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JP7136035B2 - 地図生成装置及び地図生成方法 - Google Patents

地図生成装置及び地図生成方法 Download PDF

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Description

本発明は、複数の車両で生成されるプローブデータを用いて地図データを生成する地図生成装置及び地図生成方法に関する。
車載ナビゲーション装置や車載運転支援装置などに利用される地図データの生成方法として、例えば特許文献1に記載された技術が知られている。この特許文献1に記載された構成では、車両に搭載された車載装置において取得されたプローブデータを車載装置からデータセンタに送信し、データセンタにおいては、受信した複数のプローブデータから統計的手法を用いて区画線(例えば白線等)情報や標識情報を生成するように構成されている。
米国特許公開2018/0023961
地図データを生成または更新するに際しては、プローブデータと地図データとを位置合わせする処理が必要であるが、上記特許文献1には、プローブデータの位置合わせの処理については、ほとんど記載がない。尚、プローブデータに含まれているGPSデータを用いて位置合わせを行なう方法があると記載されている。しかし、従来より知られているGPSデータには、大きな誤差が含まれているので、位置合わせにGPSデータを用いると、適切な位置合わせを行なうことができないおそれがある。
本発明の目的は、プローブデータの位置合わせを容易に行なうことができる地図生成装置及び地図生成方法を提供することにある。
請求項1の発明は、少なくとも1つの車両から送信された、前記車両に搭載された周辺監視センサにより検出された車両周辺に存在する地物を示すプローブデータを受信する受信部16を備え、前記受信部16にて受信した前記プローブデータに基づいて地図データを作成または更新する地図生成装置であって、前記プローブデータ内に含まれる特徴的な情報と、対応する他のプローブデータまたは対応する地図データのデータブロックに含まれる特徴的な情報とで、一致する特徴的な情報が、プローブデータを3次元的に特定可能なデータ数以上あるか否かを検出することで、前記プローブデータに、前記他のプローブデータまたは前記地図データとの位置合わせに使用可能な特徴的な情報が十分に含まれているか否かを判断する特徴判断部11、18と、特徴的な情報の量が不十分な対象プローブデータを、同一車両の同一走行によって得られた連続するプローブデータの中の前記対象プローブデータの1つ前または1つ後のプローブデータにつなぎ合わせる連結部11、18とを備えた。
請求項6の発明は、車両に搭載された周辺監視センサにより検出された車両周辺に存在する地物を示すプローブデータに基づいて地図データを作成または更新するための、少なくとも1つのプロセッサを用いて実行される地図生成方法であって、少なくとも1つの前記車両から前記プローブデータを受信することと、前記プローブデータ内に含まれる特徴的な情報と、対応する他のプローブデータまたは対応する地図データのデータブロックに含まれる特徴的な情報とで、一致する特徴的な情報が、プローブデータを3次元的に特定可能なデータ数以上あるか否かを検出することで、前記プローブデータに、前記他のプローブデータまたは前記地図データとの位置合わせに使用可能な特徴的な情報が十分に含まれているか否かを判断することと、特徴的な情報の量が不十分な対象プローブデータを、同一車両の同一走行によって得られた連続するプローブデータの中の前記対象プローブデータの1つ前または1つ後のプローブデータにつなぎ合わせることと、を含む地図生成方法である。
第1実施形態を示すもので、システムの全体構成を模式的に示す図 車載装置の構成を概略的に示すブロック図 車載装置の制御部のブロック図 データセンタの要部構成を概略的に示すブロック図 データセンタの処理制御装置のブロック図 プローブデータと地図データとを位置合わせ処理及びプローブデータの連結処理を説明する図(その1) プローブデータの連結制御の一例のフローチャート プローブデータと地図データとを位置合わせ処理及びプローブデータの連結処理を説明する図(その2) プローブデータと地図データとを位置合わせ処理及びプローブデータの連結処理を説明する図(その3) プローブデータの連結制御の他例のフローチャート 検出対象ランドマークを説明する図 第2実施形態を示すプローブデータの連結制御のフローチャート
(第1実施形態)
以下、本発明を具体化した第1実施形態について、図1から図10を参照しながら説明する。図1は、本実施形態に係る地図生成システム1の全体構成を概略的に示している。ここで、地図生成システム1は、プローブデータを収集、分析し、地図データを生成または更新するデータセンタ2と、道路上を走行する複数台の車両A群とから構成される。具体的には、車両A群は、乗用車やトラック等、一般の自動車全体を含んでいる。
各車両Aには、地図生成システム1を実現するための車載装置3が搭載されている。図2に示すように、車載装置3は、車載カメラ4、位置検出部5、各種の車載センサ6、地図データベース7、通信部8、記憶部9、操作部10、制御部11を備えている。そのうち車載カメラ4は、例えば車両Aの前部に設けられ、少なくとも走行方向前方の道路状況を撮影するように構成されている。車載カメラ4は、周辺監視センサとしての機能を有する。
位置検出部5は、例えばGNSS(Global Navigation Satellite System)受信機の受信データ等に基づいて、自車位置を検出する機能を有する。各種の車載センサ6は、自車の速度情報や走行方向(向き)の情報等を検出するものである。尚、車載カメラ4は、車両Aの前後及び左右に設けることができる。また、車載カメラ4の種類としては、広角カメラを採用することができ、特に前方カメラについては2眼式以上のカメラを採用することが望ましい。
地図データベース7は、例えば全国の地図データを記憶している。例えば、地図データは、道路網を示す道路データと、道路沿いに存在する地物の位置及び種別を示す地物データと、を含む。地物データには、ランドマーク情報とレーンマーク情報が含まれる。ランドマーク情報には、道路沿いに存在するランドマークの種別や、位置座標、色、大きさ、形状等が含まれる。ランドマークの種別としては、看板、信号、標識、ポール、横断歩道、路面標示(例えば停止線)、マンホール等を採用可能である。レーンマーク情報には、レーンマークの位置座標、レーンマークが実線、破線、ボッツドッツのいずれのパターンによって実現されているかが含まれる。レーンマークの位置は、レーンマークが形成されている地点の座標群(つまり点群)として表現されている。尚、他の態様としてレーンマークは、多項式表現されていてもよい。レーンマーク情報は、多項式表現された線群でもよい。また、地図データは、走行軌道モデルを含んでいてもよい。走行軌道モデルは、複数の車両の走行軌跡を統計的に統合することで生成された軌道データである。走行軌道モデルは、例えば車線ごとの走行軌跡を平均化したものである。走行軌道モデルは、自動運転時の基準となる走行軌道を示すデータに相当する。
通信部8は、例えば移動体通信網を介して或いは路車間通信等を用いて、前記データセンタ2との間での通信を行うものである。記憶部9には、前記車載カメラ4が撮影したカメラ画像データが、その時の自車位置や走行速度、走行方向、撮影日時等のデータを付されて記憶されると共に、上記カメラ画像データに基づいて生成されたプローブデータが記憶される。また、記憶部9には、種々のデータやプログラム等が記憶されるようになっている。尚、プローブデータの詳細については、後述する。操作部10は、図示しないタッチパネルやスイッチや表示部等を有し、車両Aのユーザ(例えばドライバ)により必要な操作がなされる。
制御部11は、コンピュータを含んで構成され、車載装置3全体を制御する機能を有する。この場合、制御部11は、車両Aの走行中に、前記車載カメラ4により、常時前方の道路状況を撮影し、そのカメラ画像データを自車位置データ等と共に前記記憶部9に記憶させる。そして、制御部11は、カメラ画像データを画像認識処理することにより道路標識の情報や道路区画線(即ち、道路の白線等)の情報等を有するプローブデータを生成して前記記憶部9に記憶させる。カメラ画像データは、周辺監視センサ4により検出されたデータを構成している。また、制御部11は、定期的に、例えば1日1回ないし数回程度、或いは、所定時間経過する毎に、例えば1秒ないし数秒経過する毎に、または、例えば数百ミリ秒経過する毎に、前記通信部8により、前記データセンタ2に対して、記憶部9に記憶されているプローブデータを送信するように構成されている。
制御部11は、図3に示すように、位置情報受信部12と、画像処理部13と、プローブデータ生成部14と、プローブデータ送信部15とを有する。位置情報受信部12は、位置検出部5からの位置情報、即ち、GNSS信号を受信し、このGNSS信号に基づいて車両の現在位置情報、即ち、自車位置情報を取得し、記憶部9に記憶する。画像処理部13は、車載カメラ4により撮影され記憶部9に記憶されたカメラ画像データを画像認識処理する。プローブデータ生成部14は、画像処理部13による画像認識結果に基づいてプローブデータを生成し、記憶部9に記憶する。プローブデータ送信部15は、記憶部9に記憶されているプローブデータを通信部8を介してデータセンタ2へ送信する。
一方、データセンタ2は、図4に示すように、通信部16、入力操作部17、処理制御装置18、記憶部19、地図データベース20を備えている。そのうちの通信部16は、各車両Aの通信部8との間の通信により、前記プローブデータを受信する。通信部16は、受信部としての機能を有する。前記入力操作部17は、図示しないキーボードやマウスやスイッチや表示部等を有し、オペレータが必要な入力操作を行うためのものである。
処理制御装置18は、コンピュータを主体として構成され、データセンタ2全体の制御を行う機能、即ち、制御部としての機能を有する。これと共に、処理制御装置18は、地図データの生成または更新する処理等を実行する。記憶部19には、各車両Aから送信されたプローブデータが収集されて記憶される。このとき、例えば日本全国を走行する一般の車両A群から、膨大なプローブデータが収集され、記憶されるように構成されている。地図データベース20には、生成された高精度の地図データが記憶される。
また、処理制御装置18が実行する地図データの生成処理においては、プローブデータを地図データに位置合わせする処理を実行する。この場合、特徴的な情報、例えば道路区画線形状の情報や道路標識の情報等がプローブデータに含まれていないときには、そのプローブデータを位置合わせすることが困難である。そこで、本実施形態では、上記特徴的な情報を含まないプローブデータ、即ち、位置合わせが困難であるプローブデータを、上記特徴的な情報を含むプローブデータ、即ち、位置合わせできるプローブデータに、つなぎ合わせて連結する処理、即ち、連結プローブデータを作成する処理を実行し、位置合わせが困難であるプローブデータを位置合わせできるプローブデータに変換するように構成されている。上記連結プローブデータは、記憶部19に記憶される。上記連結処理の詳細については、後述する。処理制御装置18は、特徴判断部及び連結部としての各機能を有する。
処理制御装置18は、図5に示すように、プローブデータ受信部21と、プローブデータ連結処理部22と、地図データ生成部23と、地図データ配信部24とを有する。プローブデータ受信部21は、通信部16を介して各車両Aから送信されたプローブデータを受信し、記憶部19に記憶する。プローブデータ連結処理部22は、記憶部19に記憶されたプローブデータについて、特徴的な情報を含むか否かの検出処理を実行し、特徴的な情報を含まないプローブデータを、特徴的な情報を含むプローブデータに、つなぎ合わせて連結する処理を実行し、連結プローブデータを記憶部19に記憶する。地図データ生成部23は、記憶部19に記憶されたプローブデータや連結プローブデータに基づいて地図データを生成したり、地図データを更新したりする。生成または更新された地図データは、地図データベース20に記憶される。地図データ配信部24は、通信部16を介して上記生成または更新された地図データを各車両Aに送信する。
さて、各車両Aの車載装置3の制御部11においては、車両Aが所定距離走行する毎に、或いは、所定時間が経過する毎に、その間に車載カメラ4により撮影されたカメラ画像データを画像認識処理して、プローブデータを生成する処理を実行する。この場合、カメラ画像データを画像認識処理及びプローブデータを生成する処理は、例えば100ミリ秒毎に実行し、例えば400ミリ秒分のプローブデータをまとめてデータセンタ2に送信するように、即ち、例えば400ミリ秒経過する毎にプローブデータをデータセンタ2に送信する構成されている。また、プローブデータとしては、例えば、道路の区画線形状のデータ(このデータには道路の区画線の線種や色等のデータを含む)と、道路標識や看板の位置のデータ(このデータには道路標識や看板の大きさや種別や意味や内容等のデータを含む)と、電柱等のポールの位置のデータ(このデータには電柱等のポールの太さや高さや種別等のデータを含む)と、停止線や横断歩道等の路面標示のデータと、信号機の位置のデータ(このデータには信号機の大きさや種別等のデータを含む)等の各種のデータが含まれたプローブデータが生成される。また、プローブデータには、車両Aの移動軌跡を示す走行軌跡データが含まれていてもよい。即ち、上記各種のデータの中の少なくとも1つ以上のデータが、カメラ画像データの画像認識処理によって認識され、認識結果のデータを含めてプローブデータとして構成されるようになっている。尚、移動軌跡は、自車両の位置座標を時系列に並べたデータに相当する。自車両の位置情報は例えばGPS情報をもとに算出されればよい。もちろん、デッドレコニングや、ローカライズによって特定されてもよい。ここでのローカライズとは、車載カメラ4にて撮像されたランドマークと自車両との相対位置情報(例えば距離)と、地図データに登録されている当該ランドマークの座標と、に基づいて自車両の位置を特定する処理を指す。車載カメラ4にて撮像されたランドマークの自車両に対する相対位置は、車載カメラ4の撮像画像を解析することで特定することができる。
また、上記実施形態では、車載カメラ4により撮影されたカメラ画像データに基づいてプローブデータを生成するように構成したが、これに限られるものではなく、車両に周辺監視センサとして例えばミリ波レーダやライダー(特には、SPADライダー)等を搭載し、これらミリ波レーダやライダーによる検出結果に基づいてプローブデータを生成するように構成しても良い。この場合、カメラ画像データの画像認識処理と、ミリ波レーダやライダーによる検出結果を併用してプローブデータを生成しても良いし、ミリ波レーダやライダーによる検出結果だけに基づいてプローブデータを生成しても良い。ミリ波レーダやライダーは、周辺監視センサとしての機能を有する。ミリ波レーダやライダーによる検出結果は、周辺監視センサ4により検出されたデータを構成している。周辺監視センサとしては、車載カメラ、ミリ波レーダ、ライダー等、車両周辺の地物を検出可能な多様なセンサを採用可能である。周辺監視センサとしては、車両後方や側方に検知範囲を形成するものも採用可能である。制御部11は、複数の種類の周辺監視センサを組み合わせて用いてプローブデータを生成するように構成されていてもよい。例えば周辺監視センサとして車載カメラ4とミリ波レーダを併用する構成においては、ランドマークとの距離の検出精度を高めることができる。また、夜間など車載カメラ4によるランドマークの認識精度が劣化する環境下においても、ミリ波レーダの検出結果を相補的に用いることにより、ランドマークの認識率を担保することが可能となる。車載カメラ4とライダーとを併用する構成においても同様である。
ここで、プローブデータを作成する際に、車載カメラ4やミリ波レーダやライダー等で検出する検出対象、即ち、検出対象ランドマークについて、図11を参照して説明する。図11に示すように、検出対象が標識の場合、標識の形状、例えば円形、四角、ひし形、三角形、八角形等を検出すると共に、必要に応じて標識の意味等を検出するように構成されている。
また、検出対象が看板の場合、例えば青系、黄色系、緑系の看板を検出すると共に、必要に応じて看板の文字や図柄等の意味等を検出するように構成されている。検出対象が路面標示の場合、路面に描画された例えば矢印、ひし形、停止、速度、停止線、横断歩道や、白線等を検出するように構成されている。検出対象が信号の場合、例えば3灯式の信号等を検出するように構成されている。検出対象がポール群の場合、例えば電柱や街灯等を検出するように構成されている。
そして、各プローブデータには、車両Aの車両IDとタイムスタンプ(即ち、プローブデータの作成順序の時系列がわかるデータ)の情報が付け加えられている。尚、タイムスタンプの情報の代わりに通し番号の情報を付け加えても良い。これにより、データセンタ2に集められたプローブデータの中から、同一車両の同一走行(即ち、エンジンの始動から停止までの走行)の連続するプローブデータを特定して抽出することが可能なように構成されている。本実施形態では、同一車両の同一走行のプローブデータについて、連結処理を実行するように構成されている。
図6(a)に、ある1つの車両Aのある1つの走行で生成されたプローブデータの一例を示す。図6(a)中における縦線は、プローブデータの境界を示しており、この例では、例えば8個のプローブデータP1、P2、・・・P8が示されており、これらのプローブデータがデータセンタ2へ送信されるようになっている。
そして、データセンタ2の処理制御装置18は、車両Aから受信したプローブデータP1、P2、・・・P8と地図データとを位置合わせする処理を行なう。図6(b)に、8個のプローブデータP1、P2、・・・P8に対応する地図データの8個のデータブロックM1、M2、・・・M8を示す。この場合、8個のプローブデータP1、P2、・・・P8の中の両端を除く6個のプローブデータP2、・・・P7と、地図データの6個のデータブロックM2、・・・M7とを位置合わせする。
上記位置合わせ処理においては、プローブデータP2、P3、P7については、特徴的な情報、例えば道路の区画線形状、具体的には、斜めに曲がった区画線形状のデータが含まれているので、対応する地図データのデータブロックM2、M3、M7と比較すること、即ち、位置合わせすることができる。
これに対して、プローブデータP4、P5、P6は、特徴的な情報のデータが含まれていないので、具体的には、道路の区画線形状が真っ直ぐで各プローブデータP4、P5、P6のいずれであるかを判別できないので、対応する地図データのデータブロックM4、M5、M6と比較すること、即ち、位置合わせすることが困難である。この場合、GPS情報を用いることにより、位置合わせすることが可能となるが、位置合わせの精度が低いという問題があり、実際には、GPS情報を用いる位置合わせは困難である。
そこで、本実施形態では、特徴的な情報を含まないプローブデータP4、P5、P6、即ち、位置合わせが困難であるプローブデータP4、P5、P6を、その前または後の上記特徴的な情報を含むプローブデータP3、P7、即ち、位置合わせできるプローブデータP3、P7に、つなぎ合わせて連結する。例えば、プローブデータP4と、その前の特徴的な情報を含むプローブデータP3をつなぎ合わせて連結プローブデータP3―4を作成する。また、プローブデータP5、P4と、プローブデータP3をつなぎ合わせて連結プローブデータP3-4-5を作成することも好ましい。また、プローブデータP6、P5、P4と、プローブデータP3をつなぎ合わせて連結プローブデータP3-4-5-6を作成しても良い。
また、プローブデータP6と、その後の特徴的な情報を含むプローブデータP7をつなぎ合わせて連結プローブデータP6―7を作成しても良い。また、プローブデータP5、P6と、プローブデータP7をつなぎ合わせて連結プローブデータP5-6-7を作成しても良い。また、プローブデータP4、P5、P6と、プローブデータP7をつなぎ合わせて連結プローブデータP4-5-6-7を作成しても良い。
図7は、プローブデータ連結処理の一例の制御内容を示すフローチャートである。この図7のフローチャートは、データセンタ2の処理制御装置18の制御の内容を示す。まず、図7のステップS10においては、処理制御装置18は、プローブデータ内に、特徴的な情報例えば道路区画線形状の情報が含まれているかどうか、即ち、プローブデータ内から上記特徴的な情報を検出する処理を行なう。
そして、ステップS20へ進み、プローブデータ内に特徴的な情報が含まれているか否かを判断する。ここで、特徴的な情報が含まれていないときには(NO)、ステップS30へ進み、現在処理中のプローブデータ、即ち、対象プローブデータに対して、同一車両の同一走行のプローブデータのうちの1つ前のプローブデータ、または、1つ後のプローブデータを連結する。
続いて、ステップS10へ戻り、連結プローブデータに対して、特徴的な情報例えば道路区画線形状の情報が含まれているかどうか、即ち、連結プローブデータ内から上記特徴的な情報を検出する処理を行なう。そして、上述した処理を繰り返し実行することから、連結プローブデータ内に上記特徴的な情報が含まれるまで、プローブデータの連結処理が続けられるようになっている。尚、特徴的な情報が含まれるプローブデータが特定できている場合には、ステップS30において、その特徴的な情報が含まれるプローブデータまで、まとめて、前記対象とするプローブデータに連結するように構成しても良い。
また、上記ステップS20において、プローブデータ(または連結プローブデータ)内に特徴的な情報が含まれているときには(YES)、プローブデータの連結処理を実行しないで、ステップS40へ進み、次のプローブデータがあるか否かを判断する。ここで、次のプローブデータがあるときには(YES)、ステップS10へ戻り、次のプローブデータに対して上述した処理を繰り返し実行する。また、上記ステップS40において、次のプローブデータがないときには、「NO」へ進み、本制御を終了する。
次に、プローブデータ連結処理の他の例、例えば特徴的な情報として道路の区画線形状のデータを用いる場合の他の例を、図8に示す。図8(a)に、ある1つの車両Aのある1つの走行で生成されたプローブデータの一例を示す。この例では、例えば8個のプローブデータP11、P12、・・・P18が生成されており、これらのプローブデータがデータセンタ2へ送信されるようになっている。
そして、データセンタ2の処理制御装置18は、車両Aから受信したプローブデータP11、P12、・・・P18と地図データとを位置合わせする処理を行なう。図8(b)に、8個のプローブデータP11、P12、・・・P18に対応する地図データの8個のデータブロックM11、M12、・・・M18を示す。この場合、図8に示すように、上記8個のプローブデータP11、P12、・・・P18の中の両端を除く6個のプローブデータP12、・・・P17と、地図データの6個のデータブロックM12、・・・M17とを位置合わせする。
上記位置合わせ処理においては、プローブデータP12、P13は、特徴的な情報、例えば道路の区画線形状、具体的には、斜めに曲がった区画線形状のデータが含まれているので、対応する地図データのデータブロックM12、M13と比較すること、即ち、位置合わせすることができる。
そして、プローブデータP14、P15は、特徴的な情報のデータが含まれていないので、具体的には、道路の区画線形状が真っ直ぐで区別できないので、対応する地図データのデータブロックM14、M15と比較すること、即ち、位置合わせすることが困難である。
ここで、プローブデータP16、P17は、道路の区画線形状に特徴的な情報がある、具体的には、通行禁止の路面標示のデータが含まれている。しかし、この特徴的な情報は、対応する地図データのデータブロックM16、M17に存在しないため、即ち、上記路面標示のデータは現在の地図データにない新規のデータであり更新すべきデータであるため、プローブデータP16、P17は、それぞれ単独では、地図データのデータブロックM16、M17と比較すること、即ち、位置合わせすることが困難である。この場合、プローブデータP16、P17の上記特徴的な情報は、位置合わせするために利用可能な特徴的な情報ではなく、プローブデータには、地図データとの位置合わせに使用可能な特徴的な情報が十分に含まれていないと判断することができる。尚、特徴的な情報が十分に含まれていない状態とは、例えば、特徴的な情報が1個や2個など、3個未満である場合を指す。また、特徴的な情報が含まれていない(特徴的な情報が0個である)場合も含まれる。
本実施形態では、特徴的な情報を含まず位置合わせが困難であるプローブデータP14、P15と、特徴的な情報を含むが位置合わせが困難である、即ち、特徴的な情報の量が不十分なプローブデータP16、P17を、その前または後の位置合わせするために利用可能な特徴的な情報を含む、即ち、位置合わせできるプローブデータP13に、つなぎ合わせて連結する。
例えば、プローブデータP14、P15、P16、P17を全てつなぎ合わせて連結し、更に、これらつなぎ合わせた4個のプローブデータP14、P15、P16、P17の前の特徴的な情報を含み位置合わせできるプローブデータP13に、上記4個のプローブデータP14、P15、P16、P17をつなぎ合わせて連結し、プローブデータP13-14-15-16-17を作成する。尚、上記4個のプローブデータP14、P15、P16、P17の後に、位置合わせできるプローブデータが存在する場合には、その位置合わせできる後のプローブデータに、上記4個のプローブデータP14、P15、P16、P17をつなぎ合わせて連結するように構成しても良い。
また、図9は、プローブデータ連結処理の他の例、例えば特徴的な情報として道路標識のデータを用いる場合の例を示す。図9(a)に、ある1つの車両Aのある1つの走行で生成されたプローブデータの一例を示す。この例では、例えば8個のプローブデータP21、P22、・・・P28が生成されており、これらのプローブデータがデータセンタ2へ送信されるようになっている。
そして、データセンタ2の処理制御装置18は、車両Aから受信したプローブデータP21、P22、・・・P28と地図データとを位置合わせする処理を行なう。図9(b)に、8個のプローブデータP21、P22、・・・P28に対応する地図データの8個のデータブロックM21、M22、・・・M28を示す。この場合、図9に示すように、上記8個のプローブデータP21、P22、・・・P28の中の両端を除く6個のプローブデータP22、・・・P27と、地図データの6個のデータブロックM22、・・・M27とを位置合わせする。
上記位置合わせ処理においては、プローブデータP22、P23、P27は、特徴的な情報、例えば道路標識のデータ、具体的には、道路標識の種類や位置や大きさや個数等が、比較する地図データのデータブロックM22、M23、M27に含まれる道路標識のデータと一致するので、比較すること、即ち、位置合わせすることができる。この構成の場合、プローブデータP22、P23、P27に含まれる特徴的な情報は、位置合わせするために利用可能な特徴的な情報である。
これに対して、プローブデータP24、P25、P26は、特徴的な情報として、道路標識のデータが含まれている。しかし、この特徴的な情報、即ち、プローブデータP24、P25、P26に含まれる道路標識のデータは、対応する地図データのデータブロックM24、M25、M26に含まれる道路標識のデータや道路区画線形状のデータと一致しないため、具体的には、道路標識の位置や個数や道路区画線形状等が一致しないため、プローブデータP24、P25、P26は、それぞれ単独では、地図データのデータブロックM24、M25、M26と比較すること、即ち、位置合わせすることが困難である。即ち、プローブデータP24、P25、P26の上記特徴的な情報は、位置合わせするために利用可能な特徴的な情報ではない。この場合、プローブデータP24、P25、P26には、地図データとの位置合わせに使用可能な特徴的な情報が十分に含まれていない。
そこで、本実施形態では、特徴的な情報を含むが位置合わせが困難である、即ち、特徴的な情報の量が不十分なプローブデータP24、P25、P26を、その前または後の位置合わせするために利用可能な特徴的な情報を含む、即ち、位置合わせできるプローブデータP23またはP27に、つなぎ合わせて連結する。
例えば、プローブデータP24、P25、P26を全てつなぎ合わせて連結し、更に、これらつなぎ合わせた3個のプローブデータP24、P25、P26の前の特徴的な情報を含み位置合わせできるプローブデータP23に、上記3個のプローブデータP24、P25、P26をつなぎ合わせて連結し、プローブデータP23-24-25-26を作成する。
また、本実施形態では、上記つなぎ合わせた3個のプローブデータP24、P25、P26の後に、位置合わせできるプローブデータP27が存在することから、その位置合わせできるプローブデータP27に、上記3個のプローブデータP24、P25、P26をつなぎ合わせて連結し、プローブデータP24-25-26-27を作成するように構成しても良い。
また、3個のプローブデータP24、P25、P26の中の最前の1個のプローブデータP24を、その前の特徴的な情報を含み位置合わせできるプローブデータP23に、つなぎ合わせて連結する。そして、後2個のプローブデータP25、P26を、つなぎ合わせ、更に、つなぎ合わせた2個のプローブデータP25、P26を、その後の特徴的な情報を含み位置合わせできるプローブデータP27に、つなぎ合わせて連結するようにしても良い。
また、3個のプローブデータP24、P25、P26の中の前2個のプローブデータP24、P25を、つなぎ合わせ、更に、つなぎ合わせた2個のプローブデータP24、P25を、その前の特徴的な情報を含み位置合わせできるプローブデータP23に、つなぎ合わせて連結する。そして、最後の1個のプローブデータP26を、その後の特徴的な情報を含み位置合わせできるプローブデータP27に、つなぎ合わせて連結するようにしても良い。
図10は、図9のプローブデータ連結処理の例の制御内容を示すフローチャートである。この図10のフローチャートは、データセンタ2の処理制御装置18の制御の内容を示す。まず、図10のステップS110においては、処理制御装置18は、プローブデータ内に、特徴的な情報が含まれているかどうか、即ち、プローブデータ内から上記特徴的な情報を検出する処理を行なう。特徴的な情報としては、例えば図11に示すように、道路の区画線形状のデータ、区画線の線種や色等のデータ、区画線の付与態様のデータ、道路形状例えば分岐、合流、曲線等のデータ、道路標識の配置態様のデータ、道路標識の大きさや種別や内容等のデータ、看板の配置態様のデータ、看板の大きさや種別や内容等のデータ、路面標示の付与態様のデータ等が含まれている。看板は、方面看板でも良いし、商業広告看板でも良い、また、看板情報には、数字やアルファベット等の文字列情報が含まれていることが好ましい。尚、上記特徴的な情報には、位置合わせできない特徴的な情報、即ち、位置合わせするために利用することができない特徴的な情報も含まれている。
そして、ステップS120へ進み、プローブデータ内に特徴的な情報が含まれているか否かを判断する。ここで、特徴的な情報が含まれていないときには(NO)、ステップS130へ進み、現在処理中のプローブデータに対して、同一車両の同一走行のプローブデータのうちの1つ前のプローブデータ、または、1つ後のプローブデータをつなぎ合わせて連結する。
続いて、ステップS110へ戻り、連結プローブデータに対して、上記した特徴的な情報が含まれているかどうか、即ち、連結プローブデータ内から上記した特徴的な情報を検出する処理を行なう。そして、上述した処理を繰り返し実行することから、連結プローブデータ内に上記特徴的な情報が含まれるまで、プローブデータの連結処理が続けられるようになっている。尚、特徴的な情報が含まれるプローブデータが特定できている場合には、ステップS130において、その特徴的な情報が含まれるプローブデータまで、まとめて、前記対象とするプローブデータに連結するように構成しても良い。
また、上記ステップS120において、プローブデータ(または連結プローブデータ)内に特徴的な情報が含まれているときには(YES)、ステップS150へ進む。このステップS150では、処理制御装置18は、プローブデータ内に含まれる特徴的な情報(例えば道路標識のデータ)と、対応する地図データのデータブロックに含まれる特徴的な情報(例えば道路標識のデータ)とを比較して両者が一致するかどうかを調べる。この場合、プローブデータ内に含まれる特徴的な情報と、対応する地図データのデータブロックに含まれる特徴的な情報とで、一致する特徴的な情報の個数を検出するように構成しても良い。
続いて、ステップS160へ進み、プローブデータ内に含まれる特徴的な情報と、対応する地図データのデータブロックに含まれる特徴的な情報とが一致したか否かを判断する。この場合、プローブデータ内に含まれる特徴的な情報と、対応する地図データのデータブロックに含まれる特徴的な情報とで、一致する特徴的な情報が、プローブデータ(即ち、地図データのデータブロック)を3次元的に特定可能なデータ数以上例えば3点以上あるか否かを判断するように構成しても良い。尚、本実施形態では、一致する特徴的な情報が3点以上あるか否かを判断するように構成したが、これに限られるものではなく、一致する特徴的な情報が2点あるか否か、または、3点あるか否か、または、4点あるか否か、または、5点あるか否か、または、6点以上あるか否かを判断するように構成しても良い。即ち、ステップS160においては、プローブデータに、地図データとの位置合わせに使用可能な特徴的な情報が十分に含まれているか否かを判断する構成となっている。
そして、ステップS160において、プローブデータと対応する地図データのデータブロックとで特徴的な情報が一致しないとき、即ち、一致する特徴的な情報が3点以上ないとき、換言すると、現在処理中のプローブデータに含まれる特徴的な情報の量が不十分なときには(NO)、ステップS170へ進む。このステップS170では、現在処理中のプローブデータに対して、同一車両の同一走行のプローブデータのうちの1つ前のプローブデータ、または、1つ後のプローブデータをつなぎ合わせて連結する。
続いて、ステップS150へ戻り、連結プローブデータ内に含まれる特徴的な情報(例えば道路標識のデータ)と、対応する地図データのデータブロックに含まれる特徴的な情報(例えば道路標識のデータ)とを比較して両者が一致するかどうかを調べる。そして、上述した処理を繰り返し実行することから、連結プローブデータ内に含まれる特徴的な情報と、対応する地図データのデータブロックに含まれる特徴的な情報とが一致するまで、プローブデータの連結処理が続けられるようになっている。尚、地図データの特徴的な情報と一致する特徴的な情報を含むプローブデータが特定できている場合には、ステップS170において、その特徴的な情報を含むプローブデータまで、まとめて、前記対象とするプローブデータに連結するように構成しても良い。
また、上記ステップS160において、プローブデータ(または連結プローブデータ)と対応する地図データのデータブロックとで特徴的な情報が一致したとき、即ち、一致する特徴的な情報が3点以上あるときには(YES)、ステップS180へ進み、連結処理をしないで、次のプローブデータがあるか否かを判断する。ここで、次のプローブデータがあるときには(YES)、ステップS110へ戻り、次のプローブデータに対して上述した処理を繰り返し実行する。また、上記ステップS180において、次のプローブデータがないときには、「NO」へ進み、本制御を終了する。
上記した構成の本実施形態においては、処理制御装置18により、プローブデータに特徴的な情報が含まれているか否かを検出し、特徴的な情報を含まない対象プローブデータを、同一車両の同一走行によって得られた連続するプローブデータの中の対象プローブデータの1つ前または1つ後のプローブデータにつなぎ合わせて連結するように構成した。この構成によれば、位置合わせできないプローブデータの代わりに連結プローブデータを用いることにより、プローブデータの位置合わせを容易に且つ確実に行なうことができる。
また、本実施形態においては、上記特徴的な情報を、プローブデータを地図データと位置合わせするために使用可能な特徴的な情報であるように構成した。このように構成すると、図8に示すようなプローブデータ連結処理を実現することができるから、プローブデータの位置合わせをより一層確実に行なうことができる。
本実施形態では、処理制御装置18により、プローブデータ内に含まれる特徴的な情報と、対応する地図データのデータブロックに含まれる特徴的な情報とで、一致する特徴的な情報が、プローブデータを3次元的に特定可能なデータ数以上あるか否かを検出するように構成、即ち、プローブデータ内に地図データとの位置合わせに使用可能な特徴的な情報が十分に含まれているか否かを判断するように構成した。更に、本実施形態では、一致する特徴的な情報が3次元的に特定可能なデータ数以上ない対象プローブデータ、即ち、特徴的な情報の量が不十分な対象プローブデータを、同一車両の同一走行によって得られた連続するプローブデータの中の対象プローブデータの1つ前または1つ後のプローブデータにつなぎ合わせるように構成した。この構成によれば、図9に示すようなプローブデータ連結処理を実現することができるから、プローブデータの位置合わせをより一層確実に行なうことができる。
また、上記実施形態では、プローブデータ連結処理を、データセンタ2の処理制御装置18において実行するように構成したが、これに代えて、プローブデータ連結処理を、各車両Aの車載装置3の制御部11において実行するように構成しても良い。即ち、車載装置3の制御部11が、特徴判断部及び連結部としての各機能を有するように構成しても良い。このように構成した場合、各車両Aの車載装置3は、プローブデータ及び連結プローブデータをデータセンタ2へ送信するように構成される。
(第2実施形態)
図12は、第2実施形態を示すものである。尚、第1実施形態と同一構成には、同一符号を付している。第1実施形態では、図6、図7、図8、図9及び図10に示すように、1つの車両Aから受信したプローブデータP1、P2、・・・P8と、地図データとを位置合わせする処理を行う構成に適用したが、これに限られるものではない。第2実施形態では、1つの車両Aから受信したプローブデータP1、P2、・・・P8と、他の車両Aから受信したプローブデータ、即ち、他のプローブデータまたは他トリップのプローブデータP1、P2、・・・P8とを位置合わせする処理を行う構成に適用した。
具体的には、第2実施形態においては、第1実施形態の図6(b)、図8(b)、図9(b)に示す地図データの8個のデータブロックM1、M2、・・・M8、8個のデータブロックM11、M12、・・・M18、8個のデータブロックM21、M22、・・・M28を、他の車両Aから受信した他トリップの8個のプローブデータP10、P20、・・・P80、他トリップの8個のプローブデータP110、P120、・・・P180、他トリップの8個のプローブデータP210、P220、・・・P280に置き換えて位置合わせする処理を実行すれば良い。
図12は、図9において図9(b)に示す地図データの8個のデータブロックM21、M22、・・・M28を、他トリップの8個のプローブデータP210、P220、・・・P280に置き換えて位置合わせする処理におけるプローブデータ連結処理の制御内容を示すフローチャートである。この図12のフローチャートは、データセンタ2の処理制御装置18の制御の内容を示す。まず、図12のステップS110からステップS130までの処理は、第1実施形態の図10のステップS110からステップS130までの処理と同様に実行する。
この後、ステップS250へ進むと、処理制御装置18は、1つの車両Aから受信したプローブデータ内に含まれる特徴的な情報(例えば道路標識のデータ)と、対応する他の車両Aから受信したプローブデータ、即ち、他トリップのプローブデータに含まれる特徴的な情報(例えば道路標識のデータ)とを比較して両者が一致するかどうかを調べる。この場合、1つの車両Aから受信したプローブデータ(以下、1つのプローブデータと称する)内に含まれる特徴的な情報と、対応する他の車両Aから受信したプローブデータ(以下、他トリップのプローブデータと称する)に含まれる特徴的な情報とで、一致する特徴的な情報の個数を検出するように構成しても良い。
続いて、ステップS260へ進み、1つのプローブデータ内に含まれる特徴的な情報と、対応する他トリップのプローブデータに含まれる特徴的な情報とが一致したか否かを判断する。この場合、1つのプローブデータ内に含まれる特徴的な情報と、対応する他トリップのプローブデータに含まれる特徴的な情報とで、一致する特徴的な情報が、1つのプローブデータ(即ち、他のプローブデータ)を3次元的に特定可能なデータ数以上例えば3点以上あるか否かを判断するように構成しても良い。尚、本実施形態では、一致する特徴的な情報が3点以上あるか否かを判断するように構成したが、これに限られるものではなく、一致する特徴的な情報が2点あるか否か、または、3点あるか否か、または、4点あるか否か、または、5点あるか否か、または、6点以上あるか否かを判断するように構成しても良い。即ち、ステップS260においては、1つのプローブデータに、他トリップのプローブデータとの位置合わせに使用可能な特徴的な情報が十分に含まれているか否かを判断する構成となっている。
そして、ステップS260において、1つのプローブデータと対応する他トリップのプローブデータとで特徴的な情報が一致しないとき、即ち、一致する特徴的な情報が3点以上ないとき、換言すると、現在処理中のプローブデータに含まれる特徴的な情報の量が不十分なときには(NO)、ステップS270へ進む。このステップS270では、現在処理中のプローブデータに対して、同一車両の同一走行のプローブデータのうちの1つ前のプローブデータ、または、1つ後のプローブデータをつなぎ合わせて連結する。更に、このステップS270では、現在処理中の他トリップのプローブデータに対しても、同一車両の同一走行の他トリップのプローブデータのうちの1つ前の他トリップのプローブデータ、または、1つ後の他トリップのプローブデータをつなぎ合わせて連結する。
続いて、ステップS250へ戻り、連結プローブデータ内に含まれる特徴的な情報(例えば道路標識のデータ)と、対応する他トリップの連結プローブデータに含まれる特徴的な情報(例えば道路標識のデータ)とを比較して両者が一致するかどうかを調べる。そして、上述した処理を繰り返し実行することから、連結プローブデータ内に含まれる特徴的な情報と、対応する他トリップの連結プローブデータに含まれる特徴的な情報とが一致するまで、1つの車両Aから受信したプローブデータの連結処理並びに他の車両Aから受信した他トリップのプローブデータの連結処理が続けられるようになっている。尚、他トリップのプローブデータの特徴的な情報と一致する特徴的な情報を含むプローブデータが特定できている場合には、ステップS270において、その特徴的な情報を含むプローブデータまで、まとめて、前記対象とするプローブデータに連結するように構成しても良い。この場合、同様に、その特徴的な情報を含む他トリップのプローブデータまで、まとめて、前記対象とする他トリップのプローブデータに連結するように構成することが好ましい。
また、上記ステップS260において、1つのプローブデータまたは1つの連結プローブデータと対応する他トリップのプローブデータとで特徴的な情報が一致したとき、即ち、一致する特徴的な情報が3点以上あるときには(YES)、ステップS180へ進み、連結処理をしないで、次のプローブデータがあるか否かを判断する。ここで、次のプローブデータがあるときには(YES)、ステップS110へ戻り、次のプローブデータに対して上述した処理を繰り返し実行する。
また、上記ステップS180において、次のプローブデータがないときには(NO)、ステップS290へ進む。このステップS290では、同一の道路セグメントに対して、上記したように連結処理を実行したプローブデータを、複数の車両分用意し、これら複数の車両分の連結処理を実行したプローブデータについて、統計処理を実行する。この統計処理では、例えば通常の平均化処理を実行しても良く、また、本出願人が先に出願した特願2018-163076号に記載されている統計処理を実行するように構成しても良い。尚、複数の車両分の連結処理を実行したプローブデータについて統計処理を実行して作成されるプローブデータを、統合プローブデータまたは統計化プローブデータと称する。また、道路セグメントは、地図データにおける道路の管理単位である。道路セグメントは、道路を所定の規則で区切ったものである。道路セグメントは、道路を所定の長さで(例えば10mごとに)区切ったものであってもよい。
尚、当該ステップS290を実行する処理制御装置18は、他のプローブデータを位置合わせ可能なようにつなぎ合わされてなるプローブデータを用いて、同一道路セグメントについての複数の前記プローブデータを特定し、それら複数のプローブデータを統計処理することによって統合プローブデータを生成する統合処理部に相当する。統計処理は、各プローブデータに含まれる地物ごとの位置座標を平均化したり、地物ごとの位置座標の中央値を求める処理に相当する。また、プローブデータの統計処理には、各プローブデータに含まれる走行軌跡を平均化することによって走行軌道モデルを生成する処理も含まれうる。
この後は、ステップS300へ進み、上記統合プローブデータ内に含まれる特徴的な情報例えば道路標識のデータ等と、対応する地図データのデータブロックに含まれる特徴的な情報例えば道路標識のデータ等とを比較して両者が一致するかどうかを調べ、統合プローブデータの連結処理を実行する。この統合プローブデータの連結処理は、図10のステップS150からステップS180までの処理とほぼ同様にして実行するように構成されている。この場合、図9において、図9(a)に示す1つの車両Aから受信した8個のプローブデータを、上記ステップS290にて統計処理された統合プローブデータに置き換えて位置合わせする処理を実行するように構成されている。ステップS300の処理の実行後、本制御を終了する。
尚、処理制御装置18は、後続の処理として、統合プローブデータと地図データとの位置合わせをした結果を用いて、現行の地図データと統合プローブデータとにおいて相違する部分(以降、地図変化点)を検出する。地図変化点は、現行の地図データと現実世界とで相違する可能性がある部分を指す。例えば地図変化点は、移設、新設、撤去された地物が存在することを示す。処理制御装置18は、地図変化点が存在する場合、例えば、現行の地図データに当該地図変化点を反映した地図データを生成する。このような構成によれば、処理制御装置18は、複数の車両から逐次アップロードされてくるプローブデータをもとに地図データを更新することができる。また、統合プローブデータは、複数のプローブデータを統合したものであるため、個々のプローブデータよりも統計的な確からしさを有する。ゆえに、1つのプローブデータを用いて地図データを更新する構成に比べて、統合プローブデータを用いて地図データを更新する構成によれば、地図データを誤った内容に変更する恐れを低減できる。また、処理制御装置18は、複数のプローブデータの連結及び統計処理することによって、走行軌道モデルを生成及び更新できる。つまり、道路沿いに存在する地物や道路形状に変化が生じた場合に、当該変化に対応した走行軌道モデルを速やかに生成及び配信可能となる。なお、プローブデータに含まれる走行軌跡は、プローブデータ同士の連結処理に伴って連結されるとともに、各連結プローブデータに含まれる走行軌跡は、統計処理によって統合されることにより、走行軌道モデルとなる。
また、上述した以外の第2実施形態の構成は、第1実施形態の構成と同じ構成となっている。従って、第2実施形態においても、第1実施形態とほぼ同じ作用効果を得ることができる。特に、第2実施形態では、複数の車両から受信した複数台分の1つのプローブデータを連結処理し、更に、これら複数のプローブデータを統計処理して得られた統合プローブデータを、地図データと位置合わせ処理して、統合プローブデータの連結処理を実行するように構成したので、統合プローブデータの位置合わせ並びに連結処理を、容易且つ確実に行なうことができる。
また、上記各実施形態では、1つの車両Aから受信したプローブデータについて、図7、図10、図12に示すように、プローブデータの連結処理を実行するように構成したが、これに限られるものではなく、統計処理して作成された統合プローブデータについても、同様の連結処理を実行するように構成しても良い。この場合、図7、図10、図12の各フローチャートにおいて、1つの車両Aから受信したプローブデータを統合プローブデータに置き換えて各処理を実行するように制御することが好ましい。
本開示は、実施例に準拠して記述されたが、本開示は当該実施例や構造に限定されるものではないと理解される。本開示は、様々な変形例や均等範囲内の変形をも包含する。加えて、様々な組み合わせや形態、さらには、それらに一要素のみ、それ以上、あるいはそれ以下、を含む他の組み合わせや形態をも、本開示の範疇や思想範囲に入るものである。
本開示に記載の制御部及びその手法は、コンピュータプログラムにより具体化された一つ乃至は複数の機能を実行するようにプログラムされたプロセッサ及びメモリを構成することにより提供された専用コンピュータにより実現されても良い。或いは、本開示に記載の制御部及びその手法は、一つ以上の専用ハードウェア論理回路によりプロセッサを構成することにより提供された専用コンピュータにより実現されても良い。若しくは、本開示に記載の制御部及びその手法は、一つ乃至は複数の機能を実行するようにプログラムされたプロセッサ及びメモリと一つ以上のハードウェア論理回路により構成されたプロセッサとの組み合わせにより構成された一つ以上の専用コンピュータにより実現されても良い。又、コンピュータプログラムは、コンピュータにより実行されるインストラクションとして、コンピュータ読み取り可能な非遷移有形記録媒体に記憶されていても良い。
図面中、1は地図生成システム、2はデータセンタ、3は車載装置、4は車載カメラ、5は位置検出部、7は地図データベース、8は通信部、11は制御部、12は位置情報受信部、13は画像処理部、14はプローブデータ生成部、15はプローブデータ送信部、16は通信部、18は処理制御装置、19は記憶部、20は地図データベース、21はプローブデータ受信部、22はプローブデータ連結処理部、23は地図データ生成部、24は地図データ配信部である。

Claims (6)

  1. 少なくとも1つの車両から送信された、前記車両に搭載された周辺監視センサにより検出された車両周辺に存在する地物を示すプローブデータを受信する受信部(16)を備え、前記受信部にて受信した前記プローブデータに基づいて地図データを作成または更新する地図生成装置であって、
    前記プローブデータ内に含まれる特徴的な情報と、対応する他のプローブデータまたは対応する地図データのデータブロックに含まれる特徴的な情報とで、一致する特徴的な情報が、プローブデータを3次元的に特定可能なデータ数以上あるか否かを検出することで、前記プローブデータに、前記他のプローブデータまたは前記地図データとの位置合わせに使用可能な特徴的な情報が十分に含まれているか否かを判断する特徴判断部(11、18)と、
    特徴的な情報の量が不十分な対象プローブデータを、同一車両の同一走行によって得られた連続するプローブデータの中の前記対象プローブデータの1つ前または1つ後のプローブデータにつなぎ合わせる連結部(11、18)とを備えた地図生成装置。
  2. 前記周辺監視センサとしての車載カメラ、ミリ波レーダ、及びライダーの少なくともいずれか1つから提供されるデータに基づいて前記プローブデータを逐次作成するように構成されている請求項1記載の地図生成装置。
  3. 記連結部は、前記一致する特徴的な情報が前記3次元的に特定可能なデータ数以上ない対象プローブデータを、同一車両の同一走行によって得られた連続するプローブデータの中の前記対象プローブデータの1つ前または1つ後のプローブデータにつなぎ合わせるように構成された請求項1または2記載の地図生成装置。
  4. 前記連結部によって前記他のプローブデータを位置合わせ可能なようにつなぎ合わされてなる前記プローブデータを用いて、同一道路セグメントについての複数の前記プローブデータを特定し、それら複数の前記プローブデータに基づいて統合プローブデータを生成する統合処理部(S290)と、
    前記統合処理部が生成した前記統合プローブデータに基づいて地図データを生成または更新する地図生成部(23)と、を備える請求項1から3のいずれか一項記載の地図生成装置。
  5. 前記地図生成部は、前記統合プローブデータと現行の地図データとを比較することで地図変化点を検出するように構成されている請求項4記載の地図生成装置。
  6. 車両に搭載された周辺監視センサにより検出された車両周辺に存在する地物を示すプローブデータに基づいて地図データを作成または更新するための、少なくとも1つのプロセッサを用いて実行される地図生成方法であって、
    少なくとも1つの前記車両から前記プローブデータを受信することと、
    前記プローブデータ内に含まれる特徴的な情報と、対応する他のプローブデータまたは対応する地図データのデータブロックに含まれる特徴的な情報とで、一致する特徴的な情報が、プローブデータを3次元的に特定可能なデータ数以上あるか否かを検出することで、前記プローブデータに、前記他のプローブデータまたは前記地図データとの位置合わせに使用可能な特徴的な情報が十分に含まれているか否かを判断することと、
    特徴的な情報の量が不十分な対象プローブデータを、同一車両の同一走行によって得られた連続するプローブデータの中の前記対象プローブデータの1つ前または1つ後のプローブデータにつなぎ合わせることと、を含む地図生成方法。
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