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JP6860813B2 - 情報処理システム、携帯端末、サーバ装置、情報処理方法およびプログラム - Google Patents

情報処理システム、携帯端末、サーバ装置、情報処理方法およびプログラム Download PDF

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Description

本発明は、情報処理システム、携帯端末、サーバ装置、情報処理方法およびプログラムに関する。
近年、高齢者や子供といった弱者(以下、高齢者等と称する)の安否確認用として、家族が高齢者等にスマートフォン等の携帯端末を持たせて、その位置情報を確認できるシステムが構築されている。しかしながら、高齢者等が所持する携帯端末の盗難対策は十分ではないのが現状である。そこで、携帯端末を所持している者を認証する様々な技術が考えられている。
例えば、携帯端末に加速度センサ等の動きセンサを設け、動きセンサが検知した携帯端末の動きと携帯端末にあらかじめ登録された行動特徴サンプルとに基づいて、携帯端末の所持者を認証する携帯端末が考えられている(例えば、特許文献1参照。)。
また、端末装置に対する操作特徴と、その端末装置にあらかじめ記憶されている操作特徴とを比較し、その差分に基づいて、その端末装置が盗難状態であるかどうかを判定する端末装置が考えられている(例えば、特許文献2参照。)。このように考えられている端末装置は、端末装置が盗難状態であると判定した場合、警告文を表示したり、警告通知を他の装置へ送信したりする機能も有する。
また、携帯装置が測定した物理量の変化と、携帯装置があらかじめ抽出した、携帯装置を所持する保有者本人の基準情報とを比較して、本人の認証を行う装置が考えられている(例えば、特許文献3参照。)。
特開2013−020304号公報 特開2012−173991号公報 特開2000−227902号公報
上述した技術においては、本人の環境(年齢や職業、居住地域等)が変化した場合、あらたに基準データを作成しなければならなく、その手間がかかってしまうという問題点がある。
本発明の目的は、上記課題を解決する情報処理システム、携帯端末、サーバ装置、情報処理方法およびプログラムを提供することにある。
本発明の情報処理システムは、
携帯端末と、サーバ装置とを有し、
前記携帯端末は、
当該携帯端末の加速度を測定する加速度センサと、
当該携帯端末の位置を示す位置情報を取得する位置情報取得部と、
前記加速度センサが測定した加速度と、前記位置情報取得部が取得した位置情報とを前記サーバ装置へ送信する送信部とを有し、
前記サーバ装置は、
利用者の属性情報および環境情報に応じた、正常な行動パターンをあらかじめ記憶するデータベースと、
前記送信部から送信されてきた加速度と位置情報とに基づいて、前記利用者の行動軌跡を算出する算出部と、
前記算出部が算出した行動軌跡と、前記データベースに記憶されている正常な行動パターンとを比較する比較部と、
前記比較部における比較の結果に基づいて、前記行動軌跡が異常であるかどうかを判定する判定部とを有する。
また、本発明の携帯端末は、
当該携帯端末の加速度を測定する加速度センサと、
当該携帯端末の位置を示す位置情報を取得する位置情報取得部と、
前記加速度センサが測定した加速度と、前記位置情報取得部が取得した位置情報とをサーバ装置へ送信する送信部とを有する。
また、本発明のサーバ装置は、
利用者の属性情報および環境情報に応じた、正常な行動パターンをあらかじめ記憶するデータベースと、
利用者が所持する携帯端末から送信されてきた加速度と位置情報とに基づいて、前記利用者の行動軌跡を算出する算出部と、
前記算出部が算出した行動軌跡と、前記データベースに記憶されている正常な行動パターンとを比較する比較部と、
前記比較部における比較の結果に基づいて、前記行動軌跡が異常であるかどうかを判定する判定部とを有する。
また、本発明の情報処理方法は、
携帯端末と、サーバ装置とを有する情報処理システムにおける情報処理方法であって、
前記携帯端末が、当該携帯端末の加速度を測定する処理と、
前記携帯端末が、当該携帯端末の位置を示す位置情報を取得する処理と、
前記携帯端末が、前記測定した加速度と、前記取得した位置情報とを前記サーバ装置へ送信する処理と、
前記サーバ装置が、前記携帯端末から送信されてきた加速度と位置情報とに基づいて、利用者の行動軌跡を算出する処理と、
前記算出した行動軌跡と、前記利用者の属性情報および環境情報に応じた、正常な行動パターンをあらかじめ記憶するデータベースに記憶されている正常な行動パターンとを比較する処理と、
前記比較の結果に基づいて、前記行動軌跡が異常であるかどうかを判定する処理とを行う。
また、本発明のプログラムは、
携帯端末に実行させるためのプログラムであって、
当該携帯端末の加速度を測定する手順と、
当該携帯端末の位置を示す位置情報を取得する手順と、
前記測定した加速度と、前記取得した位置情報とをサーバ装置へ送信する手順とを実行させる。
また、コンピュータに実行させるためのプログラムであって、
利用者が所持する携帯端末から送信されてきた加速度と位置情報とに基づいて、前記利用者の行動軌跡を算出する手順と、
前記算出した行動軌跡と、前記利用者の属性情報および環境情報に応じた、正常な行動パターンをあらかじめ記憶するデータベースに記憶されている正常な行動パターンとを比較する手順と、
前記比較の結果に基づいて、前記行動軌跡が異常であるかどうかを判定する手順とを実行させる。
以上説明したように、本発明においては、様々な利用者の環境変化に対応する携帯端末の異常な状態を容易に検知することができる。
本発明の情報処理システムの第1の実施の形態を示す図である。 図1に示した携帯端末の内部構成の一例を示す図である。 図1に示したサーバ装置の内部構成の一例を示す図である。 図1に示した情報処理システムにおける情報処理方法の一例を説明するためのシーケンス図である。 本発明の情報処理システムの第2の実施の形態を示す図である。 図5に示した携帯端末の内部構成の一例を示す図である。 図5に示したサーバ装置201の内部構成の一例を示す図である 図7に示したデータベースに記憶された正常な行動パターンの構造の一例を示す図である。 図5に示した情報処理システムにおける情報処理方法のうち、図5に示した携帯端末内部の処理を説明するためのシーケンス図である。 図5に示した情報処理システムにおける情報処理方法のうち、図5に示した携帯端末とサーバ装置との間の処理を説明するためのシーケンス図である。 図3に示したサーバ装置が所定の通知を行った通信端末における表示の一例を示す図である。 図5に示したサーバ装置が取得した、携帯端末の加速度情報の傾向を分析した一例を示す図である。 図5に示したサーバ装置が取得した、携帯端末の位置情報の傾向を分析した一例を示す図である。
以下に本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の情報処理システムの第1の実施の形態を示す図である。
本形態における情報処理システムは図1に示すように、携帯端末100と、サーバ装置200とを有する。携帯端末100とサーバ装置200とは、互いに通信可能となっている。
図2は、図1に示した携帯端末100の内部構成の一例を示す図である。
図1に示した携帯端末100は図2に示すように、加速度センサ110と、位置情報取得部120と、送信部130とを有する。なお、図2には、図1に示した携帯端末100が具備する構成要素のうち、本実施の形態に関わる主要な構成要素の一例を示す。
加速度センサ110は、携帯端末100の加速度を測定する。
位置情報取得部120は、携帯端末100の位置を示す位置情報を取得する。
送信部130は、加速度センサ110が測定した加速度と、位置情報取得部120が取得した位置情報とをサーバ装置200へ送信する。
図3は、図1に示したサーバ装置200の内部構成の一例を示す図である。
図1に示したサーバ装置200は図3に示すように、データベース210と、算出部220と、比較部230と、判定部240とを有する。なお、図3には、図1に示したサーバ装置200が具備する構成要素のうち、本実施の形態に関わる主要な構成要素の一例を示す。
データベース210は、利用者の属性情報および環境情報に応じた、正常な行動パターンをあらかじめ記憶する。
算出部220は、送信部130から送信されてきた加速度と位置情報とに基づいて、利用者の行動軌跡を算出する。
比較部230は、算出部220が算出した行動軌跡と、データベース210に記憶されている正常な行動パターンとを比較する。
判定部240は、比較部230における比較の結果に基づいて、行動軌跡が異常であるかどうかを判定する。
以下に、図1に示した情報処理システムにおける情報処理方法について説明する。図4は、図1に示した情報処理システムにおける情報処理方法の一例を説明するためのシーケンス図である。
まず、携帯端末100の加速度センサ110が、携帯端末100の加速度を測定する(ステップS1)。また、携帯端末100の位置情報取得部120が、携帯端末100の位置を示す位置情報を取得する(ステップS2)。続いて、携帯端末100の送信部130は、加速度センサ110が測定した加速度と、位置情報取得部120が取得した位置情報とをサーバ装置200へ送信する(ステップS3)。
送信部130から加速度と位置情報とが送信されてくると、サーバ装置200の算出部220は、送信部130から送信されてきた加速度と位置情報とに基づいて、利用者の行動軌跡を算出する(ステップS4)。すると、比較部230は、算出部220が算出した行動軌跡と、データベース210に記憶されている、利用者の属性情報および環境情報に応じた、正常な行動パターンとを比較する(ステップS5)。続いて、判定部240は、比較部230における比較の結果に基づいて、行動軌跡が異常であるかどうかを判定する(ステップS6)。
このように、サーバ装置200が、携帯端末100の加速度および位置情報に基づいて行動軌跡を算出し、算出した行動軌跡と、すでに登録されている利用者の属性情報や環境情報に応じた行動パターンとを比較して、その行動軌跡が異常であるかどうかを判定する。そのため、様々な利用者の環境変化に対応する携帯端末の異常な状態を容易に検知することができる。
(第2の実施の形態)
図5は、本発明の情報処理システムの第2の実施の形態を示す図である。
本形態における情報処理システムは図5に示すように、携帯端末101−1〜101−3と、サーバ装置201とを有する。携帯端末101−1〜101−3とサーバ装置201とは、携帯電話ネットワークや他の通信ネットワークである通信ネットワーク301を介して互いに通信可能となっている。なお、図5に示した形態においては、携帯端末の数が3である場合を例に挙げて示しているが、その数は限定しない。
図6は、図5に示した携帯端末101−1の内部構成の一例を示す図である。
図5に示した携帯端末101−1は図6に示すように、加速度センサ111と、GPS受信部121と、無線送受信部131と、プロセッサ141と、メモリ151とを有する。なお、図6には、図5に示した携帯端末101−1が具備する構成要素のうち、本実施の形態に関わる主要な構成要素の一例を示す。また、図5に示した携帯端末101−2〜101−3の内部構成についても、図6に示したものと同じである。
加速度センサ111は、携帯端末101の動き(加速度)を測定する。加速度センサ111は、一般的なスマートフォン等の携帯端末に搭載されているものであっても良い。また、加速度センサ111は、ジャイロセンサ機能が含まれているものであっても良い。加速度センサ111は、所定のタイミング(例えば、所定の周期等)で携帯端末101の加速度を測定して、測定した加速度を示す加速度情報をプロセッサ141へ出力する。
GPS受信部121は、携帯端末101の位置を示す位置情報を取得する位置情報取得部である。GPS受信部121は、GPS(Global Positioning System)機能を用いて、携帯端末101の位置を示す位置情報を取得する。なお、GPS受信部121は、携帯端末101と接続された無線基地局から携帯端末101の位置情報を取得するものであっても良い。GPS受信部121は、所定のタイミング(例えば、所定の周期等)で携帯端末101の位置を示す位置情報を取得して、取得した位置情報をプロセッサ141へ出力する。
プロセッサ141は、CPU(Central Processing Unit)等の、携帯端末101−1全体を制御する制御部である。プロセッサ141は、計算や処理に必要な情報をメモリ151から読み出して計算や処理を行う。また、プロセッサ141は、計算結果や処理の結果をメモリ151に書き込む。
メモリ151は、プロセッサ141が所定の計算や処理に必要な情報、およびそれらの結果を記憶する記憶部である。
無線送受信部131は、携帯端末101−1の外部の装置との間で無線を用いて信号の送信および受信を行う無線インタフェース(送信部)である。無線送受信部131は、加速度センサ111が測定した加速度を示す加速度情報と、GPS受信部121が取得した位置情報とを、通信ネットワーク301を介してサーバ装置201へ送信する。具体的には、無線送受信部131は、サーバ装置201から送信された加速度情報要求信号を受信すると、加速度センサ111が測定した加速度を示す加速度情報をサーバ装置201へ送信する。また、無線送受信部131は、サーバ装置201から送信された位置情報要求信号を受信すると、GPS受信部121が取得した位置情報をサーバ装置201へ送信する。なお、無線送受信部131が送信する位置情報には、GPS受信部121がその位置情報を取得した時刻を示す時刻情報が含まれる。また、無線送受信部131は、加速度情報や位置情報をサーバ装置201へ送信する際、携帯端末101−1にあらかじめ付与された端末識別情報もサーバ装置201へ送信する。また、無線送受信部131は、加速度情報や位置情報をサーバ装置201へ送信する際、利用者の属性情報および環境情報をサーバ装置201へ送信するものであっても良い。
図7は、図5に示したサーバ装置201の内部構成の一例を示す図である。
図5に示したサーバ装置201は図7に示すように、データベース211と、算出部221と、比較部231と、判定部241と、出力部251とを有する。なお、図7には、図5に示したサーバ装置201が具備する構成要素のうち、本実施の形態に関わる主要な構成要素の一例を示す。
データベース211は、利用者の属性情報および環境情報に応じた、正常な行動パターンをあらかじめ記憶する。また、データベース211は、算出部221が算出した行動軌跡を用いて、記憶されている正常な行動パターンを更新していく。また、データベース211は、判定部241が、異常であると判定した行動軌跡を異常な行動パターンとして記憶するものであっても良い。
図8は、図7に示したデータベース211に記憶された正常な行動パターンの構造の一例を示す図である。
図7に示したデータベース211には図8に示すように、利用者の年齢、性別および職業を示す属性情報と、季節および地域を示す環境情報とが、行動パターンと対応付けられて記憶されている。なお、属性情報としては、利用者の年齢と性別と職業とのうち少なくとも1つの情報を有効にするものであっても良い。また、環境情報としては、季節と地域とのうち少なくとも1つの情報を有効にするものであっても良い。また、属性情報および環境情報は、利用者ごとの行動の特徴が反映される情報であれば、他の情報が含まれていても良い。行動パターンは、曜日や時間帯ごとに設定されている通常の行動パターンである。
算出部221は、無線送受信部131から送信されてきた加速度情報が示す加速度と位置情報が示す携帯端末101−1の位置とに基づいて、利用者の行動軌跡を算出する。この行動軌跡は、携帯端末101−1が、いつどの位置からどの位置へどのような動き(移動)を行ったかを示すものである。
比較部231は、算出部221が算出した行動軌跡と、データベース211に記憶されている正常な行動パターンとを比較する。また、データベース211が異常な行動パターンを記憶している場合、比較部231は、算出部221が算出した行動軌跡と、データベース211に記憶されている正常な行動パターンと、異常な行動パターンとを比較するものであっても良い。また、比較部231は、無線送受信部131から利用者の属性情報および環境情報が送信されてきた場合、無線送受信部131から送信されてきた利用者の属性情報および環境情報をデータベース211から検索し、検索できた属性情報および環境情報と対応付けられている正常な行動パターンと、算出部221が算出した行動軌跡とを比較するものであっても良い。
判定部241は、比較部231における比較の結果に基づいて、行動軌跡が異常であるかどうかを判定する。具体的には、判定部241は、比較部231が比較した結果、算出部221が算出した行動軌跡と、データベース211に記憶されている正常な行動パターンとの差分が、所定の許容範囲に含まれない場合、その行動軌跡が異常であると判定する。この許容範囲は、サーバ装置201の外部から設定可能である。例えば、小学生の正常な行動パターンとして、携帯端末が深夜2時には自宅に存在することが登録されている場合、その携帯端末が深夜2時に繁華街にある位置に存在していることが検知されれば、判定部241は行動軌跡が異常であると判定する。
出力部251は、行動軌跡が異常であると判定部241が判定した場合、所定の出力を行う。出力部251は、行動軌跡が異常であると判定部241が判定した場合、所定の表示を行うものであっても良い。また、行動軌跡が異常であると判定部241が判定した場合、その旨を示す信号を、所定の通信装置へ送信するものであっても良い。
以下に、図5に示した情報処理システムにおける情報処理方法について説明する。まずは、図5に示した情報処理システムにおける情報処理方法のうち、図5に示した携帯端末101−1内部の処理について説明する。
図9は、図5に示した情報処理システムにおける情報処理方法のうち、図5に示した携帯端末101−1内部の処理を説明するためのシーケンス図である。
まず、加速度センサ111が携帯端末101−1の加速度を取得すると、加速度センサ111は取得した加速度を示す加速度情報をプロセッサ141へ出力する(ステップS11)。すると、プロセッサ141は、加速度センサ111から出力されてきた加速度情報をメモリ151に書き込む(ステップS12)。また、GPS受信部121が携帯端末101−1の位置情報を取得すると、GPS受信部121は取得した位置情報をプロセッサ141へ出力する(ステップS13)。すると、プロセッサ141は、GPS受信部121から出力されてきた位置情報をメモリ151に書き込む(ステップS14)。さらに、次のタイミングで、加速度センサ111が携帯端末101−1の加速度を取得すると、加速度センサ111は取得した加速度を示す加速度情報をプロセッサ141へ出力する(ステップS15)。すると、プロセッサ141は、加速度センサ111から出力されてきた加速度情報をメモリ151に書き込む(ステップS16)。また、GPS受信部121が携帯端末101−1の位置情報を取得すると、GPS受信部121は取得した位置情報をプロセッサ141へ出力する(ステップS17)。すると、プロセッサ141は、GPS受信部121から出力されてきた位置情報をメモリ151に書き込む(ステップS18)。なお、加速度情報と位置情報との定期的な取得間隔は必ずしも同じである必要はなく、独立に設定が可能である。
その後、無線送受信部131がプロセッサ141に対して、加速度情報を要求すると(ステップS19)、プロセッサ141は、加速度情報をメモリ151から読み出す(ステップS20)。続いて、プロセッサ141は、メモリ151から読み出した加速度情報を無線送受信部131へ出力することで加速度情報応答を行う(ステップS21)。また、無線送受信部131がプロセッサ141に対して、位置情報を要求すると(ステップS22)、プロセッサ141は、位置情報をメモリ151から読み出す(ステップS23)。続いて、プロセッサ141は、メモリ151から読み出した位置情報を無線送受信部131へ出力することで位置情報応答を行う(ステップS24)。
次に、図5に示した情報処理システムにおける情報処理方法のうち、図5に示した携帯端末101−1とサーバ装置201との間の処理について説明する。
図10は、図5に示した情報処理システムにおける情報処理方法のうち、図5に示した携帯端末101−1とサーバ装置201との間の処理を説明するためのシーケンス図である。
サーバ装置201が携帯端末101−1に対して加速度情報を要求すると(ステップS31)、携帯端末101−1はその応答として、サーバ装置201に対して加速度情報を送信することで加速度情報応答を行う(ステップS32)。このステップS31の処理とステップS32の処理との間には、図9に示したシーケンス図を用いて説明したステップS19〜S21の処理が行われる。
また、サーバ装置201が携帯端末101−1に対して位置情報を要求すると(ステップS33)、携帯端末101−1はその応答として、サーバ装置201に対して位置情報を送信することで位置情報応答を行う(ステップS34)。このステップS33の処理とステップS34の処理との間には、図9に示したシーケンス図を用いて説明したステップS22〜S24の処理が行われる。
携帯端末101−1の無線送受信部131から加速度情報と位置情報とが送信されてくると、サーバ装置201の算出部221は、無線送受信部131から送信されてきた加速度情報が示す加速度と位置情報が示す位置とに基づいて、対象者の行動軌跡を算出する(ステップS35)。このとき、算出部221は、対象者の行動軌跡の算出に、加速度情報と位置情報とともに無線送受信部131から送信されてきた時刻情報も用いる。すると、比較部231は、算出部221が算出した行動軌跡と、データベース211に記憶されている、利用者の属性情報および環境情報に応じた、正常な行動パターンとを比較する(ステップS36)。無線送受信部131から加速度情報と位置情報とが送信されてくる際に、利用者の属性情報および環境情報がともに送信されてきた場合、比較部231は、無線送受信部131から送信されてきた利用者の属性情報および環境情報をデータベース211から検索し、検索できた属性情報および環境情報と対応付けられている正常な行動パターンと、算出部221が算出した行動軌跡とを比較するものであっても良い。また、データベース211が、携帯端末101−1〜101−3にあらかじめ付与されている端末識別情報と、属性情報および環境情報とをあらかじめ対応付けて記憶しておき、無線送受信部131から加速度情報および位置情報とともに端末識別情報が送信されてきた場合、比較部231は、無線送受信部131から送信されてきた端末識別情報をデータベース211から検索し、検索できた端末識別情報と対応付けられている属性情報および環境情報に基づいて、正常な行動パターンを検索し、検索した正常な行動パターンと、算出部221が算出した行動軌跡とを比較するものであっても良い。
続いて、判定部240は、比較部230における比較の結果に基づいて、行動軌跡が異常であるかどうかを判定する(ステップS37)。このとき、判定部240は、比較部231が比較した結果、算出部221が算出した行動軌跡と、データベース211に記憶されている正常な行動パターンとの差分が、所定の許容範囲に含まれない場合、その行動軌跡が異常であると判定する。この許容範囲は、サーバ装置201の外部から設定可能である。つまり、行動軌跡と正常な行動パターンとの差分が許容範囲を超えた場合、対象となる携帯端末が盗難された可能性が高いと認識することができる。
判定部240が、行動軌跡が異常であると判定すると、出力部251は所定の出力を行う(ステップS38)。この出力方法は、サーバ装置201に具備された表示部にその旨を表示するものであっても良い。また、この出力方法は、サーバ装置201からの音声出力であっても良い。また、この出力方法は、サーバ装置201が、所定の通信端末(例えば、行動軌跡が異常であると判定された携帯端末とあらかじめ対応付けられた親の携帯端末等)へその旨を示す信号を送信するものであっても良い。
図11は、図3に示したサーバ装置201が所定の通知を行った通信端末における表示の一例を示す図である。図11に示すように、サーバ装置201が所定の通知(出力)を行った通信端末においては、対象となる携帯端末の動きが異常パターンであると判定された旨が表示部に表示される。これにより、通信端末の所持者が、対象となる携帯端末が盗難に遭った等により、異常な動きをしていることを認識することができる。
図12は、図5に示したサーバ装置201が取得した、携帯端末101−1〜101−3の加速度情報の傾向を分析した一例を示す図である。例えば、出勤や通学等の時間帯は、携帯端末101−1〜101−3の動きも大きくなるため、横軸に示す加速度値も比較的大きな値でばらつきも大きな傾向となる。一方、夜間の時間帯であれば、在宅で就寝中のために、加速度値は非常に小さな値でばらつきの少ない傾向となる。また、対象者の年齢や、性別、職業、天候、季節に応じても、その傾向は変わってくる。対象者が子供であれば、昼間の在学中は、必然的に授業と休憩時間とに応じた動きのサイクルとなる。夜間は就寝するため、動きは無くなる。対象者が高齢者であれば、全体的に動きは小さく、移動は歩行程度で時間帯は昼間が多く、それ以外は在宅となるため、動きは小さい。
一方で、携帯端末が盗難被害に遭い、その携帯端末を所持する者が変わった場合においては、その動きの傾向は変わってくる。
サーバ装置201は、これらの傾向をあらかじめ正常な行動パターンデータとして保有し、携帯端末の加速度情報から算出した行動軌跡と比較分析を行う。サーバ装置201は、1週間の時間単位で取りうる値の範囲(上限値、下限値)と頻度とをあらかじめ求めておく。行動軌跡と正常な行動パターンデータとの差分量がある閾値よりも大きく、その回数が閾値回数よりも大きくなった場合は、そして、実際に取得したデータがこの値の範囲内であったり、仮に値の範囲外であってもその差異が小さかったり、もしくは頻度が小さいようであれば、サーバ装置201は、行動軌跡には異常なしと判定する。一方で、行動軌跡と正常な行動パターンデータとの差分量が大きく、かつその頻度がある程度大きな値が検出されたようであれば、サーバ装置201は、行動軌跡に異常ありと判定し、その携帯端末の管理者へ通報する。また、この正常な行動パターンデータは、携帯端末自体の過去の情報とすることも可能である。これにより、行動軌跡が過去と異なる動きの情報となった場合は、サーバ装置201は、行動軌跡に異常ありと判定することも可能となる。
図13は、図5に示したサーバ装置201が取得した、携帯端末101−1〜101−3の位置情報の傾向を分析した一例を示す図である。位置情報は、その前後の情報に基づいて移動距離に置き換えることで、絶対値に換算される。この移動距離を示す移動距離情報は、加速度情報と同様に、対象者の年齢や、性別、職業、天候、季節に応じて、その傾向は変わってくる。対象者が子供であれば、平日は学校、塾、自宅の間付近の位置を取り、通学にバスや電車での移動手段を用いる場合は、その傾向が表れる。位置情報であれば、加速度情報では取得できない、車両による移動の情報も、位置情報の変化に基づいて取得が可能となる。対象者が高齢者であれば、昼間は歩行程度の移動となる。
サーバ装置201は、位置情報の異常確認も、加速度情報と同様に行う。位置情報および加速度情報の両者が同時に異常と判定された場合は、さらに盗難の確度が高まるため、対象となる携帯端末でのサービス利用を禁止する等の、応用も可能となる。
上記説明では、サーバ装置201が携帯端末101−1に対して加速度情報および位置情報を要求した場合を例に挙げて説明したが、携帯端末101−1がサーバ装置201からの要求を受けることなく、自発的に所定のタイミングで加速度情報および位置情報をサーバ装置201へ送信するものであっても良い。
このように、サーバ装置201が、携帯端末101−1〜101−3の加速度情報および位置情報を集約し、加速度情報と位置情報とに基づいて算出された行動軌跡と、サーバ装置が属性情報および環境情報と対応付けて保持している行動パターンとを比較して、行動軌跡が異常かどうかを判定する。そのため、より多様な行動パターンとの比較分析が可能となる。また、携帯端末の盗難検知がより効率的に行えるようになる。また、これらの情報を、1つの携帯端末としてではなく、年齢や、性別、職業、天候、季節といった体系別にデータとして扱うことで、医療、衣類、スポーツ、自動車両等の様々な分野ニーズ分析にでも応用的な利用の範囲が広がると考える。
以上、各構成要素に各機能(処理)それぞれを分担させて説明したが、この割り当ては上述したものに限定しない。また、構成要素の構成についても、上述した形態はあくまでも例であって、これに限定しない。
上述した携帯端末100,101−1〜101−3、サーバ装置200,201それぞれに設けられた各構成要素が行う処理は、目的に応じてそれぞれ作製された論理回路で行うようにしても良い。また、処理内容を手順として記述したコンピュータプログラム(以下、プログラムと称する)を携帯端末100,101−1〜101−3、サーバ装置200,201それぞれにて読取可能な記録媒体に記録し、この記録媒体に記録されたプログラムを携帯端末100,101−1〜101−3、サーバ装置200,201それぞれに読み込ませ、実行するものであっても良い。携帯端末100,101−1〜101−3、サーバ装置200,201それぞれにて読取可能な記録媒体とは、フロッピー(登録商標)ディスク、光磁気ディスク、DVD(Digital Versatile Disc)、CD(Compact Disc)、Blu−ray(登録商標) Discなどの移設可能な記録媒体の他、携帯端末100,101−1〜101−3、サーバ装置200,201それぞれに内蔵されたROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等のメモリやHDD(Hard Disc Drive)等を指す。この記録媒体に記録されたプログラムは、携帯端末100,101−1〜101−3、サーバ装置200,201それぞれに設けられたCPUにて読み込まれ、CPUの制御によって、上述したものと同様の処理が行われる。ここで、CPUは、プログラムが記録された記録媒体から読み込まれたプログラムを実行するコンピュータとして動作するものである。
上記の実施の形態の一部または全部は、以下の付記のようにも記載され得るが、以下には限られない。
(付記1)携帯端末と、サーバ装置とを有し、
前記携帯端末は、
当該携帯端末の加速度を測定する加速度センサと、
当該携帯端末の位置を示す位置情報を取得する位置情報取得部と、
前記加速度センサが測定した加速度と、前記位置情報取得部が取得した位置情報とを前記サーバ装置へ送信する送信部とを有し、
前記サーバ装置は、
利用者の属性情報および環境情報に応じた、正常な行動パターンをあらかじめ記憶するデータベースと、
前記送信部から送信されてきた加速度と位置情報とに基づいて、前記利用者の行動軌跡を算出する算出部と、
前記算出部が算出した行動軌跡と、前記データベースに記憶されている正常な行動パターンとを比較する比較部と、
前記比較部における比較の結果に基づいて、前記行動軌跡が異常であるかどうかを判定する判定部とを有する情報処理システム。
(付記2)前記判定部は、前記比較部における比較の結果、前記算出部が算出した行動軌跡と、前記データベースに記憶されている正常な行動パターンとの差分が、所定の許容範囲に含まれない場合、前記行動軌跡が異常であると判定する、付記1に記載の情報処理システム。
(付記3)前記サーバ装置は、
前記判定部が、前記行動軌跡が異常であると判定した場合、所定の出力を行う出力部を有する、付記1または付記2に記載の情報処理システム。
(付記4)前記データベースは、前記判定部が異常であると判定した行動軌跡を異常な行動パターンとして記憶し、
前記比較部は、前記算出部が算出した行動軌跡と、前記データベースに記憶されている正常な行動パターンと、前記異常な行動パターンとを比較する、付記1から3のいずれか1項に記載の情報処理システム。
(付記5)前記属性情報は、前記利用者の年齢と性別と職業との少なくとも1つを示す情報であり、前記環境情報は、季節と地域との少なくとも1つを示す情報である、付記1から4のいずれか1項に記載の情報処理システム。
(付記6)
前記送信部は、前記利用者の属性情報および環境情報を前記サーバ装置へ送信し、
前記データベースは、前記利用者の属性情報および環境情報と前記正常な行動パターンとをあらかじめ対応付けて記憶し、
前記比較部は、前記送信部から送信されてきた前記利用者の属性情報および環境情報を前記データベースから検索し、該検索できた属性情報および環境情報と対応付けられている正常な行動パターンと、前記算出部が算出した行動軌跡とを比較する、付記1から5のいずれか1項に記載の情報処理システム。
(付記7)
前記データベースは、前記算出部が算出した行動軌跡を用いて前記正常な行動パターンを更新していく、付記1から6のいずか1項に記載の情報処理システム。
(付記8)
前記出力部は、前記行動軌跡が異常であると判定した場合、所定の表示を行う、付記3に記載の情報処理システム。
(付記9)
前記出力部は、前記行動軌跡が異常であると判定した場合、その旨を示す信号を、所定の通信装置へ送信する、付記3または付記8に記載の情報処理システム。
(付記10)携帯端末であって、
当該携帯端末の加速度を測定する加速度センサと、
当該携帯端末の位置を示す位置情報を取得する位置情報取得部と、
前記加速度センサが測定した加速度と、前記位置情報取得部が取得した位置情報とをサーバ装置へ送信する送信部とを有する携帯端末。
(付記11)利用者の属性情報および環境情報に応じた、正常な行動パターンをあらかじめ記憶するデータベースと、
利用者が所持する携帯端末から送信されてきた加速度と位置情報とに基づいて、前記利用者の行動軌跡を算出する算出部と、
前記算出部が算出した行動軌跡と、前記データベースに記憶されている正常な行動パターンとを比較する比較部と、
前記比較部における比較の結果に基づいて、前記行動軌跡が異常であるかどうかを判定する判定部とを有するサーバ装置。
(付記12)携帯端末と、サーバ装置とを有する情報処理システムにおける情報処理方法であって、
前記携帯端末が、当該携帯端末の加速度を測定する処理と、
前記携帯端末が、当該携帯端末の位置を示す位置情報を取得する処理と、
前記携帯端末が、前記測定した加速度と、前記取得した位置情報とを前記サーバ装置へ送信する処理と、
前記サーバ装置が、前記携帯端末から送信されてきた加速度と位置情報とに基づいて、利用者の行動軌跡を算出する処理と、
前記算出した行動軌跡と、前記利用者の属性情報および環境情報に応じた、正常な行動パターンをあらかじめ記憶するデータベースに記憶されている正常な行動パターンとを比較する処理と、
前記比較の結果に基づいて、前記行動軌跡が異常であるかどうかを判定する処理とを行う情報処理方法。
(付記13)携帯端末に、
当該携帯端末の加速度を測定する手順と、
当該携帯端末の位置を示す位置情報を取得する手順と、
前記測定した加速度と、前記取得した位置情報とをサーバ装置へ送信する手順とを実行させるためのプログラム。
(付記14)コンピュータに、
利用者が所持する携帯端末から送信されてきた加速度と位置情報とに基づいて、前記利用者の行動軌跡を算出する手順と、
前記算出した行動軌跡と、前記利用者の属性情報および環境情報に応じた、正常な行動パターンをあらかじめ記憶するデータベースに記憶されている正常な行動パターンとを比較する手順と、
前記比較の結果に基づいて、前記行動軌跡が異常であるかどうかを判定する手順とを実行させるためのプログラム。
100,101−1〜101−3 携帯端末
110,111 加速度センサ
120 位置情報取得部
121 GPS受信部
130 送信部
131 無線送受信部
141 プロセッサ
151 メモリ
200,201 サーバ装置
210,211 データベース
220,221 算出部
230,231 比較部
240,241 判定部
251 出力部
301 通信ネットワーク

Claims (8)

  1. 携帯端末と、サーバ装置とを有し、
    前記携帯端末は、
    当該携帯端末の加速度を測定する加速度センサと、
    当該携帯端末の位置を示す位置情報を取得する位置情報取得部と、
    前記加速度センサが測定した加速度と、前記位置情報取得部が取得した位置情報とを前記サーバ装置へ送信する送信部とを有し、
    前記サーバ装置は、
    利用者の属性情報および環境情報に応じた、正常な行動パターンをあらかじめ記憶するデータベースと、
    前記送信部から送信されてきた加速度と位置情報とに基づいて、前記利用者の行動軌跡を算出する算出部と、
    前記算出部が算出した行動軌跡と、前記データベースに記憶されている正常な行動パターンとを比較する比較部と、
    前記比較部における比較の結果に基づいて、前記行動軌跡が異常であるかどうかを判定する判定部とを有し、
    前記属性情報は、前記利用者の年齢と性別との少なくとも1つおよび職業を示す情報である情報処理システム。
  2. 請求項1に記載の情報処理システムにおいて、
    前記判定部は、前記比較部における比較の結果、前記算出部が算出した行動軌跡と、前記データベースに記憶されている正常な行動パターンとの差分が、所定の許容範囲に含まれない場合、前記行動軌跡が異常であると判定する情報処理システム。
  3. 請求項1または請求項2に記載の情報処理システムにおいて、
    前記サーバ装置は、
    前記判定部が、前記行動軌跡が異常であると判定した場合、所定の出力を行う出力部を有する情報処理システム。
  4. 請求項1から3のいずれか1項に記載の情報処理システムにおいて、
    前記データベースは、前記判定部が異常であると判定した行動軌跡を異常な行動パターンとして記憶し、
    前記比較部は、前記算出部が算出した行動軌跡と、前記データベースに記憶されている正常な行動パターンと、前記異常な行動パターンとを比較する情報処理システム。
  5. 請求項1から4のいずれか1項に記載の情報処理システムにおいて、
    記環境情報は、季節と地域との少なくとも1つを示す情報である情報処理システム。
  6. 利用者の属性情報および環境情報に応じた、正常な行動パターンをあらかじめ記憶するデータベースと、
    利用者が所持する携帯端末から送信されてきた加速度と位置情報とに基づいて、前記利用者の行動軌跡を算出する算出部と、
    前記算出部が算出した行動軌跡と、前記データベースに記憶されている正常な行動パターンとを比較する比較部と、
    前記比較部における比較の結果に基づいて、前記行動軌跡が異常であるかどうかを判定する判定部とを有し、
    前記属性情報は、前記利用者の年齢と性別との少なくとも1つおよび職業を示す情報であるサーバ装置。
  7. 携帯端末と、サーバ装置とを有する情報処理システムにおける情報処理方法であって、
    前記携帯端末が、当該携帯端末の加速度を測定する処理と、
    前記携帯端末が、当該携帯端末の位置を示す位置情報を取得する処理と、
    前記携帯端末が、前記測定した加速度と、前記取得した位置情報とを前記サーバ装置へ送信する処理と、
    前記サーバ装置が、前記携帯端末から送信されてきた加速度と位置情報とに基づいて、利用者の行動軌跡を算出する処理と、
    前記算出した行動軌跡と、前記利用者の年齢と性別との少なくとも1つおよび職業を示す情報である属性情報および環境情報に応じた、正常な行動パターンをあらかじめ記憶するデータベースに記憶されている正常な行動パターンとを比較する処理と、
    前記比較の結果に基づいて、前記行動軌跡が異常であるかどうかを判定する処理とを行う情報処理方法。
  8. コンピュータに、
    利用者が所持する携帯端末から送信されてきた加速度と位置情報とに基づいて、前記利用者の行動軌跡を算出する手順と、
    前記算出した行動軌跡と、前記利用者の年齢と性別との少なくとも1つおよび職業を示す情報である属性情報および環境情報に応じた、正常な行動パターンをあらかじめ記憶するデータベースに記憶されている正常な行動パターンとを比較する手順と、
    前記比較の結果に基づいて、前記行動軌跡が異常であるかどうかを判定する手順とを実行させるためのプログラム。
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