JP6880530B2 - オストメイト用汚物流し - Google Patents
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Description
これによって、近年の節水化のニーズにより、オストメイト汚物流しに使用する1回当たりに流す洗浄水量を削減した場合でも、旋回流によってボウル部の全体を洗浄することができる。
そのため、多目的トイレルームに設置されるオストメイト用汚物流しには、狭い面積でも設置できる小型化の要望が高まってきている。
また、オストメイト用汚物流しの小型化において、オストメイトの方々の使い勝手を考慮してボウル部の開口面積を大きくするのが好ましいが、ボウル部の開口形状を、例えば、長方形などにしてボウル部の開口面積を大きくすると、洗浄水の旋回性が悪くなり洗浄性能が低下する。
そのため、特許文献1に記載されているオストメイト用汚物流しを小型化して、そのボウル部の開口形状を横長の略楕円形状にすることで、管路配置スペースを確保でき、且つ、ボウル部の開口面積が大きく、洗浄性能が良好なようにすることが考えられる。
なお、以降の説明においては、壁面Kに向かってオストメイト用汚物流し1の正面に立った使用者から見て、壁面Kに向かう側を「後方側」、壁面Kから離れる側を「前方側」と呼び、鉛直方向上側を「上方側」、鉛直方向下側を「下方側」と呼び、左右夫々の側を「左方側」、「右方側」と呼んで説明を行う。
この吐水部7は、壁面Kに設けられた洗浄ボタン15を操作することで、給水配管に設けられたフラッシュバルブ(図示せず)が開弁して吐水口13から吐水を行い、ボウル部3を洗浄することができる。
また、吐水部7はその覆い形状によって洗浄水が飛散することを防止すると共に、局部的な段差形状によって、ボウル部3の全体形状が一様な形状として感じられるよう、意匠的な配慮も実施されている。
水栓装置9は、壁面K内部に設けられた給水配管(図示せず)に接続され、その給水配管によって供給された水または湯を吐水可能であり、オストメイトの方々が汚物を廃棄した後のパウチ等の洗浄を行うことができる。
また、トラップ管路11は、その排水流出口11bが壁面Kの排水配管(図示せず)と接続されており、パウチから廃棄された汚物を下水配管に排出することができる。
リム面19は、略鉛直方向に伸び、周囲を囲むように形成されており、洗浄水を吐水する吐水部7の吐水口13が開口されている。
リム面19の上方は、ボウル部3の全周において、棚面21の少なくとも一部を覆うように内側に向かってオーバーハングした形状に形成されている。このオーバーハングした形状により、オストメイトの方々が汚物を廃棄する際に、汚物受け面17に近接して落下させやすく、汚物が棚面21に落下しにくくなる。そのため、汚物が棚面21に付着しにくくなり、棚面21を旋回する洗浄水が汚物に衝突することで起こる洗浄水の水飛びの発生を抑制することができる。
また、棚面21は、ボウル部3の前方側の中央位置において、その一部が切り欠かれ、溜水部5に向かって拡幅する形状となっている。
これによって、棚面21を旋回する洗浄水の一部を溜水部5へ向かうように誘導することができる。
なお、本実施形態において、ボウル部の右側後方側の象限を第1象限として第1象限乃至第4象限を決定し、吐水口の位置を位置Paとしてそこから洗浄水の流れの方向に沿って、位置Pa乃至位置Pfを決定している。
つぎに、第3象限(位置Pcから位置Pd)において、棚面21は、その高さが下方に向かって徐々に低くなり、位置Pxで最も低くなった後、位置Paでの高さと同じになるまで上方に向かって徐々に高くなるように滑らかに連続して形成されている(図4の波線)。この位置Pxは、第3象限における棚面21の中点よりも下流側に位置しており、洗浄水W2が最も棚面21に乗り上げやすい位置である。このように棚面21の高さが連続的に変化していることにより、第3象限において、汚物受け面17を流れる洗浄水W2が棚面21に乗り上げ合流しやすい位置である位置Pxでの棚面21の高さを比較的低く、汚物受け面17を流れる洗浄水が棚面21に乗り上げくい位置である位置Px以外での棚面21の高さを比較的高くできるので、ボウル部3から洗浄水が溢れることを抑制しつつ、リム面19の上方まで洗浄を行い、汚物残りを抑制することができる。
最後に、第1象限(位置Peから位置Pf)において、棚面21の高さは、位置Peの棚面21の高さと同じ高さで略一定に形成されている。
そのため、汚物受け面17を流れる洗浄水W2が棚面21に乗り上げ合流する位置での棚面21の高さを比較的低く、汚物受け面17を流れる洗浄水W2が棚面21に乗り上げくい位置での棚面21の高さを比較的高くできるので、ボウル部3から洗浄水W1が溢れることを抑制しつつ、リム面19の上方まで洗浄を行い、汚物残りを抑制することができる。
そのため、点対称の第3象限において、最も流速及び流量の低下の著しい箇所である位置Pxにおいて、棚面21の高さを最も低くすることができ、ボウル部3からの洗浄水W1の溢れをより確実に抑制することができる。
そのため、第3象限の次の第4象限以降、つまり、洗浄水W1の水量が少なく、かつ、摩擦により洗浄水W1の流速が落ちている棚面21において、棚面21によって洗浄水W1を持ち上げ、リム面19の上方まで洗浄を行い、汚物残りを抑制することができる。
そのため、棚面21が段差上で高さが徐々に変わる場合と比較して、棚面21での無駄な摩擦を減少させ洗浄水W1の流速低下を抑制でき、リム面19の上方まで洗浄を行い、汚物残りを抑制することができる。
図6は、本発明の第2実施形態によるオストメイト用汚物流しの棚面を示す平面視断面図である。図5は、本発明の第2実施形態によるオストメイト用汚物流しの棚面の高さを示す模式図である。本実施形態において、図6に示す棚面33における位置Pa、Pb、Pc、Pd、Pe、Pf、Px、Pyは、図7に示す位置と対応している。また、この第2実施形態において、上述した第1実施形態と同一部分には同一符号を付し、それらの説明は省略する。
つぎに、第4象限(位置Pcから位置Pd)において、棚面33は、その高さが下方に向かって徐々に低くなり、位置Pxで最も低くなった後、位置Paでの高さと同じになるまで上方に向かって徐々に高くなるように滑らかに連続して形成されている(図6の波線)。この位置Pxは、第4象限における棚面33の中点よりも下流側に位置しており、洗浄水W2が最も棚面33に乗り上げやすい位置である。このように棚面33の高さが連続的に変化していることにより、第4象限において、汚物受け面17を流れる洗浄水W2が棚面33に乗り上げ合流しやすい位置である位置Pxでの棚面33の高さを比較的低く、汚物受け面17を流れる洗浄水が棚面33に乗り上げくい位置である位置Px以外での棚面33の高さを比較的高くできるので、ボウル部30から洗浄水が溢れることを抑制しつつ、リム面19の上方まで洗浄を行い、汚物残りを抑制することができる。
最後に、第2象限(位置Peから位置Pf)において、棚面33の高さは、位置Peの棚面33の高さと同じ高さで略一定に形成されている。
そのため、汚物受け面17を流れる洗浄水W2が棚面33に乗り上げ合流する位置での棚面33の高さを比較的低く、汚物受け面17を流れる洗浄水W2が棚面33に乗り上げくい位置での棚面33の高さを比較的高くできるので、ボウル部30から洗浄水W1が溢れることを抑制しつつ、リム面19の上方まで洗浄を行い、汚物残りを抑制することができる。
そのため、第2象限と点対称となる第4象限において、最も流速及び流量の低下の著しい箇所である位置Pxにおいて、棚面33の高さを最も低くすることができ、ボウル部30からの洗浄水W1の溢れをより確実に抑制することができる。
そのため、第4象限の次の第1象限、つまり、洗浄水W1の水量が少なく、かつ、摩擦により洗浄水W1の流速が落ちている棚面33において、棚面33によって洗浄水W1を持ち上げ、リム面19の上方まで洗浄を行い、汚物残りを抑制することができる。
そのため、棚面33が段差上で高さが徐々に変わる場合と比較して、棚面33での無駄な摩擦を減少させ洗浄水W1の流速低下を抑制でき、リム面19の上方まで洗浄を行い、汚物残りを抑制することができる。
また、本実施形態において、洗浄水W1は、反時計回りに旋回し棚面を流れるが、棚面を旋回する方向は半時計周りでなく時計回りになるように、吐水口を形成しても良い。
3 ボウル部
5 溜水部
7 吐水部
9 水栓装置
11 トラップ管路
12 給水路
11a 排水流入口
11b 排水流出口
13 吐水口
15 洗浄ボタン
17 汚物受け面
19 リム面
21 棚面
30 ボウル部
31 吐水部
33 棚面
35 吐水口
Claims (4)
- 建物の壁面に沿って配置されるオストメイト用汚物流しであって、
ボウル形状の汚物受け面と、この汚物受け面の上方に形成されたリム面と、このリム面と前記汚物受け面との間に周回して形成され、略水平に突出した棚面と、を備えた略楕円形状のボウル部と、
このボウル部の下方から前記壁面に向かって上昇するように形成され、前記汚物受け面の下方に封水を形成するトラップ管路と、
給水源から洗浄水を供給する給水路と、前記ボウル部のリム面に開口され、前記給水路から給水された洗浄水を前記リム面に沿って水平方向に旋回するように前記棚面上に吐水する吐水口と、を有する吐水部と、
を備え、
前記吐水部の吐水口は、前記ボウル部を前後方向で二等分する前後二等分線と、前記ボウル部を左右方向で二等分する左右二等分線と、によって仕切られる4つの象限において、いずれかの象限に形成されており、
前記ボウル部の棚面は、前記前後二等分線と前記左右二等分線の交点に対して前記吐水部の吐水口が配置された象限と点対称となる象限において、その高さが下方に向かって徐々に低くなり、その後、上方に向かって徐々に高くなるように形成されていることを特徴とするオストメイト用汚物流し。 - 前記ボウル部の棚面は、前記点対称となる象限における前記棚面の中点よりも下流側において、その高さが最も低くなることを特徴とする請求項1記載のオストメイト用汚物流し。
- 前記ボウル部の棚面は、前記点対称の象限の次の象限以降において、その高さが、徐々に高くなっており、前記吐水部の吐水口の位置での前記棚面の高さより高くなるように形成されていることを特徴とする請求項2記載のオストメイト用汚物流し。
- 前記ボウル部の棚面は、その高さが滑らかに連続していることを特徴とする請求項3記載のオストメイト用汚物流し。
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