[go: up one dir, main page]

JP6930170B2 - 光接続部品の製造方法 - Google Patents

光接続部品の製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6930170B2
JP6930170B2 JP2017063646A JP2017063646A JP6930170B2 JP 6930170 B2 JP6930170 B2 JP 6930170B2 JP 2017063646 A JP2017063646 A JP 2017063646A JP 2017063646 A JP2017063646 A JP 2017063646A JP 6930170 B2 JP6930170 B2 JP 6930170B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
connector
fixing jig
fiber
optical
optical fiber
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2017063646A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2018165804A (ja
Inventor
通生 松下
通生 松下
拓志 永島
拓志 永島
哲 森島
哲 森島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Electric Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Electric Industries Ltd filed Critical Sumitomo Electric Industries Ltd
Priority to JP2017063646A priority Critical patent/JP6930170B2/ja
Priority to US15/920,558 priority patent/US10830966B2/en
Priority to CN201810263492.1A priority patent/CN108663753A/zh
Publication of JP2018165804A publication Critical patent/JP2018165804A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6930170B2 publication Critical patent/JP6930170B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/24Coupling light guides
    • G02B6/36Mechanical coupling means
    • G02B6/38Mechanical coupling means having fibre to fibre mating means
    • G02B6/3807Dismountable connectors, i.e. comprising plugs
    • G02B6/3833Details of mounting fibres in ferrules; Assembly methods; Manufacture
    • G02B6/3855Details of mounting fibres in ferrules; Assembly methods; Manufacture characterised by the method of anchoring or fixing the fibre within the ferrule
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/02Optical fibres with cladding with or without a coating
    • G02B6/02042Multicore optical fibres
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/24Coupling light guides
    • G02B6/36Mechanical coupling means
    • G02B6/38Mechanical coupling means having fibre to fibre mating means
    • G02B6/3807Dismountable connectors, i.e. comprising plugs
    • G02B6/3873Connectors using guide surfaces for aligning ferrule ends, e.g. tubes, sleeves, V-grooves, rods, pins, balls
    • G02B6/3882Connectors using guide surfaces for aligning ferrule ends, e.g. tubes, sleeves, V-grooves, rods, pins, balls using rods, pins or balls to align a pair of ferrule ends
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/24Coupling light guides
    • G02B6/36Mechanical coupling means
    • G02B6/38Mechanical coupling means having fibre to fibre mating means
    • G02B6/3807Dismountable connectors, i.e. comprising plugs
    • G02B6/3873Connectors using guide surfaces for aligning ferrule ends, e.g. tubes, sleeves, V-grooves, rods, pins, balls
    • G02B6/3885Multicore or multichannel optical connectors, i.e. one single ferrule containing more than one fibre, e.g. ribbon type
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/24Coupling light guides
    • G02B6/36Mechanical coupling means
    • G02B6/38Mechanical coupling means having fibre to fibre mating means
    • G02B6/3807Dismountable connectors, i.e. comprising plugs
    • G02B6/389Dismountable connectors, i.e. comprising plugs characterised by the method of fastening connecting plugs and sockets, e.g. screw- or nut-lock, snap-in, bayonet type
    • G02B6/3893Push-pull type, e.g. snap-in, push-on

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Mechanical Coupling Of Light Guides (AREA)
  • Optical Fibers, Optical Fiber Cores, And Optical Fiber Bundles (AREA)

Description

本発明は、光接続部品の製造方法に関する。
特許文献1では、マルチコア光ファイバ(以下、MCFという)コネクタの製造方法が開示されている。この製造方法では、フェルールに固定されたMCFを、マスタMCFが固定されたマスタMCFコネクタに対向するように配置し、MCFとマスタMCFとの中心位置を合わせる。そして、MCF及びマスタMCFのうち一方のコアに光を導入しながら、フェルールをマスタMCFコネクタに対して相対的に回転させ、MCF及びマスタMCFのうち他方のコアから出射する光を検出する。そして、光強度が最大となる位置でフェルールを保持する。
特開2013−238692号公報
特許文献1に記載の方法では、互いに突き合わされた2本のMCFの位置合わせ及び回転調芯を行う必要がある。しかしながら、MCF同士の位置合わせは容易ではないため、作業性に改善の余地がある。
本発明は上記を鑑みてなされたものであり、光ファイバの位置決めを容易に行うことができる光接続部品の製造方法を提供することを目的とする。
本願発明は、
(1)コネクタの貫通孔に挿入されて当該コネクタの一方の端面から突出する光ファイバのクラッドの端面に設けられた光軸方向に延びる位置決め孔に対して、固定治具の突起部を挿入し、前記光ファイバの回転を制止するステップと、
前記光ファイバの回転を制止した状態で、前記コネクタと前記光ファイバとを固定するステップと、
を有する、光接続部品の製造方法、
である。
本発明によれば、光ファイバの位置決めを容易に行うことができる光接続部品の製造方法が提供される。
本発明の一実施形態に係る光接続部品の製造方法における一工程を示す図である。 MCFのファイバ部の概略斜視図である。 固定治具の概略斜視図である。 光接続部品の製造方法を説明する図である。 ファイバ部の位置決め孔に対して突起部を挿入した状態を示す図である。 変形例に係る光接続部品の製造方法に用いられる固定治具を示す図である。 変形例に係る光接続部品の製造方法における固定治具とコネクタとの配置を説明する図である。
[本願発明の実施形態の説明]
最初に本願発明の実施態様を列記して説明する。
本願に係る光接続部品の製造方法は、
(1)コネクタの貫通孔に挿入されて当該コネクタの一方の端面から突出する光ファイバのクラッドの端面に設けられた光軸方向に延びる位置決め孔に対して、固定治具の突起部を挿入し、前記光ファイバの回転を制止するステップと、前記光ファイバの回転を制止した状態で、前記コネクタと前記光ファイバとを固定するステップと、を有する。
上記の光接続部品の製造方法によれば、光ファイバのクラッドの端面に設けられた位置決め孔に対して固定治具の突起部を挿入することで、光ファイバの回転が静止される。そして、固定治具により光ファイバの回転を制止した状態でコネクタと光ファイバとを固定することができる。したがって、上記の光接続製品の製造方法によれば、光ファイバの位置決めを容易に行うことができる。
(2)また、本願発明は、上記(1)に記載の光接続部品の製造方法において、前記突起部の先端のテーパ角が10°〜130°である態様とすることができる。
突起部の先端のテーパ角を上記の範囲とすることで、光ファイバの位置決め孔への突起部の挿入を容易に行うことができると共に、固定治具の取り扱い時等の突起部の破損を防ぐことができる。
(3)また、本願発明は、上記(1)に記載の光接続部品の製造方法において、前記突起部の先端のテーパ角が90°〜130°である態様とすることができる。
突起部の先端のテーパ角を上記の範囲とすることで、光ファイバの位置決め孔への突起部の挿入をさらに容易に行うことができると共に、固定治具の取り扱い時等の突起部の破損を防ぐことができる。
(4)また、本願発明は、上記(1)〜(3)に記載の光接続部品の製造方法において、前記固定治具は、前記コネクタに対する位置合わせを行う位置合わせ部を有する態様とすることができる。
固定治具がコネクタに対する位置合わせ部を有している場合、固定治具をコネクタに対して所望の位置に配置することが容易となる。したがって、固定治具とコネクタとの相対位置のずれを防ぐことができ、光ファイバの位置決めをより好適に行うことができる。
(5)また、本願発明は、上記(1)〜(4)に記載の光接続部品の製造方法において、前記光ファイバの回転を制止するステップの前に、前記光ファイバを側面から観察しながら調芯を行うステップを有する態様とすることができる。
光ファイバを側面から観察しながら調芯するステップを有している場合、光ファイバの端面から光ファイバを観察しながら調芯をする場合と比較して、固定治具の移動等を減らすことができるため、固定治具を用いた光ファイバの位置決め精度を高めることができる。
(6)また、本願発明は、上記(1)〜(5)に記載の光接続部品の製造方法において、前記コネクタは、前記光ファイバが挿入される貫通孔を複数有する多芯コネクタであり、前記固定治具は、複数の前記貫通孔に挿入される前記光ファイバのそれぞれの位置に対応して前記突起部を複数有する態様とすることができる。
固定治具が多芯コネクタに挿入される光ファイバのそれぞれの位置に対応した突起部を有する場合、固定治具を用いて多芯コネクタに挿入される複数の光ファイバの位置決め及び固定を同時に行うことができる。したがって、多芯コネクタの光ファイバそれぞれの位置決めを個別に行う場合と比較して、作業工数を減らすことができる。
[本願発明の実施形態の詳細]
本発明に係る光接続部品の製造方法の具体例を、以下に図面を参照しつつ説明する。なお、本発明はこれらの例示に限定されるものではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。
図1は、本発明の一実施形態に係る光接続部品の製造方法における一工程を示す図である。図1に示すように、本実施形態の製造方法では、例えば光コネクタといった光接続部品を製造する際に、コネクタ2に対して挿入されたMCF(マルチコア光ファイバ)1の回転角度を決定するために、固定治具3を用いる。図2は、MCF1のファイバ部11の概略斜視図である。また、図3は、固定治具3の概略斜視図である。
図1では、複数のMCF1が所定方向に延びている。複数のMCF1は、それぞれ、ファイバ部11(光ファイバとして機能する部分)とファイバ部11の周囲に覆う被覆部12とを有する。ファイバ部11は、図2に示すように、所定方向に沿って延びる複数のコア13と、複数のコア13を一括して覆うクラッド14と、を有する。また、ファイバ部11のクラッド14には、端面からファイバ部11の光軸方向に沿って延びる位置決め孔15が設けられる。この位置決め孔15は、後述の固定治具3を用いた位置決めの際に用いられる。位置決め孔15の断面の大きさは、後述の固定治具3の突起部31に対応した大きさとすることが好ましい。具体的には、直径125μmのMCF1に位置決め孔15を設ける場合には、位置決め孔15の直径は10μm〜20μm程度とすることが好ましい。
図1に戻り、コネクタ2には、MCF1のファイバ部11を挿入可能な貫通孔21が設けられる。コネクタ2は所謂多芯コネクタであり、複数の貫通孔21が並列に延びている。コネクタ2では、端面20a及び端面20bにおける複数の貫通孔21の端部は、直線状に所定の間隙を有して配置されている。複数の貫通孔21のそれぞれに対して、被覆部12が除去されたファイバ部11が挿入される。光接続部品は、コネクタ2の貫通孔21内に挿入されたファイバ部11が、所定の回転位置になった状態を固定して製造される。図1では、複数のMCF1のファイバ部11がそれぞれコネクタ2の貫通孔21内に挿入された状態を示している。図1に示すように、ファイバ部11は、貫通孔21のうち、コネクタ2の一方の端面20a側の端部から挿入される。そしてコネクタ2の端面20aに対向する他方側の端面20bの端部からファイバ部11の端部が突出することになる。
固定治具3は、図1及び図3に示すように、コネクタ2の端面20bに対して対向する主面30aを有する部材である。固定治具3の主面30aには、位置決め用の突起部31がコネクタ2の数に対応して複数設けられている。固定治具3の場合、複数の突起部31は、それぞれコネクタ2の端面20bに挿入されたファイバ部11の回転調芯後の位置決め孔15の位置に対応するように設けられる。すなわち、複数の突起部31は、コネクタ2の端面20bにおける貫通孔21の端部と同様に直線状に配置している。また、隣接する突起部31間の距離は、コネクタ2の端面20bから突出するMCF1のファイバ部11同士の距離に対応する。
なお、突起部31の形状は特に限定されないが、位置決め孔15の大きさと対応した径を有していることが好ましく、例えば、20μm程度とされる。先端は所謂先細り形状のテーパ状であることが好ましい。また、テーパ角(先細り部分の角度)は、10°〜130°とすることが好ましい。突起部31の先端のテーパ角を130°以下とすることで、ファイバ部11の位置決め孔15への突起部31の挿入をスムーズに行うことができる。また、突起部31の先端のテーパ角を10°以上、好ましくは90°以上とすることで、突起部31の先端の剛性が低下することを抑制することができ、突起部31の破損を防ぐことができる。
次に、図4を参照しながら、光接続部品の製造方法を説明する。まず、コネクタ2の貫通孔21に対してMCF1のファイバ部11を挿入する(S01)。図1等に示すように、MCF1の被覆部12を除去して、ファイバ部11をコネクタ2の端面20aから貫通孔21内に挿入する。貫通孔21内に挿入されたファイバ部11の先端は、コネクタ2の端面20bから突出した状態とする。
次に、MCF1のファイバ部11の調芯を行う(S02:調芯を行うステップ)。貫通孔21に挿入されたファイバ部11の回転調芯を行う。回転調芯を行う方法は特に限定されず、公知の方法を用いることができる。なお、この段階では、ファイバ部11の回転位置を厳密に調芯する必要はなく、粗調芯を行えばよい。
このとき、図1のように、ファイバ部11の側面からMCF1を観察しながら、ファイバ部11の回転調芯を行ってもよい。ファイバ部11の端面からコア13の配置を観察しながら回転調芯を行うこともできるが、その場合には、固定治具3が図1に示す配置から移動させる必要があり、後述の固定治具3の使用時にも固定治具3の移動が大きくなってしまう。これに対して、ファイバ部11の側面からMCF1を観察しながら回転調芯を行うことで、図1に示す位置に固定治具3を配置した状態でも調芯を行うことができる。
次に、ファイバ部11の位置決め孔15に対して固定治具3の突起部31を挿入することで、ファイバ部11の回転を制止する(S03:光ファイバの回転を制止するステップ)。ファイバ部11の回転調芯の結果、コア13が所望の回転配置の近傍になった時点で、ファイバ部11の端部に対して固定治具3の主面30aが近付くように移動させ、ファイバ部11の位置決め孔15に対して突起部31を挿入する。位置決め孔15に対して突起部31を挿入する際に、ファイバ部11の回転位置を微調整してもよい。
図5は、ファイバ部11の位置決め孔15に対して突起部31を挿入した状態を示す図である。固定治具3のように、複数の突起部31が設けられている場合には、突起部31に対応する複数のファイバ部11それぞれについて調芯を行った後に、複数のファイバ部11のそれぞれの位置決め孔15に対して固定治具3の突起部31を挿入する。そして、図5に示すような状態とすることで、複数のファイバ部11それぞれの回転が静止され、コネクタ2に対するファイバ部11の位置決めが行われる。
次に、ファイバ部11の回転を制止した状態で、コネクタ2の貫通孔21とファイバ部11の外面とを接着する(S04:コネクタと光ファイバとを固定するステップ)。これにより、コネクタ2に対するファイバ部11の相対位置が固定される。
最後に、コネクタ2に対して固定されたMCF1のファイバ部11から固定治具3を取り外す(S05)。前段の工程においてコネクタ2とファイバ部11とが接着されているため、固定治具3を取り外した後もコネクタ2に対してファイバ部11が固定され状態となる。その後、必要に応じてコネクタ2の端面20bから突出しているファイバ部11の研磨等が行われた後、光接続部品の製造が終了する。
上記のように、本実施形態に係る光接続部品の製造方法によれば、光ファイバのファイバ部11におけるクラッド14の端面に設けられた位置決め孔15に対して固定治具3の突起部31を挿入することで、ファイバ部11の回転が静止される。そして、固定治具3によりファイバ部11の回転を制止した状態でコネクタ2とファイバ部11とを固定することができる。従来の光接続部品の製造方法では、光ファイバの回転位置の調整は細かく行う必要があり、光ファイバのコアに光を伝搬させて位置合わせを行う等の方法が用いられてきた。しかしながら、調芯により回転位置の調整が簡単ではない上、回転位置を決定した後にその位置で光ファイバを保持した状態でコネクタと光ファイバとを精度よく固定するための手法について改善の余地があった。これに対して、上記の光接続製品の製造方法によれば、固定治具3を用いて光ファイバの回転位置を決めた状態で保持することが可能となる。したがって、光ファイバの位置決めのうち、特にファイバの回転位置の位置決めを容易に行うことができる。
固定治具3に設けられる突起部31の先端のテーパ角を10°〜130°とすることで、光ファイバに設けられる位置決め孔15への突起部31の挿入を容易に行うことができると共に、固定治具3の取り扱い時等の突起部31の破損を防ぐことができる。
また、ファイバ部の調芯を行う際に、ファイバ部11を側面から観察しながら調芯するステップを有している場合、端面から光ファイバを観察しながら調芯をする場合と比較して、固定治具3の移動等を減らすことができる。したがって、固定治具3を用いた光ファイバの位置決め精度を高めることができる。
また、上記実施形態で説明したように、固定治具3が多芯コネクタであるコネクタ2に挿入される光ファイバのそれぞれの位置に対応して複数の突起部31を有する場合、固定治具3を用いてコネクタ2に挿入される複数のファイバ部11の位置決め及び固定を同時に行うことができる。したがって、コネクタ2に挿入される光ファイバそれぞれの位置決めを個別に行う場合と比較して、作業工数を減らすことができる。
ただし、コネクタ2が上記実施形態のように多芯コネクタである場合にも、ファイバ部11の調芯を個別に行う構成としてもよい。すなわち、固定治具3に設けられる突起部31の数はコネクタ2に挿入される光ファイバの数に対応していなくてもよい。例えば、固定治具3に設けられる突起部31が1つである場合、コネクタ2に挿入された複数のファイバ部11を1本ずつ調芯し、固定治具3を用いて1つのファイバ部11の位置決めを行い、固定を行う。そしてこの工程を繰り返すことで、複数のファイバ部11それぞれの位置決め及び固定を行うことができる。
図6及び図7は、本実施形態に係る光接続部品の製造方法の変形例を説明する図である。図6は、変形例に係る光接続部品の製造方法に用いられる固定治具3Aを示す図である。また、図7は、変形例に係る光接続部品の製造方法における固定治具3Aとコネクタ2Aとの配置を説明する図である。
図6に示すように、固定治具3Aは、主面30aにおいて光ファイバの位置決めに用いられる突起部31とは別に、コネクタ2Aとの位置合わせに用いられる位置合わせ部として機能する凸部32を有する。この点が固定治具3と相違する点である。
一方、図7に示すように、コネクタ2Aは、端面20bに固定治具3Aの凸部32に対応する開口22を有する。したがって、コネクタ2Aの貫通孔21に挿入された光ファイバを固定治具3Aの突起部31により位置決めする際に、図7に示すように、固定治具3Aの凸部32をコネクタ2Aの開口22に対して挿入することで、コネクタ2Aと固定治具3Aとの位置合わせを行うことができる。
このように、固定治具3Aがコネクタ2Aに対する位置合わせ部を有している場合、固定治具3Aをコネクタ2Aに対して所望の位置に配置することが容易となる。したがって、固定治具3Aとコネクタ2Aとの相対位置のずれを防ぐことができるため、光ファイバの位置決めをより好適に行うことができる。
なお、固定治具3Aの位置合わせ部の形状は、図6及び図7で示す形状に限定されない。例えば、固定治具3Aの主面30aもしくはその周囲にコネクタ2Aの端面20bの外形に対応した凹凸を形成し、これをコネクタ2Aに対する固定治具3Aの位置合わせ部とすることもできる。すなわち、固定治具3Aに設けられる位置合わせ部とは、コネクタ2Aと固定治具3Aとの相対位置を保持することができる機能を有していればよく、適宜変更することができる。
なお、本発明に係る光接続部品の製造方法は上記実施形態に限定されない。例えば、上記で説明したMCF1のコア13の数や配置等は適宜変更することができる。また、本発明はMCFではなくシングルコアの光ファイバにも適用することができる。また、光ファイバは上記実施形態で説明したように被覆部12を有していなくてもよい。また、コネクタ2及び固定治具3の形状等は適宜変更することができる。
1…MCF(光ファイバ)、2,2A…コネクタ、3,3A…固定治具、11…ファイバ部、12…被覆部、13…コア、14…クラッド、15…位置決め孔、21…貫通孔、22…開口、31…突起部、32…凸部。

Claims (5)

  1. コネクタの貫通孔に挿入されて当該コネクタの一方の端面から突出する光ファイバのクラッドの端面に設けられた光軸方向に延びる位置決め孔に対して、固定治具の突起部を挿入し、前記光ファイバの回転を制止するステップと、
    前記光ファイバの回転を制止した状態で、前記コネクタと前記光ファイバとを固定するステップと、
    を有し、
    前記コネクタは、前記光ファイバが挿入される貫通孔を複数有する多芯コネクタであり、
    前記固定治具は、複数の前記貫通孔に挿入される前記光ファイバのそれぞれの位置に対応した前記突起部を複数有し、
    前記回転を制止するステップにおいて、前記複数の光ファイバのそれぞれの位置決め孔に対して前記複数の突起部を挿入することで、前記複数の光ファイバの回転を同時に制止する、光接続部品の製造方法。
  2. 前記突起部の先端のテーパ角が10°〜130°である、請求項1に記載の光接続部品の製造方法。
  3. 前記突起部の先端のテーパ角が90°〜130°である、請求項1に記載の光接続部品の製造方法。
  4. 前記固定治具は、前記コネクタに対する位置合わせを行う位置合わせ部を有する請求項1〜3のいずれか一項に記載の光接続部品の製造方法。
  5. 前記光ファイバの回転を制止するステップの前に、前記光ファイバを側面から観察しながら調芯を行うステップを有する、請求項1〜4のいずれか一項に記載の光接続部品の製造方法。
JP2017063646A 2017-03-28 2017-03-28 光接続部品の製造方法 Active JP6930170B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017063646A JP6930170B2 (ja) 2017-03-28 2017-03-28 光接続部品の製造方法
US15/920,558 US10830966B2 (en) 2017-03-28 2018-03-14 Optical connector manufacturing method
CN201810263492.1A CN108663753A (zh) 2017-03-28 2018-03-28 光学连接器的制造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017063646A JP6930170B2 (ja) 2017-03-28 2017-03-28 光接続部品の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018165804A JP2018165804A (ja) 2018-10-25
JP6930170B2 true JP6930170B2 (ja) 2021-09-01

Family

ID=63669274

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017063646A Active JP6930170B2 (ja) 2017-03-28 2017-03-28 光接続部品の製造方法

Country Status (3)

Country Link
US (1) US10830966B2 (ja)
JP (1) JP6930170B2 (ja)
CN (1) CN108663753A (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2020255379A1 (ja) * 2019-06-21 2020-12-24 日本電信電話株式会社 光接続構造

Family Cites Families (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
AU572342B2 (en) * 1984-09-04 1988-05-05 Nippon Telegraph & Telephone Corporation Optical connector
JPS63193123A (ja) * 1987-02-06 1988-08-10 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 光フアイバ光路切換器
JP2615400B2 (ja) * 1992-05-28 1997-05-28 東京工業大学長 無調整光コネクタ
US7048447B1 (en) * 2003-03-21 2006-05-23 Photuris, Inc. Optical connector
JP2010286548A (ja) * 2009-06-09 2010-12-24 Sumitomo Electric Ind Ltd マルチコアファイバ及びそれを含む光コネクタ
US9110263B2 (en) * 2009-11-19 2015-08-18 Acrylicom Ltd. System and method for aligning a multi-core plastic optical fiber assembly
EP2548068B1 (en) * 2010-03-16 2020-05-27 OFS Fitel, LLC Multifiber connectors for multicore optical fiber cables
JP5547686B2 (ja) * 2011-05-26 2014-07-16 日本電信電話株式会社 マルチコアファイバ用ファンナウト部品
JP2013213915A (ja) * 2012-04-02 2013-10-17 Sumitomo Electric Ind Ltd 光結合構造および光結合方法
JP5705779B2 (ja) * 2012-05-01 2015-04-22 古河電気工業株式会社 光コネクタ
JP2013238692A (ja) 2012-05-14 2013-11-28 Furukawa Electric Co Ltd:The マルチコアファイバコネクタの製造方法、マルチコアファイバの回転装置
WO2014034726A1 (ja) * 2012-08-29 2014-03-06 コニカミノルタ株式会社 光ファイバ結合部材及び光ファイバ結合部材の製造方法
WO2014123873A1 (en) * 2013-02-05 2014-08-14 Commscope, Inc. Of North Carolina Methods of connectorizing multi-core fiber optic cables and related apparatus
US9372304B2 (en) * 2013-03-28 2016-06-21 Ofs Fitel, Llc Apparatus for alignment of a multicore fiber in a multifiber connector and method of using same
JP6287179B2 (ja) * 2013-12-25 2018-03-07 住友電気工業株式会社 マルチコア光ファイバ及びマルチコア光ファイバコネクタの製造方法
JP6260362B2 (ja) * 2014-03-10 2018-01-17 住友電気工業株式会社 光モジュール製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2018165804A (ja) 2018-10-25
CN108663753A (zh) 2018-10-16
US20180284361A1 (en) 2018-10-04
US10830966B2 (en) 2020-11-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5413222B2 (ja) マルチコア光ファイバ及びマルチコア光ファイバの接続方法
CN110178063B (zh) 光纤保持部件、光连接器及光耦合构造
CN104777559B (zh) 校准系统和方法、光纤插芯组件及制造方法、光纤连接器
US7901147B1 (en) Splice protector installation tool and method of use
TWI416186B (zh) An optical collimator and a light connector for use, and a holding member for an optical collimator
US7883275B2 (en) Fiber guiding platform for mechanical splicer, optical connectors, fiber holder and methods
EP3460549A1 (en) Tunable fiber optic connectors, fiber optic cable assemblies including the same, and tuning methods
CN203658624U (zh) 校准系统
CN104777561B (zh) 校准系统和方法、光纤插芯组件及制造方法、光纤连接器
WO2020149262A1 (ja) 光コネクタおよび光接続構造
US11994721B2 (en) Method for manufacturing optical connector
JP6930170B2 (ja) 光接続部品の製造方法
JP7613462B2 (ja) 光ファイバ接続部品及び光ファイバ接続部品の製造方法
WO2022138763A1 (ja) 光ファイバ接続部品の製造方法
JP6049420B2 (ja) 光コネクタ及びその製造方法
JP7123857B2 (ja) フェルール、ファイバ付きフェルール及びファイバ付きフェルールの製造方法
JP6926722B2 (ja) 光接続部品の製造方法及び治具
EP3913414A1 (en) Method of manufacturing optical connector
US11703644B2 (en) Manufacturing method for manufacturing multifiber connector and multi-fiber connector
EP4270070A1 (en) Optical fiber ribbon, optical fiber connection component, and method for manufacturing optical fiber connection component
JPS5918404Y2 (ja) 多心光ファイバ接続用端末組立の構造
JPS6118484Y2 (ja)
JPH08201651A (ja) 光導波路デバイス及びその製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200221

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20201216

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210105

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210305

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210713

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210726

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6930170

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150