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JP6973147B2 - 認証装置、認証方法および認証プログラム - Google Patents

認証装置、認証方法および認証プログラム Download PDF

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本開示は、認証装置、認証方法および認証プログラムに関する。
スマートフォンやタブレット端末等のタッチパネルを備える端末を利用するユーザの多くは、画面ロック機能を用いて、第三者に自身の端末を操作されないようにしている。例えば、スマートフォンにおける画面ロック機能の例として、パターン認証が挙げられる。「パターン認証」は、画面ロック機能を解除する際に、スマートフォンに表示された、3×3の格子状に9つのパネルが配置された認証解除用画像を、ユーザが、予め登録されたパネルを、予め登録された順番に従ってなぞることによって解除される認証方式である。
しかし、この「パターン認証」方式は、認証時に端末の画面上に、認証パターンの線(ユーザが指でなぞった軌跡)が大きく描画されてしまうため、第三者からの覗き見が容易であり、且つ、パターンが比較的容易に記憶可能である。つまり、第三者はユーザの端末を覗き見し、認証時のパターンを記憶することにより、第三者は容易にユーザの端末の認証をクリアすることが出来てしまう。そのため、このようなリスクに対する関連する技術が検討されている(例えば、特許文献1)。
特許文献1には、N個のオブジェクトのマトリックス配列を認証情報の入力用画像として表示し、ユーザが選択したオブジェクトと隣り合うオブジェクトとを入れ替え、表示された画像が認証解除パターンと一致する場合に認証を成功することが開示されている。
特開2015−170254号公報
特許文献1に開示された技術は、ユーザが、例えば高齢者である場合やオブジェクトの入れ替え等の操作に不慣れである場合には不向きな技術である。すなわち、特許文献1に開示された技術は、ユーザ利便性が高い認証方式とはなっていない。
本開示の目的は、このような問題を解決するためになされたものであり、ユーザ利便性が高い認証を行うことが可能な認証装置、認証方法および認証プログラムを提供することである。
第1の態様にかかる認証装置は、
複数のパネルを含む認証用画像を表示すると共に、前記複数のパネルの各々に予め登録された複数の認証情報のうちのいずれかを表示する表示部と、
前記複数のパネルのいずれかが選択された場合、前記選択されたパネルに隣接するパネルに表示された認証情報を変更するパネル制御部と、
前記複数のパネルに表示された認証情報が所定条件を満たす場合、自装置のロック状態を解除するロック解除部と、を備える。
第2の態様にかかる認証方法は、
複数のパネルを含む認証用画像を表示すると共に、前記複数のパネルの各々に予め登録された複数の認証情報のうちのいずれかを表示することと、
前記複数のパネルのいずれかが選択された場合、前記選択されたパネルに隣接するパネルに表示された認証情報を変更することと、
前記複数のパネルに表示された認証情報が所定条件を満たす場合、自装置のロック状態を解除することと、を含む認証方法である。
第3の態様にかかるプログラムは、
複数のパネルを含む認証用画像を表示すると共に、前記複数のパネルの各々に予め登録された複数の認証情報のうちのいずれかを表示することと、
前記複数のパネルのいずれかが選択された場合、前記選択されたパネルに隣接するパネルに表示された認証情報を変更することと、
前記複数のパネルに表示された認証情報が所定条件を満たす場合、自装置のロック状態を解除することと、をコンピュータに実行させる認証プログラムである。
上述の態様によれば、ユーザ利便性が高い認証を行うことが可能となる。
実施の形態の概要にかかる認証装置の構成例を示す構成図である。 実施の形態にかかる認証装置の構成例を示す構成図である。 実施の形態にかかる認証用画像およびパネル制御の内容を説明する図である。 実施の形態にかかる登録用画像および登録処理の内容を説明する図である。 実施の形態にかかる登録用画像および登録処理の内容を説明する図である。 実施の形態にかかる認証装置のロック解除する際の動作例を示すフローチャートである。 実施の形態にかかる認証装置のパネルと色とを登録する際の動作例を示すフローチャートである。 実施の形態にかかる認証装置のパネルと色とを登録する際の動作例を示すフローチャートである。
以下、図面を参照しつつ、実施形態について説明する。なお、実施形態において、同一の要素には、同一の符号を付し、重複する説明は省略される。
(実施の形態の概要)
まず、実施の形態に先立って、実施の形態の概要について説明する。図1を用いて、実施の形態の概要にかかる認証装置1について説明する。図1は、実施の形態の概要にかかる認証装置の構成例を示す構成図である。
認証装置1は、例えば、携帯電話端末、スマートフォン端末、タブレット型端末、パーソナルコンピュータ装置等の通信端末であってもよい。認証装置1は、表示部2と、パネル制御部3と、ロック解除部4と、を備える。
表示部2、パネル制御部3およびロック解除部4は、プロセッサがメモリに格納されたプログラムを実行することによって処理が実行されるソフトウェアもしくはモジュールであってもよい。また、表示部2、パネル制御部3およびロック解除部4は、回路もしくはチップ等のハードウェアであってもよい。
表示部2は、認証装置1に設けられたディスプレイであり、複数のパネルを含む認証用画像を表示すると共に、複数のパネルの各々に予め登録された複数の認証情報のうちのいずれかを表示する。複数のパネルは、m×n(m、n:2以上の自然数)の格子状に配置されていてもよい。なお、mとnとは、同一の数字であってもよいし、異なる数字であってもよい。認証情報は、記号、色などであってもよい。記号情報は、数字、アルファベット、ひらがな文字、カタカナ文字、漢字または図形の少なくとも1つを含む記号であってもよい。
パネル制御部3は、例えば、キーボード、マウス、タッチパネル等により構成された入力部であると共に、パネルに表示された認証情報を制御する制御部である。パネル制御部3は、認証装置1のユーザが複数のパネルのいずれかを選択した場合、選択されたパネルを検知する。パネル制御部3は、複数のパネルのいずれかが選択された場合、選択されたパネルに隣接するパネルに表示された認証情報を変更する。
ロック解除部4は、複数のパネルに表示された認証情報が所定条件を満たす場合、自装置のロック状態を解除する。
以上説明したように、表示部2は、複数のパネルを含む認証用画像を表示し、パネル制御部3は、ユーザがいずれかのパネルを選択した場合、選択されたパネルに隣接するパネルの認証情報を変更する。そして、ロック解除部4は、複数のパネルに表示された認証情報が所定条件を満たす場合、自装置のロック状態を解除する。すなわち、実施の形態にかかる認証装置1によれば、ユーザは、複数のパネルのいずれかを選択するのみで自装置のロック状態を解除することが可能となる。したがって、実施の形態の概要にかかる認証装置1によれば、ユーザ利便性が高い認証を行うことが可能となる。
(実施の形態)
以下、図面を参照して、本開示の実施の形態について説明する。
<認証装置の構成例>
図2を用いて、実施の形態にかかる認証装置10について説明する。図2は、実施の形態にかかる認証装置の構成例を示す構成図である。
認証装置10は、実施の形態の概要にかかる認証装置1に対応する。認証装置10は、スマートフォン端末である。なお、認証装置10は、携帯電話端末、タブレット型端末、パーソナルコンピュータ装置等であってもよい。認証装置10は、表示部11、パネル制御部12、ロック解除部13、登録部14および記憶部15を備える。
表示部11、パネル制御部12、ロック解除部13、登録部14および記憶部15は、プロセッサがメモリに格納されたプログラムを実行することによって処理が実行されるソフトウェアもしくはモジュールであってもよい。また、表示部11、パネル制御部12、ロック解除部13、登録部14および記憶部15は、回路もしくはチップ等のハードウェアであってもよい。
表示部11は、実施の形態の概要にかかる表示部2に対応する。表示部11は、スマートフォン端末に備えられたタッチパネルにより構成される。具体的には、表示部11は、スマートフォン端末に備えられたタッチパネルディスプレイである。表示部11は、複数のパネルを含み、複数のパネルがm×nの格子状に配置された画像である認証用画像および登録用画像を表示する。
認証用画像は、認証装置10のロックを解除する際に用いる画像である。認証用画像は、例えば、認証装置10の電源がOFF状態からON状態に変更された場合または認証装置10がスリープ状態からアクティブ状態に変更された場合に表示される。
登録用画像は、複数のパネルを含み、複数のパネルの配置が認証用画像と同一であって、認証装置10のロック状態を解除する際に用いる所定条件を登録する画像である。登録用画像は、認証装置10のロックが解除された状態であって、ユーザが上記所定条件を登録する設定を行う際に表示される画像である。
認証用画像および登録用画像は、16個のパネルを含み、16個のパネルが4×4の格子状に配置されている画像であってもよい。なお、当然ながら、パネル数およびパネルの配置は一例であるので、上記には限定されない。
表示部11は、認証装置10のロックを解除する際、認証用画像を表示すると共に、複数のパネルの各々に予め登録された複数の認証情報のうちのいずれかを表示する。また、表示部11は、パネル制御部12が認証情報を変更した場合、変更後の認証情報をタッチパネルディスプレイに表示する。
認証情報は、パネルに表示された色であってもよいし、ひらがな、カタカナ、英数字等を含む記号であってもよい。もしくは、認証情報は、色および記号の少なくとも1つを含む情報であってもよい。なお、以降の説明においては、認証情報は、色であるとして説明を行う。つまり、表示部11は、複数のパネルの各々に予め登録された複数の色のうちのいずれかを表示する。また、複数の色は、赤、黄色、緑、白として説明を行う。当然ながら、上記の色は一例であって、適宜変更が可能である。
表示部11は、タッチパネルディスプレイに認証用画像を表示する際、初期状態として全てのパネルを赤で表示する。なお、表示部11は、初期状態として全てのパネルを赤とは異なる色で表示してもよいし、パネル毎に異なる色を表示してもよい。
また、表示部11は、認証装置10のロックを解除する際に用いるパネルおよび色を登録する際、登録用画像を表示すると共に、複数のパネルの各々に予め登録された複数の色のうちのいずれかを表示する。また、表示部11は、パネル制御部12がいずれかのパネルの色を変更する場合、変更後の色をタッチパネルディスプレイに表示する。
表示部11は、タッチパネルディスプレイに登録用画像を表示する際、初期状態として全てのパネルを赤で表示する。なお、表示部11は、初期状態として全てのパネルを赤とは異なる色で表示してもよいし、パネル毎に異なる色を表示してもよい。
パネル制御部12は、実施の形態の概要にかかるパネル制御部3に対応する。パネル制御部12は、スマートフォン端末に備えられたタッチパネルにより構成される。具体的には、パネル制御部12は、タッチパネルに備えられたポインティングデバイスである。パネル制御部12は、ユーザがいずれかのパネルをタップした場合、いずれかのパネルがタップされたことを検知して、タップされたパネルを判断する。パネル制御部12は、ユーザがタップしたパネルを、ユーザが選択したパネルと決定する。
パネル制御部12は、認証用画像または登録用画像において、ユーザがいずれかのパネルをタップした場合、タップされたパネルに隣接するパネルに表示された色を変更する。なお、パネル制御部12は、ユーザがタップしたパネルに隣接するパネルであって、認証用画像または登録用画像に表示されたパネルのみの色を変更する。
パネル制御部12は、タップされたパネルに隣接し、タップされたパネルを囲むパネルに表示された色を変更してもよい。もしくは、パネル制御部12は、i行目j列目(i:1〜4、j:1〜4)に配置されたパネルがタップされた場合、(i−1)行目j列目、(i+1)行目j列目、i行目(j−1)列目およびi行目(j+1)列目に配置されたパネルの色を変更してもよい。
なお、以降の説明においては、パネル制御部12は、i行目j列目に配置されたパネルがタップされた場合、(i−1)行目j列目、(i+1)行目j列目、i行目(j−1)列目およびi行目(j+1)列目のパネルの色を変更するとして説明を行う。また、説明を行う上で便宜的に、タップされたパネル(i行目j列目(i:1〜4、j:1〜4)に配置されたパネル)を基準として、(i−1)行目j列目のパネルを上パネルとして記載することがある。また、(i+1)行目j列目を下パネル、i行目(j−1)列目のパネルを左パネル、i行目(j+1)列目に配置されたパネルを右パネルとして記載することがある。さらに、上パネル、下パネル、左パネル、右パネルを総称して上下左右パネルと記載することがある。
パネル制御部12は、認証用画像または登録用画像において、いずれかのパネルがタップされた場合、タップされたパネルの上下左右パネルに表示された色を所定の変更パターンに従って変更する。本実施の形態では、変更パターンは、赤、黄色、緑、白、赤の順に変更するパターンであるとして説明を行う。具体的には、パネル制御部12は、赤が表示されているパネルの色を変更する場合、赤から黄色に変更する。パネル制御部12は、黄色が表示されているパネルの色を変更する場合、黄色から緑に変更する。パネル制御部12は、緑が表示されているパネルの色を変更する場合、緑から白に変更する。パネル制御部12は、白が表示されているパネルの色を変更する場合、白から赤に変更する。なお、変更パターンは、上記の変更パターンに限られず、他の変更パターンであってもよい。また、パネル制御部12は、タップされたパネルの上下左右パネルに表示された色を、赤、黄色、緑、白の中からランダムに選択して変更してもよい。
パネル制御部12は、登録用画像において、認証装置10のロック解除に用いるパネルをユーザが指定した場合、パネルの表示状態を変更する制御を行う。また、パネル制御部12は、認証用画像または登録用画像に表示されたボタンの制御も行う。具体的には、ユーザが認証用画像または登録用画像に表示されたボタンをタップした場合、ボタンがタップされたことを検知して、タップされたボタンが押下された場合の処理を行う。
ここで、図3を用いて、認証用画像およびパネル制御部12が行うパネル制御の内容を説明する。図3は、実施の形態にかかる認証用画像およびパネル制御の内容を説明する図である。図3の左図は、認証用画像において、「認証」ボタン23の近くに配置されたパネルを4行目のパネルとし、最も上かつ最も左のパネルを1行目1列目に配置されたパネルとした場合、ユーザが3行目3列目のパネルをタップする前の状態を示した図である。図3の右図は、認証用画像において、ユーザが3行目3列目のパネルをタップした後の状態を示した図である。
まず、図3の左図を用いて、認証用画像21について説明する。認証用画像21は、認証装置10のタッチパネルディスプレイに表示される画像であって、認証装置10のロック解除時に表示される画像である。認証用画像21は、パネル領域22と、「認証」ボタン23とを備える。
パネル領域22は、16個のパネルが4×4の格子状に配置された領域である。
「認証」ボタン23は、認証装置10のロックを解除する際にユーザが押下するボタンである。
ユーザが認証装置10のロックを解除する際、ユーザがパネル領域22に配置されたパネルをタップすることにより、タップされたパネルの上下左右パネルに表示された色を変更する。パネル領域22に配置された複数のパネルに表示された色が所定条件を満たし、ユーザが「認証」ボタン23を押下した場合、認証装置10のロックが解除される。
一方、パネル領域22に配置された複数のパネルに表示された色が所定条件を満たしていない状態でユーザが「認証」ボタン23を押下した場合、認証装置10のロックは解除されない。この場合、例えば、「認証に失敗しました」等の、認証に失敗したことをユーザに示すメッセージが表示され、全てのパネルが赤に変更される。
次に、パネル制御部12のパネル制御について説明する。図3の左図に示すように、ユーザが3行目3列目のパネルをタップし、3行目3列目のパネルの上下左右パネルには、白が表示されているとする。そうすると、パネル制御部12は、タップしたパネルの上下左右パネルの色を所定の変更パターンに従って変更する。つまり、パネル制御部12は、タップしたパネルの上下左右パネルの色を白から赤に変更する。
図2に戻り、ロック解除部13について説明する。ロック解除部13は、複数のパネルに表示された色が所定条件を満たす場合、自装置のロック状態を解除する。所定条件は、複数のパネルのうち、予め登録された全てのパネルの色が、予め登録された色と一致したことであってもよい。もしくは、所定条件は、特定の色が表示されたパネル数が予め登録したパネル数と一致したことであってもよい。もしくは、所定条件は、色が変更されたパネル数が予め登録した閾値以上となったことであってもよい。なお、以降の説明においては、所定条件は、複数のパネルのうち予め登録された全てのパネルの色が、予め登録された色と一致したこととして説明を行う。
図3の右図を用いて具体例を説明すると、例えば、ユーザが登録用画面において、1行目4列目〜4行目4列目の4つのパネルをロック解除に用いるパネルとして指定し、当該4つのパネルが赤であることをロック解除の条件としたとする。この場合、図3の右図に示すように、1行目4列目〜4行目4列目の4つのパネルは赤であるため、ロック解除の条件を満たしている。この状態で、ユーザが「認証」ボタン23を押下した場合、ロック解除部13は、複数のパネルに表示された色がロック解除の条件を満たすので、認証装置10のロックを解除する。
ここで、ユーザがタップしたパネルは1つであるのに対して、色が変更されるパネルは複数である。そのため、例えば、第三者にロック解除時の状況をのぞき見された場合であっても、当該第三者は、どのパネルの色が認証装置10のロック解除に影響しているかを容易に把握することが出来ない。また、例えば、ユーザが認証装置10のロックを解除する際の条件として指定したパネルと関連が無いパネルをタップして認証装置10のロックを解除したとする。この場合、第三者は、ユーザがタップしたパネルが認証装置10のロック解除に影響していると推測する。しかし、ユーザがタップしたパネルは、認証装置10のロック解除に影響していないパネルであるので、第三者は、どのパネルの色が認証装置10のロック解除に影響しているかを容易に把握することが出来ない。
図2に戻り、登録部14について説明する。登録部14は、登録用画像に表示された複数のパネルのうち、ユーザが指定したパネルおよび指定されたパネルの色情報を、ロック解除部13が自装置のロックを解除する際に用いるパネルおよび当該パネルの色として登録する。
ここで、図4および図5を用いて、登録用画像および登録部14が行う登録処理の内容を説明する。図4および図5は、実施の形態にかかる登録用画像および登録処理の内容を説明する図である。
まず、図4および図5を用いて登録用画像について説明する。登録用画像は、図4および図5に示す2つの画像により構成される。図4は、ロック解除の際に用いるパネルの色を指定する画像である。また、図5は、ロック解除の際に用いるパネルを指定する画像であり、図4に示す画像において、ユーザが「次へ」ボタン33を押下すると表示される画像である。なお、登録用画像において、「次へ」ボタン33または「登録」ボタン43の近くに配置されたパネルを4行目のパネルとし、最も上かつ最も左に配置されたパネルを1行目1列目に配置されたパネルとする。
まず、図4を用いて、登録用画像31について説明する。図4に示すように、登録用画像31は、パネル領域32と、「次へ」ボタン23とを備える。
パネル領域32は、16個のパネルが4×4の格子状に配置された領域である。パネル領域32に配置された複数のパネルは、認証用画像のパネル領域22に配置されたパネルと同様の配置である。
「次へ」ボタン33は、ユーザがロック解除の際に用いるパネルの色を決定したときに押下されるボタンである。ユーザが「次へ」ボタン33を押下すると、パネルの色が決定され、図5に示すパネルを指定する画面に遷移する。
次に、図5を用いて、登録用画像41について説明する。図5に示すように、登録用画像41は、パネル領域42と、「登録」ボタン43とを備える。
パネル領域42は、4×4のパネルが配置された領域である。パネル領域42に配置された複数のパネルは、パネル領域32に配置されたパネルと同様の配置である。パネル領域42に配置されたパネルには、図4に示したパネル領域32において、ユーザが「次へ」ボタン33を押下した時点の複数のパネルの色が保持されて表示される。パネル領域42において、ユーザがいずれかのパネルをタップすると、パネル制御部12は、タップされたパネルの表示状態を変更し、ユーザが指定したパネルであることが分かるようにタップされたパネルを強調して表示する。なお、強調して表示されたパネルを再度タップすると、強調して表示された状態が解除される。本実施の形態においては、パネル制御部12は、タップされたパネルの枠を、他のパネルの枠の色と異なる色(例えば、青色)で表示する。図5に示す一例では、ユーザが1行目4列目〜4行目4列目のパネルを指定した場合の表示状態を示している。
なお、パネル制御部12は、タップされたパネルの枠を、タップされていないパネルの枠よりも太くして表示してもよい。もしくは、パネル制御部12は、タップされたパネルをタップされていないパネルよりも大きく表示することにより強調して表示してもよい。もしくは、パネル制御部12は、タップされたパネルに記号を表示して指定されたパネルであることが分かるように表示状態を変更してもよい。
「登録」ボタン43は、パネル領域42において、ユーザがロック解除の際に用いるパネルを指定して登録する際に押下されるボタンである。ユーザが「登録」ボタン43を押下すると、ユーザが指定したパネルおよび当該パネルの色が登録され、記憶部15に記憶される。図5に示す一例では、ユーザが1行目4列目〜4行目4列目のパネルを指定した場合の表示状態を示しており、この状態でユーザが「登録」ボタン43を押下したとする。そうすると、登録部14は、1行目4列目〜4行目4列目のパネルを、認証装置10のロック解除時に用いるパネルと決定し、1行目4列目〜4行目4列目のパネルの色をロック解除時に用いるパネルの色と決定する。そして、登録部14は、ユーザが指定したパネルと当該パネルの色とを記憶部15に記憶する。
次に、図4および図5を用いて、登録処理について説明する。ユーザが、認証装置10のロックが解除された状態であって、ユーザが認証装置10のロック状態を解除する際に用いる所定条件を登録する設定を行うと、登録部14は、図4の登録用画像31を表示部11に表示する。図4に示す登録用画像31の初期状態は、上述したように全てのパネルが赤で表示された状態である。この状態において、ユーザがいずれかのパネルをタップすると、パネル制御部12は、タップされたパネルの上下左右パネルの色を所定の変更パターンに従って変更する。ユーザが少なくとも1つのパネルの色を変更し、複数のパネルの色が、ユーザが所望する状態になり、ユーザが「次へ」ボタン33を押下する。そうすると、登録部14は、図5に示す登録用画像41を表示する。
図5に示す登録用画像41のパネル領域42において、ユーザは、認証装置10のロックを解除する際に用いるパネルをタップすることにより指定する。ユーザがいずれかのパネルをタップすると、パネル制御部12は、タップされたパネルの枠を強調して表示する。例えば、図5に示すように、ユーザが1行目4列目〜4行目4列目のパネルを指定した場合、1行目4列目〜4行目4列目のパネルを強調して表示する。そして、ユーザが「登録」ボタン43を押下すると、登録部14は、図5においてパネルが強調して表示されたパネルを、認証装置10のロックを解除する際に用いるパネルとして決定する。また、登録部14は、認証装置10のロックを解除する際に用いるパネルとして決定されたパネルの色を、認証装置10のロックを解除する際に用いるパネルの色として決定する。そして、登録部14は、決定されたパネルと当該パネルの色をロック解除の条件とし、記憶部15に記憶する。
図2に戻り、記憶部15について説明する。記憶部15は、認証装置10において使用される各種情報を記憶する。具体的には、記憶部15は、認証用画像および登録用画像を記憶する。記憶部15は、認証装置10のロックを解除する際に用いるパネルと、当該パネルの色と、をロック解除の条件として記憶する。記憶部15は、その他、認証装置10が動作する際の各種制御情報を記憶する。なお、記憶部15は、パネルの色情報の変更パターンを記憶してもよい。
<認証装置の動作例>
続いて、図6、図7Aおよび図7Bを用いて、認証装置10の動作例を説明する。
<ロック解除時の動作例>
まず、図6を用いて、ロック解除時の動作例を説明する。図6は、実施の形態にかかる認証装置のロック解除する際の動作例を示すフローチャートである。図6に示すフローチャートは、認証装置10の電源がOFF状態からON状態に変更された場合または認証装置10がスリープ状態からアクティブ状態に変更された場合に行われる。なお、以降の説明において、「ロック解除時の動作」を「ロック解除処理」と称して記載することがある。
まず、認証装置10は、認証用画像21を表示する(ステップS1)。表示部11は、認証用画像21を表示し、認証用画像21に含まれる全てのパネルを赤で表示する。
次に、ユーザ操作に応じてパネルの色を変更する(ステップS2)。認証用画像21において、ユーザがいずれかのパネルをタップすると、パネル制御部12は、タップされたパネルの上下左右パネルの色を所定の変更パターンに従って変更する。
次に、1つ以上のパネルの色が変更されたかを判定する(ステップS3)。パネル制御部12は、一定時間毎に、ステップS3の判定を行う。ステップS2において、ユーザがパネルの色を変更していた場合(ステップS3のYES)、ステップS4を実行する。
一方、ステップS2において、ユーザがいずれかのパネルをタップしない場合、ユーザがタップしたことをパネル制御部12が検知しない場合など、パネルの色が変更されていない場合(ステップS3のNO)、ステップS2に戻る。そして、認証装置10は、一定時間後にステップS3の判定を再度行う。
次に、ステップS4において、「認証」ボタン23を表示する(ステップS4)。1つ以上のパネルの色が変更されている場合、パネル制御部12は、「認証」ボタン23を表示部11に表示する。
次に、入力されたパネルの色と予め登録された情報と比較する(ステップS5)。ユーザが「認証」ボタン23を押下した場合、ステップS5において、ロック解除部13は、複数のパネルのうち予め登録された全てのパネルの色と、予め登録された色とを比較する。
次に、入力されたパネルの色と予め登録された情報と一致しているかを判定する(ステップS6)。ロック解除部13は、複数のパネルのうち予め登録された全てのパネルの色と、予め登録された色と一致しているかを判定する。
複数のパネルのうち予め登録された全てのパネルの色と、予め登録された色とが一致している場合(ステップS6のYES)、ロック解除部13は、認証装置10のロックを解除する(ステップS7)。
一方、複数のパネルのうち予め登録された全てのパネルの色と、予め登録された色とが一致していない場合(ステップS6のNO)、ロック解除部13は、「認証に失敗しました」のメッセージを表示し(ステップS8)、ステップS1に戻る。
<パネルと色情報とを登録する際の動作例>
続いて、図7Aおよび図7Bを用いて、認証装置10のロック解除の際に用いるパネルと色とを登録する際の動作例を説明する。図7Aおよび図7Bは、実施の形態にかかる認証装置のパネルと色とを登録する際の動作例を示すフローチャートである。図7Aおよび図7Bに示すフローチャートは、認証装置10のロックが解除された状態であって、ユーザが認証装置10のロック状態を解除する際の条件を登録する際に実行される。
まず、図6に示したロック解除処理を行う(ステップS11)。認証装置10のロック解除の際に用いるパネルおよび当該パネルの色は、第三者に勝手に変えられてしまうと、第三者が自由に認証装置10のロックを解除することが出来てしまう。そのため、認証装置10は、まず、ユーザにロック解除処理を行わせる。
次に、色を指定する登録用画像31を表示する(ステップS12)。ユーザがロック解除処理を正常に完了すると、登録部14は、図4に示した登録用画像31を表示部11に表示し、全てのパネルを赤で表示する。
次に、ユーザ操作に応じてパネルの色を変更する(ステップS13)。登録用画像31において、ユーザがいずれかのパネルをタップすると、パネル制御部12は、タップされたパネルの上下左右パネルの色を所定の変更パターンに従って変更する。
次に、1つ以上のパネルの色が変更されたかを判定する(ステップS14)。パネル制御部12は、一定時間毎に、ステップS14の判定を行う。ステップS13において、ユーザがパネルの色情報を変更していた場合(ステップS14のYES)、ステップS15を実行する。
一方、ステップS13において、ユーザがいずれかのパネルをタップしない場合、ユーザがタップしたことをパネル制御部12が検知しない場合など、1つ以上のパネルの色が変更されていない場合(ステップS14のNO)、ステップS13に戻る。そして、認証装置10は、一定時間後にステップS14の判定を再度行う。
次に、ステップS15において、「次へ」ボタン33を表示する(ステップS15)。1つ以上のパネルの色が変更されている場合、パネル制御部12は、「次へ」ボタン33を表示部11に表示する。
ユーザが「次へ」ボタン33を押下した場合、登録用画像41を表示する(ステップS16)。ユーザが「次へ」ボタン33を押下した場合、登録部14は、「次へ」ボタン33を押下した時点の複数のパネルの色を保持して、図5に示した登録用画像41を表示部11に表示し、保持した複数のパネルの色をパネル領域42に表示する。
次に、ユーザが指定したパネルの表示状態を変更する(ステップS17)。登録用画像41において、ユーザがいずれかのパネルをタップすると、パネル制御部12は、タップされたパネルの枠を、タップされていないパネルの枠と異なる色で表示し、タップされたパネルを強調して表示する。
次に、1つ以上のパネルが指定された状態になっているかを判定する(ステップS18)。パネル制御部12は、一定時間毎に、ステップS18の判定を行う。ステップS17において、ユーザがいずれかのパネルをタップして指定していた場合(ステップS18のYES)、ステップS19を実行する。
一方、ステップS17において、ユーザがいずれかのパネルをタップしない場合、ユーザがタップしたことをパネル制御部12が検知しない場合など、1つ以上のパネルが指定されていない場合(ステップS18のNO)、ステップS17に戻る。そして、認証装置10は、一定時間後にステップS18の判定を再度行う。
次に、「登録」ボタン43を登録用画像41に表示する(ステップS19)。ユーザが1つ以上のパネルをタップして指定された状態になっている場合、パネル制御部12は、「登録」ボタン43を登録用画像41に表示する。
次に、「登録」ボタン43を押下時の指定パネルおよび当該パネルの色を登録する(ステップS20)。ユーザが「登録」ボタン43を押下すると、登録部14は、「登録」ボタン43押下時に指定されたパネルおよび当該パネルの色を登録する。登録部14は、「登録」ボタン43押下時に指定されたパネルおよび当該パネルの色をロック解除の条件として記憶部15に記憶する。
以上説明したように、パネル制御部12は、ユーザがタップしたパネルの上下左右パネルの色を変更する。ロック解除部13は、複数のパネルのうち予め指定された全てのパネルの色が、予め指定された色と一致した場合、認証装置10のロックを解除する。すなわち、本実施の形態にかかる認証装置10によれば、ユーザは表示部11に表示されたパネルをタップするのみでロックを解除することが可能となる。そのため、本実施の形態にかかる認証装置10を用いることにより、ユーザが例えば高齢者である場合やオブジェクトの入れ替え等の操作に不慣れである場合であっても、容易に操作を行うことが可能となる。したがって、本実施の形態にかかる認証装置10によれば、ユーザ利便性が高い認証を提供することが可能となる。
また、上述したように、パネル制御部12は、ユーザがタップしたパネルとは異なるパネルである上下左右パネルの色を変更する。すなわち、ユーザがタップしたパネルは1つであるのに対して、色が変更されるパネルは複数である。そのため、第三者にロック解除時の状況をのぞき見された場合であっても、当該第三者は、どのパネルの色が認証装置10のロック解除に影響しているかを容易に把握することが出来ない。
さらに、ユーザが認証装置10のロックを解除する際に用いるパネルとして指定したパネルと関連が無いパネルをタップしたとする。この場合、第三者は、ユーザがタップしたパネルが認証装置10のロック解除に影響していると推測する。しかし、ユーザがタップしたパネルは、認証装置10のロック解除に影響していないパネルであるので、第三者は、どのパネルの色が認証装置10のロック解除に影響しているかを容易に把握することが出来ない。したがって、本実施の形態にかかる認証装置10によれば、セキュリティの高い認証を提供することが可能となる。
以上、実施形態を参照して本願発明を説明したが、本願発明は上記実施の形態に限定されものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。本願発明の構成や詳細には、本願発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。
上述の例において、プログラムは、様々なタイプの非一時的なコンピュータ可読媒体(non-transitory computer readable medium)を用いて格納され、コンピュータに供給することができる。非一時的なコンピュータ可読媒体は、様々なタイプの実体のある記録媒体(tangible storage medium)を含む。非一時的なコンピュータ可読媒体の例は、磁気記録媒体(例えばフレキシブルディスク、磁気テープ、ハードディスクドライブ)、光磁気記録媒体(例えば光磁気ディスク)、CD−ROM(Read Only Memory)、CD−R、CD−R/W、半導体メモリ(例えば、マスクROM、PROM(Programmable ROM)、EPROM(Erasable PROM)、フラッシュROM、RAM(Random Access Memory)を含む。また、プログラムは、様々なタイプの一時的なコンピュータ可読媒体(transitory computer readable medium)によってコンピュータに供給されてもよい。一時的なコンピュータ可読媒体の例は、電気信号、光信号、及び電磁波を含む。一時的なコンピュータ可読媒体は、電線及び光ファイバ等の有線通信路、又は無線通信路を介して、プログラムをコンピュータに供給できる。
また、上記の実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下には限られない。
(付記1)
複数のパネルを含む認証用画像を表示すると共に、前記複数のパネルの各々に予め登録された複数の認証情報のうちのいずれかを表示する表示部と、
前記複数のパネルのいずれかが選択された場合、前記選択されたパネルに隣接するパネルに表示された認証情報を変更するパネル制御部と、
前記複数のパネルに表示された認証情報が所定条件を満たす場合、自装置のロック状態を解除するロック解除部と、を備える認証装置。
(付記2)
前記複数のパネルは、m×n(m、n:2以上の自然数)の格子状に配置され、
前記パネル制御部は、前記複数のパネルのいずれかが選択された場合、前記選択されたパネルに隣接し、前記選択されたパネルを囲むパネルの認証情報を変更する、付記1に記載の認証装置。
(付記3)
前記パネル制御部は、i行目j列目(i:1〜m、j:1〜n)に配置されたパネルが選択された場合、(i−1)行目j列目、(i+1)行目j列目、i行目(j−1)列目およびi行目(j+1)列目に配置されたパネルの認証情報を変更する、付記2に記載の認証装置。
(付記4)
前記パネル制御部は、前記複数のパネルのいずれかが選択された場合、前記選択されたパネルに隣接するパネルの認証情報を所定の変更パターンに従って変更する、付記1〜3のいずれか1項に記載の認証装置。
(付記5)
前記パネル制御部は、前記複数のパネルのいずれかが選択された場合、前記選択されたパネルに隣接するパネルの認証情報をランダムに変更する、付記1〜3のいずれか1項に記載の認証装置。
(付記6)
前記表示部および前記パネル制御部は、タッチパネルにより構成され、
前記パネル制御部は、ユーザがタップしたパネルを検知し、前記ユーザがタップしたパネルを前記選択されたパネルと決定する、付記1〜5のいずれか1項に記載の認証装置。
(付記7)
前記所定条件は、前記複数のパネルのうち予め登録された全てのパネルの認証情報が、予め登録された認証情報と一致したことである、付記1〜6のいずれか1項に記載の認証装置。
(付記8)
前記表示部は、複数のパネルを含み、前記複数のパネルの配置が前記認証用画像と同一であって、前記ロック解除部が自装置のロック状態を解除する際に用いるパネルおよび当該パネルの認証情報を登録する登録用画像を表示すると共に、前記複数のパネルの各々に予め登録された複数の認証情報のうちのいずれかを表示し、
前記登録用画像に表示された複数のパネルのうち、ユーザが指定したパネルおよび前記指定されたパネルの認証情報を、前記ロック解除部が自装置のロック状態を解除する際に用いるパネルおよび当該パネルの認証情報として登録する登録部をさらに備える、付記7に記載の認証装置。
(付記9)
前記認証情報は、色および記号の少なくとも1つを含む情報である、付記1〜8のいずれか1項に記載の認証装置。
(付記10)
複数のパネルを含む認証用画像を表示すると共に、前記複数のパネルの各々に予め登録された複数の認証情報のうちのいずれかを表示することと、
前記複数のパネルのいずれかが選択された場合、前記選択されたパネルに隣接するパネルに表示された認証情報を変更することと、
前記複数のパネルに表示された認証情報が所定条件を満たす場合、自装置のロック状態を解除することと、を含む認証方法。
(付記11)
複数のパネルを含む認証用画像を表示すると共に、前記複数のパネルの各々に予め登録された複数の認証情報のうちのいずれかを表示することと、
前記複数のパネルのいずれかが選択された場合、前記選択されたパネルに隣接するパネルに表示された認証情報を変更することと、
前記複数のパネルに表示された認証情報が所定条件を満たす場合、自装置のロック状態を解除することと、をコンピュータに実行させる認証プログラム。
1、10 認証装置
2、11 表示部
3、12 パネル制御部
4、13 ロック解除部
14 登録部
15 記憶部

Claims (10)

  1. 複数のパネルを含む認証用画像を表示すると共に、前記複数のパネルの各々に予め登録された複数の認証情報のうちのいずれかを表示する表示部と、
    前記複数のパネルのいずれかが選択された場合、前記選択されたパネルに隣接するパネルに表示された認証情報を変更するパネル制御部と、
    前記複数のパネルに表示された認証情報が所定条件を満たす場合、自装置のロック状態を解除するロック解除部と、を備える認証装置。
  2. 前記複数のパネルは、m×n(m、n:2以上の自然数)の格子状に配置され、
    前記パネル制御部は、前記複数のパネルのいずれかが選択された場合、前記選択されたパネルに隣接し、前記選択されたパネルを囲むパネルの認証情報を変更する、請求項1に記載の認証装置。
  3. 前記パネル制御部は、i行目j列目(i:1〜m、j:1〜n)に配置されたパネルが選択された場合、(i−1)行目j列目、(i+1)行目j列目、i行目(j−1)列目およびi行目(j+1)列目に配置されたパネルの認証情報を変更する、請求項2に記載の認証装置。
  4. 前記パネル制御部は、前記複数のパネルのいずれかが選択された場合、前記選択されたパネルに隣接するパネルの認証情報を所定の変更パターンに従って変更する、請求項1〜3のいずれか1項に記載の認証装置。
  5. 前記表示部および前記パネル制御部は、タッチパネルにより構成され、
    前記パネル制御部は、ユーザがタップしたパネルを検知し、前記ユーザがタップしたパネルを前記選択されたパネルと決定する、請求項1〜4のいずれか1項に記載の認証装置。
  6. 前記所定条件は、前記複数のパネルのうち予め登録された全てのパネルの認証情報が、予め登録された認証情報と一致したことである、請求項1〜5のいずれか1項に記載の認証装置。
  7. 前記表示部は、複数のパネルを含み、前記複数のパネルの配置が前記認証用画像と同一であって、前記ロック解除部が自装置のロック状態を解除する際に用いるパネルおよび当該パネルの認証情報を登録する登録用画像を表示すると共に、前記複数のパネルの各々に予め登録された複数の認証情報のうちのいずれかを表示し、
    前記登録用画像に表示された複数のパネルのうち、ユーザが指定したパネルおよび前記指定されたパネルの認証情報を、前記ロック解除部が自装置のロック状態を解除する際に用いるパネルおよび当該パネルの認証情報として登録する登録部をさらに備える、請求項6に記載の認証装置。
  8. 前記認証情報は、色および記号の少なくとも1つを含む情報である、請求項1〜7のいずれか1項に記載の認証装置。
  9. 複数のパネルを含む認証用画像を表示すると共に、前記複数のパネルの各々に予め登録された複数の認証情報のうちのいずれかを表示することと、
    前記複数のパネルのいずれかが選択された場合、前記選択されたパネルに隣接するパネルに表示された認証情報を変更することと、
    前記複数のパネルに表示された認証情報が所定条件を満たす場合、自装置のロック状態を解除することと、を含む認証方法。
  10. 複数のパネルを含む認証用画像を表示すると共に、前記複数のパネルの各々に予め登録された複数の認証情報のうちのいずれかを表示することと、
    前記複数のパネルのいずれかが選択された場合、前記選択されたパネルに隣接するパネルに表示された認証情報を変更することと、
    前記複数のパネルに表示された認証情報が所定条件を満たす場合、自装置のロック状態を解除することと、をコンピュータに実行させる認証プログラム。
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