JP7116592B2 - 車両用ダクト付き天井材及びその製造方法 - Google Patents
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Description
しかし、バス等の大型車両で、その天井材に図12のような大型ダクトをホットメルト接着剤で固定するとなると、接着強度が低下する虞がある。ホットメルト接着剤は加熱することにより流動性を有し、これを被接着面に塗布,接合し、温度が下がると固化して接着が終了する接着剤で、短時間接着ができる反面、塗布,接合するまでに冷却が進み過ぎると接着力が低下する。図12のような大型筒状ダクトmの場合は、受け治具91上にセットした天井材裏面1b上に、加熱溶融したホットメルト接着剤70をスポット塗布し、これを時間をかけて図示のごとくいくつも点在させることになる。しかる後、加熱溶融状態に保った該ホットメルト接着剤70を介して、天井材裏面1bへ治具92にセットしたダクトmを重ね合わせて接合しなければならない。溶融ホットメルト接着剤70の塗布後、被接着面に対し所定の接着力を保持できるオープンタイムは短く、塗布量や塗布点数に制約を受ける問題がある。高速ロボット等で塗布し、また全ての塗布箇所を同時に塗布する高額治具等を備えて対処できるが、設備投資の増大を招く。
さらに、特許文献2は請求項1のごとく「車両の天井内装部材の裏面に溝形のダクト形成部材の溝開口縁から側方に張り出した鍔部を接着剤で固定…」する発明であり、例えばダクトに占める面積が大きいダクト本体の中央部を、ホットメルト接着剤で天井材と固定し、結合力アップにつなげようとしても、ダクトが溝形であるためそもそも不可能である。
請求項7に記載の発明の要旨は、車両用天井材の裏面に、ダクトを載置して接着剤で固定する車両用ダクト付き天井材の製造方法において、前記ダクトを筒状のブロー成形ダクトにして、天井材の裏面にダクトを載置し、該ダクトの側壁部から前記天井材の裏面との間に隙間をあけてダクト外方へ延在した板状の外鍔部と、該外鍔部と対向する前記天井材の対向域部と、前記外鍔部の周縁から前記天井材側へ向かう前記ダクトの起立形成部又は/及び前記対向域部の周縁から前記ダクト側へ向かう前記天井材の立壁形成部からなる周壁部と、で取り囲んだ囲い空間を形成した後、前記外鍔部に設けた複数の通孔のうちの一つから前記囲い空間内へ加熱溶融したホットメルト接着剤を注入し、その後、溶融状態の該ホットメルト接着剤が硬化して前記対向域部と前記外鍔部とを結合固定することを特徴とする車両用ダクト付き天井材の製造方法にある。請求項8の発明たる車両用ダクト付き天井材の製造方法は、請求項7で、通孔を通じての加熱溶融した前記ホットメルト接着剤の注入を、該通孔以外の通孔から溶融状態の該ホットメルト接着剤が前記外鍔部の外面側へ溢れ出るまで行い、その後、溶融状態の該ホットメルト接着剤が硬化して前記天井材と前記ダクトとを結合固定すると共に、前記外鍔部の外面にあふれ出た溶融状態の前記ホットメルト接着剤を流出硬化物にして該外面に固着させることを特徴とする。請求項9の発明たる車両用ダクト付き天井材の製造方法は、請求項7又は8で、周壁部を前記起立形成部とし、該起立形成部は、前記ダクトの側壁部と、前記外鍔部の外縁で屈曲して天井材の裏面まで延在した立片部とで、該外鍔部の周縁を取り巻いて形成したことを特徴とする。
(1)実施形態1
図1~図8は本発明のダクト付き天井材及びその製造方法の一形態で、図1はダクト付き天井材の斜視図、図2は図1のII-II線断面図、図3は図1のIII-III線断面図、図4は図1のIV-IV線断面図、図5は天井材にダクトを載置した状態の断面図、図6は図5の通孔から囲い空間へ溶融ホットメルト接着剤を注入する断面図、図7は通孔から溶融ホットメルト接着剤が溢れ出た断面図、図8は図7の溶融ホットメルト接着剤が硬化した断面図を示す。各図は発明要部の外鍔部5,通孔α,囲い空間S,隙間ε等を強調図示し、また本発明と直接関係しない部分を省略する。
本実施形態は、図1に示すようなマイクロバス用の天井材裏面1bにダクト4がホットメルト接着剤7で固定されるダクト4付き天井材1に適用する。
ダクト4付き天井材1は、天井材1とダクト4と囲い空間Sと通孔αとホットメルト接着剤7の硬化物71とを具備する。
本実施形態の周壁部Wは、後述する天井材1側に設ける立壁形成部3と違って、ダクト4側の起立形成部6からなり、該起立形成部6が、ダクト4の側壁部41と、外鍔部5の外縁51で屈曲して天井材裏面1bまで延在した立片部56とで、該外鍔部5の周縁を取り巻いて形成される。
ここで、立片部56の先端縁と対向域部2との当接シール性を高めるべく、立片部56の下端から水平外方に延在する図8のような鍔57を設けてもよい。また、前記隙間εの間隔を数ミリ程度(1mm~3mm)にして、外鍔部5は図3でいえばダクト4の底面形成部43に近い側壁部41から外方に延在する方がより好ましい。囲い空間S内で対向する外鍔部5と天井材1の対向域部2とを、ホットメルト接着剤7の硬化物71によって接着結合できる隙間εが確保されれば足り、ホットメルト接着剤7の使用量を削減できるからである。
ホットメルト接着剤7が加熱溶融したホットメルト状態で前記囲い空間S内に注入されて、その硬化物71が前記対向域部2と前記外鍔部5とを結合固定する。中央の大き目の通孔αから加熱溶融したホットメルト接着剤70(以下、「溶融ホットメルト」ともいう。)を囲い空間S内へ注入し、小さ目の通孔αから囲い空間S内の空気を外に追い出しながら隙間εを埋め、この溶融ホットメルト70が数十秒以内に硬化物71となって、対向域部2の裏面2bと外鍔部5の内面5bとを連結する。加えて、囲い空間S内を充満した溶融ホットメルト70が小さ目の通孔αから外鍔部5の外面5a側に溢れ出て、該通孔α周りの外鍔部5の外面5aにホットメルト接着剤7の流出硬化物72となって固着する。溢れ出た溶融ホットメルト70はそのまま残し、アンダーカットを有する流出硬化物72として、天井材1へのダクト4のさらなる結合力強化を図かる。
そして、底面形成部43側の前記有蓋短筒状に隆起させたその短筒状の下立壁部分443が、該外鍔部5の周縁から天井材1側へ向かうダクト4側の起立形成部6となる。該起立形成部6と、外鍔部5と共にこれと対向する天井材1の対向域部2とで、囲い空間Sを形成する。尚、前記下立壁部分443と窪み44をつくる上立壁部分442は、外鍔部5周りのダクト側壁を構成しており、本発明の側壁部41とみなす。図2の外鍔部5も、ダクト4の側壁部41から天井材裏面1bとの間に隙間εをあけてダクト4の外方へ延在した本発明の外鍔部5とみなす。該隙間εは、天井材裏面1bと、外鍔部5、詳しくは窪み底部441の内面441bとの間の隙間(図2の円内)になる。
ダクト付き天井材の製造方法は、囲い空間S内に加熱溶融したホットメルト接着剤70を注入し、車両用天井材1の裏面1bに、ホットメルト接着剤7でダクト4を固定する製法である。(1a)で述べた天井材1,ダクト4を用いる。図2~図4に示した三態様の前記囲い空間Sは、いずれも外鍔部5と天井材1の対向域部2と、ダクト4側にある起立形成部6で構成されており、基本的に製法は同じである。そこで、本実施形態は図3の囲い空間Sを使ってその一製法を説明する。図3の起立形成部6は、既述のごとくダクト4の側壁部41と共に外鍔部5の外縁51で屈曲して天井材裏面1bまで延在した立片部56とで構成されている。
該囲い空間Sでの溶融ホットメルト70の注入,充填を終えたら、後は、通孔αから引き抜いた溶融ホットメルト用注入ノズルNLを用い、上述した作業手順にしたがって他の囲い空間S内への注入を順次実施して、所望のダクト4付き天井材1を得る。
実施形態1が周壁部Wをダクト4側の起立形成部6で構成したのに対し、本実施形態は、周壁部Wを、図9のように対向域部2の周縁からダクト4側へ向かう天井材1の立壁形成部3で構成する。
外鍔部5と対向する天井材1の対面部における該天井材1の裏面をその表面2a側に向けて凹ませた凹み22の底面部221を、該外鍔部5と対向する天井材1の対向域部2とする。図9は図6の枝管4Cの部位に対応させた断面図であるが、図9の外鍔部5は、枝管4Cに係るダクト側壁部41の下端部位から、図示のごとく対向域部2の凹み底面部221と隙間εを開けて外方に延在し、前記凹み22を覆う。対向域部2(凹み底面部221になる)の周縁からダクト4側に向かう前記凹み22の側周壁222を周壁部Wに係る天井材1側の立壁形成部3にして、囲い空間Sが形成される。
そして、該囲い空間Sを形成する外鍔部5に通孔αが複数設けられ、且つホットメルト接着剤7の硬化物71が囲い空間Sの前記隙間εを埋めて、対向域部2と外鍔部5とが結合固定したダクト4付き天井材1にしている。
他の構成は実施形態1と同様で、その説明を省く。実施形態1と同一符号は同一又は相当部分を示す。
このように構成した車両用ダクト付き天井材は、囲い空間Sと外鍔部5に通孔αを備え、囲い空間Sが複数存在しても別箇独立しているので、通孔αを利用して順番に各囲い空間S内へ加熱溶融したホットメルト接着剤70を注入し、囲い空間Sの隙間εを埋めることができる。そして、該隙間εを埋めた溶融ホットメルト70は、各囲い空間Sごとにホットメルト接着剤7の注入タイムに応じて硬化物71となり、該硬化物71の囲い空間Sの場所で、対向域部2と外鍔部5とを結合固定させることができる。
囲い空間Sごとに時間を区切って接着固定を完了させることができ、且つその作業時間が短くて済むので、短時間で硬化するホットメルト接着剤7を用いても、接着強度不足に陥らない。囲い空間Sの一つずつ加熱溶融状態のホットメルト接着剤70を注入して、ホットメルト接着剤7の硬化物71にして対向域部2と外鍔部5とを接合固定していくので、注入から接合固定するまでに時間を必要とせず、従来法を用いた時のように、冷却が進み過ぎて接着力が低下することがない。結合手段として、数十秒ほどの短時間接着ができるホットメルト接着剤7の長所をいかんなく発揮できる。
囲い空間S内へ溶融ホットメルト70を注入し、隙間εを埋め終えたら、後は、通孔αから引き抜いた溶融ホットメルト用注入ノズルNLを、次の囲い空間Sに対して行い、順次処理し接合固定化を完結していくことができるので、品質面からの時間制限を受けない。従来技術で述べた高額治具は不要である。前記隙間εを埋めた溶融ホットメルト70が順次自然と硬化して、外鍔部5と対向域部2とが確実に接合固定した所望のダクト4付き天井材1が出来上がる。
溶融ホットメルト70を天井材裏面1bにスポット塗布し、点在させた後、接合させる従来製法では、ダクト4が大型化すると塗布点数に制限を受け困難であったが、本発明は塗布点数さらに塗布量に制限を受けず、これを解決する。しかも、大型筒状ダクト4にして、導入基部4Aのような本体中央部であっても、図2に示す囲い空間Sを用いて接着固定できる。ホットメルト接着剤7の長所を生かして、天井材1とダクト4の接着が必要な領域部分に対し、接着場所の制限を受けずに結合固定できる。
さらにいえば、図9のような凹み22を用いた囲い空間Sを形成すると、天井材1を凹ませるだけで凹み底面部221が対向域部2になり、また凹み側周壁222が周壁部Wになって、側壁部41から外鍔部5を単純に水平に延在させるだけで囲い空間Sを形成できる。該囲い空間Sをホットメルト接着剤7で埋めることによって、簡便構造,低コストにしてダクト4と天井材1との接着固定が図られる。
このように、本発明の車両用ダクト付き天井材及びその製造方法は、上述した数々の優れた効果を発揮でき、極めて有益となる。
1b 天井材の裏面
2 対向域部
22 凹み
221 凹み底面部(凹みの底面部)
222 凹み側周壁
3 立壁形成部(天井材側の立壁形成部)
4 ダクト
41 側壁部
5 外鍔部
51 外縁(周縁)
56 立片部
6 起立形成部(ダクト側の起立形成部)
7 ホットメルト接着剤
70 加熱溶融したホットメルト接着剤(溶融ホットメルト)
71 硬化物
72 流出硬化物
ε 隙間
S 囲い空間
W 周壁部
Claims (7)
- 車両用天井材の裏面に、ダクトが載置され且つ接着剤で固定されている車両用ダクト付き天井材において、
前記ダクトが筒状のブロー成形ダクトにして、
該ダクトの側壁部から前記天井材の裏面との間に隙間をあけてダクト外方へ延在した板状の外鍔部と、該外鍔部と対向する前記天井材の対向域部と、前記外鍔部の周縁から前記天井材側へ向かう前記ダクトの起立形成部又は/及び前記対向域部の周縁から前記ダクト側へ向かう前記天井材の立壁形成部からなる周壁部と、で取り囲まれた囲い空間と、
前記外鍔部に貫通形成された複数の通孔と、
前記囲い空間の前記隙間を埋めて、前記対向域部と前記外鍔部とを結合固定しているホットメルト接着剤の硬化物と、を具備し、
前記ダクトが二股ダクト部を有して、その二股に分かれる付け根部位に前記外鍔部が設けられ、該外鍔部を用いた前記囲い空間が形成されたことを特徴とする車両用ダクト付き天井材。 - 車両用天井材の裏面に、ダクトが載置され且つ接着剤で固定されている車両用ダクト付き天井材において、
前記ダクトが筒状のブロー成形ダクトにして、
該ダクトの側壁部から前記天井材の裏面との間に隙間をあけた板状の外鍔部と、該外鍔部と対向する前記天井材の対向域部と、前記外鍔部の周縁から前記天井材側へ向かう前記ダクトの起立形成部又は/及び前記対向域部の周縁から前記ダクト側へ向かう前記天井材の立壁形成部からなる周壁部と、で取り囲まれた囲い空間と、
前記外鍔部に貫通形成された複数の通孔と、
前記囲い空間の前記隙間を埋めて、前記対向域部と前記外鍔部とを結合固定しているホットメルト接着剤の硬化物と、を具備し、
前記ダクトの上面形成部の一部を窪ませ、窪み底部を設けると共に、該窪み底部と対向するダクトの底面形成部側を有蓋短筒状に上面形成部側へ隆起させて、その上面部を前記窪み底部に一体化して前記外鍔部が形成され、且つ前記底面形成部側の前記有蓋短筒状に隆起させたその短筒状の下立壁部分が、該外鍔部の周縁から前記天井材側へ向かう前記起立形成部となって、該起立形成部で前記周壁部を構成し、前記囲い空間が形成されたことを特徴とする車両用ダクト付き天井材。 - 車両用天井材の裏面に、ダクトが載置され且つ接着剤で固定されている車両用ダクト付き天井材において、
前記ダクトが筒状のブロー成形ダクトにして、
該ダクトの側壁部から前記天井材の裏面との間に隙間をあけてダクト外方へ延在した板状の外鍔部と、該外鍔部と対向する前記天井材の対向域部と、前記外鍔部の周縁から前記天井材側へ向かう前記ダクトの起立形成部又は/及び前記対向域部の周縁から前記ダクト側へ向かう前記天井材の立壁形成部からなる周壁部と、で取り囲まれた囲い空間と、
前記外鍔部に貫通形成された複数の通孔と、
前記囲い空間の前記隙間を埋めて、前記対向域部と前記外鍔部とを結合固定しているホットメルト接着剤の硬化物と、を具備し、
前記外鍔部と対向する前記天井材の対面部における該天井材の裏面がその表面側に向けて凹んだ凹みの底面部を、前記外鍔部と対向する前記天井材の対向域部とすると共に、該対向域部の周縁から前記ダクト側に向かう前記凹みの側周壁を前記周壁部に係る前記立壁形成部にして、前記囲い空間が形成されたことを特徴とする車両用ダクト付き天井材。 - 車両用天井材の裏面に、ダクトが載置され且つ接着剤で固定されている車両用ダクト付き天井材において、
前記ダクトが筒状のブロー成形ダクトにして、
該ダクトの側壁部から前記天井材の裏面との間に隙間をあけてダクト外方へ延在した板状の外鍔部と、該外鍔部と対向する前記天井材の対向域部と、前記外鍔部の周縁から前記天井材側へ向かう前記ダクトの起立形成部及び前記対向域部の周縁から前記ダクト側へ向かう前記天井材の立壁形成部からなる周壁部と、で取り囲まれた囲い空間と、
前記外鍔部に貫通形成された複数の通孔と、
前記囲い空間の前記隙間を埋めて、前記対向域部と前記外鍔部とを結合固定しているホットメルト接着剤の硬化物と、を具備することを特徴とする車両用ダクト付き天井材。 - 車両用天井材の裏面に、ダクトが載置され且つ接着剤で固定されている車両用ダクト付き天井材において、
前記ダクトが筒状のブロー成形ダクトにして、
該ダクトの側壁部から前記天井材の裏面との間に隙間をあけてダクト外方へ延在した板状の外鍔部と、該外鍔部と対向する前記天井材の対向域部と、前記外鍔部の周縁から前記天井材側へ向かう前記ダクトの起立形成部又は/及び前記対向域部の周縁から前記ダクト側へ向かう前記天井材の立壁形成部からなる周壁部と、で取り囲まれた囲い空間と、
前記外鍔部に貫通形成された複数の通孔と、
前記囲い空間の前記隙間を埋めて、前記対向域部と前記外鍔部とを結合固定しているホットメルト接着剤の硬化物と、を具備し、
前記ダクトは、
車両前方側の中央に設けられた流入口と、
該流入口から導入された空調エアが通過する、中空盤状の導入基部と、
前記導入基部から分岐する2つの側方ダクト部と、
2つの側方ダクト部が連結する後方ダクト部と、を備えることを特徴とする車両用ダクト付き天井材。 - 前記流入口と前記側方ダクト部の間に、前記導入基部から分岐する枝状ダクト部を備える請求項5に記載の車両用ダクト付き天井材。
- 前記後方ダクト部から車両後方に向けて延在する枝管を備える請求項5又は6に記載の車両用ダクト付き天井材。
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