JP6828325B2 - 車両開閉体の開閉装置、車両開閉体の開閉制御装置 - Google Patents
車両開閉体の開閉装置、車両開閉体の開閉制御装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6828325B2 JP6828325B2 JP2016174617A JP2016174617A JP6828325B2 JP 6828325 B2 JP6828325 B2 JP 6828325B2 JP 2016174617 A JP2016174617 A JP 2016174617A JP 2016174617 A JP2016174617 A JP 2016174617A JP 6828325 B2 JP6828325 B2 JP 6828325B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- opening
- vehicle
- closing body
- drive
- closing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Lock And Its Accessories (AREA)
- Power-Operated Mechanisms For Wings (AREA)
Description
特許文献1には、モータが駆動することにより回転するドラム、及びドラムに巻回されるケーブルをスライドドアに設けた電動スライドドア装置が開示されている。この電動スライドドア装置では、モータパルスを検出し、あらかじめ定められる一定時間の間、モータパルスに変化がないことを通じて、スライドドアが全開位置に到達したと判定し、モータの駆動を停止させる制御部を有する。
この構成によれば、検出部における不具合が高い確率で発生している場合のみ、不具合と判定される。このため、車両の整備の担当者において、検出部やこれに関する部品を交換するなどの判断がしやすい。
上記構成において、前記制御部は、前記保持具が前記ラッチを前記ストライカと係合した状態で保持したことをトリガとして、前記駆動部における前記駆動ケーブルの巻き取りを徐々に弱め、最終的に停止させることが好ましい。
<第1の実施形態>
図1(a)、及び図1(b)に示すように、車両1は、車両側面に設けられるドア開口部2を開閉するスライドドア3を備える。なお、スライドドア3は車両開閉体に相当する。
なお、オープン側ガイドプーリー26は、第1オープン側プーリー26aと第2オープン側プーリー26bとの総称であり、クローズ側ガイドプーリー28は、第1クローズ側プーリー28aと第2クローズ側プーリー28bとの総称である。第1オープン側プーリー26a及び第1クローズ側プーリー28aは同軸上に設けられ、第2オープン側プーリー26b及び第2クローズ側プーリー28bは同軸上に設けられている。
なお、ポール33は、ドアハンドル15(図1及び図2参照)とワイヤケーブルW(図2参照)を介して機械的に接続されている。ポール33は、ドアハンドル15が操作された際、これに連動して、図示しない付勢手段の付勢力に抗して時計方向に回転する。これにより、ラッチ32の保持状態と非保持状態とが切り替えられる。
図2に示すように、制御装置14は、ドアハンドル15への操作を検出するドアハンドルセンサ16と電気的に接続されている。
すなわち、図8に示すように、制御装置14は、ポールスイッチ40がオンからオフとなったこと、すなわち、ポール33がラッチ32を保持しない非保持位置から同ラッチ32をストライカSと係合した状態に保持する保持位置へと変位したことをトリガとして、駆動モータ21をオンからオフに切り替える。
次に、電動スライドドア装置10の第2の実施形態について説明する。なお、第2の実施形態と上記第1の実施形態との主たる相違点は、ポールスイッチ40がオンからオフに切り替わったとき、制御装置14は、駆動モータ21の駆動を徐々に弱める点である。このため、第2の実施形態において、上記第1の実施形態と同様の構成については、同一の符号を付し、その説明を割愛する。
次に、電動スライドドア装置10の第3の実施形態について説明する。なお、第3の実施形態と上記第1の実施形態との主たる相違点は、駆動モータ21に設けられるパルスセンサの情報を、制御装置14が駆動モータ21の制御に用いることである。このため、第3の実施形態において、上記第1の実施形態と同様の構成については、同一の符号を付し、その説明を割愛する。
例えば、図8に二点鎖線で示すように、ポールスイッチ40の検出結果がオンに維持される、いわゆるオン故障した場合について説明する。
このように、本例によれば、ポールスイッチ40が故障した場合でも、駆動モータ21をオンからオフに切り替えることができる。すなわち、本例の電動スライドドア装置10によればフェールセールが図られている。
・上記実施形態において、全開ラッチ装置13は、ロアローラーユニット8を構成するロアアーム31に設けられたが、アッパーローラーユニット7、或いはセンターローラーユニット9に設けられてもよい。また、当該全開ラッチ装置13は、ローラーユニット7,8,9のうち複数個に設けられてもよい。
・上記実施形態において、ポールスイッチ40はポール33が回転することにより押下状態と開放状態とが切り替えられる押しスイッチであったが、押しスイッチに限らず、ポール33の回転位置を検出できるものであればよい。
Claims (3)
- 車両開閉体と車両とを繋ぐ駆動ケーブルが巻き取られることにより前記車両開閉体を開閉させる駆動部と、
前記車両開閉体及び前記車両のいずれか一方に設けられるストライカに対し、他方に設けられて前記ストライカと係合するラッチ、及び当該ラッチを前記ストライカと係合した状態で保持する保持具を有する全開ラッチ装置と、
前記保持具が前記ラッチを前記ストライカと係合した状態で保持したことを検出する検出部と、
前記検出部において、前記保持具が前記ラッチを前記ストライカと係合した状態で保持したことの検出をトリガとして、前記駆動部における前記駆動ケーブルの巻き取りを停止させる制御部とを備える車両開閉体の開閉装置であって、
前記駆動部の一構成として、前記駆動ケーブルを巻き取るための駆動源であるモータと、
前記モータの回転パルスを検出するパルスセンサとを備え、
前記制御部は、前記パルスセンサの検出結果から前記車両開閉体が全開位置に到達しているか否かを判定するものであって、
前記制御部は、前記パルスセンサの検出結果から前記車両開閉体が全開位置に到達したことを判断する状況があらかじめ設定される複数回数に亘って連続したとき、前記検出部における不具合と判定する車両開閉体の開閉装置。 - 請求項1に記載の車両開閉体の開閉装置において、
前記制御部は、前記保持具が前記ラッチを前記ストライカと係合した状態で保持したことをトリガとして、前記駆動部における前記駆動ケーブルの巻き取りを徐々に弱め、最終的に停止させる車両開閉体の開閉装置。 - 車両開閉体と車両とを繋ぐ駆動ケーブルを巻き取る駆動部への制御を通じて、前記車両開閉体の開閉を制御する車両開閉体の開閉制御装置であって、
前記車両開閉体及び前記車両のいずれか一方に設けられるストライカに対し、他方に設けられるラッチが係合し、当該係合した状態を保持具が保持したことをトリガとして、前記駆動部における前記駆動ケーブルの巻き取りを停止させるものであって、
前記駆動ケーブルを巻き取るための駆動源であり前記駆動部の一構成であるモータの回転パルスを検出するパルスセンサの検出結果から前記車両開閉体が全開位置に到達しているか否かを判定するとともに、
前記パルスセンサの検出結果から前記車両開閉体が全開位置に到達したことを判断する状況があらかじめ設定される複数回数に亘って連続したとき、前記保持具が前記ラッチを前記ストライカと係合した状態で保持したことを検出する検出部における不具合と判定する車両開閉体の開閉制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016174617A JP6828325B2 (ja) | 2016-09-07 | 2016-09-07 | 車両開閉体の開閉装置、車両開閉体の開閉制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016174617A JP6828325B2 (ja) | 2016-09-07 | 2016-09-07 | 車両開閉体の開閉装置、車両開閉体の開閉制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018040157A JP2018040157A (ja) | 2018-03-15 |
JP6828325B2 true JP6828325B2 (ja) | 2021-02-10 |
Family
ID=61625303
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016174617A Active JP6828325B2 (ja) | 2016-09-07 | 2016-09-07 | 車両開閉体の開閉装置、車両開閉体の開閉制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6828325B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7235219B2 (ja) * | 2020-02-13 | 2023-03-08 | 三井金属アクト株式会社 | 車両スライド扉の動力スライド装置 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5140316A (en) * | 1990-03-22 | 1992-08-18 | Masco Industries, Inc. | Control apparatus for powered vehicle door systems |
JP3726056B2 (ja) * | 2001-12-21 | 2005-12-14 | 日本ケーブル・システム株式会社 | 車両用開閉体制御装置 |
JP3820246B2 (ja) * | 2003-11-07 | 2006-09-13 | 三井金属鉱業株式会社 | 車両用ドアの開閉制御装置 |
JP4983894B2 (ja) * | 2009-11-17 | 2012-07-25 | アイシン精機株式会社 | 車両用ドア駆動装置 |
KR20110139621A (ko) * | 2010-06-23 | 2011-12-29 | 현대자동차주식회사 | 슬라이딩 도어 개폐력 조절장치 |
-
2016
- 2016-09-07 JP JP2016174617A patent/JP6828325B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2018040157A (ja) | 2018-03-15 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3814520B2 (ja) | 車両用スライドドア装置 | |
US7573216B2 (en) | Window opening and closing controller | |
US8533998B2 (en) | Apparatus for controlling opening-and-closing member for vehicle | |
JP4134197B2 (ja) | 車両用開閉体の制御システム | |
JP2009161959A (ja) | 車両用ドア開閉システム | |
JP4024738B2 (ja) | 作動装置 | |
JP4205046B2 (ja) | 車両用スライドドアの開閉制御装置 | |
JP2011106138A (ja) | ドアクローズ制御装置 | |
JP6828325B2 (ja) | 車両開閉体の開閉装置、車両開閉体の開閉制御装置 | |
JP2009052247A (ja) | 開閉体制御装置 | |
JP4463670B2 (ja) | 開閉部材制御装置 | |
JP3730773B2 (ja) | 自動車用スライドドア開閉装置及び自動車用スライドドア開閉装置の閉作動制御方法 | |
JP5266897B2 (ja) | 跳ね上げ式門扉 | |
JP2006022512A (ja) | 車両用自動開閉装置 | |
JP5575450B2 (ja) | 開閉装置及び開閉装置の原点補正方法 | |
JP4376820B2 (ja) | 車両用スライドドアの中間停止装置 | |
JP6895943B2 (ja) | 移動体移動装置 | |
JP5658910B2 (ja) | 開閉装置 | |
JP4220399B2 (ja) | 車両用自動開閉装置 | |
JP2020533505A (ja) | 自動車用ドア、特に、自動車用スライド式ドア | |
JP2020105878A (ja) | ドアラッチシステム | |
JP2013177758A (ja) | 開閉体制御装置 | |
JP4109634B2 (ja) | 開閉部材制御装置 | |
JP3627126B2 (ja) | 建築用電動開閉装置 | |
WO2017159322A1 (ja) | 開閉式ルーフの開閉時間短縮方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20190807 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20200423 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20200526 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20200720 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20201222 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20210104 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 6828325 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |