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JP6790968B2 - 燃料電池スタックのエンドプレート及び燃料電池スタックのシール構造 - Google Patents

燃料電池スタックのエンドプレート及び燃料電池スタックのシール構造 Download PDF

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Description

本発明は、燃料電池スタックのセル積層体における積層方向の端部に設けられるとともにセル積層体の流路との間で流体を流通させる複数の流通孔を有するエンドプレート及びセル積層体を収容するケースとエンドプレートとの間をシールするシール構造に関する。
燃料電池は、板状をなす複数の電池セル(単セル)を厚さ方向に積層して形成されたセル積層体と、セル積層体を収容するケースと、セル積層体を積層方向に挟む一対のエンドプレートと、エンドプレートに接続された複数の接続配管とを備える燃料電池スタックを備えている(例えば特許文献1参照)。
特許文献1に記載のエンドプレートには、セル積層体に形成された複数の流路との間で、アノードガス、カソードガス、及び冷却媒体(以下、流体と総称する。)をそれぞれ流通させる複数の流通孔が形成されている。
同文献に記載のエンドプレートは、複数の流通孔をそれぞれ構成する複数の貫通孔が形成された本体部を有する金属製のプレート本体と、複数の貫通孔の内周面を被覆する内周部を有する樹脂製の被覆部とを備えている(例えば同文献の図7、図9及び図10参照)。プレート本体は、ケースのフランジが締結される締結面を有するフランジ部を有している。本体部におけるセル積層体に近接する側(内側)の端面は、フランジ部の締結面よりも内側に突出している。被覆部は、上記内周部と一体に形成されるとともにプレート本体の本体部の外周面を被覆する外周部を有している。こうした被覆部は、成形型内にプレート本体をインサートした状態にて溶融樹脂を射出することにより一体成形される。
また従来、フランジ部の締結面に収容溝を形成し、同収容部に収容されたガスケットにより、エンドプレートとケースとの間をシールするようにしたものがある。
特開2016−96032号公報
ところで、フランジ部の締結面にガスケットを収容する収容溝が形成された構造の場合、以下の不都合が生じるおそれがある。すなわち、当該エンドプレートが車載燃料電池に対して適用された場合、沿岸地域などの走行の際に、塩水がエンドプレートとケースとの隙間を通じて上記収容溝内まで侵入し、収容溝を起点としたプレート本体の腐食が発生する。
これに対して、本願発明者は、図5に示すエンドプレート120のように、被覆部140の外周部144に、フランジ部136の内側端面を被覆するとともにケースのフランジに対向する対向部146を一体成形し、同対向部146にガスケット150を収容する収容溝146bを形成することを考えた。この場合、収容溝146bが樹脂製の被覆部140の一部(対向部146)に形成されているため、上述したような収容溝を起点としたプレート本体130の腐食を回避できる。
ところが、上記構成においては、成形後に、被覆部140が冷えて熱収縮しようとすることにより、被覆部140の外周部144が内側に向けて収縮するとともに、これに伴って対向部146がフランジ部136から浮き上がりやすい。そのため、浮き上がった対向部146に対してケースのフランジが当接した状態にて、エンドプレート120に対してケースが締結される。この場合、燃料電池スタックの運転に伴う温度上昇の繰り返しにより、対向部146がクリープ変形して収縮すると、プレート本体130のフランジ部136とケースのフランジとを締結しているボルトが緩みやすくなる。その結果、ガスケット150のシール圧が低下して防水性能が低下するおそれがある。
本発明の目的は、エンドプレートとケースとの間のシール性の低下を抑制することのできる燃料電池スタックのエンドプレート及び燃料電池スタックのシール構造を提供することにある。
上記目的を達成するための燃料電池スタックのエンドプレートは、燃料電池スタックのセル積層体における積層方向の端部に設けられるとともに前記セル積層体の流路との間で流体を流通させる複数の流通孔を有するものにおいて、前記複数の流通孔をそれぞれ構成する複数の貫通孔が形成された本体部を有する金属製のプレート本体と、前記複数の貫通孔の内周面を被覆する内周部を有する樹脂製の被覆部と、を備え、前記プレート本体の厚さ方向における前記セル積層体に近接する側を内側とするとともに前記セル積層体から離間する側を外側とするとき、前記プレート本体は、前記セル積層体を収容するケースのフランジが締結される締結面を有するフランジ部を備え、前記本体部の内側端面が前記フランジ部の前記締結面よりも内側に突出しており、前記被覆部は、前記プレート本体の本体部の外周面を被覆する外周部及び前記フランジ部の内側端面を被覆するとともに前記ケースのフランジに対向する対向部を一体に有し、前記本体部の外周面には規制凹部が形成されており、前記外周部には、前記規制凹部に充填されて前記外周部の内側への収縮を規制する規制凸部が形成されている。
同構成によれば、成形型内にプレート本体をインサートして被覆部を成形する際に、プレート本体の本体部の外周面を被覆する外周部及びフランジ部の内側端面を被覆するとともにケースのフランジに対向する対向部が一体に成形される。このとき、成形後に外周部が冷えて熱収縮しようとするが、プレート本体の本体部の外周面に形成された規制凹部に被覆部の外周部の規制凸部が充填されているため、外周部の内側への収縮が規制される。これにより、被覆部の対向部がフランジ部から浮き上がることが抑制される。このため、プレート本体のフランジ部の締結面に対してケースのフランジを当接させた状態で締結することができる。したがって、燃料電池スタックの運転に伴う温度上昇の繰り返しにより、対向部がクリープ変形した場合であっても、プレート本体のフランジ部とケースのフランジとの締結が緩むことを抑制できる。
また、上記目的を達成するための燃料電池スタックのシール構造は、前記エンドプレートと、前記セル積層体を収容するとともに前記プレート本体の前記フランジ部の前記締結面に締結されるフランジを有するケースと、を備え、前記被覆部の前記対向部及び前記ケースのフランジにおける前記対向部に対向する部分のいずれか一方には収容溝が形成されており、前記収容溝には、前記エンドプレートと前記ケースとの間をシールするガスケットが収容されている。
同構成によれば、対向部がクリープ変形した場合であっても、プレート本体のフランジ部の締結面とケースのフランジとの締結が緩むことを抑制できる。これにより、ガスケットのシール圧の低下を抑制できる。
本発明によれば、エンドプレートとケースとの間のシール性の低下を抑制することができる。
燃料電池スタックのエンドプレート及び燃料電池スタックのシール構造の一実施形態について、当該エンドプレート、セル積層体、ケース、及び他のエンドプレートを互いに離間して示す分解斜視図。 同実施形態の燃料電池スタックの側面図。 図2の一部を拡大して示す断面図。 同実施形態のエンドプレートを構成するプレート本体の一部を示す断面図。 従来のエンドプレートの一部を示す断面図。
以下、図1〜図4を参照して、一実施形態について説明する。
図1及び図2に示すように、燃料電池スタック10は、板状をなす複数の電池セル(単セル)が厚さ方向に積層されてなるセル積層体12と、セル積層体12を収容するケース18と、セル積層体12を積層方向に挟む一対のエンドプレート14,20とを備えている。なお、以降において、セル積層体12の積層方向を単に積層方向と称する。
<セル積層体12>
図1に示すように、セル積層体12には、各電池セルに対してアノードガス(例えば水素ガス)、カソードガス(例えば空気中の酸素ガス)、及び冷却媒体(例えば冷却水)をそれぞれ供給する3つの流路12a〜12cが形成されている。また、セル積層体12には、各電池セルにて発電に供された後のアノードガス、カソードガス、及び冷却媒体をそれぞれ排出する3つの流路12d〜12fが形成されている。なお、同図では、セル積層体12の一部をケース18から外側に突出させた状態を示している。
<ケース18>
図1及び図2に示すように、ケース18は、セル積層体12の外周を取り囲む周壁18cを有している。ケース18における積層方向の両端は開口しており、これらの開口には、フランジ18a,18bが形成されている。
<エンドプレート14,20>
図1に示すように、一方のエンドプレート20には、セル積層体12の複数の流路12a〜12fとの間でアノードガス、カソードガス、及び冷却媒体(以下、流体と総称する。)をそれぞれ流通させる複数の流通孔22a〜22fが設けられている。
同図に二点鎖線にて示すように、エンドプレート20の複数の流通孔22a〜22fには、アノードガス、カソードガス、及び冷却媒体を給排するための複数の接続配管16a〜16fがそれぞれ接続される。
他方のエンドプレート14には、流通孔が形成されていない。
次に、エンドプレート20の構成について詳細に説明する。
図3に示すように、エンドプレート20は、複数の流通孔22a〜22fをそれぞれ構成する複数の貫通孔32が形成された本体部30aを有するアルミニウム製のプレート本体30と、複数の貫通孔32の内周面を被覆する内周部42を有する樹脂製の被覆部40とを備えている。被覆部40は、ポリプロピレンなどの電気絶縁性の合成樹脂により形成されている。
プレート本体30は、金型鋳造法の1つであるダイカスト法により形成されている。被覆部40は、成形型内にプレート本体30をインサートした状態で溶融樹脂を射出することにより一体成形されている。
以降において、プレート本体30の厚さ方向におけるセル積層体12に近接する側(同図の右側)を内側とし、セル積層体12から離間する側(同図の左側)を外側として説明する。
図3及び図4に示すように、プレート本体30の本体部30aの外周側には、フランジ部36が形成されている。
図3に示すように、フランジ部36の内側の端面である締結面36aとケース18のフランジ18aとが当接された状態でフランジ部36とフランジ18aとがボルト61及びナット62により締結されている。
図3及び図4に示すように、本体部30aの内側端面33は、フランジ部36の締結面36aよりも内側に突出している。
プレート本体30の本体部30aの外側の端面には、貫通孔32に連なるとともに貫通孔32よりも拡径された外側凹部31が形成されている。
本体部30aの外周面34には、複数の規制凹部35が本体部30aの周方向に間隔をおいて形成されている。規制凹部35は、プレート本体30の厚さ方向における締結面36aと同一位置に形成されている。
なお、本実施形態では、ダイカスト法により形成されたプレート本体30に対して、フライス盤(図示略)を用いてフランジ部36の内側端面を切削する。このとき、フライスの側面(腹)の部分によって上記規制凹部35を形成している。これは、ダイカスト法による鋳造工程では、金型の抜き方向がプレート本体30の厚さ方向となるため、鋳造工程の後の別の工程にて上記規制凹部35を形成する必要があるためである。
フランジ部36の内側端面における内周側の部分には、ケース18のフランジ18aに対向するとともに本体部30aの外周面34まで延在する対向凹部37が全周にわたって形成されている。対向凹部37におけるケース18のフランジ18aに対向する部分には、部分的に深くされた環状溝のガスケット部37aが形成されている。
本体部30aの外周面と対向凹部37との隅部には、対向凹部37の一般部分の深さよりも深い深溝部38が形成されている。
図3に示すように、本体部30aの外側凹部31には、被覆部40の内周部42の外側端から外周側に延在し、接続配管16a(図1参照)が接続される接続面を形成する外側部41が充填されている。
本体部30aの内側端面33には、被覆部40の内周部42の内側端から外周側に延在し、セル積層体12に当接される内側部43が形成されている。
被覆部40は、内側部43の外周側の端から外側に向けて延在するとともに本体部30aの外周面34を被覆する外周部44と、フランジ部36の対向凹部37に充填されてフランジ部36の内側端面を被覆する対向部46とを有している。
外周部44には、上記対向凹部37に充填され、外周部44の内側への収縮を規制する規制凸部45が形成されている。また、深溝部38にも被覆部40が充填されている。
対向部46の内側端面46aは、フランジ部36の締結面36aと同一平面上に形成されている。
対向部46の内側端面46aのうちケース18のフランジ18aに対向する部分には、環状の収容溝46bが形成されている。収容溝46bは、対向凹部37のうちガスケット部37aに対応した位置に形成されている。収容溝46bには、エンドプレート20とケース18との間をシールする環状のガスケット50が収容されている。
次に、本実施形態の作用について説明する。
成形型内にプレート本体30をインサートして被覆部40を成形する際に、プレート本体30の本体部30aの外周面34を被覆する外周部44及びフランジ部36の内側端面を被覆するとともにケース18のフランジ18aに対向する対向部46が一体に成形される。このとき、成形後に外周部44が冷えて熱収縮しようとするが、プレート本体30の本体部30aの外周面34に形成された規制凹部35に被覆部40の外周部44の規制凸部45が充填されているため、外周部44の内側への収縮が規制される。これにより、被覆部40の対向部46がフランジ部36から浮き上がることが抑制される。
以上説明した本実施形態に係る燃料電池スタックのエンドプレート及び燃料電池スタックのシール構造によれば、以下に示す効果が得られるようになる。
(1)エンドプレート20のプレート本体30は、セル積層体12を収容するケース18のフランジ18aが締結される締結面36aを有するフランジ部36を備えている。本体部30aの内側端面33がフランジ部36の締結面36aよりも内側に突出している。被覆部40は、プレート本体30の本体部30aの外周面34を被覆する外周部44及びフランジ部36の内側端面を被覆するとともにケース18のフランジ18aに対向する対向部46を一体に有している。本体部30aの外周面34には規制凹部35が形成されており、外周部44には、規制凹部35に充填されて外周部44の内側への収縮を規制する規制凸部45が形成されている。
こうした構成によれば、前記作用を奏することにより、被覆部40の対向部46がプレート本体30のフランジ部36から浮き上がることが抑制されるため、フランジ部36の締結面36aに対してケース18のフランジ18aを当接させた状態で締結することができる。したがって、燃料電池スタック10の運転に伴う温度上昇の繰り返しにより、対向部46がクリープ変形して収縮した場合であっても、プレート本体30のフランジ部36とケース18のフランジ18aとの締結が緩むことを抑制できる。
(2)プレート本体30のフランジ部36には、被覆部40の対向部46が充填された対向凹部37が形成されており、対向部46の内側端面46aがフランジ部36の締結面36aと同一平面上に形成されている。
こうした構成によれば、被覆部40の対向部46がプレート本体30のフランジ部36の締結面36aと同一平面上に形成されているため、ケース18のフランジ18aの対向面を平面上にすることができる。したがって、ケース18のフランジ18aの形状を簡単にすることができる。
(3)規制凹部35は、プレート本体30の厚さ方向における締結面36aと同一位置に形成されている。
上記規制凹部の形成位置がプレート本体30の厚さ方向において外側であるほど、外周部44の外側の部位の変位を規制することができ、被覆部40の対向部46の浮き上がりを効果的に抑制することができる。
上記構成によれば、規制凹部35が実質的に最も外側に位置することから、外周部44の外側端部の変位を規制することができ、同外側端部に連なる対向部46の浮き上がりを効果的に抑制することができる。
(4)燃料電池スタック10のシール構造は、エンドプレート20と、セル積層体12を収容するとともにプレート本体30のフランジ部36の締結面36aに締結されるフランジ18aを有するケース18とを備えている。被覆部40の対向部46の内側端面46aには収容溝46bが形成されている。収容溝46bには、エンドプレート20とケース18との間をシールするガスケット50が収容されている。
こうした構成によれば、プレート本体30のフランジ部36の締結面36aとケース18のフランジ18aとの締結が緩むことを抑制できる。これにより、ガスケット50のシール圧の低下を抑制でき、エンドプレート20とケース18との間のシール性の低下を抑制することができる。
<変形例>
なお、上記実施形態は、例えば以下のように変更することもできる。
・規制凹部35を、プレート本体30の締結面36aよりも内側に形成することもできる。
・被覆部40の対向部46の収容溝46bを省略し、ケース18のフランジ18aの対向面にガスケット50を収容する収容溝を形成するようにしてもよい。
・規制凹部35を本体部30a(プレート本体30)の外周面34の全周にわたって形成するようにしてもよい。
10…燃料電池スタック、12…セル積層体、12a〜12f…流路、14…エンドプレート、16a〜16f…接続配管、18…ケース、18a,18b…フランジ、18c…周壁、20,120…エンドプレート、22a〜22f…流通孔、30,130…プレート本体、30a…本体部、31…外側凹部、32…貫通孔、33…内側端面、34…外周面、35…規制凹部、36,136…フランジ部、36a…締結面、37…対向凹部、37a…ガスケット部、38…深溝部、40,140…被覆部、41…外側部、42…内周部、43…内側部、44,144…外周部、45…規制凸部、46,146…対向部、46a…内側端面、46b…収容溝、50,150…ガスケット、61…ボルト、62…ナット。

Claims (4)

  1. 燃料電池スタックのセル積層体における積層方向の端部に設けられるとともに前記セル積層体の流路との間で流体を流通させる複数の流通孔を有するエンドプレートにおいて、
    前記複数の流通孔をそれぞれ構成する複数の貫通孔が形成された本体部を有する金属製のプレート本体と、
    前記複数の貫通孔の内周面を被覆する内周部を有する樹脂製の被覆部と、を備え、
    前記プレート本体の厚さ方向における前記セル積層体に近接する側を内側とするとともに前記セル積層体から離間する側を外側とするとき、
    前記プレート本体は、前記セル積層体を収容するケースのフランジが締結される締結面を有するフランジ部を備え、
    前記本体部の内側端面が前記フランジ部の前記締結面よりも内側に突出しており、
    前記被覆部は、前記プレート本体の本体部の外周面を被覆する外周部及び前記フランジ部の内側端面を被覆するとともに前記ケースのフランジに対向する対向部を一体に有し、
    前記本体部の外周面には規制凹部が形成されており、
    前記外周部には、前記規制凹部に充填されて前記外周部の内側への収縮を規制する規制凸部が形成されている、
    燃料電池スタックのエンドプレート。
  2. 前記プレート本体の前記フランジ部には、前記被覆部の前記対向部が充填された対向凹部が形成されており、
    前記対向部の内側端面が前記フランジ部の前記締結面と同一平面上に形成されている、
    請求項1に記載の燃料電池スタックのエンドプレート。
  3. 前記規制凹部は、前記プレート本体の厚さ方向における前記締結面と同一位置に形成されている、
    請求項2に記載の燃料電池スタックのエンドプレート。
  4. 請求項2または請求項3に記載のエンドプレートと、
    前記セル積層体を収容するとともに前記プレート本体の前記フランジ部の前記締結面に締結されるフランジを有するケースと、を備え、
    前記被覆部の前記対向部及び前記ケースのフランジにおける前記対向部に対向する部分のいずれか一方には収容溝が形成されており、
    前記収容溝には、前記エンドプレートと前記ケースとの間をシールするガスケットが収容されている、
    燃料電池スタックのシール構造。
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