JP7116903B2 - 複合容器およびその製造方法、複合プリフォームおよびその製造方法、ならびにプラスチック製部材 - Google Patents
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Description
図1および図2に示す複合容器10Aは、後述するように、ブロー成形金型50を用いてプリフォーム10aおよびプラスチック製部材40aを含む複合プリフォーム70(図3参照)に対して2軸延伸ブロー成形を施すことにより、複合プリフォーム70のプリフォーム10aおよびプラスチック製部材40aを一体として膨張させて得られたものである。
次に図3により、本実施の形態による複合プリフォームの構成について説明する。
次に図6(a)~(f)により、本実施の形態による複合容器10Aの製造方法(ブロー成形方法)について説明する。
次に、図7(a)~(f)により、本実施の形態による複合容器10Aの製造方法(ブロー成形方法)の変形例について説明する。図7(a)~(f)に示す変形例は、プラスチック製部材(外側収縮部材)40aがプリフォーム10aに対して収縮する作用をもつものであり、他の構成は、図6(a)~(f)に示す形態と略同一である。図7(a)~(f)において、図6(a)~(f)と同一部分には同一の符号を付して詳細な説明は省略する。
次に図8(a)~(g)により、本実施の形態による複合容器10Aの製造方法(ブロー成形方法)の他の変形例について説明する。図8(a)~(g)に示す変形例は、プラスチック製部材(外側収縮部材)40aがプリフォーム10aに対して収縮する作用をもち、プリフォーム10aおよびプラスチック製部材(外側収縮部材)40aを2段階で加熱するものであり、他の構成は、図6(a)~(f)に示す形態と略同一である。図8(a)~(g)において、図6(a)~(f)と同一部分には同一の符号を付して詳細な説明は省略する。
次に図9(a)~(c)により本実施の形態の変形例について説明する。図9(a)~(c)に示す変形例は、遮光部48a及び透光部49aの構成が異なるものであり、他の構成は上述した実施の形態と略同一である。図9(a)~(c)において、図1乃至図8に示す実施の形態と同一部分には同一の符号を付して詳細な説明は省略する。
図9(a)は複合プリフォーム70の一変形例(変形例1)を示している。図9(a)において、プラスチック製部材40aの遮光部48aは、透光部49aよりも狭い幅を有している。すなわち、遮光部48aの面積は、透光部49aの面積よりも小さくなっている。また、遮光部48aは、プラスチック製部材40aの長手方向の少なくとも一部、好ましくは長手方向全域にわたって延びている。
図9(b)は複合プリフォーム70の他の変形例(変形例2)を示している。図9(b)に示すように、少なくとも1箇所の水平断面において、遮光部48aと透光部49aとがそれぞれ複数本(この場合は4本)形成されている。すなわち水平断面において、プラスチック製部材40aの周方向に沿って、遮光部48aと透光部49aとが交互に配置されている。透光部49aは、プラスチック製部材40aの長手方向に沿って複数本配置されており、全体として縦縞(ストライプ)状に設けられている。また、透光部49aは、プラスチック製部材40aの長手方向の少なくとも一部、好ましくは長手方向全域にわたって延びている。
図9(c)は複合プリフォーム70の他の変形例(変形例3)を示している。図9(c)に示すように、少なくとも1箇所の水平断面において、遮光部48aと透光部49aとが厚み方向に沿って形成されている。すなわち水平断面において、プラスチック製部材40aの厚み方向外側に遮光部48aが形成され、厚み方向内側に透光部49aが形成されている。また、透光部49aは、プラスチック製部材40aの周方向全域にわたって形成されている。一方、遮光部48aは、プラスチック製部材40aのうち一部を除く全域に形成されている。この遮光部48aが形成されていない領域には、透光部49aの一部である窓部49bが設けられている。この窓部49bは、複合容器10Aの内部を確認するために用いられるものであり、プラスチック製部材40aの長手方向の少なくとも一部、好ましくは長手方向全域にわたって延びている。
10A 複合容器
10a プリフォーム
11、11a 口部
12 肩部
13 首部
14 ねじ部
17 フランジ部
20、20a 胴部
30、30a 底部
40、40a プラスチック製部材
41 胴部
42 底部
48、48a 遮光部
49、49a 透光部
70 複合プリフォーム
Claims (9)
- 複合容器において、
容器本体と、
前記容器本体の外側に密着して設けられたプラスチック製部材とを備え、
前記プラスチック製部材は、可視光を遮る遮光部と、可視光域における光の平均透過率が前記遮光部より30%以上高い透光部とを有し、
前記プラスチック製部材の少なくとも1箇所の水平断面において、前記遮光部と前記透光部とが両方とも形成され、
前記水平断面において、前記遮光部と前記透光部とが厚み方向に沿って形成され、前記透光部が前記遮光部よりもガスバリア性が高 く、
前記水平断面において、前記プラスチック製部材の厚み方向外側に前記遮光部が形成され、厚み方向内側に前記透光部が形成され、
前記透光部は、前記プラスチック製部材の周方向全域にわたって形成されており、前記遮光部は、前記プラスチック製部材のうち一部を除く全域に形成されている 、複合容器。 - 前記透光部は、前記プラスチック製部材の長手方向に延びている、請求項1記載の複合容器。
- 前記透光部は、前記プラスチック製部材の長手方向全域にわたって延びている、請求項2記載の複合容器。
- 複合容器用の複合プリフォームにおいて、
プリフォームと、
前記プリフォームの外側を取り囲むように設けられたプラスチック製部材とを備え、
前記プラスチック製部材は、前記プリフォームの外側に密着されており、
前記プラスチック製部材は、可視光を遮る遮光部と、可視光域における光の平均透過率が前記遮光部より30%以上高い透光部とを有し、
前記プラスチック製部材の少なくとも1箇所の水平断面において、前記遮光部と前記透光部とが両方とも形成され、
前記水平断面において、前記遮光部と前記透光部とが厚み方向に沿って形成され、前記透光部が前記遮光部よりもガスバリア性が高 く、
前記水平断面において、前記プラスチック製部材の厚み方向外側に前記遮光部が形成され、厚み方向内側に前記透光部が形成され、
前記透光部は、前記プラスチック製部材の周方向全域にわたって形成されており、前記遮光部は、前記プラスチック製部材のうち一部を除く全域に形成されている 、複合プリフォーム。 - 前記透光部は、前記プラスチック製部材の長手方向に延びている、請求項4記載の複合プリフォーム。
- 前記透光部は、前記プラスチック製部材の長手方向全域にわたって延びている、請求項5記載の複合プリフォーム。
- 複合容器の製造方法において、
プリフォームを準備する工程と、
前記プリフォームの外側に、プラスチック製部材を設ける工程と、
前記プリフォームおよび前記プラスチック製部材に対してブロー成形を施すことにより、前記プリフォームおよび前記プラスチック製部材を一体として膨張させる工程とを備え、
前記プラスチック製部材は、可視光を遮る遮光部と、可視光域における光の平均透過率が前記遮光部より30%以上高い透光部とを有し、
前記プラスチック製部材の少なくとも1箇所の水平断面において、前記遮光部と前記透光部とが両方とも形成され、
前記水平断面において、前記遮光部と前記透光部とが厚み方向に沿って形成され、前記透光部が前記遮光部よりもガスバリア性が高 く、
前記水平断面において、前記プラスチック製部材の厚み方向外側に前記遮光部が形成され、厚み方向内側に前記透光部が形成され、
前記透光部は、前記プラスチック製部材の周方向全域にわたって形成されており、前記遮光部は、前記プラスチック製部材のうち一部を除く全域に形成されている 、複合容器の製造方法。 - 複合プリフォームの製造方法において、
プリフォームを準備する工程と、
前記プリフォームの外側に、プラスチック製部材を設ける工程とを備え、
前記プラスチック製部材は、可視光を遮る遮光部と、可視光域における光の平均透過率が前記遮光部より30%以上高い透光部とを有し、
前記プラスチック製部材の少なくとも1箇所の水平断面において、前記遮光部と前記透光部とが両方とも形成され、
前記水平断面において、前記遮光部と前記透光部とが厚み方向に沿って形成され、前記透光部が前記遮光部よりもガスバリア性が高 く、
前記水平断面において、前記プラスチック製部材の厚み方向外側に前記遮光部が形成され、厚み方向内側に前記透光部が形成され、
前記透光部は、前記プラスチック製部材の周方向全域にわたって形成されており、前記遮光部は、前記プラスチック製部材のうち一部を除く全域に形成されている 、複合プリフォームの製造方法。 - プリフォームの外側を取り囲むように装着されるプラスチック製部材であって、
前記プリフォームの胴部を覆う筒状の胴部を有し、
前記胴部は、可視光を遮る遮光部と、可視光域における光の平均透過率が前記遮光部より30%以上高い透光部とを有し、
前記プラスチック製部材の少なくとも1箇所の水平断面において、前記遮光部と前記透光部とが両方とも形成され、
前記水平断面において、前記遮光部と前記透光部とが厚み方向に沿って形成され、前記透光部が前記遮光部よりもガスバリア性が高 く、
前記水平断面において、前記プラスチック製部材の厚み方向外側に前記遮光部が形成され、厚み方向内側に前記透光部が形成され、
前記透光部は、前記プラスチック製部材の周方向全域にわたって形成されており、前記遮光部は、前記プラスチック製部材のうち一部を除く全域に形成されている 、プラスチック製部材。
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