JP6916065B2 - 内燃機関 - Google Patents
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Description
「天板と周壁とを有してシリンダヘッドに向けて開口した金属製のヘッドカバーと、前記ヘッドカバーにおける天板の内面にビスで固定された金属板製のプレートとを有しており、
前記ヘッドカバーの天板と前記プレートとの間の合わせ面に、吸気バルブ及び排気バルブの開閉用カムに対するオイルシャワーのためのオイル通路が形成されており、
かつ、前記プレートに、前記オイル通路に連通したオイル噴出穴が、前記各カムに対応して間隔を空けて複数個形成されている」
という基本構成である。
「前記ヘッドカバーの天板と前記プレートとのうちいずれか一方又は両方にオイル通路用リブが形成されており、前記オイル通路用リブの頂面に、前記オイル通路を構成する溝条が形成されていると共に、前記溝条を囲うようにシール剤が塗工されており、
かつ、前記プレートのうち前記各オイル噴出穴の近傍部に、前記オイル噴出穴から出たオイルをカムに向けて案内する樋状のオイルガイドが設けられている」
という構成が付加されている。
「天板と周壁とを有してシリンダヘッドに向けて開口した金属製のヘッドカバーと、前記ヘッドカバーにおける天板の内面にビスで固定された金属板製のバッフルプレートとを有しており、
前記ヘッドカバーの天板と前記バッフルプレートとの間の合わせ面に、吸気バルブ及び排気バルブの開閉用カムに対するオイルシャワーのためのオイル通路が形成されており、
かつ、前記バッフルプレートに、前記オイル通路に連通したオイル噴出穴が、前記各カムに対応して間隔を空けて複数個形成されている」
という基本構成において、
「前記ヘッドカバーの天板と前記バッフルプレートとのうちいずれか一方又は両方にオイル通路用リブが形成されて、前記オイル通路用リブの頂面に、前記オイル通路を構成する溝条が形成されており、オイル通路用リブの頂面には、前記溝条を囲うようにシール剤が塗工されており、
かつ、前記バッフルプレートに、前記オイル通路用リブと連続した補助リブを形成することにより、前記ヘッドカバーの天板と前記バッフルプレートとの間に、ブローバイガス通路と新気通路とが形成されている」
という特徴を有している。
次に、本願発明の実施形態を図面に基づいて説明する。本実施形態は自動車用の内燃機関に適用しており、図1に示すように、内燃機関は、シリンダボア軸線1を水平に大きく近づけたスラント型になっている(シリンダボア軸線1が水平に対して30度前後の角度を成すように傾斜している。)。
及びヘッドカバー6は大まかなレイアウトを示すもので、図2以下で説明する形態と正確に一致している訳ではない。
次に、図2以下を参照して、本願発明を適用している部分(主としてヘッドカバーとバッフルプレート)を説明する。まず、概要を説明する。
図2から容易に理解できるように、バッフルプレート13は、プラグ穴16の列を挟んで反対側に位置した吸気側部分30及び排気側部分31と、両者を繋ぐジョイント部32とから成っている。吸気側部分30はブローバイガス通路17に対応しており、排気側部分31は新気通路18に対応している。吸気側部分30と排気側部分31とは、オイル通路用リブ33a,33bと補助リブ34とで全周が囲われている。
図11(C)(D)に示すように、オイル通路用リブ33の頂面とヘッドカバー6の天板11との間に、シール剤(液体ガスケット)47が塗布されている。シール剤47は、手動式又は動力式のガンを使用して塗布してオイル通路用リブ33の頂面に塗布されており、シール剤47が塗布されたバッフルプレート13をヘッドカバー6に重ねて、ビス14で締結している。
吸気用のカム36は、各プラグ穴16の真横に配置されているが、図6に示すように、本実施形態では、後ろ側のプラグ穴16の左側にはブローバイガス出口23が形成されているため、吸気側オイル通路用リブ33aをプラグ穴16の左側まで延ばしても、ヘッドカバー6で塞ぐことができない。すなわち、吸気側オイル通路用リブ33aのうち、後ろ側の2つのカム36に対応した後部33dとヘッドカバー6との間には、空間が空いている。
吸気側オイル通路用リブ33aと排気側オイル通路用リブ33bとはジョイント側オイル通路用リブ33cで繋がっているが、ジョイント側オイル通路用リブ33cの右端は、排気側オイル通路用リブ33bのうち手前寄りの部位に連通し、ジョイント側オイル通路用リブ33cの左端は、吸気側オイル通路用リブ33aの前端に連通している。
バッフルプレート13の補助リブ34は、オイル通路用リブ33と協働して、吸気側部分30及び排気側部分31を囲っている。すなわち、吸気側部分30及び排気側部分31の外周には、それぞれオイル通路用リブ33と補助リブ34とが一連に連続したリブが上向きに突設されている。従って、プレートといいながら、非常に高い剛性を備えており、少ない本数のビス14でヘッドカバー6に強固に固定される。
既に述べたように、本実施形態では、バッフルプレート13はリブ33,34で囲われているため、非常に高い剛性を確保できる。特に、本実施形態では、バッフルプレート13の取付け穴35の大半はリブ33,34と一体のボス部に形成されているため、ビス14の締結力が剛性の高いリブ33,34にダイレクトに作用することになり、従って、少ない本数のビス14で、バッフルプレート13を強固に固定できる。
4 シリンダブロック
5 シリンダヘッド
6 ヘッドカバー
11 ヘッドカバーの天板
12 ヘッドカバーの周壁
13 プレートの一例としてのバッフルプレート
15 ガスケット
15a 横断部
17 ブローバイガス通路
18 新気通路
19 ヘッドカバーのブローバイガス導入部
22 ブローバイガスが入り込む連通穴
33(33a〜33c) オイル通路用リブ
34 補助リブ
36,38 カム
37,39 カム軸
40 オイル通路を構成する溝条
40a 補助溝条
41 オイル噴出穴
42 樋状のオイルガイド
47 シール剤
49 トンネル穴
52 オイル導入筒部
53 中継筒部
54 カムキャップ
Claims (2)
- 天板と周壁とを有してシリンダヘッドに向けて開口した金属製のヘッドカバーと、前記ヘッドカバーにおける天板の内面にビスで固定された金属板製のプレートとを有しており、
前記ヘッドカバーの天板と前記プレートとの間の合わせ面に、吸気バルブ及び排気バルブの開閉用カムに対するオイルシャワーのためのオイル通路が形成されており、
かつ、前記プレートに、前記オイル通路に連通したオイル噴出穴が、前記各カムに対応して間隔を空けて複数個形成されている構成であって、
前記ヘッドカバーの天板と前記プレートとのうちいずれか一方又は両方にオイル通路用リブが形成されており、前記オイル通路用リブの頂面に、前記オイル通路を構成する溝条が形成されていると共に、前記溝条を囲うようにシール剤が塗工されており、
かつ、前記プレートのうち前記各オイル噴出穴の近傍部に、前記オイル噴出穴から出たオイルをカムに向けて案内する樋状のオイルガイドが設けられている、
内燃機関。 - 天板と周壁とを有してシリンダヘッドに向けて開口した金属製のヘッドカバーと、前記ヘッドカバーにおける天板の内面にビスで固定された金属板製のバッフルプレートとを有しており、
前記ヘッドカバーの天板と前記バッフルプレートとの間の合わせ面に、吸気バルブ及び排気バルブの開閉用カムに対するオイルシャワーのためのオイル通路が形成されており、
かつ、前記バッフルプレートに、前記オイル通路に連通したオイル噴出穴が、前記各カムに対応して間隔を空けて複数個形成されている構成であって、
前記ヘッドカバーの天板と前記バッフルプレートとのうちいずれか一方又は両方にオイル通路用リブが形成されて、前記オイル通路用リブの頂面に、前記オイル通路を構成する溝条が形成されており、オイル通路用リブの頂面には、前記溝条を囲うようにシール剤が塗工されており、
かつ、前記バッフルプレートに、前記オイル通路用リブと連続した補助リブを形成することにより、前記ヘッドカバーの天板と前記バッフルプレートとの間に、ブローバイガス通路と新気通路とが形成されている、
内燃機関。
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JP2017166041A JP6916065B2 (ja) | 2017-08-30 | 2017-08-30 | 内燃機関 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2017166041A JP6916065B2 (ja) | 2017-08-30 | 2017-08-30 | 内燃機関 |
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JP6916065B2 true JP6916065B2 (ja) | 2021-08-11 |
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ID=65813988
Family Applications (1)
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JP2017166041A Active JP6916065B2 (ja) | 2017-08-30 | 2017-08-30 | 内燃機関 |
Country Status (1)
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Families Citing this family (1)
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JP7280159B2 (ja) * | 2019-09-30 | 2023-05-23 | ダイハツ工業株式会社 | 内燃機関のヘッドカバー装置 |
-
2017
- 2017-08-30 JP JP2017166041A patent/JP6916065B2/ja active Active
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JP2019044634A (ja) | 2019-03-22 |
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