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JP6956804B2 - 空気調和機の室内機 - Google Patents

空気調和機の室内機 Download PDF

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Description

本発明は、空調対象空間の天井に埋め込まれて、あるいは空調対象空間の天井に吊り下げられて設置される空気調和機の室内機の据付構造に関するものである。
従来の空気調和機の室内機には、空調対象空間の天井に埋め込まれて、あるいは空調対象空間の天井に吊り下げられて設置されるものが存在する。このように設置される従来の室内機としては、例えば、筐体の下面部の略中央部に開口した吸込口と、下面部において該吸込口の四方を囲むように開口した4つの吹出口とを備え、熱交換器で熱交換後の空気を四方に吹き出すことが出来る室内機が知られている。さらに、このように設置される従来の室内機には、室内機本体、ケースメント及び化粧パネルで筐体を構成するものも提案されている(例えば、特許文献1参照)。ケースメントは、据付機構により、室内機本体の下部に取り付けられる。化粧パネルは、据付機構により、ケースメントの下部に取り付けられる。例えば、特許文献1に記載の室内機では、ケースメントに、吹出口から吹き出される空気の横方向の角度を調節する左右風向調節部が設けられている。
特開2010−210132号公報
室内機本体、ケースメント及び化粧パネルで筐体が構成された従来の空気調和機の室内機においては、当該室内機を据え付ける際、ケースメントに設けられた左右風向調節部等の構成を用いない場合には、ケースメントを設けない場合がある。すなわち、ケースメントを設ける場合、室内機本体の下部にケースメントが取り付けられ、ケースメントの下部に化粧パネルが取り付けられる。また、ケースメントを設けない場合、室内機本体の下部に化粧パネルが取り付けられる。
一般的に、室内機本体及びケースメントは、平面視において室内機本体及びケースメントの角部に配置された据付機構で固定される。この際、空調対象空間の天井に取り付けられた室内機本体に、ケースメントが固定されることとなる。このため、据付作業者は、室内機本体及びケースメントの下方から工具を据付機構の雄ネジに接続し、該雄ネジを締めて室内機本体及びケースメントを固定することとなる。同様に、ケースメント及び化粧パネルも、平面視においてケースメント及び化粧パネルの角部に配置された据付機構で固定される。この際も、室内機本体及びケースメントを固定する場合と同様に、据付作業者は、ケースメント及び化粧パネルの下方から工具を据付機構の雄ネジに接続し、該雄ネジを締めてケースメント及び化粧パネルを固定することとなる。
すなわち、従来の空気調和機の室内機においては、ケースメントを設ける場合、ケースメント及び化粧パネルを固定する据付機構が、室内機本体及びケースメントを固定する据付機構の下方に配置される。そして、従来の空気調和機の室内機においては、室内機本体及びケースメントを固定する際、ケースメント及び化粧パネルを固定する据付機構が邪魔になり、室内機本体及びケースメントを固定する据付機構の雄ネジに工具を接続することができない。このため、従来の空気調和機の室内機においては、室内機本体及びケースメントを固定する際、ケースメント及び化粧パネルを固定する据付機構の少なくとも一部を一旦取り外し、取り外した部品を一時的に仮置きする必要があった。したがって、ケースメント及び化粧パネルで筐体が構成された従来の空気調和機の室内機は、据付作業性が悪いという課題があった。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたもので、従来よりも据付作業性が向上する空気調和機の室内機を得ることを目的とする。
本発明に係る空気調和機の室内機は、室内機本体と、前記室内機本体の下部に取り付けられたケースメントと、前記ケースメントの下部に取り付けられた化粧パネルと、前記室内機本体と前記ケースメントとを固定し、前記ケースメントと前記化粧パネルとを固定する据付機構と、を備え、前記据付機構は、前記室内機本体に取り付けられ、第1雌ネジが形成された第1接続部材と、前記第1接続部材の下方となる位置において前記ケースメントに取り付けられ、前記第1雌ネジにねじ込まれる第1雄ネジが貫通する第1貫通穴が形成された第2接続部材と、前記第2接続部材の下方となる位置において前記ケースメントに取り付けられ、第2雌ネジが形成された第3接続部材と、前記第3接続部材に摺動自在に設けられ、前記第2雌ネジにねじ込まれる第2雄ネジが貫通する第2貫通穴と、第3雌ネジが形成された第4接続部材と、を備え、前記化粧パネルには、前記第3雌ネジにねじ込まれる第3雄ネジが貫通する第3貫通穴が形成されており、前記第1雌ネジにねじ込まれた前記第1雄ネジの頭部と前記第1接続部材の下面との間で前記第2接続部材を挟み込むことにより、前記室内機本体に前記ケースメントが固定され、前記第2雌ネジにねじ込まれた前記第2雄ネジの頭部と前記第3接続部材の下面との間で前記第4接続部材を挟み込むことにより、前記第3接続部材に前記第4接続部材が固定され、前記第3接続部材に前記第4接続部材が固定された状態において、前記第3雌ネジにねじ込まれた前記第3雄ネジの頭部と前記第4接続部材の下面との間で前記化粧パネルを挟み込むことにより、前記ケースメントに前記化粧パネルが固定される構成であり、前記第4接続部材を移動させることにより、前記第1雄ネジの下方に、該第1雄ネジをねじ込む工具が挿入自在な空間が形成される構成であり、前記第4接続部材には、第4貫通穴が形成され、前記第3接続部材は、横方向に突出し、前記第4貫通穴に摺動自在に挿入されたストッパーを有し、前記第3接続部材の前記ストッパーが前記第4貫通穴から抜け出ることを防止する機構を備えている。
本発明に係る空気調和機の室内機においては、ケースメントを室内機本体に固定する際、据付機構の構成部品を取外す必要がない。このため、本発明に係る空気調和機の室内機においては、ケースメントを室内機本体に固定する際、据付機構の構成部品を仮置きする必要がない。したがって、本発明に係る空気調和機の室内機は、従来よりも据付作業性を向上させることが出来る。
本発明の実施の形態に係る空気調和機の室内機全体を斜め下から見た斜視図である。 本発明の実施の形態に係る空気調和機の室内機全体の縦断面図である。 本発明の実施の形態に係る空気調和機の室内機における据付機構周辺の縦断面図である。 本発明の実施の形態に係る空気調和機の室内機における据付機構周辺の斜視図である。 本発明の実施の形態に係る空気調和機の室内機における据付機構周辺の斜視図である。 本発明の実施の形態に係る空気調和機の室内機における据付機構周辺の斜視図である。 本発明の実施の形態に係る空気調和機の室内機における据付機構周辺の斜視図である。 本発明の実施の形態に係る空気調和機の室内機における据付機構周辺の斜視図である。
以下、本発明に係る空気調和機の室内機の実施の形態の一例について具体的に説明する。
実施の形態.
図1は、本発明の実施の形態に係る空気調和機の室内機全体を斜め下から見た斜視図である。また、図2は、本発明の実施の形態に係る空気調和機の室内機全体の縦断面図である。
本実施の形態に係る空気調和機の室内機100は、部屋等の空調対象空間の天井に埋め込まれて、あるいは空調対象空間の天井に吊り下げられて設置されるものである。この室内機100は、下面部に吸込口2及び吹出口3が開口した筐体1を備えている。なお、本実施の形態では、4つの吹出口3が形成された例を示している。筐体1は、例えば、内部が空洞となった略直方体形状の箱体である。吸込口2は、例えば、筐体1の下面部の略中央部に開口している。4つの吹出口3は、吸込口2の四方を囲むように開口している。これら吹出口3は、例えば長方形状をしており、長辺が筐体1の下面部の各辺に沿うように配置されている。また、吸込口2には、吸込グリル2a及びフィルタ9が設けられている。
また、筐体1の内部には、吸込口2と対向する位置に、例えばターボファン等の遠心ファンである送風機6が設けられている。例えば、送風機6の中心軸は、平面視において吸込口2の中心と略同位置に配置されている。送風機6は、空調対象空間の空気を吸込口2から筐体1内に吸い込み、吹出口3から吹き出すものである。また、筐体1の内部には、送風機6を囲むように、例えばフィンアンドチューブ型の熱交換器7が設けられている。熱交換器7は、該熱交換器7の内部に流れる冷媒と、送風機6によって筐体1内に吸い込まれた空調対象空間の空気と、を熱交換させるものである。
この熱交換器7は、平面視において、吸込口2の外周側であり、吹出口3の内周側となる位置に配置されている。すなわち筐体1には、吸込口2と熱交換器7とを連通させる吸込流路4と、熱交換器7と吹出口3とを連通させる吹出流路5とが形成されている。このため、図2に吸込空気101及び吹出空気102として矢印で示すように、送風機6が回転することによって、空調対象空間の空気は、吸込口2から筐体1内に吸い込まれ、吸込流路4を通って熱交換器7に流入する構成となっている。また、熱交換器7に流入した空調対象空間の空気は、熱交換器7を通る際に該熱交換器7の冷媒流路内を流れる冷媒と熱交換して空調空気となり、吹出流路5を通って吹出口3から空調対象空間へ吹き出される構成となっている。
なお、本実施の形態では4つの吹出口3が形成されているため、吹出流路5も4つ形成されることとなる。また、吹出流路5の断面形状は、吹出口3と同様に、例えば長方形状をしており、長辺が筐体1の下面部の各辺に沿うよう形状となっている。また、本実施の形態に係る室内機100は、吸込口2と送風機6との間に、吸込口2から吸込流路4内に吸い込まれた空調対象空間の空気を送風機6へ導くベルマウス8も備えている。
また、本実施の形態に係る室内機100は、吹出流路5に、吹出口3から吹き出される空調空気の角度を調節する上下風向調節板51及び複数の左右風向調節板41が揺動自在に設けられている。
上下風向調節板51は、吹出口3から吹き出される空調空気の上下方向の角度を調節するものである。この上下風向調節板51は、吹出流路5の長手方向に延びる板状部材である。また、上下風向調節板51は、吹出流路5の長手方向に延びる回転軸を中心として、上下方向に揺動する構成となっている。上下風向調節板51の上下方向の揺動は、駆動モーター等である駆動装置52で行われる。このため、上下風向調節板51の外周側端部の位置が上方へ行くほど、吹出口3から吹き出される空調空気は、水平方向に近い角度で吹き出されることとなる。また、上下風向調節板51の外周側端部の位置が下方へ行くほど、吹出口3から吹き出される空調空気は、下方向に吹き出されることとなる。
複数の左右風向調節板41は、左右風向調節部40の構成部品である。左右風向調節部40は、吹出口3から吹き出される空調空気の横方向の角度を調節するものである。左右風向調節部40は、吹出口3毎に設けられている。複数の左右風向調節板41は、吹出流路5内において、吹出流路5の長手方向(横方向)に、規定の間隔を空けて配置されている。左右風向調節板41のそれぞれは、揺動自在に吹出流路5内に配置されている。例えば、左右風向調節板41のそれぞれは、下端部が左右方向に揺動する。そして、左右風向調節板41の下端部が移動した方向に、吹出口3から吹き出される空調空気は曲がって吹き出されることとなる。左右風向調節板41の揺動は、左右風向調節部40の図示せぬ駆動モーターの動力によって行われる。
ここで、本実施の形態では、室内機本体10、ケースメント20及び化粧パネル30で筐体1を構成している。
室内機本体10は、例えば、平面視において角部に面取り形状を有する、略直方体形状の箱体である。室内機本体10には、送風機6、熱交換器7及びベルマウス8が収納されている。また、室内機本体10には、吸込流路4の一部を構成する第1吸込流路14と、吹出流路5の一部を構成する第1吹出流路15とが形成されている。第1吸込流路14における熱交換器7とは反対側の端部は、例えば、室内機本体10の下面部の略中央部に開口している。第1吹出流路15における熱交換器7とは反対側の端部は、室内機本体10の下面部において、第1吸込流路14の開口部の四方を囲むように開口している。また、室内機本体10には、第1吸込流路14を区画する内周壁に、ケースメント20を仮固定する際に用いられる仮掛けフック12が設けられている。また、室内機本体10の外周部には、室内機本体10を空調対象空間の天井に吊り下げる際に用いられる据付金具11が設けられている。
ケースメント20は、室内機本体10の下部に取り付けられるものである。ケースメント20は、平面視において、室内機本体10と略同形状をしている。すなわち、ケースメント20は、平面視において、角部に面取り形状を有する略直方体形状をしている。このケースメント20には、第2吸込流路24と、第2吹出流路25とが形成されている。第2吸込流路24は、吸込流路4の一部を構成し、第1吸込流路14と連通している。第2吸込流路24は、平面視においてケースメント20の略中央部に形成された貫通穴である。第2吹出流路25は、吹出流路5の一部を構成し、第1吹出流路15と連通している。第2吹出流路25は、平面視において第2吸込流路24の四方を囲むように形成された貫通穴である。
また、ケースメント20には、第2吸込流路24を区画する内周壁26に、化粧パネル30を仮固定する際に用いられる仮掛けフック23が設けられている。内周壁26には、室内機本体10にケースメント20を仮固定する際に、仮掛けフック12に引っ掛ける仮掛けワイヤ29も設けられている。また、ケースメント20の上面部には、シール材91が設けられている。シール材91は、室内機本体10にケースメント20を固定した際、吸込流路4(第1吸込流路14及び第2吸込流路24)と吹出流路5(第1吹出流路15及び第2吹出流路25)とを仕切るものである。なお、室内機本体10とケースメント20とは、据付機構70により、接続されて固定される。据付機構70の詳細は後述する。
ここで、本実施の形態においては、後述の左右風向調節部40は、ケースメント20に設けられている。すなわち、上述の左右風向調節板41は、第2吹出流路25に、揺動自在に配置されている。
化粧パネル30は、ケースメント20の下部に取り付けられるものであり、例えば略矩形形状の板状体である。つまり、化粧パネル30は、筐体1の下面部を構成するものである。この化粧パネル30には、吸込口2と、第3吸込流路34と、第3吹出流路35と、吹出口3とが形成されている。第3吸込流路34は、吸込流路4の一部を構成し、第2吸込流路24及び吸込口2と連通している。第3吸込流路34は、平面視において化粧パネル30の略中央部に形成された貫通穴である。第3吹出流路35は、吹出流路5の一部を構成し、第2吹出流路25及び吹出口3と連通している。第3吹出流路35は、平面視において第3吸込流路34の四方を囲むように形成された貫通穴である。
また、化粧パネル30には、第3吸込流路34を区画する内周壁に、仮掛けワイヤ32が設けられている。仮掛けワイヤ32は、ケースメント20に化粧パネル30を仮固定する際に、仮掛けフック23に引っ掛けるものである。また、化粧パネル30の上面部には、シール材92が設けられている。シール材92は、ケースメント20に化粧パネル30を固定した際、吸込流路4(第2吸込流路24及び第3吸込流路34)と吹出流路5(第2吹出流路25及び第3吹出流路35)とを仕切るものである。なお、ケースメント20と化粧パネル30とは、据付機構70により、接続されて固定される。
ここで、本実施の形態においては、上述の上下風向調節板51は第3吹出流路35に、揺動自在に配置されている。また、上下風向調節板51を揺動させる駆動装置52は、化粧パネル30に設けられている。
空調対象空間の天井に埋め込まれて、あるいは空調対象空間の天井に吊り下げられて設置される空気調和機の室内機には、コスト削減等の観点から、左右風向調節部40を設けていないものが要求される場合がある。このような場合、左右風向調節部を備えた室内機においては、該左右風向調節部を室内機から取り外すこととなる。これにより、左右風向調節部の要不要にかかわらず、筐体を兼用出来るからである。このため、本実施の形態に係る室内機100においても、左右風向調節部40が不要な場合、該左右風向調節部40を室内機100から取り外すこととなる。
ここで、室内機本体10とケースメント20とを一体形成していた場合、すなわち、室内機本体10の下部を延ばして、該延ばした箇所をケースメント20としていた場合、左右風向調節部40は、室内機本体10に設けられることとなる。このような場合、左右風向調節部40を室内機100から取り外すと、室内機本体10には、左右風向調節部40が設置されていた空間が存在することとなる。したがって、左右風向調節部40が不要な場合、ケースメント20が一体形成された室内機本体10は、必要以上に大型化してしまう。すなわち、室内機本体10とケースメント20とが一体形成されていた場合、左右風向調節部40が不要な際には、室内機100が必要以上に大型化してしまう。
しかしながら、本実施の形態に係る室内機100においては、上述のように、室内機本体10とケースメント20とを別体で構成し、左右風向調節部40をケースメント20に設けている。このため、本実施の形態に係る室内機100においては、左右風向調節部40が不要な際、ケースメント20を取り外し、化粧パネル30を室内機本体10の下部に取り付ければよい。これにより、左右風向調節部40が不要な際に、室内機100が必要以上に大型化してしまうことを防止出来る。
続いて、据付機構70の詳細について説明する。
図3は、本発明の実施の形態に係る空気調和機の室内機における据付機構周辺の縦断面図である。また、図4〜図8は、本発明の実施の形態に係る空気調和機の室内機における据付機構周辺の斜視図である。なお、図4は、室内機本体10、ケースメント20及び化粧パネル30を未だ固定していない状態の据付機構70を示す図であり、第4接続部材74を第3接続部材73から取り外した状態を示す図である。また、図5は、室内機本体10、ケースメント20及び化粧パネル30を未だ固定していない状態の据付機構70を示す図であり、第4接続部材74が化粧パネル30の接続位置に配置されている状態を示す図である。また、図6は、室内機本体10にケースメント20を固定している途中の据付機構70を示す図であり、第4接続部材74が化粧パネル30の接続位置から待避位置に移動している状態を示す図ある。また、図7は、室内機本体10にケースメント20が固定された状態において、ケースメント20に化粧パネル30を固定している途中の据付機構70を示す図であり、第4接続部材74が化粧パネル30の接続位置に配置されている状態を示す図である。また、図8は、室内機本体10にケースメント20が固定され、ケースメント20に化粧パネル30が固定された状態を示す据付機構70を示す図である。
以下、図3〜図8と、上述した図1及び図2とを用いて、据付機構70の詳細について説明する。
上述のように、据付機構70は、室内機本体10とケースメント20とを接続して固定し、ケースメント20と化粧パネル30とを接続して固定するものである。据付機構70は、図1に示すように、例えば、室内機本体10及びケースメント20の各角部に設けられている。
据付機構70は、第1接続部材71と、第2接続部材72と、第3接続部材73と、第4接続部材74とを備えている。なお、本実施の形態に係る据付機構70の第1接続部材71は、室内機本体10を空調対象空間の天井に吊り下げる際に用いられる据付金具11と一体形成されている。第1接続部材71と一体形成された据付金具11は、室内機本体10に取り付けられている。据付金具11は、吊りボルト86が挿入される切り欠き部11aを有する。切り欠き部11aに吊りボルト86を挿入し、吊りボルト86に取り付けられた一対のナットで据付金具11を挟み込むことで、室内機本体10は、空調対象空間の天井に吊り下げられる。
第1接続部材71は、室内機本体10に取り付けられている。第1接続部材71には、第1雌ネジである雌ネジ71aが形成されている。雌ネジ71aは、第1雄ネジである雄ネジ81がねじ込まれる雌ネジである。第2接続部材72は、第1接続部材71の下方となる位置においてケースメント20に取り付けられている。第2接続部材72には、第1貫通穴である貫通穴72aが形成されている。貫通穴72aは、雄ネジ81が貫通する貫通穴である。ここで、本実施の形態では、雄ネジ81は、可撓性を有する雄ネジ保持部材72bに保持されている。また、雄ネジ保持部材72bは、第2接続部材72に取り付けられている。なお、雄ネジ保持部材72bは、ケースメント20に取り付けられていれば、第2接続部材72以外の部品に取り付けられていてもよい。
第3接続部材73は、第2接続部材72の下方となる位置においてケースメント20に取り付けられている。第3接続部材73には、第2雌ネジである雌ネジ73aが形成されている。雌ネジ73aは、第2雄ネジである雄ネジ82がねじ込まれる雌ネジである。本実施の形態では、雌ネジ73aは、後述の凸部73dに形成されている。
第4接続部材74は、第3接続部材73に摺動自在に設けられている。詳しくは、第4接続部材74は、上下方向に延びる上下方向配置部74fと、横方向に延びる横方向配置部74gと、を有している。すなわち、第4接続部材74は、上下方向配置部74f及び横方向配置部74gによって、断面L字状に形成されている。そして、第4接続部材74には、十字穴74aが形成されている。この十字穴74aは、第2貫通穴である貫通穴74bと、第4貫通穴である貫通穴74cとで形成されている。貫通穴74cは、横方向に延びる貫通穴であり、上下方向配置部74fに形成されている。貫通穴74bは、貫通穴74cと交差するように延びる貫通穴であり、横方向配置部74gから上下方向配置部74fに跨がって形成されている。一方、第3接続部材73は、ケースメント20から外周側に向かって突出している凸部73dを備えている。すなわち、第3接続部材73は、横方向に突出する凸部73dを備えている。そして、凸部73dは、第4接続部材74の貫通穴74cに摺動自在に挿入されている。これにより、第4接続部材74は、第3接続部材73に対して摺動自在となっている。そして、第4接続部材74をケースメント20に近づけるように移動することにより、第4接続部材74は、図5及び図7に示す化粧パネル30の接続位置となる。また、第4接続部材74をケースメント20から遠ざかるように移動することにより、第4接続部材74は、図6に示す待避位置となる。
なお、化粧パネル30の接続位置において、第4接続部材74は、次のように第3接続部材73に固定される。まず、第4接続部材74を、化粧パネル30の接続位置に配置する。そして、貫通穴74bにおける横方向配置部74gに形成されている部分に雄ネジ82を貫通させ、該雄ネジ82を下方から雌ネジ73aにねじ込んでいく。これにより、雄ネジ82の頭部と第3接続部材73の下面との間に第4接続部材74が挟み込まれ、第4接続部材74は第3接続部材73に固定される。一方、第4接続部材74を待避位置に移動する場合、雄ネジ82を緩める。これにより、第4接続部材74は、第3接続部材73に対して摺動可能となり、待避位置へ移動することができる。この際、雄ネジ82における雌ネジ73aよりも上方に突出した部分は、貫通穴74bにおける上下方向配置部74fに形成されている部分を通過する。このため、化粧パネル30の接続位置と待避位置との間を第4接続部材74が移動する際、第4接続部材74と雄ネジ82との干渉を防止できる。
ここで、第4接続部材74が化粧パネル30の接続位置に配置されている状態においては、第3接続部材73の上下方向配置部74fは、雄ネジ82とケースメント20との間に配置される。すなわち、ケースメント20に化粧パネル30が固定された状態においては、第3接続部材73の上下方向配置部74fは、雄ネジ82とケースメント20との間に配置される。そして、本実施の形態では、雄ネジ82が雌ネジ73aに規定長さ以上ねじ込まれた状態においては、貫通穴74bの上端74dは雄ネジ82の先端82aより低い位置となる。貫通穴74bの上端74dと雄ネジ82の先端82aとの高さ関係をこのようにすることで、雄ネジ82の締め付け不足及び振動等によって第4接続部材74を固定している雄ネジ82に緩みが生じた場合でも、雄ネジ82が上下方向配置部74fに引っ掛かる。このため、雄ネジ82に緩みが生じた場合でも、第4接続部材74が第3接続部材73から外れることを防止できる。
また、本実施の形態に係る据付機構70は、第3接続部材73の凸部73dが第4接続部材74の貫通穴74cから抜け出ることを防止するストッパー73bを備えている。本実施の形態では、凸部73dの先端部を折り曲げ、ストッパー73bを形成している。ストッパー73bを設けることにより、第4接続部材74をケースメント20から遠ざかるように移動させた際、第4接続部材74の上下方向配置部74fがストッパー73bに接触し、第4接続部材74が第3接続部材73から外れることを防止できる。なお、ストッパー73bは、第3接続部材73とは別部品となっていてもよい。
また、本実施の形態に係る第3接続部材73の凸部73dは、第4接続部材74が待避位置に移動した際に貫通穴74cと対向する位置に、切り欠き部73cを有している。換言すると、図6に示すように、第4接続部材74が待避位置に移動すると、雄ネジ83の下方に、該雄ネジ83をねじ込む工具85が挿入自在な空間75が形成される。第3接続部材73の凸部73dは、空間75が形成される位置に第4接続部材74が移動した状態において貫通穴74cと対向する位置に、切り欠き部73cを有している。このため、切り欠き部73cに貫通穴74cの周縁をかみ合わせることにより、第4接続部材74が第3接続部材73に固定されることとなる。第3接続部材73の凸部73dが切り欠き部73cを有していない場合、第4接続部材74は、第3接続部材73に固定されずに、第3接続部材73の凸部73dにぶら下がった状態となる。この状態では、第4接続部材74は、重力により、貫通穴74cを中心点として横方向配置部74gが下側へ回転するように傾く。このため、第3接続部材73の凸部73dが切り欠き部73cを有していない場合、空間75が小さくなる場合がある。一方、第3接続部材73の凸部73dが切り欠き部73cを有している場合、待避位置で第4接続部材74を固定できる。このため、上述のような第4接続部材74の傾きを抑制でき、空間75が小さくなることを抑制できる。
また、第4接続部材74には、第3雌ネジである雌ネジ74eが形成されている。雌ネジ74eは、第3雄ネジである雄ネジ83がねじ込まれる雌ネジである。なお、図1及び図7に示すように、化粧パネル30には、各角部31に、第3貫通穴である貫通穴30aが形成されている。貫通穴30aを貫通した雄ネジ83が、雌ネジ74eにねじ込まれる。
すなわち、雄ネジ81を下方から雌ネジ71aにねじ込んでいくことにより、雄ネジ81の頭部と第1接続部材71の下面との間に、第2接続部材72が挟み込まれる。これにより、ケースメント20は、室内機本体10に固定される。また、第4接続部材74が図5及び図7に示す化粧パネル30の接続位置で第3接続部材73に固定された状態において、雄ネジ83を下方から雌ネジ74eにねじ込んでいくことにより、雄ネジ83の頭部と第4接続部材74の下面との間に、化粧パネル30が挟み込まれる。これにより、化粧パネル30は、ケースメント20に固定される。なお、本実施の形態に係る化粧パネル30は、貫通穴30aを下方から覆うコーナーパネル30bを備えている。化粧パネル30をケースメント20に固定後に、すなわち室内機100を据付後に貫通穴30aをコーナーパネル30bで覆うことにより、室内機100の意匠性を向上させることができる。
ここで、本実施の形態に係る据付機構70では、平面視において、第1接続部材71の雌ネジ71aの位置と、化粧パネル30の接続位置に配置された第4接続部材74の雌ネジ74eとは、同位置となっている。すなわち、平面視において、ケースメント20を室内機本体10に固定する位置と、化粧パネル30をケースメント20に固定する位置とが、同じになっている。このように構成することにより、左右風向調節部40が不要な際に化粧パネル30を室内機本体10の下部に取り付ける場合、雄ネジ83を第1接続部材71の雌ネジ71aにねじ込むこととで、化粧パネル30を室内機本体10に固定することが出来る。すなわち、室内機100にケースメント20を設ける場合と、室内機100にケースメント20を設けない場合とで、筐体1の構成部品を接続する構成を共通化出来る。
一方、平面視において、第1接続部材71の雌ネジ71aの位置と、化粧パネル30の接続位置に配置された第4接続部材74の雌ネジ74eとを同位置とした場合、次のような課題が発生する。本実施の形態に係る室内機100は、部屋等の空調対象空間の天井に埋め込まれて、あるいは空調対象空間の天井に吊り下げられて設置されるものである。このような室内機100においては、据付作業者は、室内機100の下方から据付作業を行う。すなわち、ケースメント20を室内機本体10に固定する際、雌ネジ71aにねじ込まれる雄ネジ81に下方からドライバー等の工具85を接続し、該雄ネジ81を回す必要がある。この際、第4接続部材74が雄ネジ81の下方を覆ってしまうため、雄ネジ81に工具85を接続することが困難となる。
しかしながら、本実施の形態に係る据付機構70においては、第4接続部材74は、第3接続部材73に摺動自在に設けられている。このため、図6に示すように、第4接続部材74を待避位置に移動させることにより、雄ネジ81の下方には、工具85が挿入自在な空間75が形成される。したがって、本実施の形態に係る据付機構70においては、下方から雄ネジ81にドライバー等の工具85を接続し、該雄ネジ81を回すことが出来る。
続いて、本実施の形態に係る室内機100の据付動作について説明する。
室内機100を据え付ける際、まず、据付金具11を用いて、送風機6及び熱交換器7等が設けられた室内機本体10を空調対象空間の天井に設けた吊りボルト86に取り付ける。そして、室内機本体10の下部に、ケースメント20を取り付ける。具体的には、まず、図2に示すように、ケースメント20の仮掛けワイヤ29を室内機本体10の仮掛けフック12に引っ掛け、室内機本体10にケースメント20を仮固定する。そして、図6に示すように、雄ネジ81を下方から雌ネジ71aにねじ込んでいくことにより、雄ネジ81の頭部と第1接続部材71の下面との間に、ケースメント20に設けられた第2接続部材72を挟み込む。これにより、ケースメント20は、室内機本体10に固定される。
なお、雄ネジ81を雌ネジ71aにねじ込んでいく際、第4接続部材74が図5に示す化粧パネル30の接続位置にあると、工具85を雄ネジ81に接続することができない。このため、雄ネジ81を雌ネジ71aにねじ込む前に、雄ネジ82を緩めて、第4接続部材74を図6に示す待避位置へ移動させる。具体的には、図6に先端塗りつぶしの矢印で示すように、第4接続部材74をケースメント20から遠ざかるように移動させ、その後に第4接続部材74を切り欠き部73cの形成方向にスライドさせる。これにより、切り欠き部73cに貫通穴74cの周縁がかみ合い、第4接続部材74が第3接続部材73に固定される。
ここで、本実施の形態に係る据付機構70では、上述のように、雄ネジ81は、可撓性を有する雄ネジ保持部材72bに保持されている。雄ネジ81が雄ネジ保持部材72bに保持されていない場合、工具85の先端に雄ネジ81を取り付け、この状態で工具85及び雄ネジ81を空間75に通し、雄ネジ81を雌ネジ71aにねじ込むこととなる。このような作業では、雄ネジ81を雌ネジ71aにねじ込む前に、雄ネジ81を落下させてしまう場合がある。しかしながら、雄ネジ81が雄ネジ保持部材72bに保持されている場合、雄ネジ81を雌ネジ71aにねじ込む作業において、雄ネジ81が落下することはない。このため、雄ネジ81を雄ネジ保持部材72bに保持することにより、据付作業性を向上させることができる。また、雄ネジ81が落下しないことにより、据付作業時の安全性を向上させることもできる。なお、雄ネジ保持部材72bは、可撓性を有しているので、雄ネジ81を雌ネジ71aにねじ込む際に変形できる。このため、雄ネジ81を雄ネジ保持部材72bに保持しても、雄ネジ81が雌ネジ71aにねじ込みづらくなるということはない。
ケースメント20を室内機本体10の下部へ取り付けた後、化粧パネル30をケースメント20の下部に取り付ける。具体的には、図7に示すように、まず、第4接続部材74を、化粧パネル30の接続位置に移動させる。そして、雄ネジ82を下方から雌ネジ73aにねじ込んでいくことにより、雄ネジ82の頭部と第3接続部材73の下面との間に、第4接続部材74を挟み込む。これにより、第4接続部材74は、第3接続部材73に固定される。
第4接続部材74を化粧パネル30の接続位置で固定した後、図2に示すように、化粧パネル30の仮掛けワイヤ32をケースメント20の仮掛けフック23に引っ掛け、ケースメント20に化粧パネル30を仮固定する。そして、図1及び図7に示すように、雄ネジ83を下方から雌ネジ74eにねじ込んでいくことにより、雄ネジ83の頭部と第4接続部材74の下面との間に、化粧パネル30が挟み込まれる。これにより、化粧パネル30は、ケースメント20に固定される。なお、上述のように、本実施の形態に係る化粧パネル30は、貫通穴30aを下方から覆うコーナーパネル30bを備えている。このため、図8に示すように、化粧パネル30をケースメント20に固定後、貫通穴30aをコーナーパネル30bで覆う。
このように、本実施の形態に係る室内機100においては、化粧パネル30をケースメント20の下部に取り付ける際、第4接続部材74を取り外し、取り外した第4接続部材74を仮置きする必要がない。また、本実施の形態に係る室内機100においては、第4接続部材74を床面に落下させる心配がない。また、本実施の形態に係る室内機100においては、化粧パネル30をケースメント20の下部に取り付ける際、作業者は、両手で取り付け作業を行うことが出来る。このため、本実施の形態に係る室内機100は、室内機100の据付作業性を向上させることが出来る。
1 筐体、2 吸込口、2a 吸込グリル、3 吹出口、4 吸込流路、5 吹出流路、6 送風機、7 熱交換器、8 ベルマウス、9 フィルタ、10 室内機本体、11
据付金具、11a 切り欠き部、12 仮掛けフック、14 第1吸込流路、15 第1吹出流路、20 ケースメント、23 仮掛けフック、24 第2吸込流路、25 第2吹出流路、26 内周壁、29 仮掛けワイヤ、30 化粧パネル、30a 貫通穴、30b コーナーパネル、31 角部、32 仮掛けワイヤ、34 第3吸込流路、35
第3吹出流路、40 左右風向調節部、41 左右風向調節板、51 上下風向調節板、52 駆動装置、70 据付機構、71 第1接続部材、71a 雌ネジ、72 第2接続部材、72a 貫通穴、72b 雄ネジ保持部材、73 第3接続部材、73a 雌ネジ、73b ストッパー、73c 切り欠き部、73d 凸部、74 第4接続部材、74a 十字穴、74b 貫通穴、74c 貫通穴、74d 上端、74e 雌ネジ、74f 上下方向配置部、74g 横方向配置部、75 空間、81 雄ネジ、82 雄ネジ、82a 先端、83 雄ネジ、85 工具、86 吊りボルト、91 シール材、92 シール材、100 室内機、101 吸込空気、102 吹出空気。

Claims (4)

  1. 室内機本体と、
    前記室内機本体の下部に取り付けられたケースメントと、
    前記ケースメントの下部に取り付けられた化粧パネルと、
    前記室内機本体と前記ケースメントとを固定し、前記ケースメントと前記化粧パネルとを固定する据付機構と、
    を備え、
    前記据付機構は、
    前記室内機本体に取り付けられ、第1雌ネジが形成された第1接続部材と、
    前記第1接続部材の下方となる位置において前記ケースメントに取り付けられ、前記第1雌ネジにねじ込まれる第1雄ネジが貫通する第1貫通穴が形成された第2接続部材と、
    前記第2接続部材の下方となる位置において前記ケースメントに取り付けられ、第2雌ネジが形成された第3接続部材と、
    前記第3接続部材に摺動自在に設けられ、前記第2雌ネジにねじ込まれる第2雄ネジが貫通する第2貫通穴と、第3雌ネジが形成された第4接続部材と、
    を備え、
    前記化粧パネルには、前記第3雌ネジにねじ込まれる第3雄ネジが貫通する第3貫通穴が形成されており、
    前記第1雌ネジにねじ込まれた前記第1雄ネジの頭部と前記第1接続部材の下面との間で前記第2接続部材を挟み込むことにより、前記室内機本体に前記ケースメントが固定され、
    前記第2雌ネジにねじ込まれた前記第2雄ネジの頭部と前記第3接続部材の下面との間で前記第4接続部材を挟み込むことにより、前記第3接続部材に前記第4接続部材が固定され、
    前記第3接続部材に前記第4接続部材が固定された状態において、前記第3雌ネジにねじ込まれた前記第3雄ネジの頭部と前記第4接続部材の下面との間で前記化粧パネルを挟み込むことにより、前記ケースメントに前記化粧パネルが固定される構成であり、
    前記第4接続部材を移動させることにより、前記第1雄ネジの下方に、該第1雄ネジをねじ込む工具が挿入自在な空間が形成される構成であり、
    前記第4接続部材には、第4貫通穴が形成され、
    前記第3接続部材は、横方向に突出し、前記第4貫通穴に摺動自在に挿入されたストッパーを有し、
    前記第3接続部材の前記ストッパーが前記第4貫通穴から抜け出ることを防止する機構を備えた空気調和機の室内機。
  2. 前記ストッパーは、前記空間が形成される位置に前記第4接続部材が移動した状態において前記第4貫通穴と対向する位置に、切り欠き部を有し、
    前記切り欠き部に前記第4貫通穴の周縁をかみ合わせることにより、前記第4接続部材が固定される構成である請求項1に記載の空気調和機の室内機。
  3. 前記第2雄ネジを備え、
    前記第4接続部材は、上下方向に延びる上下方向配置部と横方向に延びる横方向配置部とを有し、前記上下方向配置部及び前記横方向配置部によって断面L字状に形成され、
    前記第2貫通穴は、前記横方向配置部から前記上下方向配置部に跨がって形成され、
    前記ケースメントに前記化粧パネルが固定された状態においては、前記上下方向配置部は、前記第2雄ネジと前記ケースメントとの間に配置され、
    前記第2雄ネジが前記第2雌ネジに規定長さ以上ねじ込まれた状態においては、前記第2貫通穴の上端は前記第2雄ネジの先端より低い位置となる請求項1又は2に記載の空気調和機の室内機。
  4. 前記第1雄ネジと、
    可撓性を有し、前記第1雄ネジを保持し、前記ケースメントに取り付けられた雄ネジ保持部材と、
    を備えた請求項1〜3のいずれか一項に記載の空気調和機の室内機。
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