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JP7116903B2 - 複合容器およびその製造方法、複合プリフォームおよびその製造方法、ならびにプラスチック製部材 - Google Patents

複合容器およびその製造方法、複合プリフォームおよびその製造方法、ならびにプラスチック製部材 Download PDF

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Description

本発明は、複合容器およびその製造方法、複合プリフォームおよびその製造方法、ならびにプラスチック製部材に関する。
近時、飲食品等の内容液を収容するボトルとして、プラスチック製のものが一般化してきており、このようなプラスチックボトルには内容液が収容される。
このような内容液を収容するプラスチックボトルは、金型内にプリフォームを挿入し、2軸延伸ブロー成形することにより製造される。
ところで、従来の2軸延伸ブロー成形法では、例えばPETやPP等の単層材料、多層材料又はブレンド材料等を含むプリフォームを用いて容器形状に成形している。しかしながら、従来の2軸延伸ブロー成形法においては、単にプリフォームを容器形状に成形するだけであるのが一般的である。このため、容器に対して様々な機能や特性(バリア性や保温性等)を持たせる場合、例えばプリフォームを構成する材料を変更する等、その手段は限定されてしまう。とりわけ、容器の部位(例えば胴部や底部)に応じて、異なる機能や特性を持たせることは難しい。
これに対して本出願人は、特許文献1において、容器に対して様々な機能や特性を付与することが可能な複合容器を提案している。
特開2015-128858号公報
特許文献1において開示される複合容器は、容器本体およびプラスチック製部材を備える複合プリフォームをブロー成形することにより得られるものである。このような複合容器においては、遮光性を高めたプラスチック製部材を用いることにより、複合容器に充填された内容液を外部の光から遮蔽することが可能である。しかしながら、プラスチック製部材の遮光性を高めた場合、内容液の分量等を複合容器の外部から確認することは難しい。
本発明はこのような点を考慮してなされたものであり、複合容器の遮光性を維持しつつ、複合容器に充填された内容物の分量等を視認することが可能な、複合容器およびその製造方法、複合プリフォームおよびその製造方法、ならびにプラスチック製部材を提供することを目的とする。
本発明は、複合容器において、容器本体と、前記容器本体の外側に密着して設けられたプラスチック製部材とを備え、前記プラスチック製部材は、可視光を遮る遮光部と、可視光域における光の平均透過率が前記遮光部より30%以上高い透光部とを有し、前記プラスチック製部材の少なくとも1箇所の水平断面において、前記遮光部と前記透光部とが両方とも形成されている、複合容器である。
本発明は、前記透光部は、前記プラスチック製部材の長手方向に延びている、複合容器である。
本発明は、前記透光部は、前記プラスチック製部材の長手方向全域にわたって延びている、複合容器である。
本発明は、前記水平断面において、前記遮光部と前記透光部とが周方向に沿って交互に形成されている、複合容器である。
本発明は、前記水平断面において、前記遮光部と前記透光部とが厚み方向に沿って形成されている、複合容器である。
本発明は、複合容器用の複合プリフォームにおいて、プリフォームと、前記プリフォームの外側を取り囲むように設けられたプラスチック製部材とを備え、前記プラスチック製部材は、前記プリフォームの外側に密着されており、前記プラスチック製部材は、可視光を遮る遮光部と、可視光域における光の平均透過率が前記遮光部より30%以上高い透光部とを有し、前記プラスチック製部材の少なくとも1箇所の水平断面において、前記遮光部と前記透光部とが両方とも形成されている、複合プリフォームである。
本発明は、前記透光部は、前記プラスチック製部材の長手方向に延びている、複合プリフォームである。
本発明は、前記透光部は、前記プラスチック製部材の長手方向全域にわたって延びている、複合プリフォームである。
本発明は、前記水平断面において、前記遮光部と前記透光部とが周方向に沿って交互に形成されている、複合プリフォームである。
本発明は、前記水平断面において、前記遮光部と前記透光部とが厚み方向に沿って形成されている、複合プリフォームである。
本発明は、複合容器の製造方法において、プリフォームを準備する工程と、前記プリフォームの外側に、プラスチック製部材を設ける工程と、前記プリフォームおよび前記プラスチック製部材に対してブロー成形を施すことにより、前記プリフォームおよび前記プラスチック製部材を一体として膨張させる工程とを備え、前記プラスチック製部材は、可視光を遮る遮光部と、可視光域における光の平均透過率が前記遮光部より30%以上高い透光部とを有し、前記プラスチック製部材の少なくとも1箇所の水平断面において、前記遮光部と前記透光部とが両方とも形成されている、複合容器の製造方法である。
本発明は、複合プリフォームの製造方法において、プリフォームを準備する工程と、前記プリフォームの外側に、プラスチック製部材を設ける工程とを備え、前記プラスチック製部材は、可視光を遮る遮光部と、可視光域における光の平均透過率が前記遮光部より30%以上高い透光部とを有し、前記プラスチック製部材の少なくとも1箇所の水平断面において、前記遮光部と前記透光部とが両方とも形成されている、複合プリフォームの製造方法である。
本発明は、プリフォームの外側を取り囲むように装着されるプラスチック製部材であって、前記プリフォームの胴部を覆う筒状の胴部を有し、前記胴部は、可視光を遮る遮光部と、可視光域における光の平均透過率が前記遮光部より30%以上高い透光部とを有し、前記プラスチック製部材の少なくとも1箇所の水平断面において、前記遮光部と前記透光部とが両方とも形成されている、プラスチック製部材である。
本発明によれば、複合容器の遮光性を維持しつつ、複合容器に充填された内容物の分量等を視認することができる。
図1は、本発明の一実施の形態による複合容器を示す部分垂直断面図。 図2は、本発明の一実施の形態による複合容器を示す水平断面図(図1のII-II線断面図)。 図3は、本発明の一実施の形態による複合プリフォームを示す部分垂直断面図。 図4は、本発明の一実施の形態による複合プリフォームを示す水平断面図(図3のIV-IV線断面図)。 図5(a)~(d)は、各種プラスチック製部材を示す斜視図。 図6(a)~(f)は、本発明の一実施の形態による複合容器の製造方法を示す概略図。 図7(a)~(f)は、本発明の一実施の形態の変形例による複合容器の製造方法を示す概略図。 図8(a)~(g)は、本発明の一実施の形態の変形例による複合容器の製造方法を示す概略図。 図9(a)~(c)は、それぞれ本発明の一実施の形態による複合プリフォームの変形例を示す水平断面図。
以下、図面を参照して本発明の一実施の形態について説明する。図1乃至図8は本発明の一実施の形態を示す図である。
まず、図1および図2により、本実施の形態による複合容器の製造方法(ブロー成形方法)によって作製される複合容器の概要について説明する。なお、本明細書中、「上」および「下」とは、それぞれ複合容器10Aを正立させた状態(図1)における上方および下方のことをいう。
複合容器の構成
図1および図2に示す複合容器10Aは、後述するように、ブロー成形金型50を用いてプリフォーム10aおよびプラスチック製部材40aを含む複合プリフォーム70(図3参照)に対して2軸延伸ブロー成形を施すことにより、複合プリフォーム70のプリフォーム10aおよびプラスチック製部材40aを一体として膨張させて得られたものである。
このような複合容器10Aは、内側に位置する容器本体10と、容器本体10の外側に密着して設けられたプラスチック製部材40とを備えている。
このうち容器本体10は、口部11と、口部11下方に設けられた首部13と、首部13下方に設けられた肩部12と、肩部12下方に設けられた胴部20と、胴部20下方に設けられた底部30とを備えている。
他方、プラスチック製部材40は、容器本体10の外面に薄く延ばされた状態で密着されており、容器本体10に対して容易に移動又は回転しない状態で取付けられている。
次に容器本体10について詳述する。容器本体10は、上述したように口部11と、首部13と、肩部12と、胴部20と、底部30とを有している。
このうち口部11は、図示しないキャップに螺着されるねじ部14と、ねじ部14下方に設けられたフランジ部17とを有している。なお、口部11の形状は、従来公知の形状であっても良い。また口部11には白化(結晶化)処理が施されていても良い。この場合、複合容器10Aの遮光性をより高めることができる。
首部13は、フランジ部17と肩部12との間に位置しており、略均一な径をもつ略円筒形状を有している。また、肩部12は、首部13と胴部20との間に位置しており、首部13側から胴部20側に向けて徐々に径が拡大する形状を有している。
さらに、胴部20は、全体として略均一な径をもつ円筒形状を有している。しかしながら、これに限られるものではなく、胴部20が四角形筒形状や八角形筒形状等の多角形筒形状を有していても良い。あるいは、胴部20が上方から下方に向けて均一でない水平断面をもつ筒形状を有していても良い。また、本実施の形態において、胴部20は、凹凸が形成されておらず、略平坦な表面を有しているが、これに限られるものではない。例えば、胴部20にパネル又は溝等の凹凸が形成されていても良い。
一方、底部30は、中央に位置する凹部31と、この凹部31周囲に設けられた接地部32とを有している。なお、底部30の形状についても特に限定されるものではなく、従来公知の底部形状(例えばペタロイド底形状や丸底形状等)を有していても良い。
また胴部20における容器本体10の厚みは、これに限定されるものではないが、例えば100μm以上350μm以下程度に薄くすることができる。さらに、容器本体10の重量についても、これに限定されるものではないが、例えば容器本体10の内容量が500mlである場合は10g以上25g以下とすることができる。このように容器本体10の肉厚を薄くすることにより、容器本体10の軽量化を図ることができる。
このような容器本体10は、合成樹脂材料を射出成形して製作したプリフォーム10a(後述)を二軸延伸ブロー成形することにより作製することができる。なお容器本体10の材料としては熱可塑性樹脂、特にPE(ポリエチレン)、PP(ポリプロピレン)、PET(ポリエチレンテレフタレート)、PEN(ポリエチレンナフタレート)、PC(ポリカーボネート)を使用することが好ましい。容器本体10は、赤色、青色、黄色、緑色、茶色、黒色、白色等の色に着色されていても良いが、リサイクルのしやすさを考慮した場合、無色透明であることが好ましい。また、上述した各種樹脂をブレンドして用いても良い。さらに、容器本体10の内面に、容器のバリア性を高めるために、例えばダイヤモンド状炭素膜や酸化珪素薄膜等の蒸着膜を形成しても良い。
また、容器本体10は、2層以上の多層成形ボトルとして形成することもできる。すなわち射出成形により、例えば、中間層をMXD6、MXD6+脂肪酸塩、PGA(ポリグリコール酸)、EVOH(エチレンビニルアルコール共重合体)又はPEN(ポリエチレンナフタレート)等のガスバリア性を有する樹脂(中間層)として3層以上からなるプリフォーム10aを射出成形後、ブロー成形することによりガスバリア性を有する多層ボトルとして形成しても良い。なお、中間層としては、上述した各種樹脂をブレンドした樹脂を用いても良い。
また、熱可塑性樹脂の溶融物に不活性ガス(窒素ガス、アルゴンガス)を混ぜることで、0.5μm以上100μm以下の発泡セル径を持つ発泡プリフォームを成形し、この発泡プリフォームをブロー成形することによって、容器本体10を作製しても良い。このような容器本体10は、発泡セルを内蔵しているため、容器本体10全体の遮光性を高めることができる。
このような容器本体10は、例えば満注容量が100mlμm2000ml以下のボトルからなっていても良い。あるいは、容器本体10は、満注容量が例えば10Lμm60L以下の大型のボトルであっても良い。
次にプラスチック製部材40について説明する。プラスチック製部材40(40a)は後述するようにプリフォーム10aの外側を取り囲むように設けられ、プリフォーム10aの外側に密着された後、プリフォーム10aとともに2軸延伸ブロー成形されることにより得られたものである。
プラスチック製部材40は容器本体10の外面に接着されることなく取付けられており、容器本体10に対して移動又は回転しないほどに密着されている。このプラスチック製部材40は、容器本体10の外面において薄く引き延ばされて容器本体10を覆っている。また、図2に示すように、プラスチック製部材40は、容器本体10を取り囲むようにその周方向全域にわたって設けられており、略円形状の水平断面を有している。
この場合、プラスチック製部材40は、容器本体10のうち、口部11を除く、首部13、肩部12、胴部20および底部30を覆うように設けられている。これにより、容器本体10の首部13、肩部12、胴部20および底部30に対して所望の機能や特性を付与することができる。
なお、プラスチック製部材40は、容器本体10のうち口部11以外の全域又は一部領域に設けられていても良い。例えば、プラスチック製部材40は、容器本体10のうち、口部11および首部13を除く、肩部12、胴部20および底部30の全体を覆うように設けられていても良い。または、容器本体10のうち、口部11、首部13および底部30の中心部を除く、肩部12、胴部20および底部30の全体を覆うように設けられていても良い。
一方、プラスチック製部材40は、容器本体10に対して溶着ないし接着されていないため、容器本体10から剥離して除去することができる。具体的には、例えば刃物等を用いてプラスチック製部材40を切除したり、プラスチック製部材40に予め図示しない切断線を設け、この切断線に沿ってプラスチック製部材40を剥離したりすることができる。これにより、プラスチック製部材40を容器本体10から分離除去することができる。
本実施の形態において、プラスチック製部材40は、可視光(波長400nm以上800nm以下の光)を遮る遮光部48と、可視光域における光の平均透過率が遮光部48より30%以上高い透光部49とを有している。すなわち、遮光部48の可視光域における光の平均透過率をX%としたとき、透光部49の可視光域における光の平均透過率は、X+30%以上となる。この場合、遮光部48の面積は、透光部49の面積よりも大きい。また、プラスチック製部材40のうち、透光部49を除く領域は、全て遮光部48となっている。なお、各図において、便宜上、遮光部48を網掛けで示している。
遮光部48は、上述したように可視光を遮蔽する領域であり、可視光域における光の平均透過率が0%以上60%以下の領域である。このため、遮光部48を介して容器本体10の内部に充填された内容物を正確に視認することは実質的に困難となっている。この遮光部48は、赤色、青色、黄色、緑色、茶色、黒色、白色、金色、銀色等の色に着色されていても良い。
透光部49は、上述したように可視光域における光の平均透過率が遮光部48より30%以上高い領域であり、透明又は半透明な領域である。具体的には、透光部49の、可視光域における光の平均透過率は、30%以上100%以下である。したがって、透光部49を介して、透明な容器本体10の内部に充填された内容物を視認することが可能となっている。この透光部49は、無色であっても良く、赤色、青色、黄色、緑色、茶色、黒色、白色等の色に着色されていても良い。また透光部49には、1又は複数の目盛線が印字や容器本体10の凹凸等により形成されていても良い。この場合、容器本体10の内部に充填された内容物の分量を、透光部49を介して目視で計測することができる。
透光部49は、プラスチック製部材40の上端から下端まで帯状に延びている。透光部49と遮光部48との境界線B1、B2は、それぞれ略鉛直方向に略直線状に形成されていてもよく、やや曲線状(例えば波状)に形成されていてもよい。また透光部49は、プラスチック製部材40の長手方向全域にわたって延びている。すなわち、プラスチック製部材40の任意の水平断面(プラスチック製部材40の軸線方向に垂直な断面)において、遮光部48と透光部49とが両方とも形成されている。しかしながら、これに限らず、透光部49は、プラスチック製部材40の長手方向の一部のみに形成されていても良い。すなわち、プラスチック製部材40の少なくとも1箇所の水平断面において、遮光部48と透光部49とが両方とも形成されていれば良い。
プラスチック製部材40の水平断面(図2参照)において、透光部49は、周方向の1箇所のみに形成されている。プラスチック製部材40の鉛直軸を中心とする、透光部49の角度θは、2°以上60°以下となっている。なお、これに限らず、透光部49は、周方向に沿って複数本形成されていても良い。また、透光部49の幅W1(プラスチック製部材40の周方向に沿う長さ)は、1mm以上30mm以下とすることが好ましい。透光部49の角度θ及び幅W1を上記範囲とすることにより、遮光部48による遮光性を維持しつつ、透光部49を介して内容物を視認することが可能となる。また、周方向における透光部49の幅W1は、遮光部48の幅よりも小さい。この場合、透光部49からの光の入射を最小限に抑えることができる。
このようなプラスチック製部材40としては、プリフォーム10aに対して収縮する作用をもたないものであっても良く、収縮する作用をもつものであっても良い。
プラスチック製部材40としては、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート、ポリ-4-メチルペンテン-1、ポリスチレン、AS樹脂、ABS樹旨、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリ酢酸ビニル、ポリビニルアルコール、ポリビニルアセタール、ポリビニルブチラール、フタル酸ジアリル樹脂、フッ素系樹脂、ポリメタクリル酸メチル、ポリアクリル酸、ポリアクリル酸メチル、ポリアクリロニトリル、ポリアクリルアミド、ポリブタジエン、ポリブテン-1、ポリイソプレン、ポリクロロプレン、エチレンプロピレンゴム、ブチルゴム、ニトリルゴム、アクリルゴム、シリコーンゴム、フッ素ゴム、ナイロン6、ナイロン6,6、芳香族ポリアミド、ポリカーボネート、ポリテレフタル酸エチレン、ポリテレフタル酸ブチレン、ポリナフタレン酸エチレン、Uポリマー、液晶ポリマー、変性ポリフェニレンエーテル、ポリエーテルケトン、ポリエーテルエーテルケトン、不飽和ポリエステル、アルキド樹脂、ポリイミド、ポリスルホン、ポリフェニレンスルフィド、ポリエーテルスルホン、シリコーン樹脂、ポリウレタン、フェノール樹脂、尿素樹脂、ポリエチレンオキシド、ポリプロピレンオキシド、ポリアセタール、エポキシ樹脂等を挙げることができる。このうち低密度ポリエチレン(LDPE)等のポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエチレンナフタレート(PEN)等の熱可塑性非弾性樹脂を用いることが好ましい。またそれらのブレンド材料や多層構造、部分的多層構造のものであってもよい。さらに、プラスチック製部材40の材料には、その特性が損なわれない範囲において、主成分の樹脂以外にも、各種の添加剤を添加してもよい。添加剤としては、例えば、可塑剤、紫外線安定化剤、着色防止剤、艶消し剤、消臭剤、難燃剤、耐候剤、帯電防止剤、糸摩擦低減剤、スリップ剤、離型剤、抗酸化剤、イオン交換剤、および着色顔料等を添加することができる。また、熱可塑性樹脂の溶融物に不活性ガス(窒素ガス、アルゴンガス)を混ぜることで、0.5μm以上100μm以下の発泡セル径を持つ発泡部材を使用し、この発泡プリフォームを成形することによって、遮光性を高めることができる。
プラスチック製部材40は、紫外線等の不可視光線をバリアする光線バリア性を有する材料からなっていても良い。この場合、プリフォーム10aとして多層プリフォームやブレンド材料を含むプリフォーム等を用いることなく、複合容器10Aの光線バリア性を高め、紫外線等により内容液が劣化することを防止することができる。このような材料としては、ブレンド材料、またはPETやPE、PPに遮光性樹脂を添加した材料が考えられる。また、熱可塑性樹脂の溶融物に不活性ガス(窒素ガス、アルゴンガス)を混ぜることにより作製された、0.5μm以上100μm以下の発泡セル径を持つ発泡部材を使用しても良い。
プラスチック製部材40は、容器本体10(プリフォーム10a)を構成するプラスチック材料よりも保冷性又は保温性の高い材料(熱伝導性の低い材料)からなっていても良い。この場合、容器本体10そのものの厚みを厚くすることなく、内容液の温度が複合容器10Aの表面まで伝達しにくくすることが可能となる。これにより、複合容器10Aの保冷性又は保温性が高められる。また、使用者が複合容器10Aを把持した際、冷たすぎたり熱すぎたりすることにより複合容器10Aを持ちにくくなることが防止される。このような材料としては、発泡化したポリウレタン、ポリスチレン、PE(ポリエチレン)、PP(ポリプロピレン)、フェノール樹脂、ポリ塩化ビニル、ユリア樹脂、シリコーン、ポリイミド、メラミン樹脂などが考えられる。これら樹脂を含んでなる樹脂材料に、中空粒子を混合することが好ましい。中空粒子の平均粒子径は、1μm以上200μm以下であることが好ましく、5μm以上80μm以下であることがより好ましい。なお、「平均粒子径」とは、体積平均粒子径を意味し、粒度分布・粒径分布測定装置(例えば、ナノトラック粒度分布測定装置、日機装株式会社製など)を用いて公知の方法により測定することができる。また、中空粒子としては、樹脂などから構成される有機系中空粒子であってもよく、ガラスなどから構成される無機系中空粒子であってもよいが、分散性が優れるという理由から、有機系中空粒子が好ましい。有機系中空粒子を構成する樹脂としては、例えば、架橋スチレン-アクリル樹脂などのスチレン系樹脂、アクリロニトリル-アクリル樹脂などの(メタ)アクリル系樹脂、フェノール系樹脂、フッ素系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリイミド系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、ポリエーテル系樹脂などを挙げることができる。また、ローペイクHP-1055、ローペイクHP-91、ローペイクOP-84J、ローペイクウルトラ、ローペイクSE、ローペイクST(ロームアンドハース(株)製)、ニポールMH-5055(日本ゼオン(株)製)、SX8782、SX866(JSR(株)製)などの市販される中空粒子を用いることも出来る。中空粒子の含有量としては、プラスチック製部材40に含有される樹脂材料100質量部に対して、0.01質量部以上50質量部以下であることが好ましく、1質量部以上20質量部以下であることがより好ましい。
またプラスチック製部材40は、容器本体10(プリフォーム10a)を構成するプラスチック材料よりも滑りにくい材料からなっていても良い。この場合、容器本体10の材料を変更することなく、使用者が複合容器10Aを把持しやすくすることができる。
なお、本実施の形態において、遮光部48と透光部49とは、互いに同一の主材料から構成されている。この場合、遮光部48と透光部49とが互いに同一の主材料を含み、遮光部48のみを着色しても良い。しかしながら、これに限らず、遮光部48と透光部49とが互いに異なる主材料からなっていても良い。
プラスチック製部材40には、予めデザイン又は印字等の印刷が施されていても良い。この場合、印刷は例えばインクジェット法やグラビア印刷法等の印刷法により、プラスチック製部材40にデザイン又は印字が施されて形成されても良い。この印刷は、プリフォーム10aに取り付けられる前のプラスチック製部材40に対して施されても良く、プリフォーム10aの外側にプラスチック製部材40を設けた状態で施されても良い。
またプラスチック製部材40の厚みは、これに限定されるものではないが、容器本体10に取り付けられた状態で例えば5μm以上500μm以下程度とすることができる。
複合プリフォームの構成
次に図3により、本実施の形態による複合プリフォームの構成について説明する。
図3に示すように、複合プリフォーム70は、プリフォーム10aと、プリフォーム10aの外側に設けられた有底円筒状のプラスチック製部材40aとを備えている。
プリフォーム10aは、口部11aと、口部11aに連結された胴部20aと、胴部20aに連結された底部30aとを備えている。このうち口部11aは、上述した容器本体10の口部11に対応するものであり、口部11と略同一の形状を有している。また、胴部20aは、上述した容器本体10の首部13、肩部12および胴部20に対応するものであり、略円筒形状を有している。底部30aは、上述した容器本体10の底部30に対応するものであり、略半球形状を有している。
プラスチック製部材40aは、プリフォーム10aの外面に接着されることなく取付けられており、プリフォーム10aに対して移動又は回転しないほどに密着されているか、又は自重で落下しない程度に密着されている。プラスチック製部材40aは、プリフォーム10aを取り囲むようにその周方向全域にわたって設けられており、円形状の水平断面を有している。
この場合、プラスチック製部材40aは、胴部20aのうち容器本体10の全域と、底部30aの全域とを覆うように設けられている。
なお、プラスチック製部材40aは、口部11a以外の全域又は一部領域に設けられていても良い。例えば、プラスチック製部材40aは、首部13に対応する部分13aおよび口部11aを除く、胴部20aおよび底部30aの全体を覆うように設けられていても良い。または、プラスチック製部材40aは、底部30を除く、首部13に対応する部分13aおよび胴部20aを覆うように設けられていても良い。
プラスチック製部材40aは、可視光を遮る遮光部48aと、可視光域における光の平均透過率が遮光部48aより30%以上高い透光部49aとを有している。また、プラスチック製部材40aの少なくとも1箇所の水平断面において、遮光部48aと透光部49aとが両方とも形成されている。なお、本実施の形態においては、どの水平断面においても、遮光部48aと透光部49aとが両方とも形成されている。各透光部49aは、それぞれプラスチック製部材40aの上下方向全域にわたって帯状に形成されている。
プラスチック製部材40aの材料としては、上述した材料が用いられる。またプラスチック製部材40aの厚みは、例えば50μm以上1000μm以下程度とすることができる。
このようなプラスチック製部材40aとしては、プリフォーム10aに対して収縮する作用をもたないものであっても良く、収縮する作用をもつものであっても良い。
プラスチック製部材(外側収縮部材)40aが収縮する作用をもつ場合、プラスチック製部材(外側収縮部材)40aは、例えば、外的な作用(例えば熱)が加えられた際、プリフォーム10aに対して収縮(例えば熱収縮)するものが用いられても良い。あるいは、プラスチック製部材(外側収縮部材)40aは、それ自体が収縮性ないし弾力性を持ち、外的な作用を加えることなく収縮可能なものであっても良い。
プラスチック製部材40aとしては、例えばダイレクトブロー成形により作製されたダイレクトブローチューブ、シート成形により作製されたシート成形チューブ、押出成形により作製された押出チューブ、射出成形により作製された射出成形チューブ、インフレーション成形により作製されたインフレーション成形チューブ等を用いることができるが、これに限定されるものではなく、上記以外の成形方法を用いても良い。
例えば、プラスチック製部材40aが押出チューブである場合、まず遮光部48a用の樹脂材料と透光部49a用の樹脂材料とを周方向に配列した状態で加熱溶融して押し出すことにより、上記プラスチック製部材40aが得られる。また、プラスチック製部材40aがダイレクトブローチューブである場合、遮光部48a用の樹脂材料と透光部49a用の樹脂材料とを周方向に配列した状態で加熱溶融して押し出し、チューブ状パリソンを作製し、その後、金型内でチューブ状パリソン内に空気を吹き込み、ブロー成形することにより上記プラスチック製部材40aが得られる。
次にプラスチック製部材40aの形状について説明する。
図3および図5(a)に示すように、プラスチック製部材40aは、全体として有底円筒形状からなり、円筒状の胴部41と、胴部41に連結された底部42とを有していても良い。この場合、プラスチック製部材40aの底部42がプリフォーム10aの底部30aを覆うので、複合容器10Aの胴部20に加え、底部30に対してもバリア性等の様々な機能や特性を付与することができる。このようなプラスチック製部材40aは、例えば上述したダイレクトブローチューブやシート成形チューブ、射出成形チューブを挙げることができる。
また、図5(b)に示すように、プラスチック製部材40aは、全体として円管形状(無底円筒形状)からなり、円筒状の胴部41を有していても良い。この場合、プラスチック製部材40aとしては、例えば上述したブローチューブ、押出チューブ、インフレーション成形チューブ、シート成形チューブを用いることができる。
また、図5(c)および図5(d)に示すように、プラスチック製部材40aは、フィルムを筒状に形成してその端部を貼り合わせることにより作製されても良い。この場合、図5(c)に示すように、プラスチック製部材40aは、胴部41を有する管形状(無底円筒形状)に構成されていても良く、図5(d)に示すように、底部42を貼り合わせることにより有底筒形状に構成されていても良い。
複合プリフォーム及び複合容器の製造方法
次に図6(a)~(f)により、本実施の形態による複合容器10Aの製造方法(ブロー成形方法)について説明する。
まず、プリフォーム10aを準備する(図6(a)参照)。この場合、例えば図示しない射出成形機を用いて、射出成形法によりプリフォーム10aを作製しても良い。また、プリフォーム10aとして、従来一般に用いられるプリフォームを用いても良い。
次に、プラスチック製部材40aを準備する。この場合、プラスチック製部材40aは、全体として有底円筒形状からなり、円筒状の胴部41と、胴部41に連結された底部42とを有している。プラスチック製部材40のうち少なくとも胴部41は、可視光を遮る遮光部48aと、可視光域における光の平均透過率が遮光部48aより30%以上高い透光部49aとを有している。透光部49aは、胴部41の長手方向に沿って帯状に形成されている。
次に、プリフォーム10aの外側にプラスチック製部材40aを設けることにより、プリフォーム10aと、プリフォーム10aの外側に密着されたプラスチック製部材40aとを有する複合プリフォーム70を作製する(図6(b)参照)。
この場合、プリフォーム10aの外径と同一又はわずかに小さい内径をもつプラスチック製部材40aを、プリフォーム10aに対して押し込むことにより、プリフォーム10aの外面に密着させても良い。あるいは、後述するように、熱収縮性をもつプラスチック製部材40aをプリフォーム10aの外面に設け、このプラスチック製部材40aを50℃乃至100℃に加熱することにより熱収縮させてプリフォーム10aの外面に密着させても良い。
このように、予めプリフォーム10aの外側にプラスチック製部材40aを密着させ、複合プリフォーム70を作製しておくことにより、複合プリフォーム70を作製する一連の工程(図6(a)~(b))と、複合容器10Aをブロー成形により作製する一連の工程(図6(c)~(f))とを別々の場所(工場等)で実施することが可能になる。
次に、複合プリフォーム70は、加熱装置51によって加熱される(図6(c)参照)。このとき、複合プリフォーム70は、口部11aを下に向けた状態で回転しながら、加熱装置51によって周方向に均等に加熱される。この加熱工程におけるプリフォーム10aおよびプラスチック製部材40aの加熱温度は、例えば90℃乃至160℃としても良い。
続いて、加熱装置51によって加熱された複合プリフォーム70は、ブロー成形金型50に送られる(図6(d)参照)。
複合容器10Aは、このブロー成形金型50を用いて成形される。この場合、ブロー成形金型50は互いに分割された一対の胴部金型50a、50bと、底部金型50cとからなる(図6(d)参照)。図6(d)において、一対の胴部金型50a、50b間は互いに開いており、底部金型50cは上方に上がっている。この状態で一対の胴部金型50a、50b間に、複合プリフォーム70が挿入される。
次に図6(e)に示すように、底部金型50cが下がったのちに一対の胴部金型50a、50bが閉鎖され、一対の胴部金型50a、50bおよび底部金型50cにより密閉されたブロー成形金型50が構成される。次にプリフォーム10a内にストレッチロッドが挿入され上昇し、続いて空気が圧入され、複合プリフォーム70に対して2軸延伸ブロー成形が施される。
このことにより、ブロー成形金型50内でプリフォーム10aから容器本体10が得られる。この間、胴部金型50a、50bは20℃乃至80℃まで加熱され、底部金型50cは5℃乃至30℃まで冷却される。この際、ブロー成形金型50内では、複合プリフォーム70のプリフォーム10aおよびプラスチック製部材40aが一体として膨張される。これにより、プリフォーム10aおよびプラスチック製部材40aは、一体となってブロー成形金型50の内面に対応する形状に賦形される。
このようにして、容器本体10と、容器本体10の外面に設けられたプラスチック製部材40とを備えた複合容器10Aが得られる。
次に図6(f)に示すように、一対の胴部金型50a、50bおよび底部金型50cが互いに離れ、ブロー成形金型50内から複合容器10Aが取出される。
続いて、複合容器10Aに内容物として例えば飲料が充填され、口部11に図示しないキャップが装着される。この場合、複合容器10Aのプラスチック製部材40に透光部49が形成されているので、複合容器10Aに充填された飲料の有無、分量及び色等を外部から視認することができる。一方、プラスチック製部材40のうち、透光部49を除く全域が遮光部48となっているので、複合容器10Aに充填された飲料が可視光によって変質することが最小限に抑えられる。
このように本実施の形態によれば、複合容器10Aのプラスチック製部材40は、可視光を遮る遮光部48と、可視光域における光の平均透過率が遮光部48より30%以上高い透光部49とを有している。また、プラスチック製部材40の少なくとも1箇所の水平断面において、遮光部48と透光部49とが両方とも形成されている。この場合、透光部49が、複合容器10Aの内部を確認するための窓部としての役割を果たす。これにより、遮光部48によって複合容器10Aの遮光性を維持しつつ、透光部49を介して複合容器10Aに充填された内容物の分量等を視認することができる。
また本実施の形態によれば、透光部49は、プラスチック製部材40の長手方向にわたって延びているので、複合容器10Aに充填された内容物の分量が多い場合であっても少ない場合であっても、内容物の分量等を確認することができる。
さらに本実施の形態によれば、透光部49は、プラスチック製部材40の長手方向全域にわたって延びているので、内容物が複合容器10Aの上限まで満たされている場合から、内容物が複合容器10Aに入っていない場合まで、内容物の分量等を確認することができる。
さらに、本実施の形態によれば、複合容器10Aを作製する際、一般的なブロー成形装置をそのまま用いることができるので、複合容器10Aを作製するための新たな成形設備を準備する必要が生じない。また、プリフォーム10aの外側にプラスチック製部材40aを設けているので、プリフォーム10aを成形するための新たな成形設備を準備する必要も生じない。
複合容器の製造方法の変形例
次に、図7(a)~(f)により、本実施の形態による複合容器10Aの製造方法(ブロー成形方法)の変形例について説明する。図7(a)~(f)に示す変形例は、プラスチック製部材(外側収縮部材)40aがプリフォーム10aに対して収縮する作用をもつものであり、他の構成は、図6(a)~(f)に示す形態と略同一である。図7(a)~(f)において、図6(a)~(f)と同一部分には同一の符号を付して詳細な説明は省略する。
まず、プリフォーム10aを準備する(図7(a)参照)。次に、プリフォーム10aの外側に、プラスチック製部材(外側収縮部材)40aを設ける(図7(b)参照)。この場合、プラスチック製部材(外側収縮部材)40aは、全体として有底円筒形状からなり、円筒状の胴部41と、胴部41に連結された底部42とを有している。このプラスチック製部材(外側収縮部材)40aは、胴部20aおよび底部30aの全域を覆うように装着される。
次に、プリフォーム10aおよびプラスチック製部材(外側収縮部材)40aは、加熱装置51によって加熱される(図7(c)参照)。このとき、プリフォーム10aおよびプラスチック製部材(外側収縮部材)40aは、口部11aを下に向けた状態で回転しながら、加熱装置51によって周方向に均等に加熱される。この加熱工程におけるプリフォーム10aおよびプラスチック製部材(外側収縮部材)40aの加熱温度は、例えば90℃乃至160℃としても良い。
このように、プラスチック製部材(外側収縮部材)40aが加熱されることにより、プラスチック製部材(外側収縮部材)40aが熱収縮し、プリフォーム10aの外側に密着する(図7(c)参照)。なお、プラスチック製部材(外側収縮部材)40a自体が収縮性を有する場合、プリフォーム10aの外側にプラスチック製部材(外側収縮部材)40aを設けた時点(図7(b)参照)でプラスチック製部材(外側収縮部材)40aがプリフォーム10aの外側に密着していても良い。
続いて、加熱装置51によって加熱されたプリフォーム10aおよびプラスチック製部材(外側収縮部材)40aは、ブロー成形金型50に送られる(図7(d)参照)。この場合、プラスチック製部材(外側収縮部材)40aを熱収縮させる加熱と、プリフォーム10aをブロー成形する加熱とを同一工程で実行することができる。
プリフォーム10aおよびプラスチック製部材(外側収縮部材)40aは、このブロー成形金型50を用いて成形され、上述した図6(a)~(f)の場合と略同様にして、容器本体10と、容器本体10の外面に設けられたプラスチック製部材(外側収縮部材)40とを備えた複合容器10Aが得られる(図7(d)~(f)参照)。
複合容器の製造方法の他の変形例
次に図8(a)~(g)により、本実施の形態による複合容器10Aの製造方法(ブロー成形方法)の他の変形例について説明する。図8(a)~(g)に示す変形例は、プラスチック製部材(外側収縮部材)40aがプリフォーム10aに対して収縮する作用をもち、プリフォーム10aおよびプラスチック製部材(外側収縮部材)40aを2段階で加熱するものであり、他の構成は、図6(a)~(f)に示す形態と略同一である。図8(a)~(g)において、図6(a)~(f)と同一部分には同一の符号を付して詳細な説明は省略する。
まず、プリフォーム10aを準備する(図8(a)参照)。次に、プリフォーム10aの外側に、プラスチック製部材(外側収縮部材)40aを設ける(図8(b)参照)。なお、プラスチック製部材40aは、円筒状の胴部41を有する無底円筒形状のチューブからなっている。
次に、プリフォーム10aおよびプラスチック製部材(外側収縮部材)40aは、第1の加熱装置55によって加熱される(図8(c)参照)。このとき、プリフォーム10aおよびプラスチック製部材(外側収縮部材)40aの加熱温度は、例えば50℃乃至100℃としても良い。
プラスチック製部材(外側収縮部材)40aが加熱されることにより、プラスチック製部材(外側収縮部材)40aが熱収縮し、プリフォーム10aの外側に密着する。これにより、プリフォーム10aと、プリフォーム10aの外側に密着されたプラスチック製部材(外側収縮部材)40aとを有する複合プリフォーム70が得られる(図8(c)参照)。
なお、プラスチック製部材40aを加熱収縮させてプリフォーム10aの外側に密着した後、プラスチック製部材40aのうちプリフォーム10aよりも底部側にはみ出した部分を熱圧着しても良い。
このように、第1の加熱装置55を用いて予めプリフォーム10aの外側にプラスチック製部材(外側収縮部材)40aを加熱密着させ、複合プリフォーム70を作製しておくことにより、複合プリフォーム70を作製する一連の工程(図8(a)~(c))と、複合容器10Aをブロー成形により作製する一連の工程(図8(d)~(g))とを別々の場所(工場等)で実施することが可能になる。
次に、複合プリフォーム70は、第2の加熱装置51によって加熱される(図8(d)参照)。このとき、複合プリフォーム70は、口部11aを下に向けた状態で回転しながら、第2の加熱装置51によって周方向に均等に加熱される。この加熱工程におけるプリフォーム10aおよびプラスチック製部材(外側収縮部材)40aの加熱温度は、例えば90℃乃至160℃としても良い。
続いて、第2の加熱装置51によって加熱された複合プリフォーム70は、ブロー成形金型50に送られる(図8(e)参照)。
複合プリフォーム70は、このブロー成形金型50を用いて成形され、上述した図6(a)~(f)の場合と略同様にして、容器本体10と、容器本体10の外面に設けられたプラスチック製部材(外側収縮部材)40とを備えた複合容器10Aが得られる(図8(e)~(g)参照)。
変形例
次に図9(a)~(c)により本実施の形態の変形例について説明する。図9(a)~(c)に示す変形例は、遮光部48a及び透光部49aの構成が異なるものであり、他の構成は上述した実施の形態と略同一である。図9(a)~(c)において、図1乃至図8に示す実施の形態と同一部分には同一の符号を付して詳細な説明は省略する。
(変形例1)
図9(a)は複合プリフォーム70の一変形例(変形例1)を示している。図9(a)において、プラスチック製部材40aの遮光部48aは、透光部49aよりも狭い幅を有している。すなわち、遮光部48aの面積は、透光部49aの面積よりも小さくなっている。また、遮光部48aは、プラスチック製部材40aの長手方向の少なくとも一部、好ましくは長手方向全域にわたって延びている。
なお、図示しないが、図9(a)に示す複合プリフォーム70をブロー成形した複合容器10Aにおいても、プラスチック製部材40の遮光部48は、透光部49よりも狭い幅を有する。このほか、複合容器10Aの構成および製造方法、ならびに複合プリフォーム70の構成および製造方法については、図1乃至図8に示す実施の形態と略同様である。
図9(a)において、例えば内容物の遮光性が問われない場合、透光部49を介して内容物を視認することができる一方、帯状の遮光部48によって複合容器10Aの意匠性を高めることができる。
(変形例2)
図9(b)は複合プリフォーム70の他の変形例(変形例2)を示している。図9(b)に示すように、少なくとも1箇所の水平断面において、遮光部48aと透光部49aとがそれぞれ複数本(この場合は4本)形成されている。すなわち水平断面において、プラスチック製部材40aの周方向に沿って、遮光部48aと透光部49aとが交互に配置されている。透光部49aは、プラスチック製部材40aの長手方向に沿って複数本配置されており、全体として縦縞(ストライプ)状に設けられている。また、透光部49aは、プラスチック製部材40aの長手方向の少なくとも一部、好ましくは長手方向全域にわたって延びている。
なお、図示しないが、図9(b)に示す複合プリフォーム70をブロー成形した複合容器10Aにおいても、少なくとも1箇所の水平断面で、プラスチック製部材40の遮光部48と透光部49とが周方向に沿って交互に形成されている。このほか、複合容器10Aの構成および製造方法、ならびに複合プリフォーム70の構成および製造方法については、図1乃至図8に示す実施の形態と略同様である。
図9(b)において、例えば内容物の遮光性が問われない場合、透光部49を介して内容物を視認することができる一方、透光部49と遮光部48とが縦縞状に形成されていることにより、複合容器10Aの意匠性を高めることができる。
(変形例3)
図9(c)は複合プリフォーム70の他の変形例(変形例3)を示している。図9(c)に示すように、少なくとも1箇所の水平断面において、遮光部48aと透光部49aとが厚み方向に沿って形成されている。すなわち水平断面において、プラスチック製部材40aの厚み方向外側に遮光部48aが形成され、厚み方向内側に透光部49aが形成されている。また、透光部49aは、プラスチック製部材40aの周方向全域にわたって形成されている。一方、遮光部48aは、プラスチック製部材40aのうち一部を除く全域に形成されている。この遮光部48aが形成されていない領域には、透光部49aの一部である窓部49bが設けられている。この窓部49bは、複合容器10Aの内部を確認するために用いられるものであり、プラスチック製部材40aの長手方向の少なくとも一部、好ましくは長手方向全域にわたって延びている。
なお、図示しないが、図9(c)に示す複合プリフォーム70をブロー成形した複合容器10Aにおいても、少なくとも1箇所の水平断面で、遮光部48と透光部49とが厚み方向に沿って形成されている。このほか、複合容器10Aの構成および製造方法、ならびに複合プリフォーム70の構成および製造方法については、図1乃至図8に示す実施の形態と略同様である。
図9(c)において、遮光部48による遮光性を維持しつつ、透光部49の一部である窓部を介して内容物を視認することが可能となる。また、透光部49が周方向全体にわたって設けられていることにより、透光部49のもつ機能をプラスチック製部材40の周方向全体にわたって発揮することができる。例えば、透光部49が遮光部48よりもガスバリア性が高い材料からなる場合、プラスチック製部材40の周方向全体にわたってガスバリア性を高めることができる。
10 容器本体
10A 複合容器
10a プリフォーム
11、11a 口部
12 肩部
13 首部
14 ねじ部
17 フランジ部
20、20a 胴部
30、30a 底部
40、40a プラスチック製部材
41 胴部
42 底部
48、48a 遮光部
49、49a 透光部
70 複合プリフォーム

Claims (9)

  1. 複合容器において、
    容器本体と、
    前記容器本体の外側に密着して設けられたプラスチック製部材とを備え、
    前記プラスチック製部材は、可視光を遮る遮光部と、可視光域における光の平均透過率が前記遮光部より30%以上高い透光部とを有し、
    前記プラスチック製部材の少なくとも1箇所の水平断面において、前記遮光部と前記透光部とが両方とも形成され、
    前記水平断面において、前記遮光部と前記透光部とが厚み方向に沿って形成され、前記透光部が前記遮光部よりもガスバリア性が高 く、
    前記水平断面において、前記プラスチック製部材の厚み方向外側に前記遮光部が形成され、厚み方向内側に前記透光部が形成され、
    前記透光部は、前記プラスチック製部材の周方向全域にわたって形成されており、前記遮光部は、前記プラスチック製部材のうち一部を除く全域に形成されている 、複合容器。
  2. 前記透光部は、前記プラスチック製部材の長手方向に延びている、請求項1記載の複合容器。
  3. 前記透光部は、前記プラスチック製部材の長手方向全域にわたって延びている、請求項2記載の複合容器。
  4. 複合容器用の複合プリフォームにおいて、
    プリフォームと、
    前記プリフォームの外側を取り囲むように設けられたプラスチック製部材とを備え、
    前記プラスチック製部材は、前記プリフォームの外側に密着されており、
    前記プラスチック製部材は、可視光を遮る遮光部と、可視光域における光の平均透過率が前記遮光部より30%以上高い透光部とを有し、
    前記プラスチック製部材の少なくとも1箇所の水平断面において、前記遮光部と前記透光部とが両方とも形成され、
    前記水平断面において、前記遮光部と前記透光部とが厚み方向に沿って形成され、前記透光部が前記遮光部よりもガスバリア性が高 く、
    前記水平断面において、前記プラスチック製部材の厚み方向外側に前記遮光部が形成され、厚み方向内側に前記透光部が形成され、
    前記透光部は、前記プラスチック製部材の周方向全域にわたって形成されており、前記遮光部は、前記プラスチック製部材のうち一部を除く全域に形成されている 、複合プリフォーム。
  5. 前記透光部は、前記プラスチック製部材の長手方向に延びている、請求項4記載の複合プリフォーム。
  6. 前記透光部は、前記プラスチック製部材の長手方向全域にわたって延びている、請求項5記載の複合プリフォーム。
  7. 複合容器の製造方法において、
    プリフォームを準備する工程と、
    前記プリフォームの外側に、プラスチック製部材を設ける工程と、
    前記プリフォームおよび前記プラスチック製部材に対してブロー成形を施すことにより、前記プリフォームおよび前記プラスチック製部材を一体として膨張させる工程とを備え、
    前記プラスチック製部材は、可視光を遮る遮光部と、可視光域における光の平均透過率が前記遮光部より30%以上高い透光部とを有し、
    前記プラスチック製部材の少なくとも1箇所の水平断面において、前記遮光部と前記透光部とが両方とも形成され、
    前記水平断面において、前記遮光部と前記透光部とが厚み方向に沿って形成され、前記透光部が前記遮光部よりもガスバリア性が高 く、
    前記水平断面において、前記プラスチック製部材の厚み方向外側に前記遮光部が形成され、厚み方向内側に前記透光部が形成され、
    前記透光部は、前記プラスチック製部材の周方向全域にわたって形成されており、前記遮光部は、前記プラスチック製部材のうち一部を除く全域に形成されている 、複合容器の製造方法。
  8. 複合プリフォームの製造方法において、
    プリフォームを準備する工程と、
    前記プリフォームの外側に、プラスチック製部材を設ける工程とを備え、
    前記プラスチック製部材は、可視光を遮る遮光部と、可視光域における光の平均透過率が前記遮光部より30%以上高い透光部とを有し、
    前記プラスチック製部材の少なくとも1箇所の水平断面において、前記遮光部と前記透光部とが両方とも形成され、
    前記水平断面において、前記遮光部と前記透光部とが厚み方向に沿って形成され、前記透光部が前記遮光部よりもガスバリア性が高 く、
    前記水平断面において、前記プラスチック製部材の厚み方向外側に前記遮光部が形成され、厚み方向内側に前記透光部が形成され、
    前記透光部は、前記プラスチック製部材の周方向全域にわたって形成されており、前記遮光部は、前記プラスチック製部材のうち一部を除く全域に形成されている 、複合プリフォームの製造方法。
  9. プリフォームの外側を取り囲むように装着されるプラスチック製部材であって、
    前記プリフォームの胴部を覆う筒状の胴部を有し、
    前記胴部は、可視光を遮る遮光部と、可視光域における光の平均透過率が前記遮光部より30%以上高い透光部とを有し、
    前記プラスチック製部材の少なくとも1箇所の水平断面において、前記遮光部と前記透光部とが両方とも形成され、
    前記水平断面において、前記遮光部と前記透光部とが厚み方向に沿って形成され、前記透光部が前記遮光部よりもガスバリア性が高 く、
    前記水平断面において、前記プラスチック製部材の厚み方向外側に前記遮光部が形成され、厚み方向内側に前記透光部が形成され、
    前記透光部は、前記プラスチック製部材の周方向全域にわたって形成されており、前記遮光部は、前記プラスチック製部材のうち一部を除く全域に形成されている 、プラスチック製部材。
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