JP7029945B2 - 合わせガラス - Google Patents
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Description
前記外側ガラス板と対向配置され、前記外側ガラス板と略同形状の内側ガラス板と、
前記外側ガラス板と内側ガラス板との間に配置される中間膜と、
前記外側ガラス板の表面に形成される遮蔽層と、
を備え、
前記中間膜は、
接着層と、
前記接着層に支持される機能層と、
を備え、
前記機能層の外周縁の少なくとも一部は、前記接着層の外周縁よりも内側に位置する、内側部位を有しており、
前記遮蔽層は、少なくとも、前記機能層の内側部位と前記接着層の外周縁との間を覆うように配置されている、合わせガラス。
少なくとも一部が前記第1辺側の端部に沿って延びる第1バスバーと、
少なくとも一部が前記第2辺側の端部に沿って延びる第2バスバーと、
前記第1バスバーと第2バスバーとを連結するように配置された複数の加熱線と、
を備え、
前記第1バスバー及び第2バスバーの外周縁の一部が、前記内側部位を構成しており、
前記遮蔽層は、前記両バスバー及びその周縁近傍を覆うように形成されている、項1から6のいずれかに記載の合わせガラス。
前記支持層が、前記接着層と接触する、項7に記載の合わせガラス。
前記加熱線における前記接着層側の面の幅は、前記加熱線の厚み以上の長さを有しており、
前記加熱線の幅が9~20μmである、項7から13のいずれかに記載の合わせガラス。
前記加熱線における前記接着層側の面の幅は、前記加熱線の厚み以上の長さを有しており、
前記加熱線の幅が1~10μmである、項7から13のいずれかに記載の合わせガラス。
<1-1.ガラス板>
各ガラス板1,2は、ともに、下辺12が上辺11よりも長い矩形状に形成されてする。すなわち、上辺11、下辺12、両側辺(左辺13,右辺14)で囲まれた台形状に形成されている。そして、上述したように、内側ガラス板2の上端部及び下端部には、円弧状の切欠き部がそれぞれ形成されている。以下では、内側ガラス板2の上端部に形成された切欠き部を第1切欠き部21、下端部に形成された切欠き部を第2切欠き部22と称することとする。また、各ガラス板1,2としては、公知のガラス板を用いることができ、熱線吸収ガラス、一般的なクリアガラスやグリーンガラス、またはUVグリーンガラスで形成することもできる。但し、これらのガラス板1、2は、自動車が使用される国の安全規格に沿った可視光線透過率を実現する必要がある。例えば、外側ガラス板1により必要な日射吸収率を確保し、内側ガラス板2により可視光線透過率が安全規格を満たすように調整することができる。以下に、クリアガラス、熱線吸収ガラス、及びソーダ石灰系ガラスの組成の一例を示す。
SiO2:70~73質量%
Al2O3:0.6~2.4質量%
CaO:7~12質量%
MgO:1.0~4.5質量%
R2O:13~15質量%(Rはアルカリ金属)
Fe2O3に換算した全酸化鉄(T-Fe2O3):0.08~0.14質量%
熱線吸収ガラスの組成は、例えば、クリアガラスの組成を基準として、Fe2O3に換算した全酸化鉄(T-Fe2O3)の比率を0.4~1.3質量%とし、CeO2の比率を0~2質量%とし、TiO2の比率を0~0.5質量%とし、ガラスの骨格成分(主に、SiO2やAl2O3)をT-Fe2O3、CeO2およびTiO2の増加分だけ減じた組成とすることができる。
SiO2:65~80質量%
Al2O3:0~5質量%
CaO:5~15質量%
MgO:2質量%以上
NaO:10~18質量%
K2O:0~5質量%
MgO+CaO:5~15質量%
Na2O+K2O:10~20質量%
SO3:0.05~0.3質量%
B2O3:0~5質量%
Fe2O3に換算した全酸化鉄(T-Fe2O3):0.02~0.03質量%
続いて、中間層3について説明する。中間層3は、発熱層31、及びこの発熱層31を挟持しガラス板1,2と同形状の一対の接着層32,33、を有する3層で構成されている。以下では、外側ガラス板1側に配置される接着層を第1接着層32、内側ガラス板2側に配置される接着層を第2接着層33と称することとする。
W=IV=RI2=V2/R (1)
R=ρ(L/A) (2)
但し、W:電力、E:電圧、I:電流、R:抵抗、L:長さ、A:断面積、ρ:電気抵抗率
まず、発熱層31について説明する。発熱層31は、シート状の基材(支持層)311と、この基材311上に配置される、第1バスバー312、第2バスバー313、及び複数の加熱線314を備えている。複数の加熱線314は、両バスバー312,313を電極とするように並列に接続される。基材311は、上記ガラス板1,2や接着層32,33と対応するように矩形状に形成することができるが、必ずしも接着層32,33と同形状でなくてもよく、両ガラス板1,2よりも小さい形状であってもよい(この場合、例えば、基材311の周縁において、ガラス板の周縁部よりも内側の部位が、本発明の内側部位に相当する)。例えば、図1に示すように、上下方向には、内側ガラス板2の切欠き部21,22と干渉しないように、両切欠き部21,22間の長さよりも短くすることができる。また、基材311の左右方向の長さも両ガラス板1,2の幅よりも短くすることができる。
そして、第1バスバー312は、基材311の上辺に沿って延びるように形成されている。一方、第2バスバー313は、基材311の下辺に沿って延びるように形成されているが、第1バスバー312よりは長く形成されている。但し、各バスバー312,313は、中間層3が両ガラス板1,2に挟持されたときに、上述した切欠き部21,22から、それぞれ露出しないように、切欠き部21,22よりも内側に配置される。なお、各バスバー312,313の上下の幅は、例えば、5~50mmであることが好ましく、10~30mmであることがさらに好ましい。これは、バスバー312,313の幅が5mmより小さいと、バスバーでの発熱量が増加することで加熱線314の発熱量が低下し、所望の発熱量が得られない。一方、バスバー312,313の幅が50mmよりも大きいと、バスバー312,313が、遮蔽層7からはみ出して、視野が妨げられるおそれがあることによる。また、各バスバー312,313は、正確に基材311に沿って形成されていなくてもよい。すなわち、基材311の端縁と完全に平行でなくてもよく、曲線状などにすることもできる。
各加熱線314の線幅は、1~30μmであることが好ましく、5~20μmであることがさらに好ましく、8~15μmであることが特に好ましい。加熱線314の線幅が小さいほど、視認しがたくなるため、本実施形態に係るウインドシールドには適している。但し、加熱線314の幅が小さくなると、断面積が小さくなるため、上記のように発熱量が小さくなるおそれがある。そのため、加熱線314の線幅の下限を上記のように設定することができる。一方、加熱線314の線幅が大きくなると、視認しやすくなり、また断面積の増加により発熱量が大きくなる。そのため、加熱線314の線幅の上限を上記のように設定している。
次に、発熱層31の材料について説明する。基材311は、両バスバー312,313、加熱線314を支持する透明のフィルムであり、その材料は特には限定されないが、例えば、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレン、ポリメチルメタクリレート、ポリ塩化ビニル、ポリエステル、ポリオレフィン、ポリカーボネート、ポリスチレン、ポリプロピレン、ナイロンなどで形成することができる。あるいは、ポリビニルブチラール樹脂(PVB)、エチレンビニルアセテート(EVA)などによっても形成することができる。また、両バスバー312,313及び加熱線314は、同一の材料で形成することができ、銅(またはスズメッキされた銅)、金、アルミニウム、マグネシウム、コバルト、タングステン、銀または、それら金属の合金など、種々の材料で形成することができる。このうち、特に、電気抵抗率が3.0×10-8Ωm以下の材料である、銀、銅、金、アルミニウムを用いることが好ましい。このように加熱線314の電気抵抗率の低くすると、式(2)に基づいて抵抗Rが小さくなるため、発熱量が大きくなる傾向にある。しかしながら、加熱線314のピッチ、長さ、断面積、線幅を調整することで、チラツキを抑制することができる。
両接着層32,33は、発熱層31を挟持するとともに、ガラス板1,2への接着を行うためのシート状の部材である。両接着層32,33は、両ガラス板1,2と同じ大きさに形成されているが、両接着層32,32には、内側ガラス板2の切欠き部21,22と対応する位置に同形状の切欠き部がそれぞれ形成されている。また、これら接着層32,33は、種々の材料で形成することができるが、例えば、ポリビニルブチラール樹脂(PVB)、エチレンビニルアセテート(EVA)などによって形成することができる。特に、ポリビニルブチラール樹脂は、各ガラス板との接着性のほか、耐貫通性にも優れるので好ましい。なお、接着層32,33と発熱層31との間に界面活性剤の層を設けることもできる。このような界面活性剤により両層の表面を改質することができ、接着力を向上することができる。
また、中間層3の総厚は、特に規定されないが、0.3~6.0mmであることが好ましく、0.5~4.0mmであることがさらに好ましく、0.6~2.0mmであることが特に好ましい。また、発熱層31の基材311の厚みは、5~200μmであることが好ましく、5~100μmであることがさらに好ましい。なお、基材311を設けることでも、上述した泡の発生の可能性がある。
次に、接続材について説明する。接続材41,42は、各バスバー312,313と接続端子(陽極端子又は陰極端子:図示省略)とを接続するためのものであり、導電性の材料によりシート状に形成されている。そして、この接続端子には、12Vより大きい電圧、例えば、13.5Vの電源電圧が印加される。以下では、第1バスバー312に接続される接続材を第1接続材41、第2バスバー313に接続される接続材を第2接続材42と称することとする。また、両接続材41,42の構成は同じであるため、以下では主として第1接続材41について説明する。
図1に示すように、この合わせガラスの周縁には、黒などの濃色のセラミックに遮蔽層7が積層されている。この遮蔽層7は、車内また車外からの視野を遮蔽するものであり、合わせガラスの4つの辺に沿って積層されている。そして、両バスバー312,313は、遮蔽層7に覆われる位置に配置されている。特に、遮蔽層7は、両バスバー312,313の外縁及びその近傍を全て覆い、少なくとも両バスバー312,313の外縁と基材311との段差及びその近傍を覆うようになっている。また、基材311が接着層32,33よりも小さい場合には、少なくとも基材311と接着層32,33との段差及びその近傍を覆うようになっている。なお、図中の符号7は、遮蔽層7の内縁を示している。
*2,主成分:ホウケイ酸ビスマス、ホウケイ酸亜鉛
次に、ウインドシールドの製造方法について説明する。まず、ガラス板の製造ラインについて説明する。
上記のように構成されたウインドシールドは、車体に取付けられ、さらに各接続材41,42には、接続端子が固定される。その後、各接続端子に通電すると、接続材41,42、各バスバー312,313を介して加熱線314に電流が印加され、発熱する。この発熱により、ウインドシールドの車内側の面の曇りを除去したり、あるいは車外側の面の解氷を行うことができる。
以上のように、本実施形態によれば、以下の効果を得ることができる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない限りにおいて、種々の変更が可能である。また、以下の変形例は適宜組合せが可能である。
発熱層31は、種々の形状にすることができる。例えば、予め基材311上に両バスバー312,313と加熱線314が形成されたシート状の発熱層31を準備しておき、これを適宜切断し、適当な形状にした上で、両ガラス板1,2の間に配置することができる。したがって、例えば、ガラス板1,2の端縁が湾曲していれば、それに合わせて基材311の端縁を湾曲させてもよい。また、発熱層31をガラス板1,2の形状と完全に一致させる必要はなく、防曇効果を得たい部分にのみ配置することができるため、ガラス板1,2よりも小さい形状など種々の形状にすることができる。なお、ガラス板1,2も完全な矩形以外に種々の形状にすることができる。
加熱線314の構成は、特には限定されず、種々の態様が可能である。この点について、図8を参照しつつ説明する。図12の例が、上記実施形態と相違するのは、主としてバスバー及び加熱線の配置であるため、以下では、相違部分のみを説明し、同一構成については同一の符号を付して説明を省略する。
また、各加熱線314を長くするには、図13のような中継バスバーを設けることもできる。この点について、詳細に説明する。
また、隣接する加熱線314同士を少なくとも1つのブリッジで接続することもできる。これにより、例えば、一の加熱線314が断線したとしても、隣接する加熱線314から通電が可能となる。ブリッジの位置、数は特には限定されない。また、ブリッジの形状も特には限定されず、斜めに延びるように配置したり、波形にするなど、種々の形状にすることができる。なお、ブリッジは、加熱線314と同じ金属材料で形成し、加熱線314と一体的に形成することができる。
接続材41,42の形態や内側ガラス板2の切欠き部21,22の構成も特には限定されない。例えば、内側ガラス板2に、接続材41,42の厚み程度の小さい切欠き部を形成し、各バスバー312,313から延びる接続材41,42をこの切欠き部で折り返し、内側ガラス板2の表面に貼り付けておくこともできる。こうすることで、接続材41,42が合わせガラスの端部から面方向に突出するのを防止することができる。
ガラス板1,2の形状は特には限定されず、外形上、上辺11、下辺12、左辺13、右辺14が特定できるような形状であればよく、必ずしも矩形状でなくてもよい。また、各辺11~14は直線のほか、曲線であってもよい。
上記実施形態では、各バスバー312,313をそれぞれ、ガラス板の上辺、下辺に沿って配置しているが、加熱線が左右方向に延びるようにバスバーをガラス板の左辺及び右辺に沿って配置することもできる。
上記実施形態では、本発明に係る機能層として、発熱層31を設けたが、これ以外の機能を奏する機能層を設けることもできる。例えば、赤外線反射フィルム、調光フィルム、防犯シート、カラーフィルム、ヘッドアップディスプレイ用フィルムなどを設けることができる。そして、このような機能層を設けた場合にも、各接着層32,33との間に段差が形成されれば、上述したように泡が生じるおそれがあるため、遮蔽層7によって段差を覆うことが必要となる。
遮蔽層7の形状は特には限定されず、上記実施形態のように合わせガラスの周縁部に沿って形成することができるほか、少なくとも発熱層31と接着層32,33との段差を覆う位置に配置されていればよい。
上記実施形態では、本発明の合わせガラスを自動車のウインドシールドに適用した例を示したが、サイドガラス、リアガラスに適用することができる。また、自動車に限定されるものではなく、電車などの他の乗り物、建物の窓ガラスなどに適用することもできる。
2 内側ガラス板
3 中間層
31 発熱層(機能層)
311 基材
312 第1バスバー
313 第2バスバー
314 加熱線
Claims (16)
- 第1辺と、及び前記第1辺と対向する第2辺を有する外側ガラス板と、
前記外側ガラス板と対向配置され、前記外側ガラス板と略同形状の内側ガラス板と、
前記外側ガラス板と内側ガラス板との間に配置される中間膜と、
前記外側ガラス板の表面に形成される遮蔽層と、
を備え、
前記中間膜は、
一対の接着層と、
前記一対の接着層の間に支持され、厚みが5~200μmの機能層と、
を備え、
前記機能層は、
少なくとも一部が前記第1辺側の端部に沿って延びる第1バスバーと、
少なくとも一部が前記第2辺側の端部に沿って延びる第2バスバーと、
前記第1バスバーと第2バスバーとを連結するように配置された複数の加熱線と、
少なくとも一つの中継バスバーを備え、
前記複数の加熱線は、少なくとも、
前記第1バスバーと前記中継バスバーとを接続する部分と、
前記第2バスバーと前記中継バスバーとを接続する部分と、
を備え、
前記機能層は前記接着層よりも小さく形成され、
前記一対の接着層の周縁同士が接触し、
前記機能層の外周縁の少なくとも一部は、前記外側ガラス板の外周縁よりも内側に位置する、内側部位を有しており、
前記遮蔽層は、少なくとも、
前記機能層の内側部位と前記接着層の外周縁との間、
前記第1及び第2バスバー、及びその周縁近傍、
前記中継バスバー及びその周縁近傍、及び
前記機能層の外周縁を覆うように配置される、合わせガラス。 - 第1辺と、及び前記第1辺と対向する第2辺を有する外側ガラス板と、
前記外側ガラス板と対向配置され、前記外側ガラス板と略同形状の内側ガラス板と、
前記外側ガラス板と内側ガラス板との間に配置される中間膜と、
前記外側ガラス板の表面に形成される遮蔽層と、
を備え、
前記中間膜は、
一対の接着層と、
前記一対の接着層の間に支持され、厚みが5~200μmの機能層と、
を備え、
前記機能層は、
少なくとも一部が前記第1辺側の端部に沿って延びる第1バスバーと、
少なくとも一部が前記第2辺側の端部に沿って延びる第2バスバーと、
前記第1バスバーと第2バスバーとを連結するように配置された複数の加熱線と、
赤外線反射フィルムと、
を備え、
前記機能層は前記接着層よりも小さく形成され、
前記一対の接着層の周縁同士が接触し、
前記機能層の外周縁の少なくとも一部は、前記外側ガラス板の外周縁よりも内側に位置する、内側部位を有しており、
前記遮蔽層は、少なくとも、
前記機能層の内側部位と前記接着層の外周縁との間、
前記両バスバー及びその周縁近傍、及び
前記機能層の外周縁を覆うように配置される、合わせガラス。 - 第1辺と、及び前記第1辺と対向する第2辺を有する外側ガラス板と、
前記外側ガラス板と対向配置され、前記外側ガラス板と略同形状の内側ガラス板と、
前記外側ガラス板と内側ガラス板との間に配置される中間膜と、
前記外側ガラス板の表面に形成される遮蔽層と、
を備え、
前記中間膜は、
一対の接着層と、
前記一対の接着層の間に支持され、厚みが5~200μmの機能層と、
を備え、
前記機能層は、
少なくとも一部が前記第1辺側の端部に沿って延びる第1バスバーと、
少なくとも一部が前記第2辺側の端部に沿って延びる第2バスバーと、
前記第1バスバーと第2バスバーとを連結するように配置された複数の加熱線と、
調光フィルム、防犯シート、カラーフィルム、ヘッドアップディスプレイ用フィルムのうち少なくとも1つと、
を備え、
前記機能層は前記接着層よりも小さく形成され、
前記一対の接着層の周縁同士が接触し、
前記機能層の外周縁の少なくとも一部は、前記外側ガラス板の外周縁よりも内側に位置する、内側部位を有しており、
前記遮蔽層は、少なくとも、
前記機能層の内側部位と前記接着層の外周縁との間、
前記両バスバー及びその周縁近傍、及び
前記機能層の外周縁を覆うように配置される、合わせガラス。 - 前記遮蔽層は、前記外側ガラス板の前記中間膜側の表面に位置している請求項1から3のいずれかに記載の合わせガラス。
- 前記内側ガラス板の前記中間膜とは反対側の表面に設けられる第2遮蔽層をさらに備えている、請求項1から4のいずれかに記載の合わせガラス。
- 前記遮蔽層は、前記外側ガラス板の外周縁の全周に亘って形成されている、請求項1から5のいずれかに記載の合わせガラス。
- 前記遮蔽層は、前記外側ガラス板と前記中間膜との間に配置されている、請求項1から6のいずれかに記載の合わせガラス。
- 前記機能層は、前記両バスバー及び加熱線を支持する支持層をさらに有しており、
前記支持層が、前記接着層と接触する、請求項1から7のいずれかに記載の合わせガラス。 - 前記両バスバーは、複数の金属層を積層することで形成されている、請求項1から8のいずれかに記載の合わせガラス。
- 前記加熱線のピッチは、1.25~4mmである、請求項1から9のいずれかに記載の合わせガラス。
- 前記加熱線の発熱量が、2.0W/m以下である、請求項1から10のいずれかに記載の合わせガラス。
- 前記加熱線の厚みが、30μm以下である、請求項1から11のいずれかに記載の合わせガラス。
- 前記加熱線における前記接着層側の面の幅は、1~30μmである、請求項1から12のいずれかに記載の合わせガラス。
- 前記両バスバーに印加される電圧が20V未満であり、
前記加熱線における前記接着層側の面の幅は、前記加熱線の厚み以上の長さを有しており、
前記加熱線の幅が7~30μmである、請求項1から13のいずれかに記載の合わせガラス。 - 前記両バスバーに印加される電圧が20~50Vであり、
前記加熱線における前記接着層側の面の幅は、前記加熱線の厚み以上の長さを有しており、
前記加熱線の幅が1~10μmである、請求項1から13のいずれかに記載の合わせガラス。 - 前記機能層は、複数の中継バスバーをさらに備え、
前記複数の加熱線は、少なくとも、
前記第1バスバーと前記中継バスバーとを接続する部分と、
前記第2バスバーと前記中継バスバーとを接続する部分と、
前記複数の中継バスバー同士を接続する部分と、
をさらに有し、
前記遮蔽層は、前記複数の中継バスバー及びその周縁近傍も覆うように配置される、請求項1から15のいずれかに記載の合わせガラス。
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