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JP7109390B2 - 動物用トイレ - Google Patents

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Description

本発明は、動物用トイレに関する。
従来、動物用トイレとして、室内で飼育される猫等の動物が使用するものが知られている。また、特許文献1に示すように、動物の排泄物の重量や動物の体重を計測する第1重量計21、第2重量計22を有するペット用トイレ1も知られている。特許文献1に示すペット用トイレ1は、第1重量計21及び第2重量計22を備えた支持部15の上側に、排泄トレイ13等を備えた本体容器10が配置されている。ペット用トイレ1の第1重量計21は、計測台12や動物の重量がかからない排泄トレイ13を支持しており、排泄物の有無による排泄トレイ13の重量の変化を計測することで、排泄物の重量を計測する。
国際公開第2017/104216号公報
排泄をするために猫等の動物が、特許文献1に記載のペット用トイレ1に、例えばペット用トイレ1の前側から飛び乗ったりすると、本体容器10には前側から後側への力が加わりやすい。これによって、支持部15に対して本体容器10がずれてしまう恐れがあるところ、支持部15に設けられた第1重量計21が本体容器10の底部の孔を貫通して排泄トレイ13に接触しているため、動物がペット用トイレ1の前側から飛び乗ったとしても、本体容器10が第1重量計21の側面に当たるため、本体容器10が支持部15に対して後側にずれにくい。
しかし、第1重量計21の側面には、本体容器10からの力が複数回加わるため、第1重量計21が破損してしまったり、故障してしまったりして、動物の排泄物や動物の体重を正確に測定できない恐れがあった。
本発明は、上記のような問題に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、出力本体部に対してトイレ本体部がずれてしまう恐れを軽減しつつ、動物の重量や排泄物の重さをより正確に計測することができる動物用トイレを提供することにある。
上記目的を達成するための主たる発明は、前後方向、左右方向、及び上下方向を備え、上容器と下容器を備えるトイレ本体部と、出力部を備える出力本体部と、を有する動物用トイレであって、前記上容器は、前記上下方向に貫通する複数の孔を備え、前記下容器は、前記複数の孔を通過した排泄物を受ける受け部を備え、前記出力部は、前記トイレ本体部と接触する頂面と、前記頂面の縁から前記上下方向に沿って設けられた側壁を備え、前記頂面に作用する力の大きさに応じた信号を出力し、前記トイレ本体部に設けられたトイレ側規制部と、前記出力本体部に設けられた出力側規制部とからなる位置規制手段を有し、前記出力側規制部は、前記側壁とは異なる部位であり、前記位置規制手段は、前記前後方向又は前記左右方向の少なくとも一方における前記トイレ本体部と前記出力本体部の相対位置を規制することを特徴とする動物用トイレである。
本発明の他の特徴については、本明細書及び添付図面の記載により明らかにする。
本発明によれば、例えば、動物が動物用トイレに飛び乗った場合等において、出力本体部に対してトイレ本体部の位置が前後方向又は左右方向にずれてしまう恐れを軽減しつつ、出力部が破損する恐れを軽減させて、動物の重量や動物の排泄物の重量をより正確に測定しやすくすることができる。
図1は、第1実施形態の動物用トイレ100の概略斜視図である。 図2は、動物用トイレ100の分解側面図である。 図3Aは、トイレ本体部1からカバー40を外した状態の概略平面図であり、図3Bは、図3A中のA-A断面図たる概略中心横断面図であり、図3Cは、図3A中のC-C断面図たる概略中心断面図である。 図4は、動物用トイレ100を下側から見た概略平面図である。 図5Aは、出力本体部60の概略平面図である。図5Bは、出力本体部60の概略右側側面図である。図5Cは、出力本体部60の概略前側側面図である。 図6は、第1実施形態の各重量の特定について説明する図である。 図7Aは、動物用トイレ100の前側部分の左右方向の中心における概略断面図である。図7Bは、動物用トイレ100の左側部分の前後方向の中心における概略断面図である。 図8Aは、第1実施形態の変形例の出力本体部60の概略平面図である。図8Bは、第1実施形態の変形例の出力本体部60の概略平面図である。図8Cは、第1実施形態の変形例の出力本体部60の概略平面図である。図8Dは、第1実施形態の変形例の出力本体部60の概略平面図である。 図9は、第2実施形態の動物用トイレ101の概略斜視図である。 図10は、動物用トイレ101の分解斜視図である。 図11は、第3実施形態の動物用トイレ102の概略斜視図である。 図12は、動物用トイレ102の分解側面部である。 図13Aは、動物用トイレ102を前側から見た概略正面図である。図13Bは、動物用トイレ102を後側から見た概略正面図である。 図14Aは、出力本体部602の概略平面図である。図14Bは、出力本体部602の概略斜視図である。 図15Aは、動物用トイレ102の後側部分の左右方向の中心における概略断面図である。図15Bは、動物用トイレ102の左側部分の前後方向の中心における概略断面図である。 図16Aは、第3実施形態の変形例の出力本体部602の概略斜視図である。図16Bは、第3実施形態の変形例の出力本体部602の概略斜視図である。図16Cは、第3実施形態の変形例の出力本体部602の概略斜視図である。図16Dは、第3実施形態の変形例の出力本体部602の概略斜視図である。 図17Aは、第3実施形態の変形例の出力本体部602の概略斜視図である。図17Bは、第3実施形態の変形例の出力本体部602の概略斜視図である。図17Cは、第3実施形態の変形例の出力本体部602の概略斜視図である。 図18Aは、第3実施形態の変形例の出力本体部602の概略斜視図である。図18Bは、第3実施形態の変形例の出力本体部602の概略斜視図である。
本明細書及び添付図面の記載により、少なくとも以下の事項が明らかとなる。
前後方向、左右方向、及び上下方向を備え、上容器と下容器を備えるトイレ本体部と、出力部を備える出力本体部と、を有する動物用トイレであって、前記上容器は、前記上下方向に貫通する複数の孔を備え、前記下容器は、前記複数の孔を通過した排泄物を受ける受け部を備え、前記出力部は、前記トイレ本体部と接触する頂面と、前記頂面の縁から前記上下方向に沿って設けられた側壁を備え、前記頂面に作用する力の大きさに応じた信号を出力し、前記トイレ本体部に設けられたトイレ側規制部と、前記出力本体部に設けられた出力側規制部とからなる位置規制手段を有し、前記出力側規制部は、前記側壁とは異なる部位であり、前記位置規制手段は、前記前後方向又は前記左右方向の少なくとも一方における前記トイレ本体部と前記出力本体部の相対位置を規制することを特徴とする動物用トイレである。
このような動物用トイレによれば、例えば、動物が動物用トイレに飛び乗った場合等において、出力本体部に対してトイレ本体部の位置が前後方向又は左右方向にずれてしまう恐れを軽減しつつ、出力部が破損する恐れを軽減させて、動物の重量や動物の排泄物の重量をより正確に測定しやすくすることができる。
かかる動物用トイレであって、前記トイレ側規制部は、前記トイレ本体部の下面に設けられた、上側に向かって凹んだトイレ側凹部であり、前記出力側規制部は、前記頂面より上側に向かって突出した出力側凸部であり、前記位置規制手段は、前記トイレ側凹部と前記出力側凸部とを嵌合させて、前記前後方向又は前記左右方向の少なくとも一方における前記トイレ本体部と前記出力本体部の相対位置を規制することが望ましい。
このような動物用トイレによれば、嵌合されたトイレ側凹部と出力側凸部が前後方向又は左右方向に当接することによって、出力本体部に対してトイレ本体部の位置が前後方向又は左右方向にずれてしまう恐れを軽減させることができる。
かかる動物用トイレであって、前記トイレ側凹部と前記出力側凸部とを嵌合させて、前記前後方向における前記トイレ本体部と前記出力本体部の相対位置を規制することが望ましい。
このような動物用トイレによれば、例えば、動物が動物用トイレに前側又は後側から飛び乗った場合等において、出力本体部に対してトイレ本体部の前後方向の位置がずれてしまう恐れを軽減させることができる。
かかる動物用トイレであって、前記トイレ側凹部及び前記出力側凸部は、前記動物用トイレの前記前後方向における中央より前側及び後側に設けられていることが望ましい。
このような動物用トイレによれば、例えば、動物が動物用トイレに前側又は後側から飛び乗った場合等において、出力本体部に対してトイレ本体部の前後方向の位置がずれてしまう恐れをより軽減させることができる。
かかる動物用トイレであって、前記トイレ側凹部と前記出力側凸部とを嵌合させて、前記左右方向における前記トイレ本体部と前記出力本体部の相対位置を規制することが望ましい。
このような動物用トイレによれば、例えば、動物が動物用トイレに左右方向の他方側から飛び乗った場合等において、出力本体部に対してトイレ本体部の左右方向の位置がずれてしまう恐れを軽減させることができる。
かかる動物用トイレであって、前記トイレ側凹部及び前記出力側凸部は、前記動物用トイレの前記左右方向における中央より一方側及び他方側に設けられていることが望ましい。
このような動物用トイレによれば、例えば、動物が動物用トイレに左右方向の一方側又は他方側から飛び乗った場合等において、出力本体部に対してトイレ本体部の左右方向の位置がずれてしまう恐れをより軽減させることができる。
かかる動物用トイレであって、前記トイレ側凹部及び前記出力側凸部は、前記動物用トイレの前記前後方向における中央より前側及び後側と、前記左右方向における中央より一方側及び他方側に設けられていることが望ましい。
このような動物用トイレによれば、例えば、動物が動物用トイレにどの方向から飛び乗ったとしても、出力本体部に対してトイレ本体部の左右方向の位置がずれてしまう恐れをより軽減させることができる。
かかる動物用トイレであって、前記トイレ本体部は、下面に設けられた、下側に向かって最も突出したトイレ最大凸部を備え、前記トイレ側凹部は、前記前後方向及び前記左右方向において、前記トイレ最大凸部より内側に設けられていることが望ましい。
このような動物用トイレによれば、トイレ本体部に対して前後方向又は左右方向に大きな力が加えられた場合も、出力本体部の出力凸部がトイレ最大凸部に当接することで、出力本体部に対してトイレ本体部が、前後方向又は左右方向に大きくずれてしまう恐れを軽減させることができる。
かかる動物用トイレであって、前記トイレ本体部は、下面に、前記トイレ側凹部と前記前後方向又は前記左右方向においてそれぞれ隣接する外側隣接凸部と内側隣接凸部を備え、前記トイレ最大凸部は、前記外側隣接凸部より下側に突出していることが望ましい。
このような動物用トイレによれば、トイレ本体部に対して前後方向又は左右方向に大きな力が加えられ、トイレ側凹部と出力側凸部の嵌合が外れてしまった場合でも、トイレ最大凸部と出力側凸部との当接によって、出力本体部に対してトイレ本体部が、前後方向又は左右方向に大きくずれてしまう恐れを軽減させることができる。
かかる動物用トイレであって、前記トイレ本体部は、トイレ下側開口部と、前記トイレ側凹部と前記前後方向又は前記左右方向においてそれぞれ隣接する外側隣接凸部と内側隣接凸部を、それぞれ下面に備え、前記内側隣接凸部の内側の端部は、前記トイレ下側開口部に沿っていることが望ましい。
このような動物用トイレによれば、内側隣接凸部は、トイレ側凹部を構成するとともに、トイレ下側開口部の輪郭を補強することができるため、トイレ本体部の破損や損傷を軽減させることができる。
かかる動物用トイレであって、前後方向、左右方向、及び上下方向を備え、上容器と下容器を備えるトイレ本体部と、出力部を備える出力本体部と、を有する動物用トイレであって、前記上容器は、前記上下方向に貫通する複数の孔を備え、前記下容器は、前記複数の孔を通過した排泄物を受ける受け部を備え、前記トイレ本体部に設けられたトイレ側規制部と、前記出力本体部に設けられた出力側規制部とからなる位置規制手段を有し、前記出力部は、前記トイレ本体部の底面と接触する頂面を備え、前記頂面に作用する力の大きさに応じた信号を出力し、前記トイレ側規制部は、前記トイレ本体部の外側面であり、前記出力側規制部は、前記頂面とは異なる部位であり、前記出力側規制部と前記トイレ本体部の外側面との当接によって前記前後方向又は前記左右方向の少なくとも一方における前記トイレ本体部と前記出力本体部の相対位置を規制することが好ましい。
このような動物用トイレによれば、出力部の頂面とトイレ本体部の底面との接触状態を維持しつつ、位置規制手段とトイレ本体部の外側面との当接によって、出力本体部に対してトイレ本体部の前後方向又は左右方向の位置がずれてしまう恐れを軽減させることができる。
かかる動物用トイレであって、前記トイレ側規制部は、前記トイレ本体部の外側面であり、前記出力側規制部は、前記トイレ本体部より外側に設けられた、上側に突出する出力側突出部であり、前記出力側規制部の上端は、前記出力部の上端より上側に設けられていることが望ましい。
このような動物用トイレによれば、前記出力側突出部と前記トイレ本体部の外側面との当接によって、出力本体部に対してトイレ本体部の前後方向又は左右方向の位置がずれてしまう恐れを軽減させることができる。
かかる動物用トイレであって、前記出力側突出部は、前記前後方向において、前記トイレ本体部より前側又は後側に設けられていることが望ましい。
このような動物用トイレによれば、例えば、動物が動物用トイレに前側から飛び乗った場合等において、出力本体部に対してトイレ本体部の位置が前後方向にずれてしまう恐れを軽減させることができる。
かかる動物用トイレであって、前記出力側突出部は、前記前後方向において、前記トイレ本体部より前側及び後側に設けられていることが望ましい。
このような動物用トイレによれば、例えば、動物が動物用トイレに前側から飛び乗った場合等において、出力本体部に対してトイレ本体部の前後方向の位置がずれてしまう恐れを軽減させることができる。
かかる動物用トイレであって、前記出力側突出部は、前記左右方向において、前記トイレ本体部より一方側の外側に設けられていることが望ましい。
このような動物用トイレによれば、例えば、動物が動物用トイレに一方側又は他方側から飛び乗った場合等において、出力本体部に対してトイレ本体部の左右方向の位置がずれてしまう恐れを軽減させることができる。
かかる動物用トイレであって、前記出力側突出部は、前記左右方向において、前記トイレ本体部より一方側及び他方側のそれぞれ外側に設けられていることが望ましい。
このような動物用トイレによれば、例えば、動物が動物用トイレに一方側又は他方側から飛び乗った場合等において、出力本体部に対してトイレ本体部の左右方向の位置がずれてしまう恐れをより軽減させることができる。
かかる動物用トイレであって、前記出力側突出部は、前記前後方向における前記トイレ本体部より前側及び後側と、前記左右方向における前記トイレ本体部より一方側及び他方側のそれぞれ外側に設けられていることが望ましい。
このような動物用トイレによれば、例えば、動物が動物用トイレにどの方向から飛び乗った場合でも、出力本体部に対してトイレ本体部の前後方向の位置がずれてしまう恐れをより軽減させることができる。
かかる動物用トイレであって、前記トイレ本体部は、前側に前側開口部を備えた下側本体を有し、前記下容器は、前記前側開口部から前記前後方向に沿って抜き差し可能であり、前記出力側突出部は、前記前後方向において、前記トイレ本体部より前側に設けられ、前記出力側突出部は、前記上下方向において、前記前側開口部より下側で前記下側本体と重なることが望ましい。
このような動物用トイレによれば、下側本体から下容器を抜き差し可能としつつ、出力本体部に対してトイレ本体部が少なくとも前側にずれてしまう恐れをより軽減させることができる。
かかる動物用トイレであって、前記トイレ本体部は、前側に前側開口部を備えた下側本体を有し、前記下容器は、前記前側開口部から前記前後方向に沿って抜き差し可能であり、前記出力側突出部は、前記前後方向において、前記トイレ本体部より前側に設けられ、前記出力側突出部は、前記上下方向において、前記前側開口部より上側で前記下側本体と重なることが望ましい。
このような動物用トイレによれば、下側本体から下容器を抜き差し可能としつつ、出力本体部に対してトイレ本体部が少なくとも前側にずれてしまう恐れをより軽減させることができる。
かかる動物用トイレであって、前記トイレ本体部は、前側に前側開口部を備えた下側本体を有し、前記下容器は、前記前側開口部から前記前後方向に沿って抜き差し可能であり、前記出力側突出部は、前記前後方向において、前記トイレ本体部より前側に設けられ、前記出力側突出部は、前記左右方向において、前記前側開口部より外側で前記下側本体と重なることが望ましい。
このような動物用トイレによれば、下側本体から下容器を抜き差し可能としつつ、出力本体部に対してトイレ本体部が少なくとも前側にずれてしまう恐れをより軽減させることができる。
かかる動物用トイレであって、前記トイレ本体部は、前側に前側開口部を備えた下側本体を有し、前記下容器は、前記前側開口部から前記前後方向に沿って抜き差し可能であり、前記出力側突出部は、前記前後方向において、前記トイレ本体部より前側に設けられ、前記出力側突出部は、前記前後方向に沿って見た場合に、前記前側開口部と重ならず、前記出力側突出部は、前記前後方向に沿って見た場合に、前記下側本体と重なることが望ましい。
このような動物用トイレによれば、下側本体から下容器を抜き差し可能としつつ、出力本体部に対してトイレ本体部が少なくとも前側にずれてしまう恐れをより軽減させることができる。
かかる動物用トイレであって、前記出力側突出部は、前記前後方向において、前記トイレ本体部より前側に設けられており、前記出力側突出部は、前記トイレ本体部と当接可能な当接部と、前記当接部より前側に延出する延出部を備えることが望ましい。
このような動物用トイレによれば、動物が延出部に脚を掛けてからトイレ本体部の内側に入りやすくさせることで、出力本体部の位置に対してトイレ本体部がずれてしまう恐れを軽減させることができる。
かかる動物用トイレであって、前記トイレ本体部は、前側に前側開口部を備えた下側本体を有し、前記下容器は、前記前側開口部から前記前後方向に沿って抜き差し可能であり、前記出力側突出部は、前記前後方向における前記トイレ本体部より後側と、前記左右方向における前記トイレ本体部より一方側及び他方側のそれぞれ外側に設けられており、前記前後方向における前記トイレ本体部より前側に設けられていないことが望ましい。
このような動物用トイレによれば、下側本体から下容器を抜き差し可能としつつ、出力本体部に対してトイレ本体部が少なくとも後側、及び左右方向にずれてしまう恐れをより軽減させることができる。
===本実施形態===
本実施形態に係る動物用トイレ100は、例えば室内で飼われる猫等の動物が使用するトイレである。本明細書中における「動物」とは、猫、犬、ウサギ、ハムスター等のいわゆるペットのみならず、トラやライオンの赤ちゃん等も含む。また、動物用トイレ100の「使用者」とは、動物の飼い主や飼育者であり、動物用トイレ100を管理する者をいう。動物用トイレ100は、例えば室内の床等の載置面上に設置されて使用される。なお、以下の説明では、互いに直交する三方向を、前後方向、左右方向、及び上下方向という。
===第1実施形態===
<動物用トイレ100の全体構成>
図1は、第1実施形態の動物用トイレ100の概略斜視図である。図2は、動物用トイレ100の分解側面図である。
図1及び図2に示すように、動物用トイレ100は、上容器10、下側本体20、トレイ30、カバー40、及び出力本体部60と、を備えている。下側本体20の上方から上容器10が配され、下側本体20及び上容器10の上方にカバー40が配されている。トレイ30は下側本体20の内側に配され、トレイ30を収容(支持)した状態の下側本体20は、前側開口部23から前方に引き出し可能に収容されている。また、下側本体20は、出力本体部60に上方から載置されている。動物用トイレ100のうち、上容器10、下側本体20、トレイ30、カバー40を配置した状態をトイレ本体部1という。トイレ本体部1は、所謂動物用のシステムトイレであり、動物や排泄物の重量を測定しない場合には、トイレ本体部1のみの使用が可能である。
動物用トイレとして使用する際には、上容器10の内側の底面(底部11)に複数の粒状の排泄物処理剤(不図示)を載置し、トレイ30に吸収性シート(不図示)を配置する。排泄物処理材は、所謂猫砂であり、尿などの液体の動物の排泄物を吸収したり、透過させたりする粒状の処理材である。吸収性シートは、排泄物(尿)等の液体を吸収可能なシート部材であり、液透過性の表面シートと、液保持性の中間シートと、液不透過性の裏面シートを積層して接合した矩形状のシート部材を用いることができる。以下、主に動物用トイレ100を使用する使用状態の動物用トイレ100について説明し、図面等においては排泄物処理剤及び吸収性シートは省略して示す。
図3Aは、トイレ本体部1からカバー40を外した状態の概略平面図であり、図3Bは、図3A中のA-A断面図たる概略中心横断面図であり、図3Cは、図3A中のC-C断面図たる概略中心断面図である。図3A等における中心線C-Cは、動物用トイレ100の左右方向の中心を示しており、動物用トイレ100は、中心線C-Cに対して左右対称な形状を有している。
<<トイレ本体部1の構成>>
<<<上容器10の構成>>>
図3A~図3C等に示すように、上容器10は、有底無蓋の容器であり、底面に底部11、湾曲部12を備えている。底部11は、平面視が略矩形形状であり、上下方向に貫通する複数の孔hを有する。各孔hは、縦長形状であり、動物の排泄物のうち、尿(液体)は通すが、糞便(固体)は通さない大きさである。湾曲部12は、底部11から上方に向かって湾曲した部分であり、底部11の周縁部の全域から上方へ伸びた領域で、上容器10の外壁を構成する壁部である。
<<<下側本体20の構成>>>
図4は、動物用トイレ100を下側から見た概略平面図である。下側本体20も有底無蓋の容器である。上側に上側開口部21と、下側に下側開口部22と、前側に前側開口部23と、側面に外側面24とを有する。また、底面に、内側隣接凸部25と、トイレ側凹部26と、外側隣接凸部27と、最大凸部28を有する。図4において、便宜上、内側隣接凸部25を黒塗り、トイレ側凹部26を右斜め下の3本斜線部、最大凸部28をクロスハッチングで示している。
上側開口部21及び下側開口部22は、それぞれ上下方向に貫通した略矩形状の開口部である。上容器10は上側開口部21に配置され、下側本体20の上端部で上容器10を支持する。下側開口部22は、下側本体20を平面視における略中央部に配置されており、上側開口部21より小さい。下側本体20を出力本体部60に載置した際には、下側本体20は出力部61より外側で、下側本体20の下端部(最大凸部28)が出力本体部60(出力部61の頂面61a)に接触する。外側面24は、下側本体20の側面を構成し、前壁24a、後壁24b、左壁24c、右壁24dを有する。前側開口部23は、下側本体20の前壁24aの下部に設けられた略矩形状の開口部であり、上側開口部21や下側開口部22より小さい。
平面視において、トイレ側凹部26は、下側開口部22より外側で、下側開口部22を囲むように設けられている。トイレ側凹部26は、上側に向かって凹んでおり、トイレ側凹部26の最も凹んだ部分は略平面となっている。
内側隣接凸部25は、下側開口部22より外側に設けられ、トイレ側凹部26の内側から隣接し、トイレ側凹部26に囲まれるように設けられている。内側隣接凸部25の内側の端部は、下側開口部22に沿っている。内側隣接凸部25の内側の端は、下側開口部22の縁を構成する部分でもある。トイレ本体部1の左右方向の中央についての断面において(図7A)、内側隣接凸部25の下端は、トイレ側凹部26の前後方向についての中央部より下側に位置しており、トイレ本体部1の前後方向の中央についての断面において(図7B)、内側隣接凸部25の下端は、トイレ凹部26の左右方向についての中央部より下側に位置している。また、内側隣接凸部25の上下方向の長さ(厚み)は、トイレ本体部1の左右方向の中央についての断面におけるトイレ凹部26の左右方向についての中央部の厚みより厚く、トイレ本体部1の前後方向の中央についての断面におけるトイレ凹部26の前後方向についての中央部の厚みより厚い。これによって、トイレ側凹部26の縁から破損してしまう恐れを軽減させている。
外側隣接凸部27は、トイレ側凹部26の外側から隣接し、トイレ側凹部26を囲むように設けられている。外側隣接凸部27の下端は、トイレ側凹部26の下端より下側に位置している。
最大凸部28は、トイレ側凹部26より外側に設けられており、外側隣接凸部27の外側から隣接している。最大凸部28は、外側隣接凸部27を外側から囲むように設けられている。また、最大凸部28は、下容器において、最も下側に突出した部分であり、且つ、トイレ本体部1において、最も下側に突出した部分である。使用状態において、最大凸部28が、出力本体部60の頂面61aに接触する。
<<<トレイ30の構成>>>
トレイ30は、吸収性シートが配置される底の浅い平坦な箱状容器である。トレイ30は、取っ手部31と、受け部32を有する。取っ手部31は、トレイ30の前後方向の両端部に設けられており、使用者が、下側本体20にトレイ30を収容したり、下側本体20からトレイ30を引き出したりする際に、取っ手部31を掴んで操作することで、トレイ30を前後方向にスライド移動させることができる。受け部32は、四方を壁面で囲まれた平面状の略矩形状であり、吸収性シートを受け部32に設置して、孔hを通過した排泄物(具体的には、尿)を受ける。
<<<カバー40の構成>>>
カバー40は、上容器10及び下側本体20の上方に配置されており、カバー開口部41を有する。カバー開口部41は、前後方向の前側に広く開口された部分であり、動物は、カバー開口部41から動物用トイレ100に出入りすることができる。
<<出力本体部60の構成>>
図5Aは、出力本体部60の概略平面図である。図5Bは、出力本体部60の概略右側側面図である。図5Cは、出力本体部60の概略前側側面図である。図5A~図5Cに示すように、出力本体部60は、出力部61と、出力側凸部62を有する。出力部61は、平面視において矩形形状を有し、所定の厚みを有する。本実施形態において、出力部61と出力側凸部62は、それぞれ別部材で構成されており、出力部61の頂面61aに出力側凸部62を、接着剤等を用いて接合している。なお、出力部61と出力側凸部62を同じ素材で一体的に形成してもよい。出力側凸部62については、後述する。
出力部61は、頂面61aに作用する力の大きさに応じた信号を出力する。出力部61は、頂面61aと、側壁61bと、1つ以上のロードセル(不図示)と、制御部(不図示)を備える。出力部61は、頂面61aと側壁61bによって、その内部が閉じられた閉空間を有している。頂面61aは、出力部61の上面であり、頂面61aの全域に亘って平面である。また、頂面61aは、トイレ本体部1と接触する部分である。具体的には、トイレ本体部1の最大凸部28と接触して、トイレ本体部1からの力を受ける部分である。側壁61bは、頂面61aから上下方向に沿って設けられており、出力部61の側面を構成する。本実施形態において、出力部61は、平面視で略矩形形状の頂面61aと、4つの側壁61bにより構成された略直方体形状を有している。また、出力部61は、内部に少なくとも1つのロードセルを有している。ロードセルは、加えられた力を電気信号に変換して出力するセンサーである。
制御部は、有線又は無線の信号線によってロードセルと接続されており、各ロードセルから出力された信号を受信する。制御部は、通信部(不図示)、記憶部(不図示)、処理部(不図示)を有している。通信部は、ロードセルや、スマートフォン、タブレット端末等の端末との間で無線、又は有線のネットワークによる通信を行う部位である。記憶部は、RAM、ROMなどから構成されており、各種のデータやプログラムを記憶する部位である。例えば、検出した排泄前の重量、排泄物の重量、排泄回数、排泄時刻、排泄物処理剤と関連付けられた補正値等を記憶することができる。処理部は、CPU等で構成されており、各種の演算を行う部位である。例えば、記憶部に記憶された排泄前の重量と排泄後の重量等の各検出結果から排泄物の重量を算出する等の演算処理を行う。
また、処理部は、信号の受信時刻や端末との通信時刻などを計時する。例えば、ロードセルから出力された信号を受信した時刻を元に、ロードセルの計測した重量の変動のタイミングから動物が排泄をした時刻、排泄にかかる時間(動物がトイレに滞在した時間等)などを算出してもよい。
通信部は、これらの算出結果、及び記憶部に記憶された排泄物の重量などの各種データを使用者の端末に送信することができる。また、重量の測定などにおいて重量の経時変化を検出するために、記憶部が、所定期間内の情報を蓄積するように構成することが好ましい。端末に予め格納されたプログラムが、通信部から受信した情報の処理を行い、その結果等を表示する。これによって、使用者は、動物用トイレ100を利用する動物の排泄に関する情報(排泄回数や排泄の時間、排泄量等)を確認したり、排泄に関する情報から推定される動物の健康状態等を確認したりすることができる。
<動物用トイレ100による重量測定について>
出力部61に設けられたロードセルは、頂面61aに作用する力の大きさに応じた信号を出力する。つまり、出力本体部60の上から載置したものの重量を測定する。図6は、第1実施形態の各重量の特定について説明する図である。図6において、横軸は、時間[t]、横軸は重さ[w]を示している。
具体的に排泄物の重さ及び動物の体重を測定する方法を説明する。まず、出力本体部60の上方からトイレ本体部1を載置した状態における、出力部61(ロードセル)が受ける力の大きさを測定する。このとき、ロードセルは受けた力に応じた信号を出力する。記憶部は、ロードセルから出力された時間t0における動物用トイレ100の重さとして、重さW0を記憶する。重さW0は、排泄物や動物の重さを含まない動物用トイレ100のみの重さである。
次に、時間t1において、動物が、動物用トイレ100の前側から上容器10の内側に入ると、トイレ本体部1の重量の増加に伴い、出力部61(ロードセル)が受ける力が増加する。具体的には、時間t1における、動物用トイレ100に動物が入った状態の重さW3として、ロードセルは信号を出力し、記憶部は、時間t1における重さW3を記憶する。
時間t1から時間t2の間に動物が排泄を行う。排泄物は、尿のみであってもよいし、排便であってもよい。時間t1から時間t2の間において、出力部61が受ける力の大きさは略一定(重さW3)である。
続いて、時間t2に動物が動物用トイレ100の外側に出ると、トイレ本体部1の重量の減少に伴い、出力部61が受ける力が減少する。具体的には、時間t2における出力部61が受ける力を重さW1として、ロードセルは信号を出力し、記憶部は、時間t2における重さW1を記憶する。
制御部は、時間t2における重さW1と、時間t0における重さW0との差(W1-W0)を算出することで、時間t1から時間t2の間に動物が行った排泄物の重さを得る。同様に、時間t1における重さW3と、時間t2における重さW1との差(W3-W1)を算出することで、動物の体重を得る。
トイレ本体部1の清掃や制御部の測定結果のリセットを行うことなく、引き続き、排泄物の重さ及び動物の体重の測定を行うことができる。時間t2から時間t3の間は、動物用トイレ100に動物が載っておらず、出力部61が受ける力の大きさは略一定(重さW1)である。
時間t3において、動物が、動物用トイレ100の前側から上容器10の内側に入ると、トイレ本体部1の重量の増加に伴い、出力部61(ロードセル)が受ける力が増加する。具体的には、時間t3における、動物用トイレ100に動物が入った状態の重さW4として、ロードセルは信号を出力し、記憶部は、時間t3における重さW4を記憶する。
時間t3から時間t4の間に動物が排泄を行う。時間t3から時間t4の間において、出力部61が受ける力の大きさは略一定(重さW4)である。
続いて、時間t4に動物が動物用トイレ100の外側に出ると、トイレ本体部1の重量の減少に伴い、出力部61が受ける力が減少する。具体的には、時間t4における出力部61が受ける力を重さW2として、ロードセルは信号を出力し、記憶部は、時間t4における重さW2を記憶する。
制御部は、時間t4における重さW2と、時間t3における重さW1との差(W2-W1)を算出することで、時間t4から時間t3の間に動物が行った排泄物の重さを得る。同様に、時間t3における重さW4と、時間t4における重さW2との差(W4-W2)を算出することで、動物の体重を得る。
制御部は、得られた排泄物の重量を、通信部を介して使用者の端末に送信し、端末の画面に表示可能となる。制御部は、排泄物の重量に限らず、得られた各種データを送信して表示させてもよい。得られた各種データは、排泄の回数、排泄をした時刻、動物の体重等である。また、各データの累積をグラフや表に示してもよい。
<<位置規制手段について>>
使用状態において、出力本体部60に対してトイレ本体部1の位置がずれてしまう要因は複数ある。例えば、上容器10に排泄物処理剤を入れる場合、排泄物処理剤から動物の排泄物(便)を取り除く場合、上容器10から排泄物処理剤を取り除く場合、上容器10、下側本体20、トレイ30等の各部材を洗浄したりする際に動物用トイレ100から取り外す場合、トレイ30に載置した吸収性シートの交換のためにトレイ30を引き出したり、押し入れたりする場合、更に、動物が動物用トイレに飛び乗った場合等がある。出力本体部60に対してトイレ本体部1の位置がずれてしまうと、出力本体部60にトイレ本体部1が傾いて載置されたりして、排泄物や動物の重量を正確に測定することができなかったり、トイレ本体部1が転倒してしまったりする恐れがある。
この点、動物用トイレ100は、トイレ本体部1に設けられたトイレ側規制部と、出力本体部60に設けられた出力側規制部とからなる位置規制手段を有している。位置規制手段によって、トイレ本体部1と出力本体部60の前後方向又は左右方向の少なくとも一方における相対位置を規制している。
動物用トイレ100において、トイレ側規制部はトイレ側凹部26であり、出力側規制部は出力側凸部62である。図7Aは、動物用トイレ100の前側部分の左右方向の中心における概略断面図である。図7Bは、動物用トイレ100の左側部分の前後方向の中心における概略断面図である。
図5A等に示すように、出力本体部60の出力側凸部62は、出力部61より上側に向かって突出した部分である。出力側凸部62は、平面視において、環状で、その外形は、出力本体部60の外形に沿っている。出力側凸部62は、前側凸部62aと、後側凸部62bと、左側凸部62cと、右側凸部62dを備える。前側凸部62aは、出力本体部60の前側に設けられ、左右方向に沿っており、後側凸部62bは、出力本体部60の後側に設けられ、左右方向に沿っており、左側凸部62cは、出力本体部60の左側に設けられ、前後方向に沿っており、右側凸部62dは、出力本体部60の右側に設けられ、前後方向に沿っている。前側凸部62aと、後側凸部62bと、左側凸部62cと、右側凸部62dの上端は、略同じ高さである。
図7Aに示すように、下側本体20のトイレ側凹部26に前側凸部62aを嵌合させることで、出力本体部60に対するトイレ本体部1の前後方向における位置を規制することができる。例えば、トイレ本体部1に対して前側から後側に向かう力が加えられると、トイレ本体部1は後側に向かって移動しようとするところ、前側凸部62aの前側の側壁が、トイレ側凹部26の内側の前側の側壁に当接することで、出力本体部60に対するトイレ本体部1の位置を規制することができる。なお、前側凸部62aの上端は、トイレ側凹部26に接触しない。
位置規制手段としてトイレ側凹部26と前側凸部62aとを当接させると、トイレ側凹部26と前側凸部62aとの間に衝撃や摩擦が生じる恐れがある。一方、出力部61の頂面61aに衝撃や摩擦が加わると、排泄物や動物の重量を正確に計測できない恐れがある。この点、前側凸部62aは、出力部61とは異なる部位であり、その側壁61bとは異なる部位である。そのため、トイレ側凹部26と側壁61bとを当接させないため、側壁61bとつながっている頂面61aが変形したり、破損したりする恐れを抑制することができる。これによって、出力本体部60に対するトイレ本体部1の前後方向の位置を規制しつつ、排泄物や動物の重量をより正確に計測することができる。
さらに、前側凸部62aだけでなく、下側本体20のトイレ側凹部26に後側凸部62bを嵌合させることがより好ましい。このとき、後側凸部62bの上端が、トイレ側凹部26に接触しない。これによって、出力本体部60に対するトイレ本体部1の前後方向における位置をより規制することができる。
同様に、図7Bに示すように、下側本体20のトイレ側凹部26に左側凸部62cを嵌合させることで、出力本体部60に対するトイレ本体部1の左右方向における位置を規制することができる。このとき、左側凸部62cの上端が、トイレ側凹部26に接触しない。例えば、トイレ本体部1に対して左側から右側に向かう力が加えられると、トイレ本体部1は右側に向かって移動しようとするところ、左側凸部62cの左側の側壁が、トイレ側凹部26の内側の左側側壁に当接することで、出力本体部60に対するトイレ本体部1の位置を規制することができる。
さらに、左側凸部62cだけでなく、下側本体20のトイレ側凹部26に右側凸部62dを嵌合させることがより好ましい。このとき、右側凸部62dの上端が、トイレ側凹部26に接触しない。これによって、出力本体部60に対するトイレ本体部1の左右方向における位置をより規制することができる。
また、図5A等に示すように、下側本体20のトイレ側凹部26に前側凸部62a、後側凸部62b、左側凸部62c、右側凸部62dをそれぞれ嵌合させることがより好ましい。このようにすることで、出力本体部60に対するトイレ本体部1の前後方向における位置及び左右方向における位置をより規制することができる。そのため、トイレ本体部1に対してどの方向から力を加えられた場合でも、トイレ本体部1の位置が大きくずれる恐れを軽減させることができる。
前側凸部62aと同様に、後側凸部62b、左側凸部62c、右側凸部62dは、それぞれ出力部61とは異なる部位であり、その側壁61bとは異なる部位である。そのため、トイレ側凹部26と側壁61bとを当接させないため、側壁61bとつながっている頂面61aが変形したり、破損したりする恐れを抑制することができる。これによって、出力本体部60に対するトイレ本体部1の前後方向の位置を規制しつつ、排泄物や動物の重量をより正確に計測することができる。
なお、前側凸部62a、後側凸部62b、左側凸部62c、右側凸部62dを、それぞれトイレ側凹部26に嵌合させた状態において、トイレ側凹部26の最も凹んだ部分と、前側凸部62aの上端、後側凸部62bの上端、左側凸部62cの上端、右側凸部62dの上端とが、それぞれ離間している。これにより、頂面61aに対して力を作用させる部分を最大凸部28に限定することができる。出力側凸部62とトイレ本体部1は、上下方向については当接せず、左右方向又は前後方向については当接する。これによって、頂面61aに対して最大凸部28から安定した状態で力を加えることができ、排泄物や動物の重量をより正確に計測することができる。
図4、図7A等に示すように、前後方向及び左右方向において、トイレ側凹部26を最大凸部28より内側に設け、また、最大凸部28を前後方向及び左右方向における外側隣接凸部27の外側に設けることが好ましい。トイレ本体部1に対して前後方向又は左右方向に大きな力を加えられた場合でも、出力側凸部62が最大凸部28に当接することで、出力本体部60に対してトイレ本体部1が大きくずれてしまう恐れをより軽減させることができる。つまり、前後方向又は左右方向にトイレ本体部1に対して加えられた力が大きい場合に、トイレ側凹部26と出力側凸部62との嵌合が外れてしまった場合でも、最大凸部28と出力側凸部62とが当接しやすいため、出力本体部60に対してトイレ本体部1が大きくずれてしまう恐れをより軽減させることができる。
<第1実施形態の変形例>
上述の動物用トイレ100は、出力側位置規制部として、前側凸部62a、後側凸部62b、左側凸部62c、右側凸部62dを備える出力側凸部62を備えたが、これに限られない。図8A~図8Dは、それぞれ第1実施形態の変形例の出力本体部60の概略平面図である。
例えば、図8Aに示すように、出力本体部60は、出力側位置規制部として、平面視において略矩形形状の後側凸部62bのみを備えるものであってもよい。下側本体20のトイレ側凹部26に前側凸部62aを嵌合させることで、出力本体部60に対するトイレ本体部1の前後方向における位置を規制することができる。特に、トイレ本体部1が、前側から後側に向かって力が加えられた場合に、出力本体部60に対してトイレ本体部1が後側にずれてしまう恐れを軽減させやすくなる。
図8Bに示すように、出力本体部60は、出力側位置規制部として、平面視において略矩形形状の左側凸部62cのみを備えるものであってもよい。下側本体20のトイレ側凹部26に左側凸部62cを嵌合させることで、出力本体部60に対するトイレ本体部1の左右方向における位置を規制することができる。
また、図8Cに示すように、出力本体部60は、出力側位置規制部として、平面視においてそれぞれ略矩形形状の、後側凸部62bと、左側凸部62cと、右側凸部62dを備えるものであってもよい。下側本体20のトイレ側凹部26に後側凸部62bと、左側凸部62cと、右側凸部62dを嵌合させることで、出力本体部60に対するトイレ本体部1の前後方向及び左右方向における位置を規制することができる。出力本体部60に対するトイレ本体部1の位置が特にずれやすい方向に対応する出力側凸部62を設けることで、より位置を規制しやすくなる。
さらに、出力側規制部としての出力側凸部62は、必ずしも、前後方向又は左右方向に沿っている必要はなく、出力側凸部62が矩形形状でなくてもよい。平面視において略円形、略三角形等の任意の出力側凸部62を設けてもよい。図8Dに示すように、下側本体20に嵌合した際にトイレ側凹部26の角に該当する位置に略円形の出力側凸部62を設けてもよい。このように、下側本体20のトイレ側凹部26の形状や、トイレ本体部1に加えられる前後又は左右方向の力の大きさ等に応じて、出力側凸部62の形状や数を適宜変更することができる。
===第2実施形態===
<動物用トイレ101の全体構成>
図9は、第2実施形態の動物用トイレ101の概略斜視図である。図10は、動物用トイレ101の分解斜視図である。第1実施形態では、動物用トイレ1は、トレイ30を下側本体20に支持させた状態で抜き差し可能とする構成としたが、これに限られない。例えば、図9及び図10に示すように、トイレ本体部2が、トレイ30と下側本体20が一体となった下容器30を有する構成でもよい。図9及び図10において、適宜カバーを使用してもよいし、カバーを用いなくてもよい。
<<トイレ本体部2の構成>>
<<<上容器10の構成>>>
図9及び図10に示すように、上容器10は、有底無蓋の容器であり、底面に底部11を備えている。底部11は、平面視が略矩形形状であり、上下方向に貫通する複数の孔hを有する。各孔hは、縦長形状であり、動物の排泄物のうち、尿(液体)は通すが、糞便(固体)は通さない大きさである。
<<<下容器30の構成>>>
下容器30は、尿等を吸収する吸収性シートが配置される平坦な有底無蓋の略矩形状の容器である。下容器30は、前側端部及び後側端部にそれぞれ設けられた取っ手部31と、受け部32と、トイレ側凹部36を有する。トイレ本体部2を出力本体部601から分離させる際等において、取っ手部31を掴むことで、トイレ本体部2を持ち上げることができる。受け部32は、吸収性シートを設置して、孔hを通過した排泄物を受ける。トイレ側凹部36は、下容器30の底面から上側に向かって凹んだ部分である。トイレ側凹部36は、下容器30の角部付近に1つずつ、合計4つ設けられており、平面視略円形である。
<<出力本体部601の構成>>
図10に示すように、出力本体部601は、出力部61、出力側凸部62、表示部70を有する。出力部61は、平面視において矩形形状を有し、所定の厚みを有する。第1実施形態の制御部と同じ構成であるため、その詳細は省略する。
制御部は、第1実施形態の制御部と同じ構成であるため、その詳細は省略する。なお、第1実施形態では、得られた排泄物の重量を、通信部を介して使用者の端末等に表示させることにしたが、これに限られない。図9及び図10に示すように、動物用トイレ101に表示部70を設けて、制御部と表示部との間で無線又は有線による通信を行って、表示部70に排泄物の重量を表示させてもよい。
出力側凸部62は、出力部61の頂面61aより上側に突出した、略円柱状の突出部である。出力部61と出力側凸部62は、それぞれ別部材で構成され、出力部61の頂面61aに出力側凸部62を接着剤等により接合しても、出力部61と出力側凸部62とを一体の部材として構成してもよい。
<動物用トイレ101による重量測定について>
出力部61に設けられたロードセルが、頂面61aに作用する力の大きさに応じた信号を出力する。動物用トイレ101の重量測定の方法は、第1実施形態と同じであるため詳細は省略する。
<<位置規制手段について>>
動物用トイレ101において、トイレ本体部2に設けられたトイレ側規制部と、出力本体部601に設けられた出力側規制部とからなる位置規制手段を有している。位置規制手段によって、トイレ本体部2と出力本体部601の前後方向又は左右方向の少なくとも一方における相対位置を規制している。
動物用トイレ101において、トイレ側規制部はトイレ側凹部36であり、出力側規制部は出力側凸部62である。下容器30のトイレ側凹部36に出力側凸部62を嵌合させることで、出力本体部601に対するトイレ本体部2の前後方向及び左右方向における位置を規制することができる。具体的には、出力側凸部62の側面をトイレ側凹部36の側面に当接させることで、トイレ本体部2の前後方向及び左右方向における位置を規制する。なお、出力側凸部62とトイレ側凹部36とを嵌合させた状態において、出力側凸部62の上端とトイレ側凹部36の最も凹んだ部分とが離間している。
===第3実施形態===
<動物用トイレ102の全体構成>
図11は、第3実施形態の動物用トイレ102の概略斜視図である。図12は、動物用トイレ102の分解側面部である。図13Aは、動物用トイレ102を前側から見た概略正面図である。図13Bは、動物用トイレ102を後側から見た概略正面図である。
図11及び図12に示すように、動物用トイレ102は、上容器10、下側本体20、トレイ30、カバー40、及び出力本体部602と、を備えている。動物用トイレ102のうち、トイレ本体部1及び重量測定の方法は、第1実施形態と同じであるため、詳細な説明は省略する。出力本体部602は略箱型形状を有しており、図11等に示すように、使用状態の動物用トイレ102は、出力本体部602の上方からトイレ本体部1を入れた状態となる。
<<出力本体部602の構成>>
図14Aは、出力本体部602の概略平面図である。図14Bは、出力本体部602の概略斜視図である。図14A及び図14Bに示すように、出力本体部602は、出力部61と、出力側突出部63、及び底面64を有する。出力部61は、底面64の上に載置されており、その構成は、第1実施形態と同じであるため、詳細な説明は省略する。
図14B等に示すように、出力側突出部63は、底面64から上側に突出しており、出力側突出部63の上端は、出力部61の上端より上側である。出力側突出部63は、出力部61より前側に設けられた前側突出部63aと、出力部61より後側に設けられた後側突出部63bと、出力部61より左側に設けられた左側突出部63cと、出力部より右側に設けられた右側突出部63dを有する。前側突出部63aと後側突出部63bと左側突出部63cと右側突出部63dは、それぞれ所定の厚みを有する壁部であり、各上端の高さは略同じである。前側突出部63aは、左右方向の中央部及び上下方向の下部に開口を有している。
<<位置規制手段について>>
動物用トイレ102は、トイレ本体部1に設けられたトイレ側位置規制部と、出力本体部602に設けられた出力側規制部とからなる位置規制手段を有している。位置規制手段によって、トイレ本体部1と出力本体部602の前後方向又は左右方向の少なくとも一方における相対位置を規制している。
動物用トイレ102において、トイレ側規制部はトイレ本体部1の外側面24であり、出力側規制部は、出力側突出部63である。図15Aは、動物用トイレ102の前側部分の左右方向の中心における概略断面図である。図15Bは、動物用トイレ102の左側部分の前後方向の中心における概略断面図である。図16A~図16Dは、第3実施形態の変形例の出力本体部602の概略斜視図である。
図15Aに示す概略断面図に示すように、出力本体部602は、後側突出部63bを備えている。例えば、トイレ本体部1に対して前側から後側に向かって力を加えられると、トイレ本体部1が後側に移動するところ、トイレ本体部1の後壁24bを後側突出部63bに当接させることで、トイレ本体部1の動きを制限することができる。つまり、出力本体部602に対するトイレ本体部1の後側への移動を規制し、トイレ本体部1が過度に後側にずれてしまう恐れを軽減させることができる。
なお、位置規制手段として後壁24bと後側突出部63bとを前後方向において当接させると、後壁24bと後側凸部62bとの間に衝撃や摩擦が生じる恐れがある。一方、出力部61の頂面61aに衝撃や摩擦が加わると、排泄物や動物の重量を正確に計測できない恐れがある。この点、後側突出部63bは、出力部61とは異なる部位であり、側壁61bとも異なる部位である。そのため、後側突出部63bと側壁61bとを当接させないため、側壁61bとつながっている頂面61aが変形したり、破損したりする恐れを抑制することができる。これによって、出力本体部60に対するトイレ本体部1の前後方向の位置を規制しつつ、排泄物や動物の重量をより正確に計測することができる。
なお、図16Aに示すように、出力本体部602が、出力側突出部63として、後側突出部63bのみを備える構成であってもよい。これによって、出力本体部602に対してトイレ本体部1が過度に後側にずれてしまう恐れを軽減させることができる。
さらに、出力本体部602が前側突出部63aを備えることがより好ましい。出力本体部602が前側突出部63aを備えることで、例えば、トイレ本体部1に対して後側から前側に向かって力が加えられた場合でも、下側本体20の前壁24aを前側突出部63aに当接させて、前側にずれてしまう恐れも軽減させることができる。
なお、図16Bに示すように、出力本体部602が、出力側突出部63として、前側突出部63aと後側突出部63bのみを備える構成であってもよい。これによって、出力本体部602に対してトイレ本体部1が過度に前後方向にずれてしまう恐れを軽減させることができる。
同様に、図15Bに示すように、出力本体部602が、左側突出部63cを備えることが好ましい。これによって、トイレ本体部1に対して右側から左側に向かって力が加えられた場合にも、下側本体20の外側面24の左側を左側突出部63cに左右方向に当接させることで、出力本体部602に対してトイレ本体部1が左側にずれる恐れを軽減させることができる。
なお、図16Cに示すように、出力本体部602が、出力側突出部63として、左側突出部63cのみを備える構成であってもよい。これによって、出力本体部602に対してトイレ本体部1が過度に左側にずれてしまう恐れを軽減させることができる。
さらに、出力本体部602が右側突出部63dを備えることがより好ましい。出力本体部602が右側突出部63dを備えることで、例えば、トイレ本体部1に対して左側から右側に向かって力が加えられた場合でも、下側本体20の外側面24の右側を右側突出部63dに左右方向に当接させることで、出力本体部602に対してトイレ本体部1が右側にずれる恐れも軽減させることができる。
なお、図16Dに示すように、出力本体部602が、出力側突出部63として、左側突出部63cと右側突出部63dのみを備える構成であってもよい。これによって、出力本体部602に対してトイレ本体部1が過度に左右方向にずれてしまう恐れを軽減させることができる。
また、より好ましくは、図14A等に示すように、出力本体部602が、前側突出部63a、後側突出部63b、左側突出部63c、右側突出部63dを備えるとよい。これによって、前後方向及び左右方向において、出力本体部602に対するトイレ本体部1の位置をより規制することができる。これにより、トイレ本体部1に対してどの方向から力を加えられた場合でも、トイレ本体部1の位置が大きくずれる恐れを軽減させることができる。
トイレ本体部1のように、前側開口部23からトレイ30を前後方向に沿って抜き差しを行う場合に、動物用トイレ102を前後方向に沿って見た場合に、前側突出部63aが下側本体20の前側開口部23と重ならならず、前側突出部63aが下側本体20と重なることが好ましい。例えば、図13A等に示すように、動物用トイレ102を前後方向に沿って見た場合に、前側突出部63aが下側本体20と重なる部分を有する一方で、前側突出部63aが前側開口部23と重なる部分については、くり抜かれたような状態であることが好ましい。これによって、トレイ本体1を出力本体部60の上方から載置した、動物用トイレ102の使用状態のまま、トレイ30を下側本体20から前後方向に沿って引き出すことを可能としつつ、下側本体20の前壁24aと前側突出部63aとを当接させることができ、出力本体部602に対してトイレ本体部1が前側にずれる恐れを軽減させることができる。
なお、前側突出部63aの形状は、図13A等に示すものに限られない。図17A~図17Cは、第3実施形態の変形例の出力本体部602の概略斜視図である。
例えば、図17Aに示すように、出力本体部602が、上下方向において、前側開口部23より下側で下側本体20と重なる前側突出部63aを備えるものであってもよい。これによって、動物用トイレ102の使用状態のまま、トレイ30を下側本体20から前後方向に沿って引き出すことを可能としつつ、下側本体20の前壁24aの下側部分と前側突出部63aとを当接させて、出力本体部602に対してトイレ本体部1が前側にずれる恐れを軽減させることができる。
図17Bに示すように、出力本体部602が、上下方向において、前側開口部23より上側で下側本体20と重なる前側突出部63aを備えるものであってもよい。これによって、動物用トイレ102の使用状態のまま、トレイ30を下側本体20から前後方向に沿って引き出すことを可能としつつ、下側本体20の前壁24aの上側部分と前側突出部63aとを当接させて、出力本体部602に対してトイレ本体部1が前側にずれる恐れを軽減させることができる。
図17Cに示すように、出力本体部602が、上下方向において、前側開口部23より左右方向において外側で下側本体20と重なる前側突出部63aを備えるものであってもよい。これによって、動物用トイレ102の使用状態のまま、トレイ30を下側本体20から前後方向に沿って引き出すことを可能としつつ、下側本体20の前壁24aの左右方向における外側端部と前側突出部63aとを当接させて、出力本体部602に対してトイレ本体部1が前側にずれる恐れを軽減させることができる。
<第3実施形態の変形例>
上述の第3実施形態においては、出力本体部602が、出力側突出部63として、前側突出部63a、後側突出部63b、左側突出部63c、右側突出部63dを備えたが、前側突出部63aを備えず、後側突出部63bと左側突出部63cと右側突出部63dを備える構成であってもよい。このようにすることで、動物用トイレ102の使用状態のまま、トレイ30を下側本体20から前後方向に沿って引き出すことを可能としつつ、出力本体部602に対してトイレ本体部1が後側又は左右方向にずれてしまう恐れを軽減させることができる。
さらに、前側突出部63aが、トイレ本体部1と当接可能な当接部63xと、当接部63xより前側に延出した延出部63yを備えてもよい。図18A及び図18Bは、第3実施形態の変形例の出力本体部602の概略斜視図である。トイレ本体部1が後側に動いてしまう要因の一つとして、動物が前側から動物用トイレ102に飛び乗るように上容器10に入ることがある。これに対して、図18A及び図18Bに示すように、出力本体部602が延出部63yを備えることで、動物がまず延出部63yに脚をかけ、次に上容器10の内側に入るという動作を取りやすくなる。これによって、トイレ本体部1が後側へ向かって動く恐れを軽減しつつ、何らかの原因でトイレ本体部1に後側から前側に向かって力が加えられた場合でも、当接部63xと下側本体20の前壁24aとの当接によって、トイレ本体部1の前側への動きを制限することができる。
また、上述の第3実施形態においては、出力本体部602が、出力部61と、出力部61の側壁61bとは異なる出力側突出部63を備えたが、これに限られない。例えば、出力部61と出力側突出部63が一体として設けられ、出力側突出部63が頂面61aの縁から上下方向に沿って設けられた側壁であってもよい。特許文献1(国際公開第2017/104216号公報)に示すペット用トイレは、第1重量計及び第2重量計を備えた支持部の上側に、排泄トレイ等を備えた本体容器を配置し、本体容器の底面の中央に設けられた穴に第1重量計を嵌合させているため、支持部の第2重量計と本体容器とが、前後方向又は左右方向について局所的(点状)に接触する。一方、第3実施形態や出力部61と出力側突出部63とを一体的に設けた場合には、出力側突出部63とトイレ本体部1の外側面24とをより広い範囲(線状)で接触させやすくなるため、出力本体部に対してトイレ本体部の前後方向又は左右方向の位置がずれてしまう恐れを軽減させつつ、動物の重量や動物の排泄物の重量をより正確に測定しやすくすることができる。
===その他の実施の形態===
上記の実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物が含まれることは言うまでもない。
上述の実施形態においては、上方に開口部を備えるカバー40を用いたがこれに限られない。例えば、下側本体部の略全域に亘って覆い、前側に動物が出入りするためのカバー開口部41を有する構成のカバーであってもよいし、カバー40自体を備えない構成であってもよい。
上述の実施形態においては、出力部61の頂面61aを、トイレ本体部1の下側本体20の最大凸部28に接触させてトイレ本体部1の重量を測定することにしたが、これに限られない。例えば、出力部61を突出させて、下側開口部22に出力部61を篏合させて、頂面61aをトレイ30の底面のみに接触させる構成であってもよい。頂面61aがトレイ30のみに接触する構成とすることで、トレイ30のみの重量を測定して、尿の重量のみを測定することができる。なお、この場合には、撥水性を有する排泄物処理材を用いることが好ましい。撥水性を有する排泄物処理剤を用いることで、多くの液体を吸液部材へ透過させる。仮に、液体を吸収しやすい排泄物処理剤を用いると、排泄物処理剤が多くの尿を吸収してしまって、尿量を正確に計測するのが困難になる。ただし、撥水性の排泄物処理剤であっても、若干量の尿が吸収される場合がある。そのような排泄物を使用する場合には、尿の量を検出する際に、使用する排泄物処理材の種類に応じて補正を行ってもよい。
1 トイレ本体部、2 トイレ本体部、10 上容器、11 底部、12 湾曲部、20 下側本体、21 上側開口部、22 下側開口部(トイレ下側開口部)、23 前側開口部、24 外側面、24a 前壁、24b 後壁、24c 左壁、24d 右壁、25 内側隣接凸部、26 トイレ側凹部(トイレ側規制部)、27 外側隣接凸部、28 最大凸部(トイレ最大凸部)、30 トレイ、下容器、31 取っ手、32 受け部、36 トイレ側凹部、40 カバー、41 カバー開口部、60 出力本体部、61 出力部、61a 頂面、61b 側壁、62 出力側凸部(出力側規制部)、62a 前側凸部、62b 後側凸部、62c 左側凸部、62d 右側凸部、63 出力側突出部、63a 前側突出部、63b 後側突出部、63c 左側突出部、63d 右側突出部、63x 当接部、63y 延出部、64 底面、70 表示部、100 動物用トイレ、101 動物用トイレ、102 動物用トイレ、601 出力本体部、602 出力本体部、h 孔

Claims (23)

  1. 前後方向、左右方向、及び上下方向を備え、
    上容器と下容器を備えるトイレ本体部と、
    出力部を備える出力本体部と、
    を有する動物用トイレであって、
    前記上容器は、前記上下方向に貫通する複数の孔を備え、
    前記下容器は、前記複数の孔を通過した排泄物を受ける受け部を備え、
    前記出力部は、前記トイレ本体部と接触する頂面と、前記頂面の縁から前記上下方向に沿って設けられた側壁を備え、前記頂面に作用する力の大きさに応じた信号を出力し、
    前記トイレ本体部に設けられたトイレ側規制部と、前記出力本体部に設けられた出力側規制部とからなる位置規制手段を有し、
    前記出力側規制部は、前記側壁とは異なる部位であり、
    前記位置規制手段は、前記前後方向又は前記左右方向の少なくとも一方における前記トイレ本体部と前記出力本体部の相対位置を規制することを特徴とする動物用トイレ。
  2. 請求項1に記載の動物用トイレであって、
    前記トイレ側規制部は、前記トイレ本体部の下面に設けられた、上側に向かって凹んだトイレ側凹部であり、
    前記出力側規制部は、前記頂面より上側に向かって突出した出力側凸部であり、
    前記位置規制手段は、前記トイレ側凹部と前記出力側凸部とを嵌合させて、前記前後方向又は前記左右方向の少なくとも一方における前記トイレ本体部と前記出力本体部の相対位置を規制することを特徴とする動物用トイレ。
  3. 請求項2に記載の動物用トイレであって、
    前記トイレ側凹部と前記出力側凸部とを嵌合させて、前記前後方向における前記トイレ本体部と前記出力本体部の相対位置を規制することを特徴とする動物用トイレ。
  4. 請求項3に記載の動物用トイレであって、
    前記トイレ側凹部及び前記出力側凸部は、前記動物用トイレの前記前後方向における中央より前側及び後側に設けられていることを特徴とする動物用トイレ。
  5. 請求項2から4のいずれか1項に記載の動物用トイレであって、
    前記トイレ側凹部と前記出力側凸部とを嵌合させて、前記左右方向における前記トイレ本体部と前記出力本体部の相対位置を規制することを特徴とする動物用トイレ。
  6. 請求項5に記載の動物用トイレであって、
    前記トイレ側凹部及び前記出力側凸部は、前記動物用トイレの前記左右方向における中央より一方側及び他方側に設けられていることを特徴とする動物用トイレ。
  7. 請求項2に記載の動物用トイレであって、
    前記トイレ側凹部及び前記出力側凸部は、前記動物用トイレの前記前後方向における中央より前側及び後側と、前記左右方向における中央より一方側及び他方側に設けられていることを特徴とする動物用トイレ。
  8. 請求項2から7のいずれか1項に記載の動物用トイレであって、
    前記トイレ本体部は、下面に設けられた、下側に向かって最も突出したトイレ最大凸部を備え、
    前記トイレ側凹部は、前記前後方向及び前記左右方向において、前記トイレ最大凸部より内側に設けられていることを特徴とする動物用トイレ。
  9. 請求項8に記載の動物用トイレであって、
    前記トイレ本体部は、下面に、前記トイレ側凹部と前記前後方向又は前記左右方向においてそれぞれ隣接する外側隣接凸部と内側隣接凸部を備え、
    前記トイレ最大凸部は、前記外側隣接凸部より下側に突出していることを特徴とする動物用トイレ。
  10. 請求項2から9のいずれか1項に記載の動物用トイレであって、
    前記トイレ本体部は、トイレ下側開口部と、前記トイレ側凹部と前記前後方向又は前記左右方向においてそれぞれ隣接する外側隣接凸部と内側隣接凸部を、それぞれ下面に備え、
    前記内側隣接凸部の内側の端部は、前記トイレ下側開口部に沿っていることを特徴とする動物用トイレ。
  11. 前後方向、左右方向、及び上下方向を備え、
    上容器と下容器を備えるトイレ本体部と、
    出力部を備える出力本体部と、
    を有する動物用トイレであって、
    前記上容器は、前記上下方向に貫通する複数の孔を備え、
    前記下容器は、前記複数の孔を通過した排泄物を受ける受け部を備え、
    前記トイレ本体部に設けられたトイレ側規制部と、前記出力本体部に設けられた出力側規制部とからなる位置規制手段を有し、
    前記出力部は、前記トイレ本体部の底面と接触する頂面を備え、前記頂面に作用する力の大きさに応じた信号を出力し、
    前記トイレ側規制部は、前記トイレ本体部の外側面であり、
    前記出力側規制部は、前記頂面とは異なる部位であり、
    前記出力側規制部と前記トイレ本体部の外側面との当接によって前記前後方向又は前記左右方向の少なくとも一方における前記トイレ本体部と前記出力本体部の相対位置を規制することを特徴とする動物用トイレ。
  12. 請求項11に記載の動物用トイレであって、
    前記トイレ側規制部は、前記トイレ本体部の外側面であり、
    前記出力側規制部は、前記トイレ本体部より外側に設けられた、上側に突出する出力側突出部であり、
    前記出力側規制部の上端は、前記出力部の上端より上側に設けられていることを特徴とする動物用トイレ。
  13. 請求項12に記載の動物用トイレであって、
    前記出力側突出部は、前記前後方向において、前記トイレ本体部より前側又は後側に設けられていることを特徴とする動物用トイレ。
  14. 請求項13に記載の動物用トイレであって、
    前記出力側突出部は、前記前後方向において、前記トイレ本体部より前側及び後側に設けられていることを特徴とする動物用トイレ。
  15. 請求項12から14のいずれか1項に記載の動物用トイレであって、
    前記出力側突出部は、前記左右方向において、前記トイレ本体部より一方側の外側に設けられていることを特徴とする動物用トイレ。
  16. 請求項15に記載の動物用トイレであって、
    前記出力側突出部は、前記左右方向において、前記トイレ本体部より一方側及び他方側のそれぞれ外側に設けられていることを特徴とする動物用トイレ。
  17. 請求項12から16のいずれか1項に記載の動物用トイレであって、
    前記出力側突出部は、前記前後方向における前記トイレ本体部より前側及び後側と、前記左右方向における前記トイレ本体部より一方側及び他方側のそれぞれ外側に設けられていることを特徴とする動物用トイレ。
  18. 請求項12から17のいずれか1項に記載の動物用トイレであって、
    前記トイレ本体部は、前側に前側開口部を備えた下側本体を有し、
    前記下容器は、前記前側開口部から前記前後方向に沿って抜き差し可能であり、
    前記出力側突出部は、前記前後方向において、前記トイレ本体部より前側に設けられ、
    前記出力側突出部は、前記上下方向において、前記前側開口部より下側で前記下側本体と重なることを特徴とする動物用トイレ。
  19. 請求項12から17のいずれか1項に記載の動物用トイレであって、
    前記トイレ本体部は、前側に前側開口部を備えた下側本体を有し、
    前記下容器は、前記前側開口部から前記前後方向に沿って抜き差し可能であり、
    前記出力側突出部は、前記前後方向において、前記トイレ本体部より前側に設けられ、
    前記出力側突出部は、前記上下方向において、前記前側開口部より上側で前記下側本体と重なることを特徴とする動物用トイレ。
  20. 請求項12から17のいずれか1項に記載の動物用トイレであって、
    前記トイレ本体部は、前側に前側開口部を備えた下側本体を有し、
    前記下容器は、前記前側開口部から前記前後方向に沿って抜き差し可能であり、
    前記出力側突出部は、前記前後方向において、前記トイレ本体部より前側に設けられ、
    前記出力側突出部は、前記左右方向において、前記前側開口部より外側で前記下側本体と重なることを特徴とする動物用トイレ。
  21. 請求項12から17のいずれか1項に記載の動物用トイレであって、
    前記トイレ本体部は、前側に前側開口部を備えた下側本体を有し、
    前記下容器は、前記前側開口部から前記前後方向に沿って抜き差し可能であり、
    前記出力側突出部は、前記前後方向において、前記トイレ本体部より前側に設けられ、
    前記出力側突出部は、前記前後方向に沿って見た場合に、前記前側開口部と重ならず、
    前記出力側突出部は、前記前後方向に沿って見た場合に、前記下側本体と重なることを特徴とする動物用トイレ。
  22. 請求項12から21のいずれか1項に記載の動物用トイレであって、
    前記出力側突出部は、前記前後方向において、前記トイレ本体部より前側に設けられており、
    前記出力側突出部は、前記トイレ本体部と当接可能な当接部と、前記当接部より前側に延出する延出部を備えることを特徴とする動物用トイレ。
  23. 請求項12に記載の動物用トイレであって、
    前記トイレ本体部は、前側に前側開口部を備えた下側本体を有し、
    前記下容器は、前記前側開口部から前記前後方向に沿って抜き差し可能であり、
    前記出力側突出部は、前記前後方向における前記トイレ本体部より後側と、前記左右方向における前記トイレ本体部より一方側及び他方側のそれぞれ外側に設けられており、前記前後方向における前記トイレ本体部より前側に設けられていないことを特徴とする動物用トイレ。
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