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JP6931221B2 - 表示板ユニット - Google Patents

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JP6931221B2 JP2017122531A JP2017122531A JP6931221B2 JP 6931221 B2 JP6931221 B2 JP 6931221B2 JP 2017122531 A JP2017122531 A JP 2017122531A JP 2017122531 A JP2017122531 A JP 2017122531A JP 6931221 B2 JP6931221 B2 JP 6931221B2
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Description

本発明は、たとえば地面上に置かれた三角コーン等の支持体に取り付けて使用する表示板ユニットに関する。
従来、歩道や車道などにおいて案内情報を表示するための表示装置として、たとえば三角コーンなどの支持体に取り付けて使用されるものが知られている(たとえば特許文献1を参照)。特許文献1に開示された表示具は、屈曲可能な上部において支持体の円錐形部に嵌合可能な開口を有し、かつ屈曲された状態で支持体に装着される情報担持板を備えている。情報担持板は、合成樹脂製の比較的軽量なシート材からなり、支持体の円錐形部を挟んで反対側に位置する2つの標示部を有する。これら標示部は、案内情報等を表示するものであり、各標示部の下端には固定孔が設けられている。支持体への表示装置の装着時には、上記固定孔に紐体を通すとともに支持体の円錐形部に回して、当該紐体の両端部を結束する。
しかしながら、上記のように紐体の結束による固定方法では、紐体を結束するという作業自体について作業者によるばらつきが生じやすく、結束後の紐体が緩むおそれもあった。そして、紐体の結束による固定では、比較的軽量な情報担持板は、風で煽られると向きが変わるなど位置ずれするおそれもある。情報担持板の位置がずれると、案内情報の表示が適切になされないといった不都合が生じ得た。
実用新案登録第3145143号公報
本発明は、このような事情のもとで考え出されたものであって、起立する支持体に取り付けて使用する表示板ユニットにおいて、位置ずれ等の不都合を防止するのに適した表示板ユニットを提供することを主たる課題とする。
上記の課題を解決するため、本発明では、次の技術的手段を講じている。
本発明によって提供される表示板ユニットは、基台およびこの基台上に設けられた錐形状部を有する支持体に取り付けて使用する表示板ユニットであって、上記支持体には、上記錐形状部が内挿される孔部を有し、かつ上記基台を囲うようにしてベース部材が配置され、上記錐形状部を差し込むための差込孔を有する取付け部と、上記取付け部に取り付けられることにより起立するプレート本体を有し、下端が上記ベース部材または上記基台に係止される表示板と、を備える。
好ましい実施の形態においては、上記取付け部は、上記差込孔を有し、かつ上記錐形状部に対して略水平姿勢で外嵌される第1板部と、この第1板部の端部につながり、当該第1板部に対して所定の角度をなして屈曲する第2板部と、を含み、上記プレート本体は、上記第2板部の外側面に取り付けられる。
好ましい実施の形態においては、上記第2板部は、上記錐形状部のうち上記第2板部に最も近接する部位の傾斜方向と同じ方向に傾斜する。
好ましい実施の形態においては、上記ベース部材をさらに備え、上記表示板は、上記プレート本体の下端部に設けられた係止部を有し、上記ベース部材は、上記係止部を開口部から差し込んで係止させる被係止部を有する。
好ましい実施の形態においては、上記取付け部は、金属製の一枚の板材を折り曲げて形成されており、上記表示板における上記プレート本体は、プラスチックダンボール製のシート材により構成されており、上記表示板における上記係止部は金属製である。
好ましい実施の形態においては、2つの上記表示板を備えており、これら2つの上記表示板は、一方の上記表示板における上記プレート本体と他方の上記表示板における上記プレート本体とが上記錐形状部を挟んで互いに反対側に位置するように取り付けられる。
本発明のその他の特徴および利点は、添付図面を参照して以下に行う詳細な説明によって、より明らかとなろう。
本発明に係る表示板ユニットの一例を示し、支持体に取り付けた状態の斜視図である。 図1のII−II線に沿う拡大断面図である。 図1に示す表示板ユニットを構成する取付け部の平面図である。 図3のIV−IV線に沿う断面図である。 図1に示す表示板ユニットを構成する係止部材の平面図である。 図5のVI−VI線に沿う断面図である。 表示板ユニットを支持体に取り付ける手順を説明するための図2と同様の断面図である。 表示板ユニットを支持体に取り付ける手順を説明するための図2と同様の断面図である。 表示板ユニットを支持体に取り付ける手順を説明するための図2と同様の断面図である。 図1に示す表示板ユニットの変形例を示し、支持体に取り付けた状態の斜視図である。 図10のXI−XI線に沿う拡大断面図である。 本発明に係る表示板ユニットの他の例を示し、支持体に取り付けた状態の斜視図である。 図12のXIII−XIII線に沿う拡大断面図である。 本発明に係る表示板ユニットのさらに他の例を示し、支持体に取り付けた状態の斜視図である。 図14に示す表示板ユニットの正面図である。 図14のXVI−XVI線に沿う部分拡大断面図である。
以下、本発明の好ましい実施の形態について、図面を参照して具体的に説明する。
図1、図2は、本発明に係る表示板ユニットの一例を示す。本実施形態の表示板ユニットA1は、起立する支持体B1に取り付けて使用されるものである。支持体B1としては、たとえば三角コーンが挙げられる。支持体B1は、地面に載置される基台91と、この基台91上に設けられた錐形状部92を有する。図1、図2に表れているように、本実施形態において、錐形状部92は、中空状の概略円錐形状とされている。
表示板ユニットA1は、ベース部材1と、取付け部2と、表示板3とを備える。詳細は後述するが、本実施形態において、表示板ユニットA1は、2つの取付け部2、および2つの表示板3を備える。
図1〜図4に表れているように、取付け部2は、板状部材であり、第1板部21および第2板部22を含んで構成される。第2板部22は、第1板部21の端部につながり、第1板部21に対して所定の角度をなして屈曲している。第1板部21の中央には、支持体B1の錐形状部92を差し込むための差込孔211が形成されている。差込孔211は、第1板部21の厚さ方向に貫通しており、円形状である。差込孔211の内径寸法は、錐形状部92の上端寄り部分の外径寸法と略同一である。これにより、第1板部21は、錐形状部92に対して略水平姿勢で外嵌される。
図2によく表れているように、第2板部22は、取付け部2が錐形状部92へ装着された状態(第1板部21が略水平姿勢をとるとき)において当該錐形状部92のうち第2板部22に最も近接する部位の傾斜方向と同じ方向に傾斜する。この第2板部22は、後述の表示板3におけるプレート本体31が取り付けられる部分である。このような構成の取付け部2は、たとえば鋼板などの金属製の一枚の板材を折り曲げて形成されたものである。
ベース部材1は、表示板ユニットA1の土台となる部分であり、平面視において概略矩形状を有する。図1、図2に示すように、ベース部材1の中央には、孔部1aが形成されている。ベース部材1は、この孔部1aに支持体B1の錐形状部92が内挿されて、支持体B1の基台91を囲うように配置される。詳細は後述するがこのベース部材1に表示板3の下端が係止される。ベース部材1は、たとえばゴム製であり、金型成型により一体形成されたものである。
本実施形態おいて、ベース部材1は、一対の表示板装着部11を有する。一対の表示板装着部11は、孔部1aを挟んで水平方向に離間する位置に設けられている。図2によく表れているように、各表示板装着部11は、開口部111と、被係止部112と、庇部113とを有する。開口部111は、後述する表示板3の係止部322を抜き差しするために形成された開口である。本実施形態では、開口部111は、表示板装着部11の厚さ方向に貫通状に形成されており、平面視において、係止部322を上方から差し込み可能なサイズとされている。
被係止部112は、開口部111を通じて差し込まれた係止部322を係止させる部分であり、係止部322の形状に対応する凹状形状とされている。
庇部113は、開口部111における内側の端縁から外側に向けて延びるシート状とされており、弾性的に折り曲げ可能である。本実施形態では、係止部322が被係止部112に係止させられた状態において、係止部322と庇部113の先端縁との間には、僅かな隙間を有する。
表示板3は、プレート本体31および係止部材32を有する。プレート本体31は、概略長矩形状の平板である。プレート本体31の材質は特に限定されないが、たとえばプラスチックダンボール、合成樹脂、あるいは発泡樹脂からなるシート材、または金属製の板材により構成され、好ましくは、プラスチックダンボール製とされる。プレート本体31は、その片方の面(内側面311)が取付け部2における第2板部22の外側面221に対して接着剤や粘着シート等の適宜手段により取り付けられる。プレート本体31は、第2板部22(取付け部2)に取り付けられた状態において、支持体B1における錐形状部92のうちプレート本体31に最も近接する部位の傾斜方向と同じ方向に傾斜する。プレート本体31の外側面312は、案内情報等が表示される表示面とされている。
係止部材32は、プレート本体31の下端に設けられている。係止部材32は、本体固定部321および係止部322を有する。本体固定部321および係止部322は、一定幅を有し、互いが屈曲状につながる板体である(図5、図6参照)。本体固定部321は、プレート本体31に固定される部分である。本体固定部321は、プレート本体31の内側面311に対して、接着剤や粘着シート等の適宜手段により取り付けられる。本体固定部321は、プレート本体31の下端における幅方向中央に取り付けられる。係止部322は、外側に屈曲するL字状とされている。係止部材32は、たとえば鋼板などの金属製の一枚の板材を折り曲げて形成されたものである。
本実施形態において、上記構成の2つの表示板3については、一方の表示板3における上記プレート本体31と他方の表示板3におけるプレート本体31とが、支持体B1の錐形状部92を挟んで互いに反対側に位置するように取り付けられる。そして、図2に表れているように、2つの表示板3は、錐形状部92の垂直軸線Oxを挟んで実質的に左右対称の位置関係となるように配置されている。なお、2つの取付け部2については、錐形状部92の垂直軸線Oxを挟んでほぼ左右対称の位置関係となっているが、上下方向視においてこれら取付け部2の第1板部21どうしが互いに重なり合っている。
次に、本実施形態の表示板ユニットA1を支持体B1に取り付ける手順について説明する。
本実施形態の表示板ユニットA1は、使用前においては、保管場所の省スペース化等の便宜のため、各部が分離された状態で取り扱われる。即ち、表示板ユニットA1は、たとえば保管時や運搬時には、ベース部材1、取付け部2、および表示板3が互いに分離された状態で扱われ、表示板3については、プレート本体31と係止部材32も互いに分離された状態で扱われる。
図7に示すように、まず、ベース部材1を、支持体B1に対して当該支持体B1の基台91を囲うように配置し、2つの取付け部2を支持体B1の錐形状部92に外嵌させる。
次に、図8に示すように、プレート本体31を位置合わせし、取付け部2に取り付け固定する。プレート本体31の位置合わせは、プレート本体31の下端をベース部材1の上面に当接させつつ、取付け部2の第2板部22の外側面221にプレート本体31の内側面311を当接させることにより行う。取付け部2へのプレート本体31の取り付け手法は特に限定されるものでないが、プレート本体31がプラスチックダンボール製の場合、接着剤や粘着シートが適当である。
次に、係止部材32を、プレート本体31に取り付け固定する。ここで、図9に示すように、係止部材32をベース部材1の裏面側から貫通状の開口部111に差し込み、係止部材32の係止部322をベース部材1の被係止部112に当接させつつ、プレート本体31の下端に係止部材32の本体固定部321を取り付ける。このようにして、表示板ユニットA1が支持体B1に取り付けられる。
次に、本実施形態の作用について説明する。
本実施形態の表示板ユニットA1によれば、表示板3は、取付け部2を介して錐形状部92(支持体B1)に支持されるとともに、表示板3の下端がベース部材1により係止される。このような構成によれば、表示板ユニットA1が風で煽られたとしても各表示板3が位置ずれすることは防止される。
表示板3は、プレート本体31の下端部に設けられた係止部322を有する。また、ベース部材1は、係止部322を開口部111から差し込んで係止させる被係止部112を有する。このような構成によれば、プレート本体31の下端(係止部322)がベース部材1の被係止部112によって、より適確に係止される。また、表示板ユニットA1を使用しないときには、プレート本体31を少し内側に撓ませながら、取付け部2および表示板3を引き上げることにより、取付け部2および表示板3を支持体B1から簡単に取り外すことがきできる。再び表示板ユニットA1を使用するときには、取付け部2(第1板部21)を支持体B1(錐形状部92)に外嵌させつつ、プレート本体31を少し内側に撓ませながら、表示板3の係止部322をベース部材1の開口部111に差し込むことにより、簡単に表示板ユニットA1を支持体B1に取り付けることができる。
本実施形態において、表示板3におけるプレート本体31は、プラスチックダンボール製のシート材により構成される。その一方、取付け部2は、金属製の一枚の板材を折り曲げて形成されており、表示板3における係止部材32(係止部322)は金属製である。このような構成によれば、表示板3全体の軽量化を図りつつ、支持体B1への取り付け状態やベース部材1に対する係止状態を安定させることができる。
表示板ユニットA1は、2つの表示板3を備えており、これら表示板3におけるそれぞれのプレート本体31は、支持体B1の錐形状部92を挟んで互いに反対側に位置する。このような構成によれば、表示板ユニットA1の設置箇所周辺において、広い範囲から表示板3(プレート本体31)に表示された案内情報を視認することが可能である。
なお、表示板ユニットA1は2つの表示板3を具備するが、表示板3が1つでよい場合には、1つの表示板3のみを備える構成としてもよい。図10、図11に示した表示板ユニットA1’においては、1つの取付け部2および1つの表示板3を備えており、かかる点が上記の表示板ユニットA1と異なっている。表示板ユニットA1’においても、上記した表示板ユニットA1と同様の作用を奏することができる。
図12〜図15は、本発明に係る表示板ユニットの他の例を示している。これらの図においては、上記実施形態と同一または類似の要素には、同一の符号を付しており、適宜説明を省略する。
図12、図13に示す表示板ユニットA2は、ベース部材1と、取付け部2と、2つの表示板3とを備える。本実施形態においては、上記実施形態の表示板ユニットA1と比べて取付け部2の構成が異なるが、取付け部2以外の他の要素については、上記実施形態の表示板ユニットA1と実質的に同一である。
本実施形態において、取付け部2は、第1板部21および2つの第2板部22を含んで構成される。2つの第2板部22は、第1板部21において差込孔211を間に挟んだ両端部にそれぞれつながり、第1板部21に対して所定の角度をなして屈曲している。2つの第2板部22は、下方に向かうにつれて互いに遠ざかるように傾斜している。これら第2板部22には、2つの表示板3におけるプレート本体31がそれぞれ取り付けられる。本実施形態の表示板ユニットA2においても、上記した表示板ユニットA1と同様の作用を奏することができる。
図14、図15に示す表示板ユニットA3は、取付け部2と、1つの表示板3とを備える。本実施形態においては、上記実施形態の表示板ユニットA1と比べてベース部材1を備えておらず、かかる点において上記の表示板ユニットA1と大きく異なっており、さらに種々の変更がなされている。
図14、図15に表れているように、表示板ユニットA3の使用に際し、支持体B1には、基台91を囲うようにしてベース部材1’が配置される。このベース部材1’は、支持体B1の転倒防止の目的で当該支持体B1と組み合わせて用いられる汎用品である。ベース部材1’は、孔部1aを有する一方、上記実施形態で示した表示板装着部11を有さない。
本実施形態において、取付け部2は、第1板部21および2つの第2板部22を含んで構成される。2つの第2板部22は、第1板部21において差込孔211を間に挟んだ両端部にそれぞれつながり、第1板部21に対して所定の角度をなして屈曲している。2つの第2板部22は、下方に向かうにつれて互いに遠ざかるように傾斜している。図15に表れているように、2つの第2板部22については、錐形状部92の垂直軸線Oxを挟んでほぼ左右対称の位置関係となっている。このような構成の取付け部2は、たとえば鋼板などの金属製の一枚の板材を折り曲げて形成されたものである。
表示板3は、一対のプレート本体31と、係止部材32とを有する。各プレート本体31は、概略長矩形状の平板であり、使用状態において外側に少し膨らむように湾曲している。これらプレート本体31は、一連の平板材が頂部で屈曲されることにより対をなしている。プレート本体31の材質は特に限定されないが、たとえばプラスチックダンボール、合成樹脂、あるいは発泡樹脂からなるシート材、または金属製の板材により構成され、好ましくは、プラスチックダンボール製とされる。一対のプレート本体31は、取付け部2における2つの第2板部22にそれぞれ取り付けられる。
係止部材32は、プレート本体31の下端に設けられている。図16に示すように、係止部材32は、本体固定部321および係止部322を有する。本体固定部321および係止部322は、一定幅を有し、互いが屈曲状につながる板体である。本体固定部321は、プレート本体31に固定される部分である。本体固定部321は、プレート本体31に対して、たとえばボルト331およびナット332を締結することにより取り付けられる。
本実施形態において、係止部材32は、各プレート本体31の下端における幅方向両端の2箇所に取り付けられている。係止部322は、内側に屈曲している。図16に示すように、係止部322は、支持体B1の下端(基台91)に係止される。係止部材32は、たとえば鋼板などの金属製の一枚の板材を折り曲げて形成されたものである。
本実施形態において、一対のプレート本体31については、支持体B1の錐形状部92を挟んで互いに反対側に位置する。そして、図15に表れているように、一対のプレート本体31は、錐形状部92の垂直軸線Oxを挟んで実質的に左右対称の位置関係となるように配置されている。
次に、本実施形態の作用について説明する。
本実施形態の表示板ユニットA3によれば、表示板3(一対のプレート本体31)は、取付け部2を介して錐形状部92(支持体B1)に支持されるとともに、各プレート本体31の下端が支持体B1の基台91により係止される。このような構成によれば、表示板ユニットA3が風で煽られたとしても表示板3が位置ずれすることは防止される。
本実施形態において、表示板3におけるプレート本体31は、プラスチックダンボール製のシート材により構成される。その一方、取付け部2は、金属製の一枚の板材を折り曲げて形成されており、表示板3における係止部材32(係止部322)は金属製である。このような構成によれば、表示板3全体の軽量化を図りつつ、支持体B1への取り付け状態や基台91に対する係止状態を安定させることができる。
表示板ユニットA3において、表示板3は一対のプレート本体31を有しており、これらプレート本体31は、支持体B1の錐形状部92を挟んで互いに反対側に位置する。このような構成によれば、表示板ユニットA3の設置箇所周辺において、広い範囲から表示板3(プレート本体31)に表示された案内情報を視認することが可能である。
以上、本発明の具体的な実施形態を説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、発明の思想から逸脱しない範囲内で種々な変更が可能である。本発明に係る表示板ユニットの各部の具体的な構成は、種々に設計変更自在である。
上記実施形態において、プレート本体31は、支持体B1における錐形状部92のうちプレート本体31に最も近接する部位の傾斜方向と同じ方向に傾斜していたが、これに限定されない。プレート本体31については、たとえばほぼ垂直方向に沿って起立姿勢となるように構成としてもよく、この場合、取付け部2において、第1板部21に対する第2板部22の屈曲角度は、ほぼ直角となる。
A1,A1',A2,A3 表示板ユニット
B1 支持体
1,1’ ベース部材
1a 孔部
11 表示板装着部
111 開口部
112 被係止部
113 庇部
2 取付け部
21 第1板部
211 差込孔
22 第2板部
221 外側面
3 表示板
31 プレート本体
311 内側面
312 外側面
32 係止部材
321 本体固定部
322 係止部
331 ボルト
332 ナット
91 基台
92 錐形状部

Claims (6)

  1. 基台およびこの基台上に設けられた錐形状部を有する支持体に取り付けて使用する表示板ユニットであって、
    上記支持体には、上記錐形状部が内挿される孔部を有し、かつ上記基台を囲うようにしてベース部材が配置され、
    上記錐形状部を差し込むための差込孔を有する取付け部と、
    上記取付け部に取り付けられることにより起立するプレート本体を有し、下端が上記ベース部材または上記基台に係止される表示板と、を備え
    上記表示板は、上記プレート本体の下端に設けられた係止部材を有し、
    上記係止部材は、本体固定部および係止部を有し、
    上記本体固定部および上記係止部は、互いが屈曲状につながる板体であり、
    上記本体固定部は、上記プレート本体の内側面に取り付けられており、
    上記係止部は、上記ベース部材または上記基台に係止可能である、表示板ユニット。
  2. 上記取付け部は、上記差込孔を有し、かつ上記錐形状部に対して略水平姿勢で外嵌される第1板部と、この第1板部の端部につながり、当該第1板部に対して所定の角度をなして屈曲する第2板部と、を含み、
    上記プレート本体は、上記第2板部の外側面に取り付けられる、請求項1に記載の表示板ユニット。
  3. 上記第2板部は、上記錐形状部のうち上記第2板部に最も近接する部位の傾斜方向と同じ方向に傾斜する、請求項2に記載の表示板ユニット。
  4. 上記ベース部材をさらに備え
    記ベース部材は、上記係止部を開口部から差し込んで係止させる被係止部を有する、請求項1ないし3のいずれかに記載の表示板ユニット。
  5. 上記取付け部は、金属製の一枚の板材を折り曲げて形成されており、
    上記表示板における上記プレート本体は、プラスチックダンボール製のシート材により構成されており、
    上記表示板における上記係止部は金属製である、請求項4に記載の表示板ユニット。
  6. 2つの上記表示板を備えており、
    これら2つの上記表示板は、一方の上記表示板における上記プレート本体と他方の上記表示板における上記プレート本体とが上記錐形状部を挟んで互いに反対側に位置するように取り付けられる、請求項1ないし5のいずれかに記載の表示板ユニット。
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