JP6869663B2 - 駆動システム、および、駆動システムの制御方法 - Google Patents
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Description
内燃機関を駆動する駆動システムであって、
前記内燃機関により駆動されて発電する交流発電機と、
前記内燃機関の吸気経路の圧力を検出する圧力センサーと、
前記交流発電機の回転子の外周に周方向に沿って設けられ且つ前記内燃機関の上死点を検出するためのリラクタに対応する、パルスを検出するパルス検出部と、
前記交流発電機の動作の制御、及び、前記パルス検出部により検出された前記パルスに基づいて前記内燃機関の点火制御を行う制御部と、を備え、
前記制御部は、
検出された前記パルスに基づいて、前記内燃機関の燃焼サイクルの各行程の期間を特定し、
特定した膨張行程及び排気行程の第1の期間において前記圧力センサーが前記吸気経路の圧力を検出した第1の検出圧力を、取得し、
特定した吸気行程及び圧縮行程の第2の期間において前記圧力センサーが前記吸気経路の圧力を検出した第2の検出圧力を、取得し、
前記第1の検出圧力と前記第2の検出圧力との差分を算出して、算出した前記差分を検出圧力として取得し、
前記内燃機関がアイドリング状態のときにおける前記膨張行程及び排気行程の前記第1の期間において前記圧力センサーにより検出した前記第1の検出圧力を、前記差分の算出に用いるようになっており、
前記スロットルバルブの開度が最小又は閉じているときにおける前記膨張行程及び排気行程の前記第1の期間において前記圧力センサーにより検出した前記第1の検出圧力を、前記差分の算出に用いる
ことを特徴とする。
前記吸気経路の、前記吸気経路に設けられたスロットルバルブと、前記内燃機関の吸気ポートとの間に、配置されている
ことを特徴とする。
前記制御部は、
前記パルス及び前記検出圧力に基づいて前記内燃機関の点火タイミングを生成し、前記生成した点火タイミングで前記内燃機関を点火する
ことを特徴とする。
前記制御部は、
前記検出圧力が変化した場合に、前記内燃機関の点火タイミングを変化させることを特徴とする。
前記制御部は、
前記膨張行程及び排気行程の前記第1の期間において異なる複数のタイミングで前記圧力センサーにより検出し平均した前記第1の検出圧力を、前記差分の算出に用いる
ことを特徴とする。
前記制御部は、
前記吸気行程及び圧縮行程の前記第2の期間において前記圧力センサーにより検出した前記吸気経路の前記第2の検出圧力のうち、最低値となる前記第2の検出圧力を、前記差分の算出に用いることを特徴とする。
前記制御部は、
前記吸気行程及び圧縮行程の前記第2の期間において前記圧力センサーにより検出した前記吸気経路の前記第2の検出圧力を、複数の異なるタイミングで取得し、取得した前記吸気経路の前記第2の検出圧力のうち、最低値となる前記第2の検出圧力を、前記差分の算出に用いる
ことを特徴とする。
前記リラクタは、前記交流発電機の回転子の外周に周方向に沿って複数個設けられていることを特徴とする。
前記リラクタは、前記交流発電機の回転子の外周に周方向に沿って3個設けられていることを特徴とする。
前記制御部は、
前記内燃機関がアイドリング状態及び前記アイドリング状態よりも前記内燃機関の回転数が高い通常駆動状態のときにおける前記吸気行程及び圧縮行程の前記第2の期間に前記圧力センサーが前記吸気経路の圧力を検出した前記第2の検出圧力を、取得する
ことを特徴とする。
ことを特徴とする。
内燃機関を駆動する駆動システムであって、前記内燃機関により駆動されて発電する交流発電機と、前記内燃機関の吸気経路の圧力を検出する圧力センサーと、前記交流発電機の回転子の外周に周方向に沿って設けられ且つ前記内燃機関の上死点を検出するためのリラクタに対応する、パルスを検出するパルス検出部と、前記交流発電機の動作の制御、及び、前記パルス検出部により検出された前記パルスに基づいて前記内燃機関の点火制御を行う制御部と、を備えた駆動システムの制御方法であって、
前記制御部により、検出された前記パルスに基づいて、前記内燃機関の燃焼サイクルの各行程の期間を特定し、
前記制御部により、特定した膨張行程及び排気行程の第1の期間において前記圧力センサーが前記吸気経路の圧力を検出した第1の検出圧力を、取得し、
前記制御部により、特定した吸気行程及び圧縮行程の第2の期間において前記圧力センサーが前記吸気経路の圧力を検出した第2の検出圧力を、取得し、
前記制御部により、前記第1の検出圧力と前記第2の検出圧力との差分を算出して、算出した前記差分を検出圧力として取得し、
前記制御部により、前記内燃機関がアイドリング状態のときにおける前記膨張行程及び排気行程の前記第1の期間において前記圧力センサーにより検出した前記第1の検出圧力を、前記差分の算出に用い、
前記制御部により、前記スロットルバルブの開度が最小又は閉じているときにおける前記膨張行程及び排気行程の前記第1の期間において前記圧力センサーにより検出した前記第1の検出圧力を、前記差分の算出に用いる
ことを特徴とする。
より具体的には、制御部CONは、例えば、一次側イグニッションコイルIGaの一端と接地との間に接続されたコンデンサCが充放電を繰り返すように、スイッチ素子TRを制御することにより、イグニッションコイルIGに対する電力供給を制御するようになっている。このイグニッションコイルIGに流れる電流の制御により、スパークプラグPLが点火を繰り返すこととなる。
このように、内燃機関Xが吸気していない膨張行程及び排気行程の第1の期間S1において圧力センサーYが吸気経路Wの圧力を検出した第1の検出圧力PB1を、基準値として取得し、内燃機関Xが吸気している吸気行程及び圧縮行程の第2の期間S2において圧力センサーYが吸気経路Wの圧力を検出した第2の検出圧力PB2を、取得し、これらの差分を検出圧力として算出する。
G 交流発電機
A 電源装置
B バッテリ
E パルサーコイル
C コンデンサ
D ダイオード(整流素子)
SC 内部電源回路
TR スイッチ素子(NPN型バイポーラトランジスタ)
PD パルス検出部
CON 制御部
Y 圧力センサー
PD パルス検出部
X 内燃機関
IG イグニッションコイル
Z スロットルワーク
Za スロットルバルブ
SW メインスイッチ
W 吸気経路
Claims (8)
- 内燃機関を駆動する駆動システムであって、
前記内燃機関により駆動されて発電する交流発電機と、
前記内燃機関の吸気経路の圧力を検出する圧力センサーと、
前記交流発電機の回転子の外周に周方向に沿って設けられ且つ前記内燃機関の上死点を検出するためのリラクタに対応する、パルスを検出するパルス検出部と、
前記交流発電機の動作の制御、及び、前記パルス検出部により検出された前記パルスに基づいて前記内燃機関の点火制御を行う制御部と、を備え、
前記制御部は、
検出された前記パルスに基づいて、前記内燃機関の燃焼サイクルの各行程の期間を特定し、
特定した膨張行程及び排気行程の第1の期間において前記圧力センサーが前記吸気経路の圧力を検出した第1の検出圧力を、取得し、
特定した吸気行程及び圧縮行程の第2の期間において前記圧力センサーが前記吸気経路の圧力を検出した第2の検出圧力を、取得し、
前記第1の検出圧力と前記第2の検出圧力との差分を算出して、算出した前記差分を第3の検出圧力として取得し、
前記膨張行程及び排気行程の前記第1の期間において前記圧力センサーにより検出した前記第1の検出圧力を、前記差分の算出に用いるものであり、
前記制御部は、
前記パルス及び前記第3の検出圧力に基づいて前記内燃機関の点火タイミングを生成し、前記生成した点火タイミングで前記内燃機関を点火するようになっており、
前記第3の検出圧力が変化した場合に、前記内燃機関の点火タイミングを変化させる
ことを特徴とする駆動システム。 - 前記制御部は、
前記内燃機関がアイドリング状態のときにおける前記膨張行程及び排気行程の前記第1の期間において前記圧力センサーにより検出した前記第1の検出圧力を、前記差分の算出に用いる
ことを特徴とする請求項1に記載の駆動システム。 - 前記制御部は、
前記膨張行程及び排気行程の前記第1の期間において異なる複数のタイミングで前記圧力センサーにより検出し平均した前記第1の検出圧力を、前記差分の算出に用いる
ことを特徴とする請求項1に記載の駆動システム。 - 前記制御部は、
前記吸気行程及び圧縮行程の前記第2の期間において前記圧力センサーにより検出した前記吸気経路の前記第2の検出圧力のうち、最低値となる前記第2の検出圧力を、前記差分の算出に用いるようになっており、又は
前記吸気行程及び圧縮行程の前記第2の期間において前記圧力センサーにより検出した前記吸気経路の前記第2の検出圧力を、複数の異なるタイミングで取得し、取得した前記吸気経路の前記第2の検出圧力のうち、最低値となる前記第2の検出圧力を、前記差分の算出に用いる
ことを特徴とする請求項1に記載の駆動システム。 - 前記リラクタは、前記交流発電機の回転子の外周に周方向に沿って複数個設けられていることを特徴とする請求項1に記載の駆動システム。
- 前記リラクタは、前記交流発電機の回転子の外周に周方向に沿って3個設けられていることを特徴とする請求項1に記載の駆動システム。
- 前記制御部は、
前記内燃機関がアイドリング状態及び前記アイドリング状態よりも前記内燃機関の回転数が高い通常駆動状態のときにおける前記吸気行程及び圧縮行程の前記第2の期間に前記圧力センサーが前記吸気経路の圧力を検出した前記第2の検出圧力を、取得する
ことを特徴とする請求項1に記載の駆動システム。 - 内燃機関を駆動する駆動システムであって、前記内燃機関により駆動されて発電する交流発電機と、前記内燃機関の吸気経路の圧力を検出する圧力センサーと、前記交流発電機の回転子の外周に周方向に沿って設けられ且つ前記内燃機関の上死点を検出するためのリラクタに対応する、パルスを検出するパルス検出部と、前記交流発電機の動作の制御、及び、前記パルス検出部により検出された前記パルスに基づいて前記内燃機関の点火制御を行う制御部と、を備えた駆動システムの制御方法であって、
前記制御部により、検出された前記パルスに基づいて、前記内燃機関の燃焼サイクルの各行程の期間を特定し、
前記制御部により、特定した膨張行程及び排気行程の第1の期間において前記圧力センサーが前記吸気経路の圧力を検出した第1の検出圧力を、取得し、
前記制御部により、特定した吸気行程及び圧縮行程の第2の期間において前記圧力センサーが前記吸気経路の圧力を検出した第2の検出圧力を、取得し、
前記制御部により、前記第1の検出圧力と前記第2の検出圧力との差分を算出して、算出した前記差分を第3の検出圧力として取得し、
前記制御部により、前記膨張行程及び排気行程の前記第1の期間において前記圧力センサーにより検出した前記第1の検出圧力を、前記差分の算出に用いるものであり、
前記制御部により、前記パルス及び前記第3の検出圧力に基づいて前記内燃機関の点火タイミングを生成し、前記生成した点火タイミングで前記内燃機関を点火するようになっており、前記第3の検出圧力が変化した場合に、前記内燃機関の点火タイミングを変化させる
ことを特徴とする駆動システムの制御方法。
Priority Applications (1)
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JP2016156550A JP6869663B2 (ja) | 2016-08-09 | 2016-08-09 | 駆動システム、および、駆動システムの制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2016156550A JP6869663B2 (ja) | 2016-08-09 | 2016-08-09 | 駆動システム、および、駆動システムの制御方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
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Family
ID=61195581
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2016156550A Active JP6869663B2 (ja) | 2016-08-09 | 2016-08-09 | 駆動システム、および、駆動システムの制御方法 |
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- 2016-08-09 JP JP2016156550A patent/JP6869663B2/ja active Active
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