JP7100408B2 - 取り出し具付き容器 - Google Patents
取り出し具付き容器 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7100408B2 JP7100408B2 JP2018184289A JP2018184289A JP7100408B2 JP 7100408 B2 JP7100408 B2 JP 7100408B2 JP 2018184289 A JP2018184289 A JP 2018184289A JP 2018184289 A JP2018184289 A JP 2018184289A JP 7100408 B2 JP7100408 B2 JP 7100408B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- take
- out tool
- container
- slide cover
- cover
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Closures For Containers (AREA)
Description
また化粧品保持台1やトレイ3は、容器とは別部材で形成されているため、携帯に不便であり、製造コストも高騰しやすく、また化粧品保持台又はトレイと取り出し具とは分離しやすい構成であることから取り出し具を紛失しやすいという問題もある。
しかしながら、特許文献3に記載の構成では、容器の蓋(キャップ)を閉めてしまうと、取り出し具が収容凹部内に収納されているか否か視認することができないという問題がある。
内容物が充填される容器本体と、容器本体の口筒部に装着されて容器本体を封止する蓋体と、内容物を取り出す取り出し具と、を備えた取り出し具付き容器であって、
蓋体に、取り出し具を収容する収容凹部と、貫通孔を備えると共に収容凹部を開閉するスライドカバーが設けられ、
該スライドカバーを閉じ状態としたときには、前記貫通孔を介して前記収容凹部内に収納されている前記取り出し具の視認が可能とされ、前記スライドカバーを開き状態としたときには、前記貫通孔内に前記取り出し具の柄部を挿入することにより、縦置き姿勢での前記取り出し具の保持が可能とされることを特徴とする、と云うものである。
本発明の主たる手段では、蓋体の収容凹部内に取り出し具を収納できるため、包装箱の容積を小さくすること及び携帯性を向上させることができる。また蓋体に設けられたスライドカバーを開き方向にスライド移動させることにより、収容凹部内に収納されている取り出し具を簡単に取り出すことができる。またスライドカバーを閉じ方向にスライド移動させることにより、収容凹部内に取り出し具を収納することができるため、取り出し具の紛失を防止することが可能となる。
上記手段では、使用者の指とスライドカバーと滑りを抑制することができるため、スライドカバーの操作性を向上させることができる。
上記手段では、スライドカバーを閉じ状態に固定することができ、スライドカバーの誤開封を防止できるため、取り出し具の紛失を抑制することができる。
上記手段では、スライドカバーを開き状態に確実に設定することができるため、使用時においては容器本体から取り外した蓋体のスライドカバーを縦置き姿勢で安定的に保持可能なホルダーとすることができる。
また貫通孔を通じて収容凹部内を覗くことで、スライドカバーを操作しなくても取り出し具の有無を容易に確認できる。更に貫通孔に取り出し用具を挿入することにより、取り出し具用のホルダーとすることができる。
図1は本発明の実施例を示す取り出し具付き容器を示し、Aは取り出し具付き容器の平面図、BはAの断面図、図2は図1BのII-II線における断面図、図3Aはスライドカバーを開けた状態を示す取り出し具付き容器の平面図、図3Bは図3Aの断面図、図4Aは収容凹部から取り出し具を取り出す状態を示す取り出し具付き容器の平面図、図4Bは図4Aの断面図である。
尚、以下の説明において長手方向とは後述するスライドカバーが移動する方向(図1Aに示すX方向)をいい、幅方向とはこれとは直交する方向(図1Aに示すY方向)をいうものとする。
蓋体20の頂壁21には、内方に向かって断面凹状に陥没形成された収容凹部23が形成され、外周壁22の内周面には雌ネジ部22aが刻設されている。収容凹部23の長手方向の一端には停止片26が突設され、他端には所定の曲率半径からなる湾曲面27が形成されている。また図2に示すように幅方向の両側に設けられた収容凹部23の両側板24には長手方向に沿って水平に直線状に延びる長溝25が夫々形成されている。
スライドカバー40の天面40Aの、長手方向の中央部近傍には幅方向に沿って直線状に延び且つ長手方向に所定の間隔を有して配置された複数(本実施例はでは5本)の凸部41が形成され、また複数の凸部41と隣接する位置には貫通孔42が穿設されている。
図1A及び図1Bに示すように、使用前の状態では、取り出し具50が収容凹部23内に収容されると共に、スライドカバー40は閉じ方向(矢印a方向)にスライド移動させた閉じ状態に設定されている。この閉じ状態では、収容凹部23側に設けられた停止片26が、スライドカバー40側に設けられた閉カバー用ストッパー突起43と閉カバー用保持突起44との間に挟持されており、スライドカバー40はスライド移動が規制されるロック状態(閉ロック状態)に設定されている。
またこの閉じ状態(閉ロック状態)では、外部から貫通孔42を通じて収容凹部23に収容されている取り出し具50を視認することが可能である。よって、スライドカバー40を開閉操作して収容凹部23を開き状態に設定しなくても、簡単に取り出し具50が収容凹部23に収容されているか否かを確認することができる。また取り出し具50の外観の色を、蓋体20及びスライドカバー40の外観の色と異なる色で形成する構成が好ましく、この構成では貫通孔42を覗いたときに収容凹部23に収容されている取り出し具50の有無を容易に見分けることが可能となる。
あるいは、図4A及び図4Bに示すように、使用者が取り出し具付き容器10を傾けて取り出し具50を矢印a方向に移動させると、取り出し具50を収容凹部23の端部に形成された湾曲面27に沿って移動することから収容凹部23の外部に引き出すことができる。よって、使用者は指先で引き出された取り出し具50を摘み上げることにより。取り出し具50を簡単に取り出すことができる。
使用者は蓋体20を回転させて螺脱させることにより、容器本体30の口筒部31から取り外すことができる。そして、使用者は先に取り出した取り出し具50のヘラ部51を使用し、容器本体30内に充填されている内容物を掬い出すことができる。
あるいは、使用者は、先に蓋体20を容器本体30の口筒部31から取り外し、その後に蓋体20側においてスライドカバー40をスライド移動させて収容凹部23内から取り出し具50を取り出すようにしても良い。
例えば、上記実施例では、スライドカバー40の天面40Aの裏面で且つ長手方向に一端に、閉カバー用ストッパー突起43及び閉カバー用保持突起44を設けると共に、天面40Aの裏面で且つ長手方向の中央部の近傍に、開カバー用ストッパー突起45及び開カバー用保持突起46を夫々突設した場合を示して説明したが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、閉カバー用ストッパー突起43及び閉カバー用保持突起44と開カバー用ストッパー突起45及び開カバー用保持突起46とはいずれか一方のみ設けられる構成であっても良い。
20 : 蓋体
21 : 頂壁
22 : 外周壁
22a: 雌ネジ部
23 : 収容凹部
24 : 側板
25 : 長溝
26 : 停止片
27 : 湾曲面
30 : 容器本体
31 : 口筒部
31a: 雄ネジ部
32 : 胴部
33 : 底部
40 : スライドカバー
40A: 天面
40B: 側面
41 : 凸部
42 : 貫通孔
43 : 閉カバー用ストッパー突起
44 : 閉カバー用保持突起
45 : 開カバー用ストッパー突起
46 : 開カバー用保持突起
47 : ガイド片
50 : 取り出し具
51 : ヘラ部
52 : 柄部
60 : 台座
Claims (4)
- 内容物が充填される容器本体(30)と、該容器本体(30)の口筒部(31)に装着されて前記容器本体(30)を封止する蓋体(20)と、前記内容物を取り出す取り出し具(50)と、を備えた取り出し具付き容器であって、
前記蓋体(20)に、前記取り出し具(50)を収容する収容凹部(23)と、貫通孔(42)を備えると共に前記収容凹部(23)を開閉するスライドカバー(40)が設けられ、
該スライドカバー(40)を閉じ状態としたときには、前記貫通孔(42)を介して前記収容凹部(23)内に収納されている前記取り出し具(50)の視認が可能とされ、前記スライドカバー(40)を開き状態としたときには、前記貫通孔(42)内に前記取り出し具(50)の柄部(52)を挿入することにより、縦置き姿勢での前記取り出し具(50)の保持が可能とされることを特徴とする取り出し具付き容器。 - スライドカバー(40)の表面に、スライド移動する方向に対して直交する方向に並ぶ複数の凸部(41)が形成されている請求項1記載の取り出し具付き容器。
- 収容凹部(23)の一端に停止片(26)が突設され、スライドカバー(40)の裏面にスライドカバー(40)を閉じ方向に移動したときに前記停止片(26)を挟持して閉ロック状態に設定する閉カバー用ストッパー突起(43)及び閉カバー用保持突起(44)が突設されている請求項1又は2に記載の取り出し具付き容器。
- 収容凹部(23)の一端に停止片(26)が突設され、スライドカバー(40)の裏面にスライドカバー(40)を開き方向に移動したときに前記停止片(26)を挟持して開ロック状態に設定する開カバー用ストッパー突起(45)及び開カバー用保持突起(46)が突設されている請求項1乃至3のいずれか一項に記載の取り出し具付き容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018184289A JP7100408B2 (ja) | 2018-09-28 | 2018-09-28 | 取り出し具付き容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018184289A JP7100408B2 (ja) | 2018-09-28 | 2018-09-28 | 取り出し具付き容器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020050429A JP2020050429A (ja) | 2020-04-02 |
JP7100408B2 true JP7100408B2 (ja) | 2022-07-13 |
Family
ID=69995676
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018184289A Active JP7100408B2 (ja) | 2018-09-28 | 2018-09-28 | 取り出し具付き容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7100408B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7503934B2 (ja) * | 2020-04-30 | 2024-06-21 | 株式会社吉野工業所 | 取出具付き容器 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016527153A (ja) | 2013-07-09 | 2016-09-08 | アルダフ エムピー グループ ネザーランド ベー.ヴェー. | 嵩高の製品の貯蔵及び流通のための包装構造体 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS50102750U (ja) * | 1974-01-24 | 1975-08-25 | ||
JPS55110462U (ja) * | 1979-01-26 | 1980-08-02 | ||
JPS5865252U (ja) * | 1981-10-28 | 1983-05-02 | 中野 安一 | 練歯みがきチユ−ブ用キヤツプ |
JPS6362358U (ja) * | 1986-10-09 | 1988-04-25 |
-
2018
- 2018-09-28 JP JP2018184289A patent/JP7100408B2/ja active Active
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016527153A (ja) | 2013-07-09 | 2016-09-08 | アルダフ エムピー グループ ネザーランド ベー.ヴェー. | 嵩高の製品の貯蔵及び流通のための包装構造体 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2020050429A (ja) | 2020-04-02 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7225923B2 (en) | Multi-configured tool bit box | |
WO2014050096A1 (ja) | 収納容器 | |
KR101253099B1 (ko) | 콤팩트 용기 | |
JP7100408B2 (ja) | 取り出し具付き容器 | |
JP5917234B2 (ja) | 包装装置 | |
KR101680474B1 (ko) | 유출 분출구 및 스푼을 가지는 용기 커버 | |
JP2006111294A (ja) | スプーン付き容器 | |
JP3666726B2 (ja) | 錠剤容器 | |
JP6831265B2 (ja) | 抽出キャップ | |
JP5342261B2 (ja) | スライド式容器 | |
KR101436940B1 (ko) | 슬립 및 파손 방지 기능을 가지는 화장품 케이스 | |
JP7403366B2 (ja) | 取り出し具付き容器 | |
KR200396189Y1 (ko) | 식판 겸용 도시락 용기 결합구조 | |
JP3188296U (ja) | 箸箱 | |
CN111212793A (zh) | 容器罩 | |
KR200479255Y1 (ko) | 휴대용 칫솔 | |
CN218474295U (zh) | 化妆品容器盖及其组件、化妆品容器 | |
JP6409270B2 (ja) | 化粧料用容器および化粧料製品 | |
KR200479403Y1 (ko) | 화장품 용기 | |
JP2009298451A (ja) | 合成樹脂製のケーキ収納容器 | |
KR200227286Y1 (ko) | 물감저장용기 | |
KR200311218Y1 (ko) | 분유스푼 보관함 | |
KR200344569Y1 (ko) | 용기 | |
KR200382831Y1 (ko) | 식판 겸용 도시락 용기 결합구조 | |
JPH0572769U (ja) | 詰め替え用収納容器 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20210405 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20220202 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20220308 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20220509 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20220628 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20220628 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7100408 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |