の強度Lsとした。また、同時に粒径(D50)を測定した。得られたLs及びLbより、以下の式で試料溶液のレーザー散乱強度Obを算出した。
以下の式にて、発泡性スチレン系樹脂粒子及びスチレン系樹脂発泡成形体の単位溶液濃度あたりのレーザー散乱強度を算出した。
単位溶液濃度あたりのレーザー散乱強度とは、測定したレーザー散乱強度をトルエン中のサンプル濃度で割った値である。この測定装置は溶液で測定する必要のある装置であるため、トルエン溶液中のサンプル濃度を一定とし、一定のサンプル量における測定値を得ている。
以下の式にて、発泡性スチレン系樹脂粒子及びスチレン系樹脂発泡成形体(以下、「測定対象」と略す。)中に含有される炭素単位溶液濃度あたりのレーザー散乱強度を算出した。
以下の式にて、混練前の炭素とスチレン系樹脂との混合物の単位溶液濃度あたりのレーザー散乱強度を算出した。
以下の式にて、混練前の炭素、即ち原材料炭素単位溶液濃度あたりのレーザー散乱強度を算出した。
スチレン系樹脂発泡成形体から、熱伝導率の測定の場合と同様に、長さ300mm×幅300mm×厚さ25mmのサンプルを切り出した。サンプルの重量(g)を測定すると共に、ノギスを用いて、縦寸法、横寸法、厚さ寸法を測定した。測定された各寸法からサンプルの体積(cm3)を計算し、下記計算式に従って発泡倍率を算出した。
なお、前述したように、スチレン系樹脂発泡成形体の発泡倍率「倍」は慣習的に「cm3/g」でも表されている。
発泡・成形性能の評価は以下の基準とした。
◎:80倍発泡可能で美麗な成形体が得られる。
○:80倍発泡可能であるが、美麗な成形体が得られにくい。
作製された発泡成形体に対して、60℃温度下にて48時間静置し、さらに23℃温度下にて24時間静置した後、JIS K7201に準じて、酸素指数を測定した。
発泡倍率80倍のスチレン系樹脂発泡成形体をカミソリで切削し、光学顕微鏡で断面を観察した。断面の1000μm×1000μm四方の範囲内に存在するセル数を計測し、下記式(面積平均径)で測定した値を平均セル径とした。各サンプル5個の平均セル径を測定し、その平均を水準の平均セル径とした。
発泡性スチレン系樹脂粒子の重量W1(g)を測定し、150℃のオーブンで30分
加熱し、その後、デシケータ内にて30分冷却し、再度重量W2(g)を測定した。この加熱前後の重量差(W1-W2)を発泡性スチレン系樹脂粒子中の発泡剤含有量とした。
以下に、実施例及び比較例で用いた原材料を示す。
(A)スチレンホモポリマー[PSジャパン(株)製、680]
(炭素)
(B)グラファイト[(株)丸豊鋳材製作所製、鱗片状黒鉛SGP-40B]
平均粒径D50=5.8μm
炭素(グラファイト)単位溶液濃度当りのレーザー散乱強度=3.7%。
(C1)2,2-ビス[4-(2,3-ジブロモ-2-メチルプロポキシ)-3,5-ジブロモフェニル]プロパン[第一工業製薬(株)製、SR-130、臭素含有量=66重量%]
(C2)臭素化(スチレン-ブタジエン共重合体)[ケムチュラ社製、EMERALD INNOVATION 3000、臭素含有量=65重量%]
(D1)テトラキス(2,2,6,6-テトラメチルピペリジルオキシカルボニル)ブタン[(株)ADEKA製 LA-57]
(D2)ビス(2,6-ジ-t-ブチル-4-メチルフェニル)ペンタエリスリトールジホスファイト[(株)ADEKA製 PEP-36]
(D3)3,9-ビス(2,4-ジ-tert-ブチルフェノキシ)-2,4,8,10-テトラオキサ-3,9-ジホスファスピロ[5.5]ウンデカン[ADDIVANT社製 Ultranox626]
(D4)ペンタエリトリトールテトラキス[3-(3’,5’-ジ-tert-ブチル-4’-ヒドロキシフェニル)プロピオネート][ADDIVANT社製 ANOX20]
(D5)クレゾールノボラック型エポキシ樹脂[ハンツマンジャパン(株)製、ECN-1280,エポキシ当量212~233g/eq.]。
(E1)臭素系難燃剤(C1)、安定剤(D1)及び(D2)を、ミキサーで混合し、臭素系難燃剤と安定剤の混合物(E1)を得た。但し、各材料の重量比率(重量%)は、(C1):(D1):(D2)=95:2:3((C1)+(D1)+(D2)=100重量%)とした。
(F)ポリ-1,4-ジイソプロピルベンゼン[UNITED INITIATORS製、CCPIB]
(G1)ノルマルペンタン[エスケイ産業(株)製]
(G2)イソペンタン[エスケイ産業(株)製]
(G3)イソブタン[三井化学(株)製]
以下に実施例比較例で用いた二軸押出機、スクリュデザイン、予備発泡機及び成形機を示す。
(4)成形機;ダイセン工業(株)製、KR-57
(5)成形金型;型内成形用金型(長さ450mm×幅310mm×厚み25mm)。
[発泡性スチレン系樹脂粒子の作製]
スチレン系樹脂(A)、炭素(B)、臭素系難燃剤と安定剤の混合物(E1)をそれぞれフィーダーにてスクリュデザイン#1の二軸押出機(1)に供給し、二軸押出機の原料フィード部以降のシリンダ設定温度を160℃とし、スクリュ回転数129rpmで溶融混練した。尚、樹脂組成物の各成分は(A):(B):(E1)=93.5:4.0:2.5の重量比率(重量部)で供給し、トータル供給量を50kg/hrとした。
発泡性スチレン系樹脂粒子を予備発泡機に投入し、0.1MPaの水蒸気を予備発泡機に導入して発泡させ、発泡倍率において発泡倍率80倍の予備発泡粒子を得た。尚、予備発泡時の発泡性スチレン系樹脂粒子に含有される発泡剤量は、5.7重量%であった。
得られた発泡倍率80倍の予備発泡粒子を、発泡スチロール用成形機に取り付けた型内成形用金型内に充填して、0.06MPaの水蒸気を導入して型内発泡させた後、金型に水を3秒間噴霧して冷却した。スチレン系樹脂発泡成形体が金型を押す圧力が0.015MPa(ゲージ圧力)なるまでスチレン系樹脂発泡成形体を金型内に保持した後に、スチレン系樹脂発泡成形体を取り出して、直方体状のスチレン系樹脂発泡成形体を得た。発泡倍率は80倍であった。
実施例1における[発泡性スチレン系樹脂粒子の作製]において、スクリュ回転数を162rpmに変更した以外は実施例1と同様の処理によりスチレン系樹脂発泡成形体を作製した。実施例1と同様に評価し、その測定結果及び評価結果を表1に示す。
実施例1における[発泡性スチレン系樹脂粒子の作製]において、スクリュ回転数を195rpmに変更した以外は実施例1と同様の処理によりスチレン系樹脂発泡成形体を作製した。実施例1と同様に評価し、その測定結果及び評価結果を表1に示す。
実施例1における[発泡性スチレン系樹脂粒子の作製]において、スクリュ回転数を229rpmに変更した以外は実施例1と同様の処理によりスチレン系樹脂発泡成形体を作製した。実施例1と同様に評価し、その測定結果及び評価結果を表1に示す。
実施例1における[発泡性スチレン系樹脂粒子の作製]において、スクリュ回転数を292rpmに変更した以外は実施例1と同様の処理によりスチレン系樹脂発泡成形体を作製した。実施例1と同様に評価し、その測定結果及び評価結果を表1に示す。
[スチレン系樹脂粒子の作製]
実施例1における[発泡性スチレン系樹脂粒子の作製]において、スチレン系樹脂(A)、炭素(B)、臭素系難燃剤と安定剤の混合物(E2)、ラジカル発生剤(F)をそれぞれフィーダーにて二軸押出機(1)に供給し、二軸押出機の原料フィード部以降のシリンダ設定温度を160℃とし、スクリュ回転数129rpmで溶融混練した。尚、(A):(B):(E2):ラジカル発生剤(F)=93.05:4.0:2.75:0.2の重量比率でトータル供給量を50kg/hrとした。以降の操作は、実施例1と同様の処理によりスチレン系樹脂発泡成形体を作製した。実施例1と同様に評価し、その測定結果及び評価結果を表1に示す。
実施例1における[発泡性スチレン系樹脂粒子の作製]において、スクリュデザインを#2に変更し、スクリュ回転数を292rpmに変更した以外は実施例1と同様の処理によりスチレン系樹脂発泡成形体を作製した。実施例1と同様に評価し、その測定結果及び評価結果を表1に示す。
実施例1における[発泡性スチレン系樹脂粒子の作製]において、スクリュデザインを#3に変更し、スクリュ回転数を195rpmに変更した以外は実施例1と同様の処理によりスチレン系樹脂発泡成形体を作製した。実施例1と同様に評価し、その測定結果及び評価結果を表1に示す。
実施例1における[発泡性スチレン系樹脂粒子の作製]において、スクリュデザインを#3に変更し、スクリュ回転数を292rpmに変更した以外は実施例1と同様の処理によりスチレン系樹脂発泡成形体を作製した。実施例1と同様に評価し、その測定結果及び評価結果を表1に示す。
[発泡性スチレン系樹脂粒子の作製]
スチレン系樹脂(A)、炭素(B)、臭素系難燃剤と安定剤の混合物(E1)をそれぞれフィーダーにてスクリュデザイン#3の二軸押出機(1)に供給し、二軸押出機の原料フィード部以降のシリンダ設定温度を170℃とし、スクリュ回転数230rpmで溶融混練した。尚、樹脂組成物の各成分は(A):(B):(E1)=93.5:4.0:2.5の重量比率(重量部)で供給し、トータル供給量を70kg/hrとした。
スチレン系樹脂(A)、炭素(B)、臭素系難燃剤と安定剤の混合物(E1)をそれぞれフィーダーにてスクリュデザイン#1の二軸押出機(1)に供給し、二軸押出機の原料フィード部以降のシリンダ設定温度を200℃とし、スクリュ回転数125rpmで溶融混練した。尚、(A):(B):(E1)=93.5:4.0:2.5の重量比率でトータル供給量を50kg/hrとした。上記押出機で溶融混練したスチレン系樹脂組成物を押出機先端に取り付けられた直径1.4mmの小穴が20個設けられたダイスを通してストランド状とし、20℃の水槽で冷却固化させた後、ストランドカッターでスチレン系樹脂粒子を得た。
容積6Lの撹拌装置付きオートクレーブ内に、得られたスチレン系樹脂粒子100重量部に対して、脱イオン水200重量部、リン酸三カルシウム1重量部、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム0.03重量部、塩化ナトリウム4重量部を投入し、オートクレーブを密閉した。その後、1時間で105℃まで加温した後、発泡剤として混合ペンタン[ノルマルペンタン(B1)80%とイソペンタン(B2)20%の混合物]7重量部及びイソブタン1.5重量部を25分間かけてオートクレーブ内に添加した後、115℃まで10分かけて昇温し、そのまま4時間保持した。
発泡性スチレン系樹脂粒子を作製し、15℃で保管してから2週間後に発泡性スチレン系樹脂粒子を予備発泡機[大開工業株式会社製、BHP-300]に投入し、0.1MPaの水蒸気を予備発泡機に導入して発泡させ、嵩倍率において発泡倍率80倍の予備発泡粒子を得た。
実施例1と同様の操作を行い、80倍のスチレン系樹脂発泡成形体を作製し、実施例1と同様に評価した。その測定結果及び評価結果を表1に示す。
実施例11における[発泡性スチレン系樹脂粒子の作製]において、スクリュデザイン#4の二軸押出機(2)を使用し、トータル供給量を14kg/hrとした以外は同様にして溶融混練した。上記押出機で溶融混練したスチレン系樹脂組成物を押出機先端に取り付けられた直径1.4mmの小穴が8個設けられたダイスを通してストランド状とし、20℃の水槽で冷却固化させた後、ストランドカッターでスチレン系樹脂粒子を得た。[発泡性スチレン系樹脂粒子の作製]、[予備発泡粒子の作製]、[スチレン系樹脂発泡成形体の作製]については、実施例11と同様の操作を行い、評価した。その測定結果及び評価結果を表1に示す。
実施例1における[発泡性スチレン系樹脂粒子の作製]において、スクリュ回転数を97rpmに変更した以外は実施例1と同様の処理によりスチレン系樹脂発泡成形体を作製した。実施例1と同様に評価し、その測定結果及び評価結果を表1に示す。
Claims (14)
- スチレン系樹脂及び炭素を二軸押出機に供給し溶融混練する工程を含む、スチレン系樹脂組成物の製造方法であって、前記二軸押出機のQ/Nを以下の式の範囲とし、
前記炭素が、グラファイト、グラフェン、カーボンブラック、カーボンナノチューブ、活性炭、および、膨張黒鉛からなる群から選ばれる少なくとも1種であり、
前記二軸押出機の比エネルギーを0.10kWh/kg以上0.30kWh/kg以下とする、スチレン系樹脂組成物の製造方法。
Q/N ≦ 8.0×10-6×D3
(上記式において、Qは二軸押出機押出量(kg/hr)、Nはスクリュ回転数(rpm)、Dは二軸押出機バレル内径(mm)を示す。) - 前記炭素の含有量が、スチレン系樹脂組成物100重量%に対して2~90重量%である、請求項1に記載のスチレン系樹脂組成物の製造方法。
- 前記炭素が、平均粒径2.5~9.0μmである、請求項1または2に記載のスチレン系樹脂組成物の製造方法。
- 前記スチレン系樹脂組成物中の炭素単位溶液濃度あたりのレーザー散乱強度が4.0{%/(mg/ml)}/重量%以上である、請求項3に記載のスチレン系樹脂組成物の製造方法。
- 請求項1~4のいずれか一項に記載のスチレン系樹脂組成物の製造方法で得られたスチレン系樹脂組成物にさらに発泡剤が添加される工程を含む、発泡性スチレン系樹脂組成物の製造方法。
- スチレン系樹脂、および、炭素を二軸押出機に供給、溶融混練する工程(A)、および、
前記二軸押出機以降に取り付けられた小孔を多数有するダイスを通じて、循環水で満たされたカッターチャンバー内に発泡剤含有溶融混練物を押し出し、押し出し直後から、ダイスと接する回転カッターにより切断する工程(B)を含む、発泡性スチレン系樹脂粒子の製造方法であって、
前記二軸押出機のQ/Nを以下の式の範囲とし、
前記炭素が、グラファイト、グラフェン、カーボンブラック、カーボンナノチューブ、活性炭、および、膨張黒鉛からなる群から選ばれる少なくとも1種である、
Q/N ≦ 8.0×10-6×D3
(上記式において、Qは二軸押出機押出量(kg/hr)、Nはスクリュ回転数(rpm)、Dは二軸押出機バレル内径(mm)を示す。)
発泡性スチレン系樹脂粒子の製造方法。 - 前記二軸押出機の比エネルギーを0.10~0.30kWh/kgの範囲とする、請求項6に記載の発泡性スチレン系樹脂粒子の製造方法。
- スチレン系樹脂、および、炭素を二軸押出機に供給、溶融混練する工程(C)、
前記二軸押出機以降に取り付けられた小孔を多数有するダイスを通じてスチレン系樹脂組成物の溶融物を押し出し、カッターにより切断してスチレン系樹脂粒子を得る工程(D)
、および、
前記スチレン系樹脂粒子を水中に懸濁させて発泡剤を含浸させる工程(E)を含む、発泡性スチレン系樹脂粒子の製造方法であって、
前記二軸押出機のQ/Nを以下の式の範囲とし、
前記炭素が、グラファイト、グラフェン、カーボンブラック、カーボンナノチューブ、活性炭、および、膨張黒鉛からなる群から選ばれる少なくとも1種である、
Q/N ≦ 8.0×10-6×D3
(上記式において、Qは二軸押出機押出量(kg/hr)、Nはスクリュ回転数(rpm)、Dは二軸押出機バレル内径(mm)を示す。)
発泡性スチレン系樹脂粒子の製造方法。 - 前記炭素が、平均粒径2.5~9.0μmである、請求項6~8のいずれか一項に記載の発泡性スチレン系樹脂粒子の製造方法。
- 前記炭素が、前記発泡性スチレン系樹脂粒子100重量%に対して2~8重量%含有される、請求項6~9のいずれか一項に記載の発泡性スチレン系樹脂粒子の製造方法。
- 前記発泡性スチレン系樹脂粒子の単位溶液濃度あたりのレーザー散乱強度が15.0%/(mg/ml)以上である、請求項9~10のいずれか一項に記載の発泡性スチレン系樹脂粒子の製造方法。
- 前記発泡性スチレン系樹脂粒子中の炭素単位溶液濃度あたりのレーザー散乱強度が4.0{%/(mg/ml)}/重量%以上である、請求項9~11のいずれか一項に記載の発泡性スチレン系樹脂粒子の製造方法。
- 前記発泡剤が発泡性スチレン系樹脂粒子100重量%に対して2~10重量%含有される、請求項6~12のいずれか一項に記載の発泡性スチレン系樹脂粒子の製造方法。
- 前記発泡性スチレン系樹脂粒子を発泡倍率80倍の発泡成形体とした時に、前記80倍発泡成形体を50℃温度下で30日間静置し、さらに23℃の温度下にて24時間静置した後、JIS A9511:2006R準拠で測定した23℃での熱伝導率が、0.0330(W/mK)以下である、
請求項6~13のいずれか一項に記載の発泡性スチレン系樹脂粒子の製造方法。
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