JP6923786B2 - 収容容器 - Google Patents
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Description
好ましくは、前記内容器及び前記外容器は、それぞれ、胴部を備え、前記内容器の胴部と前記外容器の胴部の間に胴部隙間が設けられている。
好ましくは、前記内容器の外殻の厚さをTs、前記胴部隙間の厚さをTgとすると、Tg/Ts≧0.3である。
好ましくは、Tg/Ts≧0.5である。
好ましくは、前記内容器は、胴部と、前記胴部から径方向外側に突出するフランジ部を備え、前記フランジ部が前記外容器によって支持されている。
好ましくは、前記フランジ部は、前記胴部から径方向外側に環状に突出する環状部と、環状部から径方向外側に突出する突出部を備え、前記突出部が前記外容器によって支持されている。
好ましくは、前記フランジ部は、中空である。
好ましくは、前記フランジ部と前記外容器の間に外気流通路が設けられている。
好ましくは、前記内容器及び前記外容器は、それぞれ、底部を備え、前記内容器の底部と前記外容器の底部の間に底部隙間が設けられている。
好ましくは、前記内容器は、前記外殻と前記内袋の間に外気を導入する外気導入孔が前記底部に設けられている。
好ましくは、前記内袋は、前記底部側において外部に露出された内袋露出部を有し、前記内袋露出部と前記外殻の間に前記外気導入孔が設けられている。
好ましくは、前記内容器内には前記内容物が充填されており、前記内容物の充填後、ユーザーが前記内容物の吐出を開始する前の状態で前記内袋と前記外殻の間に隙間が設けられている。
好ましくは、前記外殻の容積をVs、前記内袋に収容されている内容物の体積をVcとすると、Vc/Vs≦0.95である。
好ましくは、前記収容容器は、固定リングを備え、前記内容器及び前記外容器は、前記固定リングに装着される。
好ましくは、前記収容容器は、前記内容物を吐出させるためのポンプを備え、前記ポンプは、前記固定リングに装着される、
図1〜図9に示すように、本発明の第1実施形態の収容容器1は、外容器2と、内容器3と、ポンプ4と、固定リング5を備える。
外容器2は、有底筒状であり、胴部2aと、底部2bを備える。胴部2aの上端の外面側には胴部2aの外面が縮径された縮径部2cが設けられている。縮径部2cには雄ねじ部2fが設けられている。胴部2aの上端近傍の内面側には、内容器3のフランジ部3cを支持する支持部2dが設けられている。支持部2dは、胴部2aの内径が上端近傍において拡径されることによって形成されている。つまり、支持部2dよりも上側は、支持部2dの下側よりも胴部2aの内径が大きい拡径部2gとなっており、支持部2dに段差が形成されている。支持部2d及び拡径部2gには、外気流通路2eが設けられており、内容器3を外容器2内に装着した状態でも外気流通路2eを通じた外気の流通が可能になっている。底部2bは平坦であり、外容器2は、自立可能になっている。外容器2の製法及び材質は、特に限定されないが、例えば射出成形によって形成された樹脂成形体であることが好ましい。
内容器3は、外殻7と内袋6とを有し且つ内容物の減少に伴って内袋6が収縮する積層剥離容器である。内容物の減少に伴って内袋6が外殻7から離れることによって、内袋6が外殻7から離れて収縮する。
ポンプ4は、内容器3内へ外気を導入させずに内容物を内容器3から排出させるように構成されている。ポンプ4は、本体部4aと、ピストン部4bと、ノズル4cと、チューブ4dを備える。本体部4aは、筒部4a1と、シリンダ部4a2と、上壁部4a3を備える。筒部4a1の内面には、雄ねじ部3eに螺合される雌ねじ部4a4が設けられている。シリンダ部4a2は、口部3d内に挿入される。シリンダ部4a2の外径は、口部3dの内径とほぼ一致している。シリンダ部4a2は、筒状であり、ピストン部4bがシリンダ部4a2内で摺動可能になっている。シリンダ部4a2の内部空間は、ノズル4c及びチューブ4dに連通されている。シリンダ部4a2の内部空間には、弾性部材と弁で構成されるポンプ機構が内蔵されている。ピストン部4bを摺動させてポンプ機構を作動させることによって、チューブ4dを通じて吸い上げた内容物をノズル4cから排出することが可能になっている。
固定リング5は、外筒部5aと、上壁部5bと、内筒部5dを備える。外筒部5aと内筒部5dは、上壁部5bで連結されている。外筒部5aの内面には、雄ねじ部2fと螺合可能な雌ねじ部5fが設けられている。上壁部5bには、開口部5cが設けられている。開口部5cの内径は、シリンダ部4a2の外径よりも大きい。このため、図1に示すように、ポンプ4を口部3dに装着し、固定リング5を外容器2に装着した状態で、ポンプ4の筒部4a1の外面と開口部5cの内面の間に隙間ができて通気が可能になっている。また、内容器3を外容器2内に挿入した状態で固定リング5を外容器2に装着すると、内筒部5dの先端が内容器3の上面3fに当接することによって内容器3が上下方向に完全に固定される。なお、内容器3のフランジ部3cにおいて、内容器3が外容器2に凹凸嵌合しているので、固定リング5を設けなくても、内容器3を外容器2に対して固定させることができる。内筒部5dが上面3fに密着すると、外容器2と内容器3の間の隙間に外気が導入されにくくなるが、本実施形態では、内筒部5dに外気流通路5eが設けられており、外気流通路5eを通じた外気の流通が可能になっている。
本実施形態の収容容器1は、内容器3内に内容物を充填した後に、ポンプ4を口部3dに装着したものを外容器2内に挿入し、その状態で固定リング5を外容器2に装着することによって製造することができる。
図10を用いて、本発明の第2実施形態について説明する。本実施形態は、基本構成及び機能は第1実施形態と同じであり、各部材の形状が第1実施形態とは異なっている点が主な相違点である。以下、相違点を中心に説明する。
図11〜図13を用いて、本発明の第3実施形態について説明する。本実施形態は、基本構成及び機能は第1実施形態と同じであり、外容器2及び内容器3が固定リング5に装着され、ポンプ4も固定リング5に装着されている点が主な相違点である。以下、相違点を中心に説明する。
図14〜図16を用いて、本発明の第4実施形態について説明する。本実施形態は、基本構成及び機能は第1実施形態と同じであり、外容器2、内容器3、及び固定リング5の形状の違いが主な相違点である。以下、相違点を中心に説明する。
2 :外容器
2a :胴部
2b :底部
2c :縮径部
2d :支持部
2e :外気流通路
2f :雄ねじ部
2g :拡径部
2h :切欠部
2i :環状凹部
3 :内容器
3a :胴部
3b :底部
3c :フランジ部
3c1 :環状部
3c2 :突出部
3d :口部
3e :雄ねじ部
3f :上面
4 :ポンプ
4a :本体部
4a1 :筒部
4a2 :シリンダ部
4a3 :上壁部
4a4 :雌ねじ部
4a5 :フランジ部
4b :ピストン部
4c :ノズル
4d :チューブ
5 :固定リング
5a :外筒部
5b :上壁部
5c :開口部
5d :内筒部
5e :外気流通路
5f :雌ねじ部
5g :環状凸部
5h :外気導入孔
5i :突出部
5j :凹部
5k :筒部
5l :雌ねじ部
6 :内袋
6a :内袋露出部
7 :外殻
7a :挟持部
8 :外気導入孔
10 :胴部隙間
11 :底部隙間
V1 :体積
Claims (15)
- 内容器と、外容器とを備える収容容器であって、
前記内容器は、前記外容器内に収容され、
前記内容器は、外殻と内袋とを有し且つ内容物の減少に伴って前記内袋が収縮する積層剥離容器であり、
前記内容器は、胴部と、前記胴部から径方向外側に突出するフランジ部を備え、
前記胴部と前記フランジ部は、一体成形されており、
前記フランジ部が前記外容器の支持部によって支持されており、
前記フランジ部の下面は、前記支持部に当接している、収容容器。 - 内容器と、外容器とを備える収容容器であって、
前記内容器は、前記外容器内に収容され、
前記内容器は、外殻と内袋とを有し且つ内容物の減少に伴って前記内袋が収縮する積層剥離容器であり、
前記内容器は、胴部と、前記胴部から径方向外側に突出するフランジ部を備え、
前記フランジ部が前記外容器によって支持されており、
前記フランジ部は、前記胴部から径方向外側に環状に突出する環状部と、環状部から径方向外側に突出する突出部を備え、
前記突出部が前記外容器によって支持されている、収容容器。 - 内容器と、外容器とを備える収容容器であって、
前記内容器は、前記外容器内に収容され、
前記内容器は、外殻と内袋とを有し且つ内容物の減少に伴って前記内袋が収縮する積層剥離容器であり、
前記内容器は、胴部と、前記胴部から径方向外側に突出するフランジ部を備え、
前記フランジ部が前記外容器によって支持されており、
前記フランジ部と前記外容器の間に外気流通路が設けられている、収容容器。 - 前記内容器及び前記外容器は、それぞれ、胴部を備え、
前記内容器の胴部と前記外容器の胴部の間に胴部隙間が設けられている、請求項1〜請求項3の何れか1つに記載の収容容器。 - 前記内容器の外殻の厚さをTs、前記胴部隙間の厚さをTgとすると、
Tg/Ts≧0.3である、請求項4に記載の収容容器。 - Tg/Ts≧0.5である、請求項5に記載の収容容器。
- 前記フランジ部は、中空である、請求項1〜請求項6の何れか1つに記載の収容容器。
- 前記内容器及び前記外容器は、それぞれ、底部を備え、
前記内容器の底部と前記外容器の底部の間に底部隙間が設けられている、請求項1〜請求項7に記載の収容容器。 - 前記内容器は、前記外殻と前記内袋の間に外気を導入する外気導入孔が前記底部に設けられている、請求項8に記載の収容容器。
- 前記内袋は、前記底部側において外部に露出された内袋露出部を有し、
前記内袋露出部と前記外殻の間に前記外気導入孔が設けられている、請求項9に記載の収容容器。 - 前記内容器内には前記内容物が充填されており、
前記内容物の充填後、ユーザーが前記内容物の吐出を開始する前の状態で前記内袋と前記外殻の間に隙間が設けられている、請求項1〜請求項10の何れか1つに記載の収容容器。 - 前記外殻の容積をVs、前記内袋に収容されている内容物の体積をVcとすると、
Vc/Vs≦0.95である、請求項11に記載の収容容器。 - 前記収容容器は、固定リングを備え、
前記内容器及び前記外容器は、前記固定リングに装着される、請求項1〜請求項12に記載の収容容器。 - 前記収容容器は、前記内容物を吐出させるためのポンプを備え、
前記ポンプは、前記固定リングに装着される、請求項13に記載の収容容器。 - 前記内容器は、ブロー成形体である、請求項1〜請求項14の何れか1つに記載の収容容器。
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