JP6794975B2 - 包装箱 - Google Patents
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Description
前記した包装箱を持ち運ぶときには、壁部に対して折り返し片を上方に向けて内側に折り返すことで、手掛け穴を開口させる。この構成では、手掛け穴に手を掛けたときに、壁部と折り返し片との間の折り曲げ部に手指が触れるため、手指が痛くなり難い。
また、前記した包装箱としては、壁部に対して折り返し片を折り返したときに、折り返し片の先端部の内面が頂板の内面に面接触するとともに、先端部の縁部が壁部の内面に線接触するものがある(例えば、特許文献2参照)。
また、本発明の包装箱では、第一領域の内面が壁部の内面に面接触することで、手掛け穴に手を掛けて力を加えたときに、横荷重が効果的に分散されるため、横荷重に対する手掛け穴の上縁部の強度を高めることができる。また、第二領域の内面が頂板の内面に面接触することで、手掛け穴に手を掛けて力を加えたときに、縦荷重が効果的に分散されるため、縦荷重に対する手掛け穴の上縁部の強度を高めることができる。
このように、本発明の包装箱では、縦荷重および横荷重に対する手掛け穴の強度を効果的に高めることができる。
この構成では、第一領域を壁部に対して180度折り返し易くなるため、第一領域の内面を壁部の内面に対して確実に面接触させることができる。
この構成では、切断誘導線を開いて、折り返し片を壁部に対して折り返すときに、切断誘導線の上端部から壁部が裂けるのを防ぐことができる。
なお、各実施形態の説明において、同一の構成要素に関しては同一の符号を付し、重複した説明は省略するものとする。
以下の説明において、前後左右方向とは、各実施形態の包装箱を説明する上で便宜上設定したものであり、包装箱の構成を限定するものではない。
第一実施形態の包装箱1Aは、図1に示すように、底板30と、底板30の縁部に連設された角筒状の壁部10と、壁部10の上縁部に連設された頂板20と、を備えているA式の段ボール箱である。
第一実施形態の包装箱1Aに収容する内容物は限定されるものではないが、第一実施形態では、図5に示すように、ペットボトルを内容物Pとして収容する場合を例として説明する。第一実施形態の包装箱1Aには、複数の内容物Pが左右二列に並べて収容される。
ブランクシートS1の各罫線(折線)は、ブランクシートS1の表面を押し込んで形成された線状の溝である。なお、罫線にスリットを形成してもよい。このようにすると、罫線においてブランクシートS1を折り曲げ易くなる。
左側壁13は、前端壁11の左縁部から後方に向けて延びている。左側壁13は、前端壁11に対して垂直に形成されている。
後端壁12は、左側壁13の後縁部から右方に向けて延びている。後端壁12は、左側壁13に対して垂直に形成されている。後端壁12は前端壁11と同じ形状である。
右側壁14は、後端壁12の右縁部から前方に向けて延びている。右側壁14は、後端壁12に対して垂直に形成されている。右側壁14は左側壁13と同じ形状である。
前後の内フラップ31,31の下面に左右の外フラップ32,32が重ねられており、左右の外フラップ32,32は、下側の開口部の中央で突き合わされている。前後の内フラップ31,31および左右の外フラップ32,32は、ホットメルトや粘着テープ等の接着手段によって閉じられている。
前後の内フラップ21,21の上面に左右の外フラップ22,22が重ねられており、左右の外フラップ22,22は、上側の開口部の中央で突き合わされている。前後の内フラップ21,21および左右の外フラップ22,22は、ホットメルトや粘着テープ等の接着手段によって閉じられている。
手掛け穴50は、四角形の貫通穴である。第一実施形態の手掛け穴50は、左右の下側の隅部が円弧状に湾曲している。
第一折り曲げ線L61は、前端壁11の上縁部に平行して左右方向に延びている直線である。第一折り曲げ線L61は、複数のスリットを断続的に形成した線である。なお、第一折り曲げ線L61は、表面を溝状に押し込んだ罫線によって構成してもよい。
図4に示すように、両第一折り曲げ線L61,L61において、折り返し片60を前端壁11に対して180度折り返すことができるように、両第一折り曲げ線L61,L61の上下方向の間隔が設定されている。
下側の第一折り曲げ線L61と、第二折り曲げ線L62との上下方向の間隔は、上側の第一折り曲げ線L61と、前端壁11の上縁部との上下方向の間隔に合わせて形成されている。
第三折り曲げ線L63は、第一領域61の側縁部から第二領域62の下縁部に亘って形成されている。
折り返し片60の左右の角部60a,60aは、左右の第三折り曲げ線L63,L63によって、それぞれ三角形に区画されている。
図2に示すブランクシートS1の状態から、図1に示すように、包装箱1Aを組み立てるとともに、包装箱1Aに内容物P(図5参照)を収容する。この状態では、手掛け穴50は折り返し片60によって閉塞されている。
これにより、折り返し片60は、前端壁11の内面および頂板20の内面に沿って直角に屈曲し、第二領域62の内面(上面)が頂板20の内面(下面)に面接触して重なる。
第一実施形態では、折り返し片60に対して左右両側に内容物P,Pが配置されているため、折り返し片60が二つの内容物P,Pの間を通過するときに、左右の角部60a,60aが折れ曲がる。
また、前端壁11の折り返し片60と同様に、後端壁12の折り返し片60を後端壁12に対して折り返すことで、後端壁12の手掛け穴50を開口させることができる。
また、第一実施形態の包装箱1Aでは、第一領域61の内面が壁部10の内面に面接触することで、手掛け穴50に手を掛けて力を加えたときに、横荷重が効果的に分散されるため、横荷重に対する手掛け穴50の上縁部の強度を高めることができる。また、第二領域62の内面が頂板20の内面に面接触することで、手掛け穴50に手を掛けて力を加えたときに、縦荷重が効果的に分散されるため、縦荷重に対する手掛け穴50の上縁部の強度を高めることができる。
また、折り返し片60が二つの内容物P,Pの間を通過するときに、第二領域62の両角部60a,60aが折れ曲がることで、両角部60a,60aが内容物Pに強く擦れるのを防ぐとともに、折り返し片60を二つの内容物P,Pの間に通過させ易くなる。
なお、第一実施形態では、第三折り曲げ線L63が罫線と罫線に切り込まれたスリットとによって形成されているため、角部60aが折れ曲がり易くなっている。
第一実施形態の包装箱1Aでは、図1に示すように、前端壁11および後端壁12の両方に手掛け穴50が形成されているが、前端壁11および後端壁12の一方のみに手掛け穴50を形成してもよい。また、左側壁13および右側壁14の一方または両方に手掛け穴50を形成してもよい。
次に、第二実施形態の包装箱1Bについて説明する。第二実施形態の包装箱1Bは、図6に示すように、ラップアラウンド方式の段ボール箱である点で、第一実施形態の包装箱1A(図1参照)と異なっている。
左右の内フラップ16a,16aの外面に左右の外フラップ16b,16bが重ねられて接着されている。
左右の内フラップ16a,16aは、左右方向に間隔を空けて配置され、上下の外フラップ16b,16bは、上下方向に間隔を空けて配置されている。これにより、前端壁11の中央部には、四角形の開口部16cが形成されている。
これにより、縦荷重および横荷重に対する手掛け穴50の強度を高めることができるため、手掛け穴50に手を掛けて力を加えたときに、手掛け穴50が破損するのを防ぐことができる。
例えば、第二実施形態の包装箱1Bでは、図6に示すように、上下の外フラップ16b,16bが上下方向に間隔を空けて配置されているが、上下の外フラップ16b,16bが突き合わされるように構成してもよい。
1B 包装箱(第二実施形態)
10 壁部
11 前端壁
12 後端壁
13 左側壁
14 右側壁
15 接合片
16a 内フラップ(第二実施形態)
16b 外フラップ(第二実施形態)
16c 開口部
20 頂板
21 内フラップ(第一実施形態)
22 外フラップ(第一実施形態)
30 底板
31 内フラップ(第一実施形態)
32 外フラップ(第一実施形態)
50 手掛け穴
60 折り返し片
60a 角部
61 第一領域
62 第二領域
P 内容物
Claims (6)
- 底板と、
前記底板の縁部に連設された筒状の壁部と、
前記壁部の上縁部に連設された頂板と、を備え、
前記壁部には、手掛け穴が形成され、
前記手掛け穴は、折り返し片によって閉塞されており、
前記折り返し片には、
前記手掛け穴の上縁部に第一折り曲げ線を介して連設された第一領域と、
前記第一領域の下縁部に第二折り曲げ線を介して連設された第二領域と、が形成され、
前記折り返し片には、側縁部から下縁部に亘って、第三折り曲げ線が形成されており、
前記折り返し片を前記壁部に対して上方に向けて前記壁部の内側に折り返したときに、
前記第一領域の内面が前記壁部の内面に面接触するとともに、
前記第二領域の内面が前記頂板の内面に面接触することを特徴とする包装箱。 - 底板と、
前記底板の縁部に連設された筒状の壁部と、
前記壁部の上縁部に連設された頂板と、を備え、
前記壁部には、手掛け穴が形成され、
前記手掛け穴は、折り返し片によって閉塞されており、
前記折り返し片には、
前記手掛け穴の上縁部に第一折り曲げ線を介して連設された第一領域と、
前記第一領域の下縁部に第二折り曲げ線を介して連設された第二領域と、が形成され、
前記折り返し片には、両側縁部から下縁部に亘って、二本の第三折り曲げ線が形成され、前記両第三折り曲げ線の間隔は、下方に向かうにつれて狭くなっており、
前記折り返し片を前記壁部に対して上方に向けて前記壁部の内側に折り返したときに、
前記第一領域の内面が前記壁部の内面に面接触するとともに、
前記第二領域の内面が前記頂板の内面に面接触することを特徴とする包装箱。 - 請求項1または請求項2に記載の包装箱であって、
前記第三折り曲げ線は、
罫線と、前記罫線に切り込まれたスリットと、によって構成されていることを特徴とする包装箱。 - 請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の包装箱であって、
前記第一領域と前記手掛け穴の上縁部との間には、複数の前記第一折り曲げ線が上下方向に間隔を空けて形成されていることを特徴とする包装箱。 - 請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の包装箱であって、
前記第一領域と前記手掛け穴の上縁部との間には、二本の前記第一折り曲げ線が上下方向に間隔を空けて形成されており、
前記両第一折り曲げ線の間隔は、前記壁部と前記折り返し片とを重ねた厚さに合わせて形成されていることを特徴とする包装箱。 - 請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の包装箱であって、
前記折り返し片の側縁部と、前記手掛け穴の側縁部との間に切断誘導線が形成されており、
前記切断誘導線の上縁部が湾曲していることを特徴とする包装箱。
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