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JP7133464B2 - 管接合用心出し装置およびスペーサ - Google Patents

管接合用心出し装置およびスペーサ Download PDF

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Description

本発明は、一方の管の受口に他方の管の挿し口を挿入して管同士を接合する際、一方の管の管軸心に他方の管の管軸心を合わせるための管接合用心出し装置およびスペーサに関する。
従来、この種の管の心出し装置としては、例えば図14に示すように、基盤101上にベース部102が固定され、ベース部102の上方に、管103を保持する保持具104が昇降自在に設けられ、ベース部102と保持具104との間に、保持具104を昇降させる調整治具105が設けられたものがある。
これによると、管103を保持具104に載置し、調整治具105を作動させて保持具104を昇降させることにより、管103が上下方向に移動し、心出しが行える。
尚、上記のような心出し装置は例えば下記特許文献1に記載されている。
特開平11-351449
しかしながら上記の従来形式では、心出し装置100のベース部102を基盤101に固定しているが、地中に配管を敷設する場合等では、ベース部102を地盤の上に設置することがある。地盤に凹凸があったり、地盤が柔軟な土砂等で形成されている場合、調整治具105を作動させて保持具104を上昇させた際に発生する下向きの反力Fによって、ベース部102が地盤に減り込んだり(沈み込んだり)傾いたりして、ベース部102の取付姿勢が不安定になり易く、正確な心出しを行うことが困難になる虞がある。
本発明は、簡単な構造で、正確な心出しを行うことができる管接合用心出し装置およびスペーサを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本第1発明は、一方の管の受口に他方の管の挿し口を挿入する際、一方の管の管軸心に他方の管の管軸心を合わせるための管接合用心出し装置であって、
挿し口を支持し且つ受口の内周面と挿し口の外周面との間で管径方向に変動自在な支持部材と、
支持部材を管径方向に変動させる位置調整部材とを有し、
支持部材は管径方向における受口の内周面と挿し口の外周面との間に入り込み、
支持部材と位置調整部材とが受口の内周面に支持されるものである。
これによると、位置調整部材を用いて支持部材を管径方向に変動させることにより、
挿し口の先端部が支持部材に支持されて管径方向に変位する。これにより、他方の管の管軸心を一方の管の管軸心に合わせることができる。
この際、支持部材と位置調整部材とは受口の内周面に支持されているため、支持部材で挿し口の先端部を持ち上げた際に反力が作用しても、この反力は受口の内周面で受けられる。これにより、支持部材の姿勢が不安定にならずに安定し、正確な心出しを行うことができる。
本第2発明における管接合用心出し装置は、支持部材は、受口開口側の一端部が受口の内周面に支持され、受口奥側の他端部が一端部よりも上位になるように、受口の内周面に対して傾斜可能であり、
位置調整部材は受口の内周面に対する支持部材の傾斜角度を増減するものである。
これによると、支持部材を受口の内周面下部と挿し口の外周面下部との間に設け、位置調整部材を用いて支持部材の傾斜角度を増減することにより、挿し口の先端部が支持部材に支持されて上下方向に変位する。これにより、他方の管の管軸心を一方の管の管軸心に合わせることができる。
本第3発明における管接合用心出し装置は、位置調整部材は、管径方向において支持部材を貫通するとともに、貫通部分においてねじを介して支持部材に螺合しており、
位置調整部材の管径方向における先端部が受口の内周面に当接し、
位置調整部材を回すことにより、支持部材がねじに送られて支持部材の傾斜角度が増減するものである。
これによると、支持部材を受口の内周面下部と挿し口の外周面下部との間に設け、位置調整部材を回して支持部材の傾斜角度を増減することにより、挿し口の先端部が支持部材に支持されて上下方向に変位する。これにより、他方の管の管軸心を一方の管の管軸心に合わせることができる。
また、管接合用心出し装置は支持部材とねじ式の位置調整部材との簡単な構造を有するため、管接合用心出し装置の小型軽量化を図ることができる。また、支持部材は、ねじに送られて、その傾斜角度が増減するため、一方の管の管軸心に対する他方の管の管軸心の位置を容易に微調整することができる。
本第4発明における管接合用心出し装置は、位置調整部材は、調整部材本体と、調整部材本体の先端に設けられた球体とを有し、
球体は、受口の内周面に当接するとともに、調整部材本体に対して回転自在であるものである。
これによると、位置調整部材を回して支持部材の傾斜角度を増減する際、受口の内周面に当接している球体に対して調整部材本体が回るため、球体が受口の内周面に摺接して受口の内周面に傷が付くのを防止することができる。
本第5発明は、一方の管の受口に他方の管の挿し口を挿入する際、一方の管の管軸心に他方の管の管軸心を合わせるための管接合用心出し装置、および、受口の奥端部と挿し口の先端部との間を所定間隔に保つ円環状のスペーサであって、
管接合用心出し装置は、挿し口を支持し且つ受口の内周面と挿し口の外周面との間で管径方向に変動自在な支持部材と、支持部材を管径方向に変動させる位置調整部材とを有し、
支持部材と位置調整部材とが受口の内周面に支持され、
スペーサは、弾性体からなるとともに、受口内に着脱自在に設けられ、
スペーサに、管径方向において貫通する貫通孔が形成され、
支持部材がスペーサと受口の内周面との間に挟まれ、
位置調整部材がスペーサの貫通孔に挿通されているものである。
これによると、支持部材がスペーサと受口の内周面との間に挟まれ、位置調整部材がスペーサの貫通孔に挿通されているため、管接合用心出し装置が管周方向および管軸方向に位置ずれするのを防止することができる。
心出しを行って、一方の管と他方の管とを接合した後、スペーサと管接合用心出し装置とを取り外すことにより、受口の奥端部と挿し口の先端部との間が所定間隔に保たれる。このように、スペーサには、受口の奥端部と挿し口の先端部との間を所定間隔に保つ機能に加えて、管接合用心出し装置を位置決めする機能も有している。
以上のように本発明によると、管接合用心出し装置は簡単な構造であり、管接合用心出し装置を用いて、正確な心出しを行うことができる。
本発明の実施の形態における心出し装置を用いて接合した管継手の断面図である。 同、心出し装置の側面図である。 図2におけるX-X矢視図である。 同、心出し装置の一部切欠き分解側面図である。 同、心出し装置の使用時における断面図である。 図5における一部拡大断面図である。 図6におけるX-X矢視図である。 図5におけるX-X矢視図である。 図8におけるX-X矢視図である。 図8におけるY-Y矢視図である。 同、心出し装置を用いて管同士を接合するときの手順を示す断面図である。 同、心出し装置を用いて管同士を接合するときの手順を示す断面図である。 同、心出し装置を用いて管同士を接合するときの手順を示す断面図である。 従来の管の心出し装置の図である。
以下、本発明における実施の形態を、図面を参照して説明する。
図1に示すように、1は、一方の管2の端部に形成された受口3に他方の管4の端部に形成された挿し口5を挿入して、これら管2,4同士を接合した耐震管の管継手の一例である。管2,4は、ダクタイル鋳鉄管であり、例えば地中に埋設される。以下、管継手1の構造を説明する。
受口3の奥の段差部には、奥端面10(奥端部の一例)が全周にわたり形成されている。また、受口3と挿し口5との間をシールする円環状のシール部材11が、受口3の開口端12から、受口3の内周面と挿し口5の外周面との間に挿入されている。シール部材11はゴム等の弾性材で構成されている。
また、受口3の内周面にはロックリング収容溝14が全周にわたり形成されている。ロックリング収容溝14は、管軸方向Aにおいて、シール部材11と受口3の奥端面10との間に位置している。ロックリング収容溝14には、ロックリング15と、ロックリング15を挿し口5の外周面に押圧する(抱き付かせる)ためのロックリング押圧部材16とが収容されている。尚、ロックリング15は、一箇所が分断された一つ割り構造の円環状のリングであり、管軸方向Aにおいてシール部材11に対向する側面17を有している。また、ロックリング押圧部材16は弾性構造を有する略円環状の部材である。
管軸方向Aにおけるロックリング15とシール部材11との間にはバックアップリング20が設けられている。バックアップリング20は、シール部材11が受口3の奥へ過剰に挿入されるのを防ぐための一つ割り構造のリングであって、挿し口5に外嵌され、ロックリング15の側面17に当接する。
受口3の開口端12には、シール部材11を受口3の奥へ押し込む円環状の押輪21が複数本のT頭ボルト22およびナット23を介して取り付けられている。
挿し口5の外周面には突部25が全周にわたり形成されている。突部25はロックリング15と受口3の奥端面10との間に位置し、地震等により他方の管4が離脱方向Bに移動した際、突部25が受口3の奥側からロックリング15に係合することにより、他方の管4が一方の管2から離脱するのを防止している。
また、一方の管2と他方の管4とを接合した際には、受口3の奥端面10と挿し口5の先端部とは所定間隔Cをあけて離間している。
図2~図4に示すように、41は一方の管2と他方の管4とを接合する際に使用される管接合用の心出し装置である。この心出し装置41は、平板状の支持部材42と、位置調整部材43とを有している。支持部材42には、厚さ方向において貫通するねじ孔44が形成されている。ねじ孔44の内周には雌ねじが形成されている。
位置調整部材43は、ボルト本体47(調整部材本体の一例)と、ボルト本体47の先端に設けられた回転自在な球体48とを有している。
一方の管2の管軸心6に他方の管4の管軸心7を合わせる心出し作業を行う際、心出し装置41は以下のように受口3内にセットされる。
図5~図8に示すように、支持部材42は、受口3の開口端12側の一端部42aが受口3の内周面に支持され、受口3の奥側の他端部42bが一端部42aよりも上位になるように、受口3の内周面に対して傾斜可能であり、且つ、受口3の内周面と挿し口5の外周面との間で上下方向D(管径方向の一例)に変動自在である。
位置調整部材43は、ねじ孔44に挿入され、上下方向Dにおいて支持部材42を貫通して受口3の内周面に支持されるとともに、ボルト本体47の雄ねじがねじ孔44の雌ねじに螺合している。位置調整部材43の球体48は、受口3の内周面に当接するとともに、ボルト本体47に対して回転自在である。
位置調整部材43を回すことにより、支持部材42が互いに螺合するボルト本体47の雄ねじとねじ孔44の雌ねじとに送られ、受口3の内周面に対する支持部材42の傾斜角度Eが増減する。
また、受口3の内周には、受口3の奥端面10と挿し口5の先端部との間を所定間隔Cに保つ円環状のスペーサ53が着脱自在に設けられている。スペーサ53はゴム等の弾性体からなる。
スペーサ53には、上下方向Dにおいて貫通する貫通孔54が形成されている。支持部材42はスペーサ53と受口3の内周面との間に挟まれ、位置調整部材43はスペーサ53の貫通孔54に挿通されている。
心出し装置41を用いて一方の管2と他方の管4とを接合する方法を以下に説明する。
図11に示すように、予め、ロックリング15とロックリング押圧部材16とをロックリング収容溝14に収容し、シール部材11とバックアップリング20と押輪21とを挿し口5に外嵌しておく。このとき、適切な治具(図示せず)を用いてロックリング15を予め拡径させた状態でロックリング収容溝14内に保持しておく(その後、ロックリング15の内周を挿し口5の突部25が通過すると、上記治具を撤去し、ロックリング15を縮径させる)。
そして、スペーサ53を受口3の内周にセットする。その後、図12に示すように、スペーサ53の外周面と受口3の内周面との間に、心出し装置41の複数の支持部材42をセットする。このうち、図8に示すように、いずれか1つの支持部材42を受口3の内周面の最下部56にセットし、残り2つの支持部材42を最下部56から管周方向Gに所定角度離れた両側部57にセットする。このとき、両側部57にセットした支持部材42は、スペーサ53の外周面と受口3の内周面との間に挟まれているため、管周方向Gにおいて位置ずれし難い状態となっている。
次に、図13に示すように、位置調整部材43を、スペーサ53の貫通孔54に挿通し、最下部56にセットされた支持部材42のねじ孔44に螺合する。その後、他方の管4をクレーン等で吊り上げ、他方の管4の挿し口5の先端がスペーサ53に当接するまで挿し口5を一方の管2の受口3に挿入する。これにより、各支持部材42の一部が受口3の内周面と挿し口5の先端部の外周面との間に入り込む。この際、挿し口5の先端部の下部は3つの支持部材42で支持されるため、挿し口5が安定する。
その後、図5~図8に示すように、位置調整部材43を一方向に回すことにより、最下部56にセットされた支持部材42が傾斜して傾斜角度Eが増加し、挿し口5が支持部材42によって持ち上げられ、他方の管4の管軸心7が上昇する。反対に、位置調整部材43を他方向に回すことにより、最下部56にセットされた支持部材42の傾斜角度Eが減少し、挿し口5が支持部材42によって下降し、他方の管4の管軸心7が下降する。これにより、他方の管4の管軸心7を一方の管2の管軸心6に合わせることができ、バックアップリング20を挿入することが可能な大きさの隙間59が受口3の内周面と挿し口5の外周面との間に全周にわたり形成される。
このようにして心出しを行った後、ブロック等の管支持用具を用いて、他方の管4を心出した高さに支持し、クレーンを他方の管4から切り離す。その後、図5の仮想線で示すように、バックアップリング20を、挿し口5に対して管軸方向Aに移動させ、受口3の開口端12から受口3の内周面と挿し口5の外周面との隙間59に挿入し、ロックリング15の側面17に当接させる。
その後、シール部材11を、挿し口5に対して管軸方向Aに移動させ、受口3の内周面と挿し口5の外周面との隙間59に挿入する。さらに、押輪21を、挿し口5に対して管軸方向Aに移動させて受口3の開口端面に当接させ、T頭ボルト22およびナット23を用いて受口3に取り付ける。
その後、位置調整部材43を最下部56にセットされた支持部材42から取り外し、スペーサ53を受口3の奥端面10と挿し口5の先端部との間から取り外す。そして、残った全ての支持部材42を、受口3の奥端面10と挿し口5の先端部との間を通して、受口3内から取り外す。これにより、図1に示すように、一方の管2と他方の管4とが接合され、受口3の奥端面10と挿し口5の先端部とが所定間隔Cをあけて離間した状態になる。
上記のような心出し装置41を用いた心出し作業において、図5,図6に示すように、心出し装置41の支持部材42と位置調整部材43とは受口3の内周面に支持されているため、支持部材42で挿し口5の先端部を持ち上げた際に下向きの反力が作用しても、この反力は受口3の内周面で受けられる。これにより、支持部材42の姿勢が不安定にならずに安定し、正確な心出しを行うことができる。
また、心出し装置41は支持部材42とねじ式の位置調整部材43との簡単な構造を有するため、心出し装置41の小型軽量化を図ることができる。また、図6に示すように、支持部材42は、ねじに送られて、その傾斜角度Eが増減するため、一方の管2の管軸心6に対する他方の管4の管軸心7の位置を容易に微調整することができる。
また、位置調整部材43を回して支持部材42の傾斜角度Eを増減する際、受口3の内周面に当接している球体48に対してボルト本体47が回るため、球体48が受口3の内周面に摺接して受口3の内周面に傷が付くのを防止することができる。
また、図6,図8~図10に示すように、両側部57にセットされた支持部材42はスペーサ53の外周面と受口3の内周面との間に挟まれているため、支持部材42が管周方向Gに位置ずれするのを防止することができる。また、最下部56にセットされた心出し装置41は、スペーサ53の外周面と受口3の内周面との間に挟まれていることに加え、位置調整部材43がスペーサ53の貫通孔54に挿通されているため、管周方向Gおよび管軸方向Aに位置ずれするのを、より確実に防止することができる。このように、スペーサ53には、受口3の奥端面10と挿し口5の先端部との間を所定間隔Cに保つ機能に加えて、上記のように心出し装置41を位置決めする機能も有している。
上記実施の形態では、図8に示すように、管周方向Gにおける最下部56に心出し装置41をセットし、両側部57に支持部材42のみをセットしているが、両側部57に支持部材42をセットしなくてもよい。また、管周方向Gにおける一箇所に心出し装置41をセットしているが、複数箇所に心出し装置41をセットしてもよい。また、管周方向Gにおける最下部56以外の箇所に心出し装置41をセットしてもよい。
上記実施の形態では、管2,4としてダクタイル鋳鉄管を挙げたが、ダクタイル鋳鉄製以外の管であってもよい。
上記実施の形態において、図1に示すように、受口3の奥端面10と挿し口5の先端部とは所定間隔Cをあけて離間しているが、この所定間隔Cは、管継手1が地震等の地盤変動の影響で管軸方向Aに圧縮されるような外力を受けた際の受口3と挿し口5との間の移動を許容するために設けられているものである。また、管路の直管部以外、例えば、管路の曲管部等のように管内水圧によって管を圧縮方向に移動させようとする力が作用する場合には、管接合後、ここに移動防止のための別途のライナー(周方向に分割された複数の金属製部材からなる円筒状部材)を挿入することもある。この場合には、ライナーのセットに都合のよい間隔が確保できるように、上記所定間隔Cが選定される。
上記実施の形態では、図1に示すように、ロックリング押圧部材16を備えた管継手1について述べたが、本発明は、ロックリング押圧部材16を備えていない管継手にも適用可能である。尚、ロックリング押圧部材16は、ロックリング15を挿し口5の外周面に押圧する機能を有するものであれば、略円環状の部材に限定されるものではない。例えば、周方向に複数の弾性部材を配置したロックリング押圧部材でもよい。
2 一方の管
3 受口
4 他方の管
5 挿し口
6,7 管軸心
10 奥端面(奥端部)
41 心出し装置
42 支持部材
42a 一端部
42b 他端部
43 位置調整部材
47 ボルト本体(調整部材本体)
48 球体
53 スペーサ
54 貫通孔
C 所定間隔
D 上下方向(管径方向)
E 傾斜角度

Claims (5)

  1. 一方の管の受口に他方の管の挿し口を挿入する際、一方の管の管軸心に他方の管の管軸心を合わせるための管接合用心出し装置であって、
    挿し口を支持し且つ受口の内周面と挿し口の外周面との間で管径方向に変動自在な支持部材と、
    支持部材を管径方向に変動させる位置調整部材とを有し、
    支持部材は管径方向における受口の内周面と挿し口の外周面との間に入り込み、
    支持部材と位置調整部材とが受口の内周面に支持されることを特徴とする管接合用心出し装置。
  2. 支持部材は、受口開口側の一端部が受口の内周面に支持され、受口奥側の他端部が一端部よりも上位になるように、受口の内周面に対して傾斜可能であり、
    位置調整部材は受口の内周面に対する支持部材の傾斜角度を増減することを特徴とする請求項1記載の管接合用心出し装置。
  3. 位置調整部材は、管径方向において支持部材を貫通するとともに、貫通部分においてねじを介して支持部材に螺合しており、
    位置調整部材の管径方向における先端部が受口の内周面に当接し、
    位置調整部材を回すことにより、支持部材がねじに送られて支持部材の傾斜角度が増減することを特徴とする請求項2記載の管接合用心出し装置。
  4. 位置調整部材は、調整部材本体と、調整部材本体の先端に設けられた球体とを有し、
    球体は、受口の内周面に当接するとともに、調整部材本体に対して回転自在であることを特徴とする請求項3記載の管接合用心出し装置。
  5. 一方の管の受口に他方の管の挿し口を挿入する際、一方の管の管軸心に他方の管の管軸心を合わせるための管接合用心出し装置、および、受口の奥端部と挿し口の先端部との間を所定間隔に保つ円環状のスペーサであって、
    管接合用心出し装置は、挿し口を支持し且つ受口の内周面と挿し口の外周面との間で管径方向に変動自在な支持部材と、支持部材を管径方向に変動させる位置調整部材とを有し、
    支持部材と位置調整部材とが受口の内周面に支持され、
    スペーサは、弾性体からなるとともに、受口内に着脱自在に設けられ、
    スペーサに、管径方向において貫通する貫通孔が形成され、
    支持部材がスペーサと受口の内周面との間に挟まれ、
    位置調整部材がスペーサの貫通孔に挿通されていることを特徴とする管接合用心出し装置およびスペーサ。
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