JP6996605B1 - 自動車用外板パネルのプレス成形方法及びプレス成形装置 - Google Patents
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Abstract
Description
なお、本発明において、金属素板とは、熱延鋼板、冷延鋼板、あるいは鋼板に表面処理(電気亜鉛めっき、溶融亜鉛めっき、有機皮膜処理等)が施された表面処理鋼板をはじめ、ステンレス鋼、アルミニウム、マグネシウム等、各種金属から構成される板のことをいう。
特許文献2には、キャラクタラインを成形する線状凸部が設けられたプレス面に吸引口が形成され、該吸引口から気体流路を介して吸引する吸引装置により金属板を前記プレス面に吸着させてプレス加工することにより、金属板の移動を抑制して線ずれを防止する方法が開示されている。
特許文献3には、ポンチ角とクッションパッドにより素材を一次成形加工した後、ポンチを下降させながら絞り成形及び張出し成形を行うことにより、前記ポンチ角が当接した金属素材の部位に生じる線ずれを防止する技術が開示されている。
特許文献5には、パンチの先端部に弾性体を設け、パンチの初期当たりによる曲げ癖の発生を抑制するとともに、発生した曲げ癖がキャラクターラインから移動することを抑制することで、キャラクターライン成形時における線ずれを抑制する技術が開示されている。
特許文献6には、弾性体からなるダイパッドとパンチの先端部とでブランクにキャラクタラインを成形し、該成形されたキャラクタラインを前記ダイパッドと前記パンチとで拘束したままダイとパンチとでキャラクタライン以外の部位を成形する技術が開示されている。
特許文献7には、キャラクターラインを成形する凸R部を有する下型に板状のワークを押し付け、該ワークが前記凸R部になついた以降に該凸R部の近傍に押圧パッドをワークに当接させて、ワークの滑りを抑制する技術が開示されている。
特許文献2に開示されている技術では、通常のプレス成形では使用されない吸引装置が必要となり、また、吸引口の形状が成形品表面に転写される課題があった。
特許文献3に開示されている技術では、成形途中に部分的に最終製品形状を成形するため、成形未完了部位との間に面ひずみが生じる課題があった。
特許文献5に開示されている技術では、稜線部の凸側を弾性体で成形するため、稜線部の形状通りに成形されない課題があった。
特許文献6に開示されている技術では、キャラクタラインを弾性体からなるダイパッドで成形するため、複数のキャラクタラインが近接する場合、該キャラクタラインを目標とする形状どおりに成形することができない課題があった。
特許文献7に開示されている技術では、表面の造形が複雑な場合、押圧パッドをワークに当接させる適切なタイミングが設定できず、押圧パッドによりワークに当て痕が発生する課題があった。
前記パンチは、前記キャラクタラインを形成する稜線部と、前記パネル面部を成形するパンチ側成形面部と、前記金属素板における前記キャラクタラインに相当するキャラクタライン相当部を挟んだ両側の部位のうちプレス成形過程において張力の大きい側の部位であり、前記キャラクタライン相当部から離れた位置を該キャラクタライン相当部に沿って当接可能となるように、前記パンチ側成形面部よりも前記ダイ側に突出して支持されたパンチ側弾性体と、を有し、
前記ダイは、前記稜線部と協働して前記キャラクタラインを形成する谷線部と、前記パネル面部を成形するダイ側成形面部と、前記金属素板における前記キャラクタライン相当部を挟んだ両側の部位のうちプレス成形過程において張力の小さい側の部位であり、前記キャラクタライン相当部から離れた位置を該キャラクタライン相当部に沿って当接して押圧可能となるように、前記ダイ側成形面部よりも前記パンチ側に突出して支持されたダイ側弾性体と、を有し、
前記ダイと前記ブランクホルダとで前記金属素板の両端部を挟持した状態で前記ダイを前記パンチ側に相対移動させ、前記パンチ側弾性体と前記ダイ側弾性体とをそれぞれ前記金属素板に当接させる弾性体当接ステップと、
前記パンチ側弾性体と前記ダイ側弾性体とを前記金属素板に当接させたまま前記ダイを前記パンチ側に成形下死点まで相対移動させて、前記稜線部と前記谷線部とで前記キャラクタラインが形成された前記自動車用外板パネルをプレス成形するプレス成形ステップと、を含み、
前記パンチ側弾性体の前記パンチ側成形面部からの突出量は、前記弾性体当接ステップにおいて前記パンチの前記稜線部が前記金属素板に当接する前に前記パンチ側弾性体が前記金属素板に当接し、かつ成形下死点において前記パンチ側成形面部と面一となるように設定し、
前記ダイ側弾性体の前記ダイ側成形面部からの突出量は、前記弾性体当接ステップにおいて前記金属素板に前記パンチの前記稜線部が当接して前記金属素板が塑性変形する前に前記ダイ側弾性体が前記金属素板に当接し、かつ、前記プレス成形ステップにおいて前記金属素板を押圧する前記ダイ側弾性体の荷重と該ダイ側弾性体の前記金属素板との摩擦係数との積で与えられる摩擦力が、前記キャラクタライン相当部を挟んで両側の部位に作用する張力の差の絶対値以上となるように設定する、ことを特徴とするものである。
前記パンチは、前記キャラクタラインを形成する稜線部と、前記パネル面部を成形するパンチ側成形面部と、前記金属素板における前記キャラクタラインに相当するキャラクタライン相当部を挟んだ両側の部位のうちプレス成形過程において張力の小さい側の部位であり、前記キャラクタライン相当部から離れた位置を該キャラクタライン相当部に沿って当接可能となるように、前記パンチ側成形面部よりも前記ダイ側に突出して支持されたパンチ側弾性体と、を有し、
前記ダイは、前記稜線部と協働して前記キャラクタラインを形成する谷線部と、前記パネル面部を成形するダイ側成形面部と、前記金属素板における前記キャラクタライン相当部を挟んだ両側の部位のうちプレス成形過程において張力の大きい側の部位であり、前記キャラクタライン相当部から離れた位置を該キャラクタライン相当部に沿って当接して押圧可能となるように、前記ダイ側成形面部よりも前記パンチ側に突出して支持されたダイ側弾性体と、を有し、
前記ダイと前記ブランクホルダとで前記金属素板の両端部を挟持した状態で前記ダイを前記パンチ側に相対移動させ、前記パンチ側弾性体と前記ダイ側弾性体とをそれぞれ前記金属素板に当接させる弾性体当接ステップと、
前記パンチ側弾性体と前記ダイ側弾性体とを前記金属素板に当接させたまま前記ダイを前記パンチ側に成形下死点まで相対移動させて、前記稜線部と前記谷線部とで前記キャラクタラインが形成された前記自動車用外板パネルをプレス成形するプレス成形ステップと、を含み、
前記パンチ側弾性体の前記パンチ側成形面部からの突出量は、前記パンチの前記稜線部が前記金属素板に当接する前に前記パンチ側弾性体が前記金属素板に当接し、かつ成形下死点において前記パンチ側成形面部と面一となるように設定し、
前記ダイ側弾性体の前記ダイ側成形面部からの突出量は、前記弾性体当接ステップにおいて前記金属素板に前記パンチの前記稜線部が当接して前記金属素板が塑性変形する前に前記ダイ側弾性体が前記金属素板に当接し、かつ、前記プレス成形ステップにおいて前記金属素板を押圧する前記ダイ側弾性体の荷重と該ダイ側弾性体の前記金属素板との摩擦係数との積で与えられる摩擦力が、前記キャラクタライン相当部を挟んで両側の部位に作用する張力の差の絶対値以上となるように設定する、ことを特徴とするものである。
前記パンチ側弾性体は、プレス成形方向に沿って移動可能、かつ、前記パンチ側弾性体を前記ダイ側に加圧して支持するパンチ側可動体を介して、前記パンチ側に設けることを特徴とするものである。
前記ダイ側弾性体は、プレス成形方向に沿って移動可能、かつ、前記ダイ側弾性体を前記パンチ側に加圧して支持するダイ側可動体を介して前記ダイ側に設けることを特徴とするものである。
前記パンチは、前記キャラクタラインを形成する稜線部と、前記パネル面部を成形するパンチ側成形面部と、前記金属素板における前記キャラクタラインに相当するキャラクタライン相当部を挟んだ両側の部位のうちプレス成形過程において張力の大きい側の部位であり、前記キャラクタライン相当部から離れた位置を該キャラクタライン相当部に沿って当接可能となるように、前記パンチ側成形面部よりも前記ダイ側に突出して支持されたパンチ側弾性体と、を有し、
前記ダイは、前記稜線部と協働して前記キャラクタラインを形成する谷線部と、前記パネル面部を成形するダイ側成形面部と、前記金属素板における前記キャラクタライン相当部を挟んだ両側の部位のうちプレス成形過程において張力の小さい側の部位であり、前記キャラクタライン相当部から離れた位置を該キャラクタライン相当部に沿って当接して押圧可能となるように、前記ダイ側成形面部よりも前記パンチ側に突出して支持されたダイ側弾性体と、を有し、
前記パンチ側弾性体の前記パンチ側成形面部からの突出量は、前記ダイを前記パンチ側に相対移動させたときに前記パンチの前記稜線部が前記金属素板に当接する前に前記パンチ側弾性体が前記金属素板に当接し、かつ成形下死点において前記パンチ側成形面部と面一となるように設定され、
前記ダイ側弾性体の前記ダイ側成形面部からの突出量は、前記ダイを前記パンチ側に相対移動させたときに前記金属素板に前記パンチの前記稜線部が当接して前記金属素板が塑性変形する前に前記ダイ側弾性体が前記金属素板に当接し、かつ、前記金属素板を押圧する前記ダイ側弾性体の荷重と該ダイ側弾性体及び前記金属素板の摩擦係数との積で与えられる摩擦力が、前記キャラクタライン相当部を挟んで両側の部位に作用する張力の差の絶対値以上となるように設定されている、ことを特徴とするものである。
前記パンチは、前記キャラクタラインを形成する稜線部と、前記パネル面部を成形するパンチ側成形面部と、前記金属素板における前記キャラクタラインに相当するキャラクタライン相当部を挟んだ両側の部位のうちプレス成形過程において張力の小さい側の部位であり、前記キャラクタライン相当部から離れた位置を該キャラクタライン相当部に沿って当接可能となるように、前記パンチ側成形面部よりも前記ダイ側に突出して支持されたパンチ側弾性体と、を有し、
前記ダイは、前記稜線部と協働して前記キャラクタラインを形成する谷線部と、前記パネル面部を成形するダイ側成形面部と、前記金属素板における前記キャラクタライン相当部を挟んだ両側の部位のうちプレス成形過程において張力の大きい側の部位であり、前記キャラクタライン相当部から離れた位置を該キャラクタライン相当部に沿って当接して押圧可能となるように、前記ダイ側成形面部よりも前記パンチ側に突出して支持されたダイ側弾性体と、を有し、
前記パンチ側弾性体の前記パンチ側成形面部からの突出量は、前記ダイを前記パンチ側に相対移動させたときに前記パンチの前記稜線部が前記金属素板に当接する前に前記パンチ側弾性体が前記金属素板に当接し、かつ成形下死点において前記パンチ側成形面部と面一となるように設定され、
前記ダイ側弾性体の前記ダイ側成形面部からの突出量は、前記ダイを前記パンチ側に相対移動させたときに前記金属素板に前記パンチの前記稜線部が当接して前記金属素板が塑性変形する前に前記ダイ側弾性体が前記金属素板に当接し、かつ、前記金属素板を押圧する前記ダイ側弾性体の荷重と該ダイ側弾性体の前記金属素板との摩擦係数との積で与えられる摩擦力が、前記キャラクタライン相当部を挟んで両側の部位に作用する張力の差の絶対値以上となるように設定されている、ことを特徴とするものである。
前記パンチ側弾性体は、プレス成形方向に沿って移動可能、かつ、前記パンチ側弾性体を前記ダイ側に加圧して支持するパンチ側可動体を介して前記パンチ側に設けられていることを特徴とするものである。
前記ダイ側弾性体は、プレス成形方向に沿って移動可能、かつ、前記ダイ側弾性体を前記パンチ側に加圧して支持するダイ側可動体を介して前記ダイ側に設けられていることを特徴とするものである。
本発明で対象とする自動車用外板パネル111は、一例として図9(d)に示すように、キャラクタライン113とその両側に連続するパネル面部115及びパネル面部117とを有するものであり、紙面表裏方向に延在する稜線部53aを有するパンチ53と、紙面表裏方向に延在する谷線部55aを有するダイ55と、ダイ55の両端部に対向するブランクホルダ57と、を備えたプレス成形装置51を用いて、以下のように絞り成形される。
<プレス成形装置>
本実施の形態1に係る自動車用外板パネルのプレス成形装置1(以下、単に「プレス成形装置1」という)は、一例として図1に示すように、金属素板101を、キャラクタライン113とその両側に連続するパネル面部115及びパネル面部117を有する自動車用外板パネルにプレス成形するものであって、パンチ3と、ダイ5と、ブランクホルダ7と、パンチ側弾性体9と、ダイ側弾性体11と、を備えたものである。
パンチ3は、図1に示すように、稜線部3aと、稜線部3aを挟んで両側に位置するパンチ側成形面部3b及びパンチ側成形面部3cと、溝部3dと、を有する。
パンチ側成形面部3bは、プレス成形過程において金属素板101に作用する張力が小さい側の部位105をパネル面部115(図1(e))に成形する。
一方、パンチ側成形面部3cは、プレス成形過程において金属素板101に作用する張力が大きい側の部位107をパネル面部117(図1(e))に成形する。
ダイ5は、図1に示すように、谷線部5aと、谷線部5aを挟んで両側に連続するダイ側成形面部5b及びダイ側成形面部5cと、溝部5dと、を有する。
一方、ダイ側成形面部5cは、プレス成形過程において金属素板101に作用する張力が大きい側の部位107をパネル面部117に成形する。
ブランクホルダ7は、図1に示すように、ダイ5の両端部に対向して配置され、ダイ5と協働して金属素板101の端部101a及び端部101bを挟持するものである。
パンチ側弾性体9は、図1に示すように、金属素板101におけるキャラクタライン113に相当するキャラクタライン相当部103を挟んだ両側の部位105及び部位107のうちプレス成形過程において張力の大きい側の部位107であり、キャラクタライン相当部103から離れた位置をキャラクタライン相当部103に沿って当接可能となるように、パンチ側成形面部3cよりもダイ5側に突出して溝部3dに設置されたものであり、金属素板101に当接するパンチ側当接面部9aを有する。
このようなパンチ側弾性体9の具体的な材料としては、ショア硬さが40~100HSのゴム材料又はウレタン材料が例示できる。
ダイ側弾性体11は、金属素板101におけるキャラクタライン相当部103を挟んだ両側の部位105及び部位107のうちプレス成形過程において張力の小さい側の部位105であり、キャラクタライン相当部103から離れた位置をキャラクタライン相当部103に沿って当接して押圧可能となるように、ダイ側成形面部5bよりもパンチ3側に突出して設置されたものであり、金属素板101に当接するダイ側当接面部11aを有する。
ε0=t/2R ・・・ (1)
ここで、Rはキャラクタライン113の曲げの曲率半径、tは金属素板101の板厚である。
このようなダイ側弾性体11の具体的な材料としては、ショア硬さが40~100HSのゴム材料又はウレタン材料が例示できる。
本実施の形態1に係る自動車用外板パネルのプレス成形方法は、図1に示すように、パンチ3とダイ5とブランクホルダ7とパンチ側弾性体9とダイ側弾性体11とを備えたプレス成形装置1を用いて、金属素板101を、キャラクタライン113とその両側に連続するパネル面部115及びパネル面部117とを有する自動車用外板パネル111にプレス成形するものであって、弾性体当接ステップと、プレス成形ステップと、を含む。
以下、弾性体当接ステップ及びプレス成形ステップの各ステップについて説明する。
弾性体当接ステップは、図1(a)~(b)に示すように、ダイ5とブランクホルダ7とで金属素板101の端部101a及び端部101bを挟持した状態でダイ5をパンチ3側に相対移動させ、パンチ側弾性体9のパンチ側当接面部9aとダイ側弾性体11のダイ側当接面部11aとをそれぞれ金属素板101に当接させるステップである。
稜線部3aによる金属素板101の塑性変形は、例えば、前述した式(1)を用いて求めたひずみε0により判断することができる。
ここで、荷重P、摩擦係数μe及び張力の差の絶対値|F1-F2|は、前述した式(2)を満たすようにすればよい。
プレス成形ステップは、図1(b)~(e)に示すように、パンチ側当接面部9aとダイ側当接面部11aとを金属素板101に当接させたままダイ5をパンチ3側に成形下死点まで相対移動させて、稜線部3aと谷線部5aとでキャラクタライン113が形成された自動車用外板パネル111をプレス成形するステップである。
本実施の形態1に係る自動車用外板パネルのプレス成形方法及びプレス成形装置により、線ずれを防止して自動車用外板パネル111をプレス成形することができる理由を、図1及び図2に基づいて以下に説明する。
上述の本発明の実施の形態1に係る自動車用外板パネルのプレス成形方法及びプレス成形装置においては、図1に示したように、パンチ側弾性体9は、溝部3dの底部に支持されたものであり、ダイ側弾性体11は、溝部5dの底部に支持されたものであった。
前述した本発明の実施の形態1は、図1に示すように、金属素板101を自動車用外板パネル111にプレス成形する過程において、キャラクタライン相当部103を挟んで張力の大きい側の部位107にパンチ側弾性体9を当接させて支持し、張力の小さい側の部位105にダイ側弾性体11を当接させて押圧するものであった。
本実施の形態2に係る自動車用外板パネルのプレス成形方法及びプレス成形装置により、線ずれを防止して自動車用外板パネル111をプレス成形することができる理由を、主に図4に基づいて以下に説明する。
上述の本発明の実施の形態2に係る自動車用外板パネルのプレス成形方法及びプレス成形装置においては、図4に示すように、パンチ側弾性体9は、パンチ側成形面部3bに形成された溝部3dの底部に支持され、ダイ側弾性体11は、ダイ側成形面部5cに形成された溝部5dの底部に支持されたものであった。
ダイ側弾性体11を収納する溝部5d(図4及び図5)は、溝部5dのキャラクタライン113側の角が、谷線部5aからダイ側成形面部5cの幅の10%以上の距離を離れるようにするとよい。
これにより、前述した特許文献7に記載の技術のように、溝部3dの角又は溝部5dの角がキャラクタライン相当部103の近傍に当接して線状疵を発生させる問題はない。
同様に、ダイ側弾性体を収容する溝部は、プレス成形過程におけるダイ側弾性体の変形を収納するため、当該溝部の幅をダイ側弾性体よりも広くしておく必要がある。
ここで、パンチ側弾性体9のパンチ側成形面部3cからの突出量は、パンチ3の稜線部3aが金属素板101に当接する前にパンチ側当接面部9aが金属素板101に当接するように、5mmに設定した。
ここで、ダイ側弾性体11のダイ側成形面部5bからの突出量は、従来例に係るプレス成形過程(図9参照)において、キャラクタライン相当部103を挟んで両側に作用する張力の差(=202kN)に基づいて12mmに設定した。
(参考文献)薄鋼板成形技術研究会編、プレス成形難易ハンドブック第4版、「第5章 面形状精度不良と成形難易評価」、pp.218-221、日刊工業新聞社、(2017)
これらの結果は紙面の都合上省略したが、いずれの場合においても、線ずれを防止してキャラクタラインが形成された外板パネルをプレス成形できることを確認した。
3 パンチ
3a 稜線部
3b パンチ側成形面部
3c パンチ側成形面部
3d 溝部
5 ダイ
5a 谷線部
5b ダイ側成形面部
5c ダイ側成形面部
5d 溝部
7 ブランクホルダ
9 パンチ側弾性体
9a パンチ側当接面部
11 ダイ側弾性体
11a ダイ側当接面部
21 プレス成形装置
23 パンチ側可動体
23a パッド
23b 圧力源
25 ダイ側可動体
25a パッド
25b 圧力源
31 プレス成形装置
41 プレス成形装置
51 プレス成形装置(従来技術)
53 パンチ
53a 稜線部
55 ダイ
55a 谷線部
57 ブランクホルダ
101 金属素板
101a 端部
101b 端部
103 キャラクタライン相当部
105 部位
107 部位
111 自動車用外板パネル
113 キャラクタライン
115 パネル面部
117 パネル面部
121 外板パネル(実施例)
123 キャラクタライン
125 パネル面部
127 パネル面部
Claims (8)
- パンチと、該パンチに対向するダイと、該ダイの端部に対向するブランクホルダと、を用い、金属素板を、キャラクタラインとその両側に連続するパネル面部とを有する自動車用外板パネルにプレス成形する自動車用外板パネルのプレス成形方法であって、
前記パンチは、前記キャラクタラインを形成する稜線部と、前記パネル面部を成形するパンチ側成形面部と、前記金属素板における前記キャラクタラインに相当するキャラクタライン相当部を挟んだ両側の部位のうちプレス成形過程において張力の大きい側の部位であり、前記キャラクタライン相当部から離れた位置を該キャラクタライン相当部に沿って当接可能となるように、前記パンチ側成形面部よりも前記ダイ側に突出して支持されたパンチ側弾性体と、を有し、
前記ダイは、前記稜線部と協働して前記キャラクタラインを形成する谷線部と、前記パネル面部を成形するダイ側成形面部と、前記金属素板における前記キャラクタライン相当部を挟んだ両側の部位のうちプレス成形過程において張力の小さい側の部位であり、前記キャラクタライン相当部から離れた位置を該キャラクタライン相当部に沿って当接して押圧可能となるように、前記ダイ側成形面部よりも前記パンチ側に突出して支持されたダイ側弾性体と、を有し、
前記ダイと前記ブランクホルダとで前記金属素板の両端部を挟持した状態で前記ダイを前記パンチ側に相対移動させ、前記パンチ側弾性体と前記ダイ側弾性体とをそれぞれ前記金属素板に当接させる弾性体当接ステップと、
前記パンチ側弾性体と前記ダイ側弾性体とを前記金属素板に当接させたまま前記ダイを前記パンチ側に成形下死点まで相対移動させて、前記稜線部と前記谷線部とで前記キャラクタラインが形成された前記自動車用外板パネルをプレス成形するプレス成形ステップと、を含み、
前記パンチ側弾性体の前記パンチ側成形面部からの突出量は、前記弾性体当接ステップにおいて前記パンチの前記稜線部が前記金属素板に当接する前に前記パンチ側弾性体が前記金属素板に当接し、かつ成形下死点において前記パンチ側成形面部と面一となるように設定し、
前記ダイ側弾性体の前記ダイ側成形面部からの突出量は、前記弾性体当接ステップにおいて前記金属素板に前記パンチの前記稜線部が当接して前記金属素板が塑性変形する前に前記ダイ側弾性体が前記金属素板に当接し、かつ、前記プレス成形ステップにおいて前記金属素板を押圧する前記ダイ側弾性体の荷重と該ダイ側弾性体の前記金属素板との摩擦係数との積で与えられる摩擦力が、前記キャラクタライン相当部を挟んで両側の部位に作用する張力の差の絶対値以上となるように設定する、ことを特徴とする自動車用外板パネルのプレス成形方法。 - パンチと、該パンチに対向するダイと、該ダイの端部に対向するブランクホルダと、を用い、金属素板を、キャラクタラインとその両側に連続するパネル面部とを有する自動車用外板パネルにプレス成形する自動車用外板パネルのプレス成形方法であって、
前記パンチは、前記キャラクタラインを形成する稜線部と、前記パネル面部を成形するパンチ側成形面部と、前記金属素板における前記キャラクタラインに相当するキャラクタライン相当部を挟んだ両側の部位のうちプレス成形過程において張力の小さい側の部位であり、前記キャラクタライン相当部から離れた位置を該キャラクタライン相当部に沿って当接可能となるように、前記パンチ側成形面部よりも前記ダイ側に突出して支持されたパンチ側弾性体と、を有し、
前記ダイは、前記稜線部と協働して前記キャラクタラインを形成する谷線部と、前記パネル面部を成形するダイ側成形面部と、前記金属素板における前記キャラクタライン相当部を挟んだ両側の部位のうちプレス成形過程において張力の大きい側の部位であり、前記キャラクタライン相当部から離れた位置を該キャラクタライン相当部に沿って当接して押圧可能となるように、前記ダイ側成形面部よりも前記パンチ側に突出して支持されたダイ側弾性体と、を有し、
前記ダイと前記ブランクホルダとで前記金属素板の両端部を挟持した状態で前記ダイを前記パンチ側に相対移動させ、前記パンチ側弾性体と前記ダイ側弾性体とをそれぞれ前記金属素板に当接させる弾性体当接ステップと、
前記パンチ側弾性体と前記ダイ側弾性体とを前記金属素板に当接させたまま前記ダイを前記パンチ側に成形下死点まで相対移動させて、前記稜線部と前記谷線部とで前記キャラクタラインが形成された前記自動車用外板パネルをプレス成形するプレス成形ステップと、を含み、
前記パンチ側弾性体の前記パンチ側成形面部からの突出量は、前記パンチの前記稜線部が前記金属素板に当接する前に前記パンチ側弾性体が前記金属素板に当接し、かつ成形下死点において前記パンチ側成形面部と面一となるように設定し、
前記ダイ側弾性体の前記ダイ側成形面部からの突出量は、前記弾性体当接ステップにおいて前記金属素板に前記パンチの前記稜線部が当接して前記金属素板が塑性変形する前に前記ダイ側弾性体が前記金属素板に当接し、かつ、前記プレス成形ステップにおいて前記金属素板を押圧する前記ダイ側弾性体の荷重と該ダイ側弾性体の前記金属素板との摩擦係数との積で与えられる摩擦力が、前記キャラクタライン相当部を挟んで両側の部位に作用する張力の差の絶対値以上となるように設定する、ことを特徴とする自動車用外板パネルのプレス成形方法。 - 前記パンチ側弾性体は、プレス成形方向に沿って移動可能、かつ、前記パンチ側弾性体を前記ダイ側に加圧して支持するパンチ側可動体を介して前記パンチ側に設けることを特徴とする請求項1又は2に記載の自動車用外板パネルのプレス成形方法。
- 前記ダイ側弾性体は、プレス成形方向に沿って移動可能、かつ、前記ダイ側弾性体を前記パンチ側に加圧して支持するダイ側可動体を介して、前記ダイ側に設けることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の自動車用外板パネルのプレス成形方法。
- パンチと、該パンチに対向するダイと、該ダイの端部に対向するブランクホルダと、を用い、金属素板を、キャラクタラインとその両側に連続するパネル面部とを有する自動車用外板パネルにプレス成形する自動車用外板パネルのプレス成形装置であって、
前記パンチは、前記キャラクタラインを形成する稜線部と、前記パネル面部を成形するパンチ側成形面部と、前記金属素板における前記キャラクタラインに相当するキャラクタライン相当部を挟んだ両側の部位のうちプレス成形過程において張力の大きい側の部位であり、前記キャラクタライン相当部から離れた位置を該キャラクタライン相当部に沿って当接可能となるように、前記パンチ側成形面部よりも前記ダイ側に突出して支持されたパンチ側弾性体と、を有し、
前記ダイは、前記稜線部と協働して前記キャラクタラインを形成する谷線部と、前記パネル面部を成形するダイ側成形面部と、前記金属素板における前記キャラクタライン相当部を挟んだ両側の部位のうちプレス成形過程において張力の小さい側の部位であり、前記キャラクタライン相当部から離れた位置を該キャラクタライン相当部に沿って当接して押圧可能となるように、前記ダイ側成形面部よりも前記パンチ側に突出して支持されたダイ側弾性体と、を有し、
前記パンチ側弾性体の前記パンチ側成形面部からの突出量は、前記ダイを前記パンチ側に相対移動させたときに前記パンチの前記稜線部が前記金属素板に当接する前に前記パンチ側弾性体が前記金属素板に当接し、かつ成形下死点において前記パンチ側成形面部と面一となるように設定され、
前記ダイ側弾性体の前記ダイ側成形面部からの突出量は、前記ダイを前記パンチ側に相対移動させたときに前記金属素板に前記パンチの前記稜線部が当接して前記金属素板が塑性変形する前に前記ダイ側弾性体が前記金属素板に当接し、かつ、前記金属素板を押圧する前記ダイ側弾性体の荷重と該ダイ側弾性体及び前記金属素板の摩擦係数との積で与えられる摩擦力が、前記キャラクタライン相当部を挟んで両側の部位に作用する張力の差の絶対値以上となるように設定されている、ことを特徴とする自動車用外板パネルのプレス成形装置。 - パンチと、該パンチに対向するダイと、該ダイの端部に対向するブランクホルダと、を用い、金属素板を、キャラクタラインとその両側に連続するパネル面部とを有する自動車用外板パネルにプレス成形する自動車用外板パネルのプレス成形装置であって、
前記パンチは、前記キャラクタラインを形成する稜線部と、前記パネル面部を成形するパンチ側成形面部と、前記金属素板における前記キャラクタラインに相当するキャラクタライン相当部を挟んだ両側の部位のうちプレス成形過程において張力の小さい側の部位であり、前記キャラクタライン相当部から離れた位置を該キャラクタライン相当部に沿って当接可能となるように、前記パンチ側成形面部よりも前記ダイ側に突出して支持されたパンチ側弾性体と、を有し、
前記ダイは、前記稜線部と協働して前記キャラクタラインを形成する谷線部と、前記パネル面部を成形するダイ側成形面部と、前記金属素板における前記キャラクタライン相当部を挟んだ両側の部位のうちプレス成形過程において張力の大きい側の部位であり、前記キャラクタライン相当部から離れた位置を該キャラクタライン相当部に沿って当接して押圧可能となるように、前記ダイ側成形面部よりも前記パンチ側に突出して支持されたダイ側弾性体と、を有し、
前記パンチ側弾性体の前記パンチ側成形面部からの突出量は、前記ダイを前記パンチ側に相対移動させたときに前記パンチの前記稜線部が前記金属素板に当接する前に前記パンチ側弾性体が前記金属素板に当接し、かつ成形下死点において前記パンチ側成形面部と面一となるように設定され、
前記ダイ側弾性体の前記ダイ側成形面部からの突出量は、前記ダイを前記パンチ側に相対移動させたときに前記金属素板に前記パンチの前記稜線部が当接して前記金属素板が塑性変形する前に前記ダイ側弾性体が前記金属素板に当接し、かつ、前記金属素板を押圧する前記ダイ側弾性体の荷重と該ダイ側弾性体の前記金属素板との摩擦係数との積で与えられる摩擦力が、前記キャラクタライン相当部を挟んで両側の部位に作用する張力の差の絶対値以上となるように設定されている、ことを特徴とする自動車用外板パネルのプレス成形装置。 - 前記パンチ側弾性体は、プレス成形方向に沿って移動可能、かつ、前記パンチ側弾性体を前記ダイ側に加圧して支持するパンチ側可動体を介して前記パンチ側に設けられていることを特徴とする請求項5又は6に記載の自動車用外板パネルのプレス成形装置。
- 前記ダイ側弾性体は、プレス成形方向に沿って移動可能、かつ、前記ダイ側弾性体を前記パンチ側に加圧して支持するダイ側可動体を介して前記ダイ側に設けられていることを特徴とする請求項5乃至7のいずれか一項に記載の自動車用外板パネルのプレス成形装置。
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