JP6958459B2 - 溶融Zn−Al−Mg合金めっき鋼板およびその製造方法 - Google Patents
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Description
上記素材鋼板は、Cが0.005%以上0.08%以下、Siが0.8%以下、Mnが0.5%以上1.8%以下、Pが0.05%以下、Sが0.005%以下、Tiが0.02%以上0.2%以下、Bが0.0005%以上0.01%以下、およびAlが0.1%以下であり、かつFeおよび不可避的不純物を残部として含む。
Ti/C当量比=(Ti/48)/(C/12)・・・(1)
上記(1)式の元素記号の箇所には、素材鋼板中における元素の含有量(質量%)が代入される。良好な曲げ加工性を有する鋼板を得るために、本実施形態における素材鋼板は、上記Ti/C当量比が0.4以上1.5以下であるように、上記TiおよびCの含有量が制御される。Ti/C当量比が0.4未満では、マルテンサイト量およびセメンタイト量が増加するため、上記鋼板の曲げ加工性が低下する。一方、Ti/C当量比が1.5を超えた場合、その効果が飽和するとともに、製造コストの上昇を招く。
本発明の一態様に係る溶融Zn−Al−Mg合金めっき鋼板が有する降伏強度は600N/mm2以上であり、かつ降伏強度の引張強度に対する割合が80%以上に規定される。上述の降伏強度の引張強度に対する割合の数値を満たすために、後述する製造方法が用いられる。なお、「上述の降伏強度の引張強度に対する割合」とは、以下の(2)式により算出される。
上記の降伏強度、および、降伏強度の引張強度に対する割合は、上記に記載した化学成分範囲に制御するとともに、後述する製造方法における冷間圧延工程、および焼鈍を含む連続溶融めっき工程を適切な条件で行うことによって実現することが可能である。
本発明の実施形態に係る素材鋼板は、圧延方向と平行な断面において、金属組織がフェライト相およびベイニティックフェライト相の一方または両方からなる相を主相として含み、かつマルテンサイト相およびセメンタイト相をさらに含む。ここで、マルテンサイト相およびセメンタイト相の合計の割合は、面積比で3%以下である。
本発明の一態様に係る溶融Zn−Al−Mg合金めっき鋼板は、その表面に溶融Zn−Al−Mg合金めっき層を有する。該めっき層の成分組成について、以下に説明する。なお、後述の「溶融めっき浴液」とは、上記めっき層を連続溶融めっき工程(後述)において用いられる槽(ポット)の中に貯留されている、後述する各金属が溶融されている液を意味する。
本実施の形態に係る溶融Zn−Al−Mg合金めっき鋼板の製造方法は、通常の溶融めっき鋼帯の製造方法に準じればよく、製銑(高炉)、製鋼、連続鋳造、熱間圧延、酸洗、冷間圧延の各工程を経た後、連続溶融めっき工程を経て製造される。上述の一連の各工程について、以下に詳細に説明する。
まず、製鋼工程において、高炉で得られた銑鉄を転炉および真空脱ガスで不純物を取り除くとともに成分調整を行うことにより、所定の化学成分を有する溶鋼が得られる。その後は、連続鋳造によって鋼のスラブを製造する。
上記熱間圧延工程は、上記スラブを所定の温度まで加熱する。スラブを加熱するときの温度としては、添加元素を十分に固溶させるため、1100℃以上とすることが好ましい。
(1)本発明の一態様に係る溶融Zn−Al−Mg合金めっき鋼板は、素材鋼板の表面に溶融Zn−Al−Mg合金めっき層を有する溶融Zn−Al−Mg合金めっき鋼板において、上記素材鋼板は、質量%でCが0.005%以上0.08%以下、Siが0.8%以下、Mnが0.1%以上1.8%以下、Pが0.05%以下、Sが0.005%以下、Tiが0.02%以上0.2%以下、Bが0.0005%以上0.01%以下、およびAlが0.1%以下であり、かつFeおよび不可避的不純物を残部として含み、上記素材鋼板における下記(1)式で表される上記Tiと上記Cとの当量比が0.4以上1.5以下であり、上記素材鋼板は、圧延方向と平行な断面において、金属組織がフェライト相およびベイニティックフェライト相の一方または両方からなる相を主相として含み、かつマルテンサイト相およびセメンタイト相をさらに含み、マルテンサイト相およびセメンタイト相の合計の割合が、面積比で3%以下であり、かつ、上記素材鋼板の表面には、最大粒子径が20nm以下である上記Tiを含む炭化物が分散して析出しており、降伏強度が600N/mm2以上であり、かつ降伏強度の引張強度に対する割合が80%以上である。
ただし、上記(1)式の元素記号の箇所には、上記素材鋼板中における元素の含有量(質量%)が代入される。
Al:6.0%、Mg:3.0%、Ti:0.002%、B:0.0005%、Si:0.01%、Fe:0.1%、Zn:残部
〔Ti含有炭化物の平均粒子径〕
採取した溶融Zn−Al−Mg系めっき鋼板サンプルから作製した薄膜を透過型電子顕微鏡(TEM)により観察し、Ti含有炭化物が30個以上含まれる一定の領域内の当該炭化物の粒子径(長径)を測定し、その平均値をTi含有炭化物の平均粒子径R1とした。
採取した溶融Zn−Al−Mg系めっき鋼板のサンプルから切出した試料の圧延方向と平行な断面を研磨し、ナイタール試薬にてエッチングしてSEM観察し、観察された組織から当該鋼板の断面における金属組織の主相を判定した。
硬質第2相(マルテンサイト相)およびセメンタイト相の面積率Smsは、採取した溶融Zn−Al−Mg系めっき鋼板のサンプルから切り出した試料の圧延方向と平行な断面を研磨し、ナイタール試薬にてエッチングしてSEM観察し、観察された組織から画像解析によって算出した。
採取した溶融Zn−Al−Mg系めっき鋼板のサンプルの長手方向が素材鋼板の圧延方向に対し直角になるように採取したJIS5号試験片を用い、JISZ2241に準拠して降伏強度YS、引張強さTSおよび全伸びT.Elを求めた。
溶融Zn−Al−Mg系めっき鋼板1〜24における冷延率30%および50%のめっき鋼板から圧延方向と直角方向に20×50mmのサンプルを採取し、これを135°曲げ試験に供した。即ち、採取したサンプルの長手方向の中央部で圧延方向が曲げの軸となるように先端R1.0mm、先端角度45°のV型パンチ、ダイスを用いて、20kNの押し付け力で曲げ加工を施し、曲げ加工部先端の外表面における割れの発生有無を○×で評価した。「○」は、割れが発生しないことを表し、「×」は割れが発生したことを表す。
溶融金属脆化特性は、次の手順により溶接試験を行って評価した。
表1のA鋼、F鋼を用い、上記の実施例と同様にこれらの鋼のスラブを1250℃に加熱した後、仕上げ圧延温度880℃、巻取温度(T1)590℃で熱間圧延し、板厚2.6mmの熱延鋼帯を得た。得られた熱延鋼帯を酸洗して2%、4%、50%、60%および70%の冷延率で冷間圧延を施した後、連続溶融めっきラインにて、水素−窒素混合ガス中620又は630℃の焼鈍温度(T2)で焼鈍を行い、約420℃まで平均冷却速度5℃/secで冷却して素材鋼板25〜34(めっき原板)とした。その後、鋼板表面が大気に触れない状態のまま、上記の実施例と同じめっき浴組成を有する溶融Zn−Al−Mg系めっき浴中に浸漬した後引き上げ、ガスワイピング法にて、めっき付着量を片面あたり約90g/m2に調整した溶融Zn−Al−Mg系めっき鋼板25〜34を得た。めっき浴温は約410℃であった。
2 クランプ
3 試験片
4 拘束板
5 実験台
6 溶接ビード
7 試験片全周溶接部の溶接ビード
8 溶接ビードの重なり部分
9 切断面
Claims (6)
- 素材鋼板の表面に溶融Zn−Al−Mg合金めっき層を有する溶融Zn−Al−Mg合金めっき鋼板であって、
上記素材鋼板は、質量%でCが0.005%以上0.08%以下、Siが0.8%以下、Mnが0.5%以上1.8%以下、Pが0.05%以下、Sが0.005%以下、Tiが0.02%以上0.2%以下、Bが0.0005%以上0.01%以下、およびAlが0.1%以下であり、かつ残部がFeおよび不可避的不純物からなり、
上記素材鋼板における下記(1)式で表される上記Tiと上記Cとの当量比が0.4以上1.5以下であり、
上記素材鋼板は、圧延方向と平行な断面における金属組織がフェライト相およびベイニティックフェライト相の一方または両方からなる相を主相として含み、かつマルテンサイト相およびセメンタイト相をさらに含み、マルテンサイト相およびセメンタイト相の合計の割合が、面積比で3%以下であり、かつ、
平均粒子径が20nm以下である上記Tiを含む炭化物が分散して析出しており、
降伏強度が600N/mm2以上であり、かつ
降伏強度の引張強度に対する割合が80%以上であることを特徴とする、溶融Zn−Al−Mg合金めっき鋼板。
Ti/C当量比=(Ti/48)/(C/12) (1)
ただし、上記(1)式の元素記号の箇所には、上記素材鋼板中における元素の含有量(質量%)が代入される。 - 上記素材鋼板が、質量%で0.1%以下のNbおよび0.1%以下のVの一方または両方をさらに含有することを特徴とする、請求項1に記載の溶融Zn−Al−Mg合金めっき鋼板。
- 上記素材鋼板における不可避的不純物の内のNの含有量が質量%で0.005%以下であることを特徴とする、請求項1または2に記載の溶融Zn−Al−Mg合金めっき鋼板。
- 上記溶融Zn−Al−Mg合金めっき層の組成は、Alが3.0%以上22.0%以下、Mgが0.05%以上10.0%以下、Tiが0.1%以下、Bが0.0005%以上0.01%以下、Siが0以上2.0%以下、およびFeが2.0%以下であり、かつ残部がZnおよび不可避的不純物からなることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか一項に記載の溶融Zn−Al−Mg合金めっき鋼板。
- 上記素材鋼板の板巾方向の端から25mmの位置における板厚と、板巾中央部における板厚との差(CH25)が±50μm以下であることを特徴とする、請求項1〜4のいずれか一項に記載の溶融Zn−Al−Mg合金めっき鋼板。
- 請求項1〜5のいずれか一項に記載の溶融Zn−Al−Mg合金めっき鋼板の製造方法であって、
上記素材鋼板に含まれる上記組成を有するスラブに対して熱間圧延処理を行う熱間圧延工程、
上記熱間圧延処理が施されて得られた熱間圧延鋼帯を酸洗処理する酸洗工程、
上記酸洗処理後の鋼帯を冷間圧延処理する冷間圧延工程、
上記冷間圧延処理後に得られた鋼帯を連続焼鈍処理後、請求項4に記載の組成である溶融Zn−Al−Mg合金めっき層を上記鋼帯の表面に施す連続溶融めっき工程を含み、
上記熱間圧延工程において上記鋼が巻取られる時の巻取温度が500℃以上650℃以下であり、
上記冷間圧延工程において4%以上60%以下の冷間圧延率で上記酸洗処理後の鋼帯へ冷間圧延を行い、
上記連続焼鈍処理において用いられる炉内における温度である焼鈍温度が550℃以上750℃以下であることを特徴とする、溶融Zn−Al−Mg合金めっき鋼板の製造方法。
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