JP6877193B2 - ゴム補強用繊維コードおよびその製造方法 - Google Patents
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Description
本発明において繊維コードを構成する芳香族ポリアミド繊維は、芳香族ホモポリアミドまたは芳香族コポリアミドからなる。芳香族コポリアミドからなる場合、共重合成分の量は、例えば高々20モル%、好ましくは高々10モル%である。
芳香族ポリアミド繊維は、一般的に表面が不活性であるため他の物質と接着しづらい。本発明では、十分な接着性を得るために芳香族ポリアミド繊維の単糸をエポキシ化合物で表面処理して用いる。この表面処理で、芳香族ポリアミド繊維とレゾルシン・ホルマリン・ラテックス樹脂との化学的親和性を向上させることができる。
本発明において、芳香族ポリアミド繊維を撚糸してなる繊維コードは、レゾルシン・ホルマリン・ラテックス樹脂を、繊維コードの重量全体に対して5〜15重量%の割合で含有する。このレゾルシン・ホルマリン・ラテックス樹脂は、繊維コードを構成する芳香族ポリアミド繊維の単糸の表面や単糸と単糸との間、単糸の複数本がエポキシ化合物で束ねられた繊維束の表面や繊維束と繊維束との間に存在する。このため、芳香族ポリアミド繊維が撚糸されてなる繊維コードの内部や表面に存在することになる。
レゾルシン・ホルマリン・ラテックス樹脂には、架橋剤を併用することが好ましい。架橋剤として、アミン、エチレン尿素、ブロックドイソシアネート化合物を例示することができる。なかでも、処理剤の経時安定性がよく、前処理剤との相互作用が良好なことから、ブロックドイソシアネート化合物が好ましい。このブロックドイソシアネート化合物として、ジメチルピラゾールブロック、メチルエチルケトンオキシムブロック、カプロラクタムブロックのブロックドイソシアネートを例示することができる。これらは二種類以上を組み合わせて用いてもよい。
本発明のゴム補強用繊維コードの芳香族ポリアミド繊維には、撚りを掛ける撚糸処理が施されている。撚りを掛けるほど繊維コードでの単糸の配向が傾くため、初期の引張強力は低下する一方で、屈曲時に単糸に加わる応力が分散され、繊維コードの耐屈曲疲労性が向上する。
TM = T×√D/1055
(ただし、TMは撚り係数、Tは撚り数(回/m)、Dは総繊度(tex)を表す。)
この計算式は、一般的に綿の紡績糸に使用される計算式であるK=t/√N (Kは撚係数、tは撚数t/inch、Nは綿番手)において、綿の比重を芳香族ポリアミド繊維の比重に変更し、綿番手を繊度(tex)に変換して、再計算したものである。TMが1.0に近いときに、単糸は繊維軸方向に約5.5°傾くことになり、繊維束の引き揃えをよくすることができ、引張強力が最大限に発揮される。
本発明のゴム補強用繊維コードでは、レゾルシン・ホルマリン・ラテックス樹脂を含有する繊維コードの表面に、さらに、樹脂および/またはゴムからなりカーボンブラックと酸化亜鉛とを含む被膜が設けられている。
本発明のゴム補強用繊維コードをゴム補強用途で用いる場面で、ともに使用されるゴムとしては、アクリルゴム、アクリロニトリル−ブタジエンゴム、水素化アクリロニトリルーブタジエンゴム、イソプレンゴム、ウレタンゴム、エチレン−プロピレンゴム、エチレン−プロピレン−ジエンゴム(EPDM)、クロロプレンゴム、シリコーンゴム、スチレン−ブタジエンゴム、多硫化ゴム、天然ゴム、ブタジエンゴム、フッ素ゴムを例示することができる。特に、エチレン−プロピレンゴム、エチレン−プロピレン−ジエンゴム(EPDM)、水素化アクリロニトリルーブタジエン(H−NBR)ゴムが好ましい。
本発明のゴム補強用繊維コードは、JIS K7017の3点曲げ装置にて測定される曲げ強さとして、例えば20MPa以下、好ましくは10MPa以下を示すことができる。JIS K7017の3点曲げ装置にて測定される曲げ強さは、コードの硬さに繋がっており、20MPaを超えると耐屈曲疲労性が著しく劣ることとなる。
本発明は、また、芳香族ポリアミド繊維をエポキシ化合物で表面処理し、その後、レゾルシン・ホルマリン・ラテックス樹脂を含有させ、さらにその後に撚糸処理を施して、繊維コードの重量全体に対して5〜15重量%のレゾルシン・ホルマリン・ラテックス樹脂を含有する繊維コードとし、さらに繊維コードの表面に、樹脂および/またはゴムからなりカーボンブラックと酸化亜鉛とを含む被膜を設ける、ゴム補強用繊維コードの製造方法である。
まず、繊維コードに用いる芳香族ポリアミド繊維をエポキシ化合物で表面処理をする方法を説明する。例えば、エポキシ化合物を含む溶液を芳香族ポリアミド繊維の製糸工程で油剤と混合して繊維の単糸に付着させ、または芳香族ポリアミド繊維の製糸後、製糸工程とは別の工程でこの乳化剤を繊維の単糸に付着させ、付着後100〜250℃の温度で10〜120秒間熱処理することで、表面処理することができる。
レゾルシン・ホルマリン・ラテックス樹脂を、エポキシ化合物で表面処理された芳香族ポリアミド繊維に含有させるためには、レゾルシン・ホルマリン・ラテックス樹脂やその溶液を繊維にローラーで接触させる、ノズルから溶液を繊維に噴霧して塗布する、溶液に繊維を浸漬するといった手段を例えば用いる。ここでいう「含有」は、付着や含浸、塗布などの態様を含めて、レゾルシン・ホルマリン・ラテックス樹脂がエポキシ化合物で表面処理された芳香族ポリアミド繊維の付近に存在している状態を意味する。
本発明のゴム補強用繊維コードにおいて芳香族ポリアミド繊維には撚りが掛けられているが、このための撚糸処理は、レゾルシン・ホルマリン・ラテックス樹脂を芳香族ポリアミド繊維に含有させる処理の後に施す。含有させる処理の前に撚りを施すと、撚りをかけた後にレゾルシン・ホルマリン・ラテックス樹脂を多量に含む粘度の高い溶液に芳香族ポリアミド繊維の繊維コードに接触させることになり、撚りを掛けられた芳香族ポリアミド繊維コードの内部(単糸と単糸の間や単糸束と単糸束との間)への樹脂の含浸が困難となり、耐ほつれ性が低下してしまう。
芳香族ポリアミド繊維の繊維コードに、樹脂および/またはゴムからなりカーボンブラックと酸化亜鉛とを含む被膜を設けることは、これらの成分を含む溶液に繊維コードを接触させることで行うことができる。例えば、繊維コードを浸漬しその後80〜180℃の温度で60〜300秒間の乾燥および熱処理するとよい。乾燥および熱処理の温度がこの範囲より低いと乾燥が不十分となり、工程通過性が悪化する傾向にある。他方、乾燥および熱処理の温度がこの範囲より高いと、接着成分が高温下で失活し、接着活性が低下してしまう傾向がある。
(1)コード繊度およびコード径
JIS L1017に準じて測定して、コード繊度(重量)およびコード径(コードゲージ)を測定した。
(2)曲げ強さ
繊維コードについてJIS K7017の3点曲げ装置にて測定した。応力は以下の式で計算した。
曲げ強さ = 曲げ荷重 × 8Lv / (π × D3)
(但し、Lvはエッジスパン長、Dはコードゲージを表す。)
(3)引張強力、引張強度、切断伸度、引張弾性率
ASTM D7269に準じて測定した。最終的な処理をした繊維コードの繊度を使用して計算した。
(4)繊維コードの剥離接着力
剥離接着力は繊維コードとゴムとの剥離接着力を示す値である。ゴムシート表層近くに7本の繊維コードを埋め、温度150℃で30分間、1MPaのプレス圧力で加硫し、次いで両端の2本の繊維コードを取り除き、残りの5本の繊維コードをゴムシートから200mm/分の速度で剥離し、そのときに要した力を繊維コード本数で割り、繊維コード1本当たりの接着力を算出した。評価に用いるゴムとしては、下記の配合組成で作製したEPDMゴムを用いた。
(EPDMゴムの配合組成)
エチレン-プロピレン-ジエンゴム: 100重量部
カーボンブラック: 35重量部
酸化亜鉛: 5重量部
ステアリン酸: 1重量部
老化防止剤: 2重量部
シリカ: 20重量部
加硫促進剤: 2重量部
レゾルシン・ホルマリン共重合体: 2重量部
ヘキサメトキシメチロールメラミン: 2重量部
硫黄: 1重量部
(5)繊維コードの屈曲疲労後強力保持率
繊維コードに2kgの荷重をかけて直径10mmφのローラーに取り付け、100rpmの往復運動をさせ、10,000回の繰返し屈曲を行ったのち、繊維コードを取り出して残強力を測定し、屈曲疲労後強力保持率を求めた。
(6)耐ほつれ性
繊維コードを埋法したゴム成型体を1°傾けた状態で切断した後、コード中央で切断された部分の断面に露出した繊維コードをサンドペーパーで10回こすった後の集束状態を目視および光学顕微鏡で観察して、耐ほつれ性を評価した。耐ほつれ性は、以下の3段階で評価判定した。評価に用いるゴムとしては、上記(4)で剥離接着力の評価に用いたEPDMゴムを用いた。
○: 繊維コードのフィラメントが集束しており外観上の異常は認められず良好。
△: 繊維コードの一部のフィラメントに集束不良箇所が見受けられる。
×: 繊維コードのフィラメントに集束不良が発生しており、集束していない。
紡糸用溶液としてコポリパラフェニレン・3,4’−オキシジフェニレン・テレフタルアミド(共重合モル比が1:1の全芳香族ポリアミド)の濃度6重量%N−メチルピロリドン(以下、NMPと称する)溶液を準備した。紡糸用溶液を、紡糸口金から吐出し、エアギャップを介して、NMP濃度30重量%の50℃の水溶液で満たされた凝固浴中に紡出し、凝固糸を得た後、水浴にて水洗し、乾燥を実施した。最後に、温度520℃下で11倍に延伸した後、デナコールEX−313(グリセロールポリグリシジルエーテル、ナガセケムテックス(株)製)17.5gに界面活性剤としてネオコールSW−30(ジオクチルスルフォサクシネートナトリウム塩、第一工業製薬(株)製)14.5g、ピペラジン4g、水656.2gから成る固形分濃度3.7重量%のエポキシ溶液で表面処理し、乾燥後、巻き取りを実施することにより、単糸表面にエポキシ化合物が処理されたコポリパラフェニレン・3、4’−オキシジフェニレンテレフタルアミド繊維を得た。
レゾルシン/ホルマリン(R/F)のモル比が1/0.6であるレゾルシン−ホルマリン初期縮合物(スミカノール700S、住友化学(株)製、濃度65重量%)19.8gを、水154.5gに10%苛性ソーダ水5.0gと20%アンモニア水19.9gを加えたアルカリ水溶液に溶解し、これにビニルピリジン−スチレン−ブタジエンゴムラテックス(ニポール2518FS,日本ゼオン(株)製、濃度40重量%)415gと水368.9gを添加した。この液に、37%ホルマリン水16.8g、およびメチルエチルケトンオキシムブロックジフェニルメタンジイソシアネート(DM6400,明成化学工業(株)製、濃度42%)を添加し、20℃で48時間熟成して、固形分濃度20重量%のレゾルシン・ホルマリン・ラテックス樹脂を含む水分散体(レゾルシン・ホルマリン・ラテックス樹脂処理剤)を調製した。
芳香族ポリアミド繊維の製造時に、表面処理するエポキシ溶液の固形分濃度を10重量%とし単糸表面のエポキシ化合物付着量を増加させた以外は実施例1と同様にして、被膜を有する芳香族ポリアミド繊維コードを得た。得られた芳香族ポリアミド繊維コードの評価結果を表1にまとめて示す。
レゾルシン・ホルマリン・ラテックス樹脂処理剤としてDM6400を使用することなく固形分濃度18.7重量%のレゾルシン・ホルマリン・ラテックス樹脂処理剤で処理して、繊維コードでのレゾルシン・ホルマリン・ラテックス樹脂の含有量を変更した以外は実施例1と同様にして、被膜を有する芳香族ポリアミド繊維コードを得た。得られた芳香族ポリアミド繊維コードの評価結果を表1にまとめて示す。
芳香族ポリアミド繊維製造時にエポキシ化合物による表面処理を施さなかった以外は実施例1と同様にして、被膜を有する芳香族ポリアミド繊維コードを得た。得られた芳香族ポリアミド繊維コードの評価結果を表1にまとめて示す。
レゾルシン・ホルマリン・ラテックス樹脂処理剤の固形分濃度を10重量%とし、繊維でのレゾルシン・ホルマリン・ラテックス樹脂の含有量を低下させた以外は実施例1と同様にして、被膜を有する芳香族ポリアミド繊維コードを得た。得られた芳香族ポリアミド繊維コードの評価結果を表1にまとめて示す。
撚糸処理後にカーボンブラックと酸化亜鉛を含む樹脂の被膜を設ける処理を施さなかった以外は実施例1と同様にして、芳香族ポリアミド繊維コードを得た。得られた芳香族ポリアミド繊維コードの評価結果を表1にまとめて示す。
レゾルシン・ホルマリン・ラテックス樹脂処理剤を実施例1と同様の処理方法で2回処理することで、繊維コードでのレゾルシン・ホルマリン・ラテックス樹脂の含有量を増加させた以外は実施例1と同様にして、被膜を有する芳香族ポリアミド繊維コードを得た。得られた芳香族ポリアミド繊維コードの評価結果を表1にまとめて示す。
Claims (4)
- エポキシ化合物で表面処理された芳香族ポリアミド繊維を撚糸してなる繊維コードであって、繊維コードはレゾルシン・ホルマリン・ラテックス樹脂を繊維コードの重量全体に対して5〜15重量%含有し、該レゾルシン・ホルマリン・ゴムラテックス樹脂は、その全重量あたり10〜30重量%のブロックドイソシアネート化合物が添加されており、さらに繊維コードの表面に樹脂および/またはゴムからなりカーボンブラックと酸化亜鉛とを含む被膜を備え、JIS K7017の3点曲げ装置にて測定される曲げ強さが10MPa以下であることを特徴とする、ゴム補強用繊維コード。
- 皮膜がカーボンブラックと酸化亜鉛とを含む塩素含有樹脂からなる、請求項1に記載のゴム補強用繊維コード。
- ベルト側面に露出する伝動ベルト心線として用いられる、請求項1に記載のゴム補強用繊維コード。
- 芳香族ポリアミド繊維をエポキシ化合物で表面処理し、その後、レゾルシン・ホルマリン・ラテックス樹脂を含有させ、さらにその後に撚糸処理を施して、繊維コードの重量全体に対して5〜15重量%のレゾルシン・ホルマリン・ラテックス樹脂を含有する繊維コードとし、さらに繊維コードの表面に、樹脂および/またはゴムからなりカーボンブラックと酸化亜鉛とを含む被膜を設ける、JIS K7017の3点曲げ装置にて測定される曲げ強さが10MPa以下であるゴム補強用繊維コードの製造方法。
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