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JP7115269B2 - 車両の制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ステアバイワイヤ方式の車両の制御装置に関する。
特許文献1は、ステアバイワイヤ方式の操舵装置を開示している。その操舵装置は、操舵入力装置と、操舵入力装置と機械的に分離された操舵リンク機構と、操舵入力装置の操作に応じて操舵リンク機構を駆動する転舵アクチュエータと、を備える。
特開2007-326459号公報
車両のハンドルを回転させることができる範囲は、ドライバ毎に異なり得る。つまり、ドライバの操舵操作により実現される最大操舵角は、予め定められる最大操舵角のデフォルト値(設計値)と異なり得る。ドライバの操舵操作により実現される最大操舵角がデフォルト値と異なる場合、ドライバは車両を操縦しづらいと感じる、すなわち、車両操縦性が低下する。例えば、ドライバの操舵操作により実現される最大操舵角がデフォルト値に満たない場合、車輪を十分に転舵することができない、つまり、車両のコーナリング挙動が制限される。このことは、車両操縦性の低下を意味する。
本発明の1つの目的は、ドライバ毎に良好な車両操縦性を確保することができる技術を提供することにある。
第1の観点は、ステアバイワイヤ方式の車両の制御装置に関連する。
前記車両は、ハンドルと、車輪を転舵する転舵装置とを備える。
前記制御装置は、
前記ハンドルの操舵角の関数で表される目標転舵角を算出し、前記車輪の転舵角が前記目標転舵角となるように前記転舵装置を制御し、
前記車両のドライバによって指定される前記操舵角の最大値である指定最大操舵角を示すドライバ指定情報を受け取り、
前記指定最大操舵角に応じて算出される前記目標転舵角が所定の最大転舵角と一致するように、前記関数をフレキシブルに設定する。
第2の観点は、第1の観点に加えて、次の特徴を更に有する。
前記ドライバ指定情報は、更に、前記ドライバによって指定される前記操舵角の変動範囲である指定操舵範囲を示す。
前記制御装置は、更に、前記指定操舵範囲に応じて算出される前記目標転舵角の変動範囲が所定の転舵範囲と一致するように、前記関数をフレキシブルに設定する。
第3の観点は、第2の観点に加えて、次の特徴を更に有する。
前記制御装置は、更に、
前記指定操舵範囲に基づいて、前記操舵角の中点である操舵角中点を自動的に決定し、
前記操舵角中点に応じて算出される前記目標転舵角が所定の転舵角中点と一致するように、前記関数をフレキシブルに設定する。
第4の観点は、第1あるいは第2の観点に加えて、次の特徴を更に有する。
前記ドライバ指定情報は、更に、前記ドライバによって指定される前記操舵角の中点である操舵角中点を示す。
前記制御装置は、更に、前記操舵角中点に応じて算出される前記目標転舵角が所定の転舵角中点と一致するように、前記関数をフレキシブルに設定する。
第5の観点は、第1~第4の観点のいずれかに加えて、次の特徴を更に有する。
前記車両は、更に、前記ハンドルに反力トルクを付与する反力発生装置を備える。
前記制御装置は、更に、
前記操舵角に応じた前記反力トルクが前記ハンドルに付与されるように前記反力発生装置を制御し、
前記操舵角が前記指定最大操舵角より大きい場合の前記反力トルクを、前記操舵角が前記指定最大操舵角以下である場合の前記反力トルクと比較して増加させる。
第6の観点は、第1~第5の観点のいずれかに加えて、次の特徴を更に有する。
前記制御装置は、更に、
前記関数の設定の実行中、前記車両の発進を禁止し、
前記関数の設定の完了後、前記車両の発進を許可する。
本発明によれば、操舵角と目標転舵角との間の関数は、ドライバの指定に応じてフレキシブルに設定される。例えば、ドライバによって指定される指定最大操舵角に応じて算出される目標転舵角が所定の最大転舵角と一致するように、関数が設定される。これにより、指定最大操舵角によって、車輪の転舵は十分に実現される。すなわち、良好な車両操縦性が確保される。
本発明の実施の形態に係るステアバイワイヤシステムの構成例を概略的に示すブロック図である。 本発明の実施の形態に係る操舵角と目標転舵角との間の関数のデフォルト設定を示す概念図である。 本発明の実施の形態に係る操舵角と目標転舵角との間の関数のフレキシブル設定を説明するための概念図である。 本発明の実施の形態に係る操舵角と目標転舵角との間の関数のフレキシブル設定の一例を示す概念図である。 本発明の実施の形態に係る操舵角と目標転舵角との間の関数のフレキシブル設定の他の例を示す概念図である。 本発明の実施の形態に係る制御装置による処理を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態に係る制御装置による関数設定処理(ステップS100)の第1の例を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態に係る制御装置による関数設定処理の第2の例を説明するためのフローチャートである。 本発明の実施の形態に係る制御装置による関数設定処理(ステップS100)の第3の例を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態に係る制御装置による反力トルク制御の一例を説明するための概念図である。
添付図面を参照して、本発明の実施の形態を説明する。
1.ステアバイワイヤシステム
図1は、本実施の形態に係るステアバイワイヤシステム1の構成例を概略的に示すブロック図である。ステアバイワイヤシステム1は、車両に搭載されており、ステアバイワイヤ方式で車両の車輪WHを転舵する。つまり、ステアバイワイヤシステム1は、ステアバイワイヤ方式の車両を実現する。
図1に示される例において、ステアバイワイヤシステム1は、ハンドル(ステアリングホイール)10、ステアリングシャフト20、反力発生装置30、転舵装置40、センサ群51~53、制御装置100、及びHMI(Human Machine Interface)ユニット200を備えている。
ハンドル10は、ドライバが操舵に用いる操作部材である。ステアリングシャフト20は、ハンドル10に連結されており、ハンドル10と共に回転する。
反力発生装置30は、ハンドル10に対して反力トルクTRを擬似的に付与する。具体的には、反力発生装置30は、反力モータ31(反力アクチュエータ)を含んでいる。反力モータ31のロータは、減速機32を介してステアリングシャフト20につながっている。反力モータ31の作動により、ステアリングシャフト20ひいてはハンドル10に反力トルクTRを付与することができる。この反力発生装置30の動作は、制御装置100によって制御される。
転舵装置40は、車輪WHを転舵する。具体的には、転舵装置40は、転舵モータ41(転舵アクチュエータ)、減速機42、及び転舵軸43を含んでいる。転舵モータ41のロータは、減速機42を介して転舵軸43につながっている。転舵軸43は、車輪WHに連結されている。転舵モータ41が回転すると、その回転運動は転舵軸43の直線運動に変換され、それにより車輪WHが転舵される。すなわち、転舵モータ41の作動により、車輪WHを転舵することができる。この転舵モータ41の動作は、制御装置100によって制御される。
尚、転舵装置40は、操舵側のハンドル10及び反力発生装置30から機械的に分離されている。
操舵角センサ51は、ハンドル10の操舵角θを検出する。操舵角センサ51は、検出した操舵角θの情報を制御装置100に送る。
操舵トルクセンサ52は、ステアリングシャフト20に印加される操舵トルクTSを検出する。操舵トルクセンサ52は、検出した操舵トルクTSの情報を制御装置100に送る。
車速センサ53は、車両の速度である車速Vを検出する。車速センサ53は、検出した車速Vの情報を制御装置100に送る。
制御装置100は、本実施の形態に係るステアバイワイヤシステム1を制御する。この制御装置100は、プロセッサ、メモリ、及び入出力インタフェースを備えるマイクロコンピュータを含んでいる。当該マイクロコンピュータは、ECU(Electronic Control Unit)とも呼ばれる。プロセッサがメモリに格納された制御プログラムを実行することにより、制御装置100による処理が実現される。
例えば、制御装置100は、ハンドル10の回転(操舵)に応じて転舵装置40を制御することによって、車輪WHの転舵を制御する。例えば、制御装置100は、操舵角θ、車速V等に基づいて目標転舵角δを算出する。そして、制御装置100は、車輪WHの転舵角が目標転舵角δとなるように、転舵装置40を制御する。より詳細には、制御装置100は、転舵モータ41の回転角と目標転舵角δに基づいて、転舵モータ41を駆動するための電流制御信号を生成する。転舵モータ41は電流制御信号に従って駆動され、転舵モータ41の作動により車輪WHが転舵される。
また、制御装置100は、ハンドル10の回転(操舵)に応じて反力発生装置30を制御することによって、ハンドル10に付与される反力トルクTRを制御する。例えば、制御装置100は、操舵角θ、車速V等に基づいて目標反力トルクを算出する。そして、制御装置100は、目標反力トルクが発生するように反力発生装置30を制御する。より詳細には、制御装置100は、目標反力トルク、反力モータ31の回転角、操舵トルクTS等に基づいて、反力モータ31を駆動するための電流制御信号を生成する。反力モータ31は電流制御信号に従って駆動され、それにより反力トルクTRが発生する。
尚、制御装置100は、転舵装置40を制御するための第1の制御装置と、反力発生装置30を制御するための第2の制御装置とを別々に含んでいてもよい。この場合、第1の制御装置と第2の制御装置とは、互いに通信可能に接続され、必要な情報を互いにやりとりする。
HMIユニット200は、ドライバに情報を提供し、また、ドライバから情報を受け付けるためのインタフェースである。具体的には、HMIユニット200は、入力装置と出力装置を有している。入力装置としては、タッチパネル、スイッチ、マイク、等が例示される。出力装置としては、表示装置、スピーカ、等が例示される。
2.操舵角と目標転舵角との間の関数のフレキシブル設定
車輪WHの目標転舵角δは、ハンドル10の操舵角θの関数Fで表される(δ=F(θ))。そのような関数Fを示す情報は、制御装置100のメモリに予め格納されている。制御装置100は、メモリに格納されている関数Fを参照して、操舵角θに応じた目標転舵角δを算出する。そして、制御装置100は、車輪WHの転舵角が目標転舵角δとなるように転舵装置40を制御する。
尚、操舵角θと目標転舵角δとの間の関数Fは、車速Vにも依存する。同じ操舵角θで比較した場合、車速Vが高くなるにつれて、目標転舵角δは小さくなる。これにより、車速Vが高い状態において車両挙動が不安定になることを抑制することが可能となる。
以下では、操舵角θと目標転舵角δとの間の関係について考える。以下の説明において、操舵範囲とは、ハンドル10の操舵角θの変動範囲である。操舵角中点とは、操舵角θの中点(ニュートラル位置)であり、車両が直進するときのハンドル10の操舵角θである。最大操舵角とは、右回転時あるいは左回転時のハンドル10の操舵角θの最大値、つまり、操舵範囲の限界値である。最大操舵角の符号は、右回転時と左回転時とで異なっていてもよい。
図2は、操舵角θと目標転舵角δとの間の関数Fのデフォルト設定を示す概念図である。デフォルト操舵範囲RS0は、操舵範囲のデフォルト値(設計値)である。デフォルト操舵角中点θNは、操舵角中点のデフォルト値である。典型的には、デフォルト操舵角中点θNは、デフォルト操舵範囲RS0の中間点である。デフォルト最大操舵角θLは、左回転時の最大操舵角のデフォルト値である。デフォルト最大操舵角θRは、右回転時の最大操舵角のデフォルト値である。デフォルト最大操舵角θL、θR間の範囲が、デフォルト操舵範囲RS0に相当する。
一方、転舵範囲RTは、車輪WHの転舵角の変動範囲である。転舵角中点δNは、車両が直進するときの車輪WHの転舵角を表す(典型的には、δN=0)。最大転舵角δLは、左旋回時の車輪WHの転舵角の最大値である。最大転舵角δRは、右旋回時の車輪WHの転舵角の最大値である。最大転舵角δL、δR間の範囲が、転舵範囲RTに相当する。これら転舵範囲RT、最大転舵角δL、δR、及び転舵角中点δNは、所定である。例えば、転舵範囲RT、最大転舵角δL、δR、及び転舵角中点δNは、車種毎に予め定められる。
便宜上、デフォルト設定における関数Fは“F0”で表されている(δ=F0(θ))。デフォルト関数F0は、デフォルト操舵範囲RS0(θL~θR)に応じて算出される目標転舵角δの変動範囲が所定の転舵範囲RT(δL~δR)と一致するように初期設定されている。つまり、デフォルト最大操舵角θL、θRに応じて算出される目標転舵角δがそれぞれ所定の最大転舵角δL、δRと一致するように、デフォルト関数F0は初期設定されている。また、デフォルト操舵角中点θNに応じて算出される目標転舵角δが所定の転舵角中点δNと一致するように、デフォルト関数F0は初期設定されている。
但し、車両のハンドル10を回転させることができる範囲は、ドライバ毎に異なり得る。例えば、上肢可動範囲に制限があるドライバの場合、操舵可能範囲は、上記のデフォルト操舵範囲RS0とは必ずしも一致しない。つまり、ドライバの操舵操作により実現される最大操舵角は、予め定められるデフォルト最大操舵角θL、θRと異なり得る。
ドライバの操舵操作により実現される最大操舵角がデフォルト最大操舵角(θLあるいはθR)と異なる場合、ドライバは車両を操縦しづらいと感じる、すなわち、車両操縦性が低下する。例えば、ドライバの操舵操作により実現される最大操舵角がデフォルト最大操舵角(θLあるいはθR)に満たない場合、車輪WHを十分に転舵することができない、つまり、車両のコーナリング挙動が制限される。このことは、車両操縦性の低下を意味する。
以上の観点から、本実施の形態は、ドライバ毎に良好な車両操縦性を確保することができる技術を提供する。そのために、本実施の形態によれば、操舵角θと目標転舵角δとの間の関数Fは、デフォルト関数F0に固定されず、ドライバの指定(要望)に応じてフレキシブルに設定される。
図3は、操舵角θと目標転舵角δとの間の関数Fのフレキシブル設定を概念的に示している。指定最大操舵角θL’は、左回転時の最大操舵角であり、ドライバによって明示的に指定される。指定最大操舵角θR’は、右回転時の最大操舵角であり、ドライバによって明示的に指定される。操舵角中点θN’は、ドライバによって指定されてもよいし、指定最大操舵角θL’、θR’に基づいて自動的に決定されてもよい。本実施の形態によれば、ドライバによって指定される指定最大操舵角θL’、θR’によっても車輪WHの転舵が十分に実現されるように、関数Fがフレキシブルに設定される。
図4は、操舵角θと目標転舵角δとの間の関数Fのフレキシブル設定の一例を示す概念図である。便宜上、関数Fは“F1”で表されている(δ=F1(θ))。関数F1は、指定最大操舵角θL’、θR’に応じて算出される目標転舵角δがそれぞれ所定の最大転舵角δL、δRと一致するように設定されている。従って、車両のコーナリング挙動が制限されることはない。指定最大操舵角θL’、θR’によって、車輪WHの転舵は十分に実現される。すなわち、良好な車両操縦性が確保される。また、利便性が向上する。
指定操舵範囲RS’は、指定最大操舵角θL’、θR’間の範囲である。関数F1は、指定操舵範囲RS’(θL’~θR’)に応じて算出される目標転舵角δの変動範囲が所定の転舵範囲RT(δL~δR)と一致するように設定されている。これにより、良好な車両操縦性が確保される。
尚、指定操舵範囲RS’が狭すぎると、ハンドル10の操作に対する車輪WHの応答が大きくなりすぎ、車両挙動が不安定になる可能性がある。そこで、指定操舵範囲RS’に対しては、最小許容範囲RSminが下限値として設けられる。指定操舵範囲RS’は、最小許容範囲RSmin以上となるように設定される。
図4に示される例では、操舵角中点θN’は、指定操舵範囲RS’の中間位置である。この場合、操舵角中点θN’を、指定操舵範囲RS’(つまり、指定最大操舵角θL’、θR’)に基づいて自動的に決定することが可能である。関数F1は、操舵角中点θN’に応じて算出される目標転舵角δが所定の転舵角中点δNと一致するように設定されている。これにより、車両操縦性が更に向上する。
図5は、操舵角θと目標転舵角δとの間の関数Fのフレキシブル設定の他の例を示す概念図である。便宜上、関数Fは“F2”で表されている(δ=F2(θ))。操舵角中点θN’は、指定操舵範囲RS’の中間位置に限られない。図5に示されるように、操舵角中点θN’は、ドライバによって明示的に指定される位置であってもよい。関数F2は、操舵角中点θN’に応じて算出される目標転舵角δが所定の転舵角中点δNと一致するように設定されている。操舵角中点θN’にもドライバの要望が反映されるため、車両操縦性及び利便性が更に向上する。
尚、図5に示される例では、関数F2の傾き(操舵角θに対する目標転舵角δの微分値)は、操舵角中点θN’において不連続となっている。変形例として、関数F2の傾きは、不連続点が発生しないように、指定操舵範囲RS’内において緩やかに変化していてもよい。
以上に説明されたように、本実施の形態によれば、操舵角θと目標転舵角δとの間の関数Fは、ドライバの指定に応じてフレキシブルに設定される。例えば、ドライバによって指定される指定最大操舵角θL’、θR’に応じて算出される目標転舵角δがそれぞれ所定の最大転舵角δL、δRと一致するように、関数Fが設定される。これにより、指定最大操舵角θL’、θR’によって、車輪WHの転舵は十分に実現される。すなわち、良好な車両操縦性が確保される。
また、ドライバの指定は、ドライバの要望を意味する。ドライバが要望するハンドル操作形態が車両に反映されるため、ドライバの利便性が向上する。また、ドライバの要望を車両に反映させるために、車両の機械的な改造は不要である。操舵角θと目標転舵角δとの間の関数Fを変更するだけで、ドライバの要望を車両に反映させることができる。このことは、コスト及び利便性の観点から好適である。
3.制御装置による処理
図6は、本実施の形態に係る制御装置100による処理を示すフローチャートである。
ステップS10において、制御装置100は、ドライバによって設定機能がONされたか否かを判定する。ドライバは、HMIユニット200を用いることによって設定機能をONすることができる。設定機能がONされていない場合(ステップS10;No)、処理は終了する。設定機能がONされた場合(ステップS10;Yes)、処理はステップS20に進む。
ステップS20において、制御装置100は、車両が停車状態にあるか否かを判定する。例えば、制御装置100は、車速センサ53によって検出される車速Vに基づいて、車両が停車状態にあるか否かを判定する。
車両が停車状態にない場合(ステップS20;No)、制御装置100は、HMIユニット200を通してドライバに警告を通知する(ステップS30)。例えば、制御装置100は、車両が停止してから設定機能をONするようドライバに要求する。
車両が停車状態にある場合(ステップS20;Yes)、制御装置100は、車両の発進を禁止する(ステップS40)。その後、処理は、ステップS100に進む。
ステップS100において、制御装置100は、「ドライバ指定情報SPE」を取得する。ドライバ指定情報SPEは、車両のドライバによって指定される情報である。例えば、ドライバ指定情報SPEは、ドライバによって指定される指定最大操舵角θL’、θR’を示す。ドライバ指定情報SPEは、制御装置100のメモリに格納され、関数Fを設定するための「関数設定処理」において利用される。関数設定処理において、制御装置100は、ドライバ指定情報SPEに基づいて、操舵角θと目標転舵角δとの間の関数Fをフレキシブルに設定する。この関数設定処理の様々な例については、後述される。関数設定処理の完了後、処理はステップS200に進む。
ステップS200において、制御装置100は、車両の発進を許可する。つまり、制御装置100は、関数設定処理の実行中は車両の発進を禁止し、関数設定処理の完了後に車両の発進を許可する。これにより、関数設定処理を安全に実行することが可能となる。
以下、制御装置100による関数設定処理(ステップS100)の様々な例について説明する。
3-1.第1の例
図7は、関数設定処理(ステップS100)の第1の例を示すフローチャートである。
ステップS110において、制御装置100は、指定操舵範囲RS’(つまり、指定最大操舵角θL’、θR’)を示すドライバ指定情報SPEを取得する。
例えば、制御装置100は、HMIユニット200を通して、ハンドル10を左右に回転させるようドライバに要求する。ドライバは、所望の操舵範囲でハンドル10を左右に繰り返し回転させる。その間、制御装置100は、操舵角センサ51から、ハンドル10の操舵角θの検出情報を受け取る。制御装置100は、一定期間における操舵角θの変動範囲を指定操舵範囲RS’として認識する。つまり、制御装置100は、一定期間における操舵角θの検出情報を、ドライバ指定情報SPEとして取得する。
他の例として、ドライバは、ハンドル10を所望の位置で止めて、HMIユニット200に表示される確定ボタンを押してもよい。制御装置100は、確定ボタンが押されたときの操舵角θを、指定最大操舵角θL’あるいはθR’として認識する。この場合も、ドライバ指定情報SPEは、操舵角センサ51による操舵角θの検出情報である。
取得されたドライバ指定情報SPEは、制御装置100のメモリに格納される。その後、処理はステップS120に進む。
ステップS120において、制御装置100は、ドライバ指定情報SPEが許容条件を満たしているか否か判定する。上述の通り、指定操舵範囲RS’が狭すぎると、ハンドル10の操作に対する車輪WHの応答が大きくなりすぎ、車両挙動が不安定になる可能性がある。そこで、指定操舵範囲RS’に対しては、最小許容範囲RSminが下限値として設けられる。許容条件は、次の式(1)で表される。
<式(1)>
|θL’-θR’|≧RSmin
許容条件が成立しない場合(ステップS120;No)、制御装置100は、HMIユニット200を通してドライバに警告を通知する(ステップS130)。例えば、制御装置100は、ハンドル10を再度操作するようドライバに要求する。そして、処理は、上述のステップS110に戻る。尚、このループは、一定回数だけ実施されてもよい。一定回数繰り返しても許容条件が成立しない場合、制御装置100は、関数設定処理を強制終了してもよい。
許容条件が成立する場合(ステップS120;Yes)、処理はステップS140に進む。
ステップS140において、制御装置100は、操舵角中点θN’を設定する。第1の例では、制御装置100は、指定操舵範囲RS’(つまり、指定最大操舵角θL’、θR’)に基づいて、操舵角中点θN’を自動的に決定する。例えば、制御装置100は、指定操舵範囲RS’の中間位置を操舵角中点θN’として決定する。この場合、操舵角中点θN’は、次の式(2)で表される。
<式(2)>
θN’=θL’+|(θL’-θR’)/2|
ステップS190において、制御装置100は、ドライバ指定情報SPEに基づいて関数Fをフレキシブルに設定する。具体的には、制御装置100は、指定最大操舵角θL’、θR’に応じて算出される目標転舵角δがそれぞれ所定の最大転舵角δL、δRと一致するように、関数Fを設定する。また、制御装置100は、指定操舵範囲RS’(θL’~θR’)に応じて算出される目標転舵角δの変動範囲が所定の転舵範囲RT(δL~δR)と一致するように、関数Fを設定する。また、制御装置100は、操舵角中点θN’に応じて算出される目標転舵角δが所定の転舵角中点δNと一致するように、関数Fを設定する。
例えば、制御装置100は、メモリに格納される関数Fを書き換える。あるいは、制御装置100は、デフォルト関数F0に対する関数Fの補正係数を算出し、補正係数をメモリに格納してもよい。この場合、制御装置100は、デフォルト関数F0と補正係数を用いて、操舵角θに応じた目標転舵角δを算出する。
3-2.第2の例
第2の例は、操舵角中点θN’の設定方法(ステップS140)が第1の例と異なる。それ以外は、第1の例と同じである。図8は、第2の例におけるステップS140を示すフローチャートである。
ステップS141において、制御装置100は、ドライバによって指定される操舵角中点θN’を示すドライバ指定情報SPEを取得する。
例えば、ドライバは、ハンドル10を所望のハンドルニュートラル位置で止めて、HMIユニット200に表示される確定ボタンを押す。制御装置100は、確定ボタンが押されたときの操舵角θを、操舵角中点θN’として認識する。
他の例として、ドライバは、ハンドル10を所望のハンドルニュートラル位置で止め続ける。操舵角θが一定時間変化しない場合、制御装置100は、その操舵角θを操舵角中点θN’として認識する。
取得されたドライバ指定情報SPEは、制御装置100のメモリに格納される。その後、処理はステップS142に進む。
ステップS142において、制御装置100は、ドライバ指定情報SPEが許容条件を満たしているか否か判定する。ここでの許容条件は、次の式(3)で表される。
<式(3)>
|θN’-θR’|≧RSmin/2
|θN’-θL’|≧RSmin/2
許容条件が成立しない場合(ステップS142;No)、制御装置100は、HMIユニット200を通してドライバに警告を通知する(ステップS143)。例えば、制御装置100は、操舵角中点θN’を再度指定するようドライバに要求する。そして、処理は、上述のステップS141に戻る。尚、このループは、一定回数だけ実施されてもよい。一定回数繰り返しても許容条件が成立しない場合、制御装置100は、上述の第1の例で説明された手法で操舵角中点θN’を自動的に決定してもよい。
許容条件が成立する場合(ステップS142;Yes)、処理はステップS144に進む。ステップS144において、制御装置100は、ドライバ指定情報SPEで示される操舵角中点θN’を採用する。
第2の例によれば、操舵角中点θN’にもドライバの要望が反映される。従って、車両操縦性及び利便性が更に向上する。
3-3.第3の例
図9は、関数設定処理(ステップS100)の第3の例を示すフローチャートである。既出の例と重複する説明は適宜省略される。
ステップS150において、制御装置100は、ドライバによって指定される操舵角中点θN’を示すドライバ指定情報SPEを取得する。このステップS150は、上述のステップS141と同じである。
ステップS160において、制御装置100は、指定操舵範囲RS’(つまり、指定最大操舵角θL’、θR’)を示すドライバ指定情報SPEを取得する。このステップS160は、上述のステップS110と同じである。
その後、ステップS170において、制御装置100は、ドライバ指定情報SPEが許容条件を満たしているか否か判定する。ここでの許容条件は、上記の式(3)と同じである。
許容条件が成立しない場合(ステップS170;No)、制御装置100は、HMIユニット200を通してドライバに警告を通知する(ステップS180)。例えば、制御装置100は、指定を再度行うようドライバに要求する。そして、処理は、ステップS150に戻る。尚、このループは、一定回数だけ実施されてもよい。一定回数繰り返しても許容条件が成立しない場合、制御装置100は、関数設定処理を強制終了してもよい。
許容条件が成立する場合(ステップS170;Yes)、処理はステップS190に進む。ステップS190は、既出の例の場合と同じである。
4.反力トルク制御
図10は、制御装置100による反力トルク制御の一例を説明するための概念図である。横軸は、ハンドル10の操舵角θを表し、縦軸は、反力発生装置30によって生成される反力トルクTRを表している。
制御装置100は、指定最大操舵角(θR’あるいはθL’)において、反力トルクTR及び反力傾き(操舵角θに対する反力トルクTRの微分値)を、大幅に増加させる。つまり、制御装置100は、操舵角θが指定最大操舵角より大きい場合の反力トルクTRを、操舵角θが指定最大操舵角以下である場合の反力トルクTRと比較して増加させる。また、制御装置100は、操舵角θが指定最大操舵角より大きい場合の反力傾きを、操舵角θが指定最大操舵角以下である場合の反力傾きと比較して増加させる。
このような反力トルク制御により、指定最大操舵角θR’、θL’を超えてハンドル10が回転しにくくなる。その結果、ハンドル10が不必要に回転することが防止され、ハンドル10の操作性が向上する。
1 ステアバイワイヤシステム
10 ハンドル(ステアリングホイール)
20 ステアリングシャフト
30 反力発生装置
31 反力モータ
40 転舵装置
41 転舵モータ
51 操舵角センサ
52 操舵トルクセンサ
53 車速センサ
100 制御装置
200 HMIユニット
SPE ドライバ指定情報
WH 車輪(転舵輪)
θ 操舵角
θN デフォルト操舵角中点
θL デフォルト最大操舵角(左回転時)
θR デフォルト最大操舵角(右回転時)
θN’ 操舵角中点
θL’ 指定最大操舵角(左回転時)
θR’ 指定最大操舵角(右回転時)
δ 目標転舵角

Claims (4)

  1. ステアバイワイヤ方式の車両の制御装置であって、
    前記車両は、ハンドルと、車輪を転舵する転舵装置とを備え、
    前記制御装置は、
    前記ハンドルの操舵角の関数で表される目標転舵角を算出し、前記車輪の転舵角が前記目標転舵角となるように前記転舵装置を制御し、
    前記車両のドライバによって指定される前記操舵角の最大値である指定最大操舵角を示すドライバ指定情報を受け取り、
    前記指定最大操舵角に応じて算出される前記目標転舵角が所定の最大転舵角と一致するように、前記関数をフレキシブルに設定し、
    前記ドライバ指定情報は、更に、前記ドライバによって指定される前記操舵角の変動範囲である指定操舵範囲を示し、
    前記制御装置は、更に、
    前記指定操舵範囲に基づいて、前記操舵角の中点である操舵角中点を自動的に決定し、
    前記指定操舵範囲に応じて算出される前記目標転舵角の変動範囲が所定の転舵範囲と一致し、且つ、前記操舵角中点に応じて算出される前記目標転舵角が所定の転舵角中点と一致するように、前記関数をフレキシブルに設定する
    制御装置。
  2. ステアバイワイヤ方式の車両の制御装置であって、
    前記車両は、ハンドルと、車輪を転舵する転舵装置とを備え、
    前記制御装置は、
    前記ハンドルの操舵角の関数で表される目標転舵角を算出し、前記車輪の転舵角が前記目標転舵角となるように前記転舵装置を制御し、
    前記車両のドライバによって指定される前記操舵角の最大値である指定最大操舵角を示すドライバ指定情報を受け取り、
    前記指定最大操舵角に応じて算出される前記目標転舵角が所定の最大転舵角と一致するように、前記関数をフレキシブルに設定し、
    前記ドライバ指定情報は、更に、前記ドライバによって指定される前記操舵角の中点である操舵角中点を示し、
    前記制御装置は、更に、前記操舵角中点に応じて算出される前記目標転舵角が所定の転舵角中点と一致するように、前記関数をフレキシブルに設定する
    制御装置。
  3. 請求項1又は2に記載の制御装置であって、
    前記車両は、更に、前記ハンドルに反力トルクを付与する反力発生装置を備え、
    前記制御装置は、更に、
    前記操舵角に応じた前記反力トルクが前記ハンドルに付与されるように前記反力発生装置を制御し、
    前記操舵角が前記指定最大操舵角より大きい場合の前記反力トルクを、前記操舵角が前記指定最大操舵角以下である場合の前記反力トルクと比較して増加させる
    制御装置。
  4. 請求項1乃至のいずれか一項に記載の制御装置であって、
    前記制御装置は、更に、
    前記関数の設定の実行中、前記車両の発進を禁止し、
    前記関数の設定の完了後、前記車両の発進を許可する
    制御装置。
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