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JP6992339B2 - インク補給容器、インク補給容器の再生方法 - Google Patents

インク補給容器、インク補給容器の再生方法 Download PDF

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JP6992339B2 JP2017175479A JP2017175479A JP6992339B2 JP 6992339 B2 JP6992339 B2 JP 6992339B2 JP 2017175479 A JP2017175479 A JP 2017175479A JP 2017175479 A JP2017175479 A JP 2017175479A JP 6992339 B2 JP6992339 B2 JP 6992339B2
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Description

本発明は、インク補給容器、インク補給容器の再生方法に関する。
従来、液体を収容可能な容器と、液体の流出口が封止された状態で設けられたキャップと、が係合されたボトルが知られている。(例えば、特許文献1参照)。
特開2014-88207号公報
ところで、上記のようなボトルの構成において、例えば、容器とキャップとがラチェット機構によって係合されたものが知られている。
しかしながら、ラチェット機構を用いたボトルを再生する場合、すなわち、再度容器にインクを補填して再生ボトルとして用いる場合、一旦ラチェット機構を解除(破壊)して、容器とキャップとを分離する必要がある。このとき、ラチェット機構を構成する歯の一部が破損することが考えられる。このため、再度容器とキャップとを係合した際、ラチェット機構において緩みが発生すると、収容されたインクが漏れ出してしまう、という課題がある。
本発明は、このような課題を解決するためになされたものであり、インク補給容器またはインク補給容器の再生方法に関し、インク補給容器を再生した場合であっても、インクの漏れを防止することを目的とする。
本発明は、以下の形態又は適用例として実現され得る。
[適用例1]本適用例にかかるインク補給容器は、インクを収容可能な容器本体部と、前記容器本体部に収容されたインクを流出可能なインク出口が形成されたインク出口形成部とが、複数の歯と爪とで構成される係合部によって係合されたインク補給容器であって、前記歯または前記爪の少なくともいずれか一方の係合部が破損した場合において、前記容器本体部と前記インク出口形成部とは、破損した前記係合部以外の前記歯と前記爪とで係合されたことを特徴とする。
例えば、インク補給容器を再生する場合、歯または爪の少なくとも一部を破損させて係合部を解除し、容器本体部とインク出口形成部とを分離した後、容器本体部にインクを補充し、再度容器本体部とインク出口形成部とを係合することになる。この際、破損した歯が存在する為、係合部において緩みが発生すると、収容されたインクが漏れ出すおそれがある。
そこで、上記構成によれば、歯と爪の少なくともいずれか一方の係合部を破損した場合において、再度容器本体部とインク出口形成部とを係合する場合、破損した係合部(歯または/及び爪)以外の歯と爪とで係合される。すなわち、再生前の歯と爪との係合位置がずれる(容器本体部とインク出口形成部とによる係合状態の回転位相がずれる)これにより、容器本体部とインク出口形成部とが確実に係合するので、インクの漏れを防止することができる。
即ち、本発明における、(係合部の)「破損」とは、容器本体部とインク出口形成部との係合のために備えられた係合部を構成する、歯もしくは爪の少なくとも一部の形状が傷付けられたり、欠けたり、または変形したりすることにより、係合部の係合する機能が規定されたものと比較して損なわれることをいう。
[適用例2]上記適用例にかかるインク補給容器は、前記破損した歯以外の前記歯と前記爪とが係合する位置に応じて、前記容器本体部と前記インク出口形成部との間に配置されるシール部材の厚みが変更されることを特徴とする。
この構成によれば、歯と爪との係合位置に応じてシール部材の厚みが変更されるので、容器本体部とインク出口形成部との隙間が無くなり、インクの漏れを確実に防止することができる。
[適用例3]上記適用例にかかるインク補給容器は、前記破損した歯以外の前記歯と前記爪とが係合する位置に応じて、前記インク出口形成部に対する前記容器本体部の開口部の部分の高さが変更されることを特徴とする。
この構成によれば、歯と爪との係合位置に応じて容器本体部の開口部の部分の高さが変更されるので、容器本体部とインク出口形成部との隙間が無くなり、インクの漏れを確実に防止することができる。
[適用例4]上記適用例にかかるインク補給容器では、前記破損した係合部は複数である、ことを特徴とする。
この構成によれば、破損した係合部は複数であっても、容器本体部とインク出口形成部とを確実に係合することができる。
[適用例5]本適用例にかかるインク補給容器の再生方法は、インクを収容可能な容器本体部と、前記容器本体部に収容されたインクを流出可能なインク出口が形成されたインク出口形成部とが、複数の歯と爪とで構成される係合部によって係合されたインク補給容器の再生方法であって、前記歯または前記爪の少なくともいずれか一方の係合部を破損させて前記係合部を解除し、前記容器本体部と前記インク出口形成部とを分離する分離工程と、分離された前記容器本体部内に前記インクを供給するインク供給工程と、前記容器本体部と前記インク出口形成部とを、破損した前記係合部以外の前記歯と前記爪とで係合する係合工程と、を含むことを特徴とする。
インク補給容器を再生する際、歯または爪の少なくとも一部を破損させて係合部を解除し、容器本体部とインク出口形成部とを分離した後、容器本体部にインクを補充し、再度容器本体部とインク出口形成部とを係合することになる。この際、破損した歯が存在する為、係合部において緩みが発生すると、収容されたインクが漏れ出すおそれがある。
そこで、上記構成によれば、再度容器本体部とインク出口形成部とを係合する場合、破損した係合部(歯または/及び爪)以外の歯と爪とで係合される。すなわち、再生前の歯と爪との係合位置がずれる(容器本体部とインク出口形成部とによる係合状態の回転位相がずれる)これにより、容器本体部とインク出口形成部とが確実に係合するので、インクの漏れを防止することができる。
第1実施形態にかかるインク噴射システムの主要構成を模式的に示す斜視図。 第1実施形態にかかるインク供給装置の主要構成を示す分解斜視図。 第1実施形態にかかるインクタンクを示す斜視図。 第1実施形態にかかるインクタンクとアダプターとを示す平面図。 第1実施形態にかかるボトルセットを示す外観図。 第1実施形態にかかるボトルセットを示す分解図。 第1実施形態にかかるボトルセットを示す分解図。 第1実施形態にかかるインク出口形成部を示す斜視図。 図7中のA-A線における断面図。 図6中のB-B線における断面図。 第1実施形態にかかるインク出口形成部、弁及びホルダーを示す分解断面図。 図9中の蓋部材を拡大した図。 図5中のC-C線における断面図。 第1実施形態にかかるインクボトルの構成を示す模式図。 第1実施形態にかかるインクボトルの再生方法を示す模式図。 第1実施形態にかかるインクボトルの再生方法を示す模式図。 第1実施形態にかかるインクボトル(再生)を示す断面図。 第1実施形態にかかるインクボトル(再生)を示す模式図。 第2実施形態にかかるインクボトル(再生)の構成を示す断面図。 第2実施形態にかかるインクボトル(再生)の構成を示す模式図。 第3実施形態にかかるインクボトル(再生)の構成を示す断面図。 第3実施形態にかかるインクボトルの再生方法を示す模式図。 第4実施形態にかかるインクボトル(再生)の構成を示す模式図。 第4実施形態にかかるインクボトルの再生方法を示す模式図。 変形例3にかかるインクボトル(再生)の構成を示す模式図。 変形例3にかかるインクボトル(再生)の構成を示す模式図。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。なお、以下の各図においては、各部材等を認識可能な程度の大きさにするため、各部材等の尺度を実際とは異なっていることがある。
(第1実施形態)
まず、インク噴射システムの構成について説明する。図1は、インク噴射システムの主要構成を模式的に示す斜視図である。
本実施形態におけるインク噴射システム1は、図1に示すように、インク噴射装置の一例であるインクジェット式のプリンター3と、インク供給装置4と、を有している。プリンター3は、記録部6と、制御部9と、を有している。なお、図1には、相互に直交する座標軸であるXYZ軸が付されている。これ以降に示す図についても必要に応じてXYZ軸が付されている。この場合、各図におけるXYZ軸は、図1におけるXYZ軸に対応する。図1には、X軸とY軸とによって規定されるXY平面にインク噴射システム1を配置した状態が図示されている。本実施形態では、XY平面を水平な平面に一致させた状態でインク噴射システム1をXY平面に配置したときの状態が、インク噴射システム1の使用状態である。水平面に一致させたXY平面にインク噴射システム1を配置したときのインク噴射システム1の姿勢を、インク噴射システム1の使用姿勢と呼ぶ。
なお、水平面は、実質的に水平な面であればよい。実質的な水平には、例えば、インク噴射システム1が使用されるときに載置される面について許容される傾斜範囲内で傾斜が含まれる。このようなことから、実質的な水平面は、例えば、高精度に形成された定盤などの面に限定されない。実質的な水平面には、例えば、インク噴射システム1が使用されるときに載置される机や、台、棚、床などの種々の面が含まれる。また、鉛直方向は、厳密に重力方向に沿った距離に限定されず、実質的な水平面に対する垂直方向も含まれる。このため、実質的な水平面が、例えば、机や、台、棚、床などの面であるときには、鉛直方向は、これらの面に対する垂直方向を指す。
以下において、インク噴射システム1の構成部品やユニットを示す図や説明にX軸、Y軸、及びZ軸が表記されている場合には、その構成部品やユニットをインク噴射システム1に組み込んだ(搭載した)状態でのX軸、Y軸、及びZ軸を意味する。また、インク噴射システム1の使用姿勢における各構成部品やユニットの姿勢を、それらの構成部品やユニットの使用姿勢と呼ぶ。そして、以下において、インク噴射システム1や、その構成部品、ユニット等の説明では、特にことわりがないときには、それぞれの使用姿勢での説明とする。
Z軸は、XY平面に直交する軸である。インク噴射システム1の使用状態において、Z軸方向が鉛直上方向となる。そして、インク噴射システム1の使用状態では、図1において、-Z軸方向が鉛直下方向である。なお、XYZ軸のそれぞれにおいて、矢印の向きが+(正)の方向を示し、矢印の向きとは反対の向きが-(負)の方向を示している。なお、鉛直上方向や鉛直上方とは、鉛直線に沿った上方向や上方を指す。同様に、鉛直下方向や鉛直下方とは、鉛直線に沿った下方向や下方を指す。鉛直という表記がされていない上方向や上方は、鉛直線に沿った上方向や上方に限定されず、水平方向を除いて鉛直線に交差する方向に沿った上方向や上方を含む。また、鉛直という表記がされていない下方向や下方は、鉛直線に沿った下方向や下方に限定されず、水平方向を除いて鉛直線に交差する方向に沿った下方向や下方を含む。
プリンター3において、記録部6と、制御部9とは、筐体11に収容されている。記録部6は、搬送装置(図示せず)でY軸方向に搬送される記録媒体Pに、液体の一例であるインクで記録を行う。なお、図示しない搬送装置は、記録用紙などの記録媒体Pを、Y軸方向に間欠的に搬送する。記録部6は、移動装置(図示せず)によって、X軸に沿って往復移動可能に構成されている。インク供給装置4は、記録部6にインクを供給する。制御部9は、上記の各構成の駆動を制御する。
ここで、X軸に沿う方向は、X軸と完全に平行な方向に限定されず、X軸に直交する方向を除いて、誤差や公差等により傾いた方向も含む。同様に、Y軸に沿う方向は、Y軸と完全に平行な方向に限定されず、Y軸に直交する方向を除いて、誤差や公差等により傾いた方向も含む。Z軸に沿う方向は、Z軸と完全に平行な方向に限定されず、Z軸に直交する方向を除いて、誤差や公差等により傾いた方向も含む。つまり、任意の軸や面に沿う方向は、これらの任意の軸や面に完全に平行な方向に限定されず、これらの任意の軸や面に直交する方向を除いて、誤差や公差等により傾いた方向も含む。
記録部6は、キャリッジ17と、記録ヘッド19と、を備えている。記録ヘッド19は、インク噴射部の一例であり、インクをインク滴として吐出して、記録媒体Pに記録を行う。キャリッジ17は、記録ヘッド19を搭載している。なお、記録ヘッド19は、制御部9に電気的に接続されている。記録ヘッド19からのインク滴の吐出は、制御部9によって制御される。
インク供給装置4は、図1に示すように、インクタンク31を有している。本実施形態では、インク供給装置4が、複数の(本実施形態では5つの)インクタンク31を有している。複数のインクタンク31は、筐体11の内部に収容されている。つまり、複数のインクタンク31は、記録ヘッド19やインク供給チューブ34とともに筐体11の内部に収容されている。これにより、インクタンク31を筐体11で保護することができる。なお、複数のインクタンク31が筐体11の外に配置される構成も採用され得る。この場合、インク供給装置4が、プリンター3とは別体であると表現され得る。
インクタンク31には、インクが収容されている。インクタンク31には、インク注入部33が形成されている。インクタンク31では、インク注入部33を介してインクタンク31の外部からインクタンク31の内部にインクを注入することができる。なお、作業者は、筐体11の外側からインクタンク31のインク注入部33にアクセスすることができる。
各インクタンク31には、インク供給チューブ34が接続される。インクタンク31内のインクは、インク供給装置4からインク供給チューブ34を介して記録ヘッド19に供給される。そして、記録ヘッド19に供給されたインクが、記録媒体P側に向けられたノズル(図示せず)からインク滴として吐出される。なお、上記の例では、プリンター3とインク供給装置4とを一体の構成として説明したが、インク供給装置4とプリンター3とを別体の構成とすることもできる。
上記の構成を有するインク噴射システム1では、記録媒体PをY軸方向に搬送させ、且つキャリッジ17をX軸に沿って往復移動させながら、記録ヘッド19に所定の位置でインク滴を吐出させることによって、記録媒体Pに記録が行われる。これらの動作は、制御部9によって制御される。
インクは、水性インクと油性インクのいずれか一方に限定されるものではない。また、水性インクとしては、水性溶媒に染料などの溶質が溶解した構成を有するもの、水性分散媒に顔料などの分散質が分散した構成を有するもののいずれでもよい。また、油性インクとしては、油性溶媒に染料などの溶質が溶解した構成を有するもの、油性分散媒に顔料などの分散質が分散した構成を有するもののいずれでもよい。
図2はインク供給装置の主要構成を示す分解斜視図である。図2に示すように、インク供給装置4は、複数のインクタンク31と、アダプター35と、を含む。複数のインクタンク31は、X軸に沿って並んでおり、相互に同一の構造及び形状を有している。インク供給装置4では、複数のインクタンク31がアダプター35によって一体に束ねられている。図2では、構成をわかりやすく示すため、複数のインクタンク31のうちの1つのインクタンク31をアダプター35から外した状態が示されている。
本実施形態では、複数のインクタンク31のそれぞれに、相互に異なる種類のインクを収容する構成や、相互に同じ種類のインクを収容する構成のいずれも採用され得る。インクの種類としては、例えば、インクの色が挙げられる。よって、本実施形態では、複数のインクタンク31のそれぞれに、相互に異なる色のインクを収容する構成や、相互に同じ色のインクを収容する構成のいずれも採用され得る。インクの色としては、例えば、ブラック、イエロー、マゼンタ、シアンなどが挙げられる。
インクタンク31は、Y軸に沿った長さ寸法が、X軸に沿った幅寸法よりも大きい。また、インクタンク31は、Z軸に沿った高さ寸法が、Y軸に沿った長さ寸法よりも小さい。しかしながら、インクタンク31の寸法は、これに限定されず、種々の寸法が採用され得る。インクタンク31は、第1壁41と、第2壁42と、第3壁43と、第4壁44と、第5壁45と、第6壁46と、第7壁47と、第8壁48と、を有している。また、インクタンク31は、接続管49(インク入口)を有している。第1壁41~第8壁48が、インクタンク31の外殻(インク貯留室)を構成している。インクタンク31の外殻を構成する壁の数は、第1壁41~第8壁48の8つに限定されず、8つよりも少ない数や、8つを超える数も採用され得る。
第1壁41は、Y軸方向に向いており、XZ平面に沿って延伸している。第1壁41は、光透過性を有しており、第1壁41を介してインクタンク31内のインクを視認可能に構成されている。つまり、第1壁41は、インクタンク31内のインクの量を視認可能な視認壁とされている。第1壁41には、上限マーク51と、下限マーク52と、が設けられている。作業者は、上限マーク51及び下限マーク52を目印または目安にしてインクタンク31におけるインクの量を把握することができる。
なお、インクタンク31においてインクの量を報知する標識としては、上限マーク51や下限マーク52に限定されず。インクの量を示す目盛りなども採用され得る。上限マーク51及び下限マーク52に目盛りを付加した構成や、上限マーク51及び下限マーク52を省略して目盛りだけを付加した構成なども採用され得る。また、インクタンク31に付加する標識として、各インクタンク31に収容されるインクの種類を示す標識も採用され得る。例えば、インクの種類としてインクの色を示す標識が挙げられる。インクの色を示す標識としては、例えば、ブラックのインクを示す「Bk」、シアンのインクを示す「C」、マゼンタのインクを示す「M」、及びイエローのインクを示す「Y」等の文字や、色による表示など、種々の標識が挙げられる。
第2壁42は、第1壁41に対向し、-Y軸方向に向いている。第2壁42は、XZ平面に沿って延伸している。第3壁43は、第1壁41及び第2壁42に交差している。なお、2つの面が交差するとは、2つの面が互いに平行でない位置関係であることを示す。2つの面が互いに直接に接触している場合のほか、直接に接触しておらず互いに離れている位置関係でも、一方の面の延長と他方の面の延長とが交差する関係である場合も交差すると表現する。交差する2つの面がなす角は、直角、鈍角、鋭角のいずれでもよい。
第3壁43は、第1壁41及び第2壁42に交差している。第3壁43は、第1壁41及び第2壁42の-Z軸方向に位置しており、-Z軸方向に向いている。第3壁43は、XY平面に沿って延伸している。第3壁43は、Y軸方向の端部において、第1壁41の-Z軸方向の端部につながっている。また、第3壁43は、-Y軸方向の端部において、第2壁42の-Z軸方向の端部につながっている。
第4壁44は、第3壁43に対向し、Z軸方向に向いている。第4壁44は、第2壁42に交差しており、XY平面に沿って延伸している。第4壁44は、第2壁42のZ軸方向に位置している。第4壁44は、第1壁41よりも-Y軸方向の位置に位置している。第4壁44は、-Y軸方向の端部において、第2壁42のZ軸方向の端部につながっている。
第5壁45は、第1壁41、第2壁42、第3壁43、及び第4壁44に交差している。第5壁45は、第1壁41、第2壁42、第3壁43、及び第4壁44のX軸方向に位置している。第5壁45は、X軸方向に向いており、YZ平面に沿って延伸している。第5壁45は、Y軸方向の端部において、第1壁41のX軸方向の端部につながっている。第5壁45は、-Y軸方向の端部において、第2壁42のX軸方向の端部につながっている。第5壁45は、-Z軸方向の端部において、第3壁43のX軸方向の端部につながっている。第5壁45は、Z軸方向の端部において、第4壁44のX軸方向の端部につながっている。
第6壁46は、第1壁41、第2壁42、第3壁43、及び第4壁44に交差している。第6壁46は、第1壁41、第2壁42、第3壁43、及び第4壁44の-X軸方向に位置し、第5壁45に対向している。第6壁46は、-X軸方向に向いており、YZ平面に沿って延伸している。第6壁46は、Y軸方向の端部において、第1壁41の-X軸方向の端部につながっている。第6壁46は、-Y軸方向の端部において、第2壁42の-X軸方向の端部につながっている。第6壁46は、-Z軸方向の端部において、第3壁43の-X軸方向の端部につながっている。第6壁46は、Z軸方向の端部において、第4壁44の-X軸方向の端部につながっている。
第7壁47は、第1壁41のZ軸方向に位置しており、第1壁41に交差している。第7壁47は、Z軸方向に向いており、XY平面に沿って延伸している。第7壁47は、第3壁43と第4壁44との間に位置している。第7壁47は、Y軸方向の端部において、第1壁41のZ軸方向の端部につながっている。換言すれば、インクタンク31において、第4壁44と第7壁47との間には段差がある。第7壁47は、X軸方向の端部において、第5壁45につながっている。第7壁47は、-X軸方向の端部において、第6壁46につながっている。
第8壁48は、第7壁47の-Y軸方向に位置しており、Y軸方向に向いている。また、第8壁48は、第4壁44のY軸方向に位置している。第8壁48は、XZ平面に沿って延伸している。第8壁48は、-Z軸方向の端部において第7壁47の-Y軸方向の端部につながっており、Z軸方向の端部において第4壁44のY軸方向の端部につながっている。換言すれば、インクタンク31において、第4壁44と第7壁47との間の段差が、第8壁48を介してつながっている。
第7壁47のZ軸方向に向いた面には、接続部の一例である接続管49が設けられている。接続管49は、第7壁47からZ軸方向に向かって突出している。接続管49は、中空の管状に構成されており、Z軸方向に延在している。この構成から、接続管49は、チムニー状であるとも表現され得る。接続管49は、インクタンク31内に連通している。インクタンク31に注入されるインクは、接続管49を介してインクタンク31内に注入される。
図3はインクタンクを示す斜視図である。図3に示すように、接続管49の内部は、Z軸に沿って2つの流路53A及び流路53Bに区画されている。2つの流路53A及び流路53Bは、それぞれインクタンク31内に連通している。図3では、接続管49の内部をわかりやすく示すため、接続管49を含むインクタンク31の一部分を破断した状態が図示されている。
アダプター35は、図2に示すように、X軸に沿って並ぶ複数のインクタンク31をまたぐ寸法を有している。アダプター35は、インクタンク31の第7壁47のZ軸方向に位置する。アダプター35には、複数のスロット部54(凹部)が形成されている。アダプター35には、X軸に沿って並ぶ複数のインクタンク31のそれぞれに対応してスロット部54が設けられている。なお、スロット部54の個数は、X軸に沿って並ぶ複数のインクタンク31の個数よりも多くてもよい。
スロット部54は、アダプター35のZ軸方向の上面から-Z軸方向に向かって凹となる向きに形成されている。スロット部54の底には、後述する貫通孔55が形成されている。この貫通孔55は、アダプター35をZ軸に沿って貫通している。貫通孔55は、インクタンク31の接続管49を挿入可能な大きさを有している。アダプター35は、インクタンク31の第4壁44と第7壁47との間の段差部に装着される。また、アダプター35がインクタンク31に装着されると、インク供給装置4において、インクタンク31の接続管49がアダプター35の貫通孔55を介してスロット部54に挿入される。これにより、アダプター35がインクタンク31に装着された状態で、インクタンク31の接続管49が、アダプター35のスロット部54を介して露呈する。なお、図1に示すインク注入部33は、インクタンク31にアダプター35を装着した状態において、アダプター35のスロット部54及びスロット部54内の構成(接続管49を含む)の総称である。
図4はインクタンクとアダプターとを示す平面図である。スロット部54は、図4に示すように、Y軸に沿って延在する長方形状の長方形部57と、長方形部57のY軸における中央に位置する円形状の円形部58とを重ねた外観を有している。円形部58の底に貫通孔55が形成されている。なお、本実施形態では、X軸に沿って隣り合う2つのスロット部54の円形部58同士が互いにつながっている。インクタンク31の接続管49は、円形部58の貫通孔55に重なる位置に配置されている。
長方形部57の内壁のうちYZ平面に沿って延在する内壁には、第1凸部59が設けられている。スロット部54のそれぞれにおいて、円形部58を挟んで互いに対峙する長方形部57のそれぞれに第1凸部59が設けられている。1つのスロット部54において、第1凸部59は、接続管49の中心点に対して点対称に配置されている。上記の構成により、スロット部54は、接続管49の中心点に対して点対称な構造を有している。アダプター35に設けられた複数のスロット部54では、第1凸部59の構成が相互に異なっている。このため、アダプター35に設けられた複数のスロット部54は、相互に異なる構造を有している。
これに対して、後述するインクボトル62(インク補給容器)には、アダプター35に設けられた複数のスロット部54の種類に応じて、適合可能なスロット部54の第1凸部59に対応する誤挿入防止部120(図6参照)が設けられている。これにより、アダプター35に設けられた複数のスロット部54のそれぞれに対して適合可能なインクボトル62の種類を規定することができる。つまり、アダプター35に設けられた複数のスロット部54は、相互に異なる構造を有する鍵穴として機能すると表現され得る。そして、アダプター35に設けられた複数のスロット部54のそれぞれに適合可能なインクボトル62が、鍵穴に適合する鍵として機能すると表現され得る。つまり、鍵穴に適合するインクボトル62から接続管49を介してインクタンク31内にインクを注入することができる。逆に、鍵穴に適合しないインクボトル62では、インクタンク31内にインクを注入することができない。
次に、ボトルセットの構成について説明する。図5はボトルセットを示す外観図である。図6及び図7はボトルセットを示す分解図である。図8はインク出口形成部を示す斜視図である。また、図9は図7中のA-A線における断面図であり、図10は図6中のB-B線における断面図ある。図11はインク出口形成部、弁及びホルダーを示す分解断面図であり、図12は図9中の蓋部材を拡大した図ある。そして、図13は図5中のC-C線における断面図である。
図5に示すように、本実施形態では、インクタンク31へのインクの注入に、ボトルセット61が活用され得る。ボトルセット61には、上述したインクタンク31へ補給するためのインクが収容される。
ボトルセット61は、インクボトル62と、蓋部材63と、を含む。蓋部材63は、図6に示すように、インクボトル62に対して着脱可能に構成されている。
ここで、ボトルセット61の開封前(使用前)には、蓋部材63とインクボトル62とを跨ぐようにして粘着シール(図示せず)が貼り付けられている。そして、開封時(使用時)に蓋部材63とインクボトル62とを離間させた際に、粘着シールが破断するように構成される。これにより、当該ボトルセット61が未開封であるか否かを容易に判断することができる。
インクボトル62は、インク収容部64と、導出部及びノズル部の一例であるインク出口形成部65と、を含む。インク収容部64は、インクを収容可能な部分である。インク出口形成部65は、インク収容部64内のインクをインクボトル62の外に流出可能な部分である。
蓋部材63は、インクボトル62に装着された状態でインク出口形成部65の一部を被覆可能に構成されている。インク出口形成部65には、後述するインク出口95が形成されている。インク収容部64内のインクはインク出口形成部65のインク出口95からインクボトル62の外に流出する。蓋部材63は、インクボトル62に装着された状態でインク出口形成部65のインク出口95を被覆可能に構成されている。なお、ボトルセット61において、インクボトル62に蓋部材63を装着した状態(図5)は、被覆状態と呼ばれる。被覆状態は、蓋部材63をインクボトル62に装着し蓋部材63でインク出口95を被覆した状態である。
なお、蓋部材63は、図6に示すように、インク出口形成部65に形成されたねじ66を介してインク出口形成部65に係合され得る。つまり、本実施形態では、蓋部材63は、ねじ66を介した係合によってインクボトル62に装着可能に構成されている。なお、蓋部材63には、インク出口形成部65のねじ66に係合可能なねじ(図示せず)が形成されている。蓋部材63のねじとインク出口形成部65のねじ66とが係合することによって、蓋部材63がインクボトル62に装着され得る。
本実施形態では、インクボトル62は、図7に示すように、容器部の一例である容器本体部67と、シール部材68と、インク出口形成部65と、を含む。インク出口形成部65は、容器本体部67の端部に設けられている。本実施形態では、容器本体部67とインク出口形成部65とを1つに組み合わせることによってインクボトル62の外殻が構成されている。シール部材68は、容器本体部67とインク出口形成部65との間に介在している。容器本体部67とインク出口形成部65とは、ねじ69を介した係合によって、シール部材68を挟んで1つのインクボトル62として組み合わされるとともに、容器本体部67とインク出口形成部65とは係合部を含むラチェット機構によって係合されている。具体的には、図8に示すように、インク出口形成部65の内側には複数の歯200を有している。当該複数の歯200は一方方向に傾いて形成されている。一方、容器本体部67には爪300が形成されている。本実施形態では、容器本体部67の外周面に180°位相をずらして2つ設けられている。そして、複数の歯200のうちの一つの歯と各爪300とが互いに係合し、容器本体部67とインク出口形成部65とが、1つのインクボトル62として組み合わされている。
容器本体部67は、図9に示すように、容器状に構成されており、インクを収容可能に構成されている。容器本体部67とインク出口形成部65とは、互いに別体で構成されている。インク出口形成部65には、ねじ81が形成されている。容器本体部67とインク出口形成部65とは、容器本体部67のねじ69とインク出口形成部65のねじ81とによって、互いに係合可能に構成されている。
インクは容器本体部67内に収容される。本実施形態において、容器本体部67は、弾性を有する材料で構成されている。容器本体部67は、筒状の胴部82と、筒状の係合部83と、開口部84と、を有している。容器本体部67の材料としては、例えば、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ナイロン、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレンなどの樹脂材料や、鉄材やアルミニウム等の金属材料などが採用され得る。胴部82と係合部83とは、互いに一体に形成されている。胴部82は、係合部83のシール部材68側とは反対側に位置している。係合部83は、胴部82のシール部材68側に位置している。係合部83は、胴部82よりも細く形成されている。係合部83の外側の側部83Aにねじ69が形成されている。ねじ69は、側部83Aから突出して設けられている。開口部84は、容器本体部67内のインク収容部64に通じており、係合部83の胴部82側とは反対側の端部83Bに形成されている。開口部84は、シール部材68側に向かって開口している。
上記の構成により、容器本体部67は、胴部82と係合部83とを有する中空の容器状に形成されている。インクボトル62では、胴部82と係合部83とを合わせた容量のインクを収容可能である。インクボトル62では、容器本体部67の胴部82と係合部83とを合わせた内部空間がインク収容部64を構成している。
シール部材68には、開口部87が形成されている。容器本体部67内のインクは、シール部材68の開口部87を通ってからインク出口形成部65に流出可能である。この構成によれば、容器本体部67の端部83Bとインク出口形成部65との間にシール部材68が挟持されるので、容器本体部67とインク出口形成部65との間からインクが漏れることを低く抑えることができる。なお、シール部材68の材料としては、例えば、ポリエチレンの発泡材や、ゴムやエラストマーなどの弾性材等、種々の材料が採用され得る。
インク出口形成部65は、図9に示すように、結合部91と、筒部92とを含む。結合部91と筒部92とは、相互に一体的に形成されている。インク出口形成部65の材料としては、例えば、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ナイロン、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレンなどの樹脂が採用され得る。結合部91は、筒状の外観を有している。結合部91の内側の側面に、ねじ81が設けられている。結合部91は、ねじ81によって容器本体部67に係合される部位である。また、複数の歯200が設けられている。当該歯200は容器本体部67に設けられた爪300とラチェット機構を構成し、容器本体部67とインク出口形成部65とが係合される。結合部91の内径は、容器本体部67の係合部83の外径よりも広く構成されている。インク出口形成部65と容器本体部67とが係合した状態で、インク出口形成部65の結合部91が、容器本体部67の係合部83を覆う。
筒部92は、図10に示すように、結合部91から容器本体部67側とは反対側に突出している。筒部92は、筒状(管状ともいう)の形態を有している。筒部92の内側には、導出流路93が形成されている。導出流路93は、開口部84側から筒部92側に向かってインク出口形成部65を平面視したとき、開口部84の領域に重なる領域に設けられている。導出流路93は、筒部92において、平面視で開口部84の領域に重なる中空の領域である。
筒部92の結合部91側とは反対側の端面94には、容器本体部67からのインクを流出可能なインク出口95が形成されている。インク出口95は、流出口の一例である。端面94は、容器本体部67側とは反対側に向いている。インク出口95は、筒部92の結合部91側とは反対側に向かって開口している。インク出口95は、端面94に開口されている。このため、端面94は、インク出口95を囲んでいる。インク出口95は、導出流路93の終端に位置する。換言すれば、導出流路93は、容器本体部67内のインクをインク出口95に導く。
容器本体部67に収容されたインクは、筒部92の導出流路93を経てインク出口95から外部に流出可能である。この結果、容器本体部67内のインクは、開口部84から導出流路93を経てインク出口95から容器本体部67外に流出し得る。利用者がインクボトル62内のインクをインクタンク31に注入するとき、インク出口95がインクタンク31のインク注入部33内に挿入される。そして、利用者は、容器本体部67内のインクをインク注入部33からインクタンク31内に注入する。なお、利用者がインクボトル62内のインクをインクタンク31に注入するとき、利用者は、蓋部材63(図7)をインクボトル62から外してから注入作業を実施する。
インク出口形成部65には、図10に示すように、弁101と、ホルダー102とが設けられている。弁101は、インク出口95を開閉可能に封止している。インク出口形成部65において、弁101は、導出流路93内に設けられており、導出流路93内からインク出口95を開閉可能に封止している。換言すれば、弁101は、導出流路93を開閉可能に塞ぐ。弁101は、ゴムやエラストマーなどの弾性材料で構成されており、外力が作用していない状態でインク出口95を封止している。インク出口95にインクタンク31の接続管49が挿入され、さらに接続管49によって弁101に押圧力が作用すると弁101が開く。そして、インク出口95から接続管49が抜かれて弁101に作用する外力が解除されると弁101が閉じる。
弁101及びホルダー102は、図11に示すように、インク出口形成部65から分離可能に構成されている。つまり、インク出口形成部65、弁101及びホルダー102は、相互に別体で構成されている。弁101は、インク出口形成部65の結合部91側から導出流路93内に挿入されている。ホルダー102は、弁101の脱落を規制する部材であり、図10に示すように、弁101の結合部91側に設けられる。ホルダー102も、インク出口形成部65の結合部91側から導出流路93内に挿入されている。弁101は、ホルダー102とインク出口形成部65のフランジ部103とによって挟持される。これにより、インク出口形成部65、弁101及びホルダー102が一体に組み立てられている。なお、フランジ部103は、筒部92の内側面から筒部92の内径方向に延伸する壁である。フランジ部103の結合部91側と反対側の面が端面94に相当する。
蓋部材63は、弾性を有する材料で構成されており、図12に示すように、筒状の胴部105と、天板部106とに区分され得る。蓋部材63の材料としては、例えば、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ナイロン、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレンなどの樹脂が採用され得る。本実施形態では、蓋部材63は、樹脂材料の射出成形によって形成されている。
胴部105と天板部106とは、互いに一体に形成されている。図9に示すように、ボトルセット61において、蓋部材63の胴部105は、インク出口形成部65側に位置する。図12に示すように、天板部106は、胴部105の一端部に位置している。本実施例では、天板部106は、胴部105のインク出口形成部65側とは反対側に位置する。筒状の胴部105は、天板部106からインク収容部64(図9)側に向かって突出している。天板部106は、筒状の胴部105の一端を塞いでいる。つまり、筒状の胴部105の一端を塞いでいる部分が天板部106である。天板部106には、開口が形成されていてもよい。開口が設けられていても、筒状の胴部105と交差する方向に天板部106が延伸しているので、天板部106が筒状の胴部105の一端を塞いでいると表現される。
また、図12に示す例では、天板部106は、湾曲した板状に構成されている。しかしながら、天板部106の構成としては、平板や、凹凸を含む板、波板など、種々の板が採用され得る。また、天板部106は、板状に限定されず、球状、円柱状、錐状等、種々の形状が採用され得る。いずれの形状であっても、筒状の胴部105の一端を塞いでいる部分が天板部106に相当する。
胴部105の内側の側面には、ねじ108が設けられている。胴部105は、ねじ108によってインク出口形成部65(図10)に係合される部位である。ねじ108は、胴部105のうち天板部106よりも端部109に近い位置に設けられている。胴部105の内側にねじ108が形成されており、インク出口形成部65の結合部91の外側にねじ66が形成されている。そして、胴部105の内側のねじ108がインク出口形成部65の結合部91の外側のねじ66に係合することによって、蓋部材63とインク出口形成部65とが係合する。蓋部材63とインク出口形成部65とが係合した状態で、蓋部材63が、インク出口形成部65の筒部92を覆う。つまり、蓋部材63とインク出口形成部65とが係合した状態が被覆状態である。
ここで、蓋部材63の天板部106には、図12に示すように、栓部111が設けられている。栓部111は、天板部106のインク出口形成部65(図9)側、すなわち天板部106の端部109側に設けられている。栓部111は、天板部106から端部109側に向かって突出している。栓部111は、天板部106の中央の領域に設けられている。蓋部材63をインクボトル62に装着したとき、栓部111は、筒部92のインク出口95に対面する(対向する)位置に設けられている。栓部111は、筒状の外観を有している。
図12に示すように、胴部105の端部109から栓部111の端部112までの距離(深さ)が、インク出口形成部65(図9)の結合部91の端部113から筒部92の端面94までの距離よりも短い(浅い)。つまり、インクボトル62に蓋部材63を装着したときに、図5中のC-C線における断面図である図13に示すように、栓部111が筒部92の外側から端面94を覆う。ここで、筒状の栓部111の内径は、筒部92の端面94側の端部の外径よりもわずかに小さい。このため、インク出口形成部65に蓋部材63を装着すると、インク出口形成部65のインク出口95が栓部111によって封止される。つまり、蓋部材63がインクボトル62に装着された状態で、栓部111が筒部92に当接することによって、インク出口95が封止される。なお、このとき、蓋部材63は、インク出口95の内径部分に接触しない設定になっている。同様に、このとき、蓋部材63は、弁101に接触しない設定になっている。
これにより、インク出口95を封止することができる。このため、容器本体部67内のインクをインクタンク31に注入しきれずに、インクが容器本体部67内に余った場合などに、蓋部材63でインク出口95を塞いだ状態でインクをインクボトル62内に保管することができる。これにより、開封後の容器本体部67内の気密性を高めた状態でインクを保管することができる。この結果、インクボトル62内のインクの液体成分が蒸発してしまったり、インクが劣化してしまったりすることを低く抑えることができる。
ここで、インク出口形成部65及び蓋部材63の少なくとも一方がポリプロピレンで構成されている。上述したように、筒状の栓部111の内径は、筒部92の端面94側の端部の外径よりもわずかに小さい。このため、インク出口形成部65に蓋部材63を装着すると、インク出口形成部65の筒部92の端面94が、筒状の栓部111の内側に圧入される。これにより、インク出口形成部65のインク出口95を栓部111によって密封しやすくなっている。インク出口形成部65の筒部92の端面94が、筒状の栓部111の内側に圧入されると、インク出口形成部65の筒部92や筒状の栓部111に応力が発生する。このため、インク出口形成部65の筒部92や蓋部材63の栓部111にはひずみ(変形)が生じやすい。
蓋部材63やインク出口形成部65に応力が作用している状態で、蓋部材63やインク出口形成部65にインクが接触すると、材料の変形や靭性の低下などが発生することが考えられる。ポリプロピレンは、このような変形や靭性の低下が発生しにくい材料である。ボトルセット61では、インク出口形成部65及び蓋部材63の少なくとも一方がポリプロピレンで構成されているので、インク出口形成部65及び蓋部材63の少なくとも一方において変形や靭性の低下を発生させにくくすることができる。これにより、インク出口95の封止状態を維持しやすくすることができるので、ボトルセット61の利便性を向上させやすい。なお、インク出口形成部65及び蓋部材63のうち、インク出口形成部65だけがポリプロピレンで構成される例や、蓋部材63だけがポリプロピレンで構成される例の他、インク出口形成部65及び蓋部材63の双方がポリプロピレンで構成される例のいずれも採用され得る。
また、インクボトル62では、前述したように、インク出口95を開閉可能に封止する弁101がインク出口形成部65に設けられている。このため、インクボトル62から蓋部材63を取り外した状態で、例えば、インク出口95を下に向けてインクボトル62を傾倒させても、弁101によって容器本体部67内のインクがインク出口95から漏れ出ることを抑えやすい。また、インクボトル62から蓋部材63を取り外した状態で、例えば、インクボトル62を搬送するときに、インクボトル62が揺れ動いても、弁101によって容器本体部67内のインクがインク出口95から漏れ出ることを抑えやすい。
次に、インクボトル62Aの構成について説明する。
なお、以下に説明するインクボトル62Aは、上記のインクボトル62を再生して形成されたものである。
図14はインクボトルの構成を示す模式図であり、再生前のインクボトル62の係合状態を示している。図15及び図16はインクボトルの再生方法を示す模式図である。そして、図17はインクボトルを示す断面図であり、再生後のインクボトル62Aを示している。また、図18はインクボトルを示す模式図であり、再生後のインクボトル62Aの係合状態を示している。
なお、以下のラチェット機構にかかる係合状態を示す図では、実際の歯200の数より少なくして示している。
前述したように、インクボトル62は、図14に示すように、容器本体部67とインク出口形成部65とが係合部を含むラチェット機構によって係合されている。
インク出口形成部65に設けられた複数の歯200は一方方向に傾きを有している。この歯200の傾きは、ラチェット機構の動作方向を規定している。
また、容器本体部67に設けられた爪300は、歯200に対向して設けられた突起部である。
上記ラチェット機構は、動作方向を一方方向に規制する機能を有するものである。インクボトル62の容器本体部67とインク出口形成部65とを係合させる際、図14に示すように、容器本体部67に対してインク出口形成部65を反時計回り方向に回す。これにより、爪300は移動する歯200を次々に乗り越え、容器本体部67とインク出口形成部65との緩みを無くしていき、最終的にある歯200の第1面201と歯200の第1面201に対向する爪300の第1面301とが当接し、容器本体部67とインク出口形成部65とが係合される。ここで、最終的に噛み合った歯200と爪300とにより係合部が構成される。これにより、容器本体部67とインク出口形成部65と緩み(隙間)がなく、容器本体部67とインク出口形成部65との境界部からのインクの漏れを防止することができる。
一方、容器本体部67とインク出口形成部65とが係合された状態から逆方向(図14において容器本体部67に対してインク出口形成部65を時計回り方向)に回そうとすると歯200と爪300とが食い込むため回転させることは困難となる。
さて、使用済みのインクボトル62から新たにインクボトル62Aを再生しようとした場合、ラチェット機構を解除(破壊)することが考えられる。より詳細には、係合部を構成する歯200または爪300の少なくともいずれかを破損させて当該係合部を解除する。
本実施形態にかかるインクボトル62の再生方法は、歯200の少なくとも一部を破損させて係合部を解除し、容器本体部67とインク出口形成部65とを分離する分離工程と、分離された容器本体部67内にインクを供給するインク供給工程と、容器本体部67とインク出口形成部65とを、破損(解除)した係合部以外の歯200と爪300とで係合する係合工程と、を含む。
具体的には、図15に示すように、容器本体部67に対してインク出口形成部65を時計回り方向に回転させる。この場合、例えば、レンチ等の工具を用いて回転させる。
そうすると、図16に示すように、爪300と係合していた歯200が押し圧され、歯200の一部が破損する。すなわち、係合部が破損する(図16において、破損した歯200をハッチングにより表示している)。これにより、ラチェット機構(係合部)が解除され、容器本体部67とインク出口形成部65とが分離可能となる。
ここで、本実施形態における、係合部の「破損」とは、容器本体部67とインク出口形成部65との係合のために備えられた係合部を構成する、歯200もしくは爪300の少なくとも一部の形状が傷付けられたり、欠けたり、または変形したりすることにより、係合部(ラチェット機構)の係合機能が規定されたものと比較して損なわれることをいう。
なお、本実施形態においては、2個(複数)の歯200が破損しているが、1個(単数)の歯200が破損してもよいし、2個以上の歯200が備えられている場合には、2個以上の歯200が破損してもよい。すなわち、破損した係合部は複数であってもよい。
また、レンチ等を用いて回転させた際、爪300と係合していた歯200に隣接する複数の歯200の一部も破損する場合もあり得る。
次いで、分離された容器本体部67内にインクを必要量供給する。
次いで、容器本体部67とインク出口形成部65とを、破損した歯200以外の歯200と爪300とで係合する。
この際、破損した歯200以外の歯200と爪300とが係合する位置に応じて、容器本体部67とインク出口形成部65との間に配置されるシール部材68の厚みを変更する。
具体的には、シール部材68の厚みを厚くする。本実施形態では、図17に示すように、シール部材68を複数枚(例えば、2枚)を配置する。これにより、再生前のインクボトル62におけるシール部材68の厚みよりも厚くなる。
そして、シール部材68を2枚配置した状態で、容器本体部67とインク出口形成部65とを係合する。
具体的には、図18に示すように、容器本体部67に対してインク出口形成部65を反時計回り方向に回す。これにより、爪300は移動する歯200を次々に乗り越え、容器本体部67とインク出口形成部65との緩みを無くしていき、最終的にある歯200の第1面201と歯200の第1面201に対向する爪300の第1面301とが当接し、容器本体部67とインク出口形成部65とが係合される。
ここで、シール部材68を2枚にして、シール部材68の厚みが増した状態で係合しているため、再生前のインクボトル62に対して容器本体部67とインク出口形成部65とによるラチェット機構の回転位相がずれ、破損した歯200(図18においてハッチング表示)以外の歯200と爪300とで係合される。すなわち、再生前のインクボトル62において係合していた歯200ではない歯200と爪300とが係合する。換言すれば、破損した係合部以外の歯200と爪300とが係合する。つまり、新たな係合部を構成する歯200と爪300とによって係合される。
また、シール部材68を2枚にして、シール部材68の厚みが増した状態で係合しているため、回転方向(反時計回り)に対して破損した歯200に対して上流側の歯200と爪300とが係合する。以上により、図17及び図18に示すように、再生された新たなインクボトル62Aが形成される。
以上、本実施形態によれば、以下の効果を得ることができる。
容器本体部67とインク出口形成部65とを係合する係合部(ラチェット機構)を解除(破損)し、再度これらを係合する場合、破損した歯200以外の歯200と爪300とで係合される。これにより、容器本体部67とインク出口形成部65とが確実に係合(ラチェット機構が正常に機能)するので、容器本体部67とインク出口形成部65との境界部分からのインクの漏れを防止することができる。
また、インクボトル62Aでは、容器本体部67とインク出口形成部65と間に配置されるシール部材68の厚みが、再生される前のインクボトル62にかかるシール部材68の厚みよりも厚いため、容器本体部67とインク出口形成部65とによる係合時にかかる圧縮率が高まり確実に封止することができる。さらに、容器本体部67とインク出口形成部65と間に配置されるシール部材68の厚みを厚くすることで、シール部材68の変位率が高まるため、容器本体部67とインク出口形成部65とを係合しやすくなり、容易にインクボトル62Aを再生することができる。
(第2実施形態)
次に、第2実施形態について説明する。
図19はインクボトルを示す断面図であり、再生後のインクボトル62Bを示している。また、図20はインクボトルを示す模式図であり、再生後のインクボトル62Bの係合状態を示している。
なお、本実施形態のインクボトル62Bに関し、第1実施形態と異なる部分は、図19に示すように、再生前のインクボトル62におけるシール部材68の厚みよりも薄くした形態を成していることである。それ以外の構成は、第1実施形態と同様なので説明を省略する。
以下、インクボトル62Bの再生方法について説明する。
まず、再生前のインクボトル62の係合部を破損させてラチェット機構を解除し、容器本体部67とインク出口形成部65とを分離する。具体的には、容器本体部67に対してインク出口形成部65を時計回り方向に回転させる(図15参照)。そうすると、爪300と係合していた歯200が押し圧され、歯200の一部が破損する(図16参照)。これにより、ラチェット機構が解除され、容器本体部67とインク出口形成部65とが分離可能となる。
次いで、分離された容器本体部67内にインクを必要量供給する。
次いで、容器本体部67とインク出口形成部65とを、破損した歯200以外の歯200と爪300とで係合する。
この際、破損した歯200以外の歯200と爪300とが係合する位置に応じて、容器本体部67とインク出口形成部65との間に配置されるシール部材68の厚みを変更する。
具体的には、シール部材68の厚みを薄くする。本実施形態では、図19に示すように、再生前のインクボトル62におけるシール部材68の厚みよりも薄いシール部材68aを配置する。
そして、シール部材68aを配置した状態で、容器本体部67とインク出口形成部65とを係合する。
具体的には、図20に示すように、容器本体部67に対してインク出口形成部65を反時計回り方向に回すことにより、爪300は移動する歯200を次々に乗り越え、容器本体部67とインク出口形成部65との緩みを無くしていき、最終的にある歯200の第1面201と歯200の第1面201に対向する爪300の第1面301とが当接し、容器本体部67とインク出口形成部65とが係合される。
ここで、厚みが薄いシール部材68aを配置した状態で係合しているため、再生前のインクボトル62に対して容器本体部67とインク出口形成部65とによるラチェット機構の回転位相がずれ、破損した歯200(図20においてハッチング表示)以外の歯200と爪300とで係合される。すなわち、再生前のインクボトル62において係合していた歯200ではない歯200と爪300とが係合する。換言すれば、破損した係合部以外の歯200と爪300とが係合する。つまり、新たな係合部を構成する歯200と爪300とによって係合される。
また、シール部材68aにより厚みは薄い状態で係合しているため、回転方向(反時計回り)に対して破損した歯200に対して下流側の歯200と爪300とが係合する。以上により、図19及び図20に示すように、再生された新たなインクボトル62Bが形成される。
以上、本実施形態によれば、上記した効果に加え、以下の効果を得ることができる。
インクボトル62Bでは、容器本体部67とインク出口形成部65と間に配置されるシール部材68aの厚みは、再生される前のインクボトル62にかかるシール部材68の厚みよりも薄いため、容器本体部67とインク出口形成部65との係合時により回転が増し、より強く締めることが可能となる。これにより容器本体部67とインク出口形成部65との間を確実に封止して、インクの漏れを防止することができる。
(第3実施形態)
次に、第3実施形態について説明する。
図21はインクボトルを示す断面図であり、再生後のインクボトル62Cを示している。また、図22はインクボトルを示す模式図であり、再生後のインクボトル62Cの係合状態を示している。
なお、本実施形態のインクボトル62Cは、破損した歯200以外の歯200と爪300とが係合する位置に応じて、インク出口形成部65に対する容器本体部67の開口部84の部分の高さが変更されている。なお、それ以外の構成は、第1実施形態と同様なので説明を省略する。
以下、インクボトル62Cの再生方法について説明する。
まず、再生前のインクボトル62の係合部を破損させてラチェット機構を解除し、容器本体部67とインク出口形成部65とを分離する。具体的には、容器本体部67に対してインク出口形成部65を時計回り方向に回転させる(図15参照)。そうすると、爪300と係合していた歯200が押し圧され、歯200の一部が破損する(図16参照)。これにより、ラチェット機構が解除され、容器本体部67とインク出口形成部65とが分離可能となる。
次いで、分離された容器本体部67内にインクを必要量供給する。
次いで、容器本体部67とインク出口形成部65とを、破損した歯200以外の歯200と爪300とで係合する。
この際、破損した歯200以外の歯200と爪300とが係合する位置に応じて、インク出口形成部65に対する容器本体部67の開口部84の部分の高さを変更する。
本実施形態では、図21に示すように、容器本体部67の開口部84にシール材400を配置する。さらに詳細には、開口部84上にシール材400を被せる。これにより、容器本体部67の開口部84の部分の高さがシール材400の厚み分高くなる。
シール材400には、シール部材68の開口部87と同様の開口部401が形成されている。シール材400の材料としては、例えば、ポリエチレンの発泡材や、ゴムやエラストマーなどの弾性材等、種々の材料が採用され得る。
また、インクボトル62Cでは、シール材400の上方にシール部材68を配置する。従って、シール材400の厚みとシール部材68との合わせた厚みは、再生前のインクボトル62におけるシール部材68の厚みよりも厚くなる。
そして、シール材400及びシール部材68を配置した状態で、容器本体部67とインク出口形成部65とを係合する。
具体的には、図22に示すように、容器本体部67に対してインク出口形成部65を反時計回り方向に回すことにより、爪300は移動する歯200を次々に乗り越え、容器本体部67とインク出口形成部65との緩みを無くしていき、最終的にある歯200の第1面201と歯200の第1面201に対向する爪300の第1面301とが当接し、容器本体部67とインク出口形成部65とが係合される。
ここで、シール材400及びシール部材68の配置によって、より厚みが厚い状態で係合しているため、再生前のインクボトル62に対して容器本体部67とインク出口形成部65とによるラチェット機構の回転位相がずれ、破損した歯200以外(図22においてハッチング表示)の歯200と爪300とで係合される。すなわち、再生前のインクボトル62において係合していた歯200ではない歯200と爪300とが係合する。換言すれば、破損した係合部以外の歯200と爪300とが係合する。つまり、新たな係合部を構成する歯200と爪300とによって係合される。
また、シール材400及びシール部材68によって厚みが増した状態で係合しているため、回転方向(反時計回り)に対して破損した歯200に対して上流側の歯200と爪300とが係合する。以上により、図21及び図22に示すように、再生された新たなインクボトル62Cが形成される。
以上、本実施形態によれば、第1実施形態と同様の効果を得ることができる。
(第4実施形態)
次に、第4実施形態について説明する。
図23はインクボトルを示す断面図であり、再生後のインクボトル62Dを示している。また、図24はインクボトルを示す模式図であり、再生後のインクボトル62Dの係合状態を示している。
なお、本実施形態のインクボトル62Dに関し、第3実施形態と異なる部分は、図23に示すように、容器本体部67の開口部84の部分を切断して高さを変更した点である。それ以外の構成は、第3実施形態と同様なので説明を省略する。
以下、インクボトル62Dの再生方法について説明する。
まず、再生前のインクボトル62の係合部を破損させてラチェット機構を解除し、容器本体部67とインク出口形成部65とを分離する。具体的には、容器本体部67に対してインク出口形成部65を時計回り方向に回転させる(図15参照)。そうすると、爪300と係合していた歯200が押し圧され、歯200の一部が破損する(図16参照)。これにより、ラチェット機構が解除され、容器本体部67とインク出口形成部65とが分離可能となる。
次いで、分離された容器本体部67内にインクを必要量供給する。
次いで、容器本体部67とインク出口形成部65とを、破損した歯200以外の歯200と爪300とで係合する。
この際、破損した歯200以外の歯200と爪300とが係合する位置に応じて、インク出口形成部65に対する容器本体部67の開口部84の部分の高さを変更する。
具体的には、開口部84の部分を切断して、開口部84の部分の高さを低くする。そして、シール部材68を配置した状態で、容器本体部67とインク出口形成部65とを係合する。
ここで、インクボトル62Dでは、切断された開口部84上にシール部材68を配置する。従って、開口部84が切断された分、再生前のインクボトル62における開口部84とインク出口形成部65との間隔は狭くなる。
そして、図24に示すように、容器本体部67に対してインク出口形成部65を反時計回り方向に回すことにより、爪300は移動する歯200を次々に乗り越え、容器本体部67とインク出口形成部65との緩みを無くしていき、最終的にある歯200の第1面201と歯200の第1面201に対向する爪300の第1面301とが当接し、容器本体部67とインク出口形成部65とが係合される。
ここで、インクボトル62における開口部84とインク出口形成部65との間隔が狭い状態で係合しているため、再生前のインクボトル62に対して容器本体部67とインク出口形成部65とによるラチェット機構の回転位相がずれ、破損した歯200(図24においてハッチング表示)以外の歯200と爪300とで係合される。すなわち、再生前のインクボトル62において係合していた歯200ではない歯200と爪300とが係合する。換言すれば、破損した係合部以外の歯200と爪300とが係合する。つまり、新たな係合部を構成する歯200と爪300とによって係合される。
また、インクボトル62における開口部84とインク出口形成部65との間隔が狭い状態で係合しているため、回転方向(反時計回り)に対して破損した歯200に対して下流側の歯200と爪300とが係合する。以上により、図23及び図24に示すように、再生された新たなインクボトル62Dが形成される。
以上、本実施形態によれば、第2実施形態と同様の効果を得ることができる。
なお、上記第1から第4実施形態では、係合部のうち、歯200が破損した場合について説明したが、これに限定されない。例えば、歯200と係合する爪300だけが破損してもよいし、歯200と爪300の双方が破損してもよい。また、爪300が破損する場合、及び歯200と爪300の双方が破損する場合においても、破損する部位は単数でも複数でもよい。
また、上記実施形態では、容器本体部67に爪300が形成され、インク出口形成部65に歯200が形成された構成としたが、これに限定されない。係合部の位置関係を逆にしてもよい。即ち、容器本体部67に歯200が形成され、インク出口形成部65に爪300が形成されるようにしてもよい。
なお、本発明は上述した実施形態に限定されず、上述した実施形態に種々の変更や改良等を加えることが可能である。変形例を以下に述べる。
(変形例1)第1及び第2実施形態のインクボトル62A,62Bでは、破損した歯200以外の歯200と爪300とが係合する位置に応じて、容器本体部67とインク出口形成部65との間に配置されるシール部材68,68aの厚みが変更されたが、この構成に限定されない。例えば、容器本体部67とインク出口形成部65との間に配置されるシール部材を省略してもよい。この場合、容器本体部67とインク出口形成部65との間を接着剤や粘着テープ等で封止すればよい。このようにしても、インク補給容器を再生した場合であっても、インクの漏れを防止することができる。
(変形例2)上記実施形態では、インクボトル62Aを再生する場合にラチェット機構を利用したが、これに限定されない。例えば、インクボトルの再生時にラチェット機構(歯200)を切断等により除去してもよい。この場合、容器本体部67と歯200が切断されたインク出口形成部65とを接着剤や粘着テープ等で接着、或いは、熱変形や熱溶着によって封止可能に接続すればよい。このようにしても、インク補給容器を再生した場合であっても、インクの漏れを防止することができる。
(変形例3)上記実施形態では、インクボトル62Aを再生する場合にラチェット機構を利用したが、これに限定されない。例えば、インクボトルの再生時にラチェット機構(歯200)を切断等により除去してもよい。図25及び図26は本変形例にかかるインクボトルの構成を示す模式図である。
図25及び図26に示すように、インクボトル62Eは、容器本体部67の開口部84にフィルム500によって封止されている。フィルム500は開口部84に熱溶着によって貼付されている。このようなフィルム500は剥離可能である。従って、ユーザーが使用する場合は、フィルム500を開口部84から剥離した後に、容器本体部67とインク出口形成部65とを接続してから使用する。
このようなインクボトル62Eの形成方法は、容器本体部67と、インク出口形成部65と、容器本体部67とインク出口形成部65との間で挟持され、容器本体部67の開口部84の外周との間でシールをとるシール部材68と、を備えたインクボトル62Eの形成方法であって、容器本体部67にインクを充填する工程と、開口部84の外周に剥離可能なフィルム500を熱溶着し、開口部84を封止する工程と、フィルム500の上からシール部材68およびインク出口形成部65を組み立てる工程と、を含む。このような構成であれば、熱溶着を複数回行うことで、開口部84の外周の面精度が低下してしまっても、シール部材68があるため、シール性を確保できる。
また、フィルム500の上からシール部材68およびインク出口形成部65を組み立てた後、インクボトル62Eを袋に入れる工程を含む。このようにすれば、万一インクが漏れた場合でも、袋の外にインクが漏れ出すのを防止できる。
(変形例4)インク補給容器の再生方法は、以下に示すように、上記実施形態以外の構成であってもよい。
本変形例にかかるインク補給容器の再生方法は、容器本体部と、弁を備えたインク出口形成部と、を備えたインク補給容器の再生方法であって、インク流路および空気流路を備えたニードルを前記弁に挿入する工程と、前記インク流路を介してインクを注入する工程と、前記ニードルを脱抜する工程と、を含む。
ここで、上記の容器本体部、弁及びインク出口形成部は、上記実施形態と同様の構成である。そして、ニードルは、先端が尖った突起体を成し、弁に挿入可能に構成される。当該ニードルの内部にはインクを流動可能なインク流路と空気を流動可能な空気流路を備える。
上記のインク補給容器の再生方法では、まず、ニードルを弁に挿入する。これにより、弁が開口する。その後、ニードルを弁に挿入した状態で、当該ニードルを介して容器本体部に向けてインクを注入する。この際、インクはニードルのインク流路を通って容器本体部側に流動する。これにより、容器本体部にインクが収容される。その後、ニードルを弁から抜き取る。これにより弁が閉口する。
このようにすれば、ニードルにはインク流路に加え、空気流路があるので、インクの注入時に容器本体部内の空気を確実に排気することができ、インクの吹き出しを防止できる。
(変形例5)インク補給容器の再生方法は、以下に示すように、上記実施形態以外の構成であってもよい。
本変形例にかかるインク補給容器の再生方法は、容器本体部と、弁を備えたインク出口形成部と、を備えたインク補給容器の再生方法であって、前記容器本体部から前記インク出口形成部を外す工程と、前記容器本体部内にインクを注入する工程と、前記容器本体部にインク出口形成部を取り付ける工程と、を含む。
ここで、上記の容器本体部、弁及びインク出口形成部は、上記実施形態と同様の構成である。
まず、容器本体部からインク出口形成部を外す。これにより、容器本体部とインク出口形成部とが分離する。そして、分離された容器本体部内にインクを注入する。これにより、容器本体部にインクが収容される。その後、インクが供給された容器本体部にインク出口形成部を取り付ける。このとき、容器本体部には新たなインク出口形成部を取り付ける。すなわち、元のインク出口形成部を使用せずに、別のインク出口形成部を用いる。
このようにすれば、容器本体部とインク出口形成部とを分離した際、インク出口形成部の歯が損傷してラチェット機能が不能となるおそれがあるが、新たなインク出口形成部を用いることにより、容器本体部とインク出口形成部とを確実に係合させることができる。
(変形例6)インク補給容器の再生方法は、以下に示すように、上記実施形態以外の構成であってもよい。
本変形例にかかるインク補給容器の再生方法は、容器本体部と、弁を備えたインク出口形成部と、を備えたインク補給容器の再生方法であって、前記容器本体部または前記インク出口形成部に貫通孔を形成する工程と、前記貫通孔を介してインクを注入する工程と、形成した前記貫通孔を封止する工程と、を含む。
ここで、上記の容器本体部、弁及びインク出口形成部は、上記実施形態と同様の構成である。
まず、容器本体部またはインク出口形成部に貫通孔を形成する。なお、容器本体部に貫通孔を形成する場合は、容器本体部の上方(インク出口形成部側)に形成する。貫通孔の寸法は特に限定されないが、インク補給容器内にインクを注入する際の注入物(例えば、ニードル)の大きさに対応する大きさに形成する。次いで、形成された貫通孔を介してインクを注入する。例えば、貫通孔にニードルを挿入してニードル先端部からインクを注入する。これにより、容器本体部にインクが収容される。次いで、貫通孔を封止する。具体的には、貫通孔からニードルを取り外し、貫通孔の全体を覆い隠すように、フィルムやシート等を貼り付ける。これにより、貫通孔が封止され、インクボトル内のインクも漏れが防止される。
このようにすれば、比較的に簡単にインク補給容器を再生することができる。また、容器本体部とインク出口形成部とを分離させないので、インク出口形成部の損傷を防止することができる。
(変形例7)上記各実施形態において、インク噴射システムは、インク以外の他の液体を噴射したり吐出したり塗布したりして消費する液体噴射装置であってもよい。なお、液体噴射装置から微小量の液滴となって吐出される液体の状態としては、粒状、涙状、糸状に尾を引くものも含むものとする。また、ここでいう液体は、液体噴射装置で消費させることができるような材料であればよい。例えば、物質が液相であるときの状態のものであればよく、粘性の高い又は低い液状体、ゾル、ゲル水、その他の無機溶剤、有機溶剤、溶液、液状樹脂、液状金属(金属融液)のような流状体を含むものとする。また、物質の一状態としての液体のみならず、顔料や金属粒子などの固形物からなる機能材料の粒子が溶媒に溶解、分散又は混合されたものなども含むものとする。液体の代表的な例としては、上記各実施形態で説明したようなインクの他、液晶等も挙げられる。ここで、インクとは一般的な水性インク及び油性インク並びにジェルインク、ホットメルトインク等の各種液体組成物を包含するものとする。液体噴射装置の具体例としては、例えば、液晶ディスプレイ、EL(エレクトロルミネッセンス)ディスプレイ、面発光ディスプレイ、カラーフィルターの製造等に用いられる電極材や色材等の材料を分散又は溶解のかたちで含む液体を噴射する液体噴射装置がある。また、バイオチップ製造に用いられる生体有機物を噴射する液体噴射装置、精密ピペットとして用いられ試料となる液体を噴射する液体噴射装置、捺染装置やマイクロディスペンサー等であってもよい。さらに、時計やカメラ等の精密機械にピンポイントで潤滑油を噴射する液体噴射装置、光通信素子等に用いられる微小半球レンズ(光学レンズ)などを形成するために紫外線硬化樹脂等の透明樹脂液を基板上に噴射する液体噴射装置であってもよい。また、基板などをエッチングするために酸又はアルカリ等のエッチング液を噴射する液体噴射装置であってもよい。
なお、本発明は、上述の実施形態に限られるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において種々の構成で実現することができる。例えば、発明の概要の欄に記載した各形態中の技術的特徴に対応する実施形態の技術的特徴は、上述の課題の一部又は全部を解決するために、あるいは、上述の効果の一部又は全部を達成するために、適宜、差し替えや、組み合わせを行うことが可能である。また、その技術的特徴が本明細書中に必須なものとして説明されていなければ、適宜、削除することが可能である。上記実施形態において、インクボトルについては、弾性を有する材料であるが、インクボトルの全体または一部を、ガラス、陶器、金属等の他の材料により形成されるようにしてもよい。
1…インク噴射システム、3…プリンター、4…インク供給装置、31…インクタンク、61…ボトルセット、62,62A,62B,62C,62D,62E…インクボトル、65…インク出口形成部、67…容器本体部、68,68a…シール部材、84…開口部、95…インク出口、200…歯、300…爪、400…シール材、500…フィルム。

Claims (4)

  1. インクを収容可能な容器本体部と、前記容器本体部に収容されたインクを流出可能なインク出口が形成されたインク出口形成部とが、複数の歯と爪とで構成される係合部によって係合されたインク補給容器であって、
    前記歯または前記爪の少なくともいずれか一方の係合部が破損した場合において、
    前記容器本体部と前記インク出口形成部とは、破損した前記係合部以外の前記歯と前記爪とで係合され、前記破損した歯以外の前記歯と前記爪とが係合する位置に応じて、前記インク出口形成部に対する前記容器本体部の開口部の部分の高さが変更されることを特徴とするインク補給容器。
  2. 請求項1に記載のインク補給容器において、
    前記破損した歯以外の前記歯と前記爪とが係合する位置に応じて、前記容器本体部と前記インク出口形成部との間に配置されるシール部材の厚みが変更されることを特徴とするインク補給容器。
  3. 請求項1または請求項2に記載のインク補給容器において、
    前記破損したは複数である、ことを特徴とするインク補給容器。
  4. インクを収容可能な容器本体部と、前記容器本体部に収容されたインクを流出可能なインク出口が形成されたインク出口形成部とが、複数の歯と爪とで構成される係合部によって係合されたインク補給容器の再生方法であって、
    前記歯または前記爪の少なくともいずれか一方の係合部を破損させて前記係合部を解除し、前記容器本体部と前記インク出口形成部とを分離する分離工程と、
    分離された前記容器本体部内に前記インクを供給するインク供給工程と、
    前記容器本体部と前記インク出口形成部とを、破損した前記係合部以外の前記歯と前記爪とで係合する係合工程と、を含むことを特徴とするインク補給容器の再生方法。
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