JP6796449B2 - 同期リラクタンス型回転電機 - Google Patents
同期リラクタンス型回転電機 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6796449B2 JP6796449B2 JP2016207311A JP2016207311A JP6796449B2 JP 6796449 B2 JP6796449 B2 JP 6796449B2 JP 2016207311 A JP2016207311 A JP 2016207311A JP 2016207311 A JP2016207311 A JP 2016207311A JP 6796449 B2 JP6796449 B2 JP 6796449B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rotor core
- conductor
- core retainer
- conductor bar
- axis
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 239000004020 conductor Substances 0.000 claims description 234
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 33
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 33
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 26
- 230000001360 synchronised effect Effects 0.000 claims description 23
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical group [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 54
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 33
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 33
- 230000004907 flux Effects 0.000 description 19
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 13
- 238000005266 casting Methods 0.000 description 12
- 239000000463 material Substances 0.000 description 7
- 239000000696 magnetic material Substances 0.000 description 6
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 5
- 229910000838 Al alloy Inorganic materials 0.000 description 4
- 229910000881 Cu alloy Inorganic materials 0.000 description 4
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 4
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 4
- 238000010030 laminating Methods 0.000 description 4
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 4
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 3
- 230000004888 barrier function Effects 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000006247 magnetic powder Substances 0.000 description 2
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N Copper Chemical group [Cu] RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 1
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 1
- 229910052802 copper Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000010949 copper Substances 0.000 description 1
- 230000004927 fusion Effects 0.000 description 1
- 229910052742 iron Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000005405 multipole Effects 0.000 description 1
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 description 1
- 230000035699 permeability Effects 0.000 description 1
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 1
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 1
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 1
Images
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02K—DYNAMO-ELECTRIC MACHINES
- H02K17/00—Asynchronous induction motors; Asynchronous induction generators
- H02K17/02—Asynchronous induction motors
- H02K17/16—Asynchronous induction motors having rotors with internally short-circuited windings, e.g. cage rotors
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02K—DYNAMO-ELECTRIC MACHINES
- H02K17/00—Asynchronous induction motors; Asynchronous induction generators
- H02K17/02—Asynchronous induction motors
- H02K17/26—Asynchronous induction motors having rotors or stators designed to permit synchronous operation
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02K—DYNAMO-ELECTRIC MACHINES
- H02K19/00—Synchronous motors or generators
- H02K19/02—Synchronous motors
- H02K19/10—Synchronous motors for multi-phase current
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Synchronous Machinery (AREA)
- Induction Machinery (AREA)
- Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)
Description
そこで、インバータを用いずに同期リラクタンス型回転電機を始動できるように、空洞部に非磁性の導体を設け、誘導トルクを発生させるいわゆる自己始動型の同期リラクタンス型回転電機が提案されている。
回転子鉄心は、シャフトに固定され、1極当りに径方向内側に向かって凸形状となる空洞部が複数層形成されている。回転子鉄心押さえは、回転子鉄心を回転軸線方向両側から押さえて保持する。複数の導体バーは、空洞部に配置され、回転軸線に沿って延び両端が回転子鉄心押さえを介して突出している。短絡環は、複数の導体バーの両端に設けられ、複数の導体バーを連結する。回転子鉄心押さえは、複数の導体バーが挿通される複数の挿通孔を持つ。複数の挿通孔と複数の導体バーとの間に、回転子鉄心押さえと導体バーとを固定するための固定用杭が設けられている。そして、固定用杭によって、回転子鉄心押さえに、導体バーが固定されている。
図1は、回転電機1の一部の構成を示すシャフト14(中心軸O)に直交する断面図である。なお、図1では、回転電機1の1/4セクター、すなわち、1/4周の周角度領域分のみを示している。
同図に示すように、回転電機1は、略円筒状の固定子3と、固定子3よりも径方向内側に設けられ、固定子3に対して回転自在に設けられた回転子4と、を備えている。なお、固定子3および回転子4は、それぞれの中心軸線が共通軸上に位置した状態で配置されている。以下、共通軸を中心軸(回転軸線)Oと称し、中心軸Oに直交する方向を径方向と称し、中心軸O回りに周回する方向を周方向と称する。
図1、図2に示すように、回転子4は、固定子鉄心10よりも径方向内側に配置されている。回転子4は、中心軸Oに沿って延びるシャフト14と、シャフト14に外嵌固定された略円柱状の回転子鉄心15と、を備えている。
回転子鉄心15は、電磁鋼板を複数枚積層したり、軟磁性粉を加圧成形したりして形成することが可能である。回転子鉄心15の外径は、径方向で対向する各ティース11との間に、所定のエアギャップGが形成されるように設定されている。また、回転子鉄心15の径方向中央には、中心軸O方向に貫通する貫通孔16が形成されている。この貫通孔16に、シャフト14が圧入等され、シャフト14と回転子鉄心15とが一体となって回転する。
より詳しくは、回転子鉄心15においてq軸方向は、各空洞部21〜24によって磁束の流れが妨げられない方向をq軸と称する。すなわち、回転子鉄心15の外周面15aの任意の周角度位置に正の磁位(例えば磁石のN極を近づける)、これに対して1極分(本実施形態の場合は機械角で90度)ずれた他の任意の周角度位置に負の磁位(例えば磁石のS極を近づける)を与え、任意の位置を周方向へずらしていった場合に最も多くの磁束が流れる時の中心軸Oから任意の位置に向かう方向をq軸と定義する。そして、各空洞部21〜24の長手方向がq軸である。
また、q軸方向において、各空洞部21〜24の長手方向両端と回転子鉄心15の外周面15aとの間には、それぞれブリッジ26,27,28,29(第1ブリッジ26、第2ブリッジ27、第3ブリッジ28、第4ブリッジ29)が形成されている。
なお、短絡環45と各導体バー41の固定方法は、上記の方法に限られるものではない。例えば、短絡環45を鋳物構造とすることにより、この短絡環45の成形時に短絡環45と各導体バー41とを固定するようにしてもよい。
鉄心押さえ42の径方向中央には、シャフト14を圧入可能な貫通孔42aが形成されている。これにより、シャフト14に鉄心押さえ42が固定され、さらに、シャフト14に対する回転子鉄心15の中心軸O方向への移動が規制される。
このとき、停止した状態の回転子4が固定子3側の磁束の回転移動に同期して回転するまでの非同期状態において、回転子鉄心15に設けられた導体バー41に誘導電流が生じる。つまり、各導体バー41は、二次コイルとして機能し、固定子3との間で、回転子4を回転させるための始動トルクを発生する。
また、上述の第1の実施形態では、回転子鉄心15の中心軸O方向両端に設けられた鉄心押さえ42に導体バー41が固定されている。このため、回転子鉄心15の各空洞部21〜24に非磁性で且つ導電性を有する導体を鋳込むことなく、空洞部21〜24の一部にのみ導体バー41を確実に固定することができる。
この結果、導体バー41を最小限に抑えることができるので、回転電機1の製造コストも低減できる。また、導体バー41を最小限に抑えつつ効率よく回転子4を回転させるための始動トルクを得ることができ、回転電機1の駆動効率を向上させることができる。
なお、上述の第1の実施形態では、鉄心押さえ42に導体バー41を固定するにあたり、鉄心押さえ42に形成された導体挿通孔42bに、導体バー41を圧入する場合について説明した。しかしながら、これに限られるものではなく、鉄心押さえ42に導体バー41を固定できれば、さまざまな構成を採用することが可能である。
例えば、圧入に代わって、鉄心押さえ42の導体挿通孔42bに、導体バー41を焼嵌め固定してもよい。その他、例えば以下の変形例のような構成を採用することが可能である。
図3は、第1の実施形態における第1の変形例の回転子4を示す側面図であって、前述の図2に対応している。なお、前述の第1の実施形態と同一態様には、同一符号を付して説明を省略する(以下の変形例、および実施形態についても同様)。
同図に示すように、鉄心押さえ42の導体挿通孔42bの開口面積は、導体バー41の導体挿通孔42bに対応する箇所における中心軸Oに直交する断面積(以下、単に断面積という)よりも若干大きく設定されている。そして、導体挿通孔42bと導体バー41との間に形成される隙間には、固定用杭51が打ち込まれている。固定用杭51は、いわゆる楔状に形成されている。固定用杭51を打ち込むことにより、鉄心押さえ42と導体バー41とが固定される。
図4は、第1の実施形態における第2の変形例の回転子4を示す側面図であって、前述の図2に対応している。
同図に示すように、鉄心押さえ42の外周面42cには、導体挿通孔42bの近傍に、複数のカシメ部(カシメ痕)71が周方向に沿って形成されている。各カシメ部71は、鉄心押さえ42の外周面42cをカシメることによって形成される。鉄心押さえ42の外周面42cにカシメ部71を形成することにより、導体挿通孔42bの径方向外側が僅かに押し潰された形になる。これにより、鉄心押さえ42に導体バー41がカシメ固定される。
図5は、第1の実施形態における第3の変形例の回転子4を示す側面図であって、前述の図2に対応している。
同図に示すように、鉄心押さえ42の貫通孔42aは、シャフト14の周囲を取り囲むように、且つシャフト14の外周面との間に径方向で所定の間隔K1があくように円環状に形成されている。
したがって、本第3の変形例によれば、前述の第2の変形例と同様の効果を奏することができる。
図6は、第1の実施形態における第2の変形例の導体バー41の中心軸O方向端部の概略構成図であって、(a)、(b)はそれぞれ導体バー41の異なる変形例を示す。
導体バー41の中心軸O方向端部には、端部に向かうに従って徐々に先細りとなる先細り部52が一体成形されている。先細り部52は、図6(a)に示すように、一辺のみが傾斜して先細りになっていてもよいし、図6(b)に示すように、対向する二辺が傾斜して先細りになっていてもよい。
したがって、本第4の変形例によれば、回転子4の組立作業を容易化できる。
図7は、第1の実施形態における第3の変形例の導体バー41を示すシャフト14の径方向からみた一部拡大側面図である。図8は、図7のA−A線に沿う断面図である。
図7、図8に示すように、鉄心押さえ42に導体バー41を固定するにあたり、鉄心押さえ42から中心軸O方向に突出した導体バー41に捩じり部53を形成してもよい。捩じり部53は、導体バー41を軸方向回りに捩じることにより形成される。このように構成することで、導体挿通孔42bの向きに対する捩じり部53の断面形状の向きがずれる。このため、鉄心押さえ42からの導体バー41の抜け方向が規制されるので、鉄心押さえ42に導体バー41を固定することができる。
図9は、第1の実施形態における第6の変形例の回転子鉄心15の一部の構成を示すシャフト8に直交する断面図であって、前述の図1に対応している。
同図に示すように、回転子鉄心15の導体バー41が配置されている箇所に、それぞれ各空洞部23,24に臨む突出部31を形成してもよい。そして、これら突出部31によって、それぞれ導体バー41を挟持するように構成してもよい。このように構成することで、各空洞部23,24内に導体バー41をより強固に固定できる。
図10は、第1の実施形態における第7の変形例の回転子鉄心15の一部の構成を示すシャフト8に直交する断面図であって、前述の図1に対応している。
同図に示すように、各導体バー41には、各空洞部23,24内に位置している箇所に、中心軸O方向全体に渡って凸条部73が形成されている。凸条部73は、導体バー41の厚さ方向両面のうちの一方の面(図10におけるシャフト14側の面)に、導体バー41の厚さ方向に突出している。換言すれば、凸条部73は、各空洞部23,24に臨むように突出形成されている。
したがって、本第7の変形例によれば、各空洞部23,24内に導体バー41をより強固に固定できると共に、各空洞部23,24内における導体バー41の位置を精度よく決定させることができる。
次に、図11、図12に基づいて、第2の実施形態について説明する。
図11は、第2の実施形態における回転子鉄心215の一部の構成を示すシャフト8に直交する断面図である。
同図に示すように、第2の実施形態における回転子鉄心215には、空洞部23,24にそれぞれ導体バー41が挿入されておらず、この導体バー41に代わって導体241が鋳込まれている。この点、前述の第1の実施形態と相違する。
図12は、回転子鉄心215と導体241の分解斜視図である。
同図に示すように、各空洞部21〜24に形成された鋳込みスペース66〜69に導体241を鋳込む際、回転子鉄心215に中心軸O方向端部にマスクプレート80を配置する。
また、マスクプレート80には、回転子鉄心215の貫通孔16に対応する位置に、貫通孔80aが形成されている。この貫通孔80aの内径は、回転子鉄心215の貫通孔16の内径とほぼ同一に設定されている。
そして、導体241および短絡環81が冷却硬化された後、マスクプレート80を取り外す。これにより、導体241の成形が完了する。
なお、上述の第2の実施形態では、金型等により短絡環81を形成した場合について説明した。しかしながら、これに限られるものではなく、例えばアルミ合金や銅合金等の非磁性で且つ導電性を有する板材にプレス加工を施して短絡環81を形成してもよい。そして、この短絡環81を導体241と接合するように構成してもよい。このように構成することで、短絡環81を形成する際に金型等が必要なくなり、設備コストを低減できる。
さらに、各空洞部21〜24のそれぞれに仕切りブリッジ61〜64を設けなくてもよく、任意の空洞部21〜24に仕切りブリッジ61〜64を形成し、これによって形成された鋳込みスペース66〜69に導体241を成形すればよい。
次に、図13、図14に基づいて、第3の実施形態について説明する。
図13は、第3の実施形態における回転子鉄心315の一部の構成を示すシャフト8に直交する断面図である。図14は、第3の実施形態における回転子304を示すシャフト14の径方向からみた側面図である。
図13、図14に示すように、第3の実施形態における回転子鉄心315には、各空洞部21〜24内に導体バー41が挿入されておらず、これに代わって回転子鉄心315の空洞部21〜24を避けた位置に貫通孔17(17a〜17l)が形成されている。そして、これら貫通孔17に、導体バー341が設けられている。この点、前述の第1の実施形態と相違する。
また、停止した状態の回転子304が固定子3側の磁束の回転移動に同期して回転するまでの非同期状態において、回転子鉄心315に設けられた導体バー341に誘導電流が生じる。この誘導電流は、導体バー341の周辺部を磁気飽和させる。この磁気飽和により、q軸磁路の磁気抵抗が高くなり、突極比が小さくなる。
このため、逆相電流が緩和され、始動トルクの低下を抑えることができる。なお、同期運転時には、導体バー341には電流が殆ど発生しないので、突極比が低下することなく、トルク特性や力率等が低下しない。
また、上述の実施形態では、回転子鉄心15,215,315は、4極に構成されている場合について説明した。しかしながら、これに限られるものではなく、回転子鉄心15,215,315を4極以上で構成してもよい。
また、回転子鉄心15の空洞部21〜24の一部にのみ、導体バー41および導体241を固定することができる。このため、回転電機1の製造コストも低減できる。また、導体バー41および導体241を最小限に抑えつつ効率よく回転子4を回転させるための始動トルクを得ることができ、回転電機1の駆動効率を向上させることができる。
Claims (7)
- 回転軸線回りに回転するシャフトと、
前記シャフトに固定され、1極当りに径方向内側に向かって凸形状となる空洞部が複数層形成されている回転子鉄心と、
該回転子鉄心を前記回転軸線方向両側から押さえて保持する回転子鉄心押さえと、
前記空洞部に配置され、前記回転軸線に沿って延び両端が前記回転子鉄心押さえを介して突出している複数の導体バーと、
該複数の導体バーの前記両端に設けられ、複数の前記導体バーを連結する短絡環と、を備え、
前記回転子鉄心押さえは、前記複数の導体バーが挿通される複数の挿通孔を有し、
前記複数の挿通孔と前記複数の導体バーとの間に、前記回転子鉄心押さえと前記導体バーとを固定するための固定用杭が設けられており、
前記固定用杭によって、前記回転子鉄心押さえに、前記導体バーが固定されている同期リラクタンス型回転電機。 - 回転軸線回りに回転するシャフトと、
前記シャフトに固定され、1極当りに径方向内側に向かって凸形状となる空洞部が複数層形成されている回転子鉄心と、
該回転子鉄心を前記回転軸線方向両側から押さえて保持する回転子鉄心押さえと、
前記空洞部に配置され、前記回転軸線に沿って延び両端が前記回転子鉄心押さえを介して突出している複数の導体バーと、
該複数の導体バーの前記両端に設けられ、複数の前記導体バーを連結する短絡環と、を備え、
前記回転子鉄心押さえは、前記複数の導体バーが挿通される複数の挿通孔を有し、
前記導体バーの前記回転子鉄心押さえに対応する位置に、前記導体バーを捩じってなる捩じり部が形成されており、
前記捩じり部によって、前記回転子鉄心押さえに、前記導体バーが固定されている同期リラクタンス型回転電機。 - 回転軸線回りに回転するシャフトと、
前記シャフトに固定され、1極当りに径方向内側に向かって凸形状となる空洞部が複数層形成されている回転子鉄心と、
該回転子鉄心を前記回転軸線方向両側から押さえて保持する回転子鉄心押さえと、
前記空洞部に配置され、前記回転軸線に沿って延び両端が前記回転子鉄心押さえを介して突出している複数の導体バーと、
該複数の導体バーの前記両端に設けられ、複数の前記導体バーを連結する短絡環と、を備え、
前記回転子鉄心押さえは、前記複数の導体バーが挿通される複数の挿通孔を有し、
前記回転子鉄心押さえの外周部には、該外周部をカシメて前記回転子鉄心押さえに前記導体バーを固定する外周カシメ部が形成されており、
前記外周カシメ部によって、前記回転子鉄心押さえに、前記導体バーが固定されている同期リラクタンス型回転電機。 - 回転軸線回りに回転するシャフトと、
前記シャフトに固定され、1極当りに径方向内側に向かって凸形状となる空洞部が複数層形成されている回転子鉄心と、
該回転子鉄心を前記回転軸線方向両側から押さえて保持する回転子鉄心押さえと、
前記空洞部に配置され、前記回転軸線に沿って延び両端が前記回転子鉄心押さえを介して突出している複数の導体バーと、
該複数の導体バーの前記両端に設けられ、複数の前記導体バーを連結する短絡環と、を備え、
前記回転子鉄心押さえは、前記シャフトの周囲を取り囲むように且つ前記シャフトの外周面との間に径方向で所定の間隔があくように円環状に形成されていると共に、前記複数の導体バーが挿通される複数の挿通孔を有し、
前記回転子鉄心押さえの内周部には、該内周部をカシメて前記回転子鉄心押さえに前記導体バーを固定する内周カシメ部が形成されており、
前記内周カシメ部によって、前記回転子鉄心押さえに、前記導体バーが固定されている同期リラクタンス型回転電機。 - 回転軸線回りに回転するシャフトと、
前記シャフトに固定され、1極当りに径方向内側に向かって凸形状となる空洞部が複数層形成されている回転子鉄心と、
該回転子鉄心を前記回転軸線方向両側から押さえて保持する回転子鉄心押さえと、
前記空洞部に配置され、前記回転軸線に沿って延び両端が前記回転子鉄心押さえを介して突出している複数の導体バーと、
該複数の導体バーの前記両端に設けられ、複数の前記導体バーを連結する短絡環と、を備え、
前記回転子鉄心押さえの前記導体バーに対応する位置に、それぞれ貫通孔が形成されており、
前記導体バーは、前記空洞部に挿入されるバー本体と、前記バー本体の前記回転軸線方向両端に設けられ先細り状に形成された先細り部と、を有し、
前記貫通孔の開口面積は、前記バー本体の前記回転軸線方向に直交する断面積よりも小さく、且つ前記先細り部の先端部における前記回転軸線方向に直交する断面積よりも大きく設定されており、
前記回転子鉄心押さえに、前記導体バーが固定されている同期リラクタンス型回転電機。 - 前記回転子鉄心の前記導体バーに対応する位置には、前記空洞部に臨むように突出し、前記導体バーの位置決めを行う突出部が形成されている
請求項1〜請求項5の何れか1項に記載の同期リラクタンス型回転電機。 - 前記導体バーの前記空洞部内に位置している箇所、および前記回転子鉄心の前記導体バーに対応する箇所の何れか一方には、軸方向の少なくとも一部に、他方に向かって突出する凸条部が形成され、
前記導体バーの前記空洞部内に位置している箇所、および前記回転子鉄心の前記導体バーに対応する箇所の何れか他方には、一方に形成されている前記凸条部を受け入れる凹部が形成されている
請求項1〜請求項5の何れか1項に記載の同期リラクタンス型回転電機。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016207311A JP6796449B2 (ja) | 2016-10-21 | 2016-10-21 | 同期リラクタンス型回転電機 |
CN201780064050.8A CN109845078B (zh) | 2016-10-21 | 2017-10-19 | 同步磁阻型旋转电机 |
PCT/JP2017/037904 WO2018074561A1 (ja) | 2016-10-21 | 2017-10-19 | 同期リラクタンス型回転電機 |
US16/381,536 US10720818B2 (en) | 2016-10-21 | 2019-04-11 | Synchronous reluctance type rotary electric machine |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016207311A JP6796449B2 (ja) | 2016-10-21 | 2016-10-21 | 同期リラクタンス型回転電機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018068090A JP2018068090A (ja) | 2018-04-26 |
JP6796449B2 true JP6796449B2 (ja) | 2020-12-09 |
Family
ID=62019534
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016207311A Active JP6796449B2 (ja) | 2016-10-21 | 2016-10-21 | 同期リラクタンス型回転電機 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US10720818B2 (ja) |
JP (1) | JP6796449B2 (ja) |
CN (1) | CN109845078B (ja) |
WO (1) | WO2018074561A1 (ja) |
Families Citing this family (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108768015B (zh) * | 2018-07-20 | 2020-04-17 | 珠海格力电器股份有限公司 | 转子组件及电机 |
JP7353786B2 (ja) | 2019-04-23 | 2023-10-02 | 東芝インフラシステムズ株式会社 | 回転電機の回転子 |
GB2583721B (en) * | 2019-05-02 | 2021-11-03 | Ricardo Uk Ltd | Electric machine |
GB2594639B (en) * | 2019-05-02 | 2022-11-02 | Ricardo Uk Ltd | Electric machine |
CN110112846B (zh) | 2019-06-19 | 2023-12-08 | 珠海格力电器股份有限公司 | 自起动同步磁阻电机转子结构、电机及压缩机 |
CN110138117B (zh) * | 2019-06-19 | 2023-12-08 | 珠海格力电器股份有限公司 | 直接起动同步磁阻电机转子结构、电机及转子结构制造的方法 |
IT202000006052A1 (it) * | 2020-03-23 | 2021-09-23 | Motovario S P A | Motore a riluttanza autoavviante. |
WO2022097297A1 (ja) * | 2020-11-09 | 2022-05-12 | 三菱電機株式会社 | ロータ、回転電機およびロータの製造方法 |
WO2022242901A1 (de) | 2021-05-19 | 2022-11-24 | Sew-Eurodrive Gmbh & Co. Kg | Elektromotor mit rotorwelle und blechpaket |
Family Cites Families (18)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6291540U (ja) * | 1985-11-26 | 1987-06-11 | ||
CN2069631U (zh) * | 1990-06-06 | 1991-01-16 | 王胜五 | 高速笼型转子端部防断条结构 |
JPH06284608A (ja) * | 1993-03-29 | 1994-10-07 | Mitsubishi Electric Corp | 交流回転機 |
JP3438154B2 (ja) * | 1996-06-11 | 2003-08-18 | 株式会社日立製作所 | 回転電機の回転子 |
JPH11146615A (ja) * | 1997-11-11 | 1999-05-28 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | リラクタンスモータ |
CN2329115Y (zh) * | 1998-04-27 | 1999-07-14 | 陆东华 | 大中型异步电动机笼型转子防断条装置 |
JP2000197325A (ja) * | 1998-12-25 | 2000-07-14 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | リラクタンスモ―タ |
JP2000341891A (ja) * | 1999-05-27 | 2000-12-08 | Hitachi Ltd | 誘導電動機の回転子 |
JP4588255B2 (ja) | 2001-06-21 | 2010-11-24 | 三菱電機株式会社 | 自己始動リラクタンスモータの回転子 |
US8384263B2 (en) * | 2008-02-14 | 2013-02-26 | Hitachi, Ltd. | Rotating electrical machine having a compact stator |
JP5368240B2 (ja) | 2009-09-30 | 2013-12-18 | 株式会社日立産機システム | 電動機用かご形回転子及びその製造方法 |
CN201656717U (zh) * | 2009-12-30 | 2010-11-24 | 南车株洲电力机车有限公司 | 异步电机鼠笼端部装置 |
US8684257B2 (en) * | 2011-08-15 | 2014-04-01 | GM Global Technology Operations LLC | Rotor for electric motor and brazing process |
US9350217B2 (en) * | 2011-11-18 | 2016-05-24 | GM Global Technology Operations LLC | Rotor and method of forming same |
US8720041B2 (en) * | 2012-05-01 | 2014-05-13 | Remy Technologies, Llc | Assembly method for induction rotors |
CN203056714U (zh) * | 2013-01-06 | 2013-07-10 | 金华金力士泵业有限公司 | 一种电机转子 |
US20170256997A1 (en) * | 2014-09-05 | 2017-09-07 | Hitachi Automotive Systems, Ltd. | Stator of Rotary Electric Machine and Rotary Electric Machine Equipped with the Same |
CN205453330U (zh) * | 2016-03-22 | 2016-08-10 | 中车永济电机有限公司 | 导条端环焊接结构增强型牵引电机转子 |
-
2016
- 2016-10-21 JP JP2016207311A patent/JP6796449B2/ja active Active
-
2017
- 2017-10-19 WO PCT/JP2017/037904 patent/WO2018074561A1/ja active Application Filing
- 2017-10-19 CN CN201780064050.8A patent/CN109845078B/zh active Active
-
2019
- 2019-04-11 US US16/381,536 patent/US10720818B2/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CN109845078A (zh) | 2019-06-04 |
WO2018074561A1 (ja) | 2018-04-26 |
JP2018068090A (ja) | 2018-04-26 |
CN109845078B (zh) | 2021-10-29 |
US10720818B2 (en) | 2020-07-21 |
US20190238035A1 (en) | 2019-08-01 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6796449B2 (ja) | 同期リラクタンス型回転電機 | |
EP2553792B1 (en) | Rotor of an electric machine with embedded permanent magnets and electric machine | |
CN108370178B (zh) | 轴向间隙型旋转电机及其制造方法 | |
US10622853B2 (en) | Synchronous reluctance type rotary electric machine | |
KR20150016906A (ko) | 토크 리플을 감소시킨 스포크 영구 자석 머신 및 그 제조 방법 | |
JP2011516017A (ja) | 一体化された回転子ポールピース | |
CN107251370B (zh) | 旋转电机及其制造方法 | |
JP6048191B2 (ja) | マルチギャップ型回転電機 | |
GB2511421A (en) | Electrical machines | |
JP6545387B2 (ja) | コンシクエントポール型の回転子、電動機および空気調和機 | |
JP7449657B2 (ja) | モータ | |
JP2018082600A (ja) | ダブルロータ型の回転電機 | |
JP6025998B2 (ja) | 磁気誘導子型電動機 | |
JP6357859B2 (ja) | 永久磁石埋め込み式回転電機 | |
CN106063085B (zh) | 转子 | |
JP6824032B2 (ja) | リラクタンス回転電機の組立方法およびリラクタンス回転電機 | |
JP6956488B2 (ja) | 回転子およびリラクタンス回転電機 | |
CN109997290B (zh) | 同步磁阻型旋转电机 | |
JP2005124378A (ja) | リング状の固定子コイルを有する誘導電動機 | |
JP5589662B2 (ja) | 分割型回転子及び電動機 | |
US10658890B2 (en) | Rotor for rotating electric machines | |
JP6745212B2 (ja) | 回転子およびリラクタンス回転電機 | |
JP2005130685A (ja) | リング状の固定子コイルを有する永久磁石型電動機 | |
JP2000236638A (ja) | 回転電機の固定子 | |
JP2009106045A (ja) | 回転電機 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20170928 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20190717 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20200421 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20200619 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20201020 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20201116 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6796449 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |