[go: up one dir, main page]

JP7055757B2 - 除草装置及び除草ロータ - Google Patents

除草装置及び除草ロータ Download PDF

Info

Publication number
JP7055757B2
JP7055757B2 JP2019004365A JP2019004365A JP7055757B2 JP 7055757 B2 JP7055757 B2 JP 7055757B2 JP 2019004365 A JP2019004365 A JP 2019004365A JP 2019004365 A JP2019004365 A JP 2019004365A JP 7055757 B2 JP7055757 B2 JP 7055757B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotor
weeding
sub
main
herbicide
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2019004365A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2020110098A (ja
Inventor
孝仁 黒原
智恵 萩原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
Priority to JP2019004365A priority Critical patent/JP7055757B2/ja
Publication of JP2020110098A publication Critical patent/JP2020110098A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7055757B2 publication Critical patent/JP7055757B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Soil Working Implements (AREA)

Description

本発明は、除草装置及び除草ロータに関する。
従来、特許文献1に開示された除草装置が知られている。
特許文献1に開示された除草装置は、原動機からの動力が伝達される動力伝達部から左方及び右方に突出する回転軸を有する。また、動力伝達部の左方及び右方に除草ロータが設けられている。除草ロータは、回転軸と一体回転することにより、地上の草を除草する。
特開平8-187006号
ところで、前記除草ロータの側方に別の除草ロータ(サブ除草ロータ)を装着することが考えられている。このサブ除草ロータを装着するのに、ボルト、ナットによって行うのでは、サブ除草ロータの装着に手間がかかり面倒であるという問題がある。
そこで、本発明は、前記問題点に鑑み、サブ除草ロータを簡単に装着できる除草装置及び除草ロータを提供することを目的とする。
本発明の一態様に係る除草装置は、機枠と、前記機枠に回転自在に支持された回転軸と、前記回転軸と共に回転して地上の草を除草するメイン除草ロータと、前記回転軸の軸心方向で前記メイン除草ロータと並べて配置されるサブ除草ロータとを有する除草ロータと、前記メイン除草ロータ及び前記サブ除草ロータの一方に設けられていて、挿通穴と、前記挿通穴から前記除草ロータの周方向に延びる係合溝とを有する係合穴と、前記メイン除草ロータ及び前記サブ除草ロータの他方に設けられていて、軸部と、前記軸部の端部に設けられ且つ前記挿通穴に対して挿脱可能な頭部とを有する係合ピンと、を備え、前記軸部は、前記挿通穴に前記頭部を通過させた状態で前記挿通穴内に位置し、且つ該状態で前記サブ除草ロータを前記メイン除草ロータに対して回転させることにより前記係合溝に挿入して該係合溝の端部に当接し、前記係合穴を形成する壁部は、前記軸部が前記係合溝の端部に当接した状態で前記頭部が係合して前記サブ除草ロータが前記メイン除草ロータから離反するのを規制する規制部を有する。
また、前記係合穴は、前記回転軸の軸心を中心とする円周上に複数形成され、各係合穴の係合溝は、前記回転軸の軸心を中心とする円弧状に形成され、前記係合ピンは、前記回転軸の軸心を中心とし且つ前記回転軸の軸心を中心とする前記円周と同径の円周上に複数設けられている。
また、前記回転軸は、第1方向と、前記第1方向とは逆方向の第2方向とに選択的に回転可能であり、前記係合溝は、前記挿通穴から前記第1方向とは逆方向に延びる第1溝と、前記挿通穴から前記第2方向とは逆方向に延びる第2溝とを含む。
また、前記メイン除草ロータは、前記回転軸に同心状に配置され且つ前記回転軸と一体回転する支軸と、前記支軸の外端側に固定された外側部材とを有し、前記サブ除草ロータは、前記外側部材に重ね合わされる内側部材を有し、前記係合穴は、前記外側部材に形成され、前記係合ピンは、前記内側部材に固定されている。
また、前記外側部材と前記内側部材とを工具レスで締結する固定具を備えている。
また、前記サブ除草ロータは、前記メイン除草ロータと同心状に回転し、且つ前記メイン除草ロータの直径よりも小さい直径に形成されている。
また、前記サブ除草ロータは、前記メイン除草ロータが畝に敷設されたマルチフィルムの幅方向の端部側である裾部の側方に位置する状態で、前記裾部の上方を除草可能である。
また、前記サブ除草ロータは、前記メイン除草ロータの一側方に設けられた第1サブロータと、前記メイン除草ロータの他側方に設けられた第2サブロータとを有する。
本発明の一態様に係る除草ロータは、支軸及び前記支軸の周囲に設けられている草刈刃を有するメイン除草ロータと、前記支軸の軸心方向で前記メイン除草ロータと並べて配置され、且つ前記草刈刃とは異なる草刈刃であって前記支軸の軸心の延長線の周囲に設けられている草刈刃を有するサブ除草ロータと、前記メイン除草ロータ及び前記サブ除草ロータの一方に設けられていて、挿通穴と、前記挿通穴から前記支軸を中心とする周方向に延びる係合溝とを有する係合穴と、前記メイン除草ロータ及び前記サブ除草ロータの他方に設けられていて、軸部と、前記軸部の端部に設けられ且つ前記挿通穴に対して挿脱可能な頭部とを有する係合ピンと、を備え、前記軸部は、前記挿通穴に前記頭部を通過させた状態で前記挿通穴内に位置し、且つ該状態で前記サブ除草ロータを前記メイン除草ロータに対して回転させることにより前記係合溝に挿入して該係合溝の端部に当接し、前記係合穴を形成する壁部は、前記軸部が前記係合溝の端部に当接した状態で前記頭部が係合して前記サブ除草ロータが前記メイン除草ロータから離反するのを規制する規制部を有する。
また、前記係合穴は、前記支軸の軸心を中心とする円周上に複数形成され、各係合穴の係合溝は、前記支軸の軸心を中心とする円弧状に形成され、前記係合ピンは、前記支軸の軸心を中心とし且つ前記支軸の軸心を中心とする前記円周と同径の円周上に複数設けられている。
前記メイン除草ロータは、第1方向と、前記第1方向とは逆方向の第2方向とに選択的に回転可能であり、前記係合溝は、前記挿通穴から前記第1方向とは逆方向に延びる第1溝と、前記挿通穴から前記第2方向とは逆方向に延びる第2溝とを含む。
前記メイン除草ロータは、前記支軸の外端側に固定された外側部材を有し、前記サブ除草ロータは、前記外側部材に重ね合わされる内側部材を有し、前記係合穴は、前記外側部材に形成され、前記係合ピンは、前記内側部材に固定されている。
前記外側部材と前記内側部材とを工具レスで締結する固定具を備えている。
前記サブ除草ロータは、前記メイン除草ロータと同心状に回転し、且つ前記メイン除草ロータの直径よりも小さい直径に形成されている。
上記の構成によれば、係合ピンの頭部を係合穴の挿通穴に通過させた状態でサブ除草ロータをメイン除草ロータに対して回転させることにより、軸部が係合溝の端部に当接してメイン除草ロータからサブ除草ロータに回転力が伝達可能とされると共に、頭部が規制部に係合してサブ除草ロータがメイン除草ロータから離反するのが規制される。つまり、サブ除草ロータをメイン除草ロータに対して回転させるだけで、サブ除草ロータを簡単に装着することができる。
トラクタに除草装置を装着した状態の側面図である。 除草装置の側面図である。 除草装置の背面図である。 メイン除草ロータにサブ除草ロータを装着した状態の背面図である。 メイン除草ロータとサブ除草ロータを背面左側から見た分解斜視図である。 メイン除草ロータとサブ除草ロータとの結合部分を機体内方からみた側面図である。 メイン除草ロータを背面左側からみた斜視図である。 メイン除草ロータの背面図である。 メイン除草ロータを機体外方からみた側面図である。 係合穴及び長穴の拡大側面図である。 サブ除草ロータの背面図である。 サブ除草ロータを背面右側からみた斜視図である。 サブ除草ロータを背面左側からみた斜視図である。 サブ除草ロータを機体内方からみた側面図である。 係合ピン及び貫通穴の拡大側面図である。 固定具による締結を示す背面分解斜視図である。 メイン除草ロータとサブ除草ロータとの結合部分を正面右側からみた斜視図である。 メイン除草ロータとサブ除草ロータとの結合部分を正面右側からみた斜視図である。 係合穴と係合ピンとの係合部分の背面断面図である。 係合穴と係合ピンとの係合部分を機体外方からみた側面図である。 マルチフィルムが敷設された畝の側方を除草する場合を示した背面図である。
以下、本発明の一実施形態について、図面を適宜参照しつつ説明する。
図1は、走行体として例示するトラクタ(走行車両)2に除草装置1を装着した状態を示す側面図である。図2は、除草装置1の側面図である。図3は、除草装置1の背面図である。
本実施形態においては、図1、図2の矢印A1方向(トラクタ2の前進方向)を前方、図1、図2の矢印A2方向(トラクタ2の後進方向)を後方、図1、図2の矢印K1方向を前後方向として説明する。したがって、図1、図2の手前側が左方(図3の矢印B1方向参照)であり、図1、図2の奥側が右方(図3の矢印B2方向参照)である。
また、前後方向K1に直交する水平方向(トラクタ2の車幅方向)を、除草装置1の機体幅方向K2として説明する。また、除草装置1における機体幅方向K2の中央部から右部、或いは、左部へ向かう方向を機体外方として説明する。言い換えれば、機体外方とは、機体幅方向K2であって除草装置1の幅方向の中心から離れる方向のことである。また、機体外方とは反対の方向を機体内方として説明する。言い換えれば、機体内方とは、機体幅方向K2であって除草装置1の幅方向の中心に近づく方向である。
図1に示すように、トラクタ2は、エンジン(原動機)3Aと、ミッションケース3Bとを有する車体3を備えている。車体3の前部は、前輪4によって支持され、車体3の後部は、後輪5によって支持されている。即ち、トラクタ2は、前輪4及び後輪5を有する車輪型の走行装置を有する。なお、走行装置は、後輪の代わりに装着されるクローラ式の走行機構を有するセミクローラ型の走行装置であってもよく、また、フルクローラ型の走行装置であってもよい。
エンジン3Aの動力は、ミッションケース3B内の動力伝達装置に伝達され、この動力伝達装置に伝達された動力によって前輪4及び後輪5が回転駆動される。車体3の後部には、運転席6が搭載されている。運転席6の前方には、トラクタ2を操向操作するステアリングハンドル7が設けられている。車体3の後部には、PTO軸(出力軸)が後方に突出状に設けられる。このPTO軸からミッションケース3B内の動力伝達機構の動力が取出し可能とされている。除草装置1は、車体3の後部に、三点リンク機構或いは二点リンク機構等の装着機構を介して昇降可能に装着される。また、除草装置1は、トラクタ2に装備された油圧装置によって昇降される。除草装置1には、PTO軸から動力が伝達される。即ち、トラクタ2のエンジン(原動機)3Aの動力によって除草装置1が駆動される。
図2、図3に示すように、除草装置1は、トラクタ2に装着される機枠8を有する。機枠8は、トラクタ2のPTO軸から動力が伝達される動力伝達部9を備えている。動力伝達部9は、ギヤケース12と、PIC軸(入力軸)11と、伝動ケース13と、伝動機構14とを有する。
ギヤケース12は、除草装置1の機体幅方向K2の中央部に配置されている。PIC軸11は、ギヤケース12に前方側に向けて突出状に設けられている。PIC軸11は、ユニバーサルジョイントを有するドライブシャフトを介してPTO軸に連結されていて、ギヤケース12内にトラクタ2からの動力を入力する。伝動ケース13は、ギヤケース12から下方に向けて突出状に設けられている。伝動ケース13の内部は、ギヤケース12の内部に連通している。
伝動機構14は、ギヤケース12内から伝動ケース13内にわたって設けられている。伝動機構14は、ギヤケース12内に設けられた伝動軸15を有する。伝動軸15は、ギヤケース12に機体幅方向K2の軸心回りに回転可能で且つ軸心方向に移動可能に支持されている。
また、伝動機構14は、PIC軸11に伝達された動力を伝動軸15に伝達する第1伝動部16を有する。第1伝動部16は、ベベルギヤ伝動機構によって構成され、第1ギヤ16Aと、第2ギヤ16Bと、第3ギヤ16Cとを有する。第1ギヤ16Aは、PIC軸11と一体回転する。第2ギヤ16B及び第3ギヤ16Cは、第1ギヤ16Aと噛合している。
伝動軸15は、軸心方向に移動させることにより、第2ギヤ16Bと一体回転し且つ第3ギヤ16Cと相対回転する状態と、第3ギヤ16Cと一体回転し且つ第2ギヤ16Bと相対回転する状態とに切換可能である。つまり、伝動軸15の軸心方向の移動によって伝動機構14の動力伝達経路を切換可能である。詳しくは、伝動軸15を軸心方向に移動させることにより、PIC軸11に伝達された動力を、第1ギヤ16A及び第2ギヤ16Bを介して伝動軸15に伝達する第1経路と、第1ギヤ16A及び第3ギヤ16Cを介して伝動軸15に伝達する第2経路とに切り換えることが可能とされている。
さらに、伝動機構14は、伝動軸15に伝達された動力を伝動ケース13の下部13aへ伝達する第2伝動部17を有する。第2伝動部17は、伝動軸15と一体回転する第1スプロケット17Aと、伝動ケース13の下部13aに配置された第2スプロケット17Bと、第1スプロケット17Aと第2スプロケット17Bとにわたって巻掛けられたチェーン17Cとを有する。
図3に示すように、除草装置1は、機枠8に回転自在に支持された回転軸18を有する。詳しくは、回転軸18は、機体幅方向K2に延伸する軸心Y1を有し、伝動ケース13の下部13a(動力伝達部9の下部)に軸心回りに回転可能に支持されている。この回転軸18に第2スプロケット17Bが取り付けられている。したがって、PIC軸11に伝達された動力が伝動機構14を介して回転軸18に伝達され、回転軸18が回転する。言い換えると、トラクタ2の動力により回転軸18が駆動される。
回転軸18は、伝動ケース13(動力伝達部9)から機体幅方向K2の一側方(左方)及び他側方(右方)に突出して設けられている。詳しくは、回転軸18は、伝動ケース13から左方に突出する第1軸部18aと、伝動ケース13から右方に突出する第2軸部18bとを有する。第1軸部18a及び第2軸部18bは、伝動ケース13の下部に設けられた軸受26に回転可能に支持されている。
なお、回転軸18は、1本の軸部材で構成される必要はなく、複数の軸部材で構成されていてもよい。例えば、伝動ケース13の左方に突出する軸部材及び右方に突出する軸部材で形成されていてもよい。
図3に示すように、除草装置1は、機枠8の下部に設けられた草刈部19を有する。草刈部19は、回転軸18と共に回転して地上(地面G1上)の草G2を除草する除草ロータ21を有する。除草ロータ21は回転軸18の軸心方向(軸心Y1に沿う方向)に延設されている。図2に示すように、除草ロータ21は、回転軸18の軸心Y1回りに、矢印X1で示す第1方向(回転方向)或いは矢印X2で示す第2方向(回転方向)に回転し、トラクタ2によって前方移動しながら地上の草G2を除草する。なお、除草装置1は、除草ロータ21が第1方向X1にのみ回転する除草装置であってもよい。
除草ロータ21及び回転軸18の回転方向の切換は、伝動軸15によって行われる。例えば、伝動機構14の動力伝達経路を、第1経路に切り換えると除草ロータ21及び回転軸18が第1方向X1(正転方向)に回転し、第2経路に切り換えると除草ロータ21及び回転軸18が第2方向X2(逆転方向)に回転する。即ち、除草ロータ21及び回転軸18は、第1方向X1と、第1方向X1とは逆方向の第2方向X2とに選択的に回転可能である。
図3に示すように、除草ロータ21は、回転軸18と共に回転して地上の草G2を除草するメイン除草ロータ22と、回転軸18の軸心方向でメイン除草ロータ22と並べて配置され且つメイン除草ロータ22と共に回転するサブ除草ロータ23とを含む。本実施形態では、サブ除草ロータ23は、メイン除草ロータ22の下端よりも上方で草を除草する除草ロータである。
図3~図6に示すように、メイン除草ロータ22は、第1メインロータ22Lと、第2メインロータ22Rとを含む。第1メインロータ22Lと第2メインロータ22Rとは、回転軸18の軸心方向で並べて配置されている。詳しくは、第1メインロータ22Lは、伝動ケース13(動力伝達部9)の左方に配置されており、第1軸部18aに一体回転可能に取り付けられている。第2メインロータ22Rは、伝動ケース13の右方に配置されており、第2軸部18bに一体回転可能に取り付けられている。
図4、図5に示すように、メイン除草ロータ22(第1メインロータ22L、第2メインロータ22R)は、かご形ロータによって構成されており、回転軸18回りに回転させた外形状が機体幅方向K2に延伸する軸心を有する円柱状を呈する。
図3、図7~図9に示すように、第1メインロータ22Lは、回転軸18に連結される支軸24と、支軸24の周囲に設けられている草刈刃(第1草刈刃という)25とを有する。第2メインロータ22Rも同様に、支軸24と、支軸24の周囲に設けられている草刈刃(第1草刈刃)25とを有する。
支軸24は、回転軸18に同心状に連結される。詳しくは、支軸24は、機体幅方向K2に延伸する軸心Y2を有する筒状に形成され、回転軸18に同心状に配置されて、回転軸18の外側に嵌められている。図4、図8に示すように、支軸24は、機体幅方向K2に延伸する軸心Y2を有し、図3に示すように、支軸24を連結軸18に連結した状態では、軸心Y2は、軸心Y1に一致する。また、支軸24は、ボルト等の固定具によって回転軸18と結合されていて、回転軸18と一体回転する。
図7、図8に示すように、第1草刈刃25は、支軸24の周囲に螺旋状に設けられている。また、第1草刈刃25は、複数設けられている。なお、第1草刈刃25は、少なくとも1つ設けられていればよい。第1草刈刃25は、第1メインロータ22Lの機体内方側に設けられた内枠部材28と、機体外方側に設けられた外枠部材29とにわたって設けられている。内枠部材28及び外枠部材29は、パイプ材等の杆材によってリング状に形成されている。また、内枠部材28及び外枠部材29は、同径に形成され、且つ支軸24の軸心Y2(回転軸18の軸心Y1)と同心状とされている。
内枠部材28は、支軸24の機体内方側の端部から内枠部材28に向けて延びる複数の杆材61によって支軸24に連結されている。また、支軸24の機体内方側の端部には、複数の杆材61を補強する補強プレート62が固定されている。
第1メインロータ22Lは、該第1メインロータ22Lの機体外方側に設けられた端板(外側部材)63を有する。端板63は、支軸24の機体外方側の端部に固定されている。この端板63に外枠部材29が固定されている。詳しくは、端板63は、外枠部材29の内側に配置され、外枠部材29の中心側に位置する中央部位63a(壁部)が支軸24の端部に固定されている。また、端板63は、中央部位63aから外枠部材29に向けて放射状に延びる複数の連結部位63bを有する。各連結部位63bの外端部(延出方向の端部)は、外枠部材29に固定されている。
第2メインロータ22Rも同様に、内枠部材28、外枠部材29、端板(外側部材)63、複数の杆材61及び補強プレート62を有し、第1メインロータ22Lと同様に構成される。また、以下の構成も第1メインロータ22Lと第2メインロータ22Rとで同様に構成される。
図9に示すように、端板63の中央部位63aには、複数の係合穴64と複数の長穴65とが形成されている。本実施形態では、複数の係合穴64及び複数の長穴65は、それぞれ3つずつ形成されている。図10に示すように、複数の係合穴64及び複数の長穴65は、支軸24の軸心Y2(回転軸18の軸心Y1)を中心とする同一円周F1上に形成されている。複数の係合穴64は、除草ロータ21の周方向E1(軸心Y1及び軸心Y2を中心とする円周方向)に等間隔をあけて形成されている。複数の長穴65は、周方向E1に等間隔をあけて形成され、且つ周方向E1で隣接する2つの係合穴64の間に1つずつ形成されている。詳しくは、長穴65は、隣接する係合穴64の間の中央部に形成されている。
図10に示すように、各係合穴64は、挿通穴66と、挿通穴66から周方向E1に延びる係合溝67とを有する。挿通穴66は、係合溝67の溝幅よりも大きな径の穴に形成されている。また、挿通穴66と係合溝67とは、連続状に形成されている。係合溝67は、軸心Y1(軸心Y2)を中心とする円弧状に形成されている。係合溝67は、挿通穴66から第1方向X1とは逆方向に延びる第1溝67aと、挿通穴66から第2方向X2とは逆方向に延びる第2溝67bとを含む。
図20に示すように、第1溝67a及び第2溝67bの周囲の部分は、後述する係合ピン70の頭部70aが係合する規制部63cとされている。即ち、係合穴64を形成する壁部である中央部位63aは、頭部70aが係合する規制部63cを有する。
各長穴65は、周方向E1に延びる(周方向E1に長い)穴である。この長穴65の周方向E1の長さは、係合穴64の周方向E1の長さと略同じ長さに形成されている。
図3に示すように、第1メインロータ22Lのロータ径D1と第2メインロータ22Rのロータ径D2とは、同径に形成されている。ロータ径は、かご形ロータの回転軌跡である円の直径を意味する。即ち、ロータ径D1は、第1メインロータ22Lの直径であり、ロータ径D2は、第2メインロータ22Rの直径である。
図3に示すように、サブ除草ロータ23は、メイン除草ロータ22の一側方(左方)に設けられた第1サブロータ23Lと、メイン除草ロータ22の他側方(右方)に設けられた第2サブロータ23Rとを含む。具体的には、第1サブロータ23Lは、第1メインロータ22Lの左方に回転軸18の軸心方向(支軸24の軸心方向)で並べて配置されている。第1サブロータ23Lは、第1メインロータ22Lに装着されていて、第1メインロータ22Lと同心状に一体回転する。第2サブロータ23Rは、第2メインロータ22Rの右方に回転軸18の軸心方向(支軸24の軸心方向)で並べて配置されている。第2サブロータ23Rは、第2メインロータ22Rに装着されていて、第2メインロータ22Rと同心状に一体回転する。
サブ除草ロータ23(第1サブロータ23L、第2サブロータ23R)は、かご形ロータによって構成されており、軸心回りに回転させた外形状が機体幅方向K2に延伸する軸心を有する円柱状を呈する。
図3~図6、図11~図13に示すように、第1サブロータ23Lは、第1メインロータ22Lの端板63に重ね合わされるプレート部材(内側部材)68と、プレート部材(内側部材)68の機体外方に間隔をあけて配置されたリング状のエンドフレーム30と、軸心Y1(軸心Y2)の延長線の周囲に設けられている草刈刃(第2草刈刃という)31とを有する。第2サブロータ23Rも同様に、プレート部材(内側部材)68と、エンドフレーム30と、草刈刃(第2草刈刃)31とを有し、第1サブロータ23Lと同様に構成される。
プレート部材68は、第1メインロータ22Lの外枠部材29より小径の円板状に形成されている。
第2草刈刃31は、軸心Y1(軸心Y2)の延長線の周囲に螺旋状に設けられている。また、第2草刈刃31は、エンドフレーム30とプレート部材68の外周部とにわたって設けられている。したがって、エンドフレーム30とプレート部材68とは、第2草刈刃31によって連結されている。第2草刈刃31は、複数設けられている。なお、第2草刈刃31は、少なくとも1つ設けられていればよい。
図12~図14に示すように、プレート部材68の中心側には、円形の開口穴69が形成されている。開口穴69は、支軸24の軸径よりも大径であり、プレート部材68を端板63に重ね合わせた際に、支軸24の外端に対応する位置に位置する。プレート部材68には、開口穴69の周囲に、複数の係合ピン70と複数の貫通穴71とが形成されている。
図15に示すように、複数の係合ピン70及び複数の貫通穴71は、回転軸18の軸心Y1(支軸24の軸心Y2)を中心とする同一円周F2上に形成されている。円周F2は、円周F1と同径の円周である。本実施形態では、複数の係合ピン70及び複数の貫通穴71は、それぞれ3つずつ設けられている。複数の係合ピン70は、除草ロータ21の周方向E1に等間隔をあけて設けられている。複数の貫通穴71は、周方向E1に等間隔をあけて形成され、且つ周方向E1で隣接する2つの係合ピン70の間に1つずつ形成されている。詳しくは、貫通穴71は、隣接する係合ピン70の間の中央部に形成されている。
図11、図19に示すように、各係合ピン70は、軸部70bと、軸部70bの端部に設けられた頭部70aとを有する。
図19に示すように、軸部70bは、プレート部材68を貫通し且つ該プレート部材68に溶接等によって固定されている。また、軸部70bは、プレート部材68から機体内方に突出している。図20に示すように、軸部70bの軸径(軸の直径)は、係合溝67の溝幅と略同じで且つ係合溝67内に挿入可能な(係合溝67内を移動可能な)寸法に形成されている。
図19に示すように、頭部70aは、軸部70bの機体内方側の端部に固定されている。
図20に示すように、頭部70aは、軸部70bの軸径より大径で且つ挿通穴66より若干小径に形成されている。したがって、頭部70aは、サブ除草ロータ23(第1サブロータ23L、第2サブロータ23R)を機体幅方向K2に移動させることにより、挿通穴66に対して挿脱可能である。また、図19に示すように、挿通穴66に頭部70aを通過させた状態で軸部70bは、挿通穴66内に位置する。
図19に示すように、頭部70aとプレート部材68との間の間隔H1は、端板68の板厚と略同じで且つ頭部70aが挿通穴66を通過した状態で端板63の機体内方側を移動可能な寸法に形成されている。
図15に示すように、各貫通穴71は、円形の穴に形成されている。
図4に示すように、除草ロータ21は、端板(外側部材)63とプレート部材(内側部材)68とを工具レス(スパナ、レンチ等の工具を使用しない)で締結する固定具72を有する。本実施形態では、固定具72は、蝶ボルト72A及び蝶ナット72Bによって構成されている。蝶ボルト72Aを長穴65及び貫通穴71に挿通し、且つ蝶ボルト72Aに蝶ナット72Bをねじ込むことにより、端板63とプレート部材68とが締結される。これにより、メイン除草ロータ22に対してサブ除草ロータ23が回り止めされる。詳しくは、第1メインロータ22Lに対して第1サブロータ23Lが回り止めされ、第2メインロータ22Rに対して第2サブロータ23Rが回り止めされる。なお、固定具72は、本実施形態では、3つ設けられているが、1つまたは2つでもよいし、4つ以上であってもよい。
第1サブロータ23Lのロータ径(直径)D3と、第2サブロータ23Rのロータ径(直径)D4とは同径に形成されている。ロータ径D3及びロータ径D4は、ロータ径D1及びロータ径D2よりも小さい直径に形成されている。したがって、サブ除草ロータ23は、メイン除草ロータ22の下端よりも上方で草を除草する。言い換えると、メイン除草ロータ22の下端と、サブ除草ロータ23の下端との間に段差32が設けられている。
本実施形態では、端板(外側部材)63に複数の係合穴64が形成されると共にプレート部材(内側部材)68に複数の係合ピン70が設けられているが、端板63に複数の係合ピン70を設けると共にプレート部材68に複数の係合穴64を形成してもよい。即ち、メイン除草ロータ22及びサブ除草ロータ23は、一方が複数の係合穴64を有し、他方が各係合穴64に係合する複数の係合ピン70を有する。
次に、サブ除草ロータ23をメイン除草ロータ22に装着(連結)する手順について説明する。
以下に説明する装着手順において、図17~図20を参照して、第1サブロータ23Lを第1メインロータ22Lに装着する場合について説明し、第2サブロータ23Rを第2メインロータ22Rに装着する場合については、第1サブロータ23Lを第1メインロータ22Lに装着する手順と同様であるので説明を省略する。
図17~図20は、除草ロータ21を第1方向X1に回転する場合において、第1サブロータ23Lを第1メインロータ22Lに装着する手順を示している。図17、図18は、第1メインロータ22Lと第1サブロータ23Lとの結合部分を正面右側からみた斜視図を示している。また、図19は、係合穴64と係合ピン70との係合部分の背面断面図を示し、図20は、係合穴64と係合ピン70との係合部分を機体外方からみた側面図を示している。
先ず、図17に示すように、プレート部材68が端板63に機体幅方向K2で対向するように第1サブロータ23Lを第1メインロータ22Lの側方に配置する。
次に、第1サブロータ23Lを第1メインロータ22Lに接近させ、図18の右側の図に示すように、係合ピン70の頭部70aを係合穴64の挿通穴66に挿通させ且つ通過させる(図19の仮想線参照)。挿通穴66に頭部70aを通過させると、図19に示すように、プレート部材68が端板63に重ね合わされる。図19、図20に示すように、挿通穴66に頭部70aを通過させた状態では、軸部70bは、挿通穴66内に位置している。また、挿通穴66に頭部70aを通過させた状態では、貫通穴71は、長穴65の長手方向の中央部に位置する。
次に、挿通穴66に頭部70aを通過させた状態から、図18に示すように、第1サブロータ23Lを、第1メインロータ22Lに対して回転方向である第1方向X1とは逆方向(図18及び図20の矢印X3方向)に回転させる。すると、図19、図20に示すように、軸部70bは、第1溝67aに挿入し且つ第1溝67a(係合溝)の端部64aに当接する(図18の左側の図を参照)。これにより、第1メインロータ22Lから第1サブロータ23Lに回転力が伝達可能となる。即ち、第1メインロータ22Lが第1方向X1に回転することにより、第1溝67aの端部64aが軸部70bを押動し、これにより、第1メインロータ22Lから第1サブロータ23Lに動力が伝達され、第1サブロータ23Lが第1メインロータ22Lと一体回転する。第2サブロータと第2メインロータの場合も同様である。
図20に示すように、軸部70bが第1溝67aの端部64aに当接した状態では、規制部63cに頭部70aが係合する。頭部70aが規制部63cに係合(当接)することにより、第1サブロータ23L(サブ除草ロータ23)が第1メインロータ22L(メイン除草ロータ22)から離反するのが規制される。
一方、軸部70bが第1溝67aの端部64aに当接した状態では、貫通穴71は、長穴65の端部に位置しており、蝶ボルト72A及び蝶ナット72Bによって、プレート部材68と端板63とを締結することができる。
以上のように、サブ除草ロータ23(第1サブロータ23L、第2サブロータ23R)をメイン除草ロータ22(第1メインロータ22L、第2メインロータ22R)に対して回転させることにより、サブ除草ロータ23をメイン除草ロータ22に簡単に(ワンタッチで)装着することができる。また、蝶ボルト72A及び蝶ナット72Bによって、プレート部材68と端板63とを締結することで、工具レスでメイン除草ロータ22に対するサブ除草ロータ23の回転方向の回り止めを図ることができる。
また、除草ロータ21を第2方向X2に回転する場合にあっては、挿通穴66に頭部70aを通過させた状態から、サブ除草ロータ23(第1サブロータ23L、第2サブロータ23R)をメイン除草ロータ22(第1メインロータ22L、第2メインロータ22R)に対して第2方向X2とは逆方向(図20に示す矢印X3方向とは逆方向)に回転させる。この場合は、軸部70bは、第2溝67bに挿入し且つ第2溝67bの端部64b(図20参照)に当接する。したがって、除草ロータ21を第2方向X2に回転する場合は、第2溝67bの端部64bが軸部70bを押動することで、メイン除草ロータ22からサブ除草ロータ23に動力が伝達される。
また、第1メインロータ22Lと第1サブロータ23Lとの組と、第2メインロータ22Rと第2サブロータ23Rとの組とを入れ替えることによっても、除草ロータ21を、第1方向X1に回転する場合と第2方向X2に回転する場合とに対応することができる。したがって、係合溝67は、第1溝67a又は第2溝67bの一方のみによって構成することもできる。また、第1草刈刃25及び第2草刈刃31は、片刃であってもよいし、両刃であってもよい。また、本実施形態のサブ除草ロータ23の装着構造は、メイン除草ロータ22と同径のサブ除草ロータ23を装着する場合にも適用可能である。
図21は、マルチフィルムM1が敷設された畝U1の側方を除草装置1によって除草する場合を示している。マルチフィルムM1は、畝U1を覆うと共にマルチフィルムM1の幅方向の端部側である裾部Maは、該裾部Maを覆土する土である埋土S1によって押さえられている。草は、この埋土S1にも生える。
例えば、サブ除草ロータ23が設けられていない除草ロータ21の場合、畝U1の側方を除草する場合、マルチフィルムM1の裾部Maの上方まで除草するために除草装置1を畝U1に寄せると、除草ロータ21で裾部Maをひっかけ、除草ロータ21にマルチフィルムM1を巻き込んでしまうおそれがある。
これに対し、本実施形態の除草装置1では、サブ除草ロータ23が設けられているので、図4に示すように、マルチフィルムM1が敷設された畝U1の側方を除草する際に、除草ロータ21を畝U1に寄せると、メイン除草ロータ22の下端とサブ除草ロータ23の下端との間に段差32があることによりサブ除草ロータ23の下方に裾部Maが位置する。これにより、マルチフィルムM1をひっかけずにマルチフィルムM1の際(きわ)を除草することができる。つまり、メイン除草ロータ22によってマルチフィルムM1の裾部Maの側方を除草し且つサブ除草ロータ23によって裾部Maの上方を除草することができる。これによって、マルチフィルムM1の際まで除草を行うことができる。
また、本実施形態では、メイン除草ロータ22の一側方に第1サブロータ23Lが設けられ、他側方に第2サブロータ23Rが設けられているので、マルチフィルムM1が敷設された畝U1と畝U1との間の溝である畝間溝を除草する場合に、一方の畝U1に敷設されたマルチフィルムM1の裾部Maの上方を第1サブロータ23Lで除草し、他方の畝U1に敷設されたマルチフィルムM1の裾部Maの上方を第2サブロータ23Rによって除草することができる。
図2に示すように、除草装置1は、機枠8に取り付けられたカバー体36を有する。カバー体36は、草刈部19(メイン除草ロータ22)の上方を覆う上部カバー37と、草刈部19(除草ロータ21)の後方を覆う後部カバー38と、上部カバー37の左の側方に配置された第1側部カバー39Lと、上部カバー37の右の側方に配置された第2側部カバー39Rとを有する。上部カバー37は、機枠8に取り付けられている。
機枠8は、ギヤケース12から左方に突出する左のサポートアーム40Lと、ギヤケース12から右方に突出する右のサポートアーム40Rとを含むサポートアーム40を有する。サポートアーム40Lに取り付けられた取付部材41L及びサポートアーム40Rに取り付けられた取付部材41Rに上部カバー37が取り付けられている。
上部カバー37の後部には、機体幅方向K2の軸心を有する枢軸42が設けられ、この枢軸42を介して後部カバー38の上部が上部カバー37の後部に機体幅方向K2の軸心回りに揺動可能に支持されている。これにより、後部カバー38は上下(上方及び下方)に揺動可能とされている。
後部カバー38は、地面G1側に接地して、草刈部19(メイン除草ロータ22)で除草した跡である除草跡T1を整地する整地部38aを有する。
図2に示すように、除草装置1は、後部カバー38を下方に付勢する弾下装置43を有する。
弾下装置43は、ロッド44と、付勢部材45とを有する。ロッド44の前部は、サポートアーム40に設けられた支持片46に枢支されている。後部カバー38の上部に突設されたブラケット47の上部にホルダ48が設けられ、このホルダ48をロッド44の後部が軸心方向に移動可能に挿通している。ホルダ48は、ブラケット47に機体幅方向K2の軸心回りに回転可能に支持されている。
付勢部材45は、コイルバネによって構成されていて、ホルダ48の前側に配置され且つロッド44の外側に嵌められている。ロッド44には、軸心方向に位置調整可能に設けられたバネ受け部材49が設けられ、付勢部材45は、ホルダ48とバネ受け部材49との間に圧縮状に介在されている。これにより、付勢部材45は、後部カバー38を下方(接地方向)に付勢している。バネ受け部材49の位置を、ロッド44の軸心方向に位置調整することにより、付勢部材45の付勢力を変更することができる。
図2に示すように、除草装置1は、該除草装置1の高さを規定(設定)する高さ設定装置50を有する。高さ設定装置50により、除草ロータ21が、例えば、地面G1の表面を削りながら地上の草G2を除草する高さに設定される。
高さ設定装置50は、支持枠51と、ゲージ輪52と、高さ調節機構53とを有する。支持枠51は、前部が機枠8に枢支されていて、上下に揺動可能である。ゲージ輪52は、支持枠51の後部に支柱部材54、車輪枠55等を介して支持されている。高さ調節機構53は、支持枠51と、ギヤケース12に取り付けられたマスト56との間に設けられていて、支持枠51の上下揺動を規制する。また、高さ調節機構53は、操作ハンドル57の操作等によって長さ方向に伸縮可能とされており、高さ調節機構53を伸縮させることにより、支持枠51を上下に揺動させることができる。
ゲージ輪52が接地することで、除草ロータ21の高さが規定される。また、支持枠51を上下に揺動させることにより、除草ロータ21の高さを変更することができる。
以上詳述した本実施形態では、走行体としてのトラクタ2に装着されるトラクタ装着型(車両装着型)の除草装置1を例示したが、これに限定されることはない。例えば、原動機と該原動機で駆動される走行装置とを備えた走行可能な自走式本機(走行体)と除草装置1とが一体的に構成された自走式の除草作業機に採用される除草装置1であってもよい。この自走式の除草作業機としては、自走式本機に作業者が把持する操向ハンドル等が設けられていて該操向ハンドルを把持した作業者が歩行しながら作業機を操縦する歩行型の除草作業機、または、自走式本機に運転席及び走行装置を操作するステアリングハンドル等が設けられていて運転席に着座した作業者が作業機を操縦する乗用型の除草作業機が考えられる。この自走式の除草作業機においても、原動機から動力伝達部を介して草刈部19(除草ロータ21)に動力が伝達される。また、車輪等の走行装置及び操向ハンドルを備えた走行機体(走行体)に、除草ロータ21、該除草ロータ21を駆動する原動機及び該原動機の動力を除草ロータ21に伝達する動力伝達部を搭載した除草作業機であって、操向ハンドルを把持した作業者が人力で走行移動させる手押し式の除草作業機に採用される除草装置1であってもよい。
本実施形態の除草装置1及び除草ロータ21は、以下の効果を奏する。
即ち、本実施形態の除草装置1は、機枠8と、機枠8に回転自在に支持された回転軸18と、回転軸18と共に回転して地上の草G2を除草するメイン除草ロータ22と、回転軸18の軸心方向でメイン除草ロータ22と並べて配置されるサブ除草ロータ23とを有する除草ロータ21と、メイン除草ロータ22及びサブ除草ロータ23の一方に設けられていて、挿通穴66と、挿通穴66から除草ロータ21の周方向E1に延びる係合溝67とを有する係合穴64と、メイン除草ロータ22及びサブ除草ロータ23の他方に設けられていて、軸部70bと、軸部70bの端部に設けられ且つ挿通穴66に対して挿脱可能な頭部70aとを有する係合ピン70と、を備え、軸部70bは、挿通穴66に頭部70aを通過させた状態で挿通穴66内に位置し、且つ該状態でサブ除草ロータ23をメイン除草ロータ22に対して回転させることにより係合溝67に挿入して該係合溝67の端部64a、64bに当接し、係合穴64を形成する壁部(中央部位63a)は、軸部70bが係合溝67の端部64a、64bに当接した状態で頭部70aが係合してサブ除草ロータ23がメイン除草ロータ22から離反するのを規制する規制部63cを有する。
この構成によれば、係合ピン70の頭部70aを係合穴64の挿通穴66に通過させた状態でサブ除草ロータ23をメイン除草ロータ22に対して回転させることにより、軸部70bが係合溝67の端部に当接してメイン除草ロータ22からサブ除草ロータ23に回転力が伝達可能とされると共に、頭部70aが規制部63cに係合してサブ除草ロータ23がメイン除草ロータ22から離反するのが規制される。つまり、サブ除草ロータ23をメイン除草ロータ22に対して回転させるだけで、サブ除草ロータ23を簡単に(ワンタッチで)装着することができる。
また、係合穴64は、回転軸18の軸心Y1を中心とする円周F1上に複数形成され、各係合穴64の係合溝67は、回転軸18の軸心Y1を中心とする円弧状に形成され、係合ピン70は、回転軸18の軸心Y1を中心とし且つ回転軸18の軸心Y1を中心とする前記円周F1と同径の円周F2上に複数設けられていてもよい。
この構成によれば、サブ除草ロータ23をメイン除草ロータ22に装着した際に、軸部70bが係合溝67に挿入することで、サブ除草ロータ23の軸心をメイン除草ロータ22の軸心に一致させることができる。これにより、サブ除草ロータ23の芯出しを簡単に行える。
また、回転軸18は、第1方向X1と、第1方向X1とは逆方向の第2方向X2とに選択的に回転可能であり、係合溝67は、挿通穴66から第1方向X1とは逆方向に延びる第1溝67aと、挿通穴66から第2方向X2とは逆方向に延びる第2溝67bとを含んでいてもよい。
この構成によれば、除草ロータ21を第1方向X1又は第2方向X2に選択的に回転させる除草装置1において、サブ除草ロータ23の装着の容易化を図ることができる。
また、メイン除草ロータ22は、回転軸18に同心状に配置され且つ回転軸18と一体回転する支軸24と、支軸24の外端側に固定された外側部材(端板63)とを有し、サブ除草ロータ23は、外側部材(端板63)に重ね合わされる内側部材(プレート部材68)を有し、係合穴64は、外側部材(端板63)に形成され、係合ピン70は、内側部材(プレート部材68)に固定されていてもよい。
この構成によれば、サブ除草ロータ23に係合ピン70を設けることにより、頭部70aを挿通穴66に通す際に、頭部70aと挿通穴66との位置関係を視認により容易に確認することができ、頭部70aを挿通穴66に容易に挿通させることができる。
また、外側部材(端板63)と内側部材(プレート部材68)とを工具レスで締結する固定具72を備えていてもよい。
この構成によれば、メイン除草ロータ22に対するサブ除草ロータ23の装着方向とは逆方向の回り止めを工具レスで行える。
また、サブ除草ロータ23は、メイン除草ロータ22と同心状に回転し、且つメイン除草ロータ22の直径D1、D2よりも小さい直径D3、D4に形成されていてもよい。
この構成によれば、サブ除草ロータ23はメイン除草ロータ22の下端よりも上方で草を除草することができる。これにより、例えば、マルチフィルムM1が敷設された畝U1の側方を除草する場合、メイン除草ロータ22の下端とサブ除草ロータ23の下端との間に段差32があることから、除草ロータ21によってマルチフィルムM1の裾部MaをひっかけずにマルチフィルムM1の際まで除草をすることができる。また、メイン除草ロータ22の下端とサブ除草ロータ23の下端との間に段差のある除草ロータ21を簡単に形成することができる。
また、サブ除草ロータ23は、メイン除草ロータ22が畝U1に敷設されたマルチフィルムM1の幅方向の端部側である裾部Maの側方に位置する状態で、裾部Maの上方を除草可能であってもよい。
この構成によれば、マルチフィルムM1が敷設された畝U1の側方を除草する場合、メイン除草ロータ22によってマルチフィルムM1の裾部Maの側方を除草し且つサブ除草ロータ23によって裾部Maの上方を除草することができる。これによって、マルチフィルムM1の際まで除草を行うことができる。
また、サブ除草ロータ23は、メイン除草ロータ22の一側方に設けられた第1サブロータ23Lと、メイン除草ロータ22の他側方に設けられた第2サブロータ23Rとを有していてもよい。
この構成によれば、マルチフィルムM1が敷設された畝U1と畝U1との間の畝間溝を良好に除草することができる。
また、本実施形態の除草ロータ21は、支軸24及び支軸24の周囲に設けられている草刈刃(第1草刈刃25)を有するメイン除草ロータ22と、支軸24の軸心方向でメイン除草ロータ22と並べて配置され、且つ草刈刃(第1草刈刃25)とは異なる草刈刃であって支軸24の軸心Y2の延長線の周囲に設けられている草刈刃(第2草刈刃31)を有するサブ除草ロータ23と、メイン除草ロータ22及びサブ除草ロータ23の一方に設けられていて、挿通穴66と、挿通穴66から支軸24を中心とする周方向E1に延びる係合溝67とを有する係合穴64と、メイン除草ロータ22及びサブ除草ロータ23の他方に設けられていて、軸部70bと、軸部70bの端部に設けられ且つ挿通穴66に対して挿脱可能な頭部70aとを有する係合ピン70と、を備え、軸部70bは、挿通穴66に頭部70aを通過させた状態で挿通穴66内に位置し、且つ該状態でサブ除草ロータ23をメイン除草ロータ22に対して回転させることにより係合溝67に挿入して該係合溝67の端部64a、64bに当接し、係合穴64を形成する壁部(中央部位63a)は、軸部70bが係合溝67の端部に当接した状態で頭部70aが係合してサブ除草ロータ23がメイン除草ロータ22から離反するのを規制する規制部63cを有する。
この構成によれば、係合ピン70の頭部70aを係合穴64の挿通穴66に通過させた状態でサブ除草ロータ23をメイン除草ロータ22に対して回転させることにより、軸部70bが係合溝67の端部に当接してメイン除草ロータ22からサブ除草ロータ23に回転力が伝達可能とされると共に、頭部70aが規制部63cに係合してサブ除草ロータ23がメイン除草ロータ22から離反するのが規制される。つまり、サブ除草ロータ23をメイン除草ロータ22に対して回転させるだけで、サブ除草ロータ23を簡単に(ワンタッチで)装着することができる。
また、係合穴64は、支軸24の軸心Y2を中心とする円周F1上に複数形成され、各係合穴64の係合溝67は、支軸24の軸心Y2を中心とする円弧状に形成され、係合ピン70は、支軸24の軸心Y2を中心とし且つ支軸24の軸心Y2を中心とする前記円周F1と同径の円周F2上に複数設けられていてもよい。
この構成によれば、サブ除草ロータ23をメイン除草ロータ22に装着した際に、軸部70bが係合溝67に挿入することで、サブ除草ロータ23の軸心をメイン除草ロータ22の軸心に一致させることができる。これにより、サブ除草ロータ23の芯出しを簡単に行える。
また、メイン除草ロータ22は、第1方向X1と、第1方向X1とは逆方向の第2方向X2とに選択的に回転可能であり、係合溝67は、挿通穴66から第1方向X1とは逆方向に延びる第1溝67aと、挿通穴66から第2方向X2とは逆方向に延びる第2溝67bとを含んでいてもよい。
この構成によれば、除草ロータ21を第1方向X1又は第2方向X2に選択的に回転させることができる除草装置1に装着する場合において、サブ除草ロータ23の装着の容易化を図ることができる。
また、メイン除草ロータ22は、支軸24の外端側に固定された外側部材(端板63)を有し、サブ除草ロータ23は、外側部材(端板63)に重ね合わされる内側部材(プレート部材68)を有し、係合穴64は、外側部材(端板63)に形成され、係合ピン70は、内側部材(プレート部材68)に固定されていてもよい。
この構成によれば、サブ除草ロータ23に係合ピン70を設けることにより、頭部70aを挿通穴66に通す際に、頭部70aと挿通穴66との位置関係を視認により容易に確認することができ、頭部70aを挿通穴66に容易に挿通させることができる。
また、外側部材(端板63)と内側部材(プレート部材68)とを工具レスで締結する固定具72を備えていてもよい。
この構成によれば、メイン除草ロータ22に対するサブ除草ロータ23の装着方向とは逆方向の回り止めを工具レスで行える。
また、サブ除草ロータ23は、メイン除草ロータ22と同心状に回転し、且つメイン除草ロータ22の直径D1、D2よりも小さい直径D3、D4に形成されていてもよい。
この構成によれば、除草ロータ21を除草装置1に装着して草を除草する場合に、サブ除草ロータ23はメイン除草ロータ22の下端よりも上方で草を除草することができる。これにより、例えば、マルチフィルムM1が敷設された畝U1の側方を除草する場合、メイン除草ロータ22の下端とサブ除草ロータ23の下端との間に段差32があることから、除草ロータ21によってマルチフィルムM1の裾部MaをひっかけずにマルチフィルムM1の際まで除草をすることができる。また、メイン除草ロータ22の下端とサブ除草ロータ23の下端との間に段差のある除草ロータ21を簡単に形成することができる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
8 機枠
18 回転軸
21 除草ロータ
22 メイン除草ロータ
23 サブ除草ロータ
23L 第1サブロータ
23R 第2サブロータ
24 支軸
25 草刈刃(第1草刈刃)
31 草刈刃(第2草刈刃)
64 係合穴
63 外側部材(端板)
63a 壁部(中央部位)
63c 規制部
64a 係合溝(第1溝)の端部
64b 係合溝(第2溝)の端部
66 挿通穴
67 係合溝
67a 第1溝
67b 第2溝
68 内側部材(プレート部材)
70 係合ピン
70a 頭部
70b 軸部
72 固定具
D1 メイン除草ロータ(第1メインロータ)の直径
D2 メイン除草ロータ(第2メインロータ)の直径
D3 サブ除草ロータ(第1サブロータ)の直径
D4 サブ除草ロータ(第1サブロータ)の直径
E1 周方向
F1 円周
F2 円周
G1 地上
G2 草
M1 マルチフィルム
Ma 裾部
U1 畝
X1 第1方向
X2 第2方向
Y1 軸心
Y2 軸心

Claims (14)

  1. 機枠と、
    前記機枠に回転自在に支持された回転軸と、
    前記回転軸と共に回転して地上の草を除草するメイン除草ロータと、前記回転軸の軸心方向で前記メイン除草ロータと並べて配置されるサブ除草ロータとを有する除草ロータと、
    前記メイン除草ロータ及び前記サブ除草ロータの一方に設けられていて、挿通穴と、前記挿通穴から前記除草ロータの周方向に延びる係合溝とを有する係合穴と、
    前記メイン除草ロータ及び前記サブ除草ロータの他方に設けられていて、軸部と、前記軸部の端部に設けられ且つ前記挿通穴に対して挿脱可能な頭部とを有する係合ピンと、
    を備え、
    前記軸部は、前記挿通穴に前記頭部を通過させた状態で前記挿通穴内に位置し、且つ該状態で前記サブ除草ロータを前記メイン除草ロータに対して回転させることにより前記係合溝に挿入して該係合溝の端部に当接し、
    前記係合穴を形成する壁部は、前記軸部が前記係合溝の端部に当接した状態で前記頭部が係合して前記サブ除草ロータが前記メイン除草ロータから離反するのを規制する規制部を有する除草装置。
  2. 前記係合穴は、前記回転軸の軸心を中心とする円周上に複数形成され、
    各係合穴の係合溝は、前記回転軸の軸心を中心とする円弧状に形成され、
    前記係合ピンは、前記回転軸の軸心を中心とし且つ前記回転軸の軸心を中心とする前記円周と同径の円周上に複数設けられている請求項1に記載の除草装置。
  3. 前記回転軸は、第1方向と、前記第1方向とは逆方向の第2方向とに選択的に回転可能であり、
    前記係合溝は、前記挿通穴から前記第1方向とは逆方向に延びる第1溝と、前記挿通穴から前記第2方向とは逆方向に延びる第2溝とを含む請求項1または2に記載の除草装置。
  4. 前記メイン除草ロータは、前記回転軸に同心状に配置され且つ前記回転軸と一体回転する支軸と、前記支軸の外端側に固定された外側部材とを有し、
    前記サブ除草ロータは、前記外側部材に重ね合わされる内側部材を有し、
    前記係合穴は、前記外側部材に形成され、
    前記係合ピンは、前記内側部材に固定されている請求項1~3のいずれか1項に記載の除草装置。
  5. 前記外側部材と前記内側部材とを工具レスで締結する固定具を備えている請求項4に記載の除草装置。
  6. 前記サブ除草ロータは、前記メイン除草ロータと同心状に回転し、且つ前記メイン除草ロータの直径よりも小さい直径に形成されている請求項1~5のいずれか1項に記載の除草装置。
  7. 前記サブ除草ロータは、前記メイン除草ロータが畝に敷設されたマルチフィルムの幅方向の端部側である裾部の側方に位置する状態で、前記裾部の上方を除草可能である請求項1~6のいずれか1項に記載の除草装置。
  8. 前記サブ除草ロータは、前記メイン除草ロータの一側方に設けられた第1サブロータと、前記メイン除草ロータの他側方に設けられた第2サブロータとを有する請求項1~7のいずれか1項に記載の除草装置。
  9. 支軸及び前記支軸の周囲に設けられている草刈刃を有するメイン除草ロータと、
    前記支軸の軸心方向で前記メイン除草ロータと並べて配置され、且つ前記草刈刃とは異なる草刈刃であって前記支軸の軸心の延長線の周囲に設けられている草刈刃を有するサブ除草ロータと、
    前記メイン除草ロータ及び前記サブ除草ロータの一方に設けられていて、挿通穴と、前記挿通穴から前記支軸を中心とする周方向に延びる係合溝とを有する係合穴と、
    前記メイン除草ロータ及び前記サブ除草ロータの他方に設けられていて、軸部と、前記軸部の端部に設けられ且つ前記挿通穴に対して挿脱可能な頭部とを有する係合ピンと、
    を備え、
    前記軸部は、前記挿通穴に前記頭部を通過させた状態で前記挿通穴内に位置し、且つ該状態で前記サブ除草ロータを前記メイン除草ロータに対して回転させることにより前記係合溝に挿入して該係合溝の端部に当接し、
    前記係合穴を形成する壁部は、前記軸部が前記係合溝の端部に当接した状態で前記頭部が係合して前記サブ除草ロータが前記メイン除草ロータから離反するのを規制する規制部を有する除草ロータ。
  10. 前記係合穴は、前記支軸の軸心を中心とする円周上に複数形成され、
    各係合穴の係合溝は、前記支軸の軸心を中心とする円弧状に形成され、
    前記係合ピンは、前記支軸の軸心を中心とし且つ前記支軸の軸心を中心とする前記円周と同径の円周上に複数設けられている請求項9に記載の除草ロータ。
  11. 前記メイン除草ロータは、第1方向と、前記第1方向とは逆方向の第2方向とに選択的に回転可能であり、
    前記係合溝は、前記挿通穴から前記第1方向とは逆方向に延びる第1溝と、前記挿通穴から前記第2方向とは逆方向に延びる第2溝とを含む請求項9または10に記載の除草ロータ。
  12. 前記メイン除草ロータは、前記支軸の外端側に固定された外側部材を有し、
    前記サブ除草ロータは、前記外側部材に重ね合わされる内側部材を有し、
    前記係合穴は、前記外側部材に形成され、
    前記係合ピンは、前記内側部材に固定されている請求項9~11のいずれか1項に記載の除草ロータ。
  13. 前記外側部材と前記内側部材とを工具レスで締結する固定具を備えている請求項12に記載の除草ロータ。
  14. 前記サブ除草ロータは、前記メイン除草ロータと同心状に回転し、且つ前記メイン除草ロータの直径よりも小さい直径に形成されている請求項9~13のいずれか1項に記載の除草ロータ。
JP2019004365A 2019-01-15 2019-01-15 除草装置及び除草ロータ Active JP7055757B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019004365A JP7055757B2 (ja) 2019-01-15 2019-01-15 除草装置及び除草ロータ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019004365A JP7055757B2 (ja) 2019-01-15 2019-01-15 除草装置及び除草ロータ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020110098A JP2020110098A (ja) 2020-07-27
JP7055757B2 true JP7055757B2 (ja) 2022-04-18

Family

ID=71665778

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019004365A Active JP7055757B2 (ja) 2019-01-15 2019-01-15 除草装置及び除草ロータ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7055757B2 (ja)

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5072608B2 (ja) 2008-01-08 2012-11-14 Ntn株式会社 センサ付車輪用軸受
JP5325507B2 (ja) 2008-09-09 2013-10-23 東芝キヤリア株式会社 系統連系インバータ
JP2014140311A (ja) 2013-01-22 2014-08-07 Miyamaru Attachment Kenkyusho:Kk スパイラルロータの車軸取付構造
JP2014140306A (ja) 2013-01-22 2014-08-07 Miyamaru Attachment Kenkyusho:Kk スパイラルロータ
US20150216104A1 (en) 2014-02-05 2015-08-06 Dawn Equipment Company Agricultural System For Field Preparation

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5257059Y2 (ja) * 1973-11-08 1977-12-23
JPS5525201Y2 (ja) * 1976-08-10 1980-06-17
JPH0539206U (ja) * 1991-11-01 1993-05-28 株式会社クボタ 歩行型管理機
JPH08187006A (ja) * 1995-01-09 1996-07-23 Hidetoshi Uchida 除草機
JP6190776B2 (ja) * 2014-07-28 2017-08-30 株式会社宮丸アタッチメント研究所 草刈ロータの車軸取付構造
JP7153267B2 (ja) * 2018-11-09 2022-10-14 株式会社宮丸アタッチメント研究所 除草装置

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5072608B2 (ja) 2008-01-08 2012-11-14 Ntn株式会社 センサ付車輪用軸受
JP5325507B2 (ja) 2008-09-09 2013-10-23 東芝キヤリア株式会社 系統連系インバータ
JP2014140311A (ja) 2013-01-22 2014-08-07 Miyamaru Attachment Kenkyusho:Kk スパイラルロータの車軸取付構造
JP2014140306A (ja) 2013-01-22 2014-08-07 Miyamaru Attachment Kenkyusho:Kk スパイラルロータ
US20150216104A1 (en) 2014-02-05 2015-08-06 Dawn Equipment Company Agricultural System For Field Preparation

Also Published As

Publication number Publication date
JP2020110098A (ja) 2020-07-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP2969330B1 (en) Quick-coupling for mower blades
EP2773178B1 (en) Handle height adjustment device of walk-behind power tool, a handle assembly and a walk-behind power tool comprising such a device
US9839179B2 (en) Ride-on vehicle with operator access assist bar
US11013173B2 (en) Propulsion control lockout and ground working vehicle incorporating same
JP2022506300A (ja) 交換可能なハンドルを有する伸縮浮動ハンドルアセンブリと、現場でのバックラップと、牽引作動棒と、交換可能なリール式刈り込みユニットとを有する歩行型リール式芝刈り機
EP3282826B1 (en) Lawn mower cutting height adjustment assembly
JP7055757B2 (ja) 除草装置及び除草ロータ
EP2906461B1 (en) Outdoor power equipment hood hinge
KR102444231B1 (ko) 제초기
JP2020074738A (ja) 除草装置
JP3897333B2 (ja) 草刈機
US20150150192A1 (en) Folding Arrangement for a Handle Assembly of Walk-Behind Power Tool, a Handle Assembly and a Walk-Behind Power Tool Comprising Such an Arrangement
JP7086823B2 (ja) 除草装置
EP3302021B1 (en) Walk-behind mower with steering wheel control
JP6912779B2 (ja) 除草装置
US20060011357A1 (en) Edging and trenching system
JP7001452B2 (ja) 歩行型作業機
JP2007037489A (ja) オフセット補助カッターを備えた草刈機
JP6523943B2 (ja) 歩行型草刈機
JP7125053B2 (ja) 草刈機
JP4266205B2 (ja) ロータリカバー
JP2007053992A (ja) 歩行型草刈機
JP6928350B2 (ja) 除草装置
JP6286244B2 (ja) 歩行型草刈機
WO2019013013A1 (ja) 作業機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210622

TRDD Decision of grant or rejection written
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20220228

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220308

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220406

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7055757

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150