JP7073161B2 - 容器 - Google Patents
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Description
前記容器としては、薬液などと直接接触するため、安全性が確立されているポリエチレン、ポリプロピレンなどのポリオレフィンからなる容器が汎用されている。
本発明の構成例は以下の通りである。
下記要件(b1)~(b3)を満たすエチレン系樹脂(B)10~25質量%と、
50モル%以上のプロピレン由来の構成単位と炭素数2、4~20のα-オレフィン由来の構成単位(ただし、プロピレン由来の構成単位とα-オレフィン由来の構成単位の合計を100モル%とする)とを含み、下記要件(c1)~(c4)を満たすプロピレン系エラストマー樹脂(C)10~18質量%と、
を含む(ただし、(A)~(C)の合計を100質量%とする)樹脂組成物からなる層を含む容器。
(a1)230℃、2.16kg荷重下のMFRが0.3~5.0g/10分
(a2)エチレン含有量が3.0~8.0質量%
(a3)DSCにより測定される融点が135~150℃
(a4)ロックウェル硬さ(JIS K7202)が65~90
(b1)190℃、2.16kg荷重下のMFRが0.3~3.0g/10分
(b2)密度が890~915kg/m3
(b3)GPCで測定して求められる分子量分布(Mw/Mn)が3.5以下
(c1)ショアーA硬度(ASTM D2240)が65~90
(c2)融点が130~170℃
(c3)密度(ASTM D1505)が860~875kg/m3
(c4)DSC測定によるガラス転移温度が-25~-35℃
[4] 前記容器の胴部が単層である、[1]~[3]のいずれかに記載の容器。
[6] 輸液用である、[1]~[5]のいずれかに記載の容器。
本発明に係る容器(以下「本容器」ともいう。)は、前記樹脂組成物からなる層を含む。
本容器はこのような層を含むため、前記効果を奏する容器となる。
前記樹脂組成物は、
下記要件(a1)~(a4)のすべてを満たすプロピレン系樹脂(A)57~75質量%と、
下記要件(b1)~(b3)のすべてを満たすエチレン系樹脂(B)10~25質量%と、
50モル%以上のプロピレン由来の構成単位と炭素数2、4~20のα-オレフィン由来の構成単位(ただし、プロピレン由来の構成単位とα-オレフィン由来の構成単位の合計を100モル%とする)とを含み、下記要件(c1)~(c4)のすべてを満たすプロピレン系エラストマー樹脂(C)10~18質量%と、
を含む(ただし、(A)~(C)の合計を100質量%とする)。
該組成物は、各種容器の材料として好適に用いることができる。
(a1)230℃、2.16kg荷重下のMFRが0.3~5.0g/10分
(a2)エチレン含有量が3.0~8.0質量%
(a3)DSCにより測定される融点が135~150℃
(a4)ロックウェル硬さ(JIS K7202)が65~90
(b1)190℃、2.16kg荷重下のMFRが0.3~3.0g/10分
(b2)密度が890~915kg/m3
(b3)GPCで測定して求められる分子量分布(Mw/Mn)が3.5以下
(c1)ショアーA硬度(ASTM D2240)が65~90
(c2)融点が130~170℃
(c3)密度(ASTM D1505)が860~875kg/m3
(c4)DSC測定によるガラス転移温度が-25~-35℃
プロピレン系樹脂(A)は、前記要件(a1)~(a4)のすべてを満たせば特に制限されない。
前記樹脂組成物は、2種以上のプロピレン系樹脂(A)を含んでもよい。
MFRが前記範囲にあると、成形性に優れる樹脂組成物を容易に得ることができる。
MFRが0.3g/10分未満であると、前記樹脂組成物の押出成形性が悪く、5.0g/10分を超えるとブロー成形時にドローダウンが起こりやすくなる。
前記MFRは、JIS K7210に基づく方法で測定できる。
エチレン含有量が前記範囲にあるプロピレン系樹脂(A)を用いることで、121℃以上の高温滅菌に耐え得る耐熱性、透明性、耐衝撃性および耐ブロッキング性にバランスよく優れ、特に透明性および柔軟性に優れる容器を容易に得ることができる。
なお、ここでいう「エチレン含量」は、エチレンの仕込み量から算出してもよいし、後述する実施例に示すとおり、13C-NMRにより測定した値であってもよい。
プロピレン系樹脂(A)に含まれ得る前記他の構成単位は、好ましくは0~4質量%である。
融点が前記範囲にあるプロピレン系樹脂(A)を用いることで、121℃以上の高温滅菌に耐え得る耐熱性、透明性、耐衝撃性および耐ブロッキング性にバランスよく優れ、特に耐熱性および透明性に優れ、高温滅菌後にも変形が起こりにくい容器を容易に得ることができる。
前記融点が135℃未満であると、得られる容器の耐熱性および耐ブロッキング性が低下し、121℃以上での滅菌処理後に、容器の変形が起こりやすくなる。前記融点が150℃を超えると、得られる容器の耐衝撃性が低下し、121℃以上での滅菌処理後に、透明性が低下しやすくなる。
前記融点は、具体的には、下記実施例に記載の方法で測定できる。
ロックウェル硬さが前記範囲にあるプロピレン系樹脂(A)を用いることで、121℃以上の高温滅菌に耐え得る耐熱性、透明性、耐衝撃性および耐ブロッキング性にバランスよく優れる容器を容易に得ることができる。
前記触媒としては、メタロセン化合物を含有する触媒またはチーグラーナッタ触媒等を使用できるが、立体規則性に優れるプロピレン単独重合成分を含むプロピレン系樹脂(A)を容易に得ることができる等の点から、チーグラーナッタ触媒を使用することが好ましい。
前記チーグラーナッタ触媒としては、公知の種々の触媒を使用することができ、具体的には、例えば、(a)マグネシウム、チタン、ハロゲンおよび電子供与体を含有する固体状チタン触媒成分と、(b)有機金属化合物触媒成分と、(c)有機ケイ素化合物触媒成分とを含む触媒を用いることができる。
プロピレン系樹脂(A)の含有量が前記範囲にあると、121℃以上の高温滅菌に耐え得る耐熱性、透明性、耐衝撃性および耐ブロッキング性にバランスよく優れ、特に耐ブロッキング性および柔軟性に優れ、高温滅菌後にも変形が起こりにくい容器を容易に得ることができる。
プロピレン系樹脂(A)の含有量が57質量%未満の場合、得られる容器は、耐ブロッキング性が悪くなり、高温滅菌後に変形が起こりやすくなる。プロピレン系樹脂(A)の含有量が75質量%を超えると、得られる容器は柔軟性に劣るため、該容器を用いた場合、薬液等の収容物の投与開始時と終了付近の投与速度に変化が生じる場合がある。
エチレン系樹脂(B)は、前記要件(b1)~(b3)のすべてを満たせば特に制限されない。
前記樹脂組成物は、2種以上のエチレン系樹脂(B)を含んでもよい。
MFRが前記範囲にあると、成形性に優れる樹脂組成物を容易に得ることができる。
MFRが0.3g/10分未満であると、前記樹脂組成物の押出成形性が悪化する場合があり、3.0g/10分を超えるとブロー成形時にドローダウンが起こりやすくなる。
前記MFRは、JIS K7210に基づく方法で測定できる。
密度が前記範囲にあるエチレン系樹脂(B)を用いることで、121℃以上の高温滅菌に耐え得る耐熱性、透明性、耐衝撃性および耐ブロッキング性にバランスよく優れ、特に透明性、耐ブロッキング性および耐衝撃性に優れる容器を容易に得ることができる。
エチレン系樹脂(B)の密度が前記範囲を下回ると、得られる容器の透明性および耐ブロッキング性が悪化する場合があり、前記範囲を上回ると、得られる容器の透明性および耐衝撃性が悪化する場合がある。
前記融点は、具体的には、下記実施例に記載の方法で測定できる。
分子量分布が前記範囲にあるエチレン系樹脂(B)を用いることで、121℃以上の高温滅菌に耐え得る耐熱性、透明性、耐衝撃性および耐ブロッキング性にバランスよく優れる容器を容易に得ることができる。
前記分子量分布は、具体的には、下記実施例に記載の方法で測定、算出できる。
該α-オレフィンとしては、炭素数4~20のα-オレフィンがより好ましく、炭素数4~10のα-オレフィンがさらに好ましく、1-ヘキセンが特に好ましい。
前記エチレン・α-オレフィン共重合体におけるα-オレフィン由来の構成単位の含有量は、好ましくは6~20質量%である。
なお、エチレン系樹脂(B)は、2種以上のエチレン系重合体を組み合わせて、前記(b1)~(b3)の要件を同時に満たすようにしてもよい。
エチレン系樹脂(B)の含有量が前記範囲にあると、121℃以上の高温滅菌に耐え得る耐熱性、透明性、耐衝撃性および耐ブロッキング性にバランスよく優れ、特に耐衝撃性および柔軟性に優れ、高温滅菌後にも変形が起こりにくい容器を容易に得ることができる。
エチレン系樹脂(B)の含有量が10質量%未満の場合、得られる容器の耐衝撃性、柔軟性が悪くなる。エチレン系樹脂(B)の含有量が25質量%を超えると、得られる容器は、高温滅菌後に変形が起こりやすくなる。
プロピレン系エラストマー樹脂(C)は、50モル%以上のプロピレン由来の構成単位と炭素数2、4~20のα-オレフィン由来の構成単位(ただし、プロピレン由来の構成単位とα-オレフィン由来の構成単位の合計を100モル%とする)とを含み、前記要件(c1)~(c4)のすべてを満たせば特に制限されない。
なお、炭素数2、4~20のα-オレフィンは、プロピレン以外の炭素数2~20のα-オレフィンと同義である。
前記樹脂組成物は、2種以上のプロピレン系エラストマー樹脂(C)を含んでもよい。
前記α-オレフィンとしては、エチレン、1-ブテンが好ましい。
プロピレン系エラストマー樹脂(C)中の各構成単位の含量は13C-NMRを用いて測定できる。
ショアーA硬度が前記範囲にあるプロピレン系エラストマー樹脂(C)を用いることで、121℃以上の高温滅菌に耐え得る耐熱性、透明性、耐衝撃性および耐ブロッキング性にバランスよく優れ、特に柔軟性および耐ブロッキング性に優れる容器を容易に得ることができる。
ショアーA硬度が65未満であると、前記樹脂組成物からなる層を含む容器の高温滅菌処理をした後の耐ブロッキング性が悪化する場合があり、90を超えると柔軟性が悪化する場合がある。
プレス成形条件:温度;190℃、加熱・加圧時間;7分間、冷却;15℃チラー
融点が前記範囲にあるプロピレン系エラストマー樹脂(C)を用いることで、121℃以上の高温滅菌に耐え得る耐熱性、耐衝撃性および耐ブロッキング性にバランスよく優れ、特に耐熱性に優れ、高温滅菌後にも変形が起こりにくい容器を容易に得ることができる。
吸熱ピークが複数ある場合はピークの高さが最大となる吸熱ピークの温度が融点である。
密度が前記範囲にあるプロピレン系エラストマー樹脂(C)を用いることで、121℃以上の高温滅菌に耐え得る耐熱性、透明性、耐衝撃性および耐ブロッキング性にバランスよく優れ、特に透明性、柔軟性および耐衝撃性に優れる容器を容易に得ることができる。
Tgが前記範囲にあるプロピレン系エラストマー樹脂(C)を用いることで、柔軟性および耐衝撃性に優れる容器を容易に得ることができる。
なお、実施例ではセイコーインスツル(株)製のDSCRDC220を用いた。
前記ヘイズは、好ましくは10%未満である。
ヘイズが前記範囲にあるプロピレン系エラストマー樹脂(C)を用いることで、特に透明性に優れる容器を容易に得ることができる。
ヘイズ(%)=100×(拡散透過光量)/(全透過光量)
前記MFRは、好ましくは5~10g/10分である。
MFRが前記範囲にあると、成形性に優れる樹脂組成物を容易に得ることができる。
プロピレン系エラストマー樹脂(C)の含有量が前記範囲にあると、121℃以上の高温滅菌に耐え得る耐熱性、透明性、耐衝撃性および耐ブロッキング性にバランスよく優れ、特に耐ブロッキング性および柔軟性に優れる容器を容易に得ることができる。
プロピレン系エラストマー樹脂(C)の含有量が10質量%未満の場合、得られる容器の柔軟性が悪くなる。プロピレン系エラストマー樹脂(C)の含有量が18質量%を超えると、得られる容器の耐ブロッキング性が悪くなる。
前記樹脂組成物には、さらに必要に応じて、スチレン系樹脂を本発明の目的を損なわない範囲で添加してもよい。また、前記樹脂組成物は、前記樹脂(A)~(C)の合成の際に用いられる、酸化防止剤、造核剤、滑剤、アンチブロッキング剤、種々の合成樹脂等の各種添加剤を本発明の目的を損なわない範囲で含んでいてもよく、さらに必要に応じて、これら各種添加剤を前記樹脂組成物に本発明の目的を損なわない範囲で配合してもよい。
前記樹脂組成物は、種々公知の製造方法により調製することができる。例えば、予め得られたプロピレン系樹脂(A)とエチレン系樹脂(B)とプロピレン系エラストマー樹脂(C)とを前記の量で、必要に応じて各種添加剤を配合して、例えば、ヘンシェルミキサー、リボンブレンダー、バンバリーミキサーなどの種々公知の装置を用いてドライブレンドする方法、同様に各成分を配合した後、単軸押出機、二軸押出機、ブラベンダーまたはロール等の種々公知の混練機を使用して、170~300℃、好ましくは190~250℃で溶融混練する方法が挙げられる。
本容器は、前記樹脂組成物からなる層を少なくとも1層有すれば特に制限されない。
本容器は、医療用および食品用、特に医療用に好適に使用され、特に輸液用に好適に使用される。具体的には、レトルトパウチに代表される食品包装用容器、輸液バッグや輸液ボトルなどの医療用容器、121℃以上の高温条件下での滅菌が必要な内容物を収容する容器として好適に使用される。
本容器は、このように単層で形成されたものであっても、121℃以上の滅菌処理後に変形やブロッキング、シワが起こりにくいため、従来の容器よりも種々の点で優れている。
前記滅菌方法としては、例えば、薬液などの輸液を収容する容器(薬液ボトルまたは薬液バッグ)の場合、通常、容器に輸液を収容し、密封した状態で、高圧蒸気滅菌、熱水シャワー滅菌などの公知の加熱滅菌処理を行う方法が挙げられる。この際には、収容物の種類、用法、使用環境などに合わせて、滅菌処理温度を105~121℃に設定することもできる。
なお、121℃で15分間の高温滅菌処理をした後の透過率が55%以上を満たす場合は、116℃で26分間、高温滅菌処理をした場合に、前記透過率が55%以上になるとみなすことができる。
該へイズは、JIS K7136の方法に従い、測定、算出することができる。
図1に示す輸液ボトル10は、胴部11、肩部12、首部13、キャップ14および輸液スタンド等につり下げるための穴を設けた吊部15を備える。
前記吊部15は、キャップ部を上にして置く際に折りたたみ可能な構成であることが好ましい。また、吊部を有さない容器を形成した後、別途作成した吊部を取り付けてもよい。
該胴部の厚みとは、平均厚みを意味し、その測定は、図1(a2)に示す8点の厚みを測定し、その平均値をとったものである。
該首部の厚みとは、容器のキャップの付け根から肩部Dにかけての中央部Cの厚みを測定したものである。
該肩部の厚みとは、容器の肩部Dの厚みを測定したものである。
図2に示す輸液バッグ20は、胴部である液収納部21を囲むシール部22が設けられ、液収納部21に薬液などを流出入させるための筒部材23が係合されている。シール部22の筒部材23の反対側には輸液スタンド等につり下げるための穴24が設けられている。
該胴部の厚みとは、例えば図2(b1)に示す25の領域について任意の10点の厚みを測定し、その平均値をとったものである。
プロピレン系樹脂(A)として、以下のPP1およびPP2を用いた。
「PP1」:下記製造例1により製造したプロピレン系樹脂
「PP2」:「プライムポリプロ E111G」(株)プライムポリマー製
(1)固体状チタン触媒成分の調製
無水塩化マグネシウム95.2g、デカン442mlおよび2-エチルヘキシルアルコール390.6gを130℃で2時間反応させて均一溶液とした後、この溶液中に無水フタル酸21.3gを添加し、さらに130℃で1時間攪拌混合を行い、無水フタル酸を溶解させた。
このようにして得られた均一溶液の75mlを室温まで冷却した後、-20℃に保持した四塩化チタン200ml中に、1時間かけて滴下装入した。装入終了後、得られた混合液の温度を4時間かけて110℃に昇温し、110℃に達したところでフタル酸ジイソブチル(DIBP)5.22gを添加し、さらに2時間同温度にて攪拌保持した。
2時間の反応終了後、熱濾過にて固体部を採取し、この固体部を275mlの四塩化チタンに再懸濁させた後、再び110℃で2時間加熱した。加熱終了後、再び熱濾過にて固体部を採取し、110℃のデカンおよびヘキサンを用いて、液体中に遊離のチタン化合物が検出されなくなるまで充分洗浄することで、固体状チタン触媒成分を調製した。
このように調製された固体状チタン触媒成分はヘキサンスラリーとして保存したが、このうち一部を乾燥して触媒組成を調べた。結果、固体状チタン触媒成分は、チタンを2.3質量%、塩素を61質量%、マグネシウムを19質量%およびDIBPを12.5質量%の量で含有していた。
前記(1)で調製した固体状チタン触媒成分87.5g、トリエチルアルミニウム19.5mLおよびヘプタン10Lを内容量20Lの攪拌機付きオートクレーブに装入し、内温を15~20℃に保ち、そこにプロピレンを263g装入し、攪拌しながら100分間反応させた。反応終了後、固体成分を沈降させ、上澄み液の除去およびヘプタンによる洗浄を2回行うことで、前重合触媒を得た。得られた前重合触媒を精製ヘプタンに再懸濁して、固体状チタン触媒成分の濃度が0.7g/Lとなるよう、ヘプタンを用いて調整することで前重合触媒スラリーを得た。
内容積500Lの攪拌機付き重合槽に、液化プロピレンを300L装入し、この液位を保ちながら、液化プロピレン130kg/h、前重合触媒スラリーを固体状チタン触媒成分として0.9g/h、トリエチルアルミニウム4.9ml/h、および、ジシクロペンチルジメトキシシラン8.3ml/hを連続的に供給し、70℃で重合した。また、重合槽内の気相部の水素濃度が0.4mol%、エチレン濃度が2.0mol%となるように、水素およびエチレンを連続的に供給した。
得られたスラリーを失活後、液体プロピレンによる洗浄槽に送液し、共重合体を洗浄した後、プロピレンを蒸発させることで、パウダー状のプロピレン・エチレン共重合体(PP1)を得た。
JIS K7210に準拠し、230℃、2.16kg荷重(kgf)の条件下で測定した。
エチレンに由来する構成単位の含有量(エチレン含有量)を測定するために、サンプル20~30mgを1,2,4-トリクロロベンゼン/重ベンゼン(2:1)溶液0.6mlに溶解し、得られた溶液を用いて炭素核磁気共鳴分析(13C-NMR)を行った。プロピレン、エチレン、α-オレフィンの定量はダイアッド連鎖分布より求めた。例えば、プロピレン-エチレン共重合体の場合、PP=Sαα、EP=Sαγ+Sαβ、EE=1/2(Sβδ+Sδδ)+1/4Sγδを用い、以下の計算式(Eq-1)および(Eq-2)により求めた。なお、本実施例におけるエチレン含有量の単位は、質量%に換算して表記した。
プロピレンに由来する構成単位の含有量(mol%)=(PP+1/2EP)×100/[(PP+1/2EP)+(1/2EP+EE)]・・・(Eq-1)
エチレンに由来する構成単位の含有量(mol%)=(1/2EP+EE)×100/[(PP+1/2EP)+(1/2EP+EE)]・・・(Eq-2)
結晶融点は、JIS K7121に従って、示差走査熱量計(DSC、パーキンエルマー社製「Diamond DSC」)を用いて、下記測定条件にて測定を行うことにより求めた。なお、下記測定条件で測定を行った際の、第3ステップにおける吸熱ピークの頂点を融点とした。吸熱ピークが複数ある場合はピークの高さが最大となる吸熱ピーク頂点を融点とした。
(測定条件)
測定環境:窒素ガス雰囲気
サンプル量:5mg
サンプル形状:プレスフィルム(230℃で成形、厚み400μm)
サンプルパン:底が平面のアルミ製サンプルパン
第1ステップ:30℃より10℃/minで200℃まで昇温し、10分間保持する
第2ステップ:10℃/minで30℃まで降温する
第3ステップ:10℃/minで200℃まで昇温する
ロックウェル硬さは、JIS K7202に従って、Rスケールにて測定した。
エチレン系樹脂(B)として以下のPE1~PE3を用いた。
「PE1」:エボリュー SP0511、(株)プライムポリマー製
「PE2」:エボリュー SP1022、(株)プライムポリマー製
「PE3」:タフマー A-0585X、Mitsui Elastomers Singapore社製
JIS K7210に準拠し、190℃、2.16kg荷重(kgf)の条件下で測定した。
JIS K7112に準拠し、MFR測定時に得られるストランドを100℃で1時間熱処理し、さらに室温で1時間放置した後に密度勾配管法で測定した。
ウォーターズ社製のGPC-150C Plusを用い、以下のようにして、標準ポリスチレン換算の重量平均分子量(Mw)および数平均分子量(Mn)を測定し、これらの値から分子量分布(Mw/Mn)を算出した。
分離カラムは、TSKgel GMH6-HTおよびTSKgel GMH6-HTL(カラムサイズはそれぞれ、内径:7.5mm、長さ:600mm)を用い、カラム温度を140℃とし、移動相には、0.025質量%のジブチルヒドロキシトルエン(酸化防止剤、和光純薬工業(株)製)を含むo-ジクロロベンゼン(和光純薬工業(株)製)を用い、流速を1.0ml/分とし、試料濃度を0.1質量%とし、試料注入量を500マイクロリットルとし、検出器として示差屈折計を用いた。
標準ポリスチレンは、分子量がMw<1000およびMw>4×106の場合には東ソー(株)製を用い、1000≦Mw≦4×106の場合にはプレッシャーケミカル社製を用いた。
プロピレン系エラストマー樹脂(C)として、三井化学(株)製のタフマー PN3050を使用した。このプロピレン系エラストマー樹脂はプロピレン由来の構成単位の含有量が72モル%であり、プロピレン由来の構成単位以外の構成単位としてエチレン由来の構成単位および1-ブテン由来の構成単位を含有する。
これらの物性は、前述のとおり測定した値である。
表3に示すプロピレン系樹脂(A)、エチレン系樹脂(B)およびプロピレン系エラストマー樹脂(C)を表3に示す比で配合し、これら樹脂の合計100質量部に対して、酸化防止剤(イルガノックス 1010、BASF社製)500ppm、および、ハイドロタルサイトDHT-4A(協和化学工業(株)製)400ppmを添加し、これらを二軸混練機((株)神戸製鋼所製、スクリュー径30mm)で混練することで樹脂組成物を得た。
前記首部の平均厚みは、滅菌処理後のボトルのキャップの付け根から肩部Dまでの中央部C(図1(a1))の厚みを、オリンパス(株)製、Magna-Mike8500を用いて測定した平均値である。
前記肩部の平均厚みは、滅菌処理後のボトルの肩部D(図1(a1))の厚みを、オリンパス(株)製、Magna-Mike8500を用いて測定した平均値である。
表3に示すプロピレン系樹脂(A)、エチレン系樹脂(B)およびプロピレン系エラストマー樹脂(C)を表3に示す比で配合し、これら樹脂の合計100質量部に対して、酸化防止剤(イルガノックス 1010、BASF社製)500ppm、核剤(アデカスタブNA-11、(株)ADEKA)50ppm、および、ハイドロタルサイトDHT-4A(協和化学工業(株)製)400ppmを添加し、これらを二軸混練機((株)神戸製鋼所製、スクリュー径30mm)で混練することで樹脂組成物を得た。
得られた樹脂組成物を用いた以外は実施例1と同様にしてボトルを製造した。
前記実施例1~6および比較例1~4で作製した樹脂組成物からISO295に従い試験片を作製し、JIS K7161に従い測定した。
前記実施例1~6および比較例1~4で作製した樹脂組成物からISO295に従い試験片を作製し、JIS K7111に従い、0℃の条件にて測定した。
得られたボトルに500mLの蒸留水を充填し、栓をした後、(株)日阪製作所製の熱水スプレー式滅菌装置を用いて、滅菌温度121℃で15分間滅菌処理を行い、その後室温まで冷却した。
前記滅菌処理後のボトルの外観を、下記の項目に従って目視で評価した。
○:首部・肩部および胴部のいずれも、滅菌後の変形、シワ共に滅菌前から変化無し
×:首部・肩部および胴部のいずれかに、滅菌後に変形またはシワが認められた
前記滅菌処理後のボトルの胴部のべた付きの感触を下記の基準で評価した。
○:べた付きが感じられない
×:べた付きが感じられる
前記滅菌処理後のボトルの胴部からJIS K7136に従い試験片を作製し、該試験片を用いてJIS K7136の方法に従い、測定、算出した。なお、前記測定した平均厚みに基づいて、ヘイズを換算し、評価した。
前記滅菌処理前後のボトルを用い、第十七改正日本薬局方に記載の透明性試験第1法に基づいて、紫外可視吸光度測定法により、波長450nmの光の透過率を測定した。
具体的には、前記滅菌処理前後のボトルそれぞれの胴部中央付近(図1(a1)の16)から縦5cm×横5cmの試験片を切り取り、該切り取った試験片を水中に沈め、(株)島津製作所製のUV-1800を用いて、当該試験片の左右両端の縦5cm×横0.9cmおよび中央の縦5cm×横0.9cmの領域における波長450nmの光の透過率を測定し、その平均値を算出した。なお、前記測定した平均厚みに基づいて、透過率を換算し、評価した。
11:胴部
12:肩部
13:首部
14:キャップ
15:吊部
16:水中光線透過率測定箇所
20:輸液バッグ
21:胴部(液収納部)
22:シール部
23:筒部材
24:穴
Claims (6)
- 下記要件(a1)~(a4)を満たすプロピレン系樹脂(A)57~75質量%と、
下記要件(b1)~(b3)を満たすエチレン系樹脂(B)10~25質量%と、
50モル%以上のプロピレン由来の構成単位と、炭素数2、4~20のα-オレフィン由来の構成単位(ただし、プロピレン由来の構成単位とα-オレフィン由来の構成単位の合計を100モル%とする)とを含み、下記要件(c1)~(c4)を満たすプロピレン系エラストマー樹脂(C)10~18質量%と、
を含む(ただし、(A)~(C)の合計を100質量%とする)樹脂組成物からなる層を含む容器。
(a1)230℃、2.16kg荷重下のMFRが0.3~5.0g/10分
(a2)エチレン含有量が3.0~8.0質量%
(a3)DSCにより測定される融点が135~150℃
(a4)ロックウェル硬さ(JIS K7202)が65~90
(b1)190℃、2.16kg荷重下のMFRが0.3~3.0g/10分
(b2)密度が890~915kg/m3
(b3)GPCで測定して求められる分子量分布(Mw/Mn)が3.5以下
(c1)ショアーA硬度(ASTM D2240)が65~90
(c2)融点が130~170℃
(c3)密度(ASTM D1505)が860~875kg/m3
(c4)DSC測定によるガラス転移温度が-25~-35℃ - 121℃で15分間、高温滅菌処理をした後、第十七改正日本薬局方の透明性試験第1法に基づく、紫外可視吸光度測定法による波長450nmの光の透過率が70%以上である、請求項1に記載の容器。
- 前記容器の胴部の平均厚みが0.01~1.0mmである、請求項1または2に記載の容器。
- 前記容器の胴部が単層である、請求項1~3のいずれか1項に記載の容器。
- 医療用または食品用である、請求項1~4のいずれか1項に記載の容器。
- 輸液用である、請求項1~5のいずれか1項に記載の容器。
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