JP6879344B2 - 復号装置 - Google Patents
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Description
HEVCでは、時間階層符号化(時間方向にスケーラブルな符号化)が導入されており、アクセスユニット(1ピクチャを復号するために必要な符号化データを含む単位)を構成する符号化単位のNAL(Network Abstraction Layer)ユニット毎に階層レベルを指定することができる。
図9において、TemporalIDは各アクセスユニット(AU)の階層レベルを示す識別情報である。
IRAPは、HEVCで規定されているIRAP(Intra random access point)ピクチャのことであり、ビットストリームの途中から復号を開始するときに、表示順でIRAPピクチャ以降のピクチャについては正常に復号されることが保証される。
GOP(Group Of Pictures)は、1以上のアクセスユニット(AU)の映像信号がフレーム間予測符号化方式で符号化された場合に、前記1以上のアクセスユニットの映像信号の全てを復号することが可能な複数のアクセスユニット(AU)の集合である。即ち、符号化順で先頭のアクセスユニット(AU)であるIRAPピクチャと、そのIRAPピクチャに続くアクセスユニット(AU)(IRAPピクチャ以外のピクチャ)との集合である。
このような制約を設けることで、例えば図11の例で階層レベル2以下(TemporalID≦2)のアクセスユニット(AU)は、復号時に階層レベル3(TemoralID=3)のアクセスユニット(AU)を参照しないため、階層レベル3のアクセスユニット(AU)を復号することなく階層レベル2以下(TemporalID≦2)のアクセスユニット(AU)を復号することが可能である。
なお、HEVCでは、最大階層が6までの参照構造による時間階層符号化が可能である。
図10に示すように、階層レベル3のアクセスユニットと階層レベル2以下のアクセスユニットが表示順で交互になるように符号化されていれば、階層レベル0から階層レベル3のすべてのアクセスユニットを復号した場合の表示フレームレートが2N(Hz)であったときに、階層レベル2以下のアクセスユニットのみを復号した場合には表示フレームレートN(Hz)で再生することができる。従って、表示フレームレートがN(Hz)以下に対応している復号装置で再生する場合には階層レベル2以下のアクセスユニットのみを復号装置に渡せばよい。
MMTでは、アセット間で提示時刻の同期をとるために、GOP単位に表示順で先頭のアクセスユニットの提示時刻をNTP(Network Time Protocol)形式で記述する記述子を用意しており、GOP単位に本記述子を多重化して伝送することができる。またアセットが異なる場合にはアセットごとに先頭のアクセスユニットの提示時刻を伝送することができ、異なる伝送形態で伝送された複数のアセットを受信側で受け取った場合も提示時刻で同期をとって再生(提示)することができる。
図1はこの発明の実施の形態1による符号化装置を示す構成図である。
図1において、音声符号化部1はディジタルの音声信号が与えられると、音声のアクセスユニット(AU)単位に、例えば、MPEG−4オーディオなどの方式によって当該音声信号を符号化して、その音声信号の符号化データである音声ストリームを生成するとともに、その音声ストリームに関するメタデータを符号化する処理を実施する。また符号化されたアクセスユニットの提示時刻(PTS)を音声MMTPパケット生成部8へ出力する。
音声MMTPペイロード生成部2は音声符号化部1により符号化されたメタデータとアクセスユニット(AU)単位の音声信号の符号化データからなる音声MMTPペイロードを生成する処理を実施する。
映像MMTPペイロード生成部4はHEVC符号化部3により符号化されたメタデータとアクセスユニット(AU)単位の映像信号の符号化データからなる映像MMTPペイロードを生成する処理を実施する。なお、HEVC符号化部3及び映像MMTPペイロード生成部4から映像符号化手段が構成されている。
図11にPAメッセージの構成を示す。PAメッセージは1個以上のテーブルから構成される。
PAメッセージに含まれる1つのテーブルには、1つのプログラム(MMTでは、パッケージと称する)を構成する1以上の映像コンポーネント(映像ストリーム)や音声コンポーネント(音声ストリーム)に関する情報が記述されている。MMTでは、映像コンポーネント及び音声コンポーネントがアセットと呼ばれる。
記述子には、各アセットのMPU(Media Processing Unit)を構成しているアクセスユニット(AU)の中で、提示順(表示順)で先頭のアクセスユニット(AU)の提示時刻(表示時刻)を示すMPUタイムスタンプ記述子(提示時刻情報)などMMT規格で定義されている記述子の他に、ユーザーが独自に新たな記述子を定義することも可能であり、独自記述子としてMPU時刻情報記述子が含まれる。
なお、制御情報符号化部5の一部及び制御MMTPペイロード生成部6から制御情報符号化手段が構成されている。また、制御情報符号化部5の他の一部は時刻情報符号化手段を構成している。
拡張ヘッダは、MMTPペイロードに含まれる符号化データのアクセスユニット単位に提示時刻や復号時刻を算出するための情報(提示時刻情報や復号時刻情報)を符号化するか否かを示すフラグの値に応じて、提示時刻情報(presentation_time_offset)や復号時刻情報(decoding_time_offset)が含まれる。
MMTPパケット多重化部7は、アセットごとに異なるビットストリームを構成することもできる。例えば図9に示すように時間階層符号化された映像ビットストリームの階層レベル2以下のアクセスユニットを含むアセットのMMTPパケットから構成されるビットストリーム1と、階層レベル3のアクセスユニットを含むアセットのMMTPパケットから構成されるビットストリーム2として、それぞれのビットストリームを異なる伝送形態で送ることも可能である。
なお、MMTPパケット多重化部7は多重化手段を構成している。
符号化装置をコンピュータで構成する場合、音声符号化部1、音声MMTPペイロード生成部2、HEVC符号化部3、映像MMTPペイロード生成部4、制御情報符号化部5、制御MMTPペイロード生成部6及び制御MMTPパケット生成部10等の処理内容を記述しているプログラムをコンピュータのメモリに格納し、当該コンピュータのCPUが当該メモリに格納されているプログラムを実行するようにすればよい。
図3において、MMTPパケット解析部12は、符号化装置(図1の符号化装置、あるいは、図1の符号化装置に相当する符号化装置)から出力された1以上のアセットを含む1以上のビットストリームが入力する。MMTPパケット解析部12は、ビットストリームを構成しているMMTPパケットのMMTPヘッダを解析して、そのMMTPヘッダに含まれているパケットIDを取得し、そのパケットIDがMMTPペイロードに含まれている符号化データが制御情報(PAメッセージ)である旨を示していれば、そのMMTPパケットに含まれているMMTPペイロードである制御MMTPペイロードを制御MMTPペイロード処理部13に出力する。
また、制御MMTPペイロード処理部13はPAメッセージに記述されているテーブルからパッケージを構成するアセットに関する情報、各アセットの符号化データやメタデータを格納しているMMTPパケットを示すパケットIDあるいはIP配信される場合のIPアドレスなどアセットの取得先に関する情報を復号する。パケットIDやアセットの取得先に関する情報はMMTPパケット解析部へ出力する。
また、制御MMTPペイロード処理部13はPAメッセージに記述されているテーブルからパッケージを構成するアセットに関するMPUタイムスタンプ記述子とMPU時刻情報記述子を復号する。
また、音声MMTPペイロード処理部15はアセット分離部14から出力された音声MMTPペイロードに含まれている音声ストリームに関するメタデータを抽出し、そのメタデータを音声ESバッファ16に格納する処理を実施する。音声ESバッファ16は音声ES及びメタデータを一時的に格納するメモリである。
音声データバッファ18は音声ストリーム復号部17により復号された音声信号とPTS(提示時刻)を一時的に格納するメモリである。
また、映像MMTPペイロード処理部19はアセット分離部14から出力された映像MMTPペイロードに含まれている映像ストリームに関するメタデータを抽出し、そのメタデータをHEVCESバッファ20に格納する処理を実施する。
HEVCESバッファ20はHEVCエレメンタリーストリーム及びメタデータを一時的に格納するメモリである。
復号画像バッファ22はHEVCES復号部21により復号された各アクセスユニット(AU)の復号画像とPTS(提示時刻)を一時的に格納するメモリである。
なお、映像MMTPペイロード処理部19、HEVCESバッファ20、HEVCES復号部21及び復号画像バッファ22から映像復号手段が構成されている。
復号装置をコンピュータで構成する場合、音声ESバッファ16、音声データバッファ18、HEVCESバッファ20及び復号画像バッファ22をコンピュータの内部メモリ又は外部メモリ上に構成するとともに、MMTPパケット解析部12、制御MMTPペイロード処理部13、アセット分離部14、音声MMTPペイロード処理部15、音声ストリーム復号部17、映像MMTPペイロード処理部19及びHEVCES復号部21の処理内容を記述しているプログラムをコンピュータのメモリに格納し、当該コンピュータのCPUが当該メモリに格納されているプログラムを実行するようにすればよい。
最初の符号化装置の処理内容を説明する。
音声符号化部1は、ディジタルの音声信号が与えられると、音声のアクセスユニット(AU)単位に、例えば、MPEG−4オーディオなどの方式によって当該音声信号を符号化して、その音声信号の符号化データである音声ストリームを生成するとともに、その音声ストリームに関するメタデータを符号化する(図2のステップST1)。
HEVC符号化部3は、ディジタルの映像信号が与えられると、映像のアクセスユニット(AU)単位に、HEVC方式によって当該映像信号を符号化して、その映像信号の符号化データである映像ストリームを生成するとともに、その映像ストリームに関するメタデータを符号化する(ステップST2)。
図5において、アクセスユニット(AU)は、映像であれば、1ピクチャを復号するために必要な符号化データを含む単位であり、音声であれば、符号化単位となる1以上のサンプルから構成されるフレームである。
NALユニットはHEVCの符号化単位であり、1アクセスユニット(AU)は、1以上のNALユニットから構成される。
MPUは、1以上のアクセスユニットから構成され、MPU単体で映像や音声の復号処理を行うことができる単位となる。また、MPUは、1以上のアクセスユニット(AU)の映像信号がフレーム間予測符号化方式で符号化される場合には、前記1以上のアクセスユニット(AU)の映像信号の全てを復号することが可能な複数のアクセスユニット(AU)の集合であるGOPと同じ単位になる。
MFUは、MPUよりも小さな単位であり、1アクセスユニット(AU)又は1NALユニットを1MFUと定義することができる。
図6において、MPUメタデータは、MPUに関連するメタデータが記述されるものである。なおMPUメタデータは符号化しなくてもよい。
ムービーフラグメントメタデータ(MFメタ)は、1アクセスユニット(AU)の符号化データ(サンプルデータ)に付随するメタデータが記述されるものである。例えば、アクセスユニット(AU)の符号化データがファイル形式で格納される場合、アクセスユニット(AU)毎に、符号化データが格納されているアドレスや符号化データのデータ長、当該アクセスユニット(AU)の時間長に関する情報が含まれる。なおムービーフラグメントメタデータは符号化しなくてもよい。
MPUメタデータ、ムービーフラグメントメタデータ、MFU及びMMTの制御情報は、MMTPパケット化されて伝送される。MMTPパケットはMMTPヘッダとMMTPペイロードから構成される。
映像MMTPペイロード生成部4は、HEVC符号化部3からメタデータ(MPUメタデータ、MFメタなど)の符号化データと、アクセスユニット(AU)単位の映像信号の符号化データとを受けると、MPU単位のMPUメタデータの符号化データと、アクセスユニット(AU)単位のMFメタの符号化データ及び映像信号の符号化データ(サンプルデータ)からなる映像MMTPペイロードを生成する(ステップST4)。
音声ストリーム及び映像ストリームに関する制御情報として、例えば、MMTで規定されているPAメッセージやMPU時刻情報記述子などを符号化する。
PAメッセージには、上述したように、1つのプログラム(MMTでは、パッケージと称する)を構成する1以上の映像コンポーネント(映像ストリーム)や音声コンポーネント(音声ストリーム)に関する情報が記述されている。
即ち、PAメッセージには、音声符号化部1及びHEVC符号化部3により生成されたアセット(映像ストリーム、音声ストリーム)を識別するアセットID、アセットの種類を識別するアセットタイプ、各アセットのMPUを構成しているアクセスユニット(AU)の中で、提示順で先頭のアクセスユニット(AU)の提示時刻を示すMPUタイムスタンプ記述子、各アセットの符号化データやメタデータを格納しているMMTPパケットを示すパケットIDなどが記述されている。
MPU時刻情報記述子には、図7に示すように、どのMPUに関連する情報を含むかを識別するためのシーケンス番号(mpu_sequence_number)と、符号化順でMPU先頭のアクセスユニットの復号時刻と提示順でMPU先頭のアクセスユニットの提示時刻の時間差(initial_presentation_time_delay)と、アクセスユニットの単位で符号化する提示時刻情報及び表示時刻情報を表す単位(timescale)(1/timeslcale秒)、アクセスユニットの単位で提示時刻情報を符号化するか否かを示すフラグ(presentation_time_offset_present_flag)、アクセスユニットの単位で復号時刻情報を符号化するか否かを示すフラグ(decoding_time_offset_present_flag)、アクセスユニットの単位で符号化する提示時刻情報及び表示時刻情報の符号長(time_offset_length_minus1)などが記述されている。なお、timescale、presentation_time_offset_present_flag、decoding_time_offset_present_flag、time_offset_length_minus1は常に固定値を用いるようにすれば、符号化しなくてもよい。
映像MMTPパケット生成部は、映像MMTPペイロード生成部により生成された映像MMTPペイロードに所定のMMTPヘッダを付与してビットストリームを構成する映像MMTPパケットを生成する。MMTPヘッダは、必須で符号化する情報を含む必須ヘッダとオプショナルで符号化する情報を含む拡張ヘッダから構成される。必須ヘッダにはMMTPペイロードに含まれる符号化データの種別に応じて割り当てられるパケットIDなどが含まれる。
提示時刻情報(presentation_time_offset)は、MMTPペイロードに含まれる符号化データのアクセスユニットの提示時刻と提示順でMPU先頭アクセスユニットの提示時刻の差である。
復号時刻情報(decoding_time_offset)は、MMTPペイロードに含まれる符号化データのアクセスユニットの復号時刻と符号化順でMPU先頭アクセスユニットの復号時刻の差である。
なお提示時刻情報(presentation_time_offset)は、復号時刻情報(decoding_time_offset)を復号して算出されるアクセスユニットの復号時刻からの差を符号化するようにしてもよい。
このMMTPパケットを生成する際、所定のMMTPヘッダを付与するが、このMMTPヘッダには、MMTPペイロードに含まれている符号化データの種別に応じて割り当てられるパケットIDが含まれる。
MMTPパケット解析部12は、符号化装置(図1の符号化装置、あるいは、図1の符号化装置に相当する符号化装置)から出力された1以上のアセットを含む1以上のビットストリームを入力して、そのビットストリームを構成しているMMTPパケットのMMTPヘッダを解析して、そのMMTPヘッダに含まれているパケットIDを取得する。
MMTPパケット解析部12は、そのパケットIDがMMTPペイロードに含まれている符号化データが制御情報(PAメッセージ、HEVCピクチャ構造記述子)である旨を示していれば、そのMMTPパケットに含まれているMMTPペイロードである制御MMTPペイロードを制御MMTPペイロード処理部13に出力する。
また、MMTPパケット解析部12は、制御MMTPペイロード処理部13により復号されたMPU時刻情報記述子に記述されているMPUを構成している各アクセスユニットの復号時刻や提示時刻を算出するための情報が符号化されているか否かを示すフラグ(presentation_time_offset_present_flag,decoding_time_offset_present_flag)の値に応じて、MMTP拡張ヘッダより提示時刻情報(presentation_time_offset)や復号時刻情報(decoding_time_offset)を復号し、MPUタイムスタンプ記述子に記述されている提示順で先頭のアクセスユニット(AU)の提示時刻とMPU時刻情報記述子に記述されている符号化順で先頭のアクセスユニット(AU)の復号時刻とから各アクセスユニット(AU)の提示時刻および復号時刻を算出する処理を実施する。算出された提示時刻および復号時刻は、アクセスユニットに含まれる符号化データの種別に応じて、音声MMTPペイロード処理部15および映像MMTPペイロード処理部19へ出力される。
また、制御MMTPペイロード処理部13はPAメッセージに記述されているテーブルからパッケージを構成するアセットに関する情報、各アセットの符号化データやメタデータを格納しているMMTPパケットを示すパケットIDあるいはIP配信される場合のIPアドレスなどアセットの取得先に関する情報を復号する。パケットIDやアセットの取得先に関する情報はMMTPパケット解析部へ出力する。
また、制御MMTPペイロード処理部13はPAメッセージに記述されているテーブルからパッケージを構成するアセットに関するMPUタイムスタンプ記述子とMPU時刻情報記述子を復号する。
アセット分離部14は、MMTPパケット解析部12から出力されたMMTPパケットに含まれているMMTPペイロードが映像MMTPペイロードであれば、そのMMTPパケットに含まれている映像MMTPペイロードを抽出して、その映像MMTPペイロードを映像MMTPペイロード処理部19に出力する。
音声MMTPペイロードから音声ESを生成する処理自体は公知の技術であるため詳細な説明を省略する。
また、音声MMTPペイロード処理部15は、アセット分離部14から出力された音声MMTPペイロードに含まれている音声ストリームに関するメタデータを抽出し、そのメタデータを音声ESバッファ16に格納する。
これにより、外部の再生装置(図示せず)は、音声データバッファ18に格納されている音声信号とPTS(提示時刻)を取り出せば、その提示時刻に音声信号を再生することができる。
映像MMTPペイロードからHEVCエレメンタリーストリームを生成する処理自体は公知の技術であるため詳細な説明を省略する。
また、映像MMTPペイロード処理部19は、アセット分離部14から出力された映像MMTPペイロードに含まれている映像ストリームに関するメタデータを抽出し、そのメタデータをHEVCESバッファ20に格納する。
これにより、外部の再生装置(図示せず)は、復号画像バッファ22に格納されている復号画像とPTS(提示時刻)を取り出せば、その提示時刻に復号画像を再生することができる。
TemporalIDが0からMのアクセスユニットから構成される時間階層符号化された映像ビットストリームを、TemporalIDが0から(M−1)のアクセスユニットから構成されるビットストリームとTemporalIDがMのアクセスユニットから構成されるビットストリームに分離して、それぞれのビットストリームが異なる伝送路を用いて伝送されるときの処理について説明する。
図12に分離前のビットストリームと分離後のビットストリームの一例を示す。
制御MMTPペイロード処理部13は、PAメッセージに記述されているアセットに関する情報などから、映像ビットストリームが時間階層符号化されていて、時間階層レベル(TemporalID)によって2以上のアセット(例えばアセット1、アセット2)に分離されてアセットごとに異なる伝送路から取得していること、アセット間の依存関係(アセット2はアセット1と依存関係にあること)などの情報を取得する。
Claims (1)
- 1つのプログラムを構成する1以上のコンポーネントに関し、前記コンポーネント毎に異なる伝送形式によりデータの伝送が可能なMMTにおける映像信号の符号化データを復号する復号装置であって、
前記符号化データから、フレーム間予測符号化方式で符号化された複数のアクセスユニットの集合である1以上のGOPにおける、提示順で先頭のアクセスユニットの提示時刻を示す提示時刻情報と、当該アクセスユニットとは異なり符号化順で先頭のアクセスユニットの復号時刻と前記提示時刻との時間差情報と、を復号する制御情報復号手段と、
前記制御情報復号手段が取得した、前記提示時刻情報と前記時間差情報とを用いて、各アクセスユニットの前記提示時刻および前記復号時刻を算出し、前記符号化データに含まれる前記映像信号を復号する復号手段と
を備えた復号装置。
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