JP6892776B2 - テープタイプ使い捨ておむつ - Google Patents
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Description
<第1の態様>
前後方向中央より前側に延在する腹側部分、及び前後方向中央より後側に延在する背側部分を有し、
前記腹側部分から前記背側部分にわたり設けられた吸収体、吸収体の表側を被覆する液透過性のトップシート、及び吸収体の裏側を被覆する液不透過性シートとを有する本体と、
前記腹側部分の胴周り部における前記本体の外面に設けられたターゲットシートと、
前記背側部分の胴周り部の左右両側に設けられた、前記ターゲットシートに対して着脱可能に連結される連結部とを有する、
テープタイプ使い捨ておむつにおいて、
前記腹側部分の胴周り部は、幅方向の中央部に前記ターゲットシートを有しない無ターゲット領域を有するとともに、この無ターゲット領域の幅方向両側に前記ターゲットシートがそれぞれ設けられており、
前記ターゲットシートにおける前記本体と重なる部分の前縁と、前記本体の前縁との前後方向の離間距離が0〜5mmとなっている、
ことを特徴とするテープタイプ使い捨ておむつ。
本態様では、ターゲットシートにおける本体と重なる部分の前縁と、本体の前縁とが一致又は近接していると、ターゲットシートより前側の部分がめくれにくいものとなる。それでいて、腹側部分の胴周り部は幅方向の中央部が無ターゲット領域となっているため、本体の前端部における幅方向の中央部、つまりへそに接する可能性を有する部分が硬くならず、装着感の悪化を抑制することも可能となる。
前記吸収体の前縁は、前記ターゲットシートにおける前記本体と重なる部分の前後方向中間に位置している、
第1の態様のテープタイプ使い捨ておむつ。
ターゲットシートにおける本体と重なる部分の前縁と、本体の前縁とが一致又は近接していると、ターゲットシートの位置が通常よりも前寄りとなる。この場合、吸収体の前縁がターゲットシートの後縁と同じかそれによりも後側に位置すると、使用時にターゲットシートを介して伝わる締め付け力が吸収体を有する高剛性部分により広範囲に分散されず、本体における吸収体の前縁よりも前側の部分に集中するため、吸収体の前縁に沿って折り目がつきやすくなるとともに、本体の前端部における装着感が悪化するおそれがある。これに対して、本態様のようになっていると、ターゲットシートを介して伝わる締め付け力が吸収体を有する高剛性部分により広範囲に分散し、本体における吸収体の前縁よりも前側の部分に集中しにくくなるため、吸収体の前縁に沿って折り目がつきにくくなるとともに、本体の前端部における装着感が悪化しにくいものとなる。
前記本体の前縁は、前記無ターゲット領域の幅方向位置に、前記無ターゲット領域内まで後側にくぼんだ凹部を有している、
第1又は2の態様のテープタイプ使い捨ておむつ。
単にターゲットシートの前縁と本体の前縁との離間部分を狭くするだけでは、本体の前縁にへそを避けるための凹部を形成することが困難となるが、本態様のように、本体の無ターゲット領域を利用し、その領域内まで凹部を形成することにより、十分に深い凹部を形成することができる。
少なくとも前記腹側部分の胴周り部は、左右両側に延び出たウイング部分と、左右のウイング部分の間に位置する中間部分とを有しており、
前記中間部分は、前記本体により形成されており、
前記腹側部分の前記ウイング部分は、前記ターゲットシートが前記本体の側縁より突出する部分である、
第1〜3のいずれか1つの態様のテープタイプ使い捨ておむつ。
腹側部分にウイング部分を設ける場合、腹側部分の胴周り部で本体のシートを側方に延ばすことによりウイング部分を設ける方法と、本体のシートは延ばさず、本体の形状をほぼ矩形としたままで、別途ウイング部分形成用のシートを本体の胴周り部の側部に取り付ける方法とが知られている。前者は本体のシートを脚周りに沿うように切断する必要がある。後者は、素材切断を省略でき、ウイング部分に適した専用の素材を採用できる等の利点を有するものであるが、素材の追加によるコスト増は避けることができず、また、ターゲットシートより前側の部分がめくれやすい。これに対して、本態様の場合、ウイング部分はターゲットシートだけで形成されるため、本体の側部を切断する必要はなく、またウイング部分専用の素材を使用する必要もないため好ましい。
前記ターゲットシートは、樹脂フィルムと、この樹脂フィルムに縫い付けられた糸とを有するものであり、
前記連結部はメカニカルファスナーのフック材であり、
前記ターゲットシートにおける少なくとも前記本体の側縁より突出する部分の裏面が不織布からなる、
第4の態様のテープタイプ使い捨ておむつ。
樹脂フィルムに糸を縫い付けたターゲットシートと、メカニカルファスナーのフック材からなる連結部の組合せは、現在汎用されているものであるが、このようなターゲットシートを本体の側縁より突出させることにより、腹側部分の胴周り部にウイング部分を形成すると、樹脂フィルムが肌に接触することとなるため、本態様のようにターゲットシートにおける少なくとも本体の側縁より突出する部分の裏面は不織布で形成されていることが望ましい。
図1及び図2に示す例では、中間部分CP、背側部分Bのウイング部分WPにおける先端側の一部を除く部分、腹側部分Fのウイング部分WPは、吸収体56と、吸収体56の表側を被覆する液透過性のトップシート30と、吸収体56の裏側を被覆する液不透過性シート11とを有する本体10のシートにより形成されている。本体10は、吸収体56よりも前側及び後側に延びる、吸収体56を有しないエンドフラップ部EFと、吸収体56よりも側方に延びる、吸収体56を有しないサイドフラップ部SFとを有している。
図8に示す例のように、中間部分CPは本体10により形成され、背側部分Bのウイング部分WP及び腹側部分Fのウイング部分WPは、本体10の両側部に取り付けられた本体10とは別の部品により形成されていてもよい。
(外装シート)
外装シート12は、使い捨ておむつの外面を布のような肌触り・外観とするために設けられる。外装シート12としては不織布が好適であるが、これに限定されない。不織布の種類は特に限定されず、素材繊維としては、例えばポリエチレン又はポリプロピレン等のオレフィン系、ポリエステル系、ポリアミド系等の合成繊維の他、レーヨンやキュプラ等の再生繊維、綿等の天然繊維を用いることができ、加工法としてはスパンレース法、スパンボンド法、サーマルボンド法、エアスルー法、ニードルパンチ法等を用いることができる。ただし、肌触り及び強度を両立できる点でスパンボンド不織布やSMS不織布、SMMS不織布等の長繊維不織布が好適である。不織布は一枚で使用する他、複数枚重ねて使用することもできる。後者の場合、不織布12相互をホットメルト接着剤等により接着するのが好ましい。不織布を用いる場合、その繊維目付けは10〜50g/m2、特に15〜30g/m2のものが望ましい。外装シート12は省略することもでき、その場合、使い捨ておむつの裏面に液不透過性シート11が露出する形態とすることができる。
液不透過性シート11の素材は、特に限定されるものではないが、例えば、ポリエチレンやポリプロピレン等のオレフィン系樹脂や、ポリエチレンシート等に不織布を積層したラミネート不織布、防水フィルムを介在させて実質的に液不透過性を確保した不織布(この場合は、防水フィルムと不織布とで液不透過性シートが構成される。)などを例示することができる。もちろん、この他にも、近年、ムレ防止の観点から好まれて使用されている液不透過性かつ透湿性を有する素材も例示することができる。この液不透過性かつ透湿性を有する素材のシートとしては、例えば、ポリエチレンやポリプロピレン等のオレフィン系樹脂中に無機充填剤を混練して、シートを成形した後、一軸又は二軸方向に延伸して得られた微多孔性シートを例示することができる。さらに、マイクロデニール繊維を用いた不織布、熱や圧力をかけることで繊維の空隙を小さくすることによる防漏性強化、高吸水性樹脂又は疎水性樹脂や撥水剤の塗工といった方法により、防水フィルムを用いずに液不透過性としたシートも、液不透過性シート11として用いることができる。
トップシート30としては液透過性を有するもの、例えば、有孔又は無孔の不織布や、多孔性プラスチックシートなどを用いることができる。不織布は、その原料繊維が何であるかは、特に限定されない。例えば、ポリエチレンやポリプロピレン等のオレフィン系、ポリエステル系、ポリアミド系等の合成繊維、レーヨンやキュプラ等の再生繊維、綿等の天然繊維などや、これらから二種以上が使用された混合繊維、複合繊維などを例示することができる。さらに、不織布は、どのような加工によって製造されたものであってもよい。加工方法としては、公知の方法、例えば、スパンレース法、スパンボンド法、サーマルボンド法、メルトブローン法、ニードルパンチ法、エアスルー法、ポイントボンド法等を例示することができる。例えば、柔軟性、ドレープ性を求めるのであれば、スパンレース法が、嵩高性、ソフト性を求めるのであれば、サーマルボンド法が、好ましい加工方法となる。
トップシート30を透過した排泄物を吸収体へ移動させ、逆戻りを防ぐために、トップシート30と吸収要素50との間に中間シート(セカンドシートともいわれる)40を設けることができる。この中間シート40は、排泄物を速やかに吸収体へ移行させて吸収体による吸収性能を高めるばかりでなく、吸収した排泄物の吸収体からの逆戻りを防止し、トップシート30の表面の肌触りを良くするものである。中間シート40は省略することもできる。
吸収要素50は、尿や軟便などの液を吸収保持する部分であり、図示例では吸収体56と、この吸収体56の全体を包む包装シート58とを有するものとなっている。吸収体56が形状維持性に優れる場合等、必要に応じて包装シート58は省略することもでき、その場合、吸収要素50は吸収体56のみからなる。吸収要素50は、その裏面においてホットメルト接着剤等の接着剤を介して液不透過性シート11の内面に接着することができる。
吸収体56は、繊維の集合体により形成することができる。この繊維集合体としては、綿状パルプや合成繊維等の短繊維を積繊したものの他、セルロースアセテート等の合成繊維のトウ(繊維束)を必要に応じて開繊して得られるフィラメント集合体も使用できる。繊維目付けとしては、綿状パルプや短繊維を積繊する場合は、例えば100〜300g/m2程度とすることができ、フィラメント集合体の場合は、例えば30〜120g/m2程度とすることができる。合成繊維の場合の繊度は、例えば、1〜16dtex、好ましくは1〜10dtex、さらに好ましくは1〜5dtexである。フィラメント集合体の場合、フィラメントは、非捲縮繊維であってもよいが、捲縮繊維であるのが好ましい。捲縮繊維の捲縮度は、例えば、2.54cm当たり5〜75個、好ましくは10〜50個、さらに好ましくは15〜50個程度とすることができる。また、均一に捲縮した捲縮繊維を用いる場合が多い。吸収体56中には高吸収性ポリマー粒子を分散保持させるのが好ましい。
吸収体56には、その一部又は全部に高吸収性ポリマー粒子を含有させることができる。高吸収性ポリマー粒子とは、「粒子」以外に「粉体」も含む。高吸収性ポリマー粒子54としては、この種の吸収性物品に使用されるものをそのまま使用できる。高吸収性ポリマー粒子の粒径は特に限定されないが、例えば500μmの標準ふるい(JIS Z8801−1:2006)を用いたふるい分け(5分間の振とう)、及びこのふるい分けでふるい下に落下する粒子について180μmの標準ふるい(JIS Z8801−1:2006)を用いたふるい分け(5分間の振とう)を行ったときに、500μmの標準ふるい上に残る粒子の割合が30重量%以下で、180μmの標準ふるい上に残る粒子の割合が60重量%以上のものが望ましい。
包装シート58を用いる場合、その素材としては、ティッシュペーパ、特にクレープ紙、不織布、ポリラミ不織布、小孔が開いたシート等を用いることができる。ただし、高吸収性ポリマー粒子が抜け出ないシートであるのが望ましい。クレープ紙に換えて不織布を使用する場合、親水性のSMS不織布(SMS、SSMMS等)が特に好適であり、その材質はポリプロピレン、ポリエチレン/ポリプロピレン複合材などを使用できる。目付けは、5〜40g/m2、特に10〜30g/m2のものが望ましい。
図2及び図3に示すように、本体10の側部の前後方向LD中間に位置する脚周り部分のフィット性を向上させるために、サイドフラップ部SFの前後方向LD中間におけるシート層間(図示例ではギャザーシート62と液不透過性シート11との間)に、前後方向LDに延びるサイド弾性部材70が設けられており、このサイド弾性部材70の伸縮により、サイド弾性部材70を有する部分が前後方向LDに伸縮するようになっている。
トップシート30上を横方向に移動する尿や軟便を遮り、横漏れを防止するために、使い捨ておむつの表面の幅方向WDの両側には、トップシート30の側部から肌側に立ち上がる(突出する)起き上がりギャザー60が前後方向全体にわたり設けられている。
背側部分Bにおける本体10の胴周り部には帯状のウエスト伸縮シート90が設けられ、背側部分Bが幅方向WDに弾性伸縮するものとなっていると好ましい。ウエスト伸縮シート90は、幅方向WDの両端部が非伸縮領域96となっているとともに、これら非伸縮領域96の間の部分は、幅方向WDに伸縮する中間伸縮領域95となっているものである。ウエスト伸縮シート90は、エンドフラップ部EFにのみ位置していてもよいが、図示例のようにエンドフラップ部EFから吸収体56の後端部までにわたるように配置されていると、吸収体56の後端部がしっかりと体に押し当てられるため、好ましい。
連結部13Aは、背側部分Bの胴周り部における本体10の左右両側にそれぞれ取り付けられたファスナアセンブリ13に設けられている。より詳細には、ファスナアセンブリ13は、本体10の裏面に固定されたファスナ固定部13Bと、このファスナ固定部13Bから側方に延び出た非固定のファスナ自由部13Fとを有しており、ファスナ自由部13Fの先端部に連結部13Aが設けられている。図示例とは異なり、連結部13Aは、胴周り部における本体10の左右両側部に設けられていてもよい。
腹側部分Fにおける連結部13Aの連結箇所には、連結を容易にするためのターゲットシート20が設けられている。連結部13Aがフック材の場合、ターゲットシート20としては、プラスチックフィルムや不織布からなる基層と、その外面全体に設けられた、連結部13Aのフックが着脱自在に係合する係合層とを有するものを好適に用いることができる。この場合における係合層としては、基層に縫い込まれた糸により基層上にループが形成されている形態の他、熱可塑性樹脂の不織布層が間欠的な超音波シールにより基層上に取り付けられ、不織布の繊維がループをなす形態が知られているがいずれも好適に用いることができる。また、熱可塑性樹脂の不織布にエンボス加工を施したもので基層のないタイプのターゲットシート20を用いることもできる。これらのターゲットシート20では、連結部13Aのフックがループに絡まる又は引っ掛かることにより、連結部13Aがターゲットシート20に連結される。また、連結部13Aが粘着材層の場合には、ターゲットシート20として、平滑で粘着性に富む表面を有するプラスチックフィルムの表面に剥離処理を施したものを好適に用いることができる。
明細書中の以下の用語は、明細書中に特に記載がない限り、以下の意味を有するものである。
・「展開状態」とは自然長の状態から、収縮や弛みなく完全に完全に平坦に伸ばし広げた状態を意味する。
・「MD方向」及び「CD方向」とは、製造設備における流れ方向(MD方向)及びこれと直交する横方向(CD方向)を意味し、テープタイプ使い捨ておむつでは、MD方向が製品の前後方向となるものであり、CD方向が製品の幅方向となるものである。
・「伸長率」は、自然長を100%としたときの値を意味する。
・「ゲル強度」は次のようにして測定されるものである。人工尿49.0gに、高吸収性ポリマーを1.0g加え、スターラーで攪拌させる。生成したゲルを40℃×60%RHの恒温恒湿槽内に3時間放置した後常温にもどし、カードメーター(I.techno Engineering社製:Curdmeter−MAX ME−500)でゲル強度を測定する。
・「人工尿」は、尿素:2wt%、塩化ナトリウム:0.8wt%、塩化カルシウム二水和物:0.03wt%、硫酸マグネシウム七水和物:0.08wt%、及びイオン交換水:97.09wt%を混合したものであり、特に記載のない限り、温度37度で使用される。
・「目付け」は次のようにして測定されるものである。試料又は試験片を予備乾燥した後、標準状態(試験場所は、温度23±1℃、相対湿度50±2%)の試験室又は装置内に放置し、恒量になった状態にする。予備乾燥は、試料又は試験片を温度100℃の環境で恒量にすることをいう。なお、公定水分率が0.0%の繊維については、予備乾燥を行わなくてもよい。恒量になった状態の試験片から、試料採取用の型板(100mm×100mm)を使用し、100mm×100mmの寸法の試料を切り取る。試料の重量を測定し、100倍して1平米あたりの重さを算出し、目付けとする。
・「吸水量」は、JIS K7223−1996「高吸水性樹脂の吸水量試験方法」によって測定する。
・「吸水速度」は、2gの高吸収性ポリマー及び50gの生理食塩水を使用して、JIS K7224‐1996「高吸水性樹脂の吸水速度試験法」を行ったときの「終点までの時間」とする。
・試験や測定における環境条件についての記載がない場合、その試験や測定は、標準状態(試験場所は、温度23±1℃、相対湿度50±2%)の試験室又は装置内で行うものとする。
・各部の寸法は、特に記載がない限り、自然長状態ではなく展開状態における寸法を意味する。
Claims (5)
- 前後方向中央より前側に延在する腹側部分、及び前後方向中央より後側に延在する背側部分を有し、
前記腹側部分から前記背側部分にわたり設けられた吸収体、吸収体の表側を被覆する液透過性のトップシート、及び吸収体の裏側を被覆する液不透過性シートとを有する本体と、
前記腹側部分の胴周り部における前記本体の外面に設けられたターゲットシートと、
前記背側部分の胴周り部の左右両側に設けられた、前記ターゲットシートに対して着脱可能に連結される連結部とを有する、
テープタイプ使い捨ておむつにおいて、
前記本体は、前記吸収体よりも前側及び後側にそれぞれ延びた、前記吸収体を有しないエンドフラップ部を有し、
前記腹側部分の胴周り部は、左右両側に延び出たウイング部分と、左右のウイング部分の間に位置する中間部分とを有しており、
前記ウイング部分は前記吸収体を有しておらず、
前記腹側部分の胴周り部は、幅方向の中央部に前記ターゲットシートを有しない無ターゲット領域を有するとともに、この無ターゲット領域の幅方向両側に前記ターゲットシートがそれぞれ設けられており、
前記吸収体の前縁は、前記ターゲットシートにおける前記本体と重なる部分の前後方向中間に位置しており、
各前記ターゲットシートは、前記吸収体と重なる位置から前記ウイング部分内に至るとともに、各前記ターゲットシートにおける前記本体と重なる部分の前縁と、前記本体の前縁との前後方向の離間距離が0〜5mmとなっている、
ことを特徴とするテープタイプ使い捨ておむつ。 - 各前記ウイング部分の幅が、前記中間部分の幅の13〜20%であり、
前記無ターゲット領域の幅は当該テープタイプ使い捨ておむつの全幅の4〜9%である、
請求項1記載のテープタイプ使い捨ておむつ。 - 前記本体の前縁は、前記無ターゲット領域の幅方向位置に、前記無ターゲット領域内まで後側にくぼんだ凹部を有しており、
前記凹部の幅は前記無ターゲット領域の幅の70〜100%であり、前記凹部の前後方向の寸法は、前記ターゲットシートの前後方向の寸法の25〜50%である、
請求項1又は2記載のテープタイプ使い捨ておむつ。 - 前記中間部分は、前記本体により形成されており、
各前記ターゲットシートは、前記本体と重なる部分と、前記本体の側縁より突出する部分とを有しており、
前記腹側部分の前記ウイング部分は、前記ターゲットシートが前記本体の側縁より突出する部分である、
請求項1〜3のいずれか1項に記載のテープタイプ使い捨ておむつ。 - 前記ターゲットシートは、樹脂フィルムと、この樹脂フィルムに縫い付けられた糸とを有するものであり、
前記連結部はメカニカルファスナーのフック材であり、
前記ターゲットシートにおける少なくとも前記本体の側縁より突出する部分の肌側面が不織布からなる、
請求項4記載のテープタイプ使い捨ておむつ。
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