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JP7050450B2 - 画像形成装置及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、印刷条件に基づいて、記録媒体に画像を形成する画像形成部を有する画像形成装置等に関する。
近年の画像形成装置には、ユーザ認証機能を備える装置が多数存在する。このような画像形成装置の中には、セキュリティ強化の観点から、ログイン後ユーザが操作を一定時間行わない場合等に、自動的にログアウトすることで、セキュリティの確保を実現するものも存在する。
また、画像形成装置には様々な機能が追加されており、それぞれの機能について設定される項目も多岐にわたる。そのため、印刷などの条件の設定に必要な操作も増え、複雑になってきている。しかし、印刷条件を設定している途中に操作していない時間が一定時間経過すると、意図しないでログアウト処理がされてしまい、当該ログアウト処理により、設定していた条件が削除されてしまう場合がある。このような場合、ログイン後に再度同じ条件に設定する必要があり、手間がかかってしまう。
このような課題に対して、例えば、所定時間ユーザからの操作がなかった場合に、ユーザからの操作が作業の途中であると判断されたときは操作内容を保存し、再度のログイン時には作業途中の状態から操作を再開し、印刷を開始するための開始ボタン又は設定を確定するための確定ボタンを押したときは作業完了として保存した操作内容を削除する画像形成装置が提案されている(例えば、特許文献1を参照)。
特開2010-23451号公報
通常画像形成装置において、同じ条件で異なる原稿を読み取るといったことが行われる場合がある。例えば、第1の原稿を印刷し、第2の原稿をセットしている間に一定時間が経過してしまうと、意図しないログアウトがされてしまう場合がある。この場合において、ログアウト前に第1の原稿の印刷が完了している判断をされるため、再ログイン時に印刷条件が削除されてしまい、初期画面が表示されてしまうという問題があった。すなわち、スキャン実施後に原稿台に新しい原稿をセットしている間にログアウトされる場合は、再ログイン時に初期画面が表示されることとなり、再度のコピー機能を使用するまでのパネル操作に手間を要することとなる。
本発明は、上記の点に鑑みてなされたものであり、ログアウト操作が行われずにログアウトされた場合において、再度のログイン後における状態を、適切に復帰させることが可能な画像形成装置等を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するために、本発明の画像形成装置は、
印刷条件に基づいて、記録媒体に画像を形成する画像形成部を有する画像形成装置において、
前記画像形成装置の状態を判定する状態判定手段と、
ユーザを認証して前記画像形成装置へのログインを許可する認証手段と、
ユーザによる前記印刷条件の設定を受け付ける操作画面を表示可能な操作表示手段と、
前記ユーザによるログアウト操作が行われずに前記画像形成装置からログアウトがされた場合に、前記印刷条件と、操作画面の状態とを記憶する記憶手段と、
前記認証手段が、前記ユーザのログインを許可するときに、前記ログアウト操作が行われずに当該ユーザがログアウトされており、かつ、前記状態判定手段により前記画像形成装置の状態に変化がないと判定された場合には、前記記憶手段に記憶された前記印刷条件と、前記操作画面の状態とを読み出してログアウト時の状態に復帰させる復帰手段と、
を備えることを特徴とする。
本発明のプログラムは、
印刷条件に基づいて、記録媒体に画像を形成する画像形成装置において実行されるプログラムであって、
前記画像形成装置の状態を判定する状態判定機能と、
ユーザを認証して前記画像形成装置へのログインを許可する認証機能と、
ユーザによる前記印刷条件の設定を受け付ける操作画面を表示可能な操作表示機能と、
前記ユーザによるログアウト操作が行われずに前記画像形成装置からログアウトがされた場合に、前記印刷条件と、操作画面の状態とを記憶する記憶機能と、
前記認証機能が、前記ユーザのログインを許可するときに、前記ログアウト操作が行われずに当該ユーザがログアウトされており、かつ、前記状態判定機能により前記画像形成装置の状態に変化がないと判定された場合には、前記記憶機能に記憶された前記印刷条件と、前記操作画面の状態とを読み出してログアウト時の状態に復帰させる復帰機能と、
を有することを特徴とする。
本発明によれば、ログアウト操作が行われずにログアウトがされた場合、当該ログアウトをした時の印刷条件と操作画面の状態とが記憶され、再ログイン時において、当該記憶された印刷条件と操作画面の状態とに基づき、前記ログアウト時の状態に復帰させることができる。これによって、再ログイン時において、画像形成装置の状態を適切に復帰させることができ、前回のログアウト時の状態に戻すために必要なパネル操作を省くことができる。
第1実施形態における画像形成装置の全体構成を説明するための図である。 第1実施形態における画像形成装置の機能構成を説明するための図である。 第1実施形態におけるレジューム情報のデータ構成の一例を示した図である。 第1実施形態におけるユーザログ情報のデータ構成の一例を示した図である。 第1実施形態におけるメイン処理を説明するための動作フローである。 第1実施形態における初期画面の動作例を説明するための図である。 第1実施形態における初期条件が設定されている印刷画面の動作例を説明するための図である。 第1実施形態における印刷設定情報に基づく画面の動作例を説明するための図である。 第1実施形態における表示画面情報に基づく画面の動作例を説明するための図である。 第2実施形態におけるメイン処理を説明するための動作フローである。 第3実施形態におけるメイン処理を説明するための動作フローである。 第4実施形態における画像形成装置の機能構成を説明するための図である。 第4実施形態におけるメイン処理を説明するための動作フローである。 第4実施形態における操作受付処理の動作例を説明するための図である。 第5実施形態における復帰画面の動作例を説明するための図である。
以下、本発明の画像形成装置を適用した場合の実施の形態について、図面を参照して説明する。なお、画像形成装置としては、例えばデジタル複合機を例に説明しているが、コンピュータに、プリンタを接続したようなシステム等であっても実現可能なことは勿論である。
[1.第1実施形態]
[1.1 全体構成]
まず、本実施形態の画像形成装置10の全体構成について、図1と図2を参照して説明する。図1は画像形成装置10の外観斜視図であり、図2は画像形成装置10の機能構成図である。
画像形成装置10は、制御部110と、入力部120と、原稿読取部122と、画像形成部130と、画像処理部135と、操作入力部140と、表示部150と、通信部160と、ユーザ認証部170と、記憶部180とを備えて構成されている。
制御部110は、画像形成装置10の全体を制御するための機能部である。制御部110は、記憶部180に記憶されている各種プログラムを読み出して実行することにより各種機能を実現しており、例えばCPU(Central Processing Unit)等により構成されている。
入力部120は、画像形成装置10に入力する画像データを受け付けるための機能部である。入力部120は、原稿の画像を読み取る機能部である原稿読取部122と接続され、原稿読取部122から出力される画像データを受け付ける。なお、入力部120は、他にもUSBメモリや、コンパクトフラッシュ(登録商標)等の記憶媒体から画像データを受け付けてもよいし、通信部160を介して他の端末からの原稿データの入力(受信)を受け付けてもよい。
原稿読取部122は、原稿の画像を読み取って画像データを生成し、入力部120に出力する。例えばCCD(Charge Coupled Device)等の光学情報を電気信号に変換するデバイスを備えたスキャナ装置等により構成されている。
画像形成部130は、画像データを記録媒体(例えば記録用紙)に形成するための機能部である。例えば、図1の給紙トレイ132から記録用紙を給紙し、画像形成部130に記録用紙の表面に画像が形成された後に排紙トレイ134から排紙される。画像形成部130は、例えば電子写真方式を利用したレーザプリンタ等により構成されている。
画像処理部135は、画像データに各種画像処理を施す機能部である。例えば、画像データの鮮鋭化処理をしたり、色変換処理を行ったりする。
操作入力部140は、操作者であるユーザが動作を指示したり、設定を指示したりするための機能部であり、各種キースイッチや、接触による入力を検出する装置等により構成されている。また、表示部150は、ユーザに各種情報を報知するための機能部であり、例えばLCD等により構成されている。なお、表示部150に表示される画面を操作画面という。
ここで、本実施形態においては、操作入力部140と、表示部150とが一体に形成されているタッチパネルを備えている。タッチパネルの入力を検出する方法としては、一般的な検出方法が用いられており、例えば抵抗膜方式、赤外線方式、電磁誘導方式、静電容量方式といった何れの方法であってもよい。
通信部160は、他の装置と通信を行うための機能部である。例えば、有線LANにより通信可能な機能部であったり、無線LANにより通信可能な機能部であったりする。通信方式としては、Ethernet(登録商標)やIEEE802.11a/b/g/nであってもよいし、LTE(登録商標)通信網やWiMAX(登録商標)のような通信網であってもよい。
ユーザ認証部170は、画像形成装置10を利用するユーザ(操作者)を認証する機能部である。ユーザ認証の方法としては、一般の認証方法が用いられており、例えばICカードリーダによりIDカード等に記憶されたユーザ情報を読み込んで、そのユーザ情報に基づきユーザの認証をしたり、パスワード入力によりユーザ認証をしたりする。また、生体情報(例えば、音声、静脈、指紋、網膜等)を利用してユーザ認証をしてもよいし、外部の認証サーバによってユーザ認証をしてもよい。
記憶部180は、画像形成装置10の動作に必要な各種プログラムや、各種データが記憶されている機能部である。記憶部180は、例えば、半導体メモリや、HDD(Hard
Disk Drive)等により構成されている。
また、記憶部180には、レジューム情報182と、ユーザログ情報184と、状態判定情報186とが記憶されている。
レジューム情報182について、図3を参照して説明する。レジューム情報182は、ユーザが意図しないログアウトをした場合に記憶される情報であって、再度のログイン時に、前回のログアウト時における画像形成装置10の状態を再現するための情報である。レジューム情報182には、意図しないログアウトをしたユーザ名である最終ログアウトユーザ名(例えば「社員A」)と、表示画面情報(例えば「コピー設定画面」)と、印刷設定情報(例えば「部数が3、カラーモードがフルカラー」)とが記憶されている。
表示画面情報は、ログアウト時に表示部150に表示されていた画面の状況を示す情報である。本実施形態では、画面名を記憶することとしているが、画面ごとに振られたIDを記憶してもよいし、表示されていたウィンドウの種類や位置といった情報を記憶してもよい。
印刷設定情報は、ログアウト時に画像形成装置10に設定されていた印刷条件を示す情報である。本実施形態では、1又は複数の設定項目とその値とを対応付けて記憶することとしている(例えば、設定項目「部数」と当該設定項目の設定値「3」とを対応付ける)。
ユーザログ情報184は、画像形成装置10におけるログイン/ログアウトに関するユーザログに関する情報である。図4に示すように、ユーザ名(例えば、「社員A」)に、当該ユーザのログイン日時(例えば、「2017 06/01 10:00:01」)と、ログアウト日時(例えば、「2017 06/01 10:04:22」)と、ログアウト方法(例えば、「正常」)と記憶されている。ここで、ユーザ名は、ユーザを一意に特定するためのアカウント名やユーザIDといった情報を記憶してもよい。
ログアウト方法とは、ユーザ名によって特定されるユーザが、どのようにログアウトしたかを示す情報である。ログアウト方法は、画像形成装置10のユーザがログインしたときに、前回のログアウトが意図的であったか否かを判別するために用いられる。本実施形態では、ログアウト方法を特定するための文字列を記憶することとしているが、意図的なログアウトをしたか否かのフラグであってもよい。
なお、本実施形態では、ログアウト方法を、ログアウトボタンを押したことによるログアウトと、タイムアウトによるログアウトとの2種類としている。また、ログアウトボタンを押したことによるログアウトを意図的なログアウトとし、タイムアウトによるログアウトを意図的ではないログアウトとしている。
なお、ログアウト方法は上述したもの以外にあっても構わないことは勿論である。例えば、省電力モードの移行によってログアウトしたというログアウト方法、電源断によるログアウト方法、他のユーザによる割込によるログアウト方法があってもよい。
また、本実施形態では、ログアウト方法として記憶しているが、ログアウト方法を記憶せずに、ログアウト日時が無い場合、意図しないログアウト方法であったと判定してもよい。
状態判定情報186は、画像形成装置10の状態が、ログアウト時と、再度のログインがされた時とで、一致するかを判定するために用いられる情報である。本実施形態では、原稿読取部122に載置された原稿の設置状態に基づいて判定することとする。この場合、状態判定情報186には、ログアウト時に原稿読取部122に載置されている原稿の画像データを記憶してもよいし、ログアウトしている間に原稿読取部122の状態が変化したかのフラグを記憶してもよい。
[1.2 処理の流れ]
つづいて、本実施形態における処理の流れについて説明する。
図5は画像形成装置10のメイン処理について説明するフローチャートである。まず、ユーザ認証部170により、ユーザの認証を行う(ステップS1002)。ユーザ認証が正しく行われた場合(ログインを許可する場合)は、つづいて前回のログアウト時における表示画面情報と印刷設定情報とを読み込むかを判定する。
まず、認証されたユーザ(現在ログインしたユーザ)の、ユーザログが、ユーザログ情報184に記憶されているか否かを判定する(ステップS1004)。ユーザログが記憶されている場合には、当該ユーザの前回のログアウト方法が、タイムアウトによるログアウトであったか、すなわち意図しないログアウトであったかを判定する(ステップS1004;Yes→ステップS1006)。前回のログアウト方法は、ユーザログ情報184から、当該ユーザについて現在の時刻に最も近いログアウト日時のログアウト方法を参照すればよい。なお、ログアウト時間が記憶されない場合に意図しないログアウトであると判定するときは、当該ユーザについて現在の時刻に最も近いログイン日時のユーザログを参照してもよい。
タイムアウトによるログアウトであった場合は、つづいて、現在ログインしたユーザと、レジューム情報182に記憶されている最終ログアウトユーザとが一致するか判定する(ステップS1006;Yes→ステップS1008)。本実施形態のように、最終ログアウトユーザ名が記憶されている場合は、現在ログインしたユーザのユーザ名と、最終ログアウトユーザ名とが一致するかによって判定すればよい。
つづいて、前回のログアウト時から原稿の設置状態に変化がないかを判定する(ステップS1008;Yes→ステップS1010)。原稿の設置状態とは、原稿が画像形成装置10に対して設置されている状態をいい、本実施形態では原稿読取部122に原稿が載置されているか否か、載置されている場合は載置されている原稿の種類や内容といった、原稿読取部122に関する状態をいう。前回のログアウト時から原稿の設置状態に変化がないかの判定は、状態判定情報186に基づいて行う。
ここで、原稿の設置状態が変わったか否かの判定は、種々の方法が考えられるが、例えば以下の方法である。
(1)原稿台や自動原稿送り装置(ADF:Auto Document Feeder)の状態に変化がないか否かを判定する。例えば、意図しないログアウトから、現在のログイン時までの間に、原稿台に原稿が載置されたままか否か、自動原稿送り装置に原稿がセットされたままであるか否かを判定する。
(2)状態判定情報186に原稿の画像データを記憶し、当該画像が一致するか否かを判定する。例えば、ステップS1010において原稿読取部122に載置されている原稿を読み取り、当該原稿の画像データと、状態判定情報186に記憶されている原稿の画像データとの2つの画像データが一致するかを判定する。一致している場合は、原稿の設置状態に変化がないと判定する。なお、この場合の一致性の判定は、前記2つの画像データが完全に一致しなくとも、一致していると考えられる程度の差異を許容するものとする。
つづいて、原稿の設置状態に変化がなければ、レジューム情報182に記憶されている表示画面情報と印刷設定情報とを読み込み、画像形成装置10の設定を行う(ステップS1010;Yes→ステップS1012)。具体的には、読み込んだ表示画面情報に基づいた表示画面を表示部150に表示し、印刷設定情報に基づいて印刷条件を設定する。これにより、ユーザは前回のログアウト時における画像形成装置10の状態から、再び作業を開始することができる。
なお、ユーザログ情報184に認証されたユーザのログがない場合(ステップS1004;No)、前回ログアウト方法がタイムアウトでない場合(ステップS1006;No)、最終ログアウトユーザ名と認証したユーザのユーザ名とが一致しない場合(ステップS1008;No)、原稿の設置状態に変化がある場合(ステップS1010;No)については、表示画面情報と、印刷設定情報とは設定されないこととなる。
つづいて、ユーザログ情報184に、現在ログインしたユーザと、ログインした日時とを記憶する(ステップS1014)。
つづいて、ユーザが画像形成装置10を操作したかどうかを判定する(ステップS1016)。操作がなければ、タイムアウト時間を経過したかを判定する(ステップS1016;No→ステップS1018)。タイムアウト時間を経過してない場合は、ステップS1016へ戻る。
ここで、タイムアウト時間は、ユーザが設定してもよいし、予め設定されていてもよい。例えば、「3分間」と設定されている場合には、3分間経過した場合には、強制的にログアウトしてしまうこととなる。なお、タイムアウト時間は、ユーザがログアウトする時間であることから、例えば省電力モードに移行する時間等であってもよい。
タイムアウト時間を経過した場合は、原稿の設置状態を状態判定情報186として記憶し、また、レジューム情報182を記憶する(ステップS1018;Yes→ステップS1020)。原稿の設置状態としては、例えば、原稿台に原稿が載置されていたり、自動原稿送り装置に原稿が存在したりしている情報を記憶する。また、原稿台の場合、原稿読取部122の原稿を読み取り、ステップS1010で比較される画像データを、状態判定情報186に記憶してもよい。また、レジューム情報182としては、その時点における表示画面情報と、印刷設定情報とを、ログインしているユーザとを記憶する。
つづいて、ユーザログ情報184に、現在ログインしているユーザに対応させて、ログアウト日時と、ログアウト方法として「タイムアウト」という文字列とを記憶して、ログアウトを行う(ステップS1022)。これにより、メイン処理が終了する。
また、ステップS1016において、ユーザが画像形成装置10を操作した場合は、当該操作がログアウト操作であるかを判定する(ステップS1016;Yes→ステップS1024)。ログアウト操作とは、ユーザが画像形成装置10に対して、ログアウトを指示する操作をいう。具体的には、例えば、ログアウトボタンを選択する操作をいう。
ログアウト操作であった場合は(ステップS1024;Yes)、レジューム情報182を削除する(ステップS1026)。また、ユーザログ情報184のユーザログに、現在ログインしているユーザに対応させて、ログアウト日時と、ログアウト方法として「正常」という文字列とを記憶してログアウトを行う(ステップS1028)。
ログアウト操作以外の操作をした場合は、当該操作を実行し(ステップS1024;No→ステップS1030)、ステップS1016に戻る。
表示部150に表示される表示画面の具体例を図6から図9を参照して説明する。図6は画像形成装置10の表示画面(操作画面)W100の一例である。画像形成装置10における初期画面として表示されており、ログインされているユーザ名が領域R100に表示されている。また、ログアウトボタンが領域R102に表示されており、ユーザが選択(例えばタッチ操作)することで、意図したログアウトが可能である。また、その下の領域R104には、画像形成装置10のどの機能を使用するかを選択するためのボタンが表示されている。例えば、「コピー」ボタンがタッチされることでコピーモードが動作する。この画面は、表示画面情報と印刷設定情報とを読み出さなかった場合に表示される。
図7は、コピーモードの初期画面を示す表示画面W110の一例である。表示画面W110では、印刷条件として初期条件が設定されている。そして印刷条件は領域R110に表示されており、例えば、カラーモード「自動」、コピー濃度「自動」、ソート/グループ「なし」等と設定されている状態が表示されている。
また、印刷部数が領域R112に表示されており、本図では「1」が設定されている。ここからユーザが印刷条件を設定することができる。
図8は、ユーザが印刷条件を設定した場合の表示画面W120の一例である。現在ログインされているユーザが領域R128に表示されており、設定された印刷条件が領域R120に表示されている。例えば、初期条件から、カラーモード「フルカラー」、ソート/グループ「2in1」に変更されている。また、領域R122には、印刷部数が表示されているが、本図では「3」に変更されている。
ここで、ユーザが領域R126に表示されているコピースタートボタン(例えば、白黒コピーを実行する白黒スタートボタン又はカラーコピーを実行するカラースタートボタン)が選択されると、設定された印刷条件にしたがってコピーが行われる。
また、ここで領域R124に表示されているログアウトボタンが選択(例えばタッチ操作)されると、ユーザ「社員A」は意図したログアウト操作が行われる。すなわち、印刷設定情報(及び表示画面情報)が初期化される。
ただし、ログアウト操作が行われず、タイムアウトによりログアウトした場合には、印刷条件が印刷設定情報として記憶される。この場合、同じ社員Aがログインし、更に原稿の設置状態が同じ(変化がない)場合には、印刷設定情報が読み込まれ、印刷条件が設定される。従来であれば、図7の表示画面W110で復帰するところ、本実施形態では、図8の表示画面W120で復帰する。
また、各種設定途中の場合を示した表示画面W130の一例を図9に示す。図9では、各種設定をするためのウィンドウや、作業領域、設定情報といった種々の項目が表示されている。
表示画面W130では、用紙設定画面R130が表示されており、この中で「普通紙」がR132において選択されている。この「普通紙」としては、印刷条件として設定されてもよいし、また印刷条件としては設定されていなくてもよい。
図9では、この表示画面W130で表示されているものが、表示画面情報として意図しないログアウトの時に保存される。したがって、ログイン時(ユーザ復帰時)には、図9の表示画面W130が表示されることとなる。
なお、本実施形態では、状態判定情報186として原稿読取部122に載置された原稿の画像データを記憶したが、原稿の設置状態の変化の有無が分かるデータであれば、画像データ以外のデータを記憶してもよい。例えば、原稿が載置されているかいないかのフラグを記憶してもよい。すなわち、原稿が載置されている状態を真とし、原稿が載置されていない状態を偽として、ログアウト時の真偽値と、再度のログイン時の真偽値とが異なる場合は、状態が変化したと判定してよい。もしくは、ログアウト後から再度のログインまでにかけて原稿読取部122を監視し、原稿読取部122の状態が変わったら真、それ以外を偽とする真偽値を記憶し、ステップS1010において、当該真偽値が真のときに原稿の設置状態が変わったと判定してもよい。
上述したように、本実施形態によれば、ユーザが意図しないログアウトをした後、再度ログインしたときに、原稿の設置状態に変化がなければ、印刷設定情報や、表示画面情報に基づいて、印刷条件や表示画面を復帰させることが可能となる。したがって、再度のログイン後における状態を、ユーザケースに近い形で変化させることができる。
なお、これらの印刷設定情報や、表示画面情報に関する復帰は、選択できることとしてもよい。例えば、印刷設定情報にもとづき、印刷条件は復帰させるが、表示画面は初期画面(例えば、図6)にするような動作としてもよい。
[2.第2実施形態]
つづいて、第2実施形態について説明する。第2実施形態は第1実施形態とは異なり、原稿読取部122は、記憶媒体に記憶された画像を読み取る実施形態である。この場合、原稿読取部122は、例えばUSBインタフェースや、カードリーダ、光学ドライブ等であり、画像が記憶された記憶媒体が装着されたり、挿入されたりする。
したがって、本実施形態における状態判定情報186は、原稿台に載置された原稿の状態ではなく、原稿読取部122に装着される(存在する)記憶媒体の状態を記憶する。第2実施形態は、第1実施形態の機能構成及び処理についてはほぼ同様であるため、その説明を省略し、第1実施形態と異なる内容を中心に説明する。
本実施形態の機能構成は、図2と異なり、入力部120にメディア読取部が接続されている。メディア読取部とは、装着されたUSBメモリや、コンパクトフラッシュ(登録商標)等の半導体記憶装置や、CD-RやBlu-ray Discのような光ディスク装置といった記憶媒体から画像データを読み取り、当該データを入力部120へ入力する機能部である。
本実施形態のメイン処理について、図10を参照して説明する。図5と同じ符号が付記されている処理は図5の同一符号の処理と同様である。ステップS1008の判定が該当する場合は、つづいて記憶媒体装着状態が前回のログアウト時から変化がないかを判定する(ステップS1008;Yes→ステップS2002)。
記憶媒体装着状態とは、原稿読取部122に記憶媒体が装着されることにより存在するか否か、記憶媒体が存在する場合はどのような記憶媒体であるかといった、原稿読取部122に装着される記憶媒体に関する状態をいう。前回のログアウト時から記憶媒体の装着された状態(記憶媒体装着状態)に変化があるかないかの判定は、状態判定情報186に基づいて行う。
本実施形態では、記憶媒体が外されたことを検出してもよいし、記憶媒体が装着されている状態の場合に記憶媒体の識別情報(例えば、シリアル番号)を用いて判定してもよい。シリアル番号を用いる場合は、当該シリアル番号を状態判定情報186として記憶する。ステップS2002において装着された記憶媒体のシリアル番号を読み取り、当該シリアル番号と、状態判定情報186に記憶されているシリアル番号とを比較する。比較の結果、双方のシリアル番号が一致する場合は、記憶媒体装着状態に変化がないと判定する。
また、タイムアウトによりログアウトする場合は、記憶媒体装着状態を状態判定情報186として記憶する(ステップS2004)。
なお、本実施形態では、状態判定情報186として、記憶媒体のシリアル番号を記憶したが、記憶媒体装着状態の変化の有無が分かるデータであれば、シリアル番号以外のデータを記憶してもよい。例えば、記憶媒体のファイル構成や、ログアウト時に参照していたファイルのパス、タイムスタンプ、ファイルの内容やファイルのハッシュダイジェスト等を記憶してもよい。
また、記憶媒体が外れたことを検出したことを検出する場合は、状態判定情報186に、記憶媒体の状態の変化があったことを示す情報を記憶しておく。これにより、記憶媒体の装着状態の変化を判定することができる。
[3.第3実施形態]
つづいて、第3実施形態について説明する。第3実施形態は第1実施形態とは異なり、状態判定情報186には、原稿台に載置された原稿の設置状態ではなく、手差しトレイの状態を記憶する実施形態である。第3実施形態は、第1実施形態の機能構成及び処理についてはほぼ同様であるため、その説明を省略し、第1実施形態と異なる内容を中心に説明する。
本実施形態の機能構成については、図2と異なり、用紙(記録媒体)の有無を検知できる手差しトレイが画像形成部130に備えられている。
本実施形態のメイン処理について、図11を参照して説明する。図5と同じ符号が付記されている処理は図5の同一符号の処理と同様である。ステップS1008の判定が該当する場合は、つづいて手差しトレイ状態が前回のログアウト時から変化がないかを判定する(ステップS1008;Yes→ステップS3002)。
手差しトレイ状態とは、手差しトレイが開いているか否か、手差しトレイに載置されている用紙が存在するか否かといった状態をいう。前回のログアウト時から手差しトレイ状態の変化がないかの判定は、状態判定情報186に基づいて行う。
本実施形態では、状態判定情報186に手差しトレイが開いているかという情報と、手差しトレイに用紙が載置されているかという情報とを記憶する。ステップS3002において手差しトレイ状態を読み取り、当該手差しトレイ状態と、状態判定情報186に記憶されている手差しトレイ状態とを比較する。比較の結果、双方の手差しトレイの状態が一致する場合は、手差しトレイの状態に変化がないと判定する。
また、タイムアウトによりログアウトする場合は、手差しトレイ状態を状態判定情報186として記憶する(ステップS3004)。
[4.第4実施形態]
つづいて、第4実施形態について説明する。第4実施形態は第1実施形態に、人感センサの機能部と、当該人感センサによる判定とを追加した実施形態である。本実施形態において表示画面情報と印刷設定情報とを読み込む場合は、画像形成装置10の周囲の状態に変化がなかった場合とする。
具体的には、認証されたユーザのユーザ名と最終ログアウトユーザ名とが一致し、当該ユーザの前回ログアウト方法がタイムアウトとなっている。そして、画像形成装置10の状態に変化がなく、ログアウト時から再度のログイン時まで、画像形成装置10の周囲にユーザが居続ける場合に、周囲の状態に変化がなかったと判定する。
本実施形態の機能構成は、第1実施形態の図2を図12に置き換えたものである。図2と同じ符号が付記されている機能部は、図2の同一符号の機能部と同様である。また、図には示していないが、入力部120に接続されている機能部は、原稿読取部122であってもよいし、メディア読取部であってもいいし、その両方であってもよい。
本実施形態の記憶部180にはレジューム情報182と、ユーザログ情報184と、状態判定情報186と、人感センサ状態情報188とが記憶される。また、画像形成装置10の周辺に存在する人を検知する人感センサ部190を更に備える。
人感センサ状態情報188とは、ログアウト時と、再度のログイン時とで、画像形成装置10の周囲の状態が一致するかを判定するために用いられる情報である。本実施形態では、ログアウト時から再度のログアウト時までの間に、画像形成装置10の周囲の状態に変化があるか否かのいずれかを記憶する。
本実施形態のメイン処理は、第1実施形態の図5を図13と図14とに置き換えたものである。図5と同じ符号が付記されている処理は、図5の同一符号の処理と同様である。
はじめに、操作受付処理を行う(ステップS4002)。操作受付処理とは、画像形成装置10が、ユーザからの操作を受け付けるときに実行される処理で、画像形成装置としての機能を発揮するための処理である。なお、操作受付処理はログアウトによって終了する。詳細については後述する。
つづいて、操作受付処理(ステップS4002)において、タイムアウトによるログアウトをしたかを判定する(ステップS4004)。タイムアウトによるログアウトであると判定した場合は、人感センサ状態に変化なしと記憶する(ステップS4004;Yes→ステップS4006)。つづいて、人感センサ部190の動作を開始して、画像形成装置10の周囲の状態の変化を監視する(ステップS4008)。
つづいて、人感センサ部190の検知状態に変化がないかを判定する(ステップS4010)。人感センサ部190の検知状態に変化がある場合とは、例えば、ログアウト時には画像形成装置10の周囲に存在していたユーザが、画像形成装置10の周囲から離れたことを人感センサ部190が検知した場合等である。
人感センサ部190の検知状態に変化がない場合は、つづいてユーザからの操作があるかを判定する(ステップS4010;No→ステップS4012)。ユーザからの操作がなければステップS4010へ戻る(ステップS4012;No)。ユーザからの操作があれば、人感センサ部190の動作を停止し(ステップS4012;Yes→ステップS4014)、操作受付処理を行う。
人感センサ部190の検知状態に変化があった場合は、人感センサ状態情報188に変化ありと記憶する(ステップS4010;Yes→ステップS4016)。つづいて、人感センサ部190の動作を停止し(ステップS4018)、ユーザからの操作があったかを判定する(ステップS4020)。
ユーザからの操作があれば、操作受付処理を行う(ステップS4020;Yes)。操作がなければ、操作があるまで、ユーザによる操作の有無の判定を繰り返し行う(ステップS4020;No)。すなわち、人感センサ部の検知状態に変化があった場合は、それ以降は画像形成装置10の周囲の状態の変化にかかわらず、ユーザからの操作があるかのみを判定することとなる。
ステップS4004において、タイムアウトによるログアウトをしたと判定しなかった場合は、人感センサ部190の動作の開始を行わず、ユーザからの操作があるかのみを判定する(ステップS4004;No→ステップS4020)。
操作受付処理について、図14を参照して説明する。ステップS1008の判定が該当する場合は、つづいて画像形成装置10の状態が前回のログアウト時から変化がないかを判定する(ステップS1008;Yes→ステップS4052)。すなわち、画像形成部130の外部における特定の機能部の状態が、ログアウト時と再度のログインがされた時とで一致するかを、状態判定情報186を用いて判定する。どの機能部に関する状態の判定を行うかについては、入力部120や、画像形成部130に接続されている機能部(例えば、原稿読取部、手差しトレイ部)による。
画像形成装置10の状態に変化がない場合は、つづいて人感センサ状態に変化がないかを判定する(ステップS4052;Yes→ステップS4054)。本実施形態では、人感センサ状態情報188に人感センサの変化の有無が記憶されているため、当該人感センサ状態情報188に基づいて判定をすればよい。
また、タイムアウトによりログアウトする場合は、ステップS4052において画像形成装置10の状態を比較するために、比較対象となる機能部の状態を状態判定情報186として記憶する(ステップS4056)。
[5.第5実施形態]
つづいて、第5実施形態について説明する。第5実施形態は、第1実施形態と構成は同じであるが、表示画面情報と印刷設定情報とに基づいて画面を復帰する際に、復帰を行うかの選択をユーザに問い合わせる実施形態である。
図15は、ユーザへの問い合わせを行う表示画面W500の一例である。表示画面W500では、表示画面情報と印刷設定情報とに基づく画面を表示するかをユーザに選択させるためのダイアログボックス領域R500が表示されている。また、ダイアログボックス領域R500上には、表示画面情報と印刷設定情報とに基づき画面を復帰するためのボタンR502と、初期画面を表示するためのボタンR504とが表示されている。ユーザが選択することにより(例えば、タッチ操作)、選択に基づいて表示部150に画面を表示する。
なお、ダイアログボックスによってユーザに表示する画面の選択をさせることとして説明したが、同様の処理を実現できれば、適切な方法によって実現させてよい。例えば、ダイアログではなく専用の画面を表示してもよいし、表示部150の一部分にアイコン等により前回のログアウト時の画面を表示できることを示し、当該アイコン等の操作によって、前回のログアウト時の画面を表示してもよい。
また、上述した選択肢の他に、印刷設定情報や、表示画面情報に関する復帰は、選択できることとしてもよい。例えば、表示画面情報に基づき、表示画面は復帰させるが、印刷設定は初期状態にするような動作を選択できるようにしてもよい。
[6.第6実施形態]
つづいて、第6実施形態について説明する。第6実施形態は、第1実施形態と構成は同じであるが、操作が完了した場合には、前回のログアウト時の画面を表示させない実施形態である。
操作が完了した場合とは、例えばコピースタートボタン(図8のR126に表示されているボタン)を押して画像形成装置10のコピー機能を動作させた場合など、画像形成装置10に対して行った設定に基づいて、画像形成装置10が画像形成装置としての機能を発揮させた場合をいう。この場合は、設定に基づいた機能が既に発揮されているため、当該設定をログアウト後、再度のログイン時に再び使用しないこととする。
例えば、記憶部180に、操作が完了したか否かのフラグを記憶し、再度のユーザ認証の後、表示画面情報と印刷設定情報とを読み込む前に、当該フラグによって、操作が完了していると判断した場合は、表示画面情報と印刷設定情報とを読み込まない動作をすればよい。また、操作が完了したか否かのフラグは、ステップS1014において、ユーザの操作が画像形成装置としての機能を発揮させるものか否かを判定し、その結果を記憶部180に記憶させればよい。
なお、記憶部180には、前記フラグ以外であっても、操作が完了したか否かが判定できる情報であれば、適当な情報を記憶させればよい。例えば、ステップS1014で何の操作がされたかを記憶部180に記憶させ、再度のログイン時に、当該記憶された操作が、画像形成装置としての機能を発揮させる操作であったかを判定してもよい。
[7.効果]
上述した本実施形態によれば、意図的にログアウトしなかった場合の再度のログイン時に、記憶部180に記憶された表示画面情報と印刷設定情報とに基づいて画面が表示されるため、ログアウト前の状態に戻すための操作に手間を要する必要がなくなる。これにより、ユーザケースに近い状態での作業が開始でき、利便性を高めることができる。
また、初期画面から設定をし直したい場合への対応についても、ユーザに問い合わせたり、ユーザが画像形成装置10から離れたかどうかによって判定したりすることにより、ユーザの意思を考慮でき、より一層の利便性の向上が期待できる。
[8.変形例]
以上、この発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も特許請求の範囲に含まれる。
また、上述した実施形態は、それぞれの実施形態を組み合わせて実行することができることは勿論である。例えば、第1実施形態と第2実施形態と第3実施形態とを組み合わせて実行することで、複数の機能部の状態から画像形成装置10の状態の変化の有無を判定することができる。また、第4実施形態と組み合わせることにより、人感センサを更に活用した実施形態としたり、第5実施形態と組み合わせることにより、操作者が選択した場合に復帰させたりするといったことが可能となる。
また、実施形態において各装置で動作するプログラムは、上述した実施形態の機能を実現するように、CPU等を制御するプログラム(コンピュータを機能させるプログラム)である。そして、これら装置で取り扱われる情報は、その処理時に一時的に一時記憶装置(例えば、RAM)に蓄積され、その後、HDDやSSD(solid state drive)などの
記憶装置に格納され、必要に応じてCPUによって読み出し、修正・書き込みが行なわれる。
また、市場に流通させる場合には、可搬型の記憶媒体にプログラムを格納して流通させたり、インターネット等のネットワークを介して接続されたサーバコンピュータに転送したりすることができる。この場合、サーバコンピュータの記憶装置も本発明に含まれるのは勿論である。
10 画像形成装置
110 制御部
120 入力部
122 原稿読取部
130 画像形成部
132 給紙トレイ
134 排紙トレイ
135 画像処理部
140 操作入力部
150 表示部
160 通信部
170 ユーザ認証部
180 記憶部
182 レジューム情報
184 ユーザログ情報
186 状態判定情報

Claims (7)

  1. 印刷条件に基づいて、記録媒体に画像を形成する画像形成部を有する画像形成装置において、
    前記画像形成装置の状態を判定する状態判定手段と、
    ユーザを認証して前記画像形成装置へのログインを許可する認証手段と、
    ユーザによる前記印刷条件の設定を受け付ける操作画面を表示可能な操作表示手段と、
    前記ユーザによるログアウト操作が行われずに前記画像形成装置からログアウトがされた場合に、前記印刷条件と、前記操作画面の状態とを記憶する記憶手段と、
    前記画像形成装置からログアウトされた場合に、前記操作画面の状態として初期画面とする制御手段と、
    を備え、
    前記制御手段は、
    前記状態判定手段により、前回ログアウトしている間に前記画像形成装置の状態に変化があったか否かを判定し、
    前記認証手段が、前記ログアウトされたときのユーザと同一のユーザのログインを許可するときに、前記ログアウト操作が行われずに当該ユーザがログアウトされており、かつ、前記ログアウトしている間に前記画像形成装置の状態変化がないと判定された場合は、前記記憶手段に記憶された前記印刷条件と、前記操作画面の状態とを読み出してログアウト時の状態に復帰させる
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 設置された原稿を読み取り、前記画像として出力する原稿読取手段を更に備え、
    前記制御手段は、前記画像形成装置の状態の変化として、前記原稿読取手段により設置された原稿がセットされたままの状態のときに、前記画像形成装置の状態に変化がないと判定することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 記憶媒体に記憶された画像を読み出す画像読み出し手段を更に備え、
    前記制御手段は、前記画像形成装置の状態の変化として、前記記憶媒体の装着状態として、同一の前記記憶媒体が装着されたままの状態のときに、前記画像形成装置の状態に変化がないと判定することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  4. 前記記録媒体をセットする手差しトレイを更に備え、
    前記制御手段は、前記画像形成装置の状態の変化として、前記手差しトレイの状態が開いたまま又は閉じたままの状態のときに、前記画像形成装置の状態に変化がないと判定することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  5. 前記画像形成装置のユーザの有無を検出する人感センサを更に備え、
    前記制御手段は、更に前記人感センサにより操作者に変化がないと検出された場合に、前記記憶手段に記憶された前記印刷条件と、前記操作画面の状態とを読み出してログアウト時の状態に復帰させることを特徴とする請求項1から4の何れか一項に記載の画像形成装置。
  6. 前記制御手段は、前記操作者により復帰をさせる操作がされた場合に、前記記憶手段に記憶された前記印刷条件と、前記操作画面の状態とを読み出してログアウト時の状態に復帰させることを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 印刷条件に基づいて、記録媒体に画像を形成する画像形成装置において実行されるプログラムであって、
    前記画像形成装置の状態を判定する状態判定機能と、
    ユーザを認証して前記画像形成装置へのログインを許可する認証機能と、
    ユーザによる前記印刷条件の設定を受け付ける操作画面を表示可能な操作表示機能と、
    前記ユーザによるログアウト操作が行われずに前記画像形成装置からログアウトがされた場合に、前記印刷条件と、前記操作画面の状態とを記憶する記憶機能と、
    前記画像形成装置からログアウトされた場合に、前記操作画面の状態として初期画面とする制御機能と、
    を実現し、
    前記制御機能は、
    前記状態判定機能により、前回ログアウトしている間に前記画像形成装置の状態に変化があったか否かを判定し、
    前記認証機能が、前記ログアウトされたときのユーザと同一のユーザのログインを許可するときに、前記ログアウト操作が行われずに当該ユーザがログアウトされており、かつ、前記ログアウトしている間に前記画像形成装置の状態変化がないと判定された場合は、前記記憶機能に記憶された前記印刷条件と、前記操作画面の状態とを読み出してログアウト時の状態に復帰させる、
    ことを特徴とするプログラム。
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