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JP7001457B2 - ファイル管理装置、ファイル管理システム、ファイル管理方法、及びプログラム - Google Patents

ファイル管理装置、ファイル管理システム、ファイル管理方法、及びプログラム Download PDF

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JP7001457B2
JP7001457B2 JP2017244945A JP2017244945A JP7001457B2 JP 7001457 B2 JP7001457 B2 JP 7001457B2 JP 2017244945 A JP2017244945 A JP 2017244945A JP 2017244945 A JP2017244945 A JP 2017244945A JP 7001457 B2 JP7001457 B2 JP 7001457B2
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Description

本発明は、ファイル管理装置、ファイル管理システム、ファイル管理方法、及びプログラムに関する。
例えば、特許文献1には、フォルダAに格納されている文書B302がフォルダBに文書B304として移動されたとき、フォルダAの文書B302が登録されていた位置に移動先通知探索用文書303を自動的に作成して登録し、移動先通知探索用文書303には移動文書の特徴を表す最小限の部分情報と移動元フォルダ名(フォルダA)と移動先を探索するために必要な移動先情報を持たせる。移動元の文書Bに対してアクセスがなされたときは、移動先通知探索用文書303の内容を読み出すことにより、文書Bの移動先を探索することができる情報管理システムが開示されている。
また、特許文献2には、ある期間を超えて更新されない電子文書を、記憶手段の元の保管領域から更新されない文書用の特定の保管領域に移動する移動手段と、前記移動手段による電子文書の移動の際に、移動に関する属性情報を保管する保管手段と、前記特定の保管領域に存在する電子文書が検索対象とされた場合、前記保管手段に保管された属性情報に基づいて、前記特定の保管領域に存在する電子文書を検索対象に含める制御手段とを備えることを特徴とする情報処理装置が開示されている。
特開2002-082828 特開2013-239058
文書管理システムにおける管理対象以外のデータファイルであっても、管理対象とすることができるファイル管理システムを提供することを目的とする。
本発明に係るファイル管理装置は、管理対象となるデータファイルを管理するための管理情報が含まれた文書ファイルを生成する管理文書生成部と、前記管理文書生成部により生成された文書ファイルを、文書を管理する文書管理システムに登録する管理文書登録部とを有する。
また、本発明に係るファイル管理システムは、文書を管理する文書管理装置と、管理対象となるデータファイルを管理するための管理情報が含まれた文書ファイルを生成する管理文書生成部と、前記管理文書生成部により生成された文書ファイルを、前記文書管理装置に登録する管理文書登録部とを有する。
好適には、読み取り専用に設定された記録領域に、管理対象となるデータファイルを移動させる移動部と、前記移動部により移動させる移動元のフォルダに、移動先のデータファイルにリンクするリンクファイルを配置するリンク配置部とをさらに有する。
好適には、前記管理文書生成部は、移動先のデータファイルにアクセスするためのアクセス情報と、データファイルを検索するための索引情報とを、前記管理情報の一部として生成し、前記文書管理装置に登録された文書ファイルについて、管理情報に含まれる索引情報に基づいて検索を行う検索部をさらに有し、前記検索部による検索結果として、移動先のデータファイルにアクセスするためのアクセス情報が提供される。
好適には、前記管理文書生成部は、指定されたフォルダに含まれるデータファイルを管理するための管理情報が含まれた文書ファイルを生成し、前記移動部は、指定された前記フォルダ単位で、データファイルを移動させ、前記リンク配置部は、指定された前記フォルダが存在したフォルダに、リンクファイルを配置する。
好適には、前記文書管理装置は、文書ファイルを文書の保管期限に関連付けて格納し、管理情報が含まれた文書ファイルに関連付けられた保管期限に従って、この管理情報により管理されているデータファイルを管理するファイル管理部をさらに有する。
好適には、前記文書管理装置とは異なるファイル格納装置をさらに有し、前記移動部は、前記ファイル格納装置の読み取り専用に設定された記録領域に、管理対象となるデータファイルを移動させる。
また、本発明に係るファイル管理方法は、管理対象となるデータファイルを管理するための管理情報が含まれた文書ファイルを生成する管理文書生成ステップと、文書を管理する文書管理装置に、前記管理文書生成ステップにより生成された文書ファイルを登録する管理文書登録ステップとを有する。
また、本発明に係るプログラムは、管理対象となるデータファイルを管理するための管理情報が含まれた文書ファイルを生成する管理文書生成ステップと、文書を管理する文書管理装置に、前記管理文書生成ステップにより生成された文書ファイルを登録する管理文書登録ステップとをコンピュータに実行させる。
文書管理システムにおける管理対象以外のデータファイルであっても、管理対象とすることができる。
文書管理システムに登録される電子文書のライフサイクルと、電子文書の作成に際して発生する周辺ファイルを例示する図である。 ファイル管理システム1の全体構成を例示する図である。 ファイル管理システム1の機能概要を説明する図である。 文書管理装置3のハードウェア構成を例示する図である。 ファイル管理装置4のハードウェア構成を例示する図である。 ファイル管理システム1の機能構成を例示する図である。 ファイル管理システム1におけるデータファイルの保存処理(S10)を説明するフローチャートである。 ファイル管理システム1におけるデータファイルの検索処理(S20)を説明するフローチャートである。 フォルダの移動先に関する情報を例示する図である。 データファイルの検索処理の概要を説明する図である。 登録処理(S10)における表示画面を例示する図である。 登録処理(S10)における表示画面を例示する図である。 検索処理(S20)における表示画面を例示する図である。
[背景]
本発明がなされた背景を説明する。
図1(A)に示すように、電子文書のライフサイクルを管理する文書管理システムが提案されている。電子文書は、単に作成されるだけでなく、一定のルールに沿って保存され、活用され、既定の保存期限が到来すると廃棄されることが望ましい。また、e-文書法(電子帳簿保存法)の施行に伴い、単なる情報共有のための文書管理を越えて、原本性の担保機能や、社内規定としての文書管理規定が組み込まれた文書管理システムが提案されるようになってきた。
このような文書管理システムでは、最終成果物としての電子文書のみが管理対象となる傾向にある。しかしながら、実際には、図1(B)に例示するように、最終成果物の作成に際して多種多様なデータファイルが発生し、クライアント端末やファイルサーバに蓄積される。例えば、PDF形式の最終報告書が作成される際には、テキスト形式の参考資料、JPEG形式の現場写真、エクセルファイルであるマーケット予想資料、動画像形式のヒアリングビデオ等、ファイル形式もその内容も多様であり、個別に管理基準を設定することは容易ではない。
また、これらのデータファイルは、時間の経過とともに、あとで探しあてるのに時間がかかったり、見つけられなくて利用することが困難になっていく。必要な資料やデータは保存(保全)し、後にアクセスを容易にする仕組みが求められる。電子文書に対する文書管理システムのように、フォルダにある保存すべきデータファイルを管理できるシステムが求められる。
そこで、本実施形態のファイル管理システム1は、管理対象となるデータファイルを管理するための管理情報が含まれた文書ファイル(以下、管理文書とも呼ぶ)を生成し、生成された管理文書を文書管理システムに登録する。これにより、管理文書が文書管理システムによって管理され、管理文書を介して間接的にデータファイルが管理されることになる。
また、管理文書には、データファイルを検索するための索引情報が含まれるため、電子文書と同様に、動画像等のデータファイルも活用できる。
本発明の実施形態を、図面を参照して説明する。
図2は、ファイル管理システム1の全体構成を例示する図である。なお、本例のファイル管理システム1は、本発明に係るファイル管理システムの一例である。
図2に例示するように、ファイル管理システム1は、クライアント端末2、文書管理装置3、ファイル管理装置4、及び、ファイルサーバ5を含み、ネットワーク7を介して互いに接続している。
クライアント端末2は、ユーザが操作するコンピュータ端末である。例えば、クライアント端末2Cには、スキャナ200が接続されており、このスキャナ200によりスキャンされた文書のファイルをクライアント端末2が文書管理装置3又はファイルサーバ5に登録する。また、クライアント端末8は、文書作成アプリケーションソフトウェアにより生成された文書ファイル(PDFファイルなど)を文書管理装置3又はファイルサーバ5に登録することもできる。
文書管理装置3は、文書管理システムとしての機能を提供するコンピュータ装置である。文書管理装置3は、ファイル管理装置3と連携させるために新設された文書管理サーバであってもよいし、電子文書の管理を行っている既存の文書管理サーバであってもよい。本例の文書管理装置3は、電子文書の原本性担保のために、読み取り専用に設定された記録領域に電子文書を保存し、保存された電子文書の検索機能を提供するサーバ装置である。なお、文書管理装置3は、電子文書の原本性担保のために、アクセス履歴及び変更履歴を保持する記録領域に電子文書を保存してもよい。
ファイル管理装置4は、本発明に係るファイル管理装置の一例であり、管理対象となるデータファイルを管理するコンピュータ端末である。本例のファイル管理装置4は、ファイルサーバ5に保存されていたデータファイルをフォルダ単位で管理する。
ファイルサーバ5は、複数のユーザで共用されるファイルサーバである。
ネットワーク7は、ローカルエリアネットワーク(LAN)、又は、インターネットなどの通信回線である。
図3は、ファイル管理システム1の機能概要を説明する図である。
図3に例示するように、ユーザは、電子文書やその他のデータファイルをファイルサーバ5の所定のフォルダに保存して、編集等を行っている。ユーザが、電子文書を選択して電子文書保存ツール(本例では、クライアント端末2にインストールされている)を起動させると、選択された電子文書が文書管理装置3に登録される。
また、ユーザが、ファイルサーバ5においてフォルダを選択してフォルダ保存ツール(本例では、クライアント端末2にインストールされている)を起動させると、選択されたフォルダに含まれるデータファイルの管理文書が生成され、生成された管理文書が文書管理装置3に登録され、これらのデータファイルは、ファイル管理装置4の読み取り専用記録領域に移動する。なお、本例では、データファイルの移動先がファイル管理装置4の読み取り専用記録領域である場合を具体例として説明するが、これに限定されるものではなく、データファイルの移動先は、ファイルサーバ5の別領域であってもよいし、クラウド上のストレージであってもよい。
さらに、ファイルサーバ5のフォルダ(移動元)には、移動先のフォルダにリンクしたショートカットアイコン800が配置される。これにより、ユーザは、移動元のフォルダから容易にデータファイルにアクセスすることができる。なお、ショートカットアイコン800は、本発明に係るリンクファイルの一例である。
図4は、文書管理装置3のハードウェア構成を例示する図である。
図4に例示するように、文書管理装置3は、CPU300、揮発性メモリ302、不揮発性メモリ304、ネットワークインタフェース306(ネットワークIF306)、表示装置308、及び入力装置310を有し、これらの構成はバス312を介して互いに接続している。
CPU300は、例えば、中央演算装置である。
メモリ302は、例えば、揮発性メモリであり、主記憶装置として機能する。
HDD304は、例えば、ハードディスクドライブ装置であり、不揮発性の記録装置としてコンピュータプログラム(例えば、図6の文書管理プログラム32)やその他のデータファイルを格納する。
ネットワークIF306は、有線又は無線で通信するためのインタフェースである。
表示装置308は、例えば、液晶ディスプレイである。
入力装置310は、例えば、キーボード及びマウスである。
図5は、ファイル管理装置4のハードウェア構成を例示する図である。
図5に例示するように、ファイル管理装置4は、文書管理装置3と同様に、CPU400、揮発性メモリ402、不揮発性メモリ404、ネットワークインタフェース406(ネットワークIF406)、表示装置408、及び入力装置410を有し、これらの構成はバス412を介して互いに接続している。
なお、HDD404は、例えば、図6のフォルダ管理プログラム42を格納する点で、文書管理装置3と異なる。
図6は、ファイル管理システム1の機能構成を例示する図である。
図6に例示するように、ファイル管理システム1には、ユーザプログラム22と、文書管理プログラム32と、フォルダ管理プログラム42とがインストールされている。本例では、クライアント端末2にユーザプログラム22がインストールされ、文書管理装置3に文書管理プログラム32がインストールされ、ファイル管理装置4にフォルダ管理プログラム42がインストールされている。ユーザプログラム22、文書管理プログラム32、及びフォルダ管理プログラム42は、例えば、CD-ROM等の記録媒体に格納されており、この記録媒体を介して、クライアント端末2、文書管理装置3、及びファイル管理装置4にインストールされる。
なお、ユーザプログラム22、文書管理プログラム32、及びフォルダ管理プログラム42の一部又は全部は、ASICなどのハードウェアにより実現されてもよく、また、OS(Operating System)の機能を一部借用して実現されてもよい。また、これらのプログラム全てが一台のコンピュータ端末にインストールされてもよいし、クラウド上の仮想マシンにインストールされてもよい。
ユーザプログラム22は、電子文書保存ツール220と、フォルダ保存ツール230とを有する。
電子文書保存ツール220は、文書管理装置3に電子文書を登録するためのクライアントプログラムであり、文書管理プログラム32と協働して、電子文書の登録及び検索を実現する。
フォルダ保存ツール230は、ファイル管理装置4にデータファイルを登録するためのクライアントプログラムであり、フォルダ管理プログラム42と協働して、データファイルの登録及び検索を実現する。本例のフォルダ保存ツール230は、管理文書生成部240と、フォルダ量計算部250と、フォルダパス通知部252と、管理文書登録部254とを有する。
フォルダ保存ツール230において、管理文書生成部240は、管理対象となるデータファイルを管理するための管理情報が含まれた文書ファイル(管理文書)を生成する。本例の管理文書生成部240は、ユーザにより指定されたフォルダに含まれるデータファイルを管理するための管理情報が含まれた管理文書を生成する。すなわち、管理文書生成部240は、フォルダ単位で、管理文書を生成する。
より具体的には、管理文書生成部240は、索引付加部242と、リンク情報付加部244と、リスト生成部246とを含む。索引付加部242は、管理対象となるデータファイルを検索するための索引情報を生成し、生成された索引情報を管理情報の一部とする。
リンク情報付加部244は、移動部424(後述)により移動された移動先のファイルにアクセスするためのアクセス情報を生成し、生成されたアクセス情報を管理情報の一部とする。アクセス情報は、例えば、移動先のデータファイルへのリンクである。
リスト生成部246は、管理対象となるデータファイルのリストを生成し、生成されたリストを管理情報の一部とする。本例のリスト生成部246は、ユーザにより指定されたフォルダに含まれるデータファイルのファイル名リストを生成する。
本例の管理文書生成部240は、索引付加部242により生成された索引情報と、リンク情報付加部244により生成されたリンクと、リスト生成部246により生成されたファイル名リストを含む管理文書を生成する。
フォルダ量計算部250は、管理対象となるデータファイルのファイルサイズを計算し、ファイルサイズが既定の上限を越えないか否かを判断する。本例のフォルダ量計算部250は、ユーザにより指定されたフォルダに含まれるデータファイルのファイルサイズの合計を計算し、合計ファイルサイズが既定の上限を越えないか否かを判断する。
フォルダパス通知部252は、管理対象となるデータファイルのパスをフォルダ管理プログラム42に通知する。本例のフォルダパス通知部252は、ユーザにより指定されたフォルダのパスをフォルダ管理プログラム42に通知する。
管理文書登録部254は、管理文書生成部240により生成された管理文書を文書管理装置3に登録する。
文書管理プログラム32は、文書登録部322と、検索部324とを有する。
文書管理プログラム32において、文書登録部322は、ユーザの要求又は管理文書登録部254の要求に応じて、電子文書の登録を受け付ける。登録される電子文書には、文書ファイルを検索するための索引が関連付けられる。
検索部324は、ユーザの要求に応じて、文書登録部322により登録された電子文書の検索を行う。
フォルダ管理プログラム42は、ユニークフォルダ生成部422と、移動部424と、ショートカット配置部426と、フォルダ管理部428とを有する。
フォルダ管理プログラム42において、ユニークフォルダ生成部422は、記録用のユニークなフォルダを生成し、生成されたフォルダを読み取り専用(リードオンリー)に設定する。例えば、ユニークフォルダ生成部422は、データファイルの登録トランザクション毎にユニークなフォルダ名を生成し、生成されたフォルダ名のフォルダをユニークなフォルダとして生成する。
移動部424は、管理対象となるデータファイルを、読み取り専用に設定された記録領域に移動させる。例えば、移動部424は、ユーザにより指定されたフォルダを、ファイル管理装置4の読み取り専用に設定されたフォルダに移動させる。本例の移動部424は、ユーザにより指定されたフォルダを、ユニークフォルダ生成部422により生成されたフォルダに移動させる。ここで、データファイル又はフォルダの移動とは、データファイル又はフォルダが移動先に保存され、かつ、移動元のフォルダから削除されることをいう。
ショートカット配置部426は、移動部424により移動させる移動元のフォルダに、移動先のデータファイルにリンクするリンクファイルを配置する。本例のショートカット配置部426は、図3に例示するように、移動部424により移動させる移動元のフォルダに、移動先のデータファイルにリンクするショートカットアイコン800を配置する。ショートカット配置部426は、本発明に係るリンク配置部の一例である。
フォルダ管理部428は、文書管理装置3による管理文書の管理規定に従って、この管理文書により管理されるデータファイルを管理する。例えば、フォルダ管理部428は、文書管理装置3による管理文書の保管期限に従って、この管理文書により管理されるデータファイルの確認又は廃棄をユーザに促す。なお、フォルダ管理部428は、文書管理装置3による管理文書の保管期限に従って、この管理文書により管理されるデータファイルを自動的に廃棄してもよい。
図7は、ファイル管理システム1におけるデータファイルの保存処理(S10)を説明するフローチャートである。
図7に例示するように、ステップ100(S100)において、ユーザがファイルサーバ5において電子文書又はフォルダを選択してファイル管理システム1への登録を指示すると、ユーザプログラム22(図6)がクライアント端末2で起動する。本例では、図11(A)に例示するように、電子文書又はフォルダのアイコン上でマウスを右クリックして、ファイル管理システムに登録するためのメニューが選択されると、ユーザプログラム22が起動する。
ステップ105(S105)において、ユーザプログラム22は、ユーザに選択されたものが電子文書であるかフォルダであるかを判定し、電子文書が選択された場合に、S110の処理に移行し、フォルダが選択された場合に、S115の処理に移行する。
ステップ110(S110)において、ユーザプログラム22は、電子文書が選択された場合に、電子文書保存ツール220に電子文書の登録を指示し、電子文書保存ツール220は、選択された電子文書を文書管理装置3に送信する。文書管理装置3の文書登録部322は、これに応じて、クライアント端末2から受信した電子文書を索引等に関連付けて登録する。
ステップ115(S115)において、ユーザプログラム22は、フォルダが選択された場合に、フォルダ保存ツール230にフォルダの登録を指示する。フォルダ保存ツール230は、選択されたフォルダに関して、フォルダを登録するための準備を開始する。具体的には、リスト生成部246が、選択されたフォルダに含まれるデータファイルのリストを生成し、索引付加部242が、フォルダに含まれるデータファイルそれぞれの索引情報を生成する。フォルダ量計算部250は、選択されたフォルダのデータサイズを計算する。
ステップ120(S120)において、フォルダ量計算部250は、選択されたフォルダのデータサイズを計算し、既定の上限値と比較する。ユーザプログラム22は、フォルダのデータサイズが既定の上限値以下である場合に、S125の処理に移行し、フォルダのデータサイズが既定の上限値を超える場合に、エラーを表示して処理を終了する。
ステップ125(S125)において、フォルダパス通知部252は、選択されたフォルダのパスをフォルダ管理プログラム42に通知する。
フォルダ管理プログラム42は、フォルダパス通知部252から通知されたパスに基づいて、ファイルサーバ5のフォルダ(移動元)に接続する。さらに、フォルダ管理プログラム42は、図9に例示するようなフォルダの移動先のパスの管理情報に従い、ファイル管理装置4の記録領域に接続する。
ステップ130(S130)において、ユニークフォルダ生成部422は、ファイル管理装置4の記録領域に、ユニークなフォルダを作成し、作成されたフォルダを読み取り権限を設定する。このように、フォルダの権限設定を、フォルダの移動前に行うことによって、移動後に権限を設定する場合よりも処理時間を短縮できる。
ステップ135(S135)において、移動部424は、ファイルサーバ5の選択されたフォルダを、ユニークフォルダ生成部422により作成されたフォルダ(移動先)に移動させる。また、移動部424は、移動元及び移動先のパスをフォルダ保存ツール230に通知する。
ステップ140(S140)において、ショートカット配置部426は、図12(B)に例示するように、移動元のフォルダ(ファイルサーバ5内)に、移動先フォルダのショートカットアイコン800を配置する。
ステップ145(S145)において、管理文書生成部240は、移動させたフォルダの管理文書を生成する。具体的には、リンク情報付加部244が、移動部424から通知された移動先のパスに基づいて、移動先フォルダへのリンク情報を生成し、管理文書生成部240は、リスト生成部246により生成されたデータファイルのリストに基づいて、管理文書を生成し、生成された管理文書に、生成されたリンク情報と、索引付加部242により生成された索引情報を関連付ける。本例では、リンク情報及び索引情報が管理文書の外で管理文書に関連付けられているが、管理文書内に、リンク情報及び索引情報がプロパティ等として付加されてもよい。
ステップ150(S150)において、管理文書登録部254は、管理文書生成部240により生成された管理文書の登録を文書管理装置3に依頼する。文書管理装置3の文書登録部322は、これに応じて、管理文書生成部240により生成された管理文書を登録する。
索引付加部242は、管理文書の登録時において、リンク情報及び索引情報を追加する。具体的には、図11(B)、図11(C)、及び図12(A)に例示するように、管理文書の登録画面において、索引情報の入力が可能である。これら索引情報の入力項目は、電子文書の登録時と共通である。
ステップ155(S155)において、ファイル管理システム1は、管理文書の登録が成功した場合に、処理を終了し、失敗した場合に、S160の処理に移行する。
ステップ160(S160)において、ファイル管理システム1は、保存処理(S10)の開始前の状態に戻して、エラーをクライアント端末2に表示させる。
このように、ファイル管理システム1は、登録対象が電子文書(単一の文書ファイル)である場合に、文書管理装置3に電子文書の登録を行い、登録対象がフォルダである場合に、ファイル管理装置4にフォルダを移動させ、このフォルダの管理文書を文書管理装置3に登録し、ファイルサーバ5の移動元フォルダに、移動先フォルダへのショートカットアイコン800を配置する。
これにより、ファイル管理装置4の記録領域に保存したデータファイルは、読み取り専用となるので、誤操作等によるデータの変更や紛失から保全することができる。
図8は、ファイル管理システム1におけるデータファイルの検索処理(S20)を説明するフローチャートである。
図10は、データファイルの検索処理の概要を説明する図である。
図8に例示するように、ステップ200(S200)において、ユーザがファイルサーバ5においてデータファイルを検索するか、文書管理システムでデータファイルを検索するかを選択する。すなわち、図10に例示するように、2種類の検索方法が用意されている。
クライアント端末2は、ファイルサーバ5での検索が選択された場合に、S205の処理に移行し、文書管理システムでの検索が選択された場合に、S215の処理に移行する。
ステップ205(S205)において、クライアント端末2は、ファイルサーバ5にアクセスし、ユーザの操作に応じて、ファイルサーバ5内の所望のフォルダを開く。
ステップ210(S210)において、クライアント端末2は、ファイルサーバ5のフォルダ内に表示されたショートカットアイコン800がクリックされると、リンクファイルに従って、ファイル管理装置4の移動先フォルダにアクセスし、移動先フォルダを表示する。
ステップ215(S215)において、クライアント端末2は、文書管理装置3にアクセスし、文書管理プログラム32の検索部324に、索引情報に基づく検索を依頼する。
検索部324は、クライアント端末2から受信した索引情報に基づいて、管理文書の検索を行う。例えば、図13(A)に例示するように、検索依頼画面において、索引情報が関連付けられたボタンが複数配置され、いずれかのボタンがクリックされると、検索部324は、ボタンに関連付けられた索引情報で管理文書を検索する。
ステップ220(S220)において、検索部324は、管理文書の検索結果をクライアント端末2に返し、クライアント端末2は、図13(B)に例示するように、管理文書の検索結果を一覧表示する。
ステップ225(S225)において、クライアント端末2は、一覧表示された管理情報の中から、ユーザが所望のリンクをクリックすると、リンクに従って、ファイル管理装置4のフォルダにアクセスし、図13(C)に例示するように、移動先のフォルダを表示する。
このように、ファイル管理システム1は、ファイルサーバ5における移動元フォルダを経由する探索方法と、管理文書の検索に基づく探索方法とを提供する。
データファイルの保存を行った個人は、所在の記憶によりファイルサーバ5上の元のパスのショートカットから保存したデータに容易にアクセスすることができる。また、パスの記憶が曖昧になるほど時間が経過した後か元のパスをよく知らない他の利用者は、文書管理装置3による管理文書の検索ビューから索引やファイル名などから目的のデータを探すことでアクセスでき、データの活用ができる。
以上説明したように、本実施形態のファイル管理システム1によれば、電子文書のみを保存する文書管理装置3に、種々のデータファイルに関する管理文書を登録することにより、間接的に電子文書以外のデータファイルであっても管理対象とすることができる。
また、移動元フォルダに、移動先フォルダにリンクしたショートカットアイコンを配置し、かつ、管理文書の検索機能を提供することにより、2種類のファイル探索方法を提供することができる。
1…ファイル管理システム
3…文書管理装置
4…ファイル管理装置
5…ファイルサーバ
22…ユーザプログラム
32…文書管理プログラム
42…フォルダ管理プログラム

Claims (9)

  1. 読み取り専用に設定された記録領域に、管理対象となるデータファイルを移動させる移動部と、
    前記移動部により移動させる移動元のフォルダに、移動先のデータファイルにリンクするリンクファイルを配置するリンク配置部と
    を有するファイル管理装置。
  2. 読み取り専用に設定された記録領域に、管理対象となるデータファイルを移動させる移動部と、
    前記移動部により移動させる移動元のフォルダに、移動先のデータファイルにリンクするリンクファイルを配置するリンク配置部と
    を有するファイル管理システム。
  3. 文書を管理する文書管理装置と、
    管理対象となるデータファイルを管理するための管理情報が含まれた文書ファイルを生成する管理文書生成部と、
    前記管理文書生成部により生成された文書ファイルを、前記文書管理装置に登録する管理文書登録部と
    をさらに有する請求項2に記載のファイル管理システム。
  4. 前記管理文書生成部は、移動先のデータファイルにアクセスするためのアクセス情報と、データファイルを検索するための索引情報とを、前記管理情報の一部として生成し、
    前記文書管理装置に登録された文書ファイルについて、管理情報に含まれる索引情報に基づいて検索を行う検索部
    をさらに有し、
    前記検索部による検索結果として、移動先のデータファイルにアクセスするためのアクセス情報が提供される
    請求項3に記載のファイル管理システム。
  5. 前記管理文書生成部は、指定されたフォルダに含まれるデータファイルを管理するための管理情報が含まれた文書ファイルを生成し、
    前記移動部は、指定された前記フォルダ単位で、データファイルを移動させ、
    前記リンク配置部は、指定された前記フォルダが存在したフォルダに、リンクファイルを配置する
    請求項3に記載のファイル管理システム。
  6. 前記文書管理装置は、文書ファイルを文書の保管期限に関連付けて格納し、
    管理情報が含まれた文書ファイルに関連付けられた保管期限に従って、この管理情報により管理されているデータファイルを管理するファイル管理部
    をさらに有する
    請求項に記載のファイル管理システム。
  7. 前記文書管理装置とは異なるファイル格納装置
    をさらに有し、
    前記移動部は、前記ファイル格納装置の読み取り専用に設定された記録領域に、管理対象となるデータファイルを移動させる
    請求項3に記載のファイル管理システム。
  8. コンピュータが、読み取り専用に設定された記録領域に、管理対象となるデータファイルを移動させる移動ステップと、
    コンピュータが、前記移動ステップにより移動させる移動元のフォルダに、移動先のデータファイルにリンクするリンクファイルを配置するリンク配置ステップと
    を有するファイル管理方法。
  9. 読み取り専用に設定された記録領域に、管理対象となるデータファイルを移動させる移動ステップと、
    前記移動ステップにより移動させる移動元のフォルダに、移動先のデータファイルにリンクするリンクファイルを配置するリンク配置ステップと
    をコンピュータに実行させるプログラム。
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