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JP6933687B2 - 金属溶湯濾過装置および金属溶湯濾過装置用の蓋体組立体 - Google Patents

金属溶湯濾過装置および金属溶湯濾過装置用の蓋体組立体 Download PDF

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JP6933687B2
JP6933687B2 JP2019123123A JP2019123123A JP6933687B2 JP 6933687 B2 JP6933687 B2 JP 6933687B2 JP 2019123123 A JP2019123123 A JP 2019123123A JP 2019123123 A JP2019123123 A JP 2019123123A JP 6933687 B2 JP6933687 B2 JP 6933687B2
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Description

本発明は、金属溶湯濾過装置に関する。
アルミニウムなどの金属溶湯を濾過し、当該金属溶湯に含まれる介在物等を除去するための濾過装置が知られている。この濾過装置は、例えば特許文献1に示されるように、濾過体(組立体5)と、濾過体によって区画された上流側の第1浴室及び下流側の第2浴室を含む缶体(槽体1)を備えている。濾過体は、当該濾過体によって濾過された金属溶湯の流路を囲むように、缶体の受け部(受台4)に載置されている。
このような濾過装置では、濾過体が缶体の受け部に固定されていないため、金属溶湯による浮力によって濾過体が不安定になり、濾過体と缶体の受け部との間に隙間が生じて金属溶湯が漏れ出すおそれがある。この場合、濾過装置及びその下流に設置される各種設備の復旧に、多大な時間及びコストがかかってしまう。したがって、濾過体と缶体の受け部との間の密封状態を確実に維持することが重要である。
この事実に鑑み、特許文献2では、濾過体(濾過ユニット40)に錘(45)を載置することによって、濾過体(濾過ユニット40)と缶体(缶体部20)の受け部(中蓋22)との間のシール性を向上させることが提案されている。特許文献2の濾過装置は、濾過体と缶体の受け部との間の密封状態が特許文献1に記載された濾過装置よりも良好ではあるが、より確実に金属溶湯のリークを防止するために改善の余地があった。
また、特許文献3では、濾過体を楔体(70)によって缶体(缶体部20)に固定することが提案されている。但し、十分なシール性を実現するためには、濾過体と缶体の受け部との間に圧力が作用するように楔体を複数の凹部(39)内に打ち込む必要があるが、楔体を打ち込む固定方式では、固定の都度均一な圧力で固定することが困難であることから、特許文献3の濾過装置では安定してシール性を改善することができないという課題が残っていた。
特開昭63−147509号公報 特許第5669718号公報 特許第6177442号公報
本発明は以上の状況に鑑みて創案されたものであり、濾過体と缶体の受け部との間のシール性を向上させることが容易な金属溶湯濾過装置を提供することを目的とする。
本発明による金属溶湯濾過装置は、
開口部を有する缶体と、
前記缶体の前記開口部を覆う蓋体と、
前記缶体内に設けられ、金属溶湯を濾過する濾過体と、
前記蓋体に対して相対移動して前記缶体に向けて前記濾過体を押圧可能である押圧部材を有し、前記蓋体に設置された、押圧ユニットと、を備えている。
本発明によれば、押圧ユニットによって濾過体が缶体に向けて押圧されるため、濾過体と缶体との間で高いシール性を容易に実現することができる金属溶湯濾過装置を提供することができる。
本発明の一実施の形態による金属溶湯濾過装置を示す概略平面図である。 図1のII−II線断面図である。 図2の二点鎖線で囲まれた領域IIIの拡大図である。 図2のIV−IV線断面図である。 図1のV−V線断面図である。 図1のVI−VI線断面図である。 図1の変形例による金属溶湯濾過装置を示す概略断面図である。 図1の更なる変形例による金属溶湯濾過装置を示す概略断面図である。
以下、本発明の一実施の形態による金属溶湯濾過装置100について、図面を参照しつつ詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施の形態による金属溶湯濾過装置100を示す概略平面図であり、図2は、図1のII−II線断面図である。図3は、図2の一点鎖線で囲まれた領域IIIの拡大図である。また、図4は、図2のIV−IV線断面図であり、図5は、図1のV−V線断面図であり、図6は、図1のVI−VI線断面図である。本明細書では、図1の右方向をX軸正方向、図1の上方向をY軸正方向、図1の手前方向をZ軸正方向とするXYZ三次元座標系を規定して、以下の説明を行うこととする。本実施の形態では、XY平面は、水平面と平行であり、後述される濾過体30と缶体10との当接領域を含む位置に規定されている。Z軸は、鉛直方向と平行な軸であり、濾過体30の重心を通過する位置に規定されている。また、本実施の形態では、Z軸正方向が上方向となり、Z軸負方向が下方向となっている。
図1〜図2及び図4〜図6に示すように、金属溶湯濾過装置100は、開口部10aを有する缶体10と、缶体10の開口部10aを覆う蓋体20と、缶体10内に設けられた濾過体30と、蓋体20に設置された押圧ユニット40と、を備えている。押圧ユニット40は、蓋体20に対して相対移動可能な押圧部材41を有している。押圧部材41は、蓋体20に対して相対移動して、缶体10に向けて濾過体30を押圧する。また、図2に示すように、缶体10は、濾過体30によって区画された第1浴室11および第2浴室12を有している。金属溶湯は、第1浴室11から濾過体30を経て第2浴室12に流れる。この際、濾過体30は、金属溶湯を濾過する。
図1〜図2及び図4〜図6に示すように、缶体10は、略直方体の形状を有しており、YZ平面と平行でX座標が正である側面に、濾過される金属溶湯を第1浴室11内に導入するための入湯口14と、濾過された金属溶湯を第2浴室12から導出するための出湯口15とが、設けられている。更に、缶体10は、入湯口14から第1浴室11まで濾過される金属溶湯を導く第1流路14aと、第2浴室から出湯口15まで濾過された金属溶湯を導く第2流路15aとを、有している。
蓋体20は、略直方体状の形状であり、缶体10の開口部10aを覆った状態においてZ軸が通過する貫通孔20aを有している。図1及び図2に示すように、押圧ユニット40は、貫通孔20aが形成された位置において蓋体20に設置されている。そして、貫通孔20aを貫いて、押圧ユニット40の押圧部材41が蓋体20の外部から缶体10の第1浴室11内まで、Z軸に沿って延在している。
図2〜図6に示すように、濾過体30は、支持板31と、支持板31によって周囲から支持された複数のチューブ形状の濾過要素32と、を含んでいる。支持板31は、金属溶湯と反応しにくいセラミックス製である。濾過要素32は、多孔質セラミックス製であり、金属溶湯の通流及び濾過が可能な細孔を有している。支持板31の外縁領域は、濾過要素32の周囲を取り囲むフランジ部31fを具備している。
また、図2、図3等に示すように、缶体10は、濾過体30を受ける受け部13を有している。このため、濾過体30は、押圧ユニット40の押圧部材41によって押圧されると、フランジ部31fが缶体10の受け部13を押圧することになる。図3に示すように、濾過体30と缶体10の受け部13との間には、パッキン50が配置されており、濾過体30のフランジ部31fと缶体10の受け部13との間が液密に封止されているのが好ましい。パッキン50は、例えば繊維状のアルミナ等から構成されているのが好ましい。
缶体10の内部には第2浴室12の入口となる開口12aが形成されており、濾過体30は、開口12aを覆うように配置されている。図4に示す例では、この開口12aは、Z軸方向から見て正八角形の形状を有しており、缶体10の受け部13によってその周縁が画定されている。このような受け部13の形状に対応して、濾過体30のフランジ部31fも正八角形の輪郭線を有している。この輪郭線は、受け部13によって画定される開口12aの正八角形の形状を僅かに拡大した相似形の図形となっており、その中心は原点Oに一致している。尚、開口12aや濾過体30は正八角形に限定されず、円形や四角形、六角形などの形状を取りうる。
濾過体30に含まれる複数の濾過要素32は、一方の端部が閉鎖端32cであり他方の端部が開放端32fである有底筒形の形状を有している。図示された例において、筒形をなす濾過要素32の軸方向は、Z軸と平行である。ここで、濾過要素32の軸方向とは、当該濾過要素32の両端を結ぶ直線と平行な方向を意味している。図2に示すように、全ての濾過要素32は、閉鎖端32cが上方に位置し、開放端32fが下方に位置する向きで整列されている。各濾過要素32は、開放端32fの近傍がXY平面上に位置する支持板31によって支持されている。もちろん、支持板31は、濾過要素32を支持した状態で当該濾過要素32の開放端32fを閉鎖することがないよう、濾過要素32に対応する位置に開口を有している。このように、濾過要素32が支持板31の上方に配置されていることから、本実施の形態の受け部13は、濾過要素32で濾過された金属溶湯の流路を囲むように構成されている。
支持板31は、均一の材質によって均一の厚さで構成されている。また、図4に示すように、本実施の形態の濾過体30には22本の濾過要素32が含まれており、X軸及びY軸に関して対称的に配置されている。それぞれの濾過要素32は、互いに同一の構造を有している。このような対称的な構成を有する濾過体30の重心は、前述したように、Z軸方向から見て、原点Oに一致している。
次に、図2及び図5を参照して押圧ユニット40について説明する。ここでは、蓋体20が缶体10の開口部10aを覆った状態にあるものとする。押圧ユニット40は、前述した押圧部材41と、後述される押圧力制御手段を含み押圧部材41を軸線方向(Z軸方向)に押圧する軸力を生成する軸力生成手段42と、を有している。本実施の形態の押圧部材41は、鉛直方向に延在する棒状体部41rを有しており、中心軸線がZ軸に一致している。このような押圧部材41は、上端部が軸力生成手段42に連結されており、下端部に向かって蓋体20の貫通孔20aを貫いて缶体10の外部から第1浴室11の内部まで垂下している。
本実施の形態の押圧部材41は、押圧力を分散させるための接触部を下端に有している。図2及び図5に示すように、当該接触部41pは、XY平面と平行に広がる円形の板状部材として構成されている。接触部41pは、その中心位置が棒状体部41rの中心軸線と一致するように、当該棒状体部41rの下端にボルトなどの適宜の固定具によって固定されている。したがって、軸力生成手段42で発生された軸力は、棒状体部41r及び接触部41pを介して、Z軸方向から見て原点Oの位置にて濾過体30に作用することになる。換言すれば、濾過体30は、Z軸方向から見て重心の位置で、押圧ユニット40によって押圧されることになる。ここで、接触部41pからの押圧力が濾過体30の上面に均一に付加される点で、接触部41pと濾過体30との間にパッキン(図示せず)が備わっていることが好ましい。
軸力生成手段42は、蓋体20の上面に固定され鉛直上方に向かって立ち上がる筒状のハウジング43と、ハウジング43の上部に支持された軸力生成部44と、軸力生成部44の下方に配置され、濾過体30に対する押圧部材41の押圧力を制御する、押圧力制御手段と、を有している。本実施の形態では、押圧力制御手段としてコイルバネ45が採用されている。もっとも、押圧力制御手段は、濾過体30の固定に必要な押圧力を付与する機能があれば特に限定されない。このため、後に詳述されるが、押圧力制御手段として、例えば、油圧シリンダ、エアシリンダ等を採用しても良い。本実施の形態で採用されているコイルバネ45は、押圧力制御手段の一例として配置されており、簡易な構成で、濾過体30の固定に必要な押圧力を付与する機能を担うとともに、過大な力が濾過体30に作用することを防止する機能を担うことができる点で、好適である。
軸力生成部44は、ハンドル46の回転によってハウジング43に対して鉛直方向に相対移動するボルト(不図示)を有している。このボルトの下端と押圧部材41の上端との間にコイルバネ45が配置されている。このような構成では、軸力生成部44のボルトが鉛直下方に変位することによってコイルバネ45が圧縮される。そして、圧縮されたコイルバネ45からの弾発力が、押圧部材41に作用する。すなわち、軸力生成部44によって生成された軸力がコイルバネ45を介して押圧部材41に伝達されることになる。
次に、本実施の形態による金属溶湯濾過装置100の作用について説明する。ここでは、金属溶湯濾過装置100の初期状態として、濾過体30が缶体10内の適正な位置に配置されているが、缶体10の開口部10aが蓋体20によって覆われていない状態を想定する。
まず、金属溶湯を濾過するに先だち、必要に応じて押圧ユニット40のハンドル46が回転操作され、蓋体20に対する押圧部材41の下方への繰り出し量が減少させられる。これにより、缶体10の開口部10aを蓋体20で覆った際に押圧部材41が濾過体30に不所望に当接し濾過体30を損傷させてしまうことが回避される。そして、この状態で、クレーンなどの搬送装置を用いて蓋体20が缶体10の開口部10aの上方に搬送され、当該缶体10に対して位置決めされる。そして、蓋体20が下降され、缶体10の開口部10aが蓋体20によって覆われる。
次に、押圧ユニット40のハンドル46が回転操作され、ボルトがZ軸負方向に向かって下降させられる。この下降に伴って接触部41pと濾過体30との離間距離が次第に減少し、やがて接触部41pが濾過体30に当接する。この状態から更にハンドル46を回転操作してボルトを下降させると、押圧部材41の更なる下降が許容されないため、コイルバネ45が圧縮されボルトと押圧部材41との間に弾発力が生じる。この弾発力が、押圧ユニット40の押圧力である。したがって、コイルバネ45のバネ定数が既知であることを踏まえると、押圧ユニット40の押圧力は、コイルバネ45の圧縮量によって実質的に評価及び管理される。このため、コイルバネ45の圧縮量が所定の値になったとき、所望の押圧力が達成されたと見なされ、ハンドル46の回転操作が停止される。もちろん、押圧ユニット40に押圧力を検出するロードセルなどの検出装置を配置して、この検出装置の検出結果が所望の値になった際にハンドル46の回転操作を停止しても良い。
押圧ユニット40による押圧力は、接触部41pの存在によって複数の濾過要素32に分散されて作用する。この押圧力の作用により、濾過体30のフランジ部31fがパッキン50を介して缶体10の受け部13を押圧する。フランジ部31fと受け部13との間に作用する力は、濾過体30に作用する重力と押圧ユニット40による押圧力との合力である。更に、押圧部材41による押圧力は、Z軸方向から見て、濾過体30の重心の位置に作用する。以上の結果、フランジ部31fと受け部13との間に配置されたパッキン50が十分な力で均一に押圧されるため、濾過体30と受け部13との間のシール性が十分に高められる。これにより、金属溶湯を濾過するための準備が完了する。
次に、濾過される金属溶湯が入湯口14に注ぎ込まれる。注ぎ込まれた金属溶湯は、入湯口14から第1流路14aを経て、第1浴室11内に流入する。第1浴室内11に流入した金属溶湯は、濾過体30の有底筒形の濾過要素32の外部から内部へと濾過されつつ通過する。濾過された金属溶湯は、濾過要素32の下方の開放端32fから開口12aを経て第2浴室12へと流入する。
第1浴室内11内に滞留する金属溶湯の量が増大すると、金属溶湯によって濾過体30に浮力が作用し、濾過体30のフランジ部31fと缶体10の受け部13との間に作用する力が減少する。しかしながら、本実施の形態では、濾過体30が押圧ユニット40によって缶体10に向けて押圧されているため、濾過体30と受け部13との間の密封状態が安定して維持される。
金属溶湯が第1浴室11内に流入すると、当該金属溶湯によって濾過体30が熱せられ、濾過要素32は、熱膨張によりZ軸方向の寸法が増大する。このことにより、接触部41pを介して押圧部材41が上方に押圧され、コイルバネ45が圧縮される。このとき、コイルバネ45の所定のバネ定数によって押圧力の上限値が制御されるため、濾過要素32が熱膨張しても、押圧ユニット40による濾過体30の押圧力が過大となることなく実質的に維持されて、濾過要素32の拘束割れが抑制される。
そして、第2浴室12に滞留する濾過された金属溶湯が増加するにつれて、当該金属溶湯の液面が次第に上昇し、やがて第2流路15aを経て出湯口15に到達する。出湯口15から流出する金属溶湯は、適宜の手段によって後続する設備に供給される。
以上のような本実施の形態によれば、押圧ユニット40によって濾過体30が缶体10に向けて押圧されるため、濾過体30と缶体10との間のシール性を向上させることが容易な金属溶湯濾過装置100が提供され得る。
また、缶体10は、濾過体30を受ける受け部13を有し、濾過体30は、受け部13に当接する周状のフランジ部31fを有している。そして、受け部13は、濾過要素32で濾過された金属溶湯の流路を囲んでいる。このような構成により、濾過された金属溶湯の流路を適切に確保しつつ、濾過体30を缶体10に対して安定的に押圧することができる。
また、濾過体30と缶体10の受け部13との間にパッキン50が配置されているため、濾過体30と受け部13との間のシール性が高められ、金属溶湯の漏れを防止することができる。
本実施の形態の缶体10は、濾過体30によって区画された第1浴室11および第2浴室12を含み、金属溶湯は、第1浴室11から濾過体30を通過して第2浴室12に流れる。このため、濾過される金属溶湯及び濾過された金属溶湯の双方を缶体10内に滞留させることができ、金属溶湯の連続的な濾過を安定して行うことができる。
押圧ユニット40の押圧部材41は、第1浴室11内で濾過体30を押圧するため、濾過体30に金属溶湯による浮力が作用したとしても、濾過体30と缶体10とのシールに必要な押圧力が十分に提供されるため、確実なシール性を確保することができる。
更に、缶体10には第2浴室12の入口となる開口12aが形成され、濾過体30は、開口12aを覆うように配置されている。このため、濾過された金属溶湯をスムーズに第2浴室12に導くことができる。
また、蓋体20は、貫通孔20aを有しており、押圧ユニット40の押圧部材41は、当該蓋体20の貫通孔20aを貫く棒状体部41rを有している。このため、缶体10の開口部10aを蓋体20で覆った状態で、押圧部材41を外部から容易に操作することができる。また、蓋体20に押圧ユニット40を設置するに当たって特段複雑な構成とはならないため、蓋体20を厚くする必要も無く、押圧ユニット40の取り付け及び取り外しも容易である。
押圧ユニット40は、濾過体30に対する押圧部材41の押圧力を制御する押圧力制御手段としてのコイルバネ45を有し、当該コイルバネ45を介して押圧部材41を缶体10に向けて押圧する。このため、簡易な構成で、濾過体30の固定に必要な押圧力を付与する機能と、過大な力が濾過体30に作用することを防止する機能とが、好適に提供されるため、濾過装置100の稼働や休止に伴い、濾過体30が熱膨張したり、冷却収縮を繰り返したとしても、押圧の過負荷による当該濾過体30の拘束割れを回避することができると共に、一定の範囲で濾過体30に押圧力を付与することが可能なため、濾過体30と受け部13との間のシール性を十分に保つことができる。
また、押圧部材41は、濾過体30に面する部位に接触部41pを有していることにより、押圧部材41による押圧力が一定の面積に分散されて濾過体30に作用するため、押圧部材41によって濾過体30が損傷してしまうことをより確実に回避することができる。このことにより、濾過体30の長期信頼性を保証することができる。
濾過体30は、Z軸方向に延在し上端が閉鎖端32cであり下端が開放端32fである有底筒形の濾過要素32を含んでいる。このため、濾過要素32が水平方向に延在するように配置された濾過体と比較して、濾過体30をZ軸方向からXY平面に投影した正射影投影像の面積を小さくすることができる。このため、より狭い設置スペースにも設置可能な金属溶湯濾過装置100を提供することができる。
次に、以上の実施の形態の変形例について、図7を参照して説明する。図7は、図1の変形例による金属溶湯濾過装置200の概略断面図であり、図1のV−V線断面図(図5)と同じ位置における断面を示している。
図7に示すように、金属溶湯濾過装置200は、蓋体20と缶体210とを固定する固定具260を備えている。固定具260による固定を可能にするため、缶体210には、XZ平面と平行な2つの壁部の外面に一対の係止凸部215が設けられている。この係止凸部215は、それぞれの壁部から外方に突出する突起であり、缶体210の壁部に対して適宜の固定部材によって固定されていて良く、あるいは、壁部と一体に構成されていて良い。
図7に示すように、固定具260は、蓋体20の上面に係止する上方係止部261と、係止凸部215の下面に係止する下方係止部262と、上方係止部261と下方係止部262とを接続する接続部264と、を有している。接続部264は、図7ではZ軸に平行に図示されているが、このような形状には限定されず、例えば湾曲部分を有して構成されていても良い。また、下方係止部262にはネジ穴がZ軸方向に貫通形成されており、このネジ穴にボルト263が螺入されている。上方係止部261とボルト263を除く下方係止部262との離間距離は、蓋体20の上面から係止凸部215の下面までの距離よりも僅かに大きい。一方、ボルト263は、その先端部と上方係止部261との離間距離が蓋体20の上面から係止凸部215の下面までの距離よりも小さくなるまで、下方係止部262に対してねじ込まれることが可能である。その他の構成は、図1〜図2及び図4〜図6に示す、上述した実施の形態と同様であるため、図7において図1〜図2及び図4〜図6と共通する構成部分には同様の符号を付し、その詳細な説明は省略する。
次に、本変形例による金属溶湯濾過装置200の作用について説明する。まず、金属溶湯を濾過するに先だち、上述した実施の形態と同様にして、缶体210の開口部10aが蓋体20によって覆われる。そして、次のようにして一対の固定具260を用いて蓋体20が缶体210に固定される。すなわち、必要に応じて各ボルト263が緩められ、当該ボルトの先端(図7における上端)と上方係止部261との離間距離が蓋体20の上面から係止凸部215の下面までの距離よりも大きくされる。そして、固定具260が蓋体20と缶体210の係止凸部215とを挟み込むように、一対の固定具260が蓋体20及び缶体210に組み付けられる。この状態で、各ボルト263が下方係止部262にねじ込まれてZ軸正方向に前進させられる。このねじ込みは、ボルト263の先端が缶体210の係止凸部215の下面に当接し、当該ボルト263が所定のトルクで締結されるまで、継続される。蓋体20を缶体210に安定的に固定するべく、ボルト263を締結するトルクは、双方の固定具260で同一であることが好ましい。
そして、上述した実施の形態と同様にして、押圧ユニット40によって濾過体30が缶体210に対して押圧される。このとき、蓋体20に作用する重力を超える押圧力が濾過体30に作用した場合でも、蓋体20が缶体210に固定されているため、当該押圧力の反作用によって蓋体20が缶体210から不所望に浮き上がってしまうことが防止される。その後、金属溶湯の濾過が行われる。この濾過の工程は、上述した実施の形態と同様であるため、その詳細な説明は省略する。
本変形例による金属溶湯濾過装置200によれば、固定具260によって蓋体20が缶体210に固定されているため、押圧部材41の押圧力による反作用によって蓋体20が缶体210から浮き上がることが防止される。このため、押圧部材41によって濾過体30を缶体210により強く押圧する必要がある場合においても、安定した押圧が可能である。このほか、金属溶湯濾過装置200は、図1〜図2及び図4〜図6に示す実施の形態による金属溶湯濾過装置100と同様の作用及び効果をも奏することができる。
なお、以上に説明した固定具260には、様々な変形例が考えられる。例えば、缶体210の係止凸部215に代えて、缶体210の壁部に凹部を設け、この凹部に固定具260の下方係止部262を係止させても良い。この場合、ボルト263及びボルトが螺着されるねじ溝が上方係止部261に設けられることになる。あるいは、蓋体20と缶体10とをボルトで直接固定しても良い。
次に、図8は、図1の更なる変形例による金属溶湯濾過装置101を示す概略断面図である。図8に示すように、金属溶湯濾過装置101は、濾過体30の向きが図1〜図2及び図4〜図6に示す実施の形態とは上下が逆になっている。すなわち、本変形例では、濾過要素32の開放端32fが上方に位置し、閉鎖端32cが下方に位置する向きで、濾過体30が缶体10内に設置されている。したがって、本変形例では、金属溶湯が有底筒形の濾過要素32の内部から外部へと濾過されつつ通過することになる。このため、缶体10の受け部13は、濾過される金属溶湯の流路を囲むように構成されている。本変形例の押圧ユニット40の押圧部材41は、第1浴室11内において、濾過体30を濾過要素32の開放端32fの側から缶体10の受け部13に押圧することになる。このため、図示されていないが、接触部41pには、開放端32fの開放部を閉鎖しないよう、当該開放部に対応する位置に溶湯金属が通過可能な透過孔が形成されている。その他の構成は図1〜図2及び図4〜図6に示す実施の形態と略同様である。このため、図8において図1〜図2及び図4〜図6に示す実施の形態と対応する構成部分には同様の符号を付し、その詳細な説明は省略する。
この場合も、濾過要素32が水平方向に整列された濾過体と比較して、濾過体をZ軸方向からXY平面に投影した正射影投影像の面積を小さくすることができため、より狭い設置スペースに設置可能な金属溶湯濾過装置101を提供することができる。更に、この他にも、本変形例による金属溶湯濾過装置101によれば、図1〜図2及び図4〜図6に示す実施の形態による金属溶湯濾過装置100と実質的に同じ作用及び効果を達成することができる。もちろん、濾過体30の上下が逆であるという態様は、図7に示す変形例においても採用可能である。この場合も、当該図7に示す変形例と同様の作用及び効果が達成され得る。
以上の実施の形態及び各変形例では、単一の押圧ユニット40が蓋体20に設けられていたが、このような例には限定されない。すなわち、他の実施の形態では、複数の押圧ユニット40を蓋体20に設けることも可能である。この場合、押圧部材41が通過可能な貫通孔20aを押圧ユニット40の数だけ蓋体20に形成し、各貫通孔20aに押圧ユニット40を設置すれば良い。各押圧ユニット40は、図1〜図2及び図4〜図6に示す実施の形態で採用されている押圧ユニット40と同一のものであって良い。このような構成によれば、濾過体30の濾過要素32に作用する荷重を一層分散させることができるため、押圧ユニット40による押圧力によって濾過要素32が損傷してしまうおそれが一層低減され得る。
また、複数の押圧ユニット40は、Z軸方向から見て、原点Oに関して対称的に配置されていることが好ましい。このような配置によれば、複数の押圧ユニット40による押圧力が濾過体30の重心(原点O)に関して対称的に作用するため、濾過体30のフランジ部31fが缶体10の受け部13を押圧する力が均一化される。この結果、パッキン50に作用する力も均一化され、フランジ部31fと受け部13との間を均一な力で密封させることができる。
なお、以上の説明では、押圧力制御手段としてコイルバネ45を採用した例を示したが、既に述べたように、コイルバネ45に代えて油圧シリンダ、エアシリンダ等を採用しても良い。この場合、油圧または空気圧を所定の値に維持することにより濾過体30に対する押圧部材41の押圧力を一定に維持することができる。更に、ハンドル46及びボルトを用いて軸力を生成する代わりに、油圧シリンダ、エアシリンダ等によって当該軸力を生成しても良い。この場合、油圧シリンダ、エアシリンダ等は、軸力を生成する軸力生成手段の機能と、押圧部材41が濾過体30を押圧する押圧力を制御する押圧力制御手段の機能とを、共に担うことになる。これらの場合においても、濾過体30の固定に必要な押圧力を付与する機能と、過大な力が濾過体30に作用することを防止する機能とが、好適に提供され得るため、濾過要素32の熱膨張による拘束割れを抑制することができる。
また、以上の説明では、濾過要素32の軸方向がZ軸と平行に整列されている例が採用されている。しかしながら、以上の例に限定されず、濾過要素32の軸方向がZ軸に対して鋭角を成すように、すなわち当該軸方向が水平面と交差するように、配置されていても良い。この場合も、濾過要素32が水平方向に整列された濾過体と比較して、濾過体を上方から水平面に投影した正射影投影像の面積を小さくすることができるため、より狭い設置スペースに設置可能な金属溶湯濾過装置を提供することができる。

Claims (14)

  1. 開口部を有する缶体と、
    前記缶体の前記開口部を覆う蓋体と、
    前記缶体内に設けられ、金属溶湯を濾過する濾過体と、
    前記蓋体に対して相対移動して前記缶体に向けて前記濾過体を押圧可能である押圧部材を有し、前記蓋体に設置された、押圧ユニットと、を備え、
    前記押圧ユニットは、前記押圧部材を押圧する軸力を調節可能に生成する軸力生成手段を有し、
    前記軸力生成手段は、前記押圧ユニットが前記蓋体に設置された状態で前記押圧部材を押圧する軸力を調節可能であり、
    前記軸力生成手段は、
    前記蓋体に支持されて前記軸力を生成する軸力生成部と、
    前記軸力生成部と前記押圧部材との間に配置されたコイルバネと、
    前記軸力生成部により生成される前記軸力を調節する軸力調節手段と、を有し、
    前記軸力調節手段は、ハンドルを含み、
    前記缶体は、前記濾過体を受ける受け部を有し、
    前記濾過体は、複数の濾過要素と、各濾過要素を支持する支持板であって、前記支持板の外縁領域に、前記濾過要素の周囲を取り囲むとともに前記受け部に当接する周状のフランジ部を具備した支持板と、を含み、
    前記押圧部材は、鉛直方向に延在する棒状体部と、棒状体部の下端に設けられた、複数の前記濾過要素に跨るように前記濾過体に当接する接触部と、を有し、
    方から見たときに、前記接触部は複数の前記濾過要素に跨がっているとともに、前記接触部が跨がっている前記濾過要素の周囲に、他の前記濾過要素が位置している、金属溶湯濾過装置。
  2. 前記濾過体は、前記押圧ユニットの前記押圧部材によって押圧されることにより、前記缶体の前記受け部を押圧する、請求項1に記載の金属溶湯濾過装置。
  3. 前記濾過体と前記缶体の前記受け部との間に配置されたパッキンを更に備えた、請求項1または2に記載の金属溶湯濾過装置。
  4. 前記受け部は、前記濾過要素で濾過された金属溶湯の流路を囲む、または前記濾過要素で濾過される金属溶湯の流路を囲む、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の金属溶湯濾過装置。
  5. 前記濾過体の前記濾過要素は、一方の端部が閉鎖されて閉鎖端を構成するとともに他方の端部が開放されて開放端を構成する有底筒形の形状を有し、
    筒形の前記濾過要素の軸方向は、水平面と交差している、請求項1乃至4のいずれか一項に記載の金属溶湯濾過装置。
  6. 前記濾過要素は、前記閉鎖端が前記開放端よりも上方に位置している、請求項5に記載の金属溶湯濾過装置。
  7. 前記濾過要素は、前記開放端が前記閉鎖端よりも上方に位置している、請求項5に記載の金属溶湯濾過装置。
  8. 前記缶体は、前記濾過体によって区画された第1浴室および第2浴室を含み、
    前記金属溶湯は、前記第1浴室から前記濾過体を通過して前記第2浴室に流れる、請求項1乃至7のいずれか一項に記載の金属溶湯濾過装置。
  9. 前記押圧ユニットの前記押圧部材は、前記第1浴室内で前記濾過体を押圧する、請求項8に記載の金属溶湯濾過装置。
  10. 前記缶体には前記第2浴室の入口となる開口が形成され、
    前記濾過体は、前記開口を覆うように配置されている、請求項8または9に記載の金属溶湯濾過装置。
  11. 前記蓋体は、貫通孔を有しており、
    前記押圧ユニットの前記押圧部材の前記棒状体部は、前記蓋体の前記貫通孔を貫いている、請求項1乃至10のいずれか一項に記載の金属溶湯濾過装置。
  12. 前記蓋体と前記缶体とを固定する固定具を更に備えた、請求項1乃至11のいずれか一項に記載の金属溶湯濾過装置。
  13. 前記接触部は板状の部材である、請求項1乃至12のいずれか一項に記載の金属溶湯濾過装置。
  14. 金属溶湯を濾過する濾過体を受ける受け部を有する缶体であって、複数の濾過要素と、各濾過要素を支持する支持板であって、前記支持板の外縁領域に、前記濾過要素の周囲を取り囲むとともに前記受け部に当接する周状のフランジ部を具備した支持板と、を含む前記濾過体が内部に設けられた缶体の開口部を覆うための金属溶湯濾過装置用の蓋体組立体であって、
    前記缶体の開口部を覆うための蓋体と、
    前記蓋体に対して相対移動して前記缶体に向けて前記濾過体を押圧するための押圧部材を有し、前記蓋体に設置された、押圧ユニットと、を備え、
    前記押圧ユニットは、前記押圧部材を押圧する軸力を調節可能に生成する軸力生成手段を有し、
    前記軸力生成手段は、前記蓋体に設置された状態で前記押圧部材を押圧する軸力を調節可能であり、
    前記軸力生成手段は、
    前記蓋体に支持されて前記軸力を生成する軸力生成部と、
    前記軸力生成部と前記押圧部材との間に配置されたコイルバネと、
    前記軸力生成部により生成される前記軸力を調節する軸力調節手段と、を有し、
    前記軸力調節手段は、ハンドルを含み、
    前記押圧部材は、鉛直方向に延在する棒状体部と、棒状体部の下端に設けられた、複数の前記濾過要素に跨るように前記濾過体に当接する接触部と、を有し、
    方から見たときに、前記接触部は複数の前記濾過要素に跨がっているとともに、前記接触部が跨がっている前記濾過要素の周囲に、他の前記濾過要素が位置している、金属溶湯濾過装置用の蓋体組立体。
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