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JP6953481B2 - 車体のクロスメンバ構造 - Google Patents

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Description

本発明は、車体のクロスメンバ構造に関するものである。
従来、車体の左側のサイドシル及び右側のサイドシル間にクロスメンバが架設され、このクロスメンバにより車体の剛性を向上し、車体側方から入力された荷重に対するエネルギー吸収量の増大を図るための技術が種々提案されている。
例えば特許文献1には、車幅方向の中央部にトンネル部を有するフロアパネルと、トンネル部の両側壁と左右のサイドシルとの間に架設されるクロスメンバと、クロスメンバの上面に設けられたシート支持部材と、シート支持部材とトンネル部との間の適宜位置からトンネル部まで形成され、且つ左右のクロスメンバ間を連設する膨出部と、を有するクロスメンバ構造が開示されている。クロスメンバの上面には、クロスメンバの上面と膨出部とが適宜位置にて屈折して連設された屈折部が形成されている。
特許文献1に記載の技術によれば、車体側面から荷重が入力された際、トンネル部及び屈折部を先に変形させることができるので、サイドシルとトンネル部との間に設けられたシートの変形を防止できるとされている。
特開平8−133131号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術にあっては、クロスメンバからサイドシルまで略一直線状に延びているので、車体の側方においてクロスメンバから前後方向にオフセットした位置に荷重が入力された場合に、クロスメンバの長手方向に対して斜めに荷重が入力される。このため、クロスメンバが車両の前後方向に折れ曲がり、エネルギーの吸収効率が低下するおそれがある。また、クロスメンバが荷重を十分に吸収しない場合、車幅方向の内側に配置された燃料タンク等の部品に荷重が伝達されるおそれがある。
そこで、本発明は、車体側方に入力された荷重を効果的に吸収し、部品を保護できる車体のクロスメンバ構造を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するため、請求項1に記載の発明に係る車体のクロスメンバ構造(例えば、実施形態における車体のクロスメンバ構造1)は、車体(例えば、実施形態における車体10)における車室の下方に設けられるフロアパネル(例えば、実施形態におけるフロアパネル2)と、前記フロアパネルの車幅方向の両側に設けられ、前記車体の前後方向に沿って延びるサイドシル(例えば、実施形態におけるサイドシル3)と、前記車幅方向に沿って延び、前記サイドシル間を連結するクロスメンバ(例えば、実施形態におけるクロスメンバ4)と、前記クロスメンバと前記フロアパネルとの間に設けられ、前記車幅方向に沿って延びる1つのリインフォース(例えば、実施形態におけるリインフォース5)と、を備え、前記クロスメンバは、前記リインフォースより前記車幅方向の外側において、前記車体の上下方向の少なくとも一方に湾曲する湾曲部(例えば、実施形態における湾曲部41)と、前記湾曲部から前記車幅方向の内側に向かって延びる本体部(例えば、実施形態における本体部42)と、を有し、前記リインフォースは前記本体部間に延びていることを特徴としている。
また、請求項2に記載の発明に係る車体のクロスメンバ構造は、前記リインフォースの最下部(例えば、実施形態における水平部58の下面59)は、前記クロスメンバの前記上下方向における中央部と同じ高さとなるように配置されていることを特徴としている。
また、請求項3に記載の発明に係る車体のクロスメンバ構造は、前記リインフォースは、前記クロスメンバよりも上方に設けられ、前記湾曲部は、前記上方へ向かって突出するように湾曲し、前記クロスメンバは、前記湾曲部に接続され、前記湾曲部から前記車幅方向の外側に向かって延びる延長部(例えば、実施形態における延長部43)と、前記湾曲部に接続され、前記湾曲部から前記車幅方向の内側に向かって延びる本体部(例えば、実施形態における本体部42)と、を有し、前記延長部の下面(例えば、実施形態における延長部の下面18)は、前記本体部の下面(例えば、実施形態における本体部42の下面17)よりも上方に位置することを特徴としている。
また、請求項4に記載の発明に係る車体のクロスメンバ構造は、前記リインフォースと前記サイドシルとの間には、前記フロアパネルに前記リインフォースを取り付けるための取付ブラケット(例えば、実施形態における取付ブラケット21)が設けられ、前記取付ブラケットの前記上下方向に沿う高さ寸法は、前記リインフォースの前記上下方向に沿う高さ寸法よりも小さいことを特徴としている。
また、請求項5に記載の発明に係る車体のクロスメンバ構造は、前記クロスメンバよりも前記前後方向の一方には燃料タンク(例えば、実施形態における燃料タンク11)が配置され、前記取付ブラケットのうち前記前後方向の一方に位置する一方側縁部(例えば、実施形態における前方側縁部23)の長さは、前記取付ブラケットのうち前記前後方向の他方に位置する他方側縁部(例えば、実施形態における後方側縁部25)の長さよりも長いことを特徴としている。
また、請求項6に記載の発明に係る車体のクロスメンバ構造は、前記クロスメンバは、連結ブラケット(例えば、実施形態における連結ブラケット6)を介して前記サイドシルに連結されることを特徴としている。
また、請求項7に記載の発明に係る車体のクロスメンバ構造は、前記クロスメンバよりも前記前後方向の一方には燃料タンクが配置され、前記湾曲部には、前記車幅方向に沿って延びるとともに前記前後方向に並ぶ複数のビード(例えば、実施形態におけるビード45)が形成され、前記前後方向の一方に形成された前記ビード(例えば、実施形態における第一ビード31及び第四ビード34)の長さは、前記前後方向の他方に形成された前記ビード(例えば、実施形態における第三ビード33及び第七ビード37)の長さよりも短いことを特徴としている。
また、請求項8に記載の発明に係る車体のクロスメンバ構造(例えば、実施形態における車体のクロスメンバ構造1)は、車体(例えば、実施形態における車体10)における車室の下方に設けられるフロアパネル(例えば、実施形態におけるフロアパネル2)と、前記フロアパネルの車幅方向の両側に設けられ、前記車体の前後方向に沿って延びるサイドシル(例えば、実施形態におけるサイドシル3)と、前記車幅方向に沿って延び、前記サイドシル間を連結するクロスメンバ(例えば、実施形態におけるクロスメンバ4)と、前記クロスメンバよりも前記前後方向の一方に配置されるエネルギ源(例えば、実施形態における燃料タンク11)と、前記クロスメンバと前記フロアパネルとの間に設けられ、前記車幅方向に沿って延びるリインフォース(例えば、実施形態におけるリインフォース5)と、を備え、前記クロスメンバは、前記リインフォースより前記車幅方向の外側において、前記車体の上下方向の少なくとも一方に湾曲する湾曲部(例えば、実施形態における湾曲部41)を有し、前記湾曲部の前記車幅方向に延び、前記前後方向の他方の剛性が前記前後方向の一方の剛性よりも高くなるようにビード(例えば、実施形態におけるビード45)を形成することを特徴としている。
本発明の請求項1に記載の車体のクロスメンバ構造によれば、クロスメンバは、リインフォースよりも車幅方向の外側に湾曲部を有する。
ここで、クロスメンバが車幅方向に沿って直線状に形成された従来技術にあっては、例えば車体側方においてクロスメンバから前後方向にオフセットした位置に荷重が入力された場合、クロスメンバの長手方向(車幅方向)に対して斜めに荷重が入力され、クロスメンバが変形するおそれがある。このため、従来技術にあっては、側方から入力された荷重をクロスメンバで十分に吸収できず、車幅方向の中央に配置された燃料タンクやバッテリ等の部品に荷重が伝達されるおそれがある。
本発明の車体のクロスメンバ構造によれば、クロスメンバは湾曲部を有するので、車体の側方においてクロスメンバから前後方向にオフセットした位置に荷重が入力された場合、先ず湾曲部が変形する。このとき、湾曲部は、荷重が入力された側から反対側へ向かって徐々に変形する。これにより、クロスメンバに対して斜めに入力された荷重を湾曲部で吸収し、クロスメンバへ入力される荷重の向きをクロスメンバの長手方向に沿わせることができる。よって、クロスメンバが前後方向に変形するのを抑止し、クロスメンバの近傍に配置された部品を保護できる。また、リインフォースよりも車幅方向の外側における変形時のストローク量を大きく確保できるので、荷重を効果的に吸収できる。
したがって、車体側方に入力された荷重を効果的に吸収し、部品を保護できる車体のクロスメンバ構造を提供できる。
本発明の請求項2に記載の車体のクロスメンバ構造によれば、リインフォースの最下部は、クロスメンバの上下方向における中央部と同じ高さとなるように配置されている。これにより、クロスメンバの中央部において、車体の側方から入力された荷重を伝達することができる。よって、クロスメンバの上下方向に作用するモーメントを抑制し、クロスメンバの剛性を高めることができる。
本発明の請求項3に記載の車体のクロスメンバ構造によれば、クロスメンバは、湾曲部よりも車幅方向の外側に設けられる延長部と、湾曲部よりも車幅方向の内側に設けられる本体部と、を有し、延長部の底面は、本体部の底面よりも上方に位置する。これにより、車体の側方からクロスメンバに荷重が入力された際、延長部の高さがクロスメンバの上下方向の中央部の高さと同一となるように維持される。このため、クロスメンバが変形することによる上下方向のモーメントの発生を抑制し、クロスメンバにより荷重を効果的に吸収できる。
本発明の請求項4に記載の車体のクロスメンバ構造によれば、取付ブラケットの上下方向に沿う高さ寸法は、リインフォースの上下方向に沿う高さ寸法よりも小さい。このため、取り付けブラケットの剛性は、リインフォースの剛性よりも低くなる。また、取り付けブラケットは、リインフォースとサイドシルとの間に設けられる。これにより、車体の側方から荷重が入力された際、取り付けブラケットが先ず変形し、荷重を吸収する。よって、サイドシルから取り付けブラケットを介さずに直接リインフォースに荷重が伝達される場合と比較して、リインフォースに伝達される荷重を抑制できる。
本発明の請求項5に記載の車体のクロスメンバ構造によれば、取付ブラケットの一方側縁部の長さは他方側縁部の長さよりも長いので、取付ブラケットの他方縁部と比較して一方縁部の剛性を高めることができる。また、取り付けブラケットの前後方向の一方側に燃料タンクが配置されるので、例えば車体の側方から荷重が入力された場合に、燃料タンクが配置される一方縁部の剛性が高いことにより、燃料タンクに荷重が伝達されるのを抑制できる。よって、車体側方から入力された荷重に対して燃料タンクを保護できる。
本発明の請求項6に記載の車体のクロスメンバ構造によれば、クロスメンバは、連結ブラケットを介してサイドシルに連結されるので、車体の側方に荷重が入力された場合、クロスメンバよりも先に連結ブラケットが変形する。これにより、車体の側方においてクロスメンバから前後方向にオフセットした位置に荷重が入力された場合、クロスメンバに対して斜めに入力された荷重を連結ブラケットで吸収し、クロスメンバへ入力される荷重の向きをクロスメンバの長手方向に沿わせることができる。よって、クロスメンバのうち湾曲部よりも車幅方向の内側の部分が前後方向に変形するのを抑止できる。
本発明の請求項7に記載の車体のクロスメンバ構造によれば、湾曲部には車幅方向に沿って延びるとともに前後方向に並ぶ複数のビードが形成され、前後方向の一方に形成されたビードの長さは、前後方向の他方に形成されたビードの長さよりも短い。このため、湾曲部において特に前後方向の一方側の部分が変形し易くなる。また、クロスメンバよりも前後方向の一方には燃料タンクが配置される。これにより、例えば車体の側方において燃料タンクと対応する位置に荷重が入力された場合、湾曲部は、燃料タンクが配置される一方側から徐々に変形する。これにより、クロスメンバに対して斜めに入力された荷重を湾曲部で吸収し、クロスメンバへ入力される荷重の向きをクロスメンバの長手方向に沿わせることができる。よって、クロスメンバが前後方向に変形するのを抑止し、湾曲部よりも車幅方向の内側に配置された燃料タンク等の部品を保護できる。
実施形態に係るクロスメンバ構造を有する車体の下面図。 図1のII−II線に沿う断面図。 図1のクロスメンバを省略した車体の下面図。 実施形態に係るリインフォースの端部を示す斜視図。 車体の側方から荷重が入力された際の車体の変形状態を示す説明図。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
(実施形態)
(車体のクロスメンバ構造)
図1は、実施形態に係るクロスメンバ構造1を有する車体10の下面図である。図2は、図1のII−II線に沿う断面図である。
車体10のクロスメンバ構造1(以下、単にクロスメンバ構造1という。)は、フロアパネル2と、サイドシル3と、クロスメンバ4と、リインフォース5と、を備える。なお、以下の説明において、前後方向、左右方向(車幅方向)及び上下方向の向きは、それぞれ車体10の前後方向、左右方向及び上下方向の向きと一致する。
フロアパネル2は、車体10における車室の下方に設けられている。
サイドシル3は、フロアパネル2の車幅方向の両側に設けられている。サイドシル3は、車体10の前後方向に沿って延びている。
(クロスメンバ)
クロスメンバ4は、フロアパネル2の下方に配置されている。クロスメンバ4は、左右のサイドシル3の間で車幅方向に沿って延びている。クロスメンバ4の車幅方向の両端部は、連結ブラケット6を介して左右のサイドシル3にそれぞれ連結されている。クロスメンバ4は、車幅方向に直交する断面形状が上方に開口するハット状に形成されている。具体的に、クロスメンバ4は、車幅方向に延びる第一下面26と、第一下面26の前端部から上方に起立する第一前面27と、第一前面27の上端部から前方へ延びる第一前フランジ28と、第一下面26の後端部から上方に起立する第一後面29と、第一後面29の上端部から後方へ延びる第一後フランジ30と、を有する。第一前フランジ28及び第一後フランジ30は、フロアパネル2の下面20に取り付けられている。これにより、車幅方向から見て、クロスメンバ4とフロアパネル2とで閉断面が形成されている。また、クロスメンバ4は、膨出部40と、湾曲部41と、本体部42と、延長部43と、を有する。
図2に示すように、膨出部40は、前後方向から見て、車幅方向の中央部において上方へ凸となるように膨出されている。膨出部40は、車体10の車幅方向の中央部において前後方向に延びるフロアトンネル(不図示)と対応する位置に設けられている。
湾曲部41は、膨出部40よりも車幅方向の外側において、膨出部40と間隔をあけて左右に一対設けられている。湾曲部41は、上方へ向かって突出するように湾曲している。湾曲部41の曲率半径は、膨出部40の曲率半径よりも小さい。湾曲部41の頂部44は、膨出部40の頂部46よりも下方に位置している。
図1に示すように、湾曲部41には、車幅方向に延びるビード45が形成されている。ビード45は、前後方向に並んで複数設けられている。具体的に、車幅方向の左方(図1における右方)に設けられた湾曲部41は、第一ビード31(請求項の前後方向の一方に形成されたビード)と、第一ビード31よりも後方に設けられた第二ビード32と、第二ビード32よりも後方に設けられた第三ビード33(請求項の前後方向の他方に形成されたビード)と、を有する。第一ビード31の車幅方向に沿う長さは、第二ビード32の車幅方向に沿う長さよりも短い。第二ビード32の車幅方向に沿う長さと、第三ビード33の車幅方向に沿う長さと、は同等とされている。
車幅方向の右方(図1における左方)に設けられた湾曲部41は、第四ビード34(請求項の前後方向の一方に形成されたビード)と、第四ビード34よりも後方に設けられた第五ビード35と、第五ビード35よりも後方に設けられた第六ビード36と、第六ビード36よりも後方に設けられた第七ビード37(請求項の前後方向の他方に形成されたビード)と、を有する。第四ビード34の車幅方向に沿う長さと、第五ビード35の車幅方向に沿う長さと、は同等とされている。第五ビード35の車幅方向に沿う長さは、第六ビード36の車幅方向に沿う長さよりも短い。第六ビード36の車幅方向に沿う長さと、第七ビード37の車幅方向に沿う長さと、は同等とされている。
なお、車体10の右方に第一ビード31,第二ビード32及び第三ビード33が設けられ、車体10の左方に第四ビード34,第五ビード35、第六ビード36及び第七ビード37が設けられてもよい。
図2に示すように、本体部42は、膨出部40と一対の湾曲部41とをそれぞれ連結している。換言すれば、本体部42は、湾曲部41から車幅方向の内側に向かって延びている。本体部42の車幅方向の内側端部は、膨出部40の車幅方向の外側端部に接続されている。本体部42は、左右に一対設けられている。本体部42の下面17は、ほぼ水平に延びている。
延長部43は、湾曲部41から車幅方向の外側に向かって延びている。延長部43は、左右に一対設けられている。延長部43の下面18は、ほぼ水平に延びている。ここで、延長部43の下面18は、本体部42の下面17よりも長さLだけ上方に位置している。
このように形成されたクロスメンバ4の前方には、クロスメンバ4と所定の間隔をあけて燃料タンク11及び排気管12(いずれも図1参照)が配置されている。燃料タンク11は、車幅方向の中央部に配置されている。排気管12は、燃料タンク11に対して車幅方向の右方に配置されている。
(リインフォース)
図3は、図1のクロスメンバ4を省略した車体10の下面図である。
リインフォース5は、クロスメンバ4とフロアパネル2との間に設けられている(図2も参照)。リインフォース5は、前後方向においてクロスメンバ4と重なる位置に設けられている。リインフォース5は、車幅方向に沿って延びている。リインフォース5の車幅方向の長さは、クロスメンバ4の車幅方向の長さよりも短い。具体的に、リインフォース5は、クロスメンバ4の一対の湾曲部41よりも車幅方向の内側に設けられている。
リインフォース5は、車幅方向に直交する断面形状が上方に開口するハット状に形成されている。具体的に、リインフォース5は、車幅方向に延びる第二下面52と、第二下面52の前端部から上方に起立する第二前面53と、第二前面53の上端部から前方へ延びる第二前フランジ54と、第二下面52の後端部から上方に起立する第二後面55と、第二後面55の上端部から後方へ延びる第二後フランジ56と、を有する。第二前フランジ54及び第二後フランジ56は、フロアパネル2の下面20に取り付けられている。これにより、車幅方向から見て、リインフォース5とフロアパネル2との間に閉断面が形成されている。また、リインフォース5は、突出部57と、水平部58と、を有する。
図2に示すように、突出部57は、前後方向から見て、車幅方向の中央部において上方へ凸となるように突出している。突出部57は、クロスメンバ4の膨出部40と対応する位置に設けられている。
水平部58は、突出部57の車幅方向の両端に一対設けられている。一対の水平部58は、突出部57から車幅方向の外側に向かってそれぞれ延びている。水平部58の下面59(請求項の最下部)は、ほぼ水平に延びている。上下方向において、水平部58の下面59は、クロスメンバ4の本体部42における上下方向の中央部と同じ高さとなるように配置されている。
図4は、実施形態に係るリインフォース5の端部を示す斜視図であって、図3におけるIV部の拡大斜視図である。
リインフォース5の車幅方向の両端部には、取付ブラケット21が連結されている。取付ブラケット21は、リインフォース5とサイドシル3との間に設けられている。取付ブラケット21は、フロアパネル2の下面20に固定されている。これにより、リインフォース5は、取付ブラケット21を介してフロアパネル2に取り付けられている。取付ブラケット21の上下方向に沿う高さ寸法は、リインフォース5の水平部58における上下方向に沿う高さ寸法よりも小さい。また、取付ブラケット21のうち前方に位置する前方側縁部23(請求項の一方側縁部)の車幅方向に沿う長さL1は、取付ブラケット21のうち後方に位置する後方側縁部25(請求項の他方側縁部)の車幅方向に沿う長さL2よりも長い。
(動作)
次に、上述したクロスメンバ構造1を備えた車体10の側方から荷重が入力された際の動作について説明する。
図5は、車体10の側方から荷重が入力された際の車体10の変形状態を示す説明図である。
図5に示すように、例えば車体10の側方のうち、クロスメンバ4よりも前方にオフセットした位置かつ燃料タンク11と対向する位置に荷重Fが入力されると、先ず、サイドシル3やフロアパネル2が変形する。次に、サイドシル3やフロアパネル2の変形に伴って、サイドシル3に連結されたクロスメンバ4の端部に斜め前方から荷重F1が作用する。この斜め方向の荷重F1により、始めにクロスメンバ4の連結ブラケット6が変形する。ここで、連結ブラケット6は、サイドシル3からクロスメンバ4まで車幅方向に沿って荷重を伝達するとともに、クロスメンバ4に対して交差する方向(すなわち、前後方向)に沿う荷重に対して比較的脆弱に形成された脆弱部として機能する。このため、連結ブラケット6は、変形することにより、前後方向に沿う荷重を吸収しながら主に車幅方向に沿う荷重をクロスメンバ4に伝達する。
次に、連結ブラケット6を介してクロスメンバ4の湾曲部41に伝達された荷重F1により、湾曲部41が変形する。このとき、湾曲部41は、前方のビード45が後方のビード45よりも短いため、後方側と比較して前方側の剛性が低い。このため、湾曲部41は、入力された斜め方向の荷重F1により前方から徐々に変形する。すなわち、上述の連結ブラケット6と同様、湾曲部41も前後方向の荷重に対して脆弱に形成された脆弱部として機能する。これにより、湾曲部41は、前後方向に沿う荷重を吸収しながら、斜め方向の荷重F1を車幅方向に沿う荷重F2に変換してクロスメンバ4の本体部42に伝達する。
このように、連結ブラケット6及び湾曲部41が変形することにより、クロスメンバ4に入力される斜め方向の荷重F1が車幅方向に沿う方向の荷重F2に変換される。よって、クロスメンバ4が前後方向へ変形するのが抑制される。また、クロスメンバ4は、車幅方向に沿う荷重に対して剛性が高くなるように形成されているので、湾曲部41よりも車幅方向の内側に配置された燃料タンク11等の部品に荷重Fが伝達されるのを抑制し、燃料タンク11等の部品を保護できる。
(作用、効果)
次に、上述したクロスメンバ構造1の作用、効果について説明する。
本実施形態の車体10のクロスメンバ構造1によれば、クロスメンバ4は、リインフォース5よりも車幅方向の外側に湾曲部41を有する。
ここで、クロスメンバ4が車幅方向に沿って直線状に形成された従来技術にあっては、例えば車体10側方においてクロスメンバ4から前後方向にオフセットした位置に荷重Fが入力された場合、クロスメンバ4の長手方向(車幅方向)に対して斜めに荷重が入力され、クロスメンバ4が変形するおそれがある。このため、従来技術にあっては、側方から入力された荷重をクロスメンバ4で十分に吸収できず、車幅方向の中央に配置された燃料タンク11やバッテリ等の部品に荷重が伝達されるおそれがある。
本発明の車体10のクロスメンバ構造1によれば、クロスメンバ4は湾曲部41を有するので、車体10の側方においてクロスメンバ4から前後方向にオフセットした位置に荷重が入力された場合、先ず湾曲部41が変形する。このとき、湾曲部41は、荷重が入力された側から反対側へ向かって徐々に変形する。これにより、クロスメンバ4に対して斜めに入力された荷重を湾曲部41で吸収し、クロスメンバ4へ入力される荷重の向きをクロスメンバ4の長手方向に沿わせることができる。よって、クロスメンバ4が前後方向に変形するのを抑止し、クロスメンバ4の近傍に配置された部品を保護できる。また、リインフォース5よりも車幅方向の外側における変形時のストローク量を大きく確保できるので、荷重を効果的に吸収できる。
したがって、車体10側方に入力された荷重を効果的に吸収し、部品を保護できる車体10のクロスメンバ構造1を提供できる。
リインフォース5の水平部58の下面59は、クロスメンバ4の上下方向における中央部と同じ高さとなるように配置されている。これにより、クロスメンバ4の中央部において、車体10の側方から入力された荷重を伝達することができる。よって、クロスメンバ4の上下方向に作用するモーメントを抑制し、クロスメンバ4の剛性を高めることができる。
クロスメンバ4は、湾曲部41よりも車幅方向の外側に設けられる延長部43と、湾曲部41よりも車幅方向の内側に設けられる本体部42と、を有し、延長部43の下面18は、本体部42の下面17よりも上方に位置する。これにより、車体10の側方からクロスメンバ4に荷重が入力された際、延長部43の高さがクロスメンバ4の上下方向の中央部の高さと同一となるように維持される。このため、クロスメンバ4が変形することによる上下方向のモーメントの発生を抑制し、クロスメンバ4により荷重を効果的に吸収できる。
取付ブラケット21の上下方向に沿う高さ寸法は、リインフォース5の上下方向に沿う高さ寸法よりも小さい。このため、取付ブラケット21の剛性は、リインフォース5の剛性よりも低くなる。また、取付ブラケット21は、リインフォース5とサイドシル3との間に設けられる。これにより、車体10の側方から荷重Fが入力された際、取付ブラケット21が先ず変形し、荷重Fを吸収する。よって、サイドシル3から取付ブラケット21を介さずに直接リインフォース5に荷重Fが伝達される場合と比較して、リインフォース5に伝達される荷重Fを抑制できる。
取付ブラケット21の前方側縁部23の長さは後方側縁部25の長さよりも長いので、取付ブラケット21の後方側縁部25と比較して前方側縁部23の剛性を高めることができる。また、取付ブラケット21の前方に燃料タンク11が配置されるので、例えば車体10の側方から荷重Fが入力された場合に、燃料タンク11が配置される前方側縁部23の剛性が高いことにより、燃料タンク11に荷重Fが伝達されるのを抑制できる。よって、車体10側方から入力された荷重Fに対して燃料タンク11を保護できる。
クロスメンバ4は、連結ブラケット6を介してサイドシル3に連結されるので、車体10の側方に荷重Fが入力された場合、クロスメンバ4よりも先に連結ブラケット6が変形する。これにより、車体10の側方においてクロスメンバ4から前後方向にオフセットした位置に荷重Fが入力された場合、クロスメンバ4に対して斜めに入力された荷重F1を連結ブラケット6で吸収し、クロスメンバ4へ入力される荷重の向きをクロスメンバ4の長手方向に沿わせることができる。よって、クロスメンバ4のうち湾曲部41よりも車幅方向の内側の部分(本体部42)が前後方向に変形するのを抑止できる。
湾曲部41には車幅方向に沿って延びるとともに前後方向に並ぶ複数のビード45が形成され、前後方向の前方に形成された第一ビード31及び第四ビード34の長さは、前後方向の後方に形成された第三ビード33及び第七ビード37の長さよりも短い。このため、湾曲部41において特に前後方向の前方の部分が変形し易くなる。また、クロスメンバ4よりも前方には燃料タンク11が配置される。これにより、例えば車体10の側方において燃料タンク11と対応する位置に荷重Fが入力された場合、湾曲部41は、燃料タンク11が配置される前方から徐々に変形する。これにより、クロスメンバ4に対して斜めに入力された荷重F1を湾曲部41で吸収し、クロスメンバ4へ入力される荷重の向きをクロスメンバ4の長手方向に沿わせることができる。よって、クロスメンバ4が前後方向に変形するのを抑止し、湾曲部41よりも車幅方向の内側に配置された燃料タンク11等の部品を保護できる。
なお、本発明の技術範囲は上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば、上述した実施形態では、湾曲部41が上方に凸となるように湾曲する構成としたが、これに限らない。例えば、湾曲部41は、下方に凸となるように湾曲する構成としてもよい。また、湾曲部41は、上方及び下方に交互に凸となるように湾曲してもよい。さらに、湾曲部41の個数は上述した実施形態に限定されない。
ビード45の個数及び形状は上述の実施形態に限定されない。
クロスメンバ4の近傍には、例えばバッテリや電気機器等、燃料タンク11以外の部品が配置されてもよい。
その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、上述した実施形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能であり、また、上述した実施形態及び変形例を適宜組み合わせてもよい。
1 車体のクロスメンバ構造
2 フロアパネル
3 サイドシル
4 クロスメンバ
5 リインフォース
6 連結ブラケット
10 車体
11 燃料タンク
17 本体部の下面
18 延長部の下面
21 取付ブラケット
23 前方側縁部(一方側縁部)
25 後方側縁部(他方側縁部)
31 第一ビード(前後方向の一方に形成されたビード)
33 第三ビード(前後方向の他方に形成されたビード)
34 第四ビード(前後方向の一方に形成されたビード)
37 第七ビード(前後方向の他方に形成されたビード)
42 本体部
43 延長部
45 ビード
59 水平部の下面(リインフォースの最下部)

Claims (8)

  1. 車体における車室の下方に設けられるフロアパネルと、
    前記フロアパネルの車幅方向の両側に設けられ、前記車体の前後方向に沿って延びるサイドシルと、
    前記車幅方向に沿って延び、前記サイドシル間を連結するクロスメンバと、
    前記クロスメンバと前記フロアパネルとの間に設けられ、前記車幅方向に沿って延びる1つのリインフォースと、
    を備え、
    前記クロスメンバは、前記リインフォースより前記車幅方向の外側において、前記車体の上下方向の少なくとも一方に湾曲する湾曲部と、前記湾曲部から前記車幅方向の内側に向かって延びる本体部と、を有し、前記リインフォースは前記本体部間に延びていることを特徴とする車体のクロスメンバ構造。
  2. 前記リインフォースの最下部は、前記クロスメンバの前記上下方向における中央部と同じ高さとなるように配置されていることを特徴とする請求項1に記載の車体のクロスメンバ構造。
  3. 前記リインフォースは、前記クロスメンバよりも上方に設けられ、
    前記湾曲部は、上方へ向かって突出するように湾曲し、
    前記クロスメンバは、
    前記湾曲部に接続され、前記湾曲部から前記車幅方向の外側に向かって延びる延長部と、
    前記湾曲部に接続され、前記湾曲部から前記車幅方向の内側に向かって延びる前記本体部と、
    を有し、
    前記延長部の下面は、前記本体部の下面よりも上方に位置することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の車体のクロスメンバ構造。
  4. 前記リインフォースと前記サイドシルとの間には、前記フロアパネルに前記リインフォースを取り付けるための取付ブラケットが設けられ、
    前記取付ブラケットの前記上下方向に沿う高さ寸法は、前記リインフォースの前記上下方向に沿う高さ寸法よりも小さいことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の車体のクロスメンバ構造。
  5. 前記クロスメンバよりも前記前後方向の一方には燃料タンクが配置され、
    前記取付ブラケットのうち前記前後方向の一方に位置する一方側縁部の長さは、前記取付ブラケットのうち前記前後方向の他方に位置する他方側縁部の長さよりも長いことを特徴とする請求項4に記載の車体のクロスメンバ構造。
  6. 前記クロスメンバは、連結ブラケットを介して前記サイドシルに連結されることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の車体のクロスメンバ構造。
  7. 前記クロスメンバよりも前記前後方向の一方には燃料タンクが配置され、
    前記湾曲部には、前記車幅方向に沿って延びるとともに前記前後方向に並ぶ複数のビードが形成され、
    前記前後方向の一方に形成された前記ビードの長さは、前記前後方向の他方に形成された前記ビードの長さよりも短いことを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の車体のクロスメンバ構造。
  8. 車体における車室の下方に設けられるフロアパネルと、
    前記フロアパネルの車幅方向の両側に設けられ、前記車体の前後方向に沿って延びるサイドシルと、
    前記車幅方向に沿って延び、前記サイドシル間を連結するクロスメンバと、
    前記クロスメンバよりも前記前後方向の一方に配置されるエネルギ源と、
    前記クロスメンバと前記フロアパネルとの間に設けられ、前記車幅方向に沿って延びるリインフォースと、
    を備え、
    前記クロスメンバは、前記リインフォースより前記車幅方向の外側において、前記車体の上下方向の少なくとも一方に湾曲する湾曲部を有し、前記湾曲部の前記車幅方向に延び、前記前後方向の他方の剛性が前記前後方向の一方の剛性よりも高くなるようにビードを形成することを特徴とする車体のクロスメンバ構造。
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