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JP6833095B1 - トンネル掘進機の仮組立方法 - Google Patents

トンネル掘進機の仮組立方法 Download PDF

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Abstract

【課題】工期を短縮することができるトンネル掘進機の仮組立方法を提供する。【解決手段】複数の大型部品から成るトンネル掘進機の仮組立方法であって、三次元計測器を用いて複数の大型部品の点群データを夫々取得する三次元計測工程と、三次元計測工程で取得する複数の大型部品の点群データを三次元仮想空間に合成することによって、三次元仮想空間において複数の大型部品の各々をモデル化するモデル化工程と、モデル化工程にてモデル化された複数の大型部品である複数の部品モデルを三次元仮想空間において組み合わせることによってトンネル掘進機を仮組立てする仮組立工程と、三次元仮想空間で組み合わされる複数の部品モデルの各々における所定の部位同士の相対位置関係が示唆される相対位置関係示唆工程を有する方法である。【選択図】 図4

Description

本発明は、複数の大型部品から成るトンネル掘進機の仮組立方法に関する。
トンネル掘進機として、例えば特許文献1のようなトンネル掘進機が知られている。特許文献1のトンネル掘進機は、カッターヘッド、前胴部、中胴部、及び後胴部等の複数の大型部品を備えている。トンネル掘進機は、その大きさ故に大型部品毎に分けて工場で製造される。その後、トンネル掘進機は、大型部品毎に工事現場等に搬送される。そして、トンネル掘進機は、工事現場等で組み合わすことによって製造される。
特許第4955828号明細書
特許文献1のトンネル掘進機では、製缶品であるが故に大型部品が設計図通りに製造することが難しい。それ故、大型部品同士を組み合わせた際に各々の部位同士が干渉したり、互いに突き合わせる孔同士の位置がずれたりすることがある。この状態で大型部品が出荷されると、工事現場にてトンネル掘進機を組み立てることができない。それ故、工場等で事前にトンネル掘進機が仮組立される。そして、工場にて干渉部位や孔の形状及び位置が修正される。しかし、仮組立したトンネル掘進機は、工場等から搬送すべく一度分解しなければならない。そして、仮組立した後に分解する作業が工期を遅くする要因となっている。
そこで本発明は、工期を短縮することができるトンネル掘進機の仮組立方法を提供することを目的としている。
本発明のトンネル掘進機の組立方法は、複数の大型部品から成るトンネル掘進機の仮組立方法であって、三次元計測装置を用いて前記複数の大型部品の点群データを夫々取得する三次元計測工程と、前記三次元計測工程で取得する前記複数の大型部品の点群データを三次元仮想空間に合成することによって、三次元仮想空間において前記複数の大型部品の各々をモデル化するモデル化工程と、前記モデル化工程にてモデル化された前記複数の大型部品である複数の部品モデルを三次元仮想空間において組み合わせることによって前記トンネル掘進機を仮組立てする仮組立工程と、三次元仮想空間で組み合わされる前記複数の部品モデルの各々における所定の部位同士の相対位置関係が示唆される相対位置関係示唆工程を有する、方法である。
本発明によれば、三次元仮想空間においてトンネル掘進機の仮組立及び所定の部位同士の相対位置関係が示唆されることによって、現場におけるトンネル掘進機の組立可否を事前に判断することができる。これにより、大型部品を実際に仮組立し、また解体する作業を低減することができるので、工期を短縮することができる。
本発明によれば、工期を短縮することができる。
図1のトンネル掘進機の断面を示す断面図である。 本発明の仮組立方法によって仮組立されるトンネル掘進機を示す斜視図である。 図1のトンネル掘進機を分解して示す分解斜視図である。 本発明の仮組立方法の手順を示すフローチャートである。 図1のトンネル掘進機の前胴部を三次元計測している状態を示す図である。 コンピュータに表示される各大型部品の三次元CAD図及び部品モデルを示す図である。 コンピュータに表示されるトンネル掘進機を示す図である。 三次元仮想空間においてボルト孔同士の位置ずれ及びボルト孔の修正を示す図である。 三次元仮想空間において撹拌棒同士の干渉及び撹拌棒の修正を示す図である。 三次元仮想空間においてジャッキシリンダと挿通孔と干渉及びジャッキシリンダの修正を示す図である。
以下、本発明に係る実施形態のトンネル掘進機1の仮組立方法について前述する図面を参照しながら説明する。なお、以下の説明で用いる方向の概念は、説明する上で便宜上使用するものであって、発明の構成の向き等をその方向に限定するものではない。また、以下に説明するトンネル掘進機1の仮組立方法は、本発明の一実施形態に過ぎない。従って、本発明は実施形態に限定されず、発明の趣旨を逸脱しない範囲で追加、削除、変更が可能である。
<トンネル掘進機>
図1に示すトンネル掘進機1は、地山を掘り進めることによってトンネルを掘削することができる。トンネル掘進機1は、例えばシールド掘進機であり、トンネル内面にセグメント10を覆工しながら地盤を掘り進めることができる。このような機能を有するトンネル掘進機1は、カッターヘッド2、カッタードラム3、胴体4、及び種々の機器5〜9を備えている。本実施形態において、種々の機器5〜9は、例えばカッター回転駆動装置5、中折れ機構6、ジャッキ機構7、排土装置8、及びエレクター9等である。
カッターヘッド2は、回転することによって地山を掘削することができる。更に詳細に説明すると、カッターヘッド2は、図2に示すようにヘッド本体11と、複数のカッター(図示せず)とを有している。ヘッド本体11は、複数のカッターが設けられている。本実施形態において、ヘッド本体11は、前方から見て円形状に形成されている。更に詳細に説明すると、ヘッド本体11は、外周フレーム12と、複数の第1カッタースポーク13と、複数の第2カッタースポーク14と、複数の補強部材15と、複数の撹拌棒16と、を有している。
外周フレーム12は、ヘッド本体11の外周縁を形成する枠体であって、円環状に形成されている。複数の第1カッタースポーク13は、ヘッド本体11の軸線L1から外周フレーム12に向かって放射状に延在している。本実施形態において、ヘッド本体11は、6つの第1カッタースポーク13を有している。但し、第1カッタースポーク13の数は、6つに限定されない。第2カッタースポーク14の各々は、隣り合う2つの第1カッタースポーク13の間に配置される。即ち、ヘッド本体11は、本実施形態において6つの第2カッタースポーク14を有している。また、第2カッタースポーク14の各々は、隣り合う第1カッタースポーク13の各々から距離を空けて配置されている。そして、第2カッタースポーク14は、複数の補強部材15によって隣り合う第2カッタースポーク14に連結されて補強されている。そして、各カッタースポーク13,14には、一部が前方に突出するように複数のカッターが取り付けられている。また、複数の撹拌棒16は、カッタースポーク13,14の各々に以下のように取り付けられている。即ち、撹拌棒16は、カッタースポーク13,14から後方に突出し、且つ半径方向に間隔を空けて取り付けられている。
複数のカッターは、地山を掘削する部材である。複数のカッターは、第1カッタースポーク13及び第2カッタースポーク14に間隔を空けて設けられている。複数のカッターは、前述のとおり、一部分を第1カッタースポーク13及び第2カッタースポーク14の前面から突出している。それ故、複数のカッターは、ヘッド本体11が回転することによって地山を切削することができる。
カッタードラム3は、第1カッタースポーク13の後端に固定されている。より詳細に説明すると、第1カッタースポーク13は、後方に突出する連結部13aを有している。そして、カッタードラム3は、第1カッタースポーク13の連結部13aにボルト(図示せず)によって締結されている。そして、カッタードラム3は、ヘッド本体11と一体的に回転する。
胴体4は、円筒状に形成されている。そして、胴体4は、その中に機械室4dが形成されている。機械室4dには、カッター回転駆動装置5、中折れ機構6、ジャッキ機構7、排土装置8、及びエレクター9等が収容されている。更に詳細に説明すると、胴体4は、前胴部4a、中胴部4b、及び後胴部4cを備えている。
前胴部4aは、図3に示すように大略円筒状に形成されている。そして、前胴部4aは、前側にカッタードラム3を介してカッターヘッド2が回転可能に取り付けられている。更に詳細に説明すると、前胴部4aには、その前側の開口に被せるようにカッターヘッド2が被せられている。そして、カッターヘッド2の撹拌棒16が前胴部4a内に配置される。また、前胴部4aの内周面には、隔壁17が形成されている。隔壁17は、前胴部4aの内空間を前後に隔てるように前胴部4a内に設けられている。また、隔壁17には、軸線L1周りに内孔17aが形成されている。内孔17aには、カッタードラム3が回転可能に支持されている。更に、前胴部4aの隔壁17より後側の空間には、隔壁17より後側にカッター回転駆動装置5が収容されている。カッターヘッド回転駆動装置5は、カッタードラム3を介してカッターヘッド2を回転駆動する。また、隔壁17においてカッターヘッド2に対向する面(本実施形態において、前面17b)には、複数の撹拌棒18が取り付けられている。複数の撹拌棒18は、隔壁17からカッターヘッド2の方(即ち、前方)に突出するように形成されている。そして、複数の撹拌棒18は、カッターヘッド2が回転する際にカッターヘッド2の撹拌棒16が当たらないように隔壁17に点在させて配置されている。このように配置されている撹拌棒18は、前述する撹拌棒16と協働してカッターヘッド2と隔壁17との間の空間に入る排土を固まらないように撹拌する。
中胴部4bは、円筒状に形成されている。中胴部4bは、前胴部4aの後方に配置されている。そして、中胴部4b及び前胴部4aには、各々の内周面に中折れ機構6が架け渡すように取り付けられている。中折れ機構6は、複数のシリンダによって構成されている。中折れ機構6は、各々のシリンダを伸長又は縮退させることによって中胴部4bに対して前胴部4aを屈曲させる。これにより、胴体4を中折れさせることができる。また、中胴部4bの内周面には、ジャッキ機構7が設けられている。ジャッキ機構7は、トンネル内面に覆工されるセグメント10を用いてトンネル掘進機1の推進力を得ている。更に詳細に説明すると、ジャッキ機構7は、複数のジャッキシリンダ7aによって構成されている。複数のジャッキシリンダ7aは、中胴部4bの内周面に間隔を空けて配置されている。そして、複数のジャッキシリンダ7aは、ロッド7bをセグメント10に当てて後方に伸長することによって、トンネル掘進機1を推進させることができる。
後胴部4cは、円筒状に形成されている。後胴部4cは、中胴部4bの後端側部分に取り付けられている。そして、後胴部4cの内空間は、前胴部4aの隔壁17より後側の空間及び中胴部4bの内空間と連通している。そして、後胴部4cの内空間は、前胴部4aの隔壁17より後側の空間及び中胴部4bの内空間と共に機械室4dを形成している。機械室4dには、排土装置8が貫通するように配置されている。また、隔壁17の下側には、排土口17cが形成されている。排土装置8は、排土口17cに繋がっている。排土装置8は、カッターヘッド2と隔壁17との間の空間に入る排土を排土口17cから排土を取り込む。そして、排土装置8は、排土を後胴部4cの後方へと送り出す。また、中胴部4bには、エレクター9が収容されている。エレクター9は、トンネル内面にセグメント10を覆工する。より詳しくは、エレクター9は、後胴部4cの内周面にセグメント10を覆工する。その後トンネル掘進機1を推進させると、トンネル内面にセグメント10が覆工される。
このように構成されているトンネル掘進機1は、カッターヘッド回転駆動装置5によってカッターヘッド2を回転駆動させることができる。また、トンネル掘進機1は、トンネル内周面に覆工されているセグメント10にジャッキシリンダ7aを押し当て、更にジャッキシリンダ7aのロッド7bを伸長させることができる。これにより、トンネル掘進機1は、カッターヘッド2によって地山を掘削しながら進むことができる。また、カッターヘッド2の掘削によって生成される排土は、排土装置8に取り込まれる。そして、排土は、排土装置8によってトンネル掘進機1の後方へと送り出される。更に、トンネル掘進機1は、所定の距離進むと、ジャッキシリンダ7aのロッド7bを縮退させる。そして、エレクター9によって後胴部4cの内周面であってロッド7bを縮退させた箇所にセグメント10が覆工される。そして、トンネル掘進機1は、新たに覆工されたセグメント10にジャッキシリンダ7aのロッド7bを押し当てる。その後、ジャッキシリンダ7aのロッド7bを伸長させることによって、トンネル掘進機1は更に進むことができる。これらを繰り返すことによって、トンネル掘進機1が前進して地山にトンネルを形成することができる。また、トンネル掘進機1は、中折れ機構6によって胴体4を中折れさせて進行方向を変えることができる。
<トンネル掘進機の仮組立方法>
トンネル掘進機1は、事前に仮組立が行われる。これにより、トンネル掘進機1が工事現場等で組み上げられるか否かを事前に判断することができる。以下では、図4のフローチャートを参照しながらトンネル掘進機1の仮組立の手順について説明する。トンネル掘進機1の仮組立方法が開始すると、ステップS1に移行する。
部品製造工程であるステップS1では、トンネル掘進機1を構成する各大型部品2,3,4a〜4cであるカッターヘッド2、カッタードラム3、及び胴体4が製造される。本実施形態においては、大型部品2,3,4a〜4cの他に、胴体4に収容されるカッター回転駆動装置5、中折れ機構6、ジャッキ機構7、排土装置8、及びエレクター9等もまた製造される。そして、中折れ機構6及びジャッキ機構7が中胴部4bに取り付けられる。そうすると、ステップS2に移行する。
三次元計測工程であるステップS2では、三次元計測装置20を用いて、カッターヘッド2、カッタードラム3、及び各胴部4a〜4c(以下、「複数の大型部品2,3,4a〜4c」という)が夫々三次元計測される(図5参照)。これにより、複数の大型部品2,3,4a〜4cの点群データが夫々取得される(図6の二点鎖線参照)。なお、同様に排土装置8及びエレクター9も夫々三次元計測されてもよい。三次元計測装置20は、レーザ光を照射し且つ照射したレーザ光を受光することによって対象物の各部位(点)の位置を計測する。更に詳細に説明すると、三次元計測装置20は、レーザ光を照射し且つ受光する測定部20aを有している。三次元計測装置20は、測定部20aを左右及び上下方向に回転させることによって、対象物の表面の様々な箇所(点)の位置(点位置)を計測する。そして、三次元計測装置20は、計測した点位置をコンピュータ21に送信する。これにより、コンピュータ21は、対象物に関する表面の点群データを取得する。点群データは、計測される対象物の表面の様々な箇所の位置の集合データである。このような機能を有する三次元計測装置20は、GPS又はIMUによって三次元計測装置20自身の位置、即ち計測位置を取得する。それ故、三次元計測装置20を用いて様々な場所から対象物を計測することによって対象物における表面全体の点群データを取得することができる(図5の二点鎖線参照)。このような機能を有する三次元計測装置20としては、例えばZ+F IMAGER(商標)がある。但し、三次元計測装置20は、Z+F IMAGER(商標)に限定されず、前述する機能を有する計測装置(例えばFARO社のFOCUS、Leica社のBLK360、RTC360、及びScan Station 並びにTrimble社のTX8及びSX10)であればよい。また、三次元計測装置20は、GPS又はIMUを必ずしも有している必要はない。例えば、別途各計測位置が計測されてもよい。また、対象物の表面に付されたマーカ同士を合わせるように点群データが手動で重ね合わせされたり、ベストフィッティングされたりしてもよい。対象物である複数の大型部品2,3,4a〜4cの各々に関して表面全体の点群データが三次元計測装置20によって計測され、コンピュータ21が各々の表面全体の点群データを取得すると、ステップS3に移行する。
モデル化工程であるステップS3では、三次元計測工程で取得した点群データを三次元仮想空間に合成することによって、三次元仮想空間において複数の大型部品2,3,4a〜4cの各々がモデル化される。より詳細に説明すると、コンピュータ21は、計測用ソフトウェアを実行することによって三次元仮想空間を作成することができる。そして、コンピュータ21は、作成される三次元仮想空間に三次元計測工程で取得した点群データを合成することができる。そうすると、三次元仮想空間において、取得される点群データの各々(即ち各点)は点として表される。そして、点群データの全ての点によって、三次元仮想空間において複数の点から成る対象物の三次元の点群モデル(即ち、部品モデル)M2,M3,M4a〜M4cが作成される(図6の二点鎖線参照)。このようにして、各大型部品2,3,4a〜4cは、取得される点群データに基づいてモデル化される。なお、排土装置8及びエレクター9についても同様にモデル化され且つ以下の工程も実行されるが、その詳細な説明及び図示は省略する。三次元仮想空間において複数の部品モデルM2,M3,M4a〜M4cを作成すると、ステップS4に移行する。
フィット工程であるステップS4では、三次元仮想空間において、各大型部品2,3,4a〜4cの部品モデルM2,M3,M4a〜M4cが、各大型部品2,3,4a〜4cの三次元CAD図(以下、単に「CAD図」という)に夫々フィットされる。より詳細に説明すると、トンネル掘進機1の仕様等に基づいて大型部品2,3,4a〜4cのCAD図C2,C3,C4a〜C4cが事前に作成される。そして、コンピュータ21では、事前に作成されたCAD図C2,C3,C4a〜C4cが三次元仮想空間に合成される(図6の実線参照)。そして、三次元仮想空間において部品モデルM2,M3,M4a〜M4cの姿勢(前後、左右、及び上下の位置及び傾き等)をCAD図C2,C3,C4a〜C4cの姿勢に合わせるべくフィッティング作業が行われる。フィッティング作業は、手作業、演算、又はそれらの組み合わせることによって行われる。例えば、手作業によるフィッティング作業では、モニター21aに表示されるCAD図C2,C3,C4a〜C4cに部品モデルM2,M3,M4a〜M4cを合わせるように部品モデルM2,M3,M4a〜M4cの姿勢が調整される。また、演算によるフィッティング作業では、最小二乗法等による三次元ベストフィット処理を用いてCAD図C2,C3,C4a〜C4cに対して部品モデルM2,M3,M4a〜M4cがフィットされる。また、手作業及び演算の両方によるフィッティング作業では、三次元ベストフィット処理を用いてCAD図C2,C3,C4a〜C4cに対して部品モデルM2,M3,M4a〜M4cがフィットされる。その後、モニター21aに表示されるCAD図C2,C3,C4a〜C4cに部品モデルM2,M3,M4a〜M4cを合わせるように部品モデルM2,M3,M4a〜M4cの位置及び姿勢が微調整される。このようにして部品モデルM2,M3,M4a〜M4cがCAD図C2,C3,C4a〜C4cにフィットされると、ステップS5に移行する。
仮組立工程であるステップS5では、複数の部品モデルM2,M3,M4a〜M4cを三次元仮想空間において組み合わせることによってトンネル掘進機1が組み立てられる(図7参照)。より詳細に説明すると、部品モデルM2,M3,M4a〜M4cの各々は、三次元仮想空間において互いに位置調整することによって、互いに組み合わせられる。本実施形態において、部品モデルM2,M3,M4a〜M4cの各々は、前述するように各大型部品2,3,4a〜4cのCAD図C2,C3,C4a〜C4cにフィットしている。それ故、各大型部品2,3,4a〜4cのCAD図C2,C3,C4a〜C4cの各々を、フィットした部品モデルM2,M3,M4a〜M4cと共に互いに組み合わせるようにして動かすことによって、トンネル掘進機1が仮組立される。なお、本実施形態において、部品モデルM2,M3,M4a〜M4cをCAD図C2,C3,C4a〜C4cに夫々フィットする際、組み立てられた状態のトンネル掘進機1のCAD図C2,C3,C4a〜C4cに部品モデルM2,M3,M4a〜M4c直接フィットすることによって、フィット工程と仮組立工程とを一度に実行することができる。トンネル掘進機1が仮組立されると、ステップS6に移行する。
相対位置関係示唆工程であるステップS6では、三次元仮想空間において組み合わされる複数の部品モデルM2,M3,M4a〜M4cの各々における所定の部位同士の相対位置関係が示唆される。所定の部位は、複数個所存在するが、一例としてカッターヘッド2とカッタードラム3とを締結するためのボルト孔2a,3a(図8参照)、カッターヘッド2及び前胴部4aの隔壁17に夫々設けられる撹拌棒16,18(図9参照)、及びジャッキシリンダ7aと前胴部4aに夫々形成される挿通孔4eである(図10参照)。また、「示唆」とは、前述する相対位置関係が間接的に示されるだけでなく、直接的に示されることも含まれる。更に「示唆」は、例えば相対位置関係をコンピュータ21に表示することによって実現される。カッターヘッド2とカッタードラム3とを締結するためのボルト孔2a,3aの相対位置関係は、図8の修正前の図に示すように距離A1だけ位置ずれしていることが示唆される。また、複数の撹拌棒16,18の相対位置関係は、図9に示すようにカッターヘッド2が回転した際に最も外側の撹拌棒16,18が干渉することが示唆される(図9の修正前の図における黒塗り部分参照)。他方、外側から2番目の撹拌棒16と最も外側の撹拌棒18との隙間A2が大きいことが示唆される。更にジャッキシリンダ7aと挿通孔4eとの相対位置関係は、図10の修正前の図に示すように1つのジャッキシリンダ7aが挿通孔4eに対して位置ずれし、挿通孔4eに挿通できないことが判断できる(図10の修正前の図における黒塗り部分参照)。その他、カッター回転駆動装置5、中折れ機構6、エレクター9、及び排土装置8の各々における所定の部位同士、並びに前述する所定部位とカッタードラム3及び各胴部4a〜4cとの相対位置関係が示唆される。所定の部位同士の各々における相対位置関係が示唆されると、ステップS7に移行する。
設計変更判定工程であるステップS7では、相対位置関係示唆工程において示唆される相対位置関係に基づいて、大型部品2,3,4a〜4cの各々における所定の部位の設計を変更するか否かが判定される。より詳細に説明すると、所定の部位の相対位置関係から判断して所定の部位の形状変更及び配置変更等の修正で対応できる場合、設計を変更する必要がないという判定がされる。例えば、ボルト孔2a,3aの位置ずれが距離A1で公差内である場合、ボルト孔2a、3aの形状変更で対応できるので、設計を変更する必要がないという判定がされる。また、ジャッキシリンダ7aと挿通孔4eとの位置ずれが距離A3で公差内である場合、挿通孔4eの形状変更又はジャッキシリンダ7aの配置変更で対応できるので、設計を変更する必要がないという判定がされる。他方、所定の部位以外の部位等との相対位置関係を考慮して修正する必要がある等の場合、設計を変更する必要があるという判定がされる。例えば、距離A1,A3が交差外であったり、カッターヘッド2が回転した際に最も外側の撹拌棒16,18が干渉したりする場合、それら以外の部位の相対位置関係も考慮して配置を変更する必要がある。それ故、設計を変更する必要があるという判定がされる。設計変更が必要であるという判定がされると、ステップS8に移行する。他方、設計変更の必要がないという判定がされると、ステップS10に移行する。なお、ステップS7において、修正及び設計変更が必要がないと判定される場合には、トンネル掘進機1の仮組立方法が終了する。
設計変更工程であるステップS8では、相対位置関係示唆工程において示唆される相対位置関係に基づいて、大型部品2,3,4a〜4cにおける所定の部位の設計が変更される。より詳細に説明すると、コンピュータ21では、三次元仮想空間においてCAD図C2,C3,C4a〜C4cが相対位置関係に基づいて設計変更される。例えば、最も外側の撹拌棒16,18の各々の位置が変更される(図9の修正後の図参照)。具体的には、隔壁17に設けられている撹拌棒18の位置が径方向内側にずらすように設計変更される(図9の修正後の図の矢印参照)。設計変更がされると、ステップS9に移行する。
組立可否判断工程であるステップS9は、設計変更工程において設計が変更されたCAD図C2,C3,C4a〜C4cを組み合わせることによってトンネル掘進機1の組立可否が判断される。更に詳細に説明すると、三次元仮想空間においてCAD図C2,C3,C4a〜C4cが組み合わされる。そして、組み合わせたCAD図C2,C3,C4a〜C4cの各々における所定の部位の相対位置関係が示唆される。三次元仮想空間において相対位置関係が許容範囲に収まっていない場合、トンネル掘進機1の組立不可と判断される。他方、三次元仮想空間において相対位置関係が許容範囲に収まっている場合、トンネル掘進機1の組立可能と判断される。例えば、三次元仮想空間において、カッターヘッド2が前胴部4aに対して回転する際、設計変更後の撹拌棒16,18同士の相対位置関係が示唆される。そして、設計変更後の撹拌棒16,18同士が依然干渉する場合、トンネル掘進機1の組立不可と判断される。これにより、ステップS8に戻って再び設計変更がされる。他方、設計変更後の撹拌棒16,18同士が干渉しなくなった場合、トンネル掘進機1の組立可能と判断される。これにより、ステップS10に移行する。
修正工程であるステップS10では、相対位置関係示唆工程において示唆される相対位置関係に基づいて大型部品2,3,4a〜4cにおける所定の部位の形状及び配置等が修正される。より詳細に説明すると、設計変更判定工程において設計を変更する必要がないという判定がされた場合、部品モデルM2,M3,M4a〜M4cにおける所定の部位同士の相対位置関係に基づいて、所定の部位の形状及び配置等を公差内で修正する。例えば、ボルト孔2a,3aの位置ずれに関して、ボルト孔2a周りを切削等してボルト孔3aが拡径される(図8の修正後の図参照)。また、ジャッキシリンダ7aと挿通孔4eとの位置ずれに関して、挿通孔4e周りを切削等して挿通孔4eが拡径されたり、ジャッキシリンダ7aの配置又は延在に方向が変えられたりする(図10の修正後の図参照)。他方、設計変更判定工程において設計を変更する必要があるという判定がされた場合、設計変更工程において変更された設計に基づいて大型部品2,3,4a〜4cにおける所定の部位の形状及び配置等を修正する。例えば、撹拌棒16,18が設計変更後の位置に取り付け直される(図9の修正後の図実線参照)。このようにして相対位置関係に基づいて所定の部位の形状及び配置等が修正されると、ステップS11に移行する。
再仮組立判定工程であるステップS11では、トンネル掘進機1の仮組立を三次元仮想空間において再度行うか否かが判定される。行わない場合、トンネル掘進機1の仮組立方法が終了する。他方、行う場合、ステップS2(再計測工程)に戻る。そして、ステップS2において修正工程後の大型部品2,3,4a〜4cの各々の点群データが夫々取得される。その後、ステップS3(再モデル化工程)では、再計測工程で取得する複数の大型部品2,3,4a〜4cの点群データを三次元仮想空間に合成することによって、三次元仮想空間において複数の大型部品2,3,4a〜4cの各々が再度モデル化される。更に、ステップS4で三次元仮想空間において、再モデル化工程で作成される部品モデルM2,M3,M4a〜M4cがCAD図C2,C3,C4a〜C4cに夫々フィットされる。また、ステップS5(再仮組立工程)では、部品モデルM2,M3,M4a〜M4cを三次元仮想空間において組み合わせることによってトンネル掘進機1が仮組立される。そして、ステップS6(再示唆工程)では、複数の部品モデルM2,M3,M4a〜M4cの各々における所定の部位同士の相対位置関係が再度示唆される。その後、ステップS7〜S10を経てステップS11において仮組立を再度行わないと判定されると、トンネル掘進機1の仮組立方法が終了する。前述するトンネル掘進機1の仮組立が終了すると、大型部品2,3,4a〜4cの各々が出荷される。そして、トンネル掘進機1は、現場にて組み立てられて地山を掘削する。
本実施形態のトンネル掘進機1の仮組立方法では、三次元仮想空間においてトンネル掘進機1の仮組立及び所定の部位同士における相対位置関係が示唆されることによって、現場におけるトンネル掘進機1の組立可否を事前に判断することができる。これにより、大型部品2,3,4a〜4cを実際に仮組立し、また解体する作業を低減することができるので、工期を短縮することができる。
また、本実施形態のトンネル掘進機1の仮組立方法では、三次元仮想空間において仮組立を行うにあたって、部品モデルM2,M3,M4a〜M4cが大型部品2,3,4a〜4cのCAD図C2,C3,C4a〜C4cに夫々フィットされる。これにより、複数の大型部品2,3,4a〜4cのCAD図C2,C3,C4a〜C4cを組み合わせてトンネル掘進機1を組み立てることと同じように、三次元仮想空間においてトンネル掘進機1を仮組立することができる。それ故、三次元仮想空間において複数の部品モデルM2,M3,M4a〜M4cの組み合わせを容易に行うことができる。
更に、本実施形態のトンネル掘進機1の仮組立方法では、三次元仮想空間で示唆される相対位置関係に基づいて大型部品2,3,4a〜4cにおける所定の部位を修正するので、切削量や移動量等の修正の度合いを容易に判断することができる。これにより、所定の部位を修正する際に、修正しては判断する等の手戻り作業を抑制することができる。これにより、工期を短縮することができる。
また、本実施形態のトンネル掘進機1の仮組立方法では、設計変更工程で所定部位の設計変更が行われる。次に、組立可否工程において三次元仮想空間で設計変更後のトンネル掘進機の組立可否が判断される。そして、組立可否工程でトンネル掘進機の組立可と判断された後、修正工程において所定の部位が修正される。それ故、他の部位等と相対位置関係を考慮して所定の部位を修正することができるので、他の部位等と相対位置関係が関与するような所定の部位に関して修正する回数をより少なくすることができる。これにより、所定の部位を修正する際の手戻り作業量を低減することができるので、工期を短縮することができる。
また、本実施形態のトンネル掘進機1の仮組立方法では、トンネル掘進機1の仮組立を工場等で行うことなく大型部品2,3,4a〜4cを出荷することができる。また、三次元仮想空間において、実物に即した部品モデルM2,M3,M4a〜M4cを用いて仮組立するので、トンネル掘進機1を実際に仮組立した場合と同様に各部位の相対位置関係に基づいて修正することができる。これにより、現場で実際に大型部品2,3,4a〜4cを組み合わせる際における調整作業の作業量を低減することができる。これにより、工期を短縮することができる。
<その他の実施形態について>
本実施形態のトンネル掘進機1の仮組立方法は、設計変更判定工程、設計変更工程、及び組立可否判断工程を有しているが、必ずしもそれらの工程を有している必要はない。即ち、設計変更を経ずに、相対位置関係示唆工程で示唆される相対位置関係に基づいて所定部位の修正が行われてもよい。また、本実施形態のトンネル掘進機1の仮組立方法は、修正工程の後、再仮組立判定工程を経ずにそのまま処理を終了してもよい。また、本実施形態において相対位置が示唆される所定の部位は、部品モデルM2,M3,M4a〜M4cにおける種々の部位であって、前述するボルト孔2a,3a、ジャッキシリンダ7a、挿通孔4e、及び撹拌棒16,18であるが、これらに限定されない。即ち、部品モデルM2,M3,M4a〜M4cの各所の部位で相対位置関係が示されて修理される。また、所定の部位の相対位置関係が示唆される対象も大型部品2,3,4a〜4cに限定されず、カッター回転駆動装置5、中折れ機構6、エレクター9、及び排土装置8であってもよい。
本実施形態のトンネル掘進機1の仮組立方法では、三次元ベストフィット処理を用いているが、三次元仮想空間において三次元CAD図に部品モデルM2,M3,M4a〜M4cをフィッティングする方法はこれに限定されない。例えば、点群データに加えて別の計測結果も用いてCAD図C2,C3,C4a〜C4cに部品モデルM2,M3,M4a〜M4cをフィッティングするようにしてもよい。また、三次元仮想空間において部品モデルM2,M3,M4a〜M4cを組み合わせることができる場合、必ずしも前述のようにフィッティングする作業も必ずしも必要ではない。例えば、部品モデルM2,M3,M4a〜M4cの全ての基準座標を同一にすることによって、フィッティングする作業をなくすことができる。また、相対位置関係には、所定の部位同士の干渉や隙間という位置関係だけでなく、所定の部位同士が離れつつ平面視において互いに重なり合うような位置関係も含まれる。
1 トンネル掘進機
2 カッターヘッド(大型部品)
2a ボルト孔(所定の部位)
3 カッタードラム(大型部品)
3a ボルト孔
4a 前胴部(大型部品)
4b 中胴部(大型部品)
4c 後胴部(大型部品)
4e 挿通孔(所定の部位)
7 ジャッキ機構(所定の部位)
13a 連結部(所定の部位)
16 撹拌棒(所定の部位)
18 撹拌棒(所定の部位)
20 三次元計測装置
M2,M3,M4a〜M4c 部品モデル

Claims (5)

  1. 複数の大型部品から成るトンネル掘進機を三次元仮想空間において仮組立する前記トンネル掘進機の仮組立方法であって、
    製造された前記複数の大型部品の各々における点群データを三次元計測装置を用いて取得する三次元計測工程と、
    前記三次元計測工程で取得する前記複数の大型部品の点群データを三次元仮想空間に合成することによって、三次元仮想空間において前記複数の大型部品の各々をモデル化するモデル化工程と、
    前記モデル化工程にてモデル化された前記複数の大型部品である複数の部品モデルを三次元仮想空間において組み合わせることによって前記トンネル掘進機を仮組立てする仮組立工程と、
    三次元仮想空間で組み合わされる前記複数の部品モデルの各々における所定の部位同士の相対位置関係が表示される相対位置関係表示工程を有する、トンネル掘進機の仮組立方法。
  2. 前記モデル化工程においてモデル化された複数の部品モデルを前記大型部品の各々の三次元CAD図にフィットさせるフィット工程を更に有し、
    前記仮組立工程は、前記フィット工程にて三次元CAD図にフィットされた前記複数の大型部品である複数の部品モデルを三次元仮想空間において組み合わせることによって前記トンネル掘進機を仮組立てする、請求項1に記載のトンネル掘進機の仮組立方法。
  3. 前記相対位置関係表示工程において表示される相対位置関係に基づいて、前記大型部品における前記所定の部位を修正する、修正工程とを有する、請求項1又は2に記載のトンネル掘進機の仮組立方法。
  4. 前記相対位置関係表示工程において表示される相対位置関係に基づいて、前記大型部品における前記所定の部位の設計を変更する、設計変更工程と、
    前記設計変更工程において設計を変更された前記複数の大型部品を三次元仮想空間において組み合わせることによって、設計変更後の前記トンネル掘進機の組立可否を判断する組立可否判断工程とを更に有し、
    前記修正工程は、前記組立可否判断工程にて組立可となった場合において、前記設計変更工程において変更された設計に基づいて前記大型部品における前記所定の部位を修正する、請求項3に記載のトンネル掘進機の仮組立方法。
  5. 前記三次元計測装置を用いて、前記修正工程後の前記大型部品の各々の点群データを夫々取得する再計測工程と、
    前記再計測工程で取得する前記複数の大型部品の点群データを三次元仮想空間に合成することによって、三次元仮想空間において前記複数の大型部品の各々を再度モデル化する再モデル化工程と、
    前記再モデル化工程にてモデル化された前記複数の部品である複数の部品モデルを三次元仮想空間において組み合わせることによって前記トンネル掘進機を再度仮組み立てする再仮組立工程と、
    前記再仮組立工程で組み立てられた前記トンネル掘進機の前記複数の部品モデルの各々における所定の部位同士の相対位置関係が再度表示される再表示工程を更に有する、請求項4に記載のトンネル掘進機の仮組立方法。
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