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JP6780798B1 - セメントクリンカ及びセメント組成物 - Google Patents

セメントクリンカ及びセメント組成物 Download PDF

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JP6780798B1 JP2020058538A JP2020058538A JP6780798B1 JP 6780798 B1 JP6780798 B1 JP 6780798B1 JP 2020058538 A JP2020058538 A JP 2020058538A JP 2020058538 A JP2020058538 A JP 2020058538A JP 6780798 B1 JP6780798 B1 JP 6780798B1
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Abstract

【課題】環境負荷の増大を抑えつつ、モルタルの強度発現性を向上させることができるセメントクリンカ及びセメント組成物を提供する。【解決手段】ボーグ式で算出された3CaO・SiO2の割合が50.0質量%以上、75.0質量%以下であり、ボーグ式で算出された2CaO・SiO2の割合が5.0質量%以上、25.0質量%以下であり、MgO、Na2O及びMnOを含み、式(1)を満たすセメントクリンカ。MgO_C3S×(−0.6)+Na2O_C3S×(15.3)+MgO_C2S×(−6.9)+Na2O_C2S×(5.2)+MnO_C2S×(145.7) ≧ 5.700 ・・・(1)【選択図】なし

Description

本発明は、セメントクリンカ及びセメント組成物に関し、特に普通ポルトランドセメントに関する。
モルタルの強度発現性を向上させる方法として、セメント組成物の粉末度(ブレーン比表面積)を高くする方法及びセメント組成物の3CaO・SiOの含有量を高くする方法が知られている(非特許文献1)。
また、セメントクリンカ中の微量成分であるTiO及びMgOが鉱物組成及びセメントの物性に与え、例えばMgO含有量が増加するとエーライトの反応性が低下し、強度発現性が低下することが報告されている(非特許文献2)。
社団法人セメント協会,「セメントの常識」、「4.セメントの種類と用途」、2004年、p.11〜17 茶林敬司ら、「TiO2及びMgOがクリンカ鉱物組成及びセメントの物性に及ぼす影響」、セメント・コンクリート論文集、第66巻、2012年、P.211−216
しかしながら、非特許文献1のように粉末度を高くしたり、3CaO・SiOの含有量を高くするなどのセメント組成物の粉末度や鉱物組成を変える手段によって、モルタルの強度発現性を向上させると、凝結時間が短縮し、流動性が低下するという問題が生じる。
また、粉末度を高くするためには、セメントクリンカの粉砕に要するエネルギーが増加する問題が生じ、3CaO・SiOの含有量を高くしようとすると、石灰石原単位を増やさなければならないという問題が生じる。
これらはいずれも、二酸化炭素の排出の増加及びクリンカ焼成用のエネルギーの増加につながり、環境負荷が増大するため好ましくない。
また、非特許文献2のようにTiO及びMgOの含有量の検討のみでは、十分なモルタルの強度発現性の向上が得られていない。
そこで、本発明は、セメントクリンカ中の各化合物の含有量を検討することにより、環境負荷の増大を抑えつつ、モルタルの強度発現性を向上させることができるセメントクリンカ組成物を提供することを目的とする。
セメントクリンカ製造及びセメント製造では、セメントの物性は、Al等の主要成分だけでなく、種々の微量成分や、製造条件などの影響を受ける。
非特許文献2では、TiO及びMgOのクリンカ鉱物組成及びセメントの物性に及ぼす影響に関し報告がなされているが、これら成分の含有量を調整するだけでは、十分なモルタルの強度発現性の向上が得られなかった。
このため、本発明者らは、セメント組成物中の成分を詳細に検討した結果、3CaO・SiO(略号:CS)及び2CaO・SiO(略号:CS)中の各化合物の含有量を検討することにより、環境負荷の増大を抑えつつ、モルタルの強度発現性を向上させることができるセメントクリンカ組成物が得られることを見出した。
すなわち、本発明は以下の[1]〜[3]を提供するものである。
[1] ボーグ式で算出された3CaO・SiOの割合が50.0質量%以上、75.0質量%以下であり、
ボーグ式で算出された2CaO・SiOの割合が5.0質量%以上、25.0質量%以下であり、
MgO、NaO及びMnOを含み、
下記式(1)を満たすセメントクリンカ。

式中、
MgO_CSは、3CaO・SiOにおけるMgOの含有量(質量%)を表し、
NaO_CSは、3CaO・SiOにおけるNaOの含有量(質量%)を表し、
MgO_CSは、2CaO・SiOにおけるMgOの含有量(質量%)を表し、
NaO_CSは、2CaO・SiOにおけるNaOの含有量(質量%)を表し、
MnO_CSは、2CaO・SiOにおけるMnOの含有量(質量%)を表す。
[2] 更に下記式(2)を満たす[1]に記載のセメントクリンカ。

[3] [1]又は[2]に記載のセメントクリンカと、石膏とを含むセメント組成物。
本発明によれば、環境負荷の増大を抑えつつ、モルタルの強度発現性を向上させることができるセメントクリンカ及びセメント組成物を得ることができる。
以下、本発明のセメントクリンカ及びセメント組成物について、詳細に説明する。
[セメントクリンカ]
本発明のセメントクリンカは、好適には普通ポルトランドセメントに使用される。
本発明のセメントクリンカは、セメント組成物を構成する主要成分であり、石灰石(CaO成分)、粘土(Al成分、SiO成分)、ケイ石(SiO成分)及び酸化鉄原料(Fe成分)などを配合し、焼成して製造される。本発明のセメントクリンカは、原料として石炭灰、建設発生土、製鋼スラグ、高炉スラグ、転炉スラグ、副産石膏、都市ごみ焼却灰等の産業廃棄物及び生産過程で生じる副産物等を含んでいても良い。
SiO、Al、Fe及びCaOの含有量は、JIS R 5204:2019「セメントの蛍光X線分析方法」に準拠して測定される。
<主要成分>
本発明のセメントクリンカのSiOの含有量は15.00質量%以上であることが好ましく、17.00質量%以上であることがより好ましく、18.00質量%以上であることが更に好ましく、30.00質量%以下であることが好ましく、25.00質量%以下であることがより好ましく、23.00質量%以下であることが更に好ましい。
本発明のセメントクリンカのAlの含有量(WAl2O3質量%)
2.00質量%以上であることが好ましく、4.00質量%以上であることがより好ましく、4.50質量%以上であることが更に好ましく、10.00質量%以下であることが好ましく、8.00質量%以下であることがより好ましく、7.00質量%以下であることが更に好ましい。
本発明のセメントクリンカのFeの含有量(WFe2O3質量%)は1.00質量%以上であることが好ましく、1.50質量%以上であることがより好ましく、2.00質量%以上であることが更に好ましく、10.00質量%以下であることが好ましく、7.00質量%以下であることがより好ましく、5.00質量%以下であることが更に好ましい。
本発明のセメントクリンカのCaOの含有量は50.00質量%以上であることが好ましく、55.00質量%以上であることがより好ましく、60.00質量%以上であることが更に好ましく、80.00質量%以下であることが好ましく、75.00質量%以下であることがより好ましく、70.00質量%以下であることが更に好ましい。
<微量成分>
本発明のセメントクリンカは、微量成分としてMgO、NaO及びMnOを含む。MgO、NaO及びMnOの各含有量は、JIS R 5204:2019「セメントの蛍光X線分析方法」に準拠して測定される。
MgOは、例えば、MgOを多く含むスラグをセメントクリンカの原料として用いることにより、セメントクリンカへ導入される。
NaOは、例えば、建設発生土をセメントクリンカの原料として用いることにより、セメントクリンカへ導入される。
MnOは、例えば、高炉スラグ、転炉スラグをセメントクリンカの原料として用いることにより、セメントクリンカへ導入される。
本発明のセメントクリンカのMgOの含有量(WMgO質量%)は0.05質量%以上であることが好ましく、0.2質量%以上であることがより好ましく、0.5質量%以上であることが更に好ましく、5.00質量%以下であることが好ましく、3.00質量%以下であることがより好ましく、2.5質量%以下であることが更に好ましい。
本発明のセメントクリンカのNaOの含有量(WNa2O質量%)は0.10質量%以上であることが好ましく、0.15質量%以上であることがより好ましく、1.00質量%以下であることが好ましく、0.80質量%以下であることがより好ましく、0.50質量%以下であることが更に好ましい。
本発明のセメントクリンカのMnOの含有量(WMnO質量%)は0.01質量%以上であることが好ましく、0.02質量%以上であることがより好ましく、0.50質量%以下であることが好ましく、0.30質量%以下であることがより好ましく、0.20質量%以下であることが更に好ましい。
<式(1)>
本発明のセメントクリンカ中の3CaO・SiO(略号:CS)及び2CaO・SiO(略号:CS)においては、MgO_CS(3CaO・SiOにおけるMgOの含有量(質量%))、NaO_CS(3CaO・SiOにおけるNaOの含有量(質量%))、MgO_CS(2CaO・SiOにおけるMgOの含有量(質量%))、NaO_CS(2CaO・SiOにおけるNaOの含有量(質量%))、MnO_CS(2CaO・SiOにおけるMnOの含有量(質量%))が、式(1)の関係を満たす。
なおこれら含有量は、後記するEPMA測定により決定される。
非特許文献2では前記のようにセメントクリンカ中のTiO及びMgOの組成によるCS及びCSの鉱物組成を検討しているが、本発明ではCS及びCSにおける化学組成を検討することにより、当該セメントクリンカから製造したモルタルの強度発現性が改善する。
このCS及びCSにおける化学組成は、使用原料及びそれらの組み合わせにより適宜調整することができる。
式(1)の左辺は5.700以上であるが、モルタルの強度発現性の観点からは5.900以上であることが好ましく、6.000以上であることがより好ましく、6.100以上であることが更に好ましい。
式(1)の左辺の上限値としては、特に限定はないが原料の調達や製造の容易さ観点から12.000以下であることがより好ましく、11.000以下であることが更に好ましく、10.000以下であることがより更に好ましい。
<MgO_CS、NaO_CS、MgO_CS、NaO_CS及びMnO_CS>
MgO_CSは、式(1)の左辺の値に合わせ他の成分とともに調整されるが、0.100以上であることが好ましく、0.300以上であることがより好ましく、0.400以上であることが更に好ましく、2.000以下であることがより好ましく、1.500以下であることが更に好ましく、1.000以下であることがより更に好ましい。
NaO_CSは、式(1)の左辺の値に合わせ他の成分とともに調整されるが、0.050以上であることが好ましく、0.070以上であることがより好ましく、0.080以上であることが更に好ましく、1.000以下であることがより好ましく、0.500以下であることが更に好ましく、0.300以下であることがより更に好ましい。
MgO_CSは、式(1)の左辺の値に合わせ他の成分とともに調整されるが、0.010以上であることが好ましく、0.100以上であることがより好ましく、0.200以上であることが更に好ましく、2.000以下であることがより好ましく、1.000以下であることが更に好ましく、0.700以下であることがより更に好ましい。
NaO_CSは、式(1)の左辺の値に合わせ他の成分とともに調整されるが、0.050以上であることが好ましく、0.100以上であることがより好ましく、0.200以上であることが更に好ましく、2.000以下であることがより好ましく、1.200以下であることが更に好ましく、0.800以下であることがより更に好ましい。
MnO_CSは、式(1)の左辺の値に合わせ他の成分とともに調整されるが、0.001以上であることが好ましく、0.010以上であることがより好ましく、0.020以上であることが更に好ましく、0.200以下であることがより好ましく、0.100以下であることが更に好ましく、0.070以下であることがより更に好ましい。
<セメントクリンカ組成>
本発明のセメントクリンカは、前記の3CaO・SiO(略号:CS)及び2CaO・SiO(略号:CS)に加え、3CaO・Al(略号:CA)、及び4CaO・Al・FeO(略号:CAF)を含む。セメントクリンカは、エーライト(CS)及びビーライト(CS)の主要鉱物と、その主要鉱物の結晶間に存在するアルミネート相(CA)及びフェライト相(CAF)の間隙相などとから構成される。
セメントクリンカにおけるCS、CS、CA及びCAFの割合は、JIS R 5204:2019「セメントの蛍光X線分析方法」により測定したセメントクリンカにおけるCaO、SiO、Al及びFeの割合から、セメント化学の分野でボーグ式と呼ばれる計算式により求められる(例えば、大門正機編訳「セメントの科学」、内田老鶴圃(1989)、p.11を参照)。
<3CaO・SiO(CS)の割合>
本発明のセメントクリンカにおけるボーグ式で算出された3CaO・SiOの割合は、セメントクリンカを用いて製造されるコンクリートやモルタルの強度発現性を実用レベルとできるため50.0質量%以上であることが好ましく、52.0質量%以上であることがより好ましく、54.0質量%以上であることが更に好ましく、セメント組成物の水和熱を抑えることができるため75.0質量%以下であることがより好ましく、70.0質量%以下であることがより好ましく、65.0質量%以下であることが更に好ましい。
<2CaO・SiO(CS)の割合>
本発明のセメントクリンカにおけるボーグ式で算出された2CaO・SiOの割合は、3CaO・SiOの割合が高くなり、セメント組成物の水和熱が高くなりすぎることを抑えられるため5.0質量%以上であることが好ましく、10.0質量%以上であることがより好ましく、15.0質量%以上であることが更に好ましく、セメントクリンカによって製造されるコンクリートやモルタルの短期強度を実用レベル以上とできるため25.0質量%以下であることが好ましく、24.0質量%以下であることがより好ましい。
<3CaO・Al(CA)及び4CaO・Al・FeO(CAF)の合計の割合>
本発明のセメントクリンカにおけるボーグ式で算出された3CaO・Al及び4CaO・Al・FeOの合計の割合は、セメントクリンカ組成物の焼成時に生成する液相の量が少ないと、液相介在による固相−液相反応が速やかに進まなくなり、セメントクリンカ組成物の焼成が不十分になる場合があり、また、セメントキルン中にダストが飛散し、バーナーからの輻射熱が遮断されるため、セメントクリンカの焼成を効率よく実施できない場合があるため、15.0質量%以上であることが好ましく、16.0質量%以上であることがより好ましく、17.0質量%以上であることが更に好ましく、セメントクリンカによって製造されるコンクリートやモルタルの短期強度を実用レベル以上とできるため22.0質量%以下であることが好ましく、21.0質量%以下であることがより好ましい。
<3CaO・Al(CA)の割合>
本発明のセメントクリンカにおけるボーグ式で算出された3CaO・Alの割合は、セメントクリンカの焼成中に生成する液相の粘性低下を抑制し、セメントクリンカの造粒を適切に進行させ、セメントクリンカの粒径が小さくなることによってクリンカークーラー中の層圧が一定しなくなることを抑制するとともに、水和熱を低くすることができるため、3.0質量%以上であることが好ましく、5.0質量%以上であることがより好ましく、7.0質量%以上であることが更に好ましく、クリンカークーラー中の層圧が一定となり、セメントクリンカが急冷できるため15.0質量%以下であることが好ましく、12.0質量%以下であることがより好ましい。
<4CaO・Al・FeO(CAF)の割合>
本発明のセメントクリンカにおけるボーグ式で算出された4CaO・Al・FeOの割合は、セメント組成物の水和熱を抑えることができるため、5.0質量%以上であることが好ましく、7.0質量%以上であることがより好ましく、8.3質量%以上であることが更に好ましく、セメントクリンカによって製造されるコンクリートやモルタルの短期強度を実用レベル以上とできるため13.0質量%以下であることが好ましく、11.0質量%以下であることがより好ましい。
<式(2)>
本発明のセメントクリンカのCSにおける、MgO_CS、NaO_CS及びMnO_CSが、式(2)の関係を満たすことも好ましい。
式(2)の左辺はモルタルの強度発現性の観点からは4.600以上であることが好ましく、4.700以上であることがより好ましく、4.800以上であることが更に好ましい。
式(2)の左辺の上限値としては、特に限定はないが原料の調達や製造の容易さ観点から10.000以下であることがより好ましく、9.000以下であることが更に好ましく、8.500以下であることがより更に好ましい。
[セメントクリンカの製造方法]
本発明のクリンカは、例えば、以下のようにして製造することができる。
クリンカ原料としては、Ca、Si、Al、Feの他、少なくともMg、Na、Mnを含むものを用いる。上記元素を含むのであれば、元素単体物、酸化物、炭酸化物などの形態を問わず用いることができ、また、それらの混合物を用いることができる。例えば、天然原料として、石灰石、粘土、珪石、酸化鉄原料が挙げられ、工業的な原料の例として、上記元素を含む廃棄物原料、高炉スラグ、フライアッシュなどが挙げられる。クリンカ原料の混合割合に関しては、目的とするボーグ式値に対応した成分組成となり、かつ、前記の式(1)を満たすように、原料を配合することが好ましい。
そして、目的とするクリンカが得られるような組成で混合されたクリンカ原料を、通常の焼成条件で焼成し、冷却する。焼成は、通常、電気炉やロータリーキルンなどを用いて行われる。焼成方法としては、例えば、クリンカ原料を、所定の第1焼成温度及び第1焼成時間で加熱して焼成を行う第1焼成工程と、該第1焼成工程後、第1焼成温度から所定の第2焼成温度まで所定の昇温時間をかけて昇温させる昇温工程と、該昇温工程後、第2焼成温度及び所定の第2焼成時間で加熱して焼成を行う第2焼成工程と、を含む方法が挙げられる。各工程の温度及び時間は、通常実施される条件でよく、焼成物を急冷することにより、セメントクリンカを製造することができる。
[セメント組成物]
本発明のセメント組成物は、上記セメントクリンカと、石膏とを含む。本発明に用いるセメントのブレーン比表面積は3000cm/g以上3400cm/g以下が好ましく、3100cm/g以上3300cm/g以下がさらに好ましい
〔石膏〕
本発明のセメント組成物における石膏の割合は、SO換算量で好ましくは0.5〜2.5質量%、より好ましくは1.0〜1.8質量%である。石膏の割合が上記範囲とすることにより、セメント組成物の乾燥収縮を適切にすることができるとともに、セメント組成物が発現する強度を高くすることができる。石膏中のSOの割合は、JIS R 5202:2010「ポルトランドセメントの化学分析方法」に準じて測定することができる。セメント組成物中の石膏のSOに換算した質量の割合は、石膏の配合量と石膏に含まれるSOの割合から求めることができる。
石膏としては、無水石膏、半水石膏、二水石膏のいずれも使用することができる。
<その他の成分>
本発明のセメント組成物には、流動性、水和速度または強度発現性の調節用として、フライアッシュ、高炉スラグあるいはシリカフュームなどをさらに添加することができる。また、本発明のセメント組成物に、AE減水剤、高性能減水剤または高性能AE減水剤、特にポリカル系高性能AE減水剤を添加することができる。
[モルタル及びコンクリート]
本発明のセメント組成物を、水と混合することにより、セメントミルクを作製することができ、水及び砂と混合することにより、モルタルを作製することができ、砂及び砂利と混合することにより、コンクリートを製造することができる。また、上記セメント組成物からモルタルやコンクリートを作製する際、高炉スラグやフライアッシュなどを添加することもできる。
以下、実施例を挙げて本発明を更に詳細に説明する。但し、本発明は、以下の実施例に何ら限定されるものではない。
1.測定及び評価
1−1.クリンカ組成
実施例及び比較例のセメントクリンカ中の化学組成(各成分の含有率)を、JIS R 5204:2019「セメントの蛍光X線分析方法」に準拠して測定した。結果を表1に示す。
鉱物組成は、得られたCaO、SiO、Al及びFeの質量割合から、下記のボーグ式を用いて算出した。結果を表2に示す。
S=(4.07×CaO)−(7.60×SiO)−(6.72×Al)−(1.43×Fe
S=(2.87×SiO)−(0.754×CS)
A=(2.65×Al)−(1.69×Fe
AF=3.04×Fe
更に、得られた各成分の含有率を用い、式(1)の左辺の値を算出した。結果を表3に示す。
1−2.EPMA測定
実施例及び比較例のセメントクリンカを、粒径1〜2mm程度に粉砕し、粒度調整を行った。得られた粒子をエポキシ樹脂に包埋し、その後樹脂表面を鏡面研磨した。鏡面研磨後、樹脂表面に炭素蒸着を行い、EPMA測定用試料を作製した。
測定装置として日本電子社製、EPMA JXA−8200を用い、下記条件で上記試料の鏡面におけるセメントクリンカ粒子の組織像を観察した。組織像において、前記(a)〜(d)の特徴に基づき各鉱物を特定した。
(a)〜(d)の特徴に基づき各鉱物を特定した。
(a) CS:多角形粒子、明灰色、数十μm
(b) CS:楕円形粒子、暗灰色、数十μm
(c) CA:シリケート相間に観察される不定形組織、暗灰色、数μm〜十数μm
(d) CAF:シリケート相間に観察される不定形組織、白色、数μm〜十数μm
上記4鉱物について鉱物毎に20点、加速電圧:15kV、照射電流:3.0×10-8A、ビーム径:約1 μm、補正計算法:Oxide−ZAF法にて特性X線を分析した。
このうちCSは分析値が2.7<CaO含有率(%)/SiO含有率(%)<3.3の範囲内の分析点を採用し、得られた平均値をCSにおける化学組成(質量%)として採用した。
Sは分析値が1.8<CaO含有率(%)/SiO含有率(%)<2.5の範囲内の分析点を採用し、得られた平均値をCSにおける化学組成(質量%)として採用した。
1−3.28日モルタル強度(強度発現性、28d強度)
実施例および比較例のセメントクリンカを用いた28日モルタル強度は、JIS R 5201「セメントの物理試験方法:10.4供試体の作り方」に準拠して、セメント組成物から作製したモルタルをそれぞれ、40×40×160mmの金属型枠3個に打設し、24時間後に脱型してモルタル供試体を3個ずつ作製した。20℃水中で材齢28日まで養生し、JIS R 5201「セメントの物理試験方法:10.5測定」に準拠して、圧縮強さを測定した。
1−4.凝結測定方法
JIS R 5201:2015「セメントの物理試験方法」に準拠してセメントペーストを調整し、標準軟度水量を求めたのちに、標準軟度のペーストにて始発時間および終結時間を測定した。
2.セメント組成物の作製
2−1.クリンカ
セメントクリンカの原料として、炭酸カルシウム(キシダ化学(株)製、試薬1級、CaCO)、二酸化珪素(関東化学(株)製、試薬1級、SiO)、酸化アルミニウム(関東化学(株)製、試薬1級、Al)、酸化鉄(III)(関東化学(株)製、試薬特級、Fe)、塩基性炭酸マグネシウム(キシダ化学(株)製、試薬特級、4MgCO・Mg(OH)・5HO)、炭酸ナトリウム(キシダ化学(株)製、特級、NaCO)、炭酸カリウム(関東化学(株)製、試薬1級、KCO)、硫酸カルシウム2水和物(キシダ化学(株)製、試薬1級、CaSO・2HO)、二酸化チタン(関東化学(株)製、試薬特急、TiO)、リン酸三カルシウム(キシダ化学(株)製、試薬1級、Ca(PO)、酸化マンガン(関東化学(株)製、鹿1級、MnO)、及び、酸化亜鉛(関東化学(株)製、試薬特級、ZnO)を用いた。
配合量を変えて配合した原料を、電気炉に投入して1000℃で30分間の焼成を行った.その後、1000℃から1450℃まで45分間かけて昇温させ、更に1450℃で30分間の焼成を行った。その後、焼成物を大気中に取り出すことによって急冷して、実施例1〜6及び比較例1のセメントクリンカを作製した。
2−2.セメント組成物の調製
上記作製したセメントクリンカに、内割でSO換算量1.5質量%の半水石膏(関東化学(株)製、半水石膏、型番:07108−01(焼石膏 鹿1級))を配合した。配合物を、ブレーン比表面積値が約3200±200cm/gの範囲となるようにボールミルで粉砕して、実施例1〜5及び比較例1〜3のセメント組成物を作製した。
2−3.モルタルの作製
実施例及び比較例のセメント組成物から、JIS R 5201:2015「セメントの物理試験方法」に準拠してモルタルを調整した。得られたモルタルを、40mm×40mm×160mmの金属型枠3個に打設し、24時間後に脱型して供試体を3個ずつ作製した。
実施例1〜5及び比較例1〜3では非特許文献2で着目したTiOを0.30質量%程度にそろえ、式(1)の左辺の値を振ったセメントクリンカ及びそれを用いたモルタルの評価結果となっている。
実施例1〜5はいずれも比較例1〜3と比べて28d強度が優れることが分かった。
また、非特許文献1記載の発明では粉末度や鉱物組成を変えることにより凝縮時間の短縮が生じたが、本発明では表3に示すように凝縮時間の短縮は見られないことが確認できた。
実施例2は実施例1からMgO_CS及びNaO_CSを減少させ、MnO_CSを増加させ式(1)を満たすように調整したセメントクリンカであり、実施例4はNaO_CS及びNaO_CSを減少させ、MnO_CSを増加させ式(1)を満たすように調整したセメントクリンカであるが、ともに28d強度が大きな値となった。
実施例3は実施例1からMnO_CSを減少させたが、式(1)を満たすように調整することにより28d強度が大きな値となった。
以上のように、式(1)を満たすようにMgO_CS、NaO_CS、MgO_CS、NaO_CS及びMnO_CSを調整することにより、優れた特性を有するセメントクリンカが得られることが分かった。

Claims (3)

  1. ボーグ式で算出された3CaO・SiOの割合が50.0質量%以上、75.0質量%以下であり、
    ボーグ式で算出された2CaO・SiOの割合が5.0質量%以上、25.0質量%以下であり、
    MgO、NaO及びMnOを含み、
    下記式(1)を満たすセメントクリンカ。

    式中、
    MgO_CSは、3CaO・SiOにおけるMgOの含有量(質量%)を表し、
    NaO_CSは、3CaO・SiOにおけるNaOの含有量(質量%)を表し、
    MgO_CSは、2CaO・SiOにおけるMgOの含有量(質量%)を表し、
    NaO_CSは、2CaO・SiOにおけるNaOの含有量(質量%)を表し、
    MnO_CSは、2CaO・SiOにおけるMnOの含有量(質量%)を表す。
  2. 更に下記式(2)を満たす請求項1に記載のセメントクリンカ。
  3. 請求項1又は2に記載のセメントクリンカと、石膏とを含むセメント組成物。
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