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JP7065602B2 - 吸収性物品 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば使い捨ておむつのような吸収性物品に関する。
特許文献1に記載された使い捨ておむつは、前胴回り域(第1外装体)と、後胴回り域(第2外装体)と、前胴回り域と後胴回り域とを連結する吸収性本体と、を有する。吸収性本体は、液不透過性を有したバックシートと、吸収体(吸収コア)と、液透過性を有したトップシートと、を備える。
前胴回り域において、吸収性本体の肌面側に上部外装体が設けられている。上部外装体は、吸収性本体の前端部および後端部のU字形状の接着部で接着されており、吸収性本体の前後方向における中央部側、すなわち股下部側を開口端としている。上部外装体と吸収性本体との接着部に囲まれた領域は、非接着部である。これにより、上部外装体は、非接着部において、吸収性本体と遊離し、ポケットを構成する。上部外装体は、胴周り方向に伸縮する上部伸縮部材を備えている。特許文献1によれば、体液が上記ポケットに収容されることで、腹側又は背側からの体液の漏れを抑制することができる。
特開2017-140072号公報
特許文献1に記載された吸収性物品について、以下のような課題が生じ得ることを見出した。すなわち、特許文献1に記載された吸収性物品では、上部外装体は、吸収体(吸収コア)と厚み方向に重なっている。ここで、吸収コアが体液を吸収すると、吸収コアの厚みは増大する。このように吸収コアの厚みが増大すると、厚み方向における吸収性本体と上部外装体との間の隙間(ポケット)が小さく、又は無くなることがある。したがって、吸収コアが厚み方向に膨張したときに、ポケットが小さくなり、体液の漏れを抑制する機能が低下することがある。
したがって、このようなポケットによる体液の漏れの機能を維持することができる吸収性物品が望まれる。
一態様に係る吸収性物品は、前後方向と、前記前後方向に直交する幅方向と、前胴回り域と、後胴回り域と、前記前胴回り域と前記後胴回り域との間に配置された股下域と、少なくとも前記股下域に設けられ、少なくとも吸収コアを有する吸収性本体と、少なくとも前記前胴回り域において前記吸収性本体の肌面側に配置されたカバーシートと、を有する。前記カバーシートは、前記吸収性本体に接合されていない非接合領域と、前記幅方向における前記非接合領域の両側で前記吸収性本体に接合されたサイド接合領域と、を有する。前記カバーシートの後端縁は、前記吸収コアの前端縁よりも前側に位置する。
一実施形態に係る吸収性物品の模式図である。 一実施形態に係る吸収性物品の展開平面図である。 図1のA-A線に沿った吸収性物品の断面図である。 図1の4A-4A線に沿った吸収性物品の断面図である。
(1)実施形態の概要
本明細書及び添付図面の記載により、少なくとも以下の事項が明らかとなる。
一態様に係る吸収性物品は、前後方向と、前記前後方向に直交する幅方向と、前胴回り域と、後胴回り域と、前記前胴回り域と前記後胴回り域との間に配置された股下域と、少なくとも前記股下域に設けられ、少なくとも吸収コアを有する吸収性本体と、少なくとも前記前胴回り域において前記吸収性本体の肌面側に配置されたカバーシートと、を有する。前記カバーシートは、前記吸収性本体に接合されていない非接合領域と、前記幅方向における前記非接合領域の両側で前記吸収性本体に接合されたサイド接合領域と、を有する。前記カバーシートの後端縁は、前記吸収コアの前端縁よりも前側に位置する。
吸収性本体の肌面側に配置されたカバーシートは、非接合領域と、幅方向における非接合領域の両側で吸収性本体に接合されたサイド接合領域と、によって、前側(腹側)へ伝った体液を溜めることができる隙間(ポケット)を形成する。これにより、前側への体液の漏れを抑制することができる。
さらに、本態様では、カバーシートの後端縁は、吸収コアの前端縁よりも前側に位置する。すなわち、カバーシートは、吸収コアと厚み方向に重なっていない。これにより、吸収コアが、体液の吸収によって厚み方向に膨張したとしても、吸収コアによってカバーシートと吸収性本体との間のポケットは小さくならない。したがって、吸収コアが体液を吸収した場合であっても、ポケットによる前側への体液の漏れを抑制する機能が維持される。
好ましい一態様によれば、前記幅方向に伸縮可能な第1弾性部材が、前記カバーシートの前記非接合領域に設けられている。
本態様によれば、第1弾性部材の収縮作用により、カバーシートの非接合領域は吸収性本体からより浮き上がり易くなり、カバーシートの非接合領域により構成されるポケットがより形成され易くなる。
好ましい一態様によれば、前記第1弾性部材の有効長部分は、前記幅方向において前記サイド接合領域よりも外側へ延びている。
これにより、幅方向においてサイド接合領域よりも外側に位置する第1弾性部材の有効長部分は、吸収性物品の装着中に、カバーシートの非接合領域、すなわちポケットを引っ張ることにより、ポケットの位置を下がり難くすることができる。これにより、幅方向におけるポケットの長さを確保することができる。さらに、第1弾性部材の有効長部分の収縮力によって、ポケットを着用者の肌側へよりフィットさせることができる。
好ましい一態様によれば、前記幅方向に伸縮可能な第2弾性部材が、前記前胴回り域において前記吸収性本体よりも非肌面側に設けられており、前記第1弾性部材は、前記前胴回り域のうち幅方向における応力が最も高い領域と厚み方向において重なっている。
前胴回り域のうち幅方向における応力が最も高い領域は、最も強く収縮しようとするため、他の領域よりも着用者の肌側に向かって変形する。この前胴回り域の変形により、カバーシートも、着用者の肌側に向かって変形する。この状態から、第1弾性部材の収縮作用によって、カバーシートがさらに着用者の肌側に向かって吸収性本体から浮きあがる。このように前胴回り域のうち幅方向における応力が最も高い領域に第1弾性部材が設けられることによって、カバーシートはよりポケットを形成し易くなる。
好ましい一態様によれば、前記カバーシートは、前記非接合領域の前側に隣接し、前記吸収性本体に接合された前側接合領域を有しており、前記前側接合領域は、前記吸収性本体の前端縁よりも後側に設けられている。
カバーシートの前側接合領域が、吸収性本体の前端縁よりも後側、すなわち吸収性本体に重なる領域に設けられているため、ポケットに入り込んだ体液が吸収性本体よりも前側(腹側)へ伝って漏れることをより抑制することができる。
好ましい一態様によれば、前記吸収性本体は、前記吸収コアの非肌面側に設けられた不透液性シートを有し、前記前側接合領域は、厚み方向において前記不透液性シートに重なっている。
本態様によれば、カバーシートの前側接合領域が、厚み方向において不透液性シートに重なっているため、カバーシートの非接合領域、すなわちポケットは、不透液性シートに重なった領域に形成される。これにより、ポケットに入った体液が吸収性本体の非肌面側から染み出すことを抑制することができる。
好ましい一態様によれば、前記幅方向における前記前側接合領域の長さは、前記幅方向における前記非接合領域の長さよりも長い。
これにより、非接合領域全体の前側に前側接合領域が位置するため、カバーシートの非接合領域により形成されたポケットに入った体液が前側へ漏れることを抑制することができる。
好ましい一態様によれば、前記前後方向における前記非接合領域の長さは、保水した前記吸収コアの厚みよりも長い。
本態様によれば、カバーシートの非接合領域の長さを長くすることによって、吸収コアが保水により厚み方向に膨張したとしても、カバーシートの非接合領域に形成されるポケットの厚み方向の高さを確保することができる。これにより、吸収コアが保水により膨張した状態であっても、ポケットにより体液を保持し易い。
好ましい一態様によれば、前記吸収性本体は、前記前後方向に延びるシートの起立可能部により規定される一対の防漏カフを有し、前記一対の防漏カフは、前記幅方向における中心を挟んで両側に配置されており前記カバーシートの少なくとも一部は、前記防漏カフを覆っており、前記サイド接合領域は、前記幅方向において前記防漏カフと重複する位置、又は前記防漏カフよりも外側に位置する。
本態様によれば、カバーシートが、幅方向において防漏カフと重複する位置、又は防漏カフよりも外側で吸収性本体に接合されている。そのため、防漏カフは、カバーシートの接合位置でカバーシートに押さえられるため、防漏カフがひっくり返ってしまうことを抑制することができる。これにより、幅方向におけるポケットの長さを確保することができ、幅方向の外側への体液の漏れを抑制することができる。
好ましい一態様によれば、前記カバーシートの前記サイド接合領域は、前記防漏カフ上に位置する。
本態様によれば、カバーシートのサイド接合領域が防漏カフ上に位置することにより、カバーシートと防漏カフの両方によって、吸収コアを取り囲むポケットを形成することができる。これにより、前側及び幅方向の外側への体液の漏れをより抑制することができる。
好ましい一態様によれば、前記防漏カフは、前記前後方向に伸縮可能な第3弾性部材を有し、前記第3弾性部材の有効長部分は、前記前後方向において前記カバーシートと同じ、又は前記カバーシートよりも前側に位置する。
第3弾性部材は、防漏カフを起立させるように作用する。ここで、第3弾性部材の有効長部分が、前後方向においてカバーシートと同じ、又はカバーシートよりも前側に位置するため、カバーシートよりも前側の領域において、幅方向の外側への体液の漏れを防漏カフによってより抑制することができる。
好ましい一態様によれば、前記幅方向に伸縮可能な第1弾性部材が、前記カバーシートの前記非接合領域に設けられており、前記防漏カフは、前記前後方向に伸縮可能な第3弾性部材を有し、前記第3弾性部材の有効長部分は、前記第1弾性部材の有効長部分と交差する。
第3弾性部材は、防漏カフを起立させるように作用する。ここで、第3弾性部材の有効長部分が、カバーシートの第1弾性部材の有効長部分と交差するため、防漏カフとカバーシートの起立領域(収縮領域)によって吸収コアを取り囲むポケットを形成することができる。これにより、前側及び幅方向の外側への体液の漏れをより抑制することができる。
(2)吸収性物品の構成
以下、図面を参照して、実施形態に係る吸収性物品について説明する。なお、以下の図面の記載において、同一又は類似の部分には、同一又は類似の符号を付している。ただし、図面は模式的なものであり、各寸法の比率等は現実のものとは異なることに留意すべきである。したがって、具体的な寸法等は、以下の説明を参酌して判断すべきである。また、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれ得る。
図1は、一実施形態に係る吸収性物品の模式図である。図2は、一実施形態に係る吸収性物品の展開平面図である。図2は、後述するサイド係止部が展開された展開状態において吸収性物品を皺が形成されない状態まで伸長させた伸長状態を示している。図3は、図1のA-A線に沿った吸収性物品の断面図である。図4は、図1の4A-4A線に沿った吸収性物品の断面図である。
吸収性物品10は、展開状態において互いに直交する前後方向L及び幅方向Wを有する。前後方向Lは、身体前側(腹側)と身体後側(背側)とに延びる方向によって規定される。言い換えると、前後方向Lは、展開された吸収性物品10において前後に延びる方向である。また、吸収性物品10は、前後方向Lと幅方向Wの両方の直交する厚み方向Tを有する。
吸収性物品10は、前胴回り域S1と、後胴回り域S2と、股下域S3と、を有する。前胴回り域S1は、着用者の前胴回りに対向する領域である。後胴回り域S2は、着用者の後胴回りに対向する領域である。股下域S3は、着用者の股下に位置し、前胴回り域S1と後胴回り域S2との間に配置された領域である。
本実施形態では、吸収性物品10は、前胴回り部材20と、後胴回り部材30と、吸収性本体40と、を有していてよい。前胴回り部材20は、前胴回り域S1に配置されている。後胴回り部材30は、後胴回り域S2に配置されている。前胴回り部材20及び後胴回り部材30は、例えば不織布のようなシートから構成されていてよい。
前胴回り部材20は、例えば、2層に重なった非肌面側シート14と、2層に重なったカバーシート70と、を有していてよい。図4に示す態様では、非肌面側シート14とカバーシート70は一体のシートから構成されている。具体的には、カバーシート70は、非肌面側シート14を前胴回り域S1の前端縁で折り返すことによって構成されている。この代わりに、非肌面側シート14とカバーシート70は別体のシートから構成されていてよい。
図4に示す態様では、カバーシート70の後端縁70e付近に、幅方向Wに延びる第1弾性部材71が設けられている。また、カバーシート70は、第1弾性部材71よりも前側で、接合部材74、例えばホットメルト接着剤によって吸収性本体40に接合されていてよい。
吸収性物品10を前後に二分する折り線FLが股下域S3を通っていてよい。折り線FLは、幅方向Wに沿って延びている。すなわち、図1に示す状態において、吸収性物品10は、幅方向Wに沿って延びる折り線FLを基点に2つ折りされている。
幅方向Wにおける前胴回り域S1の端部と、幅方向Wにおける後胴回り域S2の端部とに、サイド係止部60が設けられていてよい。サイド係止部60は、幅方向Wにおける前胴回り域S1の端部と、幅方向Wにおける後胴回り域S2の端部とを互いに係止した部分によって規定される。
幅方向Wにおける前胴回り域S1の端部と、幅方向Wにおける後胴回り域S2の端部とが、サイド係止部60によって係止された状態で、吸収性物品10には、着用者の胴が通される胴回り開口部62と、着用者の脚がそれぞれ挿入される一対の脚回り開口部66と、が形成される。胴回り開口部62を形成する胴回り開口縁64は、前胴回り部材20の前端縁と、後胴回り部材30の後端縁とによって規定されていてよい。また、脚回り開口部66を形成する脚回り開口縁68は、前後方向Lに延びる吸収性本体40の側辺40lと、前胴回り部材20の後側に位置する辺20lと、後胴回り部材30の前側に位置する辺30lと、によって規定されていてよい。
ここで、図2は、サイド係止部60における係止を解除し、吸収性物品10を展開した状態を示している。サイド係止部60は、前胴回り部材20及び後胴回り部材30のそれぞれにおいて、前後方向Lに沿って延びていてよい。この場合、前胴回り域S1と股下域S3との境界は、前胴回り部材20に設けられたサイド係止部60の後端縁によって規定されていてよい。同様に、後胴回り域S2と股下域S3との境界は、後胴回り部材30に設けられたサイド係止部60の前端縁によって規定されていてよい。
後胴回り域S2には、幅方向Wに伸縮可能な1本又は複数本の弾性部材32が設けられていてよい。この代わりに、後胴回り域S2の弾性部材32は、幅方向Wに伸縮可能な伸縮シートによって構成されていてもよい。
また、前胴回り域S1には、幅方向Wに伸縮可能な1本又は複数本の第2弾性部材22が設けられていてよい。第2弾性部材22は弾性糸によって構成されている。第2弾性部材22は、前胴回り域S1において吸収性本体40よりも非肌面側に設けられていてよい。さらに、前胴回り域S1に、幅方向Wに伸縮可能な伸縮シート90が設けられていてもよい。伸縮シート90は、厚み方向Tにおいて第2弾性部材22と重ならない領域に設けられていてよい。
吸収性本体40は、前胴回り部材20と後胴回り部材30とに跨って配置されている。すなわち、吸収性本体40は、前胴回り域S1、後胴回り域S2及び股下域S3にわたって延びている。
吸収性本体40は、前胴回り部材20及び後胴回り部材30とは別体として構成されていてよい。この場合、吸収性本体40は、前胴回り域S1及び後胴回り域S2において、それぞれ前胴回り部材20及び後胴回り部材30と接合されていてよい。
吸収性本体40は、少なくとも吸収体50を含んでいる。さらに、吸収性本体40は、吸収体50の肌面側に位置する肌面シート41と、吸収体50の非肌面側に位置する非肌面シート42と、を有していてよい。肌面シート41は、吸収体50の肌面側で吸収体50を覆っていてよい。非肌面シート42は、吸収体50の非肌面側で吸収体50を覆っていてよい。
肌面シート41は、例えば不織布や開孔プラスチックフィルムのような透液性シートによって構成されていてよい。肌面シート41は、1枚のシートから構成されていてもよい。この代わりに、肌面シート41は、複数枚のシートが互いに積層された積層シートから構成されていてもよい。
非肌面シート42は、不透液性シートを含んでいてよい。不透液性シートは、例えばプラスチックフィルムのような不透液性フィルムによって構成されていてよい。非肌面シート42は、1枚のシートから構成されていてもよい。この代わりに、非肌面シート42は、複数枚のシートが互いに積層された積層シートから構成されていてもよい。この場合、複数枚のシートのうちの少なくとも1枚が不透液性を有していてよい。
吸収体50は、吸収コア51と、吸収コアを包むコアラップ52と、を含んでいてよい。吸収コア51は、例えば粉砕パルプもしくは高吸収性ポリマー(SAP)、又はこれらの混合物を含んでいてよい。コアラップ52は、例えばティッシュ又は不織布により構成されていてよい。
吸収コア51は、少なくとも股下域S3に配置されている。好ましくは、吸収コア51は、前後方向Lにおいて、前胴回り域S1から後胴回り域S2にわたって延びていてよい。
吸収コア51は、少なくとも股下域S3で幅方向Wの内側に括れた括れ領域を有していてよい。幅方向Wにおける吸収コア51の最狭部は、股下域S3に設けられていてよい。この場合、折り線FWは吸収コア51の括れ領域を通っていてよい。
吸収性本体40は、幅方向Wにおける肌面シート41の両側部を覆うサイドシート43を有していてもよい。サイドシート43は、例えば不織布や開孔プラスチックフィルムのようなシートによって構成されていてよい。
吸収性本体40は、一対の防漏カフ46を有していてよい。一対の防漏カフ46は、前胴回り域S1と後胴回り域S2との間を前後方向Lに延びており、幅方向Wにおける吸収性物品10の中心を挟んで両側に配置されている。一対の防漏カフ46は、着用者の肌に向かって立ち上がり可能な起立可能部(図2の範囲Bの部分)によって規定されている。
防漏カフ46は、サイドシート43と、サイドシート43に設けられた第3弾性部材47と、によって構成されていてよい。第3弾性部材47は、前後方向に伸縮可能に構成されている。第3弾性部材47は、1本又は複数本の糸ゴムを含んでいてよい。具体的一例として、幅方向Wにおけるサイドシート43の内側部分は外側に折り返されており、サイドシート43の折り返された部分に第3弾性部材47が配置されている。また、幅方向Wにおけるサイドシート43の内側縁は、肌面シート41に接合されておらず、肌面シート41から立ち上がり可能な自由端を構成する。
防漏カフ46は、起立支点46a及び起立頂点46bを有する。起立支点46a及び起立頂点46bは、前胴回り域S1から後胴回り域S2にわたって前後方向Lに延びている。起立支点46aは、起立しない点であり、防漏カフ46の根本に相当する。本実施形態では、起立支点46aは、サイドシート43と肌面シート41の接合部のうちの幅方向Wの内側の縁線に相当する。起立頂点46bは、防漏カフ46が立ち上がったときの防漏カフ46の頂点に相当する。すなわち、起立頂点46bは、防漏カフ46の自由端である。
吸収性本体40は、幅方向Wにおける一対の防漏カフ46の外側の領域に、一対のギャザー48を有していてもよい。一対のギャザー48は、前胴回り域S1から後胴回り域S2にわたって前後方向Lに延びていてよい。
一対のギャザー48は、吸収性本体40を構成するシートに取り付けられた第4弾性部材49によって構成されていてよい。第4弾性部材49は、例えば1本又は複数本の糸ゴムであってよい。この代わりに、第4弾性部材49は、例えば伸縮性を有する弾性シートであってもよい。第4弾性部材49は、自然状態から伸張した状態で吸収性本体40を構成するシートに接合されている。これにより、第4弾性部材49は、吸収性本体40を前後方向Lに収縮させるように作用し、ギャザーを形成することができる。
本実施形態では、カバーシート70は、少なくとも前胴回り域S1において吸収性本体40の肌面側に配置されている。カバーシート70は、吸収性本体40に接合されていない非接合領域と、幅方向Wにおいて当該非接合領域の両側で吸収性本体40に接合されたサイド接合領域72と、を有する。カバーシート70の後端縁70eは、吸収コア51の前端縁51eよりも前側に位置する(図4参照)。すなわち、カバーシート70は、吸収性本体40の一部を覆うが、吸収コア51を覆ってはいない。
吸収性本体40の肌面側に配置されたカバーシート70は、非接合領域と、幅方向における非接合領域の両側で吸収性本体に接合されたサイド接合領域72と、によって、前側(腹側)へ伝った体液を溜めることができるポケットPを形成する。これにより、前側への体液の漏れを抑制することができる。
さらに、本実施形態では、カバーシート70の後端縁70eは、吸収コア51の前端縁51eよりも前側に位置する。すなわち、カバーシート70は、吸収コア51と厚み方向Tに重なっていない。これにより、吸収コア51が、体液の吸収によって厚み方向Tに膨張したとしても、吸収コア51によってカバーシート70と吸収性本体40との間のポケットPは小さくなり難い。したがって、吸収コア51が体液を吸収した場合であっても、ポケットPによる前側への体液の漏れを抑制する機能が維持される。
さらに、カバーシート70は、非接合領域の前側に隣接し、吸収性本体40に接合された前側接合領域74を有していてよい(図2参照)。前側接合領域74は、吸収性本体40の前端縁よりも後側に設けられている。すなわち、前側接合領域74は、カバーシート70を吸収性本体40に接合する領域である。カバーシート70の前側接合領域74が、吸収性本体40の前端縁よりも後側、すなわち吸収性本体に重なる領域に設けられているため、ポケットPに入り込んだ体液が吸収性本体よりも前側(腹側)へ伝って漏れることをより抑制することができる。
幅方向Wにおける前側接合領域74の長さは、幅方向Wにおける非接合領域の長さ、すなわち一対のサイド接合領域72どうしの間の距離よりも長いことが好ましい。これにより、ポケットPを形成する非接合領域全体の前側に前側接合領域74が位置するため、カバーシート70の非接合領域により形成されたポケットPに入った体液が前側へ漏れることを抑制することができる。より好ましくは、前側接合領域74は、一対のサイド接合領域72の両方と繋がっていてよい。
前側接合領域74は、厚み方向Tにおいて、吸収性本体40を構成する不透液性シートに少なくとも部分的に、好ましくは全体的に重なっていることが好ましい。カバーシート70の前側接合領域74が、厚み方向Tにおいて不透液性シートに重なっているため、カバーシート70の非接合領域、すなわちポケットPは、不透液性シートに重なった領域に形成される。これにより、ポケットPに入った体液が吸収性本体40の非肌面側から染み出すことを抑制することができる。
カバーシート70の少なくとも一部は、防漏カフ46を覆っていてよい。さらに、サイド接合領域72は、幅方向Wにおいて防漏カフ46と重複する位置、又は防漏カフ46よりも外側に位置することが好ましい。これにより、防漏カフ46は、サイド接合領域72でカバーシート70に押さえられるため、防漏カフ46がひっくり返ってしまうことを抑制することができる。これにより、幅方向WにおけるポケットPの長さ確保することができ、幅方向Wの外側への体液の漏れを抑制することができる。
カバーシート70のサイド接合領域72が防漏カフ42上に位置する場合、カバーシート70と防漏カフ42の両方によって、吸収コア51の前側部分の周囲を取り囲むポケット空間を形成することができる。これにより、前側及び幅方向の外側への体液の漏れをより抑制することができる。
サイド接合領域72の少なくとも一部は、吸収コア51の前端部の幅方向Wにおける外側縁よりも外側に達していることが好ましい。これにより、カバーシート70によって形成されるポケットPの幅を吸収コア51と同程度又はそれ以上にすることができる。
防漏カフ46を構成する第3弾性部材47の有効長部分Bは、前後方向Lにおいてカバーシート70と同じ位置、又はカバーシート70よりも前側に位置することが好ましい。本実施形態では、第3弾性部材47の有効長部分Bの前側縁が、カバーシート70の後側縁70eよりも前側に達している。第3弾性部材47は、防漏カフ46を起立させるように作用する。ここで、第3弾性部材47の有効長部分Bが、前後方向Lにおいてカバーシート70と同じ位置、又はカバーシート70よりも前側に位置するため、カバーシート70よりも前側の領域において、幅方向Wの外側への体液の漏れを防漏カフ46によってより抑制することができる。
好ましくは、第1弾性部材71は、カバーシート70の非接合領域、すなわちサイド接合領域72どうしの間の領域に設けられている。より具体的には、第1弾性部材71は、カバーシート70の後側縁70e付近に幅方向Wに沿って設けられている。第1弾性部材71は、伸張された状態でカバーシート70に接合される。これにより、第1弾性部材71は、カバーシート70を幅方向に収縮させるように作用する。第1弾性部材71の収縮作用により、カバーシート70の非接合領域は吸収性本体40からより浮き上がり易くなり、カバーシート70の非接合領域によってポケットPがより形成され易くなる。
第1弾性部材71の有効長部分は、幅方向Wにおいてサイド接合領域72よりも外側へ延びていることが好ましい。これにより、幅方向Wにおいてサイド接合領域72よりも外側に位置する第1弾性部材71の有効長部分は、吸収性物品の装着中に、カバーシート70の非接合領域、すなわちポケットPを引っ張ることにより、ポケットPの位置を下がり難くすることができる。これにより、幅方向WにおけるポケットPの長さを確保することができる。さらに、第1弾性部材71の有効長部分の収縮力によって、ポケットPを着用者の肌側へよりフィットさせることができる。
第1弾性部材71の有効長部分は、防漏カフ46を構成する第3弾性部材47の有効長部分Bと交差することが好ましい。第3弾性部材47は、防漏カフ46を起立させるように作用する。これにより、防漏カフ46とカバーシート70の起立領域(収縮領域)によって吸収コア51を取り囲むポケットPを形成することができる。これにより、前側及び幅方向の外側への体液の漏れをより抑制することができる。
カバーシート70の第1弾性部材71は、前胴回り域S1のうち幅方向Wにおける応力が最も高い領域と厚み方向Tにおいて重なっていることがより好ましい。前胴回り域S1のうち幅方向Wにおける応力が最も高い領域は、最も強く収縮しようとするため、他の領域よりも着用者の肌側に向かって変形する。この前胴回り域S1の変形により、カバーシート70も、着用者の肌側に向かって変形する。この状態から、第1弾性部材71の収縮作用によって、カバーシート70がさらに着用者の肌側に向かって吸収性本体40から浮きあがる。このように前胴回り域S1のうち幅方向Wにおける応力が最も高い領域に第1弾性部材71が設けられることによって、カバーシート70はよりポケットPを形成し易くなる。
ここで、前胴回り域S1のうち幅方向Wにおける応力が最も高い領域は、以下のように定義することができる。まず、前胴回り域S1を前後方向に5分割し、幅方向Wに長い5つの帯状の試験片を取得する。この5つの試験片のそれぞれを幅方向に引き伸ばすことによって、各試験片の応力を測定することができる。各試験片のうち最も高い応力を示す試験片を特定することによって、前胴回り域S1のうち幅方向Wにおける応力が最も高い領域を決定することができる。
試験片の応力は、電気機械式万能材料試験機(引張試験器:INSTRON社製、INSTRON、型式 5564)によって測定することができる。具体的には、まず、測定対象となる試験片を作成する。吸収性物品がサイド接合部を有する場合には、サイド接合部を解除し、吸収性物品を展開する。次に、吸収性物品を伸長させた伸長状態において、前胴回り域S1の前後方向の長さを測定し、前胴回り域S1を前後方向に5分割に切り出す。次に、切り出した各領域の試験片の両端部を引張試験器のチャック(挟持具)によって挟持する。次に、幅方向Wにおけるチャックの一方を固定した状態で、チャック間の距離を変えるようにチャックのもう一方を2往復分だけ往復移動させる。このときのチャックの移動スピードは、300mm/minとする。なお、チャックの移動方向を変えるタイミングは、最大伸長時の95%の地点とする。チャックの移動中に、チャックに係る応力を測定し、最大伸長時から65%の際に得られた応力を、前胴回り域S1内の各領域の「応力」と定義する。なお、最大伸長時とは、弾性部材の収縮力によってシートにしわが発生しない程度まで伸ばした状態をいう。
前述した第1弾性部材71及び第3弾性部材47の有効長部分は、それぞれの弾性部材が接合されたシートに収縮作用を及ぼす部分によって規定される。例えば、有効長部分は、弾性部材47,71のうち、伸長された状態でシートに接合された部分によって規定することができる。この代わりに、弾性部材47,71の両端部がシートに接合されており、両接合部の間の部分が接合されていない場合、有効長部分は、弾性部材47,71の接合部どうしの間の部分によって規定することもできる。
前後方向においてポケットPを形成するカバーシート70の非接合領域の長さ、すなわち前側接合領域74とカバーシート70の後端縁70eとの間の距離は、保水した吸収コア51の厚みよりも長いことが好ましい。カバーシート70の非接合領域の長さを長くすることによって、吸収コアが保水により厚み方向Tに膨張したとしても、カバーシート70の非接合領域に形成されるポケットPの厚み方向の高さを確保することができる。これにより、吸収コア51が保水により膨張した状態であっても、ポケットPにより体液を保持し易くなり、体液の漏れを抑制する機能が維持され易くなる。
本実施形態において、吸収性物品10の各部の「長さ」に関する数値は、サイド係止部60を解除して展開した吸収性物品10の皺(折り線FLを除く)がなくなるまで吸収性物品を伸長させた伸長状態において計測される。
以上、上述の実施形態を用いて本発明について詳細に説明したが、当業者にとっては、本発明が本明細書中に説明した実施形態に限定されるものではないということは明らかである。本発明は、特許請求の範囲の記載により定まる本発明の趣旨及び範囲を逸脱することなく修正及び変更態様として実施することができる。したがって、本明細書の記載は、例示説明を目的とするものであり、本発明に対して何ら制限的な意味を有するものではない。
例えば、上記実施形態では、吸収性本体40は、前胴回り部材20及び後胴回り部材30と別体として構成されている。この代わりに、吸収性本体40は、前胴回り部材20及び後胴回り部材30と一体に構成されていてもよい。
また、上記実施形態では、吸収性物品10は、サイド係止部60を有するいわゆるパンツ型の吸収性物品である。この代わりに、吸収性物品10は、テープ型の吸収性物品であってもよい。この場合、吸収性物品10は、サイド係止部60を有しておらず、前胴回り域S1と後胴回り域S2とを互いに着脱可能に固定するファスニングテープを有していてよい。
体液の漏れの機能を維持することができる吸収性物品を提供することができる。
10 吸収性物品
40 吸収性本体
46 防漏カフ
47 第3弾性部材
50 吸収体
51 吸収コア
70 カバーシート
71 第1弾性部材
72 サイド接合領域
74 前側接合領域
S1 前胴回り域
S2 後胴回り域
S3 股下域
L 前後方向
W 幅方向
T 厚み方向

Claims (12)

  1. 前後方向と、
    前記前後方向に直交する幅方向と、
    前胴回り域と、
    後胴回り域と、
    前記前胴回り域と前記後胴回り域との間に配置された股下域と、
    少なくとも前記股下域に設けられ、少なくとも吸収コアを有する吸収性本体と、
    少なくとも前記前胴回り域において前記吸収性本体の肌面側に配置されたカバーシートと、を有し、
    前記カバーシートは、前記吸収性本体に接合されていない非接合領域と、
    前記幅方向における前記非接合領域の両側で前記吸収性本体に接合されたサイド接合領域と、を有し、
    前記カバーシートの後端縁は、前記吸収コアの前端縁よりも前側に位置し、
    前記幅方向に伸縮可能な第1弾性部材が、前記カバーシートの前記非接合領域に設けられており、
    前記幅方向に伸縮可能な第2弾性部材が、前記前胴回り域において前記吸収性本体よりも非肌面側に設けられており、
    前記吸収コアの前端縁と前記吸収性本体の前端縁の間の領域では、前記第1弾性部材の数よりも前記第2弾性部材の数が多い、吸収性物品。
  2. 前記カバーシートは、前記非接合領域の前側に隣接し、前記吸収性本体に接合された前側接合領域を有し、
    前記前側接合領域は、前記サイド接合領域の両方と繋がっており、
    前記第2弾性部材は、前記前側接合領域と前記サイド接合領域によって囲まれた領域に重なっている、請求項1に記載の吸収性物品。
  3. 前記第1弾性部材の有効長部分は、前記幅方向において前記サイド接合領域よりも外側へ延びている、請求項1又は請求項2に記載の吸収性物品。
  4. 記第1弾性部材は、前記前胴回り域のうち幅方向における応力が最も高い領域と厚み方向において重なっている、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の吸収性物品。
  5. 前記カバーシートは、前記非接合領域の前側に隣接し、前記吸収性本体に接合された前側接合領域を有しており、
    前記前側接合領域は、前記吸収性本体の前端縁よりも後側に設けられている、請求項1から4のいずれか1項に記載の吸収性物品。
  6. 前記吸収性本体は、前記吸収コアの非肌面側に設けられた不透液性シートを有し、
    前記前側接合領域は、厚み方向において前記不透液性シートに重なっている、請求項5に記載の吸収性物品。
  7. 前記幅方向における前記前側接合領域の長さは、前記幅方向における前記非接合領域の長さよりも長い、請求項5又は6に記載の吸収性物品。
  8. 前記前後方向における前記非接合領域の長さは、保水した前記吸収コアの厚みよりも長い、請求項1から7のいずれか1項に記載の吸収性物品。
  9. 前記吸収性本体は、前記前後方向に延びるシートの起立可能部により規定される一対の防漏カフを有し、
    前記一対の防漏カフは、前記幅方向における中心を挟んで両側に配置されており、
    前記カバーシートの少なくとも一部は、前記防漏カフを覆っており、
    前記サイド接合領域は、前記幅方向において前記防漏カフと重複する位置、又は前記防漏カフよりも外側に位置する、請求項1から8のいずれか1項に記載の吸収性物品。
  10. 前記カバーシートの前記サイド接合領域は、前記防漏カフ上に位置する、請求項9に記載の吸収性物品。
  11. 前記防漏カフは、前記前後方向に伸縮可能な第3弾性部材を有し、
    前記第3弾性部材の有効長部分は、前記前後方向において前記カバーシートと同じ、又は前記カバーシートよりも前側に位置する、請求項9又は10に記載の吸収性物品。
  12. 前記幅方向に伸縮可能な第1弾性部材が、前記カバーシートの前記非接合領域に設けられており、
    前記防漏カフは、前記前後方向に伸縮可能な第3弾性部材を有し、
    前記第3弾性部材の有効長部分は、前記第1弾性部材の有効長部分と交差する、請求項9から11のいずれか1項に記載の吸収性物品。
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