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JP7125643B1 - 情報処理装置、情報処理システム、その制御方法及びプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理システム、その制御方法及びプログラム Download PDF

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JP7125643B1 JP2021109398A JP2021109398A JP7125643B1 JP 7125643 B1 JP7125643 B1 JP 7125643B1 JP 2021109398 A JP2021109398 A JP 2021109398A JP 2021109398 A JP2021109398 A JP 2021109398A JP 7125643 B1 JP7125643 B1 JP 7125643B1
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Abstract

Figure 0007125643000001
【課題】同種の構成物を多く利用し、異なる構成物をより少なくした設計が可能となる情報処理装置及び情報処理システムを提供する。
【解決手段】、情報処理装置であるPCと、サーバとが、ネットワークを介して通信可能に接続される情報処理システムにおいて、管理ソフトウェア、CADソフトウェア、畳ツールの3つがインストールされているPCの畳ツールは、複数の構成要素から構成される構成物を変形する指示を受け付け、変形前の構成物の縁に接していた第1の構成要素を、変形後の構成物の縁に接するように配置し、他の構成要素を第1の構成要素を基準として相対的に配置した場合に、変形後の構成物のサイズに収まらない構成要素の形状を、変更後のサイズにあわせて変形するよう制御する。
【選択図】図6

Description

本発明は、情報処理装置、情報処理システム、その制御方法及びプログラムに関する。
図形の作成ソフトにおいて、図形をグルーピングする機能や、グルーピング後の図形の大きさや形状を編集する機能が、一般に提供されている。
例えば特許文献1には、図形の他に、表におけるセルに表示されたハンドルをドラッグすることで、セルの大きさおよびそのセルを含む表の大きさを変更する技術が記載されている。
特開平9-16566号公報
例えば、建築、設計の業界において、畳やタイルのように、規格やサイズが同じ構成物を部屋や区画に敷き詰める場合、可能な限り同じ規格・サイズの構成物を利用したいことがある。
これは、異なる規格やサイズの構成物をあわせて利用する場合、複数種類の構成物をそれぞれ調達したり、一部の構成物を特注したりすることになり、コスト高になるためである。
可能な限り、別注・特注する構成物の数を少なくし、物資調達のコストを低減したいという顧客要望がある。
特許文献1の技術は上記要望について考慮されておらず、改善の余地があった。
本発明は、同種の構成物を多く利用し、異なる構成物をより少なくした設計が可能となる仕組みを提供することを目的とする。
本発明は、
複数の構成要素から構成される構成物を変形する指示を受け付ける指示受付手段と、
変形前の前記構成物の縁に接していた第1の構成要素を、変形後の前記構成物の縁に接するように配置し、他の構成要素を前記第1の構成要素を基準として相対的に配置した場合に、変形後の前記構成物のサイズに収まらない構成要素の形状を、変後の前記構成物のサイズにあう形状に変形するよう制御する制御手段と、
を備えることを特徴とする。
同種の構成物を多く利用し、異なる構成物をより少なくした設計が可能となる仕組みを提供することができる。
本発明の実施形態における、情報処理システムの構成の一例を示す図である。 本発明の実施形態における、各種装置のハードウェア構成の一例を示す図である。 本発明の実施形態における、各種装置の機能構成の一例を示す図である。 本発明の実施形態における、処理の概要を示すフローチャートである。 本発明の実施形態における、畳オブジェクトの作成処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の実施形態における、畳オブジェクトの変形処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の実施形態における、各種データ構成の一例を示す図である。 本発明の実施形態における、各種画面の構成の一例を示す図である。 本発明の実施形態における、畳奥部ジェクトの構成の一例を示す図である。 本発明の実施形態における、畳オブジェクトの変形の様子の一例を示す図である。 本発明の実施形態における、畳オブジェクトの変形の様子の一例を示す図である。 本発明の実施形態における、畳オブジェクトの変形の様子の一例を示す図である。 本発明の実施形態と、従来技術における、畳オブジェクトの変形の様子の一例を示す図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態の一例について説明する。
まず図1を参照して、本発明の実施形態における、情報処理システムの構成の一例について説明する。
本発明の情報処理システムは、情報処理装置の1つであるPC100と、サーバ200が、ネットワーク101を介して通信可能に接続され、構成されている。
本実施形態において、ネットワーク101は、例えばLAN(ローカルエリアネットワーク)である。ただし、WAN(ワイドエリアネットワーク)で構成してもよいものとする。
PC100には、管理ソフトウェア(クライアント)、CADソフトウェア、畳ツールの3つがインストールされている。
管理ソフトウェア(クライアント)は、PC100の記憶領域に記憶されるCADファイルの記憶場所やバージョン等を管理するソフトである。サーバ200にインストールされている管理ソフトウェア(サーバ)と通信することで、PC100内のCADファイルをサーバ200と送受信したり、CADファイルの情報を同期・更新したりすることが可能である。
CADソフトウェア(CAD)は、3次元図面と2次元図面を作成するためのソフトウェアである。
畳ツールは、CADのプラグインツールであり、CADに指示して、図形や、図形の集合であるオブジェクトを作成するためのツールである。
本実施形態においては、図形はオブジェクトという構成物を構成する構成要素であり、図面に表示される表示物である。例えば、畳の図形は、複数の畳の図形の集合である畳オブジェクトを構成する構成要素である。以上が図1の説明である。
以下、図2を用いて、本発明の実施形態における情報処理装置のハードウェア構成の一例について説明する。
図2において、201はCPUで、システムバス204に接続される各デバイスやコントローラを統括的に制御する。また、ROM202あるいは外部メモリ211には、CPU201の制御プログラムであるBIOS(Basic Input / Output System)やオペレーティングシステムプログラム(以下、OS)や、各サーバ或いは各PCの実行する機能を実現するために必要な後述する各種プログラム等が記憶されている。
203はRAMで、CPU201の主メモリ、ワークエリア等として機能する。CPU201は、処理の実行に際して必要なプログラム等をROM202あるいは外部メモリ211からRAM203にロードして、該ロードしたプログラムを実行することで各種動作を実現するものである。
また、205は入力コントローラで、キーボード(KB)209や不図示のマウス等のポインティングデバイス等からの入力を制御する。206はビデオコントローラで、ディスプレイ210(例えばCRTディスプレイ)等の表示器への表示を制御する。なお、表示器はCRTディスプレイだけでなく、液晶ディスプレイ等の他の表示器であってもよい。これらは必要に応じてユーザが使用するものである。
207はメモリコントローラで、ブートプログラム,各種のアプリケーション,フォントデータ,ユーザファイル,編集ファイル,各種データ等を記憶するハードディスク(HD)や、フレキシブルディスク(FD)、或いはPCMCIAカードスロットにアダプタを介して接続されるコンパクトフラッシュ(登録商標)メモリ等の外部メモリ211へのアクセスを制御する。
208は通信I/Fコントローラで、ネットワーク(例えば、図1に示したネットワーク101)を介して外部機器と接続・通信するものであり、ネットワークでの通信制御処理を実行する。例えば、TCP/IPを用いた通信等が可能である。
なお、CPU201は、例えばRAM203内の表示情報用領域へアウトラインフォントの展開(ラスタライズ)処理を実行することにより、ディスプレイ210上での表示を可能としている。また、CPU201は、ディスプレイ210上の不図示のマウスカーソル等でのユーザ指示を可能とする。
本発明を実現するための後述する各種プログラムは、外部メモリ211に記録されており、必要に応じてRAM203にロードされることによりCPU201によって実行されるものである。さらに、上記プログラムの実行時に用いられる定義ファイル及び各種情報テーブル等も、外部メモリ211に格納されており、これらについての詳細な説明も後述する。以上が図2の説明である。
次に図3を参照して、本発明の実施形態における機能構成の一例について説明する。
301は、ファイル記憶部である。例えば、CADファイルの記憶場所やバージョン情報を記憶している。
311は、ファイル編集部である。CADファイルの中における図形やオブジェクトのサイズ、形状を変更する機能部である。また、CADファイルの中の図形やオブジェクトを作成する機能である。
321は、変更後のオブジェクトのサイズや形状を記憶する記憶部である。
322は、オブジェクトを構成する図形が、記憶部321に記憶された変更後のオブジェクトのサイズ、形状に収まるか判定する判定部である。
323は、判定部322の判定結果に応じて、サイズや形状を変更する図形を特定する特定部である。
324は、特定部323により特定された図形の形状を変更する制御を行なう制御部である。例えば、変更後の図形のサイズや形状を決定し、そのサイズ、形状の図形を作成するようCADに指示する機能部である。
331は、ファイル記憶部である。CADファイルをサーバ200の記憶領域上に記憶し、更新する機能を備える。以上が図3の説明である。
次に図4を参照して、本発明の実施形態における処理の概要を説明する。
なお、本実施形態の説明において、各フローチャートの処理は、PC100のCPU201が、CADや畳ツールの機能を利用して実行するものとする。
S401で、CADは、CADのプラグインである畳ツールの起動ボタンである「畳ツール」ボタン(不図示)の押下操作を、CADの画面上で受け付ける。
S402で、CADは、畳ツールの機能がONになっているか判定する。つまり、畳ツールが、ユーザの操作を受け付けるために待機している待機状態か判定する。当該判定は、RAM203に記憶されているON/OFF情報770(図7参照)に基づいて判定する。
ONの場合はS406に移行し、ON/OFF情報770をOFFに更新して、処理を終了する。OFFの場合はS403に移行し、ON/OFF情報770をONに更新して、処理をS404に移行する。
S404で、CADは、畳オブジェクトの作成処理を実行する。S404の詳細は図5の説明で後述する。
ここで図5を参照して、畳オブジェクトの作成処理の詳細を説明する。S501で、CADは、展開中のCADファイルの図面上においてクリック操作を受け付ける。
S502で、CADは、当該クリックされた位置を畳ツールに通知する。
S503で、畳ツールは、当該クリックされた図面上の位置の情報(図面の左下の頂点をX,Y=0,0とした場合における、クリックされた場所の図面上のX,Y座標)を、CADソフトより取得する。
S504で、畳ツールは、オブジェクトのプロパティ700(デフォルト値)を記憶領域から取得する。
オブジェクトのプロパティ700には、オブジェクト(構成物)を構成する構成要素(図形)の情報が記憶されている。また、どの図形を、いくつ、どの位置関係で(どの配置パターンで)配置してオブジェクトとするか、の情報が対応付けて記憶されている。例えば、図7の図形位置一覧780のような情報である。
詳細は図7のプロパティ700(デフォルト)および図形位置一覧780の説明にて後述する。
まず、プロパティ700について説明する。701は、オブジェクトの名前である。702は、柱割や畳割等の、畳の図形の形式を示す。
畳の図形と、その集合である畳のオブジェクトの一例を図9の畳オブジェクト900に示す。901~906は、それぞれ、畳の図形である。これらの畳の図形から構成される図形がオブジェクトである。
703は、畳の図形の種類を示す。ここでは、京間、中京間、江戸間等が記憶される。704は、畳の幅である。705は、畳の長さである。つまり長手方向の寸法である。706は、柱の大きさである。
畳の幅、長さは、例えば、畳の図形(901等)のサイズである。オブジェクト自体のサイズは、オブジェクト自体の識別情報であるIDとともに、当該畳の図形のサイズとは別に記憶されることとなる。例えば、オブジェクト情報740の横寸法742、縦寸法743である。詳細は、後述する。
707は、畳の縁の有無を示す。708は、畳の縁の幅である。709は、畳オブジェクトを構成する畳図形の畳数である。4.5畳、6畳、8畳等が記憶される。710は、畳の厚みである。厚みは、3次元図図面においては、縦、横、高さ方向における、高さ方向の寸法である。以上が図7のプロパティ700(デフォルト)の説明である。
次に、図形位置一覧780について説明する。図形位置一覧には、畳オブジェクトを作成する場合において、その畳オブジェクトのプロパティにおいて指定された畳数709、図形種類703ごとに、各畳図形の位置関係と角度が記憶されているものとする。つまり、オブジェクトにおける図形の配置パターンの一覧である。
具体的には、図形種類781とその畳数782ごとに、各畳の位置である図形位置783、角度784が記憶されている。
例えば、1枚目の畳の位置は、図形位置783の、1つ目に記述されている位置(X1.Y1)とする。なお、2枚目の畳の位置は、図形位置783の、1つ目の位置(X1.Y1)を原点(基準)とした、2つ目の位置(X2.Y2)とする。図9でいうと、901が1枚目、902が2枚目となる。図5の説明に戻る。
S505で、畳ツールは、S503で取得した位置(S501でクリック操作がされた図面上の位置)に、プロパティ700(デフォルト)に示す畳オブジェクトを作成して配置するようCADソフトに指示する。指示に際しては、当該位置の情報と、プロパティ700の情報、および、プロパティ700の図形種類、畳数から特定される図形位置一覧の情報(すなわち、畳図形の配置パターンの情報)をCADに通知する。
なお、この場合、当該畳オブジェクトにおける1枚目の畳の位置(X1.Y1)、および、畳オブジェクトの位置は、当該クリックされた図面上の位置(XY座標)となる。
S506で、CADは当該指示を受け付ける。S507で、CADは、S506で受け付けた指示に従って、クリック操作がされた位置に、プロパティ700(デフォルト)の畳オブジェクトを作成して配置、表示する。
なお、S506で、CADは、オブジェクトの作成処理として、オブジェクトにかかる情報であるオブジェクト情報(図7のオブジェクト情報740に一例を示す)と、当該オブジェクトを構成する図形の情報(図7の図形位置・形状情報760)を作成し、記憶するとともに、当該オブジェクトを図面上に表示するものとする。
実際には、プロパティ700における701~710を、オブジェクトを構成する図形の情報として、744~753に格納して記憶する。データ項目名は同じであるため説明は割愛する。
CADは、このデータに、一意の識別情報であるID(ID741)を付与し記憶する。また、オブジェクト全体の大きさの情報(横寸法742、縦寸法743)を、当該ID741に対応付けて記憶する。
オブジェクト全体の大きさは、プロパティ700に記憶されている情報から特定される配置パターン(図形位置一覧780の情報)に基づいて畳図形を配置した場合の、畳の図形全体の外形寸法であり、CADは当該寸法を算出して横寸法742、縦寸法743に格納するものとする。
例えば図9の畳オブジェクト900の場合、901~906の図形から構成されており、901~906全てを包含する外形線の寸法が、畳オブジェクト900の大きさである。
また、位置754に、S501でクリックされ、S506でオブジェクトの作成位置として指示された図面上の位置、すなわち、オブジェクトの作成後の位置である図面上のXY座標を記憶する。また、角度755は0とする。なお、位置754は、オブジェクトにおける所定の頂点の位置(例:図9および図10における頂点A)である。
また、当該ID741に対応付けて、当該ID741を構成する各図形(ここでは畳の図形)の情報を作成し、記憶する。具体例を図形位置・形状情報760に図示する。
図形位置・形状情報760は、図形ID762により識別される図形の図面上の位置である図形位置763、図形の幅である図形幅764、長さ方向の寸法である図形寸法765、図形の角度766から構成される。そして、これらの図形がどのオブジェクトに含まれるかを識別可能に管理するべく、オブジェクトのID761を対応付けて記憶する。
なお、図形ID762は、図形位置783において座標値が記述されている順番に沿って、1~Nの番号を、番号が小さい順に付与する。つまり、畳オブジェクトにおいて図形ID762=1の畳の図形が、その畳オブジェクトにおける1枚目の畳の図形である。
CADは、1枚目の畳図形の位置(X1.Y1)は、位置754と同じ位置を挿入し記憶する。2枚目以降の畳の位置と角度は、畳ツールから通知された畳の配置パターンの情報に基づいて決定する。すなわち、当該1枚目の畳の位置を原点(基準)として、S506で通知を受けた図形位置一覧780の図形位置783および角度784に従って位置と角度を決定し、配置する。
例えば、位置754がX=15、Y=15の場合であって、中京間の6畳の場合、1枚目の畳図形の位置は、X=15、Y=15とする。2枚目の畳図形の位置は、X=15+X2a、Y=15+Y2aとする。また、3枚目の畳図形の位置は、X=15+X3a、Y=15+Y3aとする。
また、オブジェクトの角度=30の場合、1枚目の畳図形の角度=30、2枚目の畳図形の角度=120、3枚目の畳図形の角度=120とする。以上が図5の説明である。
図4の説明に戻る。CADは、S405にて、畳オブジェクトの変形処理を実行する。S405の詳細は、図6の説明で後述する。
ここで図6を参照して、本発明における畳オブジェクトの形状変更処理について説明する。
S601で、CADは、オブジェクトの選択操作を受け付ける。例えば、畳オブジェクトの選択操作を受け付ける。
S602で、CADは、オブジェクトの情報(図7のオブジェクト情報740)を取得する。
S603で、CADは、オブジェクトの変形操作(形状変更の操作、あるいは変形指示)を受け付ける(指示受付手段に該当)。例えば、畳オブジェクトの寸法を変更する操作である。
操作の様子の一例を図10に示す。なお、1000および1030に示す畳オブジェクトは、図9の900と同じものとする。1000は、畳オブジェクトが選択状態になっていることを示している。CADは、オブジェクトが選択されると、当該オブジェクトの外形線を、選択状態であることが識別可能な表示形式に変化させ、表示する。ここでは破線で表現している。
CADは、オブジェクトの選択操作を受け付けると、図9の907に示すようなハンドラを表示する。このハンドラに対するドラッグ&ドロップ操作を受け付けることで、オブジェクトの変形の操作を受け付ける。
例えば、図10の1010における破線の形状が、ドラッグ&ドロップ操作がされた後の、すなわち、変形操作がされた後の形状であるものとする。
なお、本実施形態においては、オブジェクトは直方体であるため、オブジェクトの形状は縦・横それぞれの寸法で記憶管理される。
S604で、CADは、変形後(形状変更後)の畳オブジェクトのサイズを、図7の変更情報790に一時記憶する。具体的には、形状変更されたオブジェクトのID791と、オブジェクトの変更後の横寸法である変更後横寸法792、オブジェクトの変更後の縦寸法である変更後縦寸法793を記憶する。
なお、ハンドラのドラッグ&ドロップ操作に応じて、オブジェクトの形状を直方体以外の形状に変更する等、自由に変形させるようにしてもよい。変形の例を、図11の1130、1140、1150に示す。この場合、オブジェクトの各頂点の座標をオブジェクトのIDと対応付けて管理し、オブジェクトの形状、座標を管理するものとする。
S605で、CADは、当該操作の内容を畳ツールに通知する。すなわち、畳オブジェクトの形状が変更される操作がされたことを通知する。また、変更後のオブジェクトの形状、サイズを通知する。
S606で、畳ツールは、当該操作の内容にかかる情報を取得する。例えば、オブジェクトの変形の操作がされたことを示す情報(操作の種別の情報)を取得する。
S607で、畳ツールは、変更後のオブジェクトの形状(ここでは直方体であるオブジェクトの縦・横の寸法値=サイズ)の情報を取得する。
その後、畳ツールは、S609~S613の処理を、畳オブジェクトに含まれる図形の数、すなわち、畳の図形の数だけ繰り返し実行する。つまり、図形位置・形状情報760に記憶されている図形の数だけ繰り返す。
S609で、畳ツールは、1枚目の畳の情報として、当該オブジェクトに含まれる畳の図形の情報を取得する。具体的には、対象のオブジェクトのID741と同じIDをID761に持つ情報を、図形位置・形状情報760から特定する。そして、図形ID762の数値が最も小さい、未処理の図形の情報を取得する。つまり、1枚目の畳の図形の情報は、図形ID762=1の情報である。
S610で、畳ツールは、当該形状の畳を配置する位置を決定する。1枚目の畳の位置は、変形操作後の畳オブジェクトの位置とする。図10や図11における頂点Aの位置である。すなわち、畳ツールは、変更後のオブジェクトの頂点(頂点A)を、1枚目の畳の図形の位置として決定する。
なお、1枚目の畳図形のX1.Y1は変形前に位置していた頂点と同じ頂点とする。
形状変形前のオブジェクトの左下の頂点AをX1.Y1としている場合、形状変更後のオブジェクトの左下の頂点Aを、1枚目の畳図形の位置(X1.Y1)とすることとなる。
オブジェクトの変形に伴って、図面上のオブジェクトの位置(頂点Aの位置)が変更になった場合は、変更後の頂点位置を、1枚目の畳図形の位置とする。例えば、図10の1000~1020、1030~1050、図11の1130~1150は、頂点Aの図面上の座標は変化していない。図11の1100~1120のケースでは、オブジェクトの変形操作に従って、1110の時点で頂点Aの図面上の座標は変更されている。この場合、変更後の、1120における頂点Aの位置を、当該オブジェクトにおける1枚目の畳の位置とする、ということである。
なお、2枚目の畳の位置は、X1.Y1を基準として、図形位置783に従って相対的に決定される位置と向きである。
なお、前述したように、本実施形態の説明においては、図形ID761=1の畳の図形を、1枚目の畳図形としている。言い換えれば、オブジェクトの変形前の時点において、当該オブジェクトの頂点(例:頂点A)に接していた畳図形を1枚目とするということである。
なお、畳ツールが、変形前の畳オブジェクトの所定の頂点位置(例:頂点A)を取得し、その頂点に接していた畳図形の図形IDから、形状変更後に1枚目として位置決定する畳図形を決定するようにしてもよい。
つまり、変形前のオブジェクト(構成物)の縁に接していた1枚目の畳図形(構成要素)を、変形後のオブジェクトの縁に接するように位置決定(配置)し、2枚目以降を、当該1枚目の位置(ここでは形状変更後のオブジェクトの位置と同義)に位置決定していく。
このように、変形後のオブジェクトの縁(例:頂点A)に合わせて図形を配置していくため、1枚目の畳の図形が、変形後のオブジェクトの範囲から外れる/収まらないケースは少ない。
つまり、1枚目の畳の図形を変形あるいは削除しなければならないケースが少なくなる。
本実施形態を適用しない場合は、1枚目の畳図形も、それ以外の畳図形も、形状変更しなければならないことが考えられるが、本実施形態によれば、その可能性を低減することができる。
例えば、図13の1330~1350は、従来技術を用いた例である。オブジェクトの形状変更後、例えば、形状変更前の、図面上の各畳図形の位置を維持した場合である。1350に示す通り、変形後のオブジェクトの形状に収まるように各畳を変形すると、畳4枚について形状変更が必要となる。一方、本願実施形態の例を図13の1300~1320に示す。1320に示すように、畳2枚の形状変更をするだけで済む。
以下、形状変更の具体的な処理について説明する。S610で、畳ツールは、当該位置を決定した畳の図形が、S607で取得した形状が示す範囲に収まるか判定する。例えば、図10の1010において、オブジェクトの頂点Aに位置決定された畳図形901は、オブジェクトの範囲に収まっている。収まっている場合は、S613に処理を移行し、当該畳の図形の形状と位置を確定し、図7の図形位置・形状情報760をコピーした図形位置・形状情報760Aに記憶する。
収まらないと判定した場合は、処理をS612に移行する。例えば、畳図形905と906(図10の1010参照)は、変更後のオブジェクトの範囲(破線)に収まっていない。
S612で、畳ツールは、S611でオブジェクトの範囲に収まらないと判定された畳の図形の形状を、当該範囲に収まるように変更すべく、変更後の図形の形状を決定・特定する。例えば、図10の1020のように、オブジェクトの範囲に収まる形状に決定する。
そして、S612で決定した形状を、S613において図7の図形位置・形状情報760Aに記憶する。
畳ツールは、S614において、S609~613の処理を畳の図形数だけ実行したか判定する。つまり、畳オブジェクト内の全ての畳図形について、位置決定と、オブジェクトの範囲内に収まるかの判定、および判定後の形状決定・記憶が完了したか判定する。畳の図形数分だけ処理を実行した場合、処理をS615に移行する。
畳ツールは、S603で変形操作がされたオブジェクトを、図7の760Aに記憶された位置および形状の畳図形から構成されるオブジェクトに変更するよう指示する。
S616で、CADは、当該指示を受け付ける。そして、S617で、当該指示に基づき、オブジェクト内の図形の形状を変更・更新する。
具体的には、S615において、畳ツールは、S603で変形の操作がされたオブジェクトを構成する図形の情報(図形位置・形状情報760)を、図形位置・形状情報760Aの情報に更新する。そして、当該図形の情報の更新を検知したCADが、図形の情報を読み込み、更新前の情報に基づく畳の描画を停止し、更新後の図形の情報に基づいて畳の図形の描画を実行する。あわせて、オブジェクト情報740の位置754を変形後の頂点Aの位置に更新し、横寸法742と縦寸法743を、変形後のオブジェクトの形状に沿って更新する。以上が図6の説明である。
以上説明したように、本発明によれば、同種の構成物を多く利用し、異なる構成物をより少なくした設計が可能となる仕組みを提供することができる。
なお、オブジェクトのプロパティ700は、CADが、畳ツールの機能がONとなっている間表示するプロパティ編集画面(図8の800)を介して更新可能である。更新された後のプロパティの例を図7の720に示す。
また、オブジェクトの形状をハンドラに対するドラッグ&ドロップ操作により変更操作する旨説明をしたが、別の方法でも変形可能である。例えば、CADが、オブジェクトが選択状態となった場合に、そのオブジェクトのオブジェクト情報740を読み込んで表示するオブジェクト情報編集画面(図8の810)等において、画面上の「幅」の項目(横寸法742に該当)、「高さ」の項目(縦寸法743に該当)を編集する操作がされた場合に、編集後の値から特定されるオブジェクトの形状を、S604において記憶し、S605以降の処理に用いる。
また、縁有りの畳図形の場合においては、S611でオブジェクトの範囲内に収まらないと判定され、畳図形の外形を変形する場合であっても、縁幅を変更しない。例を図12の1200~1220に示す。1200で選択され。1210で変形操作がされ、1220で変形しているが、変形された畳図形においても、縁の幅自体は変更・変形していない。
これは、畳の品質上、畳の縁については、畳ごとに一定の幅を確保する必要があるためである。
また、上述した実施形態の説明においては、2次元図面上の縦寸法と横寸法の変更によう変形について説明したが、例えば、畳の厚み710のように、3次元における高さ方向における寸法について、オブジェクトに対する変更・変形の操作が行われることがある。畳の高さ(厚み)は、畳ごとに異なると部屋の床機能を損なう(平坦さを損なう)ため、3次元における高さ方向におけるオブジェクトの寸法変更・変形操作を受け付けた場合は、図6の処理は適用せず、そのオブジェクトを構成する全ての畳の高さ寸法(厚み)を、操作内容に従って変更するものとする。
また、S603で受け付けたオブジェクトの変形操作による変形量が所定量を超える場合は、そもそも変形操作を行わないものとする。当該変形量が所定量を超えるか否かは、例えば、図6の607の直後に、畳ツールが判定するものとする。変形量が所定量を超える場合は、S608以降の処理を行なわず図6の処理を終了する。変形量が所定量を超えない場合は、S608以降の処理を実行する。
所定量を超える場合とは、例えば、変形操作がされたオブジェクトのオブジェクト情報に記憶されている畳の幅(図7の746、すなわち、畳の図形における所定方向における長さ)を超える長さ以上に、オブジェクトが縮小された場合である。
これはつまり、オブジェクトの大きさを現在の畳数から1畳少ないオブジェクトの大きさに変更する操作である。
畳の敷き方には、祝儀敷、不祝儀敷といった、縁起を考慮した敷き方があり、畳数に応じて、その畳数に適した敷き方(畳の配置パターン)がある。例えば6畳を5畳以下にするということは、そもそも6畳に適した配置パターンで配置されている畳の配置を維持する必然性がなくなるということであり、場合によっては、今の配置パターンを維持したまま5畳以下にすると、縁起の悪い敷き方になってしまう可能性がある。
よって、部屋の大きさを現在の畳数から1畳少なくする操作がされた場合は、図6の処理を行なわないことで、図6の処理を適用した後の配置の畳オブジェクトが設計として採用されるリスクを低減する。
そして、畳ツールは、オブジェクトの変形操作による変形量が所定量を超える(例えば、部屋の畳数が変わる)旨のメッセージを表示画面に表示し、変更後の畳数なりの配置パターンを利用した方がよいと思われる旨をユーザに通知する。
例えば、「畳数が少なくなります。変更後の畳数に応じた配置パターンをご利用ください。」等の、別の畳数に応じた配置パターンを利用するよう推奨するメッセージを表示するようにしてもよい。
ここでは、畳の幅を所定量として用いるものとしたが、例えば、変形後のオブジェクトの形状(その形状から特定される範囲・大きさ)が、そのオブジェクトの頂点から畳を配置していった場合に、変形前のオブジェクトにおける畳のうち少なくとも1枚以上(所定数以上)が入らなくなる、すなわち消失すると判定した場合に、図6の処理を行なわず、変更後の畳数なりの配置パターンを利用した方がよいと思われる旨をユーザに通知するようにしてもよい。
また、畳ツールは、変更後の図形位置・形状の情報を、S615の後、ファイルとして記憶領域に出力し、記憶するものとする。例えばテキストファイルに、変更後の図形位置・形状の情報を記述し、出力する。
これにより、ユーザは、変更後のオブジェクトの形状において、どの大きさの図形(畳)がいくつあるか、すなわち、何をいくつ発注しなければならないか容易に確認可能となる。
何をいくつ発注しなければならないか確認できればよいため、例えば、変更後の図形位置・形状の情報を記述したダイアログを表示するようにしてもよい。すなわち、形状変更後のオブジェクトにおる畳の枚数、形状を一覧で表示するようにしてもよい。
また、図形位置一覧780においては、図形種類と畳数に従って、畳の配置パターン(図形位置と角度)が記憶されているものとしたが、例えば、図形種類と畳数に加え、敷き方(祝儀敷、不祝儀敷のどちらかを少なくとも含む)を項目として記憶しておき、同じ図形種類と畳数であっても、敷き方の種類に応じて、図形位置783と角度784を異ならせて記憶しておくようにしてもよい。
この場合、プロパティ700にも「敷き方」の項目を設定し、図形種類、畳数、敷き方の3つの組み合わせによって、どの配置パターンを図形位置一覧から取得し、オブジェクトを生成するかを変えるものとする。
また、図6のS610において、1枚目の畳図形を、図形ID=1の図形、または、変形前のオブジェクトの頂点Aに接していた図形とする旨を説明したが、例えば、頂点Aを構成する2つの辺に接していた図形を、1枚目の畳図形として決定し、変形後のオブジェクトにおいても、変形前と同じ2辺に接するよう配置するようにしてもよい。
なお、本発明は、複数の構成要素を配置した特定の配置パターンの形状を変更するものであれば、適用可能である。
例えば、複数のタイルを配置した特定の模様(配置パターン)を敷き詰めるような場合に、配置対象箇所の端の位置等では、タイルがぴったり収まらず、形状変更する場合がある。このとき、形状変更するパターンに本発明を適用すれば、形状変更(加工・一部切断)するタイルの数を減らすことができる。
レンガ、タイル、インターロッキング、マットや、樹脂デッキ等の規格が決まった部材を配列するのに用いるデッキ材等の配置、形状変更においても同様である。
なお、本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラム若しくは記憶媒体等としての実施形態も可能であり、具体的には、複数の機器から構成されるシステムに適用してもよいし、また、1つの機器からなる装置に適用してもよい。
具体的には、CADと畳ツールが一体であり、上述した実施形態の各処理(例えば図3で説明した各機能部の処理や、図4~図6を用いて説明した各ステップの処理)を実行するようにしてもよい。
なお、本発明は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムを、システム或いは装置に直接、或いは遠隔から供給するものを含む。そして、そのシステム或いは装置のコンピュータが前記供給されたプログラムコードを読み出して実行することによっても達成される場合も本発明に含まれる。
したがって、本発明の機能処理をコンピュータで実現するために、前記コンピュータにインストールされるプログラムコード自体も本発明を実現するものである。つまり、本発明は、本発明の機能処理を実現するためのコンピュータプログラム自体も含まれる。
プログラムを供給するための記録媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、MO、CD-ROM、CD-R、CD-RWなどがある。また、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、DVD(DVD-ROM,DVD-R)などもある。
その他、プログラムの供給方法としては、クライアントコンピュータのブラウザを用いてインターネットのホームページに接続する。そして、前記ホームページから本発明のコンピュータプログラムそのもの、若しくは圧縮され自動インストール機能を含むファイルをハードディスク等の記録媒体にダウンロードすることによっても供給できる。
また、本発明のプログラムを構成するプログラムコードを複数のファイルに分割し、それぞれのファイルを異なるホームページからダウンロードすることによっても実現可能である。つまり、本発明の機能処理をコンピュータで実現するためのプログラムファイルを複数のユーザに対してダウンロードさせるWWWサーバも、本発明に含まれるものである。
また、本発明のプログラムを暗号化してCD-ROM等の記憶媒体に格納してユーザに配布し、所定の条件をクリアしたユーザに対し、インターネットを介してホームページから暗号化を解く鍵情報をダウンロードさせる。そして、ダウンロードした鍵情報を使用することにより暗号化されたプログラムを実行してコンピュータにインストールさせて実現することも可能である。
また、コンピュータが、読み出したプログラムを実行することによって、前述した実施形態の機能が実現される。その他、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが、実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現され得る。
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれる。その後、そのプログラムの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現される。
尚、前述した実施形態は、本発明を実施するにあたっての具体化の例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。
即ち、本発明はその技術思想、又はその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
100 PC
101 ネットワーク
200 サーバ

Claims (20)

  1. 複数の構成要素から構成される構成物を変形する指示を受け付ける指示受付手段と、
    変形前の前記構成物の縁に接していた第1の構成要素を、変形後の前記構成物の縁に接するように配置し、他の構成要素を前記第1の構成要素を基準として相対的に配置した場合に、変形後の前記構成物のサイズに収まらない構成要素の形状を、変後の前記構成物のサイズにあう形状に変形するよう制御する制御手段と、
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記制御手段は、前記第1の構成要素を、変形後の前記構成物の辺のうち2つ以上の辺に接するように配置し、他の構成要素を前記第1の構成要素を基準として相対的に配置した場合に、変形後の前記構成物のサイズに収まらない構成要素の形状を、変後の前記構成物のサイズにあう形状に変形するよう制御することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記制御手段は、前記第1の構成要素を、変形後の前記構成物の頂点に接するように配置し、他の構成要素を前記第1の構成要素を基準として相対的に配置した場合に、変形後の前記構成物のサイズに収まらない構成要素の形状を、変後の前記構成物のサイズにあう形状に変形するよう制御することを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  4. 前記制御手段は、変形前の前記構成物の縁に接していた第1の構成要素を、変形後の構成物の縁における前記変形前と対応する位置に接するように配置し、他の構成要素を前記第1の構成要素を基準として相対的に配置した場合に、変形後の前記構成物のサイズに収まらない構成要素の形状を、変後の前記構成物のサイズにあう形状に変形するよう制御することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  5. 前記制御手段による制御により構成要素の形状が変された前記構成物に含まれる、1以上の構成要素の情報を出力する出力手段をさらに備えることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  6. 前記制御手段は、前記指示受付手段により受け付けた指示が、所定量を超えて前記構成物を変形する指示だった場合には、前記構成物の形状を変しないように制御することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  7. 前記指示受付手段により受け付けた指示が、所定量を超えて変形する指示だった場合には、前記構成物の形状を変しない旨を通知する通知手段と、
    を備えることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  8. 前記指示受付手段により受け付けた指示が、所定量を超えて変形する指示だった場合には、前記構成物における構成要素の配置パターンとは異なる配置パターンを採用すべき旨を通知する通知手段をさらに備えることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  9. 前記所定量とは、前記構成物を構成すべく記憶されている構成要素の所定方向における長さであることを特徴とする請求項6乃至8のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  10. 前記所定量とは、前記複数の構成要素のうち、所定数以上が消失する量であることを特徴とする請求項6乃至9のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  11. 前記所定数は1であることを特徴とする請求項10に記載の情報処理装置。
  12. 前記制御手段は、前記指示受付手段により受け付けた指示が、前記構成物の縦、横、高さ方向のうち、縦または/および横の方向における変形指示であることを条件とし、
    変形前の前記構成物の縁に接していた第1の構成要素を、変形後の前記構成物の縁に接するように配置し、他の構成要素を前記第1の構成要素を基準として相対的に配置した場合に、変形後の前記構成物のサイズに収まらない構成要素の形状を、変後の前記構成物のサイズにあう形状に変形するよう制御することを特徴とする請求項1乃至11のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  13. 前記制御手段は、前記指示受付手段により受け付けた指示が、前記構成物の縦、横、高さ方向のうち、高さ方向における変形の指示である場合には、前記構成物を構成する構成要素について高さ方向における変形をすべく制御することを特徴とする請求項1乃至11に記載の情報処理装置。
  14. 前記構成要素は、幅を持った縁を備え、
    前記制御手段は、前記構成要素の変形に際して、前記構成要素における縁の幅は変しないことを特徴とする請求項1乃至13のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  15. 前記構成要素は、畳を表す表示物であることを特徴とする請求項1乃至14のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  16. 前記構成要素の配置パターンは、祝儀敷きと不祝儀敷きのうち少なくとも1つであることを特徴とする請求項1乃至15のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  17. 前記構成要素は、レンガ、タイル、インターロッキング、マット、デッキ材のうち少なくとも1つであることを特徴とする請求項1乃至16のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  18. 複数の構成要素から構成される構成物を変形する指示を受け付ける指示受付ステップと、
    変形前の前記構成物の縁に接していた第1の構成要素を、変形後の前記構成物の縁に接するように配置し、他の構成要素を前記第1の構成要素を基準として相対的に配置した場合に、変形後の前記構成物のサイズに収まらない構成要素の形状を、変形後の前記構成物のサイズにあう形状に変形するよう制御する制御ステップと、
    を備えることを特徴とする情報処理装置の制御方法。
  19. 少なくとも1つのコンピュータを、請求項1乃至18のいずれか1項に記載された情報処理装置の各手段として機能させるためのプログラム。
  20. 数の構成要素から構成される構成物を変形する指示を受け付ける指示受付手段と、
    変形前の前記構成物の縁に接していた第1の構成要素を、変形後の前記構成物の縁に接するように配置し、他の構成要素を前記第1の構成要素を基準として相対的に配置した場合に、変形後の前記構成物のサイズに収まらない構成要素の形状を、変後の前記構成物のサイズにあう形状に変形するよう制御する制御手段と、
    を備えることを特徴とする情報処理システム。
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