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JP6981125B2 - 車両用吸気装置の吸気構造 - Google Patents

車両用吸気装置の吸気構造 Download PDF

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JP6981125B2 JP2017177287A JP2017177287A JP6981125B2 JP 6981125 B2 JP6981125 B2 JP 6981125B2 JP 2017177287 A JP2017177287 A JP 2017177287A JP 2017177287 A JP2017177287 A JP 2017177287A JP 6981125 B2 JP6981125 B2 JP 6981125B2
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Description

本発明は、車両用吸気装置の吸気構造に関する。
従来、雪や水などの異物がエンジンに吸い込まれないようにする技術として、特許文献1に記載された車両の吸気装置が知られている。
特許文献1に記載の車両の吸気装置は、車両走行方向に向けて配置されたエンジン吸気口と、車両走行方向から流入する空気を迂回させてエンジン吸気口に供給する吸気誘導装置とを含んで構成される。これにより、特許文献1に記載のものは、車両の走行方向から流入する空気がエンジン吸気口に直接吸入されることなく、迂回するようにすることによって、雪や水などの異物がエンジン吸気口に流入しないようにできる。
特開2005―121019号公報
しかしながら、特許文献1に記載の従来の技術にあっては、車両の側面方向に向けて吸気口が開口している。このため、悪路の走行時などに路面から巻き上げられた異物が側面方向から吸気口に飛んできた場合、側面方向から飛来する異物を迂回させることができず、異物が吸気口に直接侵入してしまい、エンジン性能を低下させてしまうおそれがあった。
本発明は、上記のような事情に着目してなされたものであり、車両走行方向だけでなく、車幅方向から飛来する異物に対しても、異物が吸気入口に侵入することを防止でき、エンジン性能を向上させることができる車両用吸気装置の吸気構造を提供することを目的とするものである。
本発明は、車両の前部にエンジンルームを形成するように前記車両の前端部に配置され、前記エンジンルームに走行風を導入するグリル開口部を有するフロントグリルを備え、前記フロントグリルの後方に配置されたラジエータと、前記ラジエータの後面に配置され、冷却ファンを収納するファンシュラウドと、前記ファンシュラウドの後方に配置され、エアクリーナを上部に有するエンジンと、前記ファンシュラウドと前記エアクリーナとの間に配置され、前記エンジンルーム内から吸気した空気を前記エアクリーナに供給する吸気ダクトと、が前記エンジンルームに収容される車両用吸気装置の吸気構造であって、前記吸気ダクトは車幅方向に延伸し、前記吸気ダクトの車幅方向一端部に、前記エンジンルーム内から空気を取入れる吸気入口が前記車幅方向一端側を向いて開口し、前記吸気ダクトの車幅方向他端部に、前記エアクリーナに接続される吸気出口が形成され、前記吸気ダクトの車幅方向一端部に、前記吸気入口の前方に配置される第1遮蔽壁と、前記第1遮蔽壁の車幅方向一端部から後方に延び、前記吸気入口に車幅方向に対向する第2遮蔽壁と、が設けられ、前記第1遮蔽壁および前記第2遮蔽壁により、前記第1遮蔽壁の後方、かつ、前記第2遮蔽壁と前記吸気入口との間に、前記吸気入口に吸気される空気が通過する空気導入空間が形成され、前記吸気入口は、前記車両を正面から見た正面視で、前記ラジエータおよび前記ファンシュラウドに重ならない位置に配置され、前記吸気入口の下端部は、前記車両を正面から見た正面視で、前記グリル開口部の上部領域に重なる位置に配置され、前記吸気ダクトは、前記吸気入口が前記吸気出口よりも前方に位置するように曲がっており、前記空気導入空間に下方から空気が導入されるように、前記第1遮蔽壁の下端部が上端部よりも前方に配置されることを特徴とする。
このように上記の本発明によれば、車両走行方向だけでなく、車幅方向から飛来する異物に対しても、異物が吸気入口に侵入することを防止でき、エンジン性能を向上させることができる。
図1は、本発明の一実施例に係る車両用吸気装置の吸気構造を備えた車両の前部の平面図である。 図2は、本発明の一実施例に係る車両用吸気装置の吸気構造を備えた車両の前部を左側面から見た図である。 図3は、本発明の一実施例に係る車両用吸気装置の吸気構造を備えた車両の正面図である。 図4は、本発明の一実施例に係る車両用吸気装置の吸気構造を備えた車両の正面図であり、ラジエータグリル等を取り外した状態を示している。 図5は、本発明の一実施例に係る車両用吸気装置の吸気構造を備えた車両において、吸気ダクトの平面図である。 図6は、本発明の一実施例に係る車両用吸気装置の吸気構造を備えた車両において、吸気ダクトの底面図である。 図7は、図6のVII−VII方向矢視断面図である。 図8は、本発明の一実施例に係る車両用吸気装置の吸気構造を備えた車両において、吸気ダクトを左側面から見た図である。 図9は、図8のIX−IX方向矢視断面図である。
本発明の一実施の形態に係る車両用吸気装置の吸気構造は、車両の前部にエンジンルームを形成するように車両の前端部に配置され、エンジンルームに走行風を導入するグリル開口部を有するフロントグリルを備え、フロントグリルの後方に配置されたラジエータと、ラジエータの後面に配置され、冷却ファンを収納するファンシュラウドと、ファンシュラウドの後方に配置され、エアクリーナを上部に有するエンジンと、ファンシュラウドとエアクリーナとの間に配置され、エンジンルーム内から吸気した空気をエアクリーナに供給する吸気ダクトと、がエンジンルームに収容される車両用吸気装置の吸気構造であって、吸気ダクトは車幅方向に延伸し、吸気ダクトの車幅方向一端部に、エンジンルーム内から空気を取入れる吸気入口が車幅方向一端側を向いて開口し、吸気ダクトの車幅方向他端部に、エアクリーナに接続される吸気出口が形成され、吸気ダクトの車幅方向一端部に、吸気入口の前方に配置される第1遮蔽壁と、第1遮蔽壁の車幅方向一端部から後方に延び、吸気入口に車幅方向に対向する第2遮蔽壁と、が設けられ、第1遮蔽壁および第2遮蔽壁により、第1遮蔽壁の後方、かつ、第2遮蔽壁と吸気入口との間に、吸気入口に吸気される空気が通過する空気導入空間が形成されることを特徴とする。これにより、本発明の一実施の形態に係る車両用吸気装置の吸気構造は、車両走行方向だけでなく、車幅方向から飛来する異物に対しても、異物が吸気入口に侵入することを防止でき、エンジン性能を向上させることができる。
以下、本発明の一実施例に係る車両用吸気装置の吸気構造について、図面を用いて説明する。
図1から図9は、本発明の一実施例に係る車両用吸気装置の吸気構造を示す図である。図1から図9において、上下前後左右方向は、車両の進行する方向を前、後退する方向を後とした場合に、車両の幅方向が左右方向、車両の高さ方向が上下方向である。
まず、構成を説明する。図1において、車両1は、ボディ部3を備えている。ボディ部3は、サイドフェンダ10およびフロントホイールハウス12を備えている。なお、図1においては、左側のサイドフェンダ10およびフロントホイールハウス12を図示しているが、サイドフェンダ10およびフロントホイールハウス12は、左右で一対設けられている。
サイドフェンダ10は、車両1の上下方向に延び、かつ、前後方向に延びている。フロントホイールハウス12は、サイドフェンダ10から車幅方向内方に延びている。フロントホイールハウス12の下方には図示しない前輪が設けられており、フロントホイールハウス12は、前輪の上方において前輪が回転するための空間を確保している。
車両1の前端部にはフロントグリル60が設けられており、フロントグリル60はグリル開口部60Aを有する。
また、車両1の前部にはフロントグリル60、サイドフェンダ10、フロントホイールハウス12等に囲まれたエンジンルーム21が形成されている。エンジンルーム21にはエンジン22が設置されている。
エンジンルーム21には、フロントグリル60のグリル開口部60Aを介して走行風が導入される。ここで、走行風とは車両1が走行することで発生した空気の流れおよびその空気のことである。
図1から図4のいずれかにおいて、エンジン22は、シリンダブロック23、シリンダヘッド24、シリンダヘッドカバー25およびオイルパン26を備えている。本実施例のシリンダブロック23、シリンダヘッド24、シリンダヘッドカバー25およびオイルパン26は、エンジン本体22Aを構成する。
シリンダブロック23には図示しない複数の気筒が設けられている。気筒には図示しないピストンが収納されており、ピストンは、気筒に対して上下方向に往復運動する。ピストンは、図示しないコネクティングロッドを介して図示しないクランクシャフトに連結されており、ピストンの往復運動は、コネクティングロッドを介してクランクシャフトの回転運動に変換される。エンジン22は、複数の気筒が車両1の前後方向に整列するように、エンジンルーム21に縦置きで配置されている。
シリンダヘッド24にはそれぞれ図示しない複数の吸気ポート、吸気ポートを開閉する複数の吸気バルブ、複数の排気ポートおよび排気ポートを開閉する複数の排気ポート等が設けられている。
シリンダヘッド24の右側面には吸気マニホールド27が設けられており、シリンダヘッド24の左側面には排気マニホールド28が設けられている。
吸気マニホールド27は、吸入空気を、吸気ポートを通して気筒に導入する。排気マニホールド28は、シリンダヘッド24と一体に形成されており、排気マニホールド28には気筒内で燃焼された排気ガスが排気ポートを通して排出される。
シリンダヘッド24とシリンダヘッドカバー25との間には図示しない動弁室が形成されており、動弁室にはそれぞれ図示しない吸気カムを有する吸気カムシャフトと、排気カムを有する排気カムシャフトが設置されている。
吸気カムおよび排気カムは、吸気カムシャフトおよび排気カムシャフトの回転に伴ってそれぞれ吸気バルブおよび排気バルブを駆動することにより、吸気ポートおよび排気ポートをそれぞれ開閉する。
シリンダヘッドカバー25の上部にはエアクリーナ29が設けられている。エアクリーナ29の上流側には吸気ダクト30が接続されている。吸気ダクト30は、エアクリーナ29との間にエアクリーナインレットパイプ部31を有しており、このエアクリーナインレットパイプ部31を介してエアクリーナ29に接続されている。
吸気ダクト30は、エンジンルーム21に取り入れられた空気を取り込んだ後、エアクリーナ29に導入する。エアクリーナ29は、吸気ダクト30から導入される空気を浄化する。
エアクリーナ29の下流側にはエアクリーナアウトレットホース37が接続されている。ここで、上流、下流とは、空気の流れる方向に対して上流、下流をいう。
エアクリーナアウトレットホース37の下流端は、図示しないターボインレットパイプを介して過給機32に接続されている。過給機32は、シリンダブロック23の車幅方向の左側面に取付けられており、コンプレッサハウジング32Aおよびタービンハウジング32Bを有する。
コンプレッサハウジング32Aには図示しないコンプレッサホイールが回転自在に設けられており、コンプレッサハウジング32Aにはターボインレットパイプの下流端が接続されている。
タービンハウジング32Bには排気管41の下流端が接続されている。タービンハウジング32Bには図示しないタービンホイールが回転自在に設けられており、タービンホイールは、コンプレッサホイールと一体で回転する。
排気管41の上流端は、シリンダヘッド24に接続されており、排気管41には排気マニホールド28を通して排気ガスが排出され、排気管41に排出される排気ガスは、タービンハウジング32Bに導入される。
過給機32は、排気圧によってターボンホイールが回転され、タービンホイールの回転に伴ってコンプレッサホイールが回転することで、コンプレッサハウジング32Aに供給される吸入空気を加圧する。
コンプレッサハウジング32Aで加圧された吸入空気は、図示しないインタクーラおよびスロットルボディを通過した後、吸気マニホールド27を介してエンジン本体22Aに導入される。
エンジンルーム21において、フロントグリル60の後方にはラジエータ42が配置されている。ラジエータ42は、図示しない冷却水配管を介してエンジン22に接続されており、エンジン22との間で冷却水配管を介して流れる冷却水と外気とを熱交換する。
これにより、ラジエータ42から流出される低温の冷却水がエンジン22に供給され、エンジン22が低温の冷却水によって冷却される。エンジン22と熱交換された高温の冷却水は、冷却水配管からラジエータ42に流入し、ラジエータ42によって冷却される。
ラジエータ42の後面には、図示しない冷却ファンを収納するファンシュラウド42Aが配置されている。ファンシュラウド42Aの後方には、エアクリーナ29を上部に有するエンジン22が配置されている。
ファンシュラウド42Aとエアクリーナ29との間には、円筒状の吸気ダクト30が配置されており、この吸気ダクト30は、エンジンルーム21内から吸気した空気をエアクリーナ29に供給する。
図1、図2、図4において、吸気ダクト30は車幅方向に延伸している。吸気ダクト30の車幅方向一端部(左端部)には、エンジンルーム21内から空気を取入れる円形の吸気入口30Aが車幅方向一端側(左方)を向いて開口している。本実施例では、吸気ダクト30は左のフロントホイールハウス12に対向して開口している。
吸気ダクト30の車幅方向他端部(右端部)には、エアクリーナ29に接続される吸気出口30Bが形成されている。したがって、吸気ダクト30は、フロントグリル60のグリル開口部60Aを介してエンジンルーム21に取入れられ、エンジンルーム21内を後方に向かって流れる空気を吸気入口30Aから導入し、吸気出口30Bからエアクリーナ29に供給する。
このように、吸気ダクト30の吸気入口30Aが車幅方向一端側である左方を向いて開口しているため、エンジンルーム21内を空気とともに後方に向かって流れる異物に対して、その異物の吸気入口30Aへの侵入を防止できる。すなわち、車両走行方向から飛来する異物に対して、異物が吸気入口30Aに侵入することを防止できる。これにより、エアクリーナ20の目詰まりを抑制でき、エンジン性能を向上させることができる。
ここで、エンジンルーム21内に存在する異物には、走行風に乗って後方に流れる異物だけでなく、走行風に乗ることなく吸気入口30Aに向かって車幅方向から飛来する異物も含まれている。そのため、車両走行方向から飛来する異物だけでなく、車幅方向から飛来する異物に対しても、異物が吸気入口に侵入することを防止できることが望ましい。
そこで、本実施例において、吸気ダクト30の車幅方向一端部には、吸気入口30Aへの異物の侵入を防止するために、第1遮蔽壁71と第2遮蔽壁72とが設けられている。第1遮蔽壁71は、吸気入口30Aの前方に配置されている。第2遮蔽壁72は、第1遮蔽壁71の車幅方向一端部から後方に延び、吸気入口30Aに車幅方向に対向している。
第1遮蔽壁71および第2遮蔽壁72により、第1遮蔽壁71の後方、かつ、第2遮蔽壁72と吸気入口30Aとの間に、吸気入口30Aに吸気される空気が通過する空気導入空間70が形成される。
より詳しくは、第1遮蔽壁71は、吸気ダクト30の車幅方向一端部の前側半分を車幅方向一端部側に延長させるように、半円筒状に形成されており、吸気入口30Aの直ぐ左方の空間である空気導入空間70の前方側を覆っている。
また、第2遮蔽壁72は、吸気入口30Aの車幅方向一端部側(左側)において、空気導入空間70を隔てて吸気入口30Aに対向している。第2遮蔽壁72の全体形状は、吸気入口30Aの開口形状および開口面積と概ね等しい形状および面積を有する円盤状に設定されている。
言い換えると、第1遮蔽壁71および第2遮蔽壁72は、吸気入口30Aの直ぐ左方に空気導入空間70を確保しつつ、前方および側方からの異物を遮断する蓋のような構造を有している。
空気導入空間70の前方は第1遮蔽壁71により遮蔽されており、空気導入空間70の左方は第2遮蔽壁72により遮蔽されているため、空気導入空間70は後方に開放している。なお、後述するように、第1遮蔽壁71の下部を切欠くことで、空気導入空間70は下方にも大きく開放している。
図3、図4において、吸気入口30Aは、車両1を正面から見た正面視で、ラジエータ42およびファンシュラウド42Aに重ならない位置に配置されている。
吸気入口30Aの下端部は、車両1を正面から見た正面視で、グリル開口部60Aの上部領域に重なる位置に配置されている。ここで、前述したように吸気入口30Aには第1遮蔽壁71が設けられており、また、吸気入口30Aは左方を向いて開口しているため、吸気入口30A自体が前方からグリル開口部60Aを通して直接視認されるのではない。
したがって、グリル開口部60Aを車両1の前方から見たとき、グリル開口部60Aの上部領域において、吸気入口30Aの下端部のある吸気ダクト30の左端部の下端の部位が視認されるように、吸気入口30Aが配置されている。
図5、図6において、吸気ダクト30は、吸気入口30Aが吸気出口30Bよりも前方に位置するように曲がっている。言い換えれば、吸気入口30Aが前後方向においてファンシュラウド42Aに近づくように、吸気ダクト30が曲がっている。
図5、図6、図7において、第1遮蔽壁71の上端部71Aは、第1遮蔽壁71の円形状の頂点の位置に配置されている。また、第1遮蔽壁71の下端部71Bは、空気導入空間70に下方から空気が導入されるように、上端部71Aよりも前方に配置されている。
言い換えれば、本実施例では、第1遮蔽壁71を上下対称の形状にするのではなく、第1遮蔽壁71の下部を切り欠いて切欠き部71C(図7、図8参照)を設けることで、空気導入空間70を下方に大きく開放させている。なお、図8では第2遮蔽壁72の切欠き部71Cの位置を示している。
図5、図6、図7、図8、図9において、第2遮蔽壁72は、平面状の傾斜部72Aと、平面状の水平部72Bと、屈曲部72Cと、を有している。
傾斜部72Aは、第1遮蔽壁71の車幅方向一端部に連続し、後方に延びるに連れて吸気入口30Aから離れるように傾斜している。言い換えれば、傾斜部72Aは、後方に延びるに連れて車幅方向外方に近づくように傾斜している。
水平部72Bは、傾斜部72Aの後端部に連続し、吸気入口30Aと等距離を保って後方に延びている。言い換えれば、水平部72Bは、傾斜せずに車両1の前後方向に延びている。
屈曲部72Cは、傾斜部72Aと水平部72Bとを接続する部位である。すなわち、傾斜部72Aをなす平面と水平部72Bをなす平面との交わる部位が屈曲部72Cを構成している。屈曲部72Cは、第1遮蔽壁71の下端部71Bよりも後方に配置されている。
吸気ダクト30は、吸気入口30Aに近接して配置されたレゾネータ80を有しており、レゾネータ80は、吸気ダクト30の後端部から後方に突出している。レゾネータ80は、第2遮蔽壁72の後端部よりも後方に延出している。
レゾネータ80は、後方に向かって互いに平行に延びる複数の円筒状の円筒部81から構成されている。複数の円筒状の円筒部81は側面同士で連結されている。レゾネータ80の後端部には、複数の円筒部81を連結する連結部85が設けられている。
レゾネータ80は連結部85を介してエンジン22に支持されている。したがって、吸気ダクト30は、レゾネータ80の連結部85によってエンジン22に支持されている。
レゾネータ80は、吸気ダクト30における吸気ノイズを低減するように、複数の円筒部81で気柱共鳴(ヘルムホルツ共鳴)を発生させるものである。複数の円筒部81は、低減対象の吸気ノイズの周波数に対応した軸方向の長さに設定されている。
図1、図2、図4において、ファンシュラウド42Aの後面の左端部には、冷却水を貯留するリザーブタンク61が配置されている。リザーブタンク61は、ファンシュラウド42Aの後面の左端部において、上下方向に延びている。また、リザーブタンク61は、その右方のファンシュラウド42A側の面において、ファンシュラウド42Aの左側の外周面に沿って湾曲している。
リザーブタンク61は、図4に示す正面視でラジエータ42の左端部から左方に膨出する第1膨出部61Aを有する。言い換えれば、車両1の正面視で、リザーブタンク61の第1膨出部61Aはラジエータ42の左端部から左方に露出しているが、リザーブタンク61の残りの部分はラジエータ42の背後に隠れている。
図2において、リザーブタンク61は、車両1を側面から見た側面視で後方に膨出する第2膨出部61Bを有している。第2膨出部61Bの後端部は、第1遮蔽壁71の下端部71Bの下方に位置している。
次に、作用を説明する。走行中の車両1のエンジンルーム21には、図1、図2に矢印A1、A2で示すように、フロントグリル60のグリル開口部60Aを介して走行風が取り入れられ、この走行風には異物が含まれている。
また、車両1の悪路走行時等に、路面から巻き上げられた異物が下方からエンジンルーム21に流入し、この異物が図1に矢印B1で示すように、吸気ダクト30の吸気入口30Aに向かって車幅方向一端部方向(左方)から飛来することがある。
本実施例において、吸気ダクト30は車幅方向に延伸し、吸気ダクト30の車幅方向一端部には、エンジンルーム21内から空気を取入れる吸気入口30Aが車幅方向一端側を向いて開口している。
また、吸気ダクト30の車幅方向一端部に、吸気入口30Aの前方に配置される第1遮蔽壁71と、第1遮蔽壁71の車幅方向一端部から後方に延び、吸気入口30Aに車幅方向に対向する第2遮蔽壁72と、が設けられている。
そして、第1遮蔽壁71および第2遮蔽壁72により、第1遮蔽壁71の後方、かつ、第2遮蔽壁72と吸気入口30Aとの間に、吸気入口30Aに吸気される空気が通過する空気導入空間70が形成される。
これにより、矢印A1、B1の方向に吸気入口30Aに向かう異物を第1遮蔽壁71および第2遮蔽壁72に衝突させて遮断でき、異物が吸気入口30Aに流入することを防止できる。
詳しくは、本実施例では、矢印A1で示すように走行風とともに前方から飛来する異物を第1遮蔽壁71により遮断できる。また、路面からの巻き上げ等により下方からエンジンルーム21に流入した異物のうち、矢印B1で示すように吸気入口30Aに向かって車幅方向から飛来する異物を、第2遮蔽壁72により遮断できる。
このため、異物を含んだ空気が吸気入口30Aに流入することを防止できる。また、エンジンルーム21に取り込まれた空気のうち、第1遮蔽壁71および第2遮蔽壁72を迂回する間に異物を含まなくなった空気を、空気導入空間70を通して吸気入口30Aから吸気することができる。したがって、エアクリーナ29に空気のみを送ることができ、エンジン性能を向上させることができる。
この結果、車両走行方向だけでなく、車幅方向から飛来する異物に対しても、異物が吸気入口30Aに侵入することを防止でき、エンジン性能を向上させることができる
また、本実施例において、吸気入口30Aは、車両1を正面から見た正面視で、ラジエータ42およびファンシュラウド42Aに重ならない位置に配置されており、吸気入口30Aの下端部は、車両1を正面から見た正面視で、グリル開口部60Aの上部領域に重なる位置に配置されている。
これにより、吸気入口30Aがフロントグリル60の下部領域に重なる位置に配置される場合と比較して、異物が走行風とともにフロントグリル60からエンジンルーム21に流入した際に、異物と空気との比重差を利用して異物を空気から除去しやすくすることができる。
すなわち、相対的に比重の軽い空気は後方に水平に流れるのに対し、相対的に比重が重い異物は重力により落下しながら後方に流れる。このため、異物が吸気入口30Aへ到達することを抑制でき、吸気入口30Aの下方から異物が入りにくくなる。よって、エアクリーナ29に空気のみを送ることができ、エンジン性能を向上させることができる。
また、ラジエータ42およびファンシュラウド42Aに重ならない位置に吸気入口30Aが配置されているため、ファンシュラウド42Aによってラジエータ42から後方に排出される暖かい走行風が吸気入口30Aに吸い込まれることを防止できる。
さらに、吸気ダクト30は、吸気入口30Aが吸気出口30Bよりも前方に位置するように曲がっている。これにより、ラジエータ42から後方に排出されてから車幅方向に拡散した暖かい走行風を吸気入口30Aが吸い込んでしまうことを防止できる。
また、吸気ダクト30とラジエータ42との前後の間隔を確保することができるため、ラジエータ42を通過した走行風の流れを吸気ダクト30によって妨げてしまうことがなく、エンジンルーム21内の走行風の流速が低下してしまうことを防止できる。このため、新鮮な走行風を大量にエンジンルーム21に導入でき、エンジン性能を向上させることができる。
ここで、吸気入口30Aの下端部をグリル開口部60Aの上部領域に重なる位置に配置したことで、グリル開口部60Aからエンジンルーム21に導入された走行風は、吸気入口30Aに設けた第1遮蔽壁71の下側を通って後方に流れることになる。
そこで、本実施例では、空気導入空間70に下方から空気が導入されるように、第1遮蔽壁71の下端部71Bを上端部71Aよりも前方に配置している。これにより、空気導入空間70が下方に大きく開放される。
このため、グリル開口部60Aからエンジンルーム21に導入された空気を、空気導入空間70に下方から導入し、吸気入口30Aに吸気させることができる。
また、グリル開口部60Aからエンジンルーム21に導入された空気の流れが第1遮蔽壁71によって妨げられることを防止できる。さらに、エンジンルーム21に導入された空気のうち、空気導入空間70に導入されなかった空気を滞りなく後方に流すことができる。
このため、新鮮な走行風をより多くエンジンルーム21に導入でき、エンジン性能を向上させることができる。
また、図5、図6、図7、図8に矢印A3に示すように、空気導入空間70に下方から空気が導入されるので、比重差により異物が分離された後の空気を、空気導入空間70を介して吸気入口30Aから吸気することができ、エンジン性能を向上させることができる。
また、本実施例において、第2遮蔽壁72は、第1遮蔽壁71の車幅方向一端部に連続し、後方に延びるに連れて吸気入口30Aから離れるように傾斜する平面状の傾斜部72Aを有する。
第2遮蔽壁72は、傾斜部72Aの後端部に連続し、吸気入口30Aと等距離を保って後方に延びる平面状の水平部72Bを有する。第2遮蔽壁72は、傾斜部72Aと水平部72Bとを接続する屈曲部72Cと、を有する。さらに、屈曲部72Cは、第1遮蔽壁71の下端部71Bよりも後方に配置されている。
これにより、屈曲部72Cを第1遮蔽壁71の下端部71Bよりも後方に配置したことで、屈曲部72Cによる補強効果を第2遮蔽壁72の全体に作用させることができ、かつ、水平部72Bの前後方向の長さを短くできる。このため、水平部72Bが振動または変形することを抑制できる。よって、空気導入空間70の形状が大きく変形することを抑制でき、空気導入空間70の体積を広く保つことができる。
このため、空気導入空間70を介して新鮮な走行風を大量に吸気入口30Aに吸入できる効果を安定して維持することができ、エンジン性能を向上させることができる。
また、本実施例において、吸気ダクト30は、吸気入口30Aに近接して配置され吸気ダクト30の後端部から後方に突出したレゾネータ80を有し、レゾネータ80は、第2遮蔽壁72の後端部よりも後方に延出している。
これにより、異物がエンジン22の上面および前面に衝突して跳ね上がり、図6に矢印B3で示すように、吸気ダクト30に斜め後方から向かった場合、吸気ダクト30の後方に突出したレゾネータ80により異物を遮断することができる。
すなわち、レゾネータ80が異物の遮蔽壁の役割を果たすことで、吸気入口30Aへの異物の侵入を防止できる。よって、エアクリーナ29に空気のみを送ることができ、エンジン性能を向上させることができる。
また、第2遮蔽壁72に沿って流れる走行風のうち一部の走行風は、図5、図6、図8に矢印A4で示すように、第2遮蔽壁72の後端部から離れた後に空気導入空間70の後方に回り込み、レゾネータ80の側面に近づくように流れる。
そして、レゾネータ80側に流れた走行風はレゾネータ80の側壁と衝突して流速が低下するので、流速が低下した空気を空気導入空間70を介して吸気入口30Aに吸引し易くできる。
また、本実施例において、レゾネータ80は、後方に向かって互いに平行に延びる複数の円筒状の円筒部81から構成されている。そして、レゾネータ80の後端部に、複数の円筒部81を連結する連結部85を備え、連結部85を介してレゾネータ80をエンジン22に支持した。
これにより、エンジン22の上面および前面に衝突して跳ね上がった異物をレゾネータ80で遮断することができる。また、連結した各円筒部81の間の溝により、異物を後方に排除するように誘導でき、異物が円筒部81の上面を車幅方向に移動して吸気入口30Aに侵入することを防止できる。このため、エアクリーナ29に空気のみを送ることができ、エンジン性能を向上させることができる。
また、吸気ダクト30およびレゾネータ80を連結部85を介してエンジン22に支持しているため、レゾネータ80および吸気ダクト30が振動することを抑制できる。このため、水などの異物がレゾネータ80に衝突したときに吸気入口30Aおよび空気導入空間70が大きく変位することを防止できる。
したがって、必要な量の空気を空気導入空間70および吸気入口30Aを介してエンジン22へ安定して導入できる。
また、本実施例において、ファンシュラウド42Aの後面の左端部に冷却水を貯留するリザーブタンク61が配置され、リザーブタンク61は、正面視でラジエータ42の左端部から左方に膨出する第1膨出部61Aを有する。
これにより、図1に矢印A2で示すように、異物を含む走行風がラジエータ42の左端部の左方を通過して吸気入口30Aに向かって流れる際に、第1膨出部61Aが異物の遮蔽壁として機能し、第1膨出部61Aによって異物を遮断できる。
よって、異物が吸気入口30Aに侵入することを防止でき、エンジン性能を向上させることができる。
また、本実施例において、リザーブタンク61は、車両1を側面から見た側面視で後方に膨出する第2膨出部61Bを有し、第2膨出部61Bの後端部は、第1遮蔽壁71の下端部71Bの下方に位置する。
これにより、路面から跳ね上げられた異物が、図2に矢印B2で示すように、吸気入口30Aに向かって上方かつ後方に飛来した際に、第2膨出部61Bが異物の遮蔽壁として機能し、第2膨出部61Bにより異物を遮蔽できる。
よって、異物が吸気入口30Aに侵入することを防止でき、エンジン性能を向上させることができる。
本発明の実施例を開示したが、当業者によっては本発明の範囲を逸脱することなく変更が加えられうることは明白である。すべてのこのような修正および等価物が次の請求項に含まれることが意図されている。吸気入口30Aの開口方向は車両幅方向に限らず、車両前後方向であってもよい。また、吸気ダクト30の後面にレゾネータ80に代えて板状の部材を追加してもよい。
1...車両、21...エンジンルーム、22...エンジン、29...エアクリーナ、30...吸気ダクト、30A...吸気入口、30B...吸気出口、42...ラジエータ、42A...ファンシュラウド、60...フロントグリル、60A...グリル開口部、61...リザーブタンク、61A...第1膨出部、61B...第2膨出部、70...空気導入空間、71...第1遮蔽壁、71A...上端部、71B...下端部、72...第2遮蔽壁、72A...傾斜部、72B...水平部、72C...屈曲部、80...レゾネータ、81...円筒部、85...連結部

Claims (7)

  1. 車両の前部にエンジンルームを形成するように前記車両の前端部に配置され、前記エンジンルームに走行風を導入するグリル開口部を有するフロントグリルを備え、
    前記フロントグリルの後方に配置されたラジエータと、
    前記ラジエータの後面に配置され、冷却ファンを収納するファンシュラウドと、
    前記ファンシュラウドの後方に配置され、エアクリーナを上部に有するエンジンと、
    前記ファンシュラウドと前記エアクリーナとの間に配置され、前記エンジンルーム内から吸気した空気を前記エアクリーナに供給する吸気ダクトと、が前記エンジンルームに収容される車両用吸気装置の吸気構造であって、
    前記吸気ダクトは車幅方向に延伸し、
    前記吸気ダクトの車幅方向一端部に、前記エンジンルーム内から空気を取入れる吸気入口が前記車幅方向一端側を向いて開口し、
    前記吸気ダクトの車幅方向他端部に、前記エアクリーナに接続される吸気出口が形成され、
    前記吸気ダクトの車幅方向一端部に、
    前記吸気入口の前方に配置される第1遮蔽壁と、
    前記第1遮蔽壁の車幅方向一端部から後方に延び、前記吸気入口に車幅方向に対向する第2遮蔽壁と、が設けられ、
    前記第1遮蔽壁および前記第2遮蔽壁により、前記第1遮蔽壁の後方、かつ、前記第2遮蔽壁と前記吸気入口との間に、前記吸気入口に吸気される空気が通過する空気導入空間が形成され
    前記吸気入口は、前記車両を正面から見た正面視で、前記ラジエータおよび前記ファンシュラウドに重ならない位置に配置され、
    前記吸気入口の下端部は、前記車両を正面から見た正面視で、前記グリル開口部の上部領域に重なる位置に配置され、
    前記吸気ダクトは、前記吸気入口が前記吸気出口よりも前方に位置するように曲がっており、
    前記空気導入空間に下方から空気が導入されるように、前記第1遮蔽壁の下端部が上端部よりも前方に配置されることを特徴とする車両用吸気装置の吸気構造。
  2. 車両の前部にエンジンルームを形成するように前記車両の前端部に配置され、前記エンジンルームに走行風を導入するグリル開口部を有するフロントグリルを備え、
    前記フロントグリルの後方に配置されたラジエータと、
    前記ラジエータの後面に配置され、冷却ファンを収納するファンシュラウドと、
    前記ファンシュラウドの後方に配置され、エアクリーナを上部に有するエンジンと、
    前記ファンシュラウドと前記エアクリーナとの間に配置され、前記エンジンルーム内から吸気した空気を前記エアクリーナに供給する吸気ダクトと、が前記エンジンルームに収容される車両用吸気装置の吸気構造であって、
    前記吸気ダクトは車幅方向に延伸し、
    前記吸気ダクトの車幅方向一端部に、前記エンジンルーム内から空気を取入れる吸気入口が前記車幅方向一端部側を向いて開口し、
    前記吸気ダクトの車幅方向他端部に、前記エアクリーナに接続される吸気出口が形成され、
    前記吸気ダクトの車幅方向一端部に、
    前記吸気入口の前方に配置される第1遮蔽壁と、
    前記第1遮蔽壁の車幅方向一端部から後方に延び、前記吸気入口に車幅方向に対向する第2遮蔽壁と、が設けられ、
    前記第1遮蔽壁および前記第2遮蔽壁により、前記第1遮蔽壁の後方、かつ、前記第2遮蔽壁と前記吸気入口との間に、前記吸気入口に吸気される空気が通過する空気導入空間が形成され、
    前記第2遮蔽壁は、
    前記第1遮蔽壁の車幅方向一端部に連続し、後方に延びるに連れて前記吸気入口から離れるように傾斜する平面状の傾斜部と、
    前記傾斜部の後端部に連続し、前記吸気入口と等距離を保って後方に延びる平面状の水平部と、
    前記傾斜部と前記水平部とを接続する屈曲部と、を有し、
    前記屈曲部は、前記第1遮蔽壁の下端部よりも後方に配置されることを特徴とする車両用吸気装置の吸気構造。
  3. 前記第2遮蔽壁は、
    前記第1遮蔽壁の車幅方向一端部に連続し、後方に延びるに連れて前記吸気入口から離れるように傾斜する平面状の傾斜部と、
    前記傾斜部の後端部に連続し、前記吸気入口と等距離を保って後方に延びる平面状の水平部と、
    前記傾斜部と前記水平部とを接続する屈曲部と、を有し、
    前記屈曲部は、前記第1遮蔽壁の下端部よりも後方に配置されることを特徴とする請求項1に記載の車両用吸気装置の吸気構造。
  4. 前記吸気ダクトは、前記吸気入口に近接して配置され前記吸気ダクトの後端部から後方に突出したレゾネータを有し、
    前記レゾネータは、前記第2遮蔽壁の後端部よりも後方に延出していることを特徴とする請求項1から請求項3の何れか1項に記載の車両用吸気装置の吸気構造。
  5. 前記レゾネータは、後方に向かって互いに平行に延びる複数の円筒状の円筒部から構成され、
    前記レゾネータの後端部に、前記複数の円筒部を連結する連結部を備え、
    前記連結部を介して前記レゾネータを前記エンジンに支持したことを特徴とする請求項4に記載の車両用吸気装置の吸気構造。
  6. 前記ファンシュラウドの後面の車幅方向一端部に冷却水を貯留するリザーブタンクが配置され、
    前記リザーブタンクは、前記車両を正面から見た正面視で前記ラジエータの車幅方向一端部から車幅方向外方に膨出する膨出部を有することを特徴とする請求項1から請求項5の何れか1項に記載の車両用吸気装置の吸気構造。
  7. 前記膨出部を第1膨出部とし、前記リザーブタンクは、前記第1膨出部と、前記車両を側面から見た側面視で後方に膨出する第2膨出部と、を有し、
    前記第2膨出部の後端部は、前記第1遮蔽壁の下端部の下方に位置することを特徴とする請求項6に記載の車両用吸気装置の吸気構造。
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