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JP7019528B2 - 燃料タンク用ダム - Google Patents

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JP7019528B2
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Description

本発明は、燃料タンク用ダムに関する。
航空機には、主翼などに燃料タンクが設けられている。燃料タンクは、スキン、ストリンガ及びリブ等の複数の構造部材により構成されている。このような燃料タンクは、リブにストリンガを挿通するための切り欠き部が形成されている場合がある。これらリブとストリンガとは、外部からの力によって相対的に変位することがある。そのため、リブとストリンガとの相対的な変位を許容しつつリブとストリンガとの隙間を塞ぐために、燃料タンク用ダムを用いている。
特許文献1には、航空機等の主翼に設けられた燃料タンクにおいて、ベローズを有する燃料タンク用ダムを設け、変形に追従してシール性の低下を抑制することが記載されている。
特開2015-54581号公報
しかし、特許文献1に記載の燃料タンク用ダムは、ベローズだけでなく、ベローズ以外の部分が変形し、シール性が低下することがある。
この発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、シール性の低下を抑制できる燃料タンク用ダムを提供することを目的とする。
第1の態様の燃料タンク用ダムは、燃料タンクの外板の内側面に固定された第一構造部品と、前記第一構造部品が挿通される切り欠き部を備えた第二構造部品と、の隙間を閉塞する燃料タンク用ダムであって、前記第一構造部品に固定可能な第一部分と、前記第一部分と交差する方向に広がる面を有し、前記第二構造部品に固定可能な第二部分と、少なくとも一つの折り返し部を具備したベローズを有し、前記第一部分と前記第二部分との間に配置された第三部分と、を備え、前記第一部分と、前記第二部分と、前記第三部分と、が一体であり、前記ベローズの厚さが、0.381~1.524mmであり、前記第二部分の厚さが、0.762~7.620mmである。
本態様によれば、第二部分に関連してベローズが薄く維持されるため、ベローズが変形しやすい。ベローズが変形しやすいと、第一構造部品と第二構造部品とが相対変位した場合に、ベローズを変形させることができる。
したがって、ベローズ以外の部分の変形を抑制できるため、燃料タンク用ダムは、シール性の低下を抑制できる。
また、第2の態様の燃料タンク用ダムは、前記ベローズの厚さが、0.381~1.016mmである第1の態様の燃料タンク用ダムである。
本態様によれば、第二部分に掛かる圧力を小さくすることができる。
したがって、ベローズ以外の部分の変形をさらに抑制できるため、燃料タンク用ダムは、シール性の低下を抑制できる。
また、第3の態様の燃料タンク用ダムは、前記ベローズの厚さが、0.635~1.016mmである第1の態様の燃料タンク用ダムである。
本態様によれば、ベローズの成形性が良化される。
したがって、ベローズの加工がしやすい。
また、第4の態様の燃料タンク用ダムは、前記第二部分の厚さが、1.778~7.620mmである第3の態様に記載の燃料タンク用ダムである。
本態様によれば、ベローズに関連して第二部分が厚く維持されるため、第二部分が変形しにくい。
したがって、ベローズ以外の部分の変形をさらに抑制できるため、燃料タンク用ダムは、シール性の低下を抑制できる。
また、第5の態様の燃料タンク用ダムは、前記第二部分の厚さが、1.778~4.064mmである第3の態様に記載の燃料タンク用ダムである。
本態様によれば、第二部分が軽量化される。
したがって、燃料タンク用ダムを軽量化することができる。
また、第6の態様の燃料タンク用ダムは、前記ベローズの変形率が、60%以上である第1~第5の何れかの態様の燃料タンク用ダムである。
本態様によれば、ベローズ以外の部分の変形が抑制される。
したがって、燃料タンク用ダムは、シール性の低下を抑制できる。
また、第7の態様の燃料タンク用ダムは、前記第二部分と前記第三部分とを繋いでいる連続部をさらに備え、前記燃料タンクの変形に対し、前記連続部が、前記第三部分の内側に接する面と交わらないようなR形状を有する第1~第6の何れかの態様の燃料タンク用ダムである。
本態様によれば、燃料タンクの変形に対し、連続部は、第三部分の内側に接する面を超えて飛び出しにくい。このため、燃料タンクの変形に対し、第三部分は、外板、第一構造部品等と干渉しにくい。
また、第8の態様の燃料タンク用ダムは、前記第二部分と前記第三部分とを繋いでいる連続部をさらに備え、前記燃料タンクの変形に対し、前記連続部が前記第三部分から離れるに従って、前記第三部分の内側に接する面から離れているR形状を維持している第1~第6の何れかの態様の燃料タンク用ダムである。
本態様によれば、燃料タンクの変形に対し、連続部は、第三部分の内側に接する面を超えて飛び出しにくい。このため、燃料タンクの変形に対し、第三部分は、外板、第一構造部品等と干渉しにくい。
本発明によれば、シール性の低下を抑制できる。
第一実施形態における主翼の概略構成を示す斜視図である。 第一実施形態における主翼のストリンガ周辺を拡大した断面図である。 図2のIII-III線に沿う断面図である。 第一実施形態における燃料タンク用ダムの斜視図である。 第一実施形態における燃料タンク用ダムを第一部分側から見た正面図である。 図5のVI-VI線に沿う断面図である。 第一実施形態における燃料タンク用ダムのベローズの厚さと第二部分の厚さとの関係を示す図である。 第一実施形態における燃料タンク用ダムの斜視図である。 第一実施形態における燃料タンク用ダムの斜視図である。 第一実施形態における連続部の断面図である。 第一実施形態の変形例における連続部の断面図である。 第二実施形態における燃料タンク用ダムの斜視図である。 第二実施形態における燃料タンク用ダムを第一部分側から見た正面図である。 第二実施形態における燃料タンク用ダムの側面図である。
<第一実施形態>
(構成)
図1は、第一実施形態における主翼の概略構成を示す斜視図である。図2は、第一実施形態における主翼のストリンガ周辺を拡大した断面図である。図3は、図2のIII-III線に沿う断面図である。
図1から図3に示すように、主翼70は、スキン(外板)1と、ストリンガ(第一構造部品)2と、リブ(第二構造部品)3と、を備えている。なお、図1において、ストリンガ2の図示を省略している。
スキン1は、主翼70の外形を規定する板材である。このスキン1によって囲まれた主翼70の内部には、燃料タンク61が設けられている。
ストリンガ2は、主翼70の長手方向DL(図1参照)に延びる強度部材である。図2、図3に示すように、ストリンガ2は、スキン1の内側面4に固定されている。この実施形態で例示するストリンガ2は、図2に示すように、スキン1から離れるにつれて幅が減少する中空の台形状の断面を有した筒状に形成されている。なお、ストリンガ2の形状はこの実施形態で例示する形状に限られない。
図1に示すように、リブ3は、主翼70の内部に設けられている。リブ3は、例えば、ストリンガ2と交差する方向に広がる薄板形状を有している。リブ3は、主翼70の内部を、例えば、長手方向DLに仕切っている。このようにリブ3によって主翼70の内部が仕切られることで、複数の燃料タンク61A,61Bが長手方向DLに並んで形成されている。
図2、図3に示すように、リブ3は、そのスキン1と接合される端縁5の一部に切り欠き部6を備えている。この切り欠き部6は、リブ3の端縁5からリブ3の中央部に向けて凹状に形成されている。この切り欠き部6は、ストリンガ2を、長手方向DLに挿通可能に形成されている。この切り欠き部6によって、リブ3とストリンガ2とは、直接接触しないようになっている。
リブ3とストリンガ2との間には、隙間Gが形成されている。
図4は、第一実施形態における燃料タンク用ダムの斜視図である。図5は、第一実施形態における燃料タンク用ダムを第一部分側から見た正面図である。図6は、図5のIV-IV線に沿う断面図である。
上述したリブ3とストリンガ2との隙間Gは、燃料タンク用ダム10によって閉塞されている。
図4、図5に示すように、燃料タンク用ダム10は、第一部分11と、第二部分12と、第三部分13と、を備えている。
図6に示すように、燃料タンク用ダム10は、第二部分12と、第三部分13と、を繋いでいる連続部32をさらに備える。
第一部分11は、ストリンガ2に固定される部分である。この第一部分11は、ストリンガ2を外側から覆う断面U字状に形成されている。第一部分11は、その内側面11Aが、例えば、シーラント(図示せず)を介してストリンガ2に接着等により固定される。
第二部分12は、リブ3に固定される部分である。
第二部分12は、第一部分11と交差する方向に広がる面を有する。本実施形態では、第二部分12は、第一部分11と交差する方向に広がる薄板形状を有している。第二部分12は、リブ3の板面に沿っている板面を有している。この第二部分12は、長手方向DLで第一部分11とは反対側を向く面12A(図6参照)が、例えば、シーラントを介して、リブ3に接着等により固定される。この実施形態で例示する第二部分12の外縁12Bには、外側に向かって凸となる曲線部Cが形成される場合を例示しているが、第二部分12の外縁12Bの形状は、この形状に限られない。
図6に示すように、この実施形態で例示する第一部分11の厚さT1は、第二部分12の厚さT2よりも僅かに薄く形成されている。しかし、第二部分12と第一部分11とを同一厚さとしたり、第一部分11を第二部分12よりも厚く形成したりするようにしても良い。
第三部分13は、第一部分11と第二部分12との間に配置されている。
連続部32は、第二部分12と第三部分13とを繋いでいる。
第三部分13及び連続部32を介して、第一部分11と第二部分12とが繋がっている。
これら第一部分11と第二部分12と第三部分13と連続部32とは、同一部材により連続するように一体成形されている。
これら第一部分11と第二部分12と第三部分13と連続部32とは、例えば、合成樹脂等により形成することができる。
第三部分13は、複数の折り返し部16からなるベローズ15を有している。この実施形態におけるベローズ15は、二つの折り返し部16を備えている。
複数の折り返し部16は、長手方向DLに並んでいる。
これら折り返し部16は、それぞれ第一部分11の厚さ方向で、外側に向かって突出するように形成されている。折り返し部16は、その稜線が、ストリンガ2の延びる方向である長手方向DLと交差する方向に連続するように延びている。つまり、折り返し部16は、それぞれストリンガ2をU字状に覆うように連続して形成されている。
ここで、第三部分13は、主翼70の変形に伴うストリンガ2とリブ3との相対変位に応じた第一部分11及び第二部分12の相対変位を弾性変形することで許容する。上述したベローズ15は、第二部分12の厚さT2に関連して、肉薄すなわち厚さが薄く形成され、弾性変形し易くなっている。より具体的には、ベローズ15の厚さT3は、その全体が、第二部分12の厚さT2に対し、図7に示すような範囲内にある。
なお、この実施形態におけるベローズ15及び第二部分12の各厚さは均一の場合を例示しているが、ベローズ15の厚さT3が、図7に示す範囲内であれば、均一でなくても良い。
ベローズ15が均一でない場合、ベローズ15の厚さT3は、ベローズ15全体の平均の厚さとする。
第二部分12が均一でない場合、第二部分12の厚さT2は、第二部分12全体の平均の厚さとする。
また、この実施形態で例示する第三部分13の長さL3は、長手方向DLに関し、第一部分11の長さL1よりも短く形成されている。言い換えれば、第一部分11は、長手方向DLで、第三部分13よりも長く形成されている。
例えば、ベローズ15の厚さT3と第二部分12の厚さT2との関係が、図7に示す領域I、II、III、IV、及びVの範囲内であっても良い。すなわち、ベローズ15の厚さT3が、0.381~1.524mm(0.015~0.060インチ)であり、第二部分12の厚さT2が、0.762~7.620mm(0.030~0.300インチ)であっても良い。
ここで、「~」は、示された値自身を含む範囲を示す。例えば、「0.381~1.524mm」とは、「0.381以上1.524mm以下」を意味し、「0.762~7.620mm」とは、「0.762以上7.620mm以下」を意味する。
以下も同様である。
例えば、ベローズ15の厚さT3と第二部分12の厚さT2との関係が、図7に示す領域I、II、III、及びIVの範囲内であっても良い。すなわち、ベローズ15の厚さT3が、0.381~1.016mm(0.015~0.040インチ)であり、第二部分12の厚さT2が、0.762~7.620mm(0.030~0.300インチ)であっても良い。
例えば、ベローズ15の厚さT3と第二部分12の厚さT2との関係が、図7に示す領域I、II、及びIIIの範囲内であっても良い。すなわち、ベローズ15の厚さT3が、0.635~1.016mm(0.025~0.040インチ)であり、第二部分12の厚さT2が、0.762~7.620mm(0.030~0.300インチ)であっても良い。
例えば、ベローズ15の厚さT3と第二部分12の厚さT2との関係が、図7に示す領域I、及びIIの範囲内であっても良い。すなわち、ベローズ15の厚さT3が、0.635~1.016mm(0.025~0.040インチ)であり、第二部分12の厚さT2が、1.778~7.620mm(0.070~0.300インチ)であっても良い。
例えば、ベローズ15の厚さT3と第二部分12の厚さT2との関係が、図7に示す領域Iの範囲内であっても良い。すなわち、ベローズ15の厚さT3が、0.635~1.016mm(0.025~0.040インチ)であり、第二部分12の厚さT2が、1.778~4.064mm(0.070~0.160インチ)であっても良い。
例えば、ベローズ15の変形率が、60%以上であっても良い。ここでベローズ15の変形率とは、面12Aへ一定の荷重が複数の折り返し部16が並んでいる方向(長手方向DL)に加えられた場合における、複数の折り返し部16が並んでいる方向への燃料タンク用ダム10全体の変形量に対するベローズ15の変形量の比である。
例えば、ベローズ15の変形率が、80%以上であっても良い。さらに、ベローズ15の変形率が、90%以上であっても良い。
(作用及び効果)
本実施形態に係る燃料タンク用ダム10によれば、シール性の低下を抑制できるように、ベローズ15の厚さが第二部分12の厚さに関連している。
例えば、ベローズ15の厚さT3と第二部分12の厚さT2との関係が、領域I、II、III、IV、及びVの範囲内にあれば、厚さT2が0.762~7.620mmの範囲にある第二部分12に対し、ベローズ15の厚さT3が少なくとも1.524mm以下となる。
第二部分12に関連してベローズ15の厚さT3が薄く維持されれば、ベローズ15は変形しやすい。
ベローズ15が変形しやすいと、ストリンガ2とリブ3とが相対変位した場合に、ベローズ15を変形させることができる。
したがって、領域I、II、III、IV、及びVの範囲内にあれば、ベローズ15以外の部分の変形を抑制できるため、燃料タンク用ダム10は、シール性の低下を抑制できる。
例えば、ベローズ15の厚さT3と第二部分12の厚さT2との関係が、領域I、II、III、及びIVの範囲内にあれば、厚さT2が0.762~7.620mmの範囲にある第二部分12に対し、ベローズ15の厚さT3が少なくとも1.016mm以下となる。
図7には、燃料タンク用ダム10の各厚さT2及び各厚さT3における第二部分12に加わる圧力の等高線が示されている。また、図7には、各代表点における板厚比(=厚さT3/T2)と、第二部分12に加わる圧力と、を示す。ここで、図7に示す等高線及び各代表点は、燃料タンク61においてある一定の変形が発生した場合の一例を示す。
図7に示す等高線からみて明らかなように、例えば、一定の厚さT2に対し、厚さT3が小さい程、第二部分12に掛かる圧力を小さくすることができる。
図7に示す各代表点からみて明らかなように、例えば、一定の板厚比(=厚さT3/T2)において、厚さT3が小さい程、第二部分12に掛かる圧力を小さくすることができる。
したがって、領域Vの範囲内にある場合に比べて、領域I、II、III、及びIVの範囲内にあれば、ベローズ15以外の部分の変形をさらに抑制できるため、燃料タンク用ダム10は、シール性の低下を抑制できる。
例えば、ベローズ15の厚さT3と第二部分12の厚さT2との関係が、領域I、II、及びIIIの範囲内にあれば、厚さT2が0.762~7.620mmの範囲にある第二部分12に対し、ベローズ15の厚さT3が少なくとも0.635mm以上となる。
ベローズ15の厚さT3が0.635mm以上であれば、ベローズ15の成形性が良化される。
したがって、領域IVの範囲内にある場合に比べて、領域I、II、及びIIIの範囲内にあれば、ベローズ15はより加工しやすい。
例えば、ベローズ15の厚さT3と第二部分12の厚さT2との関係が、領域I、及びIIの範囲内にあれば、厚さT3が0.635~1.016mmの範囲にあるベローズ15に対し、第二部分12の厚さT2が少なくとも1.778mm以上となる。
ベローズ15に関連して第二部分12の厚さT2が厚く維持されれば、第二部分12は変形しにくい。
したがって、領域IIIの範囲内にある場合に比べて、領域I、及びIIの範囲内にあれば、ベローズ15以外の部分の変形をさらに抑制できるため、燃料タンク用ダム10は、シール性の低下をより抑制できる。
例えば、ベローズ15の厚さT3と第二部分12の厚さT2との関係が、領域Iの範囲内にあれば、厚さT3が0.635~1.016mmの範囲にあるベローズ15に対し、第二部分12の厚さT2が少なくとも4.064mm以下となる。
ベローズ15に対し、厚さT3が4.064mm以下であれば、第二部分12が軽量化される。
したがって、領域IIの範囲内にある場合に比べて、領域Iの範囲内にあれば、燃料タンク用ダム10をより軽量化することができる。
例えば、ベローズ15の変形率が60%以上であれば、燃料タンク用ダム10全体に対し、ベローズ15の変形量が大きく維持される。
このため、ベローズ15以外の部分の変形を抑制できる。
したがって、燃料タンク用ダム10は、シール性の低下を抑制できる。
ベローズ15の変形率をさらに大きくすれば、ベローズ15以外の部分の変形をさらに抑制できる。
なお、ベローズ15及び第二部分12以外の構造(例えば第一部分11の構造)も、燃料タンク用ダム10のシール性に多少影響するが、上述の傾向を大きく変えるものではない。
本実施形態では、ベローズ15は、2つの折り返し部16を備えているが、折り返し部16は、図8に示すように1つであっても良いし、図9に示すように3つであっても良い。折り返し部16の数は、ベローズ15の変形率に多少影響するが、上述の傾向を大きく変えるものではない。
さらに、折り返し部16は、4つ以上であっても良い。
変形例として、第二部分12は、ベローズ15側から、第二部分12に第二部分12を覆う板を積層させることにより、ダブラー構造とされても良い。ダブラー構造により第二部分12の変形を抑制できるため、シール性の低下をさらに抑制できる。ダブラー構造は、第二部分12全体に適用されても良いし、第二部分12の一部分に適用されても良い。
本実施形態において、連続部32は、第二部分12と第三部分13とを繋いでいるが、変形例として、燃料タンク61の変形に対し、連続部32’は、第三部分13の内側に接する面と交わらないようなR形状を有しても良い。
燃料タンク61の変形VVに対し、図10に示すように、連続部32は、第三部分13の内側に接する面SSを超えて飛び出すことがある。この場合、第三部分13が、スキン1、ストリンガ2等と干渉してしまい、シール性の低下してしまう可能性がある。
対して、図11に示すように、燃料タンク61の変形VVに対し、連続部32’は、第三部分13の内側に接する面SSと交わらないようなR形状を有する。言い換えると、燃料タンク61の変形に対し、連続部32’は、第三部分13から離れるに従って、第三部分13の内側に接する面SSから離れているR形状を維持している。
連続部32’をこのような構成とすることにより、連続部32’は、第三部分13の内側に接する面SSを超えて飛び出しにくい。このため、燃料タンク61の変形VVに対し、第三部分13は、スキン1、ストリンガ2等と干渉しにくい。
したがって、燃料タンク61の変形VVに対し、燃料タンク用ダム10は、シール性の低下をさらに抑制できる。
なお、燃料タンク61の変形VVの大きさ、周波数、方向等の変形特性は、予め決まった値となっている。
<第二実施形態>
(構成)
図12は、第二実施形態における燃料タンク用ダムの斜視図である。図13は、第二実施形態における燃料タンク用ダムを第一部分側から見た正面図である。図14は、第二実施形態における燃料タンク用ダムの側面図である。
図12~図14に示すように、第二実施形態における燃料タンク用ダム110は、第一実施形態における燃料タンク用ダム10において、フランジ部14をさらに備える。
図14に示すように、燃料タンク用ダム110において、フランジ部14は、スキン1に沿うように延びてスキン1の内側面4に、例えば、シーラント等を介して固定される。フランジ部14は、それぞれ連続する第一フランジ部14Aと、第二フランジ部14Bと、第三フランジ部14Cと、を備えている。この実施形態で例示する第一フランジ部14A、第二フランジ部14B、及び第三フランジ部14Cは、それぞれ連続する厚さが均等な平板状に形成され、スキン1の内側面4に沿う平面をそれぞれ有している。
図12、図13に示すように、第一フランジ部14Aは、断面U字状の第一部分11のスキン1に近い側に位置する二つの縁部18から互いに外側(言い換えれば、離間する側)に向かって延びている。第一フランジ部14Aは、その第一部分11から遠い側の端縁19が、長手方向DLに延びる第一部分11の縁部18と平行な直線状に形成されている。この実施形態における第一フランジ部14Aは、長手方向DLに長い帯状に形成されている。この第一フランジ部14Aの幅W1は、長手方向DLにおける第一部分11の長さL1よりも小さくなるように形成されている。また、この実施形態で例示する第一フランジ部14Aの幅W1は、ベローズ15の折り返し部16の深さ寸法D3(図14参照)よりも大きくなるように形成されている。
第二フランジ部14Bは、第二部分12のスキン1に近い側の縁部20から、長手方向DLで第一部分11が配置される側に向かってに延びている。第二フランジ部14Bは、その第二部分12から遠い側の端縁21が、ベローズ15から離間するにつれて第二部分12に近づくように傾斜している。つまり、この第二フランジ部14Bは、第二部分12の外縁12Bに近づくにつれて漸次その幅W2が狭くなるように先細り状に形成されている。
第三フランジ部14Cは、断面U字状に形成された第三部分13のスキン1に近い側に位置する二つの縁部22から互いに外側(言い換えれば、互いに離間する側)に向かって延びている。第三フランジ部14Cの幅W3は、ベローズ15の厚さT3よりも大きくなっている。この実施形態における第三フランジ部14Cは、ベローズ15を構成する複数の折り返し部16のうち、最も深さが大きい折り返し部16の深さ寸法D3(図14参照)よりも幅広に形成されている。ベローズ15は、第三フランジ部14Cが形成されることで、この第三フランジ部14Cの近傍における弾性変形が阻害され、第三フランジ部14Cから遠い部分よりも弾性変形し難くなっている。
第三フランジ部14Cには、ベローズ15の複数の折り返し部16の内側に形成される凹溝25と連通する複数の凹部26が形成されている。凹溝25の断面形状と凹部26とは同一形状とされている。つまり、折り返し部16の内側に形成された凹溝25は、凹溝25の延びる方向で第三フランジ部14Cによって遮られることなく第三フランジ部14Cよりも上方の空間と連通している。
この実施形態における第三フランジ部14Cは、そのベローズ15から遠い側の端縁23が直線状に形成されている。より具体的には、第三フランジ部14Cの端縁23は、長手方向DLに延びる直線状に形成されている。また、この第三フランジ部14Cの端縁23は、上述した第一フランジ部14Aの端縁19と連続して形成されている。言い換えれば、第三フランジ部14Cの端縁23は、直線状に形成された第一フランジ部14Aの端縁19の延長線上に配置されている。そして、この実施形態における第三フランジ部14Cの端縁23と第二フランジ部14Bの端縁21とは、凹状の曲線部24を介して繋がっている。つまり、フランジ部14は、第一部分11の縁部18と第二部分12の縁部20とに渡るように形成されている。さらに、フランジ部14は、第二部分12の縁部20と第三部分13の縁部22とに渡るように形成されている。
(作用及び効果)
本実施形態に係る燃料タンク用ダム110によれば、第一実施形態と同様に、シール性の低下を抑制できるように、ベローズ15の厚さが第二部分12の厚さに関連している。
したがって、ベローズ15以外の部分の変形を抑制できるため、燃料タンク用ダム10は、シール性の低下を抑制できる。
さらに、実施形態に係る燃料タンク用ダム110によれば、第三部分13の内、スキン1に隣接して配置され変形が殆んど生じない縁部22を、フランジ部14を介してスキン1に固定して、第三部分13とスキン1との間のシール性を高めることができる。その一方で、第三部分13のうちスキン1から離れた位置においては、ベローズ15が変形することによって第一部分11と第二部分12との相対変位に追従することができる。したがって、ストリンガ2とリブ3との相対変位を許容しつつ、十分なシール性能を得ることができる。
さらに、ベローズ15の厚さよりも幅広にフランジ部14が形成されていることで、ベローズ15が形成された第三部分13の縁部22において第三部分13とスキン1とを安定的に固定することができる。その結果、信頼性を向上することができる。
また、ベローズ15の深さ寸法D3よりもフランジ部14が幅広に形成されていることで、必要十分なシール性能を確保することができる。
さらに、第一部分11の縁部18と第三部分13の縁部22とに渡るようにフランジ部14が形成されていることで、第一部分11とスキン1との間、及び第三部分13とスキン1との間の両方を一続きのフランジ部14によって同時にシールすることができる。また、第一部分11と第三部分13とを安定的にスキン1に固定できる。
また、第三部分13の縁部22と第二部分12の縁部20とに渡るようにフランジ部14が形成されていることで、第一部分11、第二部分12、及び第三部分13とスキン1との間を、一続きのフランジ部14によって同時にシールすることができる。また、第一部分11、第二部分12及び第三部分13を安定的にスキン1に固定できる。
さらに、フランジ部14が、スキン1の内側面4に沿う平面を備えていることで、フランジ部14を容易に形成することができる。また、例えば、スキン1に対してシーラント等を介してフランジ部14を固定する際に、容易に固定作業を行うことができる。
例えば、上述した実施形態では、フランジ部14が平面を有する場合について説明したが、例えば、スキン1の内側面4に応じた曲面を有していても良い。
また、上述した実施形態では、第一フランジ部14A、第二フランジ部14B及び第三フランジが途切れずに連続する一続きに形成される場合について説明した。しかし、第一フランジ部14A、第二フランジ部14B及び、第三フランジ部14Cの間に微小な隙間等が形成されて分割されていても良い。
さらに、上述した実施形態では、第三フランジ部14Cが折り返し部16の深さ寸法D3よりも幅広に形成される場合を例示したが、第三部分13の縁部22の少なくとも一部にベローズ15の厚さよりも幅広な平面が形成されていれば、上記第三フランジ部14Cの幅W3に限られない。
さらに、第一フランジ部14Aの幅W1の大きさは、上述した実施形態の大きさに限られない。
以上、いくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものとする。
例えば、上述した各実施形態では、折り返し部16を曲面で繋ぐ場合を例示した。しかし折り返し部16は、山折りと谷折りとが、それぞれ連続する形状であれば良く、上述した形状に限られない。
例えば、上述した各実施形態では、ストリンガ2の延びる長手方向DLで、第一部分11が第三部分13よりも長く形成される場合について説明した。第一部分11の長さL1は、例えば、第三部分13の折り返し部16が多数形成される場合等においては、第三部分13の長さL3と同一又は第三部分13の長さL3よりも短く形成するようにしても良い。
例えば、上述した各実施形態では、ストリンガ2が断面台形状に形成されている場合を例示した。しかし、ストリンガ2の断面形状は台形に限られない。例えば、I断面やH断面等であっても良い。このようにストリンガ2が台形ではない場合、例えば、上述した各実施形態の燃料タンク用ダムと、ストリンガ2との間にスペーサ等を設けるようにすれば良い。
例えば、上述した各実施形態では、燃料タンク用ダムが、上方に配置されるスキン1の内側面4に固定される場合について説明したが、燃料タンク用ダムを隙間Gに取り付ける向きは、上記の向きに限られない。
例えば、上述した各実施形態では、燃料タンク61が主翼70に設けられる場合について説明した。しかし、燃料タンク61は、主翼70に設けられるものに限られない。
1 スキン(外板)
2 ストリンガ(第一構造部品)
3 リブ(第二構造部品)
4 内側面
5 端縁
6 切り欠き部
10 燃料タンク用ダム
11 第一部分
11A 内側面
12 第二部分
12A 面
12B 外縁
13 第三部分
14 フランジ部
15 ベローズ
16 折り返し部
18 縁部
19 端縁
20 縁部
21 端縁
22 縁部
23 端縁
24 曲線部
25 凹溝
26 凹部
32 連続部
32’ 連続部
61 燃料タンク
61A 燃料タンク
61B 燃料タンク
70 主翼
110 燃料タンク用ダム
C 曲線部

Claims (8)

  1. 燃料タンクの外板の内側面に固定された第一構造部品と、
    前記第一構造部品が挿通される切り欠き部を備えた第二構造部品と、の隙間を閉塞する燃料タンク用ダムであって、
    前記第一構造部品に固定可能な第一部分と、
    前記第一部分と交差する方向に広がる面を有し、前記第二構造部品に固定可能な第二部分と、
    少なくとも一つの折り返し部を具備したベローズを有し、前記第一部分と前記第二部分との間に配置された第三部分と、を備え、
    前記第一部分と、前記第二部分と、前記第三部分と、が一体であり、
    前記ベローズの厚さが、0.381~1.524mmであり、
    前記第二部分の厚さが、0.762~7.620mmである燃料タンク用ダム。
  2. 前記ベローズの厚さが、0.381~1.016mmである請求項1に記載の燃料タンク用ダム。
  3. 前記ベローズの厚さが、0.635~1.016mmである請求項1に記載の燃料タンク用ダム。
  4. 前記第二部分の厚さが、1.778~7.620mmである請求項3に記載の燃料タンク用ダム。
  5. 前記第二部分の厚さが、1.778~4.064mmである請求項3に記載の燃料タンク用ダム。
  6. 前記ベローズの変形率が、60%以上である請求項1~5の何れか一項に記載の燃料タンク用ダム。
  7. 前記第二部分と前記第三部分とを繋いでいる連続部をさらに備え、
    前記燃料タンクの変形に対し、前記連続部が、前記第三部分の内側に接する面と交わらないようなR形状を有する請求項1~6の何れか一項に記載の燃料タンク用ダム。
  8. 前記第二部分と前記第三部分とを繋いでいる連続部をさらに備え、
    前記燃料タンクの変形に対し、前記連続部が前記第三部分から離れるに従って、前記第三部分の内側に接する面から離れているR形状を維持している請求項1~6の何れか一項に記載の燃料タンク用ダム。
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