JP7009945B2 - 画像処理装置及び車両 - Google Patents
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Description
特許文献1の画像処理装置は、ステレオカメラによって撮像された画像から視差画像を取得し、視差画像から画像に写った先行車を検出している。自動車の場合、高さ1m~1.5m付近に側縁が存在するため、画像処理装置は、画像において高さ1mに相当する部分のみ画像処理を行っている。即ち、位置を算出する対象物を自動車の側縁に限定することで、画像の特定部分のみしか画像処理を行わなくても、先行車を検出できるようにしている。
視差は、ステレオカメラに近いほど大きくなり、ステレオカメラから離れるほど小さくなる。すると、視差画像を均等なエリアに分割した場合、ステレオカメラから離れたエリアほど、代表視差の値の変化によって、算出される対象物の位置が大きく変化する。即ち、ステレオカメラから離れたエリアほど、対象物の位置精度が低くなりやすい。ステレオカメラから離れたエリアほど含まれる画素を少なくすることで、ステレオカメラから離れたエリアにおける対象物の位置精度を向上させることができる。対象物の位置精度が低くなりにくいエリアと、対象物の位置精度が低くなりやすいエリアで含まれる画素数を変更することで、計算コストの増大を抑制しつつ、対象物の位置精度の低下を抑制できる。
上記課題を解決する車両は、ステレオカメラによって撮像された画像を画像処理して、前記画像に写る対象物の位置を算出する画像処理装置と、走行動作及び荷役動作に関する制御を行うコントローラと、を備えた車両であって、前記画像から、画素毎に視差が対応付けられた視差画像を取得する取得手段と、前記視差画像を複数の画素を含んだエリアに分割する分割手段と、前記エリアに含まれる複数の画素に対応付けられた視差に基づいて、エリア毎に代表視差を導出する代表視差導出手段と、前記代表視差から前記画像に写る対象物の位置を算出する位置算出手段と、を備え、前記分割手段は、前記視差画像において、前記エリアが格子状になるように分割を行い、前記コントローラは、前記車両の現在位置と算出された前記対象物の位置との相対距離が所定値以下の場合に減速処理を行う。
以下、画像処理装置の第1実施形態について説明する。
図1に示すように、フォークリフト10は、メインコントローラ20と、走行用モータM1を制御する走行制御装置23と、車速センサ24と、を備える。メインコントローラ20は、走行動作、及び、荷役動作に関する制御を行う。メインコントローラ20は、CPU(演算部)21と、種々の制御を行うためのプログラムなどが記憶されたメモリ22と、を備える。
画像処理装置50は、撮像装置31,41によって撮像された画像から、視差を算出する。視差は、撮像装置31,41のそれぞれについて第1画像と、第2画像とを比較し、各画像に写る同一の対象物について第1画像と第2画像の画像位置(ピクセル)の差を算出することで得られる。画像位置の差は、第1画像に写る対象物と、第2画像に写る対象物との画素(ピクセル)数の差[px]である。本実施形態において、視差は視差画像として得られる。視差画像とは、撮像装置31,41によって撮像された画像に写る対象物と、当該対象物の視差とを対応付けた画像である。視差画像には、画素毎に視差が対応付けられている。視差画像の画素数は、第1画像(第2画像)の画素数と同一である。なお、視差画像とは、必ずしも表示を要するものではなく、視差画像における各画素(視差画像におけるX座標及びY座標)に視差が対応付けられたデータのことを示す。画像処理装置50は、視差画像を取得する取得手段を備えているといえる。
ここで、代表視差を用いて算出された対象物の位置は、エリアAを1つの画素とみなして算出したものである。このため、視差画像Iの全ての画素に対応付けられた視差から対象物の位置を算出する場合に比べると、対象物の位置精度は低くなる。具体的にいうと、実際の対象物の位置と、算出される対象物の位置との差が大きくなる。
(1-1)画像処理装置50は、エリアA毎に対応付けられた代表視差から対象物の位置を算出し、これに基づき、障害物Bを検出している。エリアAは、複数の画素を含んでいるため、代表視差から対象物の位置を算出することで、視差画像Iの画素毎に対象物の位置を算出する場合に比べて、計算コストが低減される。例えば、視差画像Iに含まれるエリアAの数を視差画像Iの全ての画素数の1/100にした場合、視差画像Iの全ての画素について座標計算(対象物の位置の算出)を行う場合に比べて、座標計算を行う回数が1/100となる。同様に、視差画像Iに含まれるエリアAの数を視差画像Iの全ての画素数の1/25にした場合、視差画像Iの全ての画素について座標計算を行う場合に比べて座標計算を行う回数が1/25となる。
以下、画像処理装置の第2実施形態について説明する。なお、以下の説明において、第1実施形態と同様の部分については記載を省略する。
図5に示すように、画像処理装置50は、視差画像IをエリアA10に分割し、エリアA10毎に代表視差を算出する。画像処理装置50は、エリアA10の代表視差から対象物の位置を算出する。画像処理装置50は、代表視差によって得られた対象物の位置から、障害物Bが存在すると推定されるエリアA10を特定する。なお、障害物Bが存在すると推定されるエリアA10は、単数であってもよいし、複数であってもよい。
(2-1)画像処理装置50は、視差画像Iを分割したエリアA10を更に分割することができる。障害物Bが存在すると推定されるエリアA10については、対象物の位置精度を向上させることで、障害物Bの検出精度を向上させることができる。また、障害物Bが存在すると推定されるエリアA10についてのみ細分化エリアA11に分割を行うことで、全てのエリアA10について細分化エリアA11に分割を行う場合に比べて、計算コストを削減できる。したがって、計算コストの増大を抑制しつつ、障害物Bの検出精度を向上させることができる。
以下、画像処理装置の第3実施形態について説明する。なお、以下の説明において、第1実施形態と同様の部分については記載を省略する。
(3-1)対象物の位置精度が低くなりにくいエリアA21と、対象物の位置精度が低くなりやすいエリアA22とで含まれる画素を変更することで、計算コストの増大を抑制しつつ、対象物の位置精度の低下を抑制できる。
○各実施形態において、代表視差の導出方法を変更してもよい。例えば、図7に示すように、画像処理装置50は、各エリアに含まれる各画素についての分布を求め、頻度の高い上位複数の視差のうち、最も大きい値の視差を代表視差としてもよい。図7では、各画素に対応付けられた視差のうち、頻度の多い上位3つの視差が抽出される。画像処理装置50は、抽出された上位3つの視差のうち、最も大きい視差を代表視差とする。なお、上位として抽出される視差は、3つより多くてもよいし、2つであってもよい。
○第2実施形態において、エリアA10の代表視差の導出方法と、細分化エリアA11の代表視差の導出方法を異なるものにしてもよい。例えば、エリアA10の代表視差は、最も頻度の高い視差とし、細分化エリアA11の代表視差は、頻度の高い上位複数の視差のうち、最も値の大きい視差としてもよい。また、第3実施形態において、エリアA21の代表視差の導出方法と、エリアA22の代表視差の導出方法とを異なるものにしてもよい。
○各実施形態において、前方撮像装置31と、後方撮像装置41とは同一構成でなくてもよい。
○各実施形態において、障害物Bの検出は、画像処理装置50以外の装置によって行われてもよい。
Claims (4)
- ステレオカメラによって撮像された画像を画像処理して、前記画像に写る対象物の位置を算出する画像処理装置であって、
前記画像から、画素毎に視差が対応付けられた視差画像を取得する取得手段と、
前記視差画像を複数の画素を含んだエリアに分割する分割手段と、
前記エリアに含まれる複数の画素に対応付けられた視差に基づいて、エリア毎に代表視差を導出する代表視差導出手段と、
前記代表視差から前記画像に写る対象物の位置を算出する位置算出手段と、を備え、
前記代表視差導出手段は、前記エリアに含まれる各画素に対応付けられた視差についての分布を求め、頻度の高い上位複数の視差のうち、最も大きい値の視差を代表視差とする画像処理装置。 - ステレオカメラによって撮像された画像を画像処理して、前記画像に写る対象物の位置を算出する画像処理装置と、走行動作及び荷役動作に関する制御を行うコントローラと、を備えた車両であって、
前記画像から、画素毎に視差が対応付けられた視差画像を取得する取得手段と、
前記視差画像を複数の画素を含んだエリアに分割する分割手段と、
前記エリアに含まれる複数の画素に対応付けられた視差に基づいて、エリア毎に代表視差を導出する代表視差導出手段と、
前記代表視差から前記画像に写る対象物の位置を算出する位置算出手段と、を備え、
前記分割手段は、前記エリアを前記エリアよりも細分化された細分化エリアに分割可能であり、
前記代表視差導出手段は、前記細分化エリアの代表視差を導出可能であり、
前記コントローラは、前記車両の現在位置と算出された前記対象物の位置との相対距離が所定値以下の場合に減速処理を行う車両。 - ステレオカメラによって撮像された画像を画像処理して、前記画像に写る対象物の位置を算出する画像処理装置と、走行動作及び荷役動作に関する制御を行うコントローラと、を備えた車両であって、
前記画像から、画素毎に視差が対応付けられた視差画像を取得する取得手段と、
前記視差画像を複数の画素を含んだエリアに分割する分割手段と、
前記エリアに含まれる複数の画素に対応付けられた視差に基づいて、エリア毎に代表視差を導出する代表視差導出手段と、
前記代表視差から前記画像に写る対象物の位置を算出する位置算出手段と、を備え、
前記分割手段は、前記視差画像において、前記ステレオカメラから離れた前記エリアほど含まれる画素が少なくなるように分割を行い、
前記コントローラは、前記車両の現在位置と算出された前記対象物の位置との相対距離が所定値以下の場合に減速処理を行う車両。 - ステレオカメラによって撮像された画像を画像処理して、前記画像に写る対象物の位置を算出する画像処理装置と、走行動作及び荷役動作に関する制御を行うコントローラと、を備えた車両であって、
前記画像から、画素毎に視差が対応付けられた視差画像を取得する取得手段と、
前記視差画像を複数の画素を含んだエリアに分割する分割手段と、
前記エリアに含まれる複数の画素に対応付けられた視差に基づいて、エリア毎に代表視差を導出する代表視差導出手段と、
前記代表視差から前記画像に写る対象物の位置を算出する位置算出手段と、を備え、
前記分割手段は、前記視差画像において、前記エリアが格子状になるように分割を行い、
前記コントローラは、前記車両の現在位置と算出された前記対象物の位置との相対距離が所定値以下の場合に減速処理を行う車両。
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