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JP6908404B2 - 勾配屋根構造及び建物 - Google Patents

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Description

本発明は、勾配屋根構造及び建物に関する。
住宅などの建物の屋根形式として、切妻造、寄棟造、方形造、入母屋造など、傾斜した屋根面を有する勾配屋根が従来から知られている。この種の勾配屋根として、特許文献1には、相互に異なる勾配を有し、隣接する2つの屋根面を備えた異勾配の屋根を備えた建物が開示されている。
特許文献1に記載の建物にあっては、互いに異なる傾斜角度で延在する第1の傾斜梁及び第2の傾斜梁を備えた異傾斜ユニットによって、異勾配の屋根面を形成するように屋根パネルを支持させる構成とされている。しかしながら、特許文献1においては、隣接する異勾配の屋根面が交わる稜線部に形成される屈折部の構造については具体的に開示されていない。
特開平11−117399号公報
ここで図5は、異勾配の屋根面51、61を構成する2枚の屋根パネル50、60を屈折部70で突き合わせるように固定した勾配屋根構造を示している。具体的に、図5に示す勾配屋根構造は、それぞれの屋根面51、61を形成する面材52、62と、当該面材52、62を下方から支持する複数の垂木材53、63と、垂木材53、63における屈折部70側の先端部に固定され、屈折部70に沿って延びる断面略コ字状の枠材54、64と、を備えている。なお、各屋根パネル50、60は、柱や梁などの軸組部材に直接、もしくは連結部材71等を介して間接的に固定される。
そして、このような屋根パネル50、60を用いて異勾配の屋根を形成する場合には、枠材54、64の端面54a、64aが、鉛直方向に延在する鉛直面となっており、この鉛直な端面54a、64a同士を当接させて、対向する枠材54、64同士をボルト等の締結部材72で固定することがある。
しかしながら、例えば、図5の屋根パネル50のように、屋根面51の勾配が比較的大きい場合、鉛直面である枠材54の端面54aと屋根面51との成す角度が小さくなり、枠材54を固定するためのボルト等の締結部材72を締結施工するための空間が確保できず、施工性が低下してしまうという問題がある。
それゆえ、本発明は、隣接する異勾配の屋根面により形成される屈折部を有する屋根において、当該屈折部の施工性を向上可能な構成を有する勾配屋根構造及び建物を提供することを目的とするものである。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、本発明の勾配屋根構造は、相互に異なる勾配を有し、隣接する2つの屋根面により形成される屈折部を備える勾配屋根構造であって、
前記2つの屋根面をそれぞれ形成する2つの面材を前記屈折部においてそれぞれ支持する2つの支持部がともに、
前記2つの屋根面同士がなす角度を2等分する面を越えないように配置されていることを特徴とするものである。
なお、本発明の勾配屋根構造にあっては、前記2等分する面を挟んで両側に位置する前記2つの支持部における前記屈折部側の端部形状が、前記2等分する面に対して対称であることが好ましい。
また、本発明の勾配屋根構造にあっては、前記支持部は、前記面材の下方に配置された垂木材と、該垂木材の端部を覆うように設けられた枠材と、を備えることが好ましい。
また、本発明の勾配屋根構造にあっては、前記枠材は、上フランジ部、下フランジ部、及び、前記上フランジ部と下フランジ部とを連結するウェブ部を備え、
前記垂木材の端部が前記上フランジ部と下フランジ部との間に配置されていることが好ましい。
また、本発明の勾配屋根構造にあっては、前記屈折部は、寄棟造における隅棟であることが好ましい。
また、本発明の建物は、上記の何れかの勾配屋根構造を備えることを特徴とする。
本発明によれば、隣接する異勾配の屋根面により形成される屈折部を有する屋根において、当該屈折部の施工性を向上可能な構成を有する勾配屋根構造及び建物を提供することができる。
本発明の一実施形態としての勾配屋根構造を備える建物を示す斜視図である。 図1に示す建物の上面図である。 図2のA−A断面図である。 本発明の他の実施形態としての勾配屋根構造の屈折部を示す断面図である。 比較のために例示する勾配屋根構造の断面図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、各図において共通の部材、部位には、同一の符号を付している。
図1は、本発明の一実施形態としての勾配屋根構造を備える建物1を斜視図で示したものである。図2は、建物1を鉛直方向上方から見た場合の屋根面を示す図である。図3は図2のA−A断面図である。
まず、建物1の概略について説明する。建物1は、例えば鉄骨造の軸組みを有する2階建ての工業化住宅であり、鉄筋コンクリート造の基礎(不図示)と、柱や梁などの軸組部材で構成され、屋根3を支持する軸組架構を有し、基礎に固定された上部構造体2と、で構成される。なお、軸組架構を構成する軸組部材は、予め規格化(標準化)されたものであり、予め工場にて製造されたのち建築現場に搬入されて組み立てられる。
基礎は、上部構造体2の下側に位置し、上部構造体2を支持している。基礎の具体的な構成は、特に限定されないが、例えば断面T字状の布基礎とすることができる。
上部構造体2の軸組架構は、複数の柱及び複数の梁などで構成される。軸組架構の外周部には、外周壁を構成する外装材等が配置される。軸組架構の上部には、屋根3が設けられている。
建物1の外周壁は、例えば、外装材、断熱材及び内装材を備える。外装材としては、軽量気泡コンクリート(以下、「ALC」と記載する。「ALC」とは「autoclaved light weight concrete」の略である。)のパネルを用いることができるが、これに限定されず、例えば、耐火性を有する金属系や窯業系のサイディング、押出成形セメント板、木質パネル材などを用いることも可能である。また、断熱材は、板状であり、例えば、フェノールフォーム、ポリスチレンフォーム、ウレタンフォーム等の発泡樹脂系の材料で形成することができ、上述の外装材により形成された外層の内面に沿って連接することにより、外周壁の断熱層を形成することができる。内装材は、例えば、石膏ボードを用いることができ、断熱層の内側に連接することにより、外周壁の内層を形成することができる。
以下、建物1における勾配屋根構造を構成する屋根3について詳細に説明する。本実施形態の屋根3は、複数の勾配屋根面を備えた寄棟造である。以下、寄棟造の屋根3について例示説明するが、本発明は他の形式における異勾配の屋根にも適用可能である。
具体的に、図1、2に示す屋根3は、第1屋根面11、第2屋根面21、第3屋根面31及び第4屋根面41で構成される4つの勾配屋根面を備えており、隣り合う各勾配屋根面の境界部(稜線部)には、屈折部としての隅棟4が形成されている。また、第1屋根面11と、第2屋根面12との境界部には、大棟5が形成されている。
本例において、第1屋根面11の勾配(水平面に対する傾斜角度)は、第2屋根面21、第3屋根面31及び第4屋根面41の勾配よりも小さくなっている。
ここで、図3は、図2のA−A線における断面図を示している。図3は、相互に異なる勾配を有し、隣接する第1屋根面11と第4屋根面41により形成される隅棟4の延在方向に対して直交する面における断面図である。
第1屋根面11は、第1屋根パネル10を構成する面材12の上面により形成される。本例において面材12は、屋根材の下地材としての野地板となる板状の部材であり、面材12の上面には、防水シート等の防水部材(不図示)及び外部に露出する屋根材(不図示)等が配置され得る。防水部材としては、例えば、シート状のアスファルトルーフィングなどのシート状部材を使用することができるが、これに限定されない。また、屋根材としては、例えば、粘土瓦、人工スレート等のセメント系屋根材、天然スレート、金属製屋根材などを使用することができるが、これに限定されない。なお、本実施形態においては、下地材としての面材12の上面を屋根面としているが、面材12の上方に配置された屋根材の上面(面材12と平行となる面)を屋根面としてもよい。
第1屋根パネル10は、屈折部において面材12を支持する支持部としての垂木材13及び枠材14とを備える。垂木材13は、面材12を下方から支持する長尺部材であり、隅棟4または大棟5から、屋根3の外周縁部に向けて水下側に延在する。本例では、面材12に沿う複数本の垂木材13が、所定の間隔で略平行に配列されている。
枠材14は、上フランジ部14a、下フランジ部14b、及び上フランジ部14aと下フランジ部14bとを連結するウェブ部14cを備える。枠材14は、図3に示すように断面略コ字状であり、垂木材13における隅棟4側の端部13aを覆っている。また、枠材14は隅棟4に沿って延在しており、隅木としての機能を有している。なお、隅棟4の全長にわたって1本の枠材14が延在していてもよいし、短い長さに分割された複数の枠材14が間隔を空けて隅棟4に沿って配置されていてもよい。なお、本例では面材12と枠材14の上フランジ部14aとが隣接するように配置されているが、これに限られるものではなく、例えば、上フランジ部14aの上面を覆うように面材12を設置することも可能である。
ここで、図3に一点鎖線で示す面Cは、第1屋根面11及び第4屋根面41がなす角度を2等分する仮想平面である。支持部を構成する垂木材13及び枠材14は、仮想平面Cを越えないように配置されている。具体的に、本実施形態では、枠材14のウェブ部14cの外面14d(垂木材13の逆側の面)が、仮想平面Cに接するように配置されている。
垂木材13における隅棟4側の端部13aは、上フランジ部14aと下フランジ部14bとの間に挟まれるように配置され、先端面13bがウェブ部14cの内面に沿うように形成されている。なお、垂木材13の端部13aの形状は、枠材14の内面形状に一致していなくてもよい。すなわち、先端面13bとウェブ部14cの内面との間に空間があってもよい。
第4屋根面41は、第4屋根パネル40を構成する面材42の上面により形成される。第4屋根パネル40は、第1屋根パネル10と同様に、面材42、垂木材43及び枠材44とを備える。なお、面材12、42、垂木材13、43、及び枠材14、44の材料は特に限定されない。
枠材44は、枠材14と同様に、上フランジ部44a、下フランジ部44b、及びウェブ部44cを備える。枠材44は、図3に示すように断面略コ字状であり、隅棟4に沿って延在し、また、隅木としての機能を有している。
支持部を構成する垂木材43及び枠材44は、仮想平面Cを越えないように配置されている。具体的に、本実施形態では、枠材44のウェブ部44cの外面44dが、仮想平面Cに接するように配置されている。なお、本例では面材42と枠材44の上フランジ部44aとが隣接するように配置されているが、これに限られるものではなく、例えば、上フランジ部44aの上面を覆うように面材42を設置することも可能である。
垂木材43における隅棟4側の端部43aは、上フランジ部44aと下フランジ部44bとの間に挟まれるように配置され、先端面43bがウェブ部44cの内面に沿うように形成されている。
枠材44は、枠材14に対して締結部材6により固定されている。具体的には、仮想平面C上でウェブ部44cの外面44dとウェブ部14cの外面14dとを当接させた状態で、当該ウェブ部14c、44cを共に貫通させたボルトとナット(締結部材6)で固定している。
第1屋根パネル10及び第4屋根パネル40は、柱や梁、隅木、束材などの軸組部材に連結部材7を介して間接的に固定される。より具体的には、締結部材6を用いて、枠材14の下フランジ部14b及び枠材44の下フランジ部44bを、連結部材7に固定している。なお、第1屋根パネル10及び第4屋根パネル40は、柱や梁などの軸組部材に直接固定してもよい。また、枠材14、44は必須の構成ではなく、垂木材13、43を、直接、連結部材7や軸組架構等に固定してもよい。
本実施形態の勾配屋根構造にあっては、第1屋根パネル10及び第4屋根パネル40においてそれぞれ支持部を構成する垂木材13、43及び枠材14、44が、仮想平面Cを越えないように配置されている。このような構成とすることにより、仮想平面Cを挟む両側(第1屋根パネル10側及び第4屋根パネル40側)において、締結部材6を締結するために必要な空間を確保することができる。したがって、第1屋根パネル10側、及び第4屋根パネル40側のどちら側からでも、容易に締結部材6の締結作業を行うことができる。このように、本実施形態の勾配屋根構造によれば、異勾配の屋根面により形成される屈折部(本例では隅棟4)の施工性を向上させることが可能となる。
ここで、本実施形態では、仮想平面Cを挟んで両側に位置する枠材14と枠材44とが、仮想平面Cに対して対称となっており、同様に、垂木材13の端部13aと垂木材43の端部43aとが、仮想平面Cに対して対称となっている。すなわち、仮想平面Cの両側に位置する支持部の屈折部側の端部形状が、仮想平面Cに対して対称となっている。これにより、部材の共通化を図ることができるので、部材の製造コストを低減することができる。また、屈折部の両側において均等に空間を確保することができるので、より施工性が高まる。なお、枠材14と枠材44の形状は、必ずしも仮想平面Cに対して対称である必要はない。同様に、垂木材13の端部13aと垂木材43の端部43aの形状についても、仮想平面Cに対して対称でなくてもよい。
図4は、本発明の他の実施形態としての勾配屋根構造を示している。図3に示す実施形態と同様に、第1屋根パネル110は面材112、垂木材113及び枠材114を備え、第4屋根パネル140は面材142、垂木材143及び枠材144とを備える。また、第1屋根面111と第4屋根面141により隅棟4が形成されている。
本実施形態では、第1屋根パネル110の枠材114の外面114dと、第4屋根パネル140の枠材144の外面144d同士が、下端部を除いて離間している。また、補強部材8を用いて、枠材114と枠材144を固定している。具体的には、補強部材8を、枠材114の上フランジ部114aと枠材144の上フランジ部144aの上面に隅棟4に沿うように配置して、締結部材6で固定している。このように、対向する2つの枠材114、144の上部に重なるように補強部材8を配置し、締結部材6を用いて締結することにより、屋根パネル110、140同士の連結強度を高めることができる。なお、補強部材8を、面材112と面材142に対して締結部材6で締結し、面材112と面材142を連結する構成としてもよい。
また、第1屋根パネル110及び第4屋根パネル140は、軸組部材に連結部材7を介して間接的に固定される。先の実施形態と同様に、締結部材6を用いて、枠材114の下フランジ部114b及び枠材144の下フランジ部14bを、連結部材7に固定している。
なお、本実施形態においても、枠材114と枠材144の形状は、仮想平面Cに対して対称となっている。また、垂木材113の端部113a及び垂木材143の端部143aの形状も、仮想平面Cに対して対称となっている。なお、本例では面材112と枠材114の上フランジ部114aとが隣接するように配置されているが、これに限られるものではなく、例えば、上フランジ部114aの上面を覆うように面材112を設置することも可能である。同様に、上フランジ部144aの上面を覆うように面材142を設置することも可能である。
本発明に係る建物は、上述した実施形態に示す具体的な構成に限られるものではなく、特許請求の範囲に記載した発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。例えば、上述した建物1の屋根3は、寄棟造であるが、切妻造、方形造、入母屋造などの他の形式の屋根にも適用可能である。また、図3に示す実施形態の勾配屋根構造においても、図4に示す補強部材8を適用可能である。すなわち、対向する2つの枠材14、44の上部に重なるように補強部材8を配置し、締結部材6を用いて締結することにより、屋根パネル10、40同士の連結強度を高めることができる。また、垂木材、面材、及び枠材を予め工場等において屋根パネルとして組み立てる場合について説明したが、本発明はこれに限られるものではなく、建築現場において垂木材、面材、及び枠材等のそれぞれの部材を軸組架構に固定してもよい。
1:建物
2:上部構造体
3:屋根
4:隅棟(屈折部)
5:大棟
6:締結部材
7:連結部材
8:連結部材
10、110:第1屋根パネル
11、111:第1屋根面
12、112:面材
13、113:垂木材(支持部)
13a、113a:端部
13b:先端面
14、114:枠材(支持部)
14a、114a:上フランジ部
14b、114b:下フランジ部
14c、114c:ウェブ部
14d、114d:外面
21:第2屋根面
31:第3屋根面
40、140:第4屋根パネル
41、141:第4屋根面
42、142:面材
43、143:垂木材(支持部)
43a、143a:端部
44、144:枠材(支持部)
44a、144a:上フランジ部
44b、144b:下フランジ部
44c、144c:ウェブ部
44d、144d:外面
50、60:屋根パネル
51、61:屋根面
52、62:面材
53、63:垂木材
54、64:枠材
54a、64a:端面
70:屈折部
71:連結部材
72:締結部材

Claims (5)

  1. 相互に異なる勾配を有し、隣接する2つの屋根面により形成される屈折部を備える勾配屋根構造であって、
    前記2つの屋根面をそれぞれ形成する2つの面材を前記屈折部においてそれぞれ支持する2つの支持部がともに、
    前記2つの屋根面同士がなす角度を2等分する面を越えないように配置されており、
    前記支持部は、前記面材の下方に配置された垂木材と、該垂木材の端部を覆うように設けられた枠材と、を備え、
    前記枠材は、上フランジ部、下フランジ部、及び、前記上フランジ部と下フランジ部とを連結するウェブ部を備え、
    前記垂木材の端部が前記上フランジ部と下フランジ部との間に配置されており、
    前記2つの支持部の前記ウェブ部同士が、締結部材により固定されていることを特徴とする、勾配屋根構造。
  2. 相互に異なる勾配を有し、隣接する2つの屋根面により形成される屈折部を備える勾配屋根構造であって、
    前記2つの屋根面をそれぞれ形成する2つの面材を前記屈折部においてそれぞれ支持する2つの支持部がともに、
    前記2つの屋根面同士がなす角度を2等分する面を越えないように配置されており、
    前記支持部は、前記面材の下方に配置された垂木材と、該垂木材の端部を覆うように設けられた枠材と、を備え、
    前記枠材は、上フランジ部、下フランジ部、及び、前記上フランジ部と下フランジ部とを連結するウェブ部を備え、
    前記垂木材の端部が前記上フランジ部と下フランジ部との間に配置されており、
    前記2つの支持部の前記下フランジ部は、締結部材により連結部材に固定され、当該連結部材を介して固定されていることを特徴とする、勾配屋根構造。
  3. 前記2等分する面を挟んで両側に位置する前記2つの支持部における前記屈折部側の端部形状が、前記2等分する面に対して対称である、請求項1又は2に記載の勾配屋根構造。
  4. 前記屈折部は、寄棟造における隅棟である、請求項1〜の何れか一項に記載の勾配屋根構造。
  5. 請求項1〜の何れか一項に記載の勾配屋根構造を備える建物。
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