JP6974113B2 - 包装箱 - Google Patents
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Description
図1および図2を参照して、包装箱1の構成について説明する。図1は包装箱1を示す斜視図である。図2は包装箱1のブランク5を示す平面図である。
図2に示すように、ブランク5は、底壁10(第1壁)と、前壁11と、後壁12と、蓋壁13(第2壁)と、外層壁14と、一対の端壁15と、一対の内フラップ16と、一対の内折壁17と、一対の内貼壁18と、ロック構造19と、を備えている。
第1壁の一例としての底壁10は、流れ方向(長さ方向)に長い略長方形状に形成されている。前壁11は、長さ方向に延びた折曲線30(第1折曲線)を介して底壁10の段方向一端部に連なった状態に設けられている。前壁11は、全体として流れ方向に長い略長方形状に形成されている。前壁11は、内層壁20と、額縁部21と、折返壁22と、内折片23と、を含んでいる。内層壁20、額縁部21、折返壁22および内折片23は、各々流れ方向に長い略長方形状に形成されており、それらの流れ方向の寸法は略同一に設定されている。
内層壁20は、折曲線30を介して底壁10の段方向一端部に連接されている。内層壁20の段方向の寸法(延出寸法)は、底壁10の段方向の寸法よりも短く(例えば半分以下)設定されている。額縁部21は、平行に流れ方向に延びた2本の折曲線31を介して内層壁20と折返壁22との間に設けられている。額縁部21の段方向の寸法(延出寸法)は、内層壁20の延出寸法よりも十分に短く設定されている。折返壁22は、額縁部21の段方向一端部に折曲線31を介して連接されている。折返壁22は、内層壁20と略同じ大きさ(正確には、内層壁20よりも流れ方向に僅かに短い)の略長方形状に形成されている。内折片23は、折返壁22の段方向一端部に長さ方向に延びた逆折曲線32を介して連接されている。内折片23の段方向の寸法(延出寸法)は、折返壁22の延出寸法よりも短く設定されている。
後壁12は、底壁10の段方向他端部に折曲線30を介して連接されている。後壁12は、内層壁20と略同じ大きさの略長方形状に形成されている。第2壁の一例としての蓋壁13は、後壁12の段方向他端部に折曲線33を介して連接されている。蓋壁13は、底壁10と略同じ大きさの略長方形状に形成されている。
外層壁14は、蓋壁13の段方向他端部に長さ方向に延びた折曲線34(第2折曲線)を介して連接されている。外層壁14は、折曲線34側から段方向他方(外側)に向かって流れ方向に狭く(細く)なる略台形状に形成されている。外層壁14の先端部の流れ方向の寸法は、基端部(折曲線34)の略1/3程度に設定されている。
端壁15は、底壁10の流れ方向端部に段方向に延びた折曲線40を介して連接されている。端壁15の流れ方向の寸法(延出寸法)は、内層壁20の延出寸法と略同一に設定されている。内フラップ16は、端壁15の流れ方向先端部に段方向に延びた折曲線41を介して連接されている。内フラップ16の流れ方向の寸法(延出寸法)は、端壁15の延出寸法よりも短く設定されている。端壁15および内フラップ16には、傾斜折線42が形成されている。傾斜折線42は、底壁10と後壁12との境界の折曲線30と折曲線40との交点付近から流れ方向外側且つ段方向一方に向かって斜めに延びている。傾斜折線42は、折曲線40に対して約45度の角度に形成されている。
内折壁17は、内層壁20の流れ方向端部に折曲線43を介して連接され、且つ端壁15の段方向一端部に折曲線44を介して連接されている。内折壁17は、略正方形状に形成されている。内折壁17には、折曲線43と折曲線44とに対して約45度の角度で傾斜折線45が形成されている。傾斜折線45は、折曲線43と折曲線44との交点付近から内折壁17を斜めに二等分するように延びている。
内貼壁18は、後壁12の流れ方向端部に折曲線46を介して連接されている。内貼壁18は、後壁12側から流れ方向外側に向かって段方向に狭く(細く)なる略台形状に形成されている。
ロック構造19は、差込溝50と、凹部51と、一対の切込線52と、差込片53と、を含んでいる。差込溝50、凹部51および一対の切込線52は、底壁10と内層壁20との境界付近に形成されている。差込片53は、流れ方向に狭く形成された外層壁14の先端部(段方向他端部)に連接されている。
差込溝50は、内層壁20の流れ方向(長さ方向)中央付近において、流れ方向に細長い略長方形状に形成されている。差込溝50は、段ボールシートの厚み以上(例えば、約4mm)の幅に形成された開口である。差込溝50は、折曲線30(第1折曲線)に沿って内層壁20を厚み方向に切断することで折曲線30を分断するように形成されている。
凹部51は、差込溝50の縁部から底壁10の端部を切り欠いた状態に形成されている。つまり、凹部51は、差込溝50と一体となった開口である。凹部51は、差込溝50の流れ方向(長さ方向)中央付近において、略半円形状に形成されている。
一対の切込線52は、底壁10において差込溝50の流れ方向(長さ方向)両端部から互いに離れるように斜めに延びた状態に形成されている。つまり、一対の切込線52は、底壁10に略ハの字(略V字状)に形成されている。一対の切込線52は、底壁10を厚み方向に切断することで形成されている。
差込片53は、外層壁14の先端部に連接され、流れ方向に長い略六角形状に形成されている。差込片53は、差込本体部53Aと、一対の差込突出部53Bと、を含んでいる。
次に、図1ないし図7を参照して、包装箱1の組立工程(組立作業)について説明する。図3は包装箱1を折り畳んだ状態を示す斜視図である。図4は包装箱1を組み立てる過程(前半)を示す斜視図である。図5は包装箱1を組み立てる過程(後半)を示す斜視図である。図6は包装箱1が組み立てられた状態を示す斜視図である。図7は包装箱1を下方から示す斜視図である。なお、包装箱1は、作業者によって手作業で組み立てられてもよいし、製函機によって自動または半自動で組み立てられてもよい。ここでは、一例として、作業者が包装箱1を組み立てる場合について説明する。
次に、図1、図8および図9を参照して、包装箱1の封緘作業について説明する。図8は包装箱1を封緘する過程を示す斜視図である。図9は包装箱1を封緘した状態を示す斜視図である。
次に、図1および図10を参照して、包装箱1の開封作業について説明する。図10は包装箱1を開封した状態を示す斜視図である。
9A 中しん
9B 表ライナ(ライナ)
9C 裏ライナ(ライナ)
10 底壁(第1壁)
13 蓋壁(第2壁)
14 外層壁
20 内層壁
24 切断線
30 折曲線(第1折曲線)
30A 傾斜線部
34 折曲線(第2折曲線)
50 差込溝
51 凹部
52 切込線
53 差込片
53A 差込本体部
53B 差込突出部
54 差込折曲線
Claims (5)
- 第1壁(10)と、
前記第1壁との間に空間を挟んで設けられる第2壁(13)と、
前記第1壁に対して長さ方向に延びた第1折曲線(30)に沿って折り曲げられた状態に設けられる内層壁(20)と、
前記第1折曲線に沿って前記内層壁を厚み方向に切断することで前記第1折曲線を分断するように形成されている差込溝(50)と、
前記第1壁を厚み方向に切断した一対の切断線であって、前記差込溝の長さ方向両端部から互いに離れるように斜めに延びた状態に形成されている一対の切込線(52)と、
前記第2壁に対して長さ方向に延びた第2折曲線(34)に沿って折り曲げられた状態に設けられ、前記内層壁の外側に重ねられる外層壁(14)と、
前記外層壁の先端部に連接され、前記差込溝に差し込まれた状態で前記外層壁を前記内層壁に重ねた状態に保持する差込片(53)と、
前記差込溝の縁部から前記第1壁の端部を切り欠いた状態に形成されている凹部(51)と、を備え、
前記第1折曲線は、少なくとも前記差込溝の周辺において、長さ方向両側から前記差込溝に向かって前記内層壁側に傾斜した一対の傾斜線部(30A)を含み、
前記差込片は、
前記外層壁に差込折曲線(54)を介して連接されている差込本体部(53A)と、
前記差込本体部の長さ方向両端部から外側に向かって突出するように形成されている一対の差込突出部(53B)と、を含み、
前記内層壁を前記第1折曲線で折り曲げた状態で、前記一対の傾斜線部と前記一対の切込線とに挟まれた前記第1壁の一部である一対の係合部(10A)は、前記一対の切込線で切断されて内側に引き込まれ、前記一対の切込線の間の前記第1壁の一部である挟持片(10B)は、その位置に留まり、前記一対の係合部との間に段差を形成して隙間(G)を生じさせ、
前記隙間をあけた前記差込溝に前記差込片を差し込むと、前記外層壁は前記内層壁の外側に重なった状態になり、
前記差込片を前記差込溝に差し込んだ状態から前記内層壁の外側に重なった前記外層壁を前記凹部の深さ分だけ更に押し込むことで、前記一対の差込突出部が、前記一対の切込線を乗り越えて前記一対の係合部の内側に重なり、前記差込片の引き抜きを規制することを特徴とする包装箱(1)。 - 前記差込本体部は、2本の前記差込折曲線を介して前記外層壁に連接され、
前記2本の差込折曲線の間には、前記差込本体部と前記外層壁とを接続する首部(53C)が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の包装箱。 - 前記一対の差込突出部の間の最大寸法(S1)は、前記差込溝の長さ方向の寸法(S2)以上、前記一対の切込線の先端間の寸法(S3)以下に設定されていることを特徴とする請求項1または2に記載の包装箱。
- 前記外層壁には、前記差込片を前記外層壁から分離するための切断線(24)が前記第2折曲線から前記差込片側に向かって延びた状態に形成されていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の包装箱。
- 前記第1壁、前記第2壁、前記内層壁、前記外層壁および前記差込片は、波状の中しん(9A)にライナ(9B,9C)を貼付した段ボールシートで構成され、
前記差込溝は、前記段ボールシートの厚み以上の幅に形成された開口であることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の包装箱。
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